JP2014058324A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保冷庫内温度を一定に保つことで、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供する。
【解決手段】BIBを保冷して収容している保冷庫22と、BIBから所定量の濃縮飲料を注出するチューブポンプ4と、貯留している冷却水7を該冷却水7内に形成したアイスバンク14aにより冷却する冷却水槽6とを備え、BIBから注出した濃縮飲料と冷却コイル15で冷却された冷水とを供給して飲料を調製する飲料供給装置1において、保冷庫22内に配設されて冷却水槽6に貯留されている冷却水7により冷却される熱交換器25と、保冷庫22内の空気を循環させて熱交換器25で冷却水7と熱交換させる庫内ファン26と、保冷庫22内を所定温度に保つように制御する制御部を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲料ディスペンサ、カップ式自動販売機などに備えられ、濃縮飲料容器に封入された濃縮飲料を注出して飲料を調製する飲料供給装置に関する。
飲料ディスペンサやカップ式自動販売機などの飲料供給装置では、コールド飲料供給の原料容器として、衛生上の観点、また、原料がなくなった場合の対応が行い易い等の理由から、濃縮飲料を封入した袋状の容器をさらに箱状の容器に収容した濃縮飲料容器(バッグインボックス、以下「BIB」という)の使用が広く普及している。このBIBには、容器下方に連通され、容器内に封入された濃縮飲料を注出するためのチューブが設けられている。そして、濃縮飲料がなくなると、中身のなくなったBIBと新しいBIBとを入れ替えて使用するようにしている。
このような飲料ディスペンサでは、本体を構成するケースの内部にBIBを保冷して収容する保冷庫が画成されており、この保冷庫の前面を開口とし、開口には扉を開閉可能に設けている。保冷庫の背後には冷却水槽が設けられ、ケースの下方にはコンプレッサ(圧縮機)およびコンデンサー(凝縮器)などから構成される冷却装置が設けられている。
冷却水槽には冷却水が貯留されており、冷却水槽内には冷却装置のエバポレ−タ(蒸発器)、冷水供給管路に連通されて飲用水を冷却して冷水とする冷却コイル、および冷却水を攪拌するためのアジテータファンが配設されている。このアジテータファンは、冷却水槽の上部に配設したアジテータモーターに駆動されて冷却水の攪拌を行う。このような冷却水槽は、エバポレ−タの周囲にアイスバンク(氷塊)を形成して、冷却装置の運転停止中にもアイスバンクの蓄熱量を利用して冷却水槽内の冷却水を常に低温(略0℃)に維持するようにしている。
また、冷却水槽には冷却水の取出部と排出部が設けられ、この取出部と排出部をそれぞれ入口側および出口側とする冷却水循環管路が配設されている。冷却水循環管路には冷却水循環ポンプと保冷庫内に配設される熱交換器とが介挿されており、冷却水循環ポンプの運転により冷却水槽に貯留されている低温の冷却水が冷却水循環管路を流れて熱交換器で保冷庫内の空気と熱交換を行って冷却水槽に戻る。そして、保冷庫内は、熱交換器で冷却水と熱交換が行われて冷やされた空気(冷気)が庫内ファンの回転によって循環することでBIBが常に低温に保たれるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−294394号公報
しかしながら、このような、熱交換器で冷却水と熱交換を行って冷やされた空気を保冷庫内に循環させることで保冷庫内を常に低温に保つ庫内ファンは常に最大速度で動作をしていた。また、熱交換器に冷却水を送出して保冷庫を冷却する冷却水循環ポンプも常に連続運転をしていた。このため、消費電力の増大を招く要因となっていた。
さらに、保冷庫内が冷え過ぎてしまうことで、濃縮飲料の冷やし過ぎや、保冷庫の前面開口を閉塞している扉や扉内部に設けてある販売ボタンの基板に結露水が付着することで飲料ディスペンサの誤動作を招く要因となっていた。また、扉や保冷庫周りに付着した結露水の滴下は、飲料ディスペンサが設置されている設置台を濡らすなどの不都合を生じさせていた。この結露水付着を抑制するためには、保冷庫周囲の断熱材を厚くする必要があり、製品寸法の大型化、製造コストの上昇を招く要因となっていた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、保冷庫内温度を一定に保つことで、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る飲料供給装置は、濃縮飲料容器を保冷して収容している保冷庫と、前記濃縮飲料容器から所定量の濃縮飲料を注出する飲料注出機構と、貯留している冷却水を該冷却水内に形成した氷塊により冷却する冷却水槽と、冷却水との間で熱交換された冷水を供給する冷水供給手段とを備え、前記濃縮飲料容器から注出した濃縮飲料と前記冷水供給手段で冷却された冷水とを供給して飲料を調製する飲料供給装置において、
前記保冷庫内に配設されて前記冷却水槽に貯留されている冷却水により冷却される熱交換器と、前記保冷庫内の空気を循環させて前記熱交換器で冷却水と熱交換させるファンと、前記保冷庫内を所定温度に保つように制御する庫内温度制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る飲料供給装置は、上述した請求項1において、前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記ファンの回転速度を変化させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る飲料供給装置は、上述した請求項1において、前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記ファンを間欠回転させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る飲料供給装置は、上述した請求項1において、前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記冷却水を間欠循環させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、濃縮飲料容器を保冷して収容している保冷庫と、前記濃縮飲料容器から所定量の濃縮飲料を注出する飲料注出機構と、貯留している冷却水を該冷却水内に形成した氷塊により冷却する冷却水槽と、冷却水との間で熱交換された冷水を供給する冷水供給手段とを備え、前記濃縮飲料容器から注出した濃縮飲料と前記冷水供給手段で冷却された冷水とを供給して飲料を調製する飲料供給装置において、前記保冷庫内に配設されて前記冷却水槽に貯留されている冷却水により冷却される熱交換器と、前記保冷庫内の空気を循環させて前記熱交換器で冷却水と熱交換させるファンと、前記保冷庫内を所定温度に保つように制御する庫内温度制御手段と、を備えたことにより、保冷庫内温度を一定に保つことで、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することが可能となる。
また、請求項2の発明によれば、前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記ファンの回転速度を変化させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することにより、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することが可能となる。
また、請求項3の発明によれば、前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記ファンを間欠回転させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することにより、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することが可能となる。
また、請求項4の発明によれば、前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記冷却水を間欠循環させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することにより、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態である飲料供給装置を示す外観斜視図である。 図1に示した飲料供給装置の操作パネルを取り外した状態を示す正面図である。 図1に示した飲料供給装置を示す側断面図である。 図1に示した飲料供給装置の制御構成を示す制御ブロック図である。 図1に示した飲料供給装置の実施の形態1の制御を示すフローチャート図である。 図1に示した飲料供給装置の実施の形態2の制御を示すフローチャート図である。 図1に示した飲料供給装置の実施の形態3の制御を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
この実施の形態の飲料ディスペンサ(飲料供給装置)は、シロップなどの濃縮飲料と冷水(飲用水)とを供給して飲料を調製するものである。ここでは、飲料ディスペンサを例に説明するが、飲料ディスペンサに限られるものではなく、カップ式自動販売機などに適用することも可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である飲料ディスペンサを示す外観斜視図であり、図2は、図1に示した飲料ディスペンサの操作パネルを取り外した状態を示す正面図である。
図1に示すように、飲料ディスペンサ1は、ディスペンサ本体2と操作パネル(扉)3とを備えている。図2に示すように、ディスペンサ本体2は、前面が開口した箱体であり、その底部には、高さ調整をするための調整脚21が設けてある。また、ディスペンサ本体2の内部には濃縮飲料容器(バッグインボックス)B(以下「BIB」という)を保冷して収容する保冷庫22が設けてある。BIBは、濃縮飲料を封入した袋状の容器をさらに箱状の容器に収容したもので、例えば、濃縮飲料を封入したプラスチック製の袋容器をさらに段ボール製の箱容器に収容することにより構成してある。そして、BIBに封入された濃縮飲料を注出した場合に、箱容器の内部で袋容器が収縮することにより、袋容器の内部に空気が入る事態を回避し、濃縮飲料の酸化を防止している。
ディスペンサ本体2の内部で保冷庫22の下方域となる部位には、チューブポンプ(飲料抽出機構)4が設けてある。チューブポンプ4は、BIBに封入された濃縮飲料を汲み出すためのもので、BIBごとに設けてある。たとえば、図2に示すように、保冷庫22には、二つのBIBが収容可能であり、保冷庫22の下方域となる部位には、二つのチューブポンプ4が設けてある。
チューブポンプ4は、BIBに設けられたチューブ41の一点を押し潰したローラを移動させることにより、チューブ41内部の濃縮飲料を押し出すもので、チューブ41の開放端41aは保持されて、濃縮飲料の吐出口を構成する。そして、ローラが移動すると、ローラによって押し潰されたチューブ41は、その復元力により元の形状に戻り、その際にチューブ41の内部が真空となり、チューブ41の内部に濃縮飲料を吸引する。
また、チューブ41の開放端41aの左側方域には、冷却コイル15(図3参照)に連通する冷水(飲用水)の吐出口42が設けてある。吐出口42は、濃縮飲料を希釈する冷水を吐出するための吐出口であり、吐出口42から吐出された冷水は濃縮飲料と混合され、濃縮飲料を希釈した飲料が調製される。
また、チューブポンプ4の右側方域には、飲料ノズル5が設けてある。飲料ノズル5は、シロップなどの液体原料を吐出する液体原料ノズルと、冷水、炭酸水などの希釈液を吐出する希釈液ノズルとを有しており、液体原料ノズルから吐出した液体原料と希釈液ノズルから吐出した希釈液とを混合することにより、液体原料を希釈して飲料を調製する。
図1に示すように、チューブポンプ4および飲料ノズル5の下方域となるディスペンサ本体2の下端部には、ドリップトレイ23を備えている。ドリップトレイ23は、飛び散った飲料や飲料カップからあふれた飲料を受け止めるためのもので、その上には、飲料カップを置くためのカップレスト24が載置してある。カップレスト24は、鋼線などの線材を桟状に構成したもので、飛び散った飲料や飲料カップからあふれた飲料はカップレスト24を通り、ドリップトレイ23に受け止められる。
操作パネル3は、ディスペンサ本体2の前面開口を覆うとともに保冷庫22の前面開口を閉塞して断熱および冷気の漏れを防止するための扉で、ディスペンサ本体2の一側縁部(図1に示す飲料ディスペンサ1は左側縁部)に開閉可能に支承されている。操作パネル3の前面には、飲料選択ボタン(販売ボタン)31を備えている。
飲料選択ボタン31は、チューブポンプ4および飲料ノズル5に対応して配置されている。具体的には、飲料選択ボタン31の配置位置とチューブポンプ4および飲料ノズル5の配置位置とが対応するように配置され、飲料選択ボタン31で選択された飲料を当該飲料選択ボタン31の下方域に置かれた飲料カップに注出する。
たとえば、チューブポンプ4から吐出する濃縮飲料を原料とする飲料は通常一種類に限られるので、図1に示すように、一つのチューブポンプ4に対して一つの飲料選択ボタン31が配置されている。一方、飲料ノズル5からは通常複数種類の飲料が注出されるので、図1に示すように、一つの飲料ノズル5に対して複数の飲料選択ボタン31が配置されている。
図3は、図1および図2に示した飲料ディスペンサ1を示す側断面図である。図3に示すように、飲料ディスペンサ1は、ディスペンサ本体2、ディスペンサ本体2内に設けられた保冷庫22、保冷庫22の前面開口を閉塞して断熱および冷気の漏れを防止する操作パネル3、保冷庫22に収容されたBIB、BIBに封入された濃縮飲料を汲み出すチューブポンプ4が設けられている。
保冷庫22庫内には冷却水槽6に貯留されている冷却水7を導入し、導入した冷却水7により保冷庫22庫内を冷却する熱交換器25、保冷庫22庫内の空気を循環させて熱交換器25で冷却水7と熱交換させる庫内ファン(ファン)26、庫内ファン26を回転駆動する庫内ファンモーター27、保冷庫22の庫内温度を検知する温度センサ28が配設されている。
熱交換器25は冷却水循環管路8に連通され、冷却水循環管路8には冷却水循環ポンプ9が介挿されており、冷却水循環ポンプ9が運転されると、冷却水槽6に貯留されている冷却水7が送出されて冷却水循環管路8を流れて熱交換器25で保冷庫22庫内の空気と熱交換を行って冷却水槽6に戻る。そして、保冷庫22庫内は、熱交換器25で冷却水7と熱交換が行われて冷やされた空気(冷気)が庫内ファン26の回転によって保冷庫22庫内と熱交換器25とを循環することで保冷庫22庫内は常に低温に冷やされるようになっている。
また、冷却水槽6には、冷却水7を攪拌するためのアジテータファン10が配設され、このアジテータファン10は、冷却水槽6の上部に配設されているアジテータモーター11に駆動されて回転し、冷却水7の攪拌を行う。さらに、冷却水槽6内には、コンプレッサ(圧縮機)12およびコンデンサー(凝縮器)13などに冷媒配管(図示せず)で連通されるエバポレ−タ(蒸発器)14、冷水供給管路(図示せず)を介して吐出口42に連通される冷却コイル(冷水供給手段)15が配設されている。このような冷却水槽6は、エバポレ−タ14の周囲にアイスバンク(氷塊)14aを形成し、コンプレッサ12の運転停止中にもアイスバンク14aの蓄熱を利用して冷却水槽6に貯留されている冷却水7を常に低温(略0℃)に維持することができるようにしている。
図4は、飲料ディスペンサ1の制御ブロック図を示し、飲料ディスペンサ1での飲料の調製などを制御する制御部(庫内温度制御手段)90は、中央処理装置としてのCPU91、CPU91の制御プログラムを格納するROM(リード・オンリー・メモリ)92、CPU91の制御に必要な各種のプログラムやデータを随時記憶するRAM(ランダム・アクセス・メモリ:記憶手段、例えば保冷庫22庫内温度や冷却水7の温度を記憶する)93、基準クロック発生部(図示せず)で発生するクロックをカウントして各種時刻を計時するタイマー94、飲料ディスペンサ1に備えられている各機器に通電する電力回路を有する通電部95から構成されている。
また、制御部90には、飲料ディスペンサ1の各種設定データ(例えば、保冷庫22庫内の設定温度)を入力するリモコン96、保冷庫22の庫内温度を検知して制御部90に出力する温度センサ28、所望の飲料を選択するための飲料選択ボタン31などが接続されている。
制御部90は、温度センサ28が出力する温度信号などに基づいて、冷却水循環ポンプ9、アジテータモーター11、コンプレッサ12、冷却ファン13a、庫内ファンモーター27などへの通電制御を行う。
次に、制御部90による保冷庫22庫内を所定温度(リモコン96で設定した温度、例えば、7℃)以下に保つように制御する手順を図5のフローチャート図を用いて説明する。制御部90は、温度センサ28が出力する保冷庫22の庫内温度が設定温度(例えば、7℃)以下か確認し(ステップS11)、設定温度以下と確認した場合(ステップS11:Yes)、庫内ファンモーター27を低速で回転動作させ(ステップS12)、熱交換器25で冷却水7と熱交換を行って冷やされた空気(冷気)を庫内ファン26の低速回転により低速で保冷庫22庫内を循環させる。
また、設定温度以下ではないと確認した場合(ステップS11:No)、庫内ファンモーター27を低速で回転動作させているか確認し(ステップS13)、低速で回転動作させていると確認した場合(ステップS13:Yes)、庫内ファンモーター27の低速回転動作を継続させ(ステップS12)、低速で回転動作させてはいないと確認した場合(ステップS13:No)、庫内ファンモーター27を高速で回転動作させ(ステップS14)、熱交換器25で冷却水7と熱交換を行って冷やされた空気(冷気)を庫内ファン26の高速回転により高速で保冷庫22庫内を循環させ、保冷庫22庫内を設定温度(例えば、7℃)以下に冷却する。
このように、庫内ファンモーター27の回転速度を変更する制御を行うことで保冷庫22庫内を所定温度(例えば、5℃〜7℃)に保ち、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することができる。なお、庫内ファンモーター27の回転速度の変更は、庫内ファンモーター27に通電する電圧値、または電流値などを通電部95で変化させるようにしている。
(実施の形態2)
図6は、本発明に係る飲料ディスペンサ1の実施の形態2のフローチャート図を示し、制御部90による保冷庫22庫内を所定温度(リモコン96で設定した温度、例えば、7℃)以下に保つように制御する手順を説明する。
実施の形態1の飲料ディスペンサ1では、庫内ファンモーター27の回転速度を変更する制御を行うことで保冷庫22庫内を所定温度(リモコン96で設定した温度、例えば、7℃)以下に保つようにしているが、実施の形態2の飲料ディスペンサ1では、庫内ファンモーター27を回転停止、回転開始動作させる制御を行うことで保冷庫22庫内を所定温度(リモコン96で設定した温度、例えば、7℃)以下に保つようにしている。
制御部90は、温度センサ28が出力する保冷庫22の庫内温度が設定温度(例えば、7℃)以下か確認し(ステップS21)、設定温度以下と確認した場合(ステップS21:Yes)、庫内ファンモーター27を回転停止動作させ(ステップS22)、庫内ファン26の回転停止により熱交換器25で冷却水7と熱交換を行って冷やされた空気(冷気)の保冷庫22庫内循環を停止させる。
また、設定温度以下ではないと確認した場合(ステップS21:No)、庫内ファンモーター27が回転停止中か確認し(ステップS23)、回転停止中と確認した場合(ステップS23:Yes)、庫内ファンモーター27の回転停止動作を継続させ(ステップS22)、回転停止中ではないと確認した場合(ステップS23:No)、庫内ファンモーター27を回転開始動作させ(ステップS24)、熱交換器25で冷却水7と熱交換を行って冷やされた空気(冷気)を庫内ファン26の回転により保冷庫22庫内を循環させ、保冷庫22庫内を設定温度(例えば、7℃)以下に冷却する。
このように、実施の形態2の構成によっても、庫内ファンモーター27を回転停止、回転開始動作させる制御を行うことで保冷庫22庫内を所定温度(例えば、5℃〜7℃)に保つことで、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することができる。
(実施の形態3)
図7は、本発明に係る飲料ディスペンサ1の実施の形態3のフローチャート図を示し、制御部90による保冷庫22庫内を所定温度(リモコン96で設定した温度、例えば、7℃)以下に保つように制御する手順を説明する。
実施の形態2の飲料ディスペンサ1では、庫内ファンモーター27を回転停止、回転開始動作させる制御を行うことで保冷庫22庫内を所定温度(リモコン96で設定した温度、例えば、7℃)以下に保つようにしているが、実施の形態3の飲料ディスペンサ1では、冷却水循環ポンプ9を運転停止、運転開始動作させる制御を行うことで保冷庫22庫内を所定温度(リモコン96で設定した温度、例えば、7℃)以下に保つようにしている。
制御部90は、温度センサ28が出力する保冷庫22の庫内温度が設定温度(例えば、7℃)以下か確認し(ステップS31)、設定温度以下と確認した場合(ステップS31:Yes)、冷却水循環ポンプ9を運転停止動作させることで冷却水7の送出を停止させ(ステップS32)、冷却水7が熱交換器25で保冷庫22庫内の空気と熱交換することを停止させる。
また、設定温度以下ではないと確認した場合(ステップS31:No)、冷却水循環ポンプ9が運転停止中か確認し(ステップS33)、運転停止中と確認した場合(ステップS33:Yes)、冷却水循環ポンプ9の運転停止動作を継続させ(ステップS32)、運転停止中ではないと確認した場合(ステップS33:No)、冷却水循環ポンプ9を運転開始動作させ(ステップS34)、冷却水循環ポンプ9で送出された冷却水7を熱交換器25で熱交換を行わせて冷やした空気(冷気)を庫内ファン26の回転により保冷庫22庫内を循環させ、保冷庫22庫内を設定温度(例えば、7℃)以下に冷却する。
このように、実施の形態3の構成によっても、冷却水循環ポンプ9を運転停止、運転開始動作させる制御を行うことで保冷庫22庫内を所定温度(例えば、5℃〜7℃)に保つことで、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料供給装置を提供することができる。
以上説明したように本発明によれば、BIBを保冷して収容している保冷庫22と、BIBから所定量の濃縮飲料を注出するチューブポンプ4と、貯留している冷却水7を該冷却水7内に形成したアイスバンク14aにより冷却する冷却水槽6と、冷却水7との間で熱交換された冷水を供給する冷却コイル15とを備え、BIBから注出した濃縮飲料と冷却コイル15で冷却された冷水とを供給して飲料を調製する飲料ディスペンサ1において、保冷庫22内に配設されて冷却水槽6に貯留されている冷却水7により冷却される熱交換器25と、保冷庫22内の空気を循環させて熱交換器25で冷却水7と熱交換させる庫内ファン26と、保冷庫22内を所定温度に保つように制御する制御部90と、を備えたことにより、保冷庫22庫内温度を一定に保つことで、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料ディスペンサ1を提供することが可能となる。
また、熱交換器25は、冷却水槽6に貯留されている冷却水7が循環されることで冷却され、制御部90は、庫内ファン26の回転速度を変化させることで保冷庫22内の空気と冷却水7とを熱交換器25で熱交換させて保冷庫22内を所定温度に保つように制御することにより、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料ディスペンサ1を提供することが可能となる。
また、熱交換器25は、冷却水槽6に貯留されている冷却水7が循環されることで冷却され、制御部90は、庫内ファン26を間欠回転させることで保冷庫22内の空気と冷却水7とを熱交換器25で熱交換させて保冷庫22内を所定温度に保つように制御することにより、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料ディスペンサ1を提供することが可能となる。
また、熱交換器25は、冷却水槽6に貯留されている冷却水7が循環されることで冷却され、制御部90は、冷却水7を間欠循環させることで保冷庫22内の空気と冷却水7とを熱交換器25で熱交換させて保冷庫22内を所定温度に保つように制御することにより、省エネや飲料品質の確保、製品寸法の小型化、製造コストの低減が可能な飲料ディスペンサ1を提供することが可能となる。
なお、冷却水循環管路8に冷却水循環ポンプ9および熱交換器25を介挿し、冷却水循環ポンプ9を運転することで冷却水槽6に貯留されている冷却水7が送出されて冷却水循環管路8および熱交換器25を流れ、庫内ファン26の回転によって熱交換器25で冷却水7と熱交換が行われて冷やされた空気(冷気)が保冷庫22庫内を循環して保冷庫22庫内を低温に冷やす実施の形態を用いて説明しているが、冷却水槽6に貯留されている冷却水7の熱量を熱交換器25に直接的に熱伝達する手段を用いるようにしてもよい。
1 飲料ディスペンサ(飲料供給装置)
2 ディスペンサ本体
3 操作パネル
4 チューブポンプ(飲料注出機構)
5 飲料ノズル
6 冷却水槽
7 冷却水
15 冷却コイル(冷水供給手段)
22 保冷庫
25 熱交換器
26 庫内ファン(ファン)
90 制御部(庫内温度制御手段)
B BIB(濃縮飲料容器:バッグインボックス)

Claims (4)

  1. 濃縮飲料容器を保冷して収容している保冷庫と、前記濃縮飲料容器から所定量の濃縮飲料を注出する飲料注出機構と、貯留している冷却水を該冷却水内に形成した氷塊により冷却する冷却水槽と、冷却水との間で熱交換された冷水を供給する冷水供給手段とを備え、前記濃縮飲料容器から注出した濃縮飲料と前記冷水供給手段で冷却された冷水とを供給して飲料を調製する飲料供給装置において、
    前記保冷庫内に配設されて前記冷却水槽に貯留されている冷却水により冷却される熱交換器と、前記保冷庫内の空気を循環させて前記熱交換器で冷却水と熱交換させるファンと、前記保冷庫内を所定温度に保つように制御する庫内温度制御手段と、を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記ファンの回転速度を変化させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記ファンを間欠回転させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  4. 前記熱交換器は、前記冷却水槽に貯留されている冷却水が循環されることで冷却され、前記庫内温度制御手段は、前記冷却水を間欠循環させることで前記保冷庫内の空気と冷却水とを前記熱交換器で熱交換させて前記保冷庫内を所定温度に保つように制御することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
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