JP2014054889A - 側方照射灯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両後退時に周辺車両に幻惑を与えることのなく、かつ消費電力を抑えることができる側方照射灯システムを提供する。
【解決手段】 車両の左右に設けられる側方照射灯13,14と、後退灯が点灯している場合左右の側方照射灯を車両が前進時に点灯する際の光量よりも少ない光量で点灯するべく制御する制御部12をもつ側方照射灯システム。制御部12は、後退灯が点灯している場合、左右の側方照射灯の光量を、車両が前進時に点灯する際の光量の半分以下として点灯するよう制御する。
【選択図】図1
【解決手段】 車両の左右に設けられる側方照射灯13,14と、後退灯が点灯している場合左右の側方照射灯を車両が前進時に点灯する際の光量よりも少ない光量で点灯するべく制御する制御部12をもつ側方照射灯システム。制御部12は、後退灯が点灯している場合、左右の側方照射灯の光量を、車両が前進時に点灯する際の光量の半分以下として点灯するよう制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、側方照射灯システムに関する。
自動車等の車両は、夜間における前方の視認性を上げるために車両前面左右にヘッドランプを備えている。また、車両がコーナーを曲がる場合、視認しにくくなった歩行者等を照射するために左右の方向指示器の操作に連動して側方を照射する側方照射灯が設けられている。ヘッドランプ以外にヘッドランプの後方の位置に左右の側方照射灯を設けることで、歩行者等を照射して視認性を向上させることが可能となる(例えば特許文献1及び特許文献2)。
このような側方照射灯においては、後退灯の点灯に連動して左右両側の側方照射灯を点灯させることが行われている。
しかしながら、後退時においては、主に駐車や方向転換など、周辺車両との位置関係が一般走行とは大きく異なる場合が多くある。この際、前進時では起こりにくい側方照射灯による周辺車両への直射が発生し、これら車両の運転者に幻惑を与える怖れがある。また、左右両側の側方照射灯と後退灯が同時に点灯することにより、後退時に消費電力の増加が発生するという問題がある。
しかしながら、後退時においては、主に駐車や方向転換など、周辺車両との位置関係が一般走行とは大きく異なる場合が多くある。この際、前進時では起こりにくい側方照射灯による周辺車両への直射が発生し、これら車両の運転者に幻惑を与える怖れがある。また、左右両側の側方照射灯と後退灯が同時に点灯することにより、後退時に消費電力の増加が発生するという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、車両後退時に周辺車両に幻惑を与えることがなく、かつ消費電力を抑えることができる側方照射灯システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の側方照射灯システムは、車両の左右側方を照射する側方照射灯と、後退灯が点灯している場合、前記左右の側方照射灯を前記車両が前進時に点灯する際の光量よりも少ない光量で点灯するよう制御する制御部と、を具備する。
上記発明において、前記制御部は、前記車両の速度が所定速度未満である場合に、前記後退灯が点灯している場合、前記左右の側方照射灯を前記車両が前進時に点灯する際の光量よりも少ない光量で点灯するよう制御し、前記車両の速度が前記所定速度以上である場合に、前記左右の側方照射灯を消灯するよう制御することを特徴とする。
上記発明において、前記制御部は、前記後退灯が点灯している場合、前記左右の側方照射灯の光量を、前記車両が前進時に点灯する際の光量の半分以下として点灯するよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、車両後退時に周辺車両に幻惑を与えることがなく、かつ消費電力を抑えることができる側方照射灯システムを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る側方照射灯システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、側方照射灯システム1は、ハンドルや方向指示器のスイッチ等の操作部11と、この操作部11からの前照灯や方向指示器及び後退灯の点消灯状態、車速、操舵角等の各種車両情報に基づき、各側方照射灯の点消灯状態を決定する制御回路10と、制御回路10からの制御情報を受けて左右の側方照射灯13,14を制御する側方照射灯制御回路12と、この側方照射灯制御回路12に制御され駆動される側方照射灯13,14を有している。側方照射灯制御回路12は、側方照射灯13,14がそれぞれ格納される図示しないユニット内に設置されるものでもよい。また、上記した制御回路10と同様に、ハンドル周辺のインストルメントパネルの背後等の車室内に設置されるものでもよく、エンジンルーム内の適所に設置されるものでもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る側方照射灯システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、側方照射灯システム1は、ハンドルや方向指示器のスイッチ等の操作部11と、この操作部11からの前照灯や方向指示器及び後退灯の点消灯状態、車速、操舵角等の各種車両情報に基づき、各側方照射灯の点消灯状態を決定する制御回路10と、制御回路10からの制御情報を受けて左右の側方照射灯13,14を制御する側方照射灯制御回路12と、この側方照射灯制御回路12に制御され駆動される側方照射灯13,14を有している。側方照射灯制御回路12は、側方照射灯13,14がそれぞれ格納される図示しないユニット内に設置されるものでもよい。また、上記した制御回路10と同様に、ハンドル周辺のインストルメントパネルの背後等の車室内に設置されるものでもよく、エンジンルーム内の適所に設置されるものでもよい。
また、図2は、本発明の一実施形態に係る側方照射灯を有する車両の外観を示す外観図である。図2に示す車両Vにおいて、車両の前方を照射する前照灯21,22と、前照灯21,22のやや後方に設けられ車両の側方を照射する左右の側方照射灯13,14と、車両が後退する際に後退中であることを周囲に知らせる後退灯23、24がそれぞれ設けられている。
次に、図1に示す側方照射灯制御回路12の動作を、図3のフローチャートを用いて以下に詳細に説明する。側方照射灯制御回路12は、制御回路10から与えられる制御信号等に基づいて、左右の側方照射灯13,14の点灯を制御するものである。側方照射灯制御回路12は、初めに、制御回路10から与えられる制御信号等に基づいて、前照灯21,22が現在点灯状態にあるかどうかを判断する(ステップS11)。側方照射灯制御回路12は、前照灯21,22が現在点灯していないと判断すれば、ステップS19に進み、左右の側方照射灯13,14とも消灯する。
側方照射灯制御回路12は、ステップS11において、制御回路10から与えられる制御信号等に基づいて前照灯21,22が現在点灯していると判断すれば、ステップS12に進み、当該車両Vの現在の車両速度が所定速度(例えば、時速40Km)未満であるか、所定速度以上であるかを制御回路10から与えられる制御信号等に基づいて判断する。側方照射灯制御回路12は、車両Vが所定速度以上であると判断すると、ステップS19に進み、左右の側方照射灯13,14とも消灯する。
次に、側方照射灯制御回路12は、ステップS12において、当該車両Vの現在の車両速度が所定速度(例えば、時速40Km)未満であると判断すると、後退灯23,24が点灯しているかどうかを制御回路10から与えられる制御信号等に基づいて判断する(ステップS13)。側方照射灯制御回路12は、ステップS13において、後退灯23,24が点灯していると判断すると、ステップS16に進み、左右の側方照射灯13,14とも、車両Vが前進時に点灯する際の光量よりも少ない光量で点灯するべく制御する。
なお、この際の光量の一例は、車両Vが前進時に点灯する際の光量の半分(または半分以下)とするものである。ここで前進時の半分(または半分以下)の光量とする理由は、左右の側方照射灯の両方を点灯させる場合、丁度1つの側方照射灯を点灯した場合とほぼ同等の消費電力とすることができるため、消費電力を1つの側方照射灯の定格の値とすることができるためである。この側方照射灯13,14の光量の減少化により、車両後退時に発生しがちである、側方照射灯の周辺車両への直射によって周辺車両の運転者に幻惑を与えるという怖れを回避するものである。また、左右両側の側方照射灯と後退灯が同時に点灯しても、消費電力の増加を適宜抑制することができる。
次に、側方照射灯制御回路12は、ステップS13において、後退灯23,24が点灯していないと判断すると、ステップS14に進み、当該車両Vの現在の操舵角が所定角未満かどうかを制御回路10から与えられる制御信号等に基づいて判断する。側方照射灯制御回路12は、当該車両Vの現在の操舵角が所定角以上であると判断すれば、ステップS17に進み、操舵側の側方照射灯のみを点灯し、反対側の側方照射灯は消灯する。具体的には、当該車両Vの現在の操舵角が所定角以上であるということは、当該車両Vが左折又は右折する場合あるいは車線変更の場合などに相当し、この場合は、側方照射灯13又は側方照射灯14それぞれを曲がる側あるいは変更する側のみが点灯し、反対側を消灯するという択一的な制御を行うことである。側方照射灯制御回路12は、ステップS14で当該車両Vの現在の操舵角が所定角未満であると判断すれば、次に、方向指示が作動中かどうかを制御回路10から与えられる制御信号等に基づいて判断する(ステップS15)。側方照射灯制御回路12は、ステップS15で方向指示が作動中であると判断すれば、ステップS18に進み、方向指示器作動側の側方照射灯を点灯し、反対側の側方照射灯を消灯する。この場合は、当該車両Vが左折または右折の準備をしている状態に相当する。側方照射灯制御回路12は、ステップS15で方向指示が作動中ではないと判断すれば、ステップS19に進み、左右の側方照射灯とも消灯するものである。
以上、詳述したように、本発明の一実施形態に係る側方照射灯制御回路12は、後退灯23,24が点灯している際に、側方照射灯の光量を車両Vが前進時に点灯する際の光量の半分(または半分以下)に減らすことにより、車両後退時に発生しがちである周辺車両への幻惑を回避すると共に、消費電力の増加を適宜抑制することができる。
以上記載した様々な実施形態は複数同時に実施することが可能であり、これらの記載により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
1…側方照射灯システム、10…制御回路、11…操作部、12…側方照射灯制御回路、13,14…側方照射灯、V…車両。
Claims (3)
- 車両の左右の側方を照射する側方照射灯と、
後退灯が点灯している場合、前記左右の側方照射灯を前記車両が前進時に点灯する際の光量よりも少ない光量で点灯するよう制御する制御部と、
を具備することを特徴とする側方照射灯システム。 - 前記制御部は、前記車両の速度が所定速度未満である場合に、前記後退灯が点灯している場合、前記左右の側方照射灯を前記車両が前進時に点灯する際の光量よりも少ない光量で点灯するよう制御し、前記車両の速度が前記所定速度以上である場合に、前記左右の側方照射灯を消灯するよう制御することを特徴とする請求項1記載の側方照射灯システム。
- 前記制御部は、前記後退灯が点灯している場合、前記左右の側方照射灯の光量を、前記車両が前進時に点灯する際の光量の半分以下として点灯するよう制御することを特徴とする請求項1記載の側方照射灯システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012200108A JP2014054889A (ja) | 2012-09-12 | 2012-09-12 | 側方照射灯システム |
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CN113978350A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种车辆行驶辅助控制方法、装置、存储介质及设备 |
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2012
- 2012-09-12 JP JP2012200108A patent/JP2014054889A/ja active Pending
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