JP2014053098A - ソーラシミュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】照射光のスペクトル分布及び面内均一性をほとんど変化させることなく照射光量の調整が可能であり、製造コスト及び動作コストが安価であり、光源部の軸出し作業が不要なソーラシミュレータを提供する。
【解決手段】ソーラシミュレータは、光源部として、発光部及び反射鏡間の位置関係が固定されている反射鏡一体型キセノンアークランプユニットを用いる。具体的には、反射鏡一体型キセノンアークランプユニットからの光に基づいて出力される集光光又は発散光の焦点を光軸上に有する光源部と、光源部を光軸に沿って機械的に平行移動させる移動機構と、光源部から出力される集光光又は発散光が集光されて入射し光学的に均一に分布する光を出射するインテグレータ素子とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、新規な構成による照射光量調整機能を有するソーラシミュレータに関する。
例えば太陽電池パネル等の太陽光エネルギを利用する照射対象に対して、発生させた疑似太陽光を照射して光電変換特性の測定を行う、又は劣化特性試験を行うためのソーラシミュレータは公知である。
この種のソーラシミュレータにおいて、照射光量を変化させる最も一般的な方法は、装置内で使用している光源(多くの場合、放電ランプ)の駆動電力を変える方法である。しかしながら、このように駆動電力を変化させると、照射面内の均一性についてはさほど変化しないが、光源自体の発光特性が変わるため、照射光のスペクトル分布が大きく変化してしまう。
駆動電力を変えることなく照射光量を調整する技術として、照射光の均一性を高めるための素子であるインテグレータ(インテグレータ光学系)の手前に機械的減光フィルタを挿入して減光する技術が存在する。しかしながら、この場合、インテグレータへ入射する光の入射角が乱れるため、照射光の面内の均一性が悪くなるという新たな問題を有していた。特に、機械的減光フィルタの減光率が大きくなる(例えば、透過率50%以下)と、その値に応じてインテグレータに入射する光線に、回折による色収差が発生し、インテグレータを通過した後の照射光のスペクトル分布及び面内均一性が大幅に変化してしまうという不都合があった。
特許文献1には、光源部又はインテグレータから照射された光を、フィルタ用枠に取り付けられた金属線又は樹脂線からなるメッシュフィルタ、金属等からなる遮光フィルタ、色ガラスフィルタ等によって構成される機械的減光フィルタを通すことにより、光均一性を向上させようとする擬似太陽光照射装置が開示されている。
特開2007−311085号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような照射光量の減光方法によっても、照射光のスペクトル分布及び面内均一性にかなりの変化が生じるという問題が発生し、また、機械的減光フィルタの構成が特殊であることから、コストが増大するという問題もあった。
さらに、特許文献1に記載されている擬似太陽光照射装置を含む従来のソーラシミュレータは、面内分布を調整するために、光源部(放電ランプ及び反射鏡)の軸出し作業が必ず必要であり、初期調整時及びランプ交換時の手間が非常に煩雑であった。
従って本発明の目的は、照射光のスペクトル分布及び面内均一性をほとんど変化させることなく照射光量の調整が可能なソーラシミュレータを提供することにある。
本発明の他の目的は、製造コスト及び動作コストが安価であり、光源部の軸出し作業が不要なソーラシミュレータを提供することにある。
本発明のソーラシミュレータは、光源部として、発光部及び反射鏡間の位置関係が固定されている反射鏡一体型キセノンアークランプユニットを用いる。具体的には、反射鏡一体型キセノンアークランプユニットからの光に基づいて出力される集光光又は発散光の焦点を光軸上に有する光源部と、光源部を光軸に沿って機械的に平行移動させる移動機構と、光源部から出力される集光光又は発散光が集光されて入射し光学的に均一に分布する光を出射するインテグレータ素子とを備えている。
発光部及び反射鏡間の位置関係が固定されている反射鏡一体型キセノンアークランプユニットを光源部に用いているので、発光部(ランプ)と反射鏡とが一体化されて軸出し調整済みであることから、発光部の軸出し作業が不要となる。このため、ランプ交換時等に煩雑な軸出し作業を行う必要がないので手間が掛からない。特に本発明では、移動機構により、光源部を光軸に沿って平行移動させることによってインテグレータ素子に入射する光量を調整可能であるため、極めて簡単かつ無段階で照射光量の調整を精度良く行うことができる。しかも、照射光量の調整を行う際に、発光部に印加する電力を大きく変化させたり、機械的減光フィルタを挿入する必要もないため、発光部の発光スペクトルが変化したり、回折による色収差が生じてスペクトル変化の生じることがない。
インテグレータ素子からの入射光を平行光に変換して出射するコリメーションレンズ素子をさらに備えていることが好ましい。
移動機構が、光軸に沿って移動軸が配置された光学ベンチと、光学部を固定載置しており、移動軸方向にスライド移動可能に光学ベンチに係合している光学ベンチ用キャリアとを備えていることも好ましい。
反射鏡一体型キセノンアークランプユニット自体が上述の焦点に向かって集光する集光光を出射するように構成されていることも好ましい。
この場合、焦点を通過した集光光が入射する第1の凸レンズ素子をさらに備えており、第1の凸レンズ素子から出射される光がインテグレータ素子に導かれるように構成されていることが好ましい。さらに、この場合、第1の凸レンズ素子から出射される光が入射し、第1の凸レンズ素子の焦点距離fより長い焦点距離fを有する第2の凸レンズ素子をさらに備えており、第2の凸レンズ素子から出射される光がインテグレータ素子に入射されるように構成されていることが好ましい。
反射鏡一体型キセノンアークランプユニットの反射鏡は、キセノンショートアークによる発光部が楕円焦点に配置された楕円形状の軸断面を有する反射鏡であることも好ましい。
反射鏡一体型キセノンアークランプユニットは光軸に沿った平行光を出射するように構成されており、光源部はこの平行光を入射して上述の焦点に集光する光を出射する第1の凸レンズ素子を備えていることも好ましい。
この場合、第1の凸レンズ素子によって集光されて焦点を通過した光が入射し、第1の凸レンズ素子の焦点距離f′より短い焦点距離f′を有する第2の凸レンズ素子をさらに備えており、第2の凸レンズ素子から出射される光がインテグレータ素子に入射されるように構成されていることが好ましい。
反射鏡一体型キセノンアークランプユニットは光軸に沿った平行光を出射するように構成されており、光源部は平行光を入射して上述の焦点から発散する光を出射する凹レンズ素子を備えていることも好ましい。
この場合、凹レンズ素子によって発散された光が入射する凸レンズ素子をさらに備えており、凸レンズ素子から出射される光がインテグレータ素子に入射されるように構成されていることも好ましい。
移動機構は、凹レンズ素子のみを光軸に沿って機械的に平行移動させるように構成されていることも好ましい。
反射鏡一体型キセノンアークランプユニットの反射鏡は、キセノンショートアークによる発光部が放物線焦点に配置された放物線形状の軸断面を有する反射鏡であることも好ましい。
インテグレータ素子が、複数のレンズにより生成した多数の光源像を位置ずれさせて重畳することにより均一な光分布を作成する複眼レンズ式のインテグレータ素子であることも好ましい。
複数の光源部と、複数の光源部をそれぞれの光軸に沿って機械的にそれぞれ平行移動させる複数の移動機構とを備えており、インテグレータ素子は、複数の光源部から出力される集光光又は発散光が集光されて入射するように構成されていることが好ましい。
本発明によれば、発光部(ランプ)と反射鏡とが一体化されて軸出し調整済みであることから、発光部の軸出し作業が不要となる。このため、ランプ交換時等に煩雑な軸出し作業を行う必要がないので手間が掛からない。特に本発明では、移動機構により、光源部を光軸に沿って平行移動させることによってインテグレータ素子に入射する光量を調整可能であるため、極めて簡単かつ無段階で照射光量の調整を精度良く行うことができる。しかも、照射光量の調整を行う際に、発光部に印加する電力を大きく変化させたり、機械的減光フィルタを挿入する必要もないため、発光部の発光スペクトルが変化したり、回折による色収差が生じてスペクトル変化の生じることがない。
本発明のソーラシミュレータの一実施形態における構成を概略的に示す図である。 図1のソーラシミュレータにおけるランプユニットの内部構造の一例を概略的に示す軸断面図である。 図1のソーラシミュレータにおける移動機構の構造の一例を概略的に示す図であり、(A)は全体の斜視図、(B)はアオリ調整ネジ部分のみを示す側面図である。 図1のソーラシミュレータの光源部を移動させた場合の作用を概略的に説明する図である。 本発明のソーラシミュレータの他の実施形態における構成を概略的に示す図である。 図5のソーラシミュレータの光源部を移動させた場合の作用を概略的に説明する図である。 本発明のソーラシミュレータのさらに他の実施形態における構成を概略的に示す図である。 図7のソーラシミュレータの光源部を移動させた場合の作用を概略的に説明する図である。 本発明のソーラシミュレータのまたさらに他の実施形態における構成を概略的に示す図である。 本発明のソーラシミュレータのさらに他の実施形態における構成を概略的に示す図であり、(A)は上面から見た図、(B)は側面から見た図である。 図10のソーラシミュレータの配置を示す図であり、(A)は後方から見た図、(B)は上面から見た図である。
図1は本発明のソーラシミュレータの一実施形態における構成を概略的に示しており、図2は本実施形態のソーラシミュレータにおけるランプユニットの内部構造の一例を概略的に示しており、図3は本実施形態のソーラシミュレータにおける移動機構の構造の一例を概略的に示しており、図4は本実施形態のソーラシミュレータの光源部を移動させた場合の作用を概略的に説明している。本実施形態は、比較的小面積の太陽電池セルに擬似太陽光を照射するソーラシミュレータに関する。
図1において、100は光源部、101は反射鏡一体型キセノンショートアークランプユニットからなり、光軸120上の焦点121に集光する集光光を発生するように構成されたランプユニットである。本実施形態において、光源部100は、このランプユニット101のみで構成されている。
このランプユニット101を備えた光源部100は、移動機構110上に取り付けられており、光軸120と平行に機械的に移動可能に構成されている。
ランプユニット101の前面の光軸120上には、このランプユニット101の出射集光光が合焦される焦点121が位置しており、この焦点121の前方の光軸120上には、順次、第1の凸レンズ素子130及び第2の凸レンズ素子140が同軸に固定配置されている。第2の凸レンズ素子140の前方の光軸120上には、インテグレータ素子150が同軸に固定配置されており、このインテグレータ素子150の前方の光軸120上には、コリメーションレンズ素子160が同軸に固定配置されている。コリメーションレンズ素子160の前方の光軸120上には、図示されていないが、例えば太陽電池セル表面である照射面が配置される。
なお、図1においては、光軸120が直線状に示されているが、光軸120の途中に、(例えば、インテグレータ素子150の後に)反射ミラーを設けることにより、光軸120の方向を90度変換させた、よりコンパクトなソーラシミュレータを提供することも可能である。例えば、ランプユニット101を備えた光源部100を水平に配置し、光軸120の方向を下方に90度変換して太陽電池セルに上方から照射するように構成することも可能である。
ランプユニット101は、図2に示すように、セラミック材料による反射鏡部材101aと、この反射鏡部材101aの前面に設けられた例えばサファイア材料による透明窓部材101bと、反射鏡部材101a及び透明窓部材101bによって囲まれて密封形成されており、数気圧の高圧キセノンガスが封入されているランプ室101cと、ランプ室101c内に先端が設けられたタングステン材料によるアノード101dと、ランプ室101c内に設けられた先鋭端がアノード101dの先端に対向しているカソード101eと、カソード101eを固定支持するカソード支持部材101fとを備えている。
アノード101d及びカソード101eは、光軸120上において短い間隙で先端が互いに対向するように配置され、反射鏡部材101aに一体化されている。これらアノード101d及びカソード101e間に電圧が印加され、キセノンショートアークが生成されることにより、このショートアーク部分が発光部101gとなる。
反射鏡部材101aの内側表面は楕円の軸断面を有する反射鏡101hとなっており、この楕円軸断面形状の反射鏡101hの楕円焦点にショートアークによる発光部101gが位置するように構成されている。このように、このランプユニット101においては、発光部101g及び反射鏡101h間の位置関係が固定されているため、発光部101gの軸出し作業が不要となる。さらに、反射鏡101hの楕円焦点に発光部101gが配置されているため、反射鏡101hによって反射され、前面に出射される光は、焦点121に集光することとなる。
なお、このような集光型のランプユニット101は、エクセリタス社より、CERMAX(登録商標)ランプとして市販されている。
移動機構110は、図3(A)に示すように、ランプユニット101の底面に固着されて形成されたランプユニットベース102が複数の固定ネジ103によって固定されているベース110aと、このベース110aが上面に固着されている1つ又は複数の光学ベンチ用キャリア110bと、この光学ベンチ用キャリア110bが光軸方向にスライド移動可能に係合している光学ベンチ110cと、光学ベンチ110cに対する光学ベンチ用キャリア110bの移動をロック可能なクランプ用つまみ110dと、ベース110aに対するランプユニットベース102の距離を調整してランプユニット101の光軸120の方向を微調整するための複数のアオリ調整ネジ104とを備えている。
ランプユニットベース102及びベース110aは厚さが約10mm程度の例えばアルミニウム材料による平板から構成されている。光学ベンチ110cは大型かつ薄型の例えばアルミニウム材料製の光学ベンチであり、本実施形態では、シグマ光機株式会社のアルミ光学ベンチOBT-500LHを用いている。光学ベンチ用キャリア110bは、光学ベンチ110c上を光軸120と平行な方向105にスライド可能に装着された例えばアルミニウム材料製のキャリアであり、本実施形態では、シグマ光機株式会社のアルミ光学ベンチ用キャリアCAA-120Lを2つ直列に並べて用いており、方向105への光学ベンチ用キャリア110bの移動可能距離は約±100mmである。クランプ用つまみ110dは、これら2つの光学ベンチ用キャリア110bのスライド移動をそれぞれロックするためのものである。
図3(A)に示すように、本実施形態では、ランプユニット101の前面側に2つ、後面側に1つ、計3つのアオリ調整ネジ104が設けられている。図3(B)に示すように、これらアオリ調整ネジ104を回すことによりその先端をベース110aの上面に当接及び押圧させてベース110aとランプユニットベース102と間の距離を調整する。調整が完了した状態で固定ネジ103を回すことにより、その状態が固定保持され、これによりランプユニット101のアオリが微調整されて光軸120の方向が修正される。
第1の凸レンズ素子130は、ランプユニット101から出射し焦点121に集光した光を略平行光に変換して第2の凸レンズ素子140に入射させるように構成されており、第2の凸レンズ素子140は、入射した略平行光を若干集光させてインテグレータ素子150に入射させるように構成されている。このような構成の光学系において、第2の凸レンズ素子140の焦点距離fは、第1の凸レンズ素子130の焦点距離fより長くなるように設定されており(f>f)、これによって、第1の凸レンズ素子130及び第2の凸レンズ素子140に入射された光のほとんどがインテグレータ素子150に入射されるように構成されている。
インテグレータ素子150は、複眼レンズ(フライアイレンズ)式のインテグレータ光学系であり、この技術分野では周知の光学素子である。このインテグレータ光学系は、複数のレンズにより生成した多数の光源像を位置ずれさせて重畳することにより、均一な光分布を作成するように構成されている。
コリメーションレンズ素子160は、入射光をコリメートするための、この技術分野では周知の光学素子である。
次に、本実施形態におけるソーラシミュレータの光量調整動作について説明する。
本実施形態では、出射光が焦点121に合焦するように構成された集光型のランプユニット101を光軸120に沿って無段階に平行移動することにより、第1の凸レンズ素子130に入射されてインテグレータ素子150に入射する光量を無段階調整する構成となっている。ランプ電流は一定に維持され、変化させていない。
即ち、図4に示すように、ランプユニット101を光軸120と平行に後方へ距離Lだけ移動させてランプユニット101′とすると、焦点121も距離Lだけ後退して焦点121′となる。これにより、ランプユニット101′から出射される光の第1の凸レンズ素子130の位置におけるビーム面積S′は移動前のビーム面積Sから拡がり、図4において、ハッチング170で示した外周に近い部分の光束が第1の凸レンズ素子130に入射しないこととなる。従って、第1の凸レンズ素子130に入射され最終的にインテグレータ素子150に入射される光量は、面積比S/S′に対応した比で減少する。
このように本実施形態では、ランプユニット101の光軸120方向の直線移動距離に応じて光量を調整することができる。ランプユニット101の直線移動距離は、微小にかつ無段階で精度良く制御可能であるため、光量調整も微小に、しかも無段階に、精度良く調整することができる。また、インテグレータ素子150に入射される光の角度が大きく変化しないため、面内分布に変化が生じない。さらに、このような光量調整を行うための構成も直線移動のみの制御であるため、非常に簡易である。さらにまた、光量調整を行う際にランプに印加される電力を変化させていないため、スペクトル変化を起こすこともない。またさらに、従来のソーラシミュレータから光源部100と移動機構110とを変更するのみで、インテグレータ素子とコリメーションレンズ素子とからなる基本光学系を変えずに対応できるため、平行光である出力光を簡単に得ることが可能である。
光源部100としては、軸出し機構及び別個の反射鏡が不要となるため、その意味からも大幅なコストダウンが可能である。さらに、発光部と反射鏡とが一体化されて軸出し調整済みであることから、発光部の軸出し作業が不要となる。このため、ランプ交換時等に煩雑な軸出し作業を行う必要がないので手間が掛からない。
もちろん、絞り及びリングのような機械的減光フィルタを使用していないので、構成を簡略化でき、均一性の悪化や光の干渉による色ムラ発生に基づくスペクトル変化も全く生じない。
図5は本発明のソーラシミュレータの他の実施形態における構成を概略的に示しており、図6は本実施形態のソーラシミュレータの光源部を移動させた場合の作用を概略的に説明している。本実施形態も、比較的小面積の太陽電池セルに擬似太陽光を照射するソーラシミュレータに関する。
図5において、200は光源部、201は反射鏡一体型キセノンショートアークランプユニットからなり、光軸220に沿った平行光を発生するように構成されたランプユニット、202はランプユニット201の前面に取り付けられており、第1の凸レンズ素子202aを備えた集光レンズユニットである。本実施形態において、光源部200は、ランプユニット201と、集光レンズユニット202とで構成されている。
ランプユニット201及び集光レンズユニット202を備えた光源部200は、移動機構210上に取り付けられており、光軸220と平行に機械的に移動可能に構成されている。
ランプユニット201の前方の光軸220上には、このランプユニット201から出射される平行光が集光レンズユニット202によって集光光となり、その出射集光光が合焦される焦点221が位置している。この焦点221の前方の光軸220上には、第2の凸レンズ素子230が同軸に固定配置されている。この第2の凸レンズ素子230の前方の光軸220上には、インテグレータ素子250が同軸に固定配置されており、このインテグレータ素子250の前方の光軸220上には、コリメーションレンズ素子260が同軸に固定配置されている。コリメーションレンズ素子260の前方の光軸220上には、図示されていないが、例えば太陽電池セル表面である照射面が配置される。
なお、図5においては、光軸220が直線状に示されているが、光軸220の途中に、(例えば、インテグレータ素子250の後に)反射ミラーを設けることにより、光軸220の方向を90度変換させた、よりコンパクトなソーラシミュレータを提供することも可能である。例えば、ランプユニット201を備えた光源部200を水平に配置し、光軸220の方向を下方に90度変換して太陽電池セルに上方から照射するように構成することも可能である。
ランプユニット201の構成は、図2に示したものと、反射鏡の断面形状を除いて基本的に同じである。反射鏡は、本実施形態では、その内側表面が放物線の軸断面形状を有しており、その放物線焦点にショートアークによる発光部が位置するように構成されている。このランプユニット201においても、発光部及び反射鏡間の位置関係が固定されているため、発光部の軸出し作業が不要となる。さらに、反射鏡の放物線焦点に発光部が配置されているため、反射鏡によって反射され、前面に出射される光は、平行光となる。
なお、このような平行光型のランプユニット201も、エクセリタス社より、CERMAX(登録商標)ランプとして市販されている。
集光レンズユニット202は、ランプユニット201に対して一体的に固着されており、このランプユニット201から出射される平行光を受光して焦点221に合焦する集光光に変換する第1の凸レンズ素子202aが光軸220上に同軸に配置されている。
移動機構210の構成は、図3に示したものと同様であり、ランプユニット201及び集光レンズユニット202を光軸220に沿ってスライド移動できるように構成されている。
第2の凸レンズ素子230は、集光レンズユニット202から出射し焦点221に集光した光を平行光よりは若干集光した光に変換してインテグレータ素子250に入射させるように構成されている。このような構成の光学系において、第2の凸レンズ素子230の焦点距離fは、第1の凸レンズ素子202aの焦点距離fより短くなるように設定されており(f<f)、これによって、第2の凸レンズ素子230に入射された光が平行光を通り越して若干集光した光となりそのほとんどがインテグレータ素子250に入射されるように構成されている。なお、第2の凸レンズ素子230に代えて、図1の実施形態に示したような2つの凸レンズ素子の組み合わせを用いても良いことは明らかである。
インテグレータ素子250は、複眼レンズ(フライアイレンズ)式のインテグレータ光学系であり、この技術分野では周知の光学素子である。このインテグレータ光学系は、複数のレンズにより生成した多数の光源像を位置ずれさせて重畳することにより、均一な光分布を作成するように構成されている。
コリメーションレンズ素子260は、入射光をコリメートするための、この技術分野では周知の光学素子である。
次に、本実施形態におけるソーラシミュレータの光量調整動作について説明する。
本実施形態では、出射光が平行光となるように構成された平行光型のランプユニット201と、その出射平行光を焦点221に合焦する集光レンズユニット202とからなる光源部200を光軸220に沿って無段階に平行移動することにより、第2の凸レンズ素子230を介してインテグレータ素子250に入射する光量を無段階調整する構成となっている。ランプ電流は一定に維持され、変化させていない。
即ち、図6に示すように、ランプユニット201及び集光レンズユニット202を共に光軸220と平行に前方へ距離Lだけ移動させてランプユニット201′及び第1の凸レンズ素子202a′とすると、焦点221も距離Lだけ前進して焦点221′となる。これにより、ランプユニット201′から出射される光のインテグレータ素子250の位置におけるビーム面積は移動前のビーム面積から拡がり、その外周に近い部分の光束がインテグレータ素子250に入射しないこととなり、このインテグレータ素子250に入射される光量は、面積比に対応した比で減少する。
このように本実施形態では、ランプユニット201及び集光レンズユニット202の光軸220方向の直線移動距離に応じて光量を調整することができる。ランプユニット201及び集光レンズユニット202の直線移動距離は、微小にかつ無段階で精度良く制御可能であるため、光量調整も微小に、しかも無段階に、精度良く調整することができる。また、インテグレータ素子250に入射される光の角度が大きく変化しないため、面内分布に変化が生じない。さらに、このような光量調整を行うための構成も直線移動のみの制御であるため、非常に簡易である。さらにまた、光量調整を行う際にランプに印加される電力を変化させていないため、スペクトル変化を起こすこともない。またさらに、従来のソーラシミュレータから光源部200と移動機構210とを変更するのみで、インテグレータ素子とコリメーションレンズ素子とからなる基本光学系を変えずに対応できるため、平行光である出力光を簡単に得ることが可能である。
また、光源部200としては、軸出し機構及び別個の反射鏡が不要となるため、その意味からも大幅なコストダウンが可能である。さらに、発光部と反射鏡とが一体化されて軸出し調整済みであることから、発光部の軸出し作業が不要となる。このため、ランプ交換時等に煩雑な軸出し作業を行う必要がないので手間が掛からない。
もちろん、絞り及びリングのような機械的減光フィルタを使用していないので、均一性の悪化や光の干渉による色ムラ発生に基づくスペクトル変化も全く生じない。
図7は本発明のソーラシミュレータのさらに他の実施形態における構成を概略的に示しており、図8は本実施形態のソーラシミュレータの光源部を移動させた場合の作用を概略的に説明している。本実施形態も、比較的小面積の太陽電池セルに擬似太陽光を照射するソーラシミュレータに関する。
図7において、300は光源部、301は反射鏡一体型キセノンショートアークランプユニットからなり、光軸320に沿った平行光を発生するように構成されたランプユニット、302はランプユニット301の前面に取り付けられており、凹レンズ素子302aを備えた散光レンズユニットである。本実施形態において、光源部300は、ランプユニット301と、散光レンズユニット302とで構成されている。
ランプユニット301及び散光レンズユニット302を備えた光源部300は、移動機構310上に取り付けられており、光軸320と平行に機械的に移動可能に構成されている。
ランプユニット301の前方の光軸320上には、このランプユニット301から出射される平行光が散光レンズユニット302によって図示しない焦点から発したように散光され、その出射散光光が入射される凸レンズ素子330が同軸に固定配置されている。この凸レンズ素子330の前方の光軸320上には、インテグレータ素子350が同軸に固定配置されており、このインテグレータ素子350の前方の光軸320上には、コリメーションレンズ素子360が同軸に固定配置されている。コリメーションレンズ素子360の前方の光軸320上には、図示されていないが、例えば太陽電池セル表面である照射面が配置される。
なお、図7においては、光軸320が直線状に示されているが、光軸320の途中に、(例えば、インテグレータ素子350の後に)反射ミラーを設けることにより、光軸320の方向を90度変換させた、よりコンパクトなソーラシミュレータを提供することも可能である。例えば、ランプユニット301を備えた光源部300を水平に配置し、光軸320の方向を下方に90度変換して太陽電池セルに上方から照射するように構成することも可能である。
ランプユニット301の構成は、図2に示したものと、反射鏡の断面形状を除いて基本的に同じである。反射鏡は、本実施形態では、その内側表面が放物線の軸断面形状を有しており、その放物線焦点にショートアークによる発光部が位置するように構成されている。このランプユニット301においても、発光部及び反射鏡間の位置関係が固定されているため、発光部の軸出し作業が不要となる。さらに、反射鏡の放物線焦点に発光部が配置されているため、反射鏡によって反射され、前面に出射される光は、平行光となる。
なお、このような平行光型のランプユニット301も、エクセリタス社より、CERMAX(登録商標)ランプとして市販されている。
散光レンズユニット302は、ランプユニット301に対して一体的に固着されており、このランプユニット301から出射される平行光を受光して図示しない焦点から発した散光光に変換する凹レンズ素子302aが光軸320上に同軸に配置されている。
移動機構310の構成は、図3に示したものと同様であり、ランプユニット301及び散光レンズユニット302を光軸320に沿ってスライド移動できるように構成されている。
凸レンズ素子330は、散光レンズユニット302から出射した散光光を平行光よりは若干集光した光に変換してインテグレータ素子350に入射させるように構成されている。
インテグレータ素子350は、複眼レンズ(フライアイレンズ)式のインテグレータ光学系であり、この技術分野では周知の光学素子である。このインテグレータ光学系は、複数のレンズにより生成した多数の光源像を位置ずれさせて重畳することにより、均一な光分布を作成するように構成されている。
コリメーションレンズ素子360は、入射光をコリメートするための、この技術分野では周知の光学素子である。
次に、本実施形態におけるソーラシミュレータの光量調整動作について説明する。
本実施形態では、出射光が平行光となるように構成された平行光型のランプユニット301と、その出射平行光を散光光に変換する散光レンズユニット302とからなる光源部300を光軸320に沿って無段階に平行移動することにより、凸レンズ素子330を介してインテグレータ素子350に入射する光量を無段階調整する構成となっている。ランプ電流は一定に維持され、変化させていない。
即ち、図8に示すように、ランプユニット301及び散光レンズユニット302を共に光軸320と平行に前方へ距離Lだけ移動させてランプユニット301′及び凹レンズ素子302a′とすると、ランプユニット301′から出射される光のインテグレータ素子350の位置におけるビーム面積は移動前のビーム面積から拡がり、その外周に近い部分の光束がインテグレータ素子350に入射しないこととなり、このインテグレータ素子350に入射される光量は、面積比に対応した比で減少する。
このように本実施形態では、ランプユニット301及び散光レンズユニット302の光軸320方向の直線移動距離に応じて光量を調整することができる。ランプユニット301及び散光レンズユニット302の直線移動距離は、微小にかつ無段階で精度良く制御可能であるため、光量調整も微小に、しかも無段階に、精度良く調整することができる。また、インテグレータ素子350に入射される光の角度が大きく変化しないため、面内分布に変化が生じない。さらに、このような光量調整を行うための構成も直線移動のみの制御であるため、非常に簡易である。さらにまた、光量調整を行う際にランプに印加される電力を変化させていないため、スペクトル変化を起こすこともない。またさらに、従来のソーラシミュレータから光源部300と移動機構310とを変更するのみで、インテグレータ素子とコリメーションレンズ素子とからなる基本光学系を変えずに対応できるため、平行光である出力光を簡単に得ることが可能である。
また、光源部300としては、軸出し機構及び別個の反射鏡が不要となるため、その意味からも大幅なコストダウンが可能である。さらに、発光部と反射鏡とが一体化されて軸出し調整済みであることから、発光部の軸出し作業が不要となる。このため、ランプ交換時等に煩雑な軸出し作業を行う必要がないので手間が掛からない。
もちろん、絞り及びリングのような機械的減光フィルタを使用していないので、構成を簡略化でき、均一性の悪化や光の干渉による色ムラ発生に基づくスペクトル変化も全く生じない。
図9は本発明のソーラシミュレータのまたさらに他の実施形態における構成を概略的に示している。本実施形態も、比較的小面積の太陽電池セルに擬似太陽光を照射するソーラシミュレータに関する。
図9において、400は光源部、401は反射鏡一体型キセノンショートアークランプユニットからなり、光軸420に沿った平行光を発生するように構成されたランプユニット、402はランプユニット401より前方に位置していると共に、このランプユニット401とは独立して移動可能であり、凹レンズ素子402aを備えた散光レンズユニットである。本実施形態において、光源部400は、ランプユニット401と、散光レンズユニット402とで構成されている。
光源部400のうち、ランプユニット401は固定支持機構410上に取り付けられている。光源部400のうち、散光レンズユニット402は移動機構470上に取り付けられており、光軸420と平行に機械的に移動可能に構成されている。
ランプユニット401の前方の光軸420上には、このランプユニット401から出射される平行光が散光レンズユニット402によって図示しない焦点から発したように散光され、その出射散光光が入射される凸レンズ素子430が同軸に固定配置されている。この凸レンズ素子430の前方の光軸420上には、インテグレータ素子450が同軸に固定配置されており、このインテグレータ素子450の前方の光軸420上には、コリメーションレンズ素子460が同軸に固定配置されている。コリメーションレンズ素子460の前方の光軸420上には、図示されていないが、例えば太陽電池セル表面である照射面が配置される。
なお、図9においては、光軸420が直線状に示されているが、光軸420の途中に、(例えば、インテグレータ素子450の後に)反射ミラーを設けることにより、光軸420の方向を90度変換させた、よりコンパクトなソーラシミュレータを提供することも可能である。例えば、ランプユニット401を備えた光源部400を水平に配置し、光軸420の方向を下方に90度変換して太陽電池セルに上方から照射するように構成することも可能である。
ランプユニット401の構成は、図2に示したものと、反射鏡の断面形状を除いて基本的に同じである。反射鏡は、本実施形態では、その内側表面が放物線の軸断面形状を有しており、その放物線焦点にショートアークによる発光部が位置するように構成されている。このランプユニット401においても、発光部及び反射鏡間の位置関係が固定されているため、発光部の軸出し作業が不要となる。さらに、反射鏡の放物線焦点に発光部が配置されているため、反射鏡によって反射され、前面に出射される光は、平行光となる。
なお、このような平行光型のランプユニット401も、エクセリタス社より、CERMAX(登録商標)ランプとして市販されている。
散光レンズユニット402は、ランプユニット401とは別個に形成されており、移動可能となっている。この散光レンズユニット402には、ランプユニット401から出射される平行光を受光して図示しない焦点から発した散光光に変換する凹レンズ素子402aが光軸420上に同軸に配置されている。
固定支持機構410は、本実施形態では、図3に示したものと同様の構成の移動機構を用い、軸方向のスライド移動を固定して使用している。従って、図3(B)に示すアオリ調整ネジ(104)を回すことによりその先端をベース(110a)の上面に当接及び押圧させてベース(110a)とランプユニットベース(102)と間の距離を調整することができ、調整が完了した状態で固定ネジ(103)を回すことにより、その状態が固定保持され、これによりランプユニット401のアオリが微調整されて光軸420の方向を修正することができる。
移動機構470は、散光レンズユニット402のみを光軸420に沿ってスライド移動できるように構成されており、散光レンズユニット402が固定されているベース470aと、このベース470aが上面に固着されている光学ベンチ用キャリア470bと、この光学ベンチ用キャリア470bが光軸方向にスライド移動可能に係合している光学ベンチ470cと、光学ベンチ470cに対する光学ベンチ用キャリア470bの移動をロック可能なクランプ用つまみ470dとを備えている。
ベース470aは厚さが約10mm程度の例えばアルミニウム材料による平板から構成されている。光学ベンチ470cは大型かつ薄型の例えばアルミニウム材料製の光学ベンチであり、本実施形態では、シグマ光機株式会社のアルミ光学ベンチOBT-500LHを用いている。光学ベンチ用キャリア470bは、光学ベンチ470c上を光軸420と平行な方向にスライド可能に装着された例えばアルミニウム材料製のキャリアであり、本実施形態では、シグマ光機株式会社のアルミ光学ベンチ用キャリアCAA-120Lを用いており、光軸方向への光学ベンチ用キャリア470bの移動可能距離は約±100mmである。クランプ用つまみ470dは、光学ベンチ用キャリア470bのスライド移動をそれぞれロックするためのものである。
凸レンズ素子430は、散光レンズユニット402から出射した散光光を平行光よりは若干集光した光に変換してインテグレータ素子450に入射させるように構成されている。
インテグレータ素子450は、複眼レンズ(フライアイレンズ)式のインテグレータ光学系であり、この技術分野では周知の光学素子である。このインテグレータ光学系は、複数のレンズにより生成した多数の光源像を位置ずれさせて重畳することにより、均一な光分布を作成するように構成されている。
コリメーションレンズ素子460は、入射光をコリメートするための、この技術分野では周知の光学素子である。
次に、本実施形態におけるソーラシミュレータの光量調整動作について説明する。
本実施形態では、出射光が平行光となるように構成された平行光型のランプユニット401からのその出射平行光を散光光に変換する散光レンズユニット402を光軸420に沿って無段階に平行移動することにより、凸レンズ素子430を介してインテグレータ素子450に入射する光量を無段階調整する構成となっている。ランプ電流は一定に維持され、変化させていない。
即ち、ランプユニット401は静止させておき、散光レンズユニット402のみを光軸420と平行に前方へ移動させると、ランプユニット402から出射される光のインテグレータ素子450の位置におけるビーム面積は移動前のビーム面積から拡がり、その外周に近い部分の光束がインテグレータ素子450に入射しないこととなり、このインテグレータ素子450に入射される光量は、面積比に対応した比で減少する。
このように本実施形態では、散光レンズユニット402の光軸420方向の直線移動距離に応じて光量を調整することができる。散光レンズユニット402の直線移動距離は、微小にかつ無段階で精度良く制御可能であるため、光量調整も微小に、しかも無段階に、精度良く調整することができる。また、インテグレータ素子450に入射される光の角度が大きく変化しないため、面内分布に変化が生じない。さらに、このような光量調整を行うための構成も直線移動のみの制御であるため、非常に簡易である。さらにまた、光量調整を行う際にランプに印加される電力を変化させていないため、スペクトル変化を起こすこともない。またさらに、従来のソーラシミュレータから光源部400と散光レンズユニット402と移動機構470とを変更するのみで、インテグレータ素子とコリメーションレンズ素子とからなる基本光学系を変えずに対応できるため、平行光である出力光を簡単に得ることが可能である。
また、光源部400としては、軸出し機構及び別個の反射鏡が不要となるため、その意味からも大幅なコストダウンが可能である。さらに、発光部と反射鏡とが一体化されて軸出し調整済みであることから、発光部の軸出し作業が不要となる。このため、ランプ交換時等に煩雑な軸出し作業を行う必要がないので手間が掛からない。
もちろん、絞り及びリングのような機械的減光フィルタを使用していないので、構成を簡略化でき、均一性の悪化や光の干渉による色ムラ発生に基づくスペクトル変化も全く生じない。
図10は本発明のソーラシミュレータのさらに他の実施形態における構成を(A)は上面から、(B)は側面から概略的に示しており、図11は本実施形態のソーラシミュレータの配置を(A)は後方から、(B)は上面から示している。本実施形態は、大面積(約1m以上)の太陽電池セルに擬似太陽光を照射するソーラシミュレータに関する。
図10及び図11において、500は複数の光源ユニット502及び503を備えており、大面積用の擬似太陽光を出射する光源側装置、510は光源側装置500から照射される擬似太陽光を受光する受光側装置をそれぞれ示している。
光源側装置500は、本実施形態においては、架台501上に複数(この例では18個)の光源ユニット502及び503が取り付けられており、架台501の下部には電源ユニット504が設けられている。
受光側装置510は、本実施形態においては、架台511上にパネル取り付け部512が設けられ、このパネル取り付け部512上に光源側装置500と対向するように太陽電池パネル520が固定されている。受光側装置510には、さらに、太陽電池パネル520に入射する光の強度を検出する光センサ513が設けられている。この光センサ513の検出出力をフィードバックすることによって、ランプ電力を微小調整して光量の微小調整を行い、太陽電池パネルの全体的な照度値を制御している。ランプ電力のこのような微小調整によれば、照射光のスペクトル分布はほとんど変化しない。
光源側装置500の18個の光源ユニット502及び503は、図11(A)に示すように、縦3列及び横3列に配列された9個の第1群の光源ユニット502と、縦3列及び横3列に配列された9個の第2群の光源ユニット503とから構成されており、これらは図示しない支持枠によって、所定の方向に指向して固定されている。即ち、図10(A)及び図11(B)に示すように、第1群の光源ユニット502はその出射光が単一のインテグレータ素子502aに入射するように指向しており、第2群の光源ユニット503はその出射光が単一のインテグレータ素子503aに入射するように指向している。2つのインテグレータ素子502a及び503aの出射光は、互いに重畳して照射面である太陽電池パネル520の表面に照射されるように構成されている。
光源ユニット502及び503の各々は、図1、図5、図7又は図9の実施形態における光源部100、光源部200、光源部300又は光源部400と、移動機構110、移動機構210、移動機構310又は移動機構470と、第1の凸レンズ素子130及び第2の凸レンズ素子140、集光レンズユニット202及び第2の凸レンズ素子230、散光レンズユニット302a及び凸レンズ素子330、又は散光レンズユニット402a及び凸レンズ素子430とから構成されており、第2の凸レンズ素子140、第2の凸レンズ素子230、凸レンズ素子330又は凸レンズ素子430から出射される光がインテグレータ素子502a及び503aにそれぞれ重畳して入射するように構成されている。インテグレータ素子502a及び503aの出射光は、互いに重畳して太陽電池パネル520の表面に照射される。
光源ユニット502及び503の各々の構成及び作用効果については、図1、図5、図7又は図9の実施形態の場合と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本実施形態においては、大面積の太陽電池パネル520として、例えば縦1.7m、横3.3m程度の太陽電池パネルに擬似太陽光を照射する場合を想定しており、この場合、光源側装置500と受光側装置510との距離は約5m程度となる。この場合、9個の第1群の光源ユニット502と、9個の第2群の光源ユニット503とを用いている。もちろん、単数又は複数の光源ユニット群の組み合わせで、任意の大きさの大面積の太陽電池パネルに擬似太陽光を照射可能なソーラシミュレータを提供可能である。
このような多数の光源ユニットによって大面積の太陽電池パネル520を照射する場合、本実施形態によれば、各光源ユニットからの光量を微小にかつ無段階に、精度良く調整することができるため、非常に均一な照度分布で太陽電池パネル520を照射することが可能となる。即ち、面内分布調整時に、各光源ユニットの移動及び指向方向調整により、スペクトル変化が生じない均一性に優れた面内分布調節が可能となる。
また、従来のソーラシミュレータ(ロングパルス型ソーラシミュレータ)では、例えば、有効面積が2m×2mの太陽電池パネルを照射する場合、12個の5kwキセノンランプを連続点灯しても規定照度の1/3程度の照度しか得られず規定照度を満足できないため、ランプ電流を3倍程度として、これを1sec間流すロングパルス点灯を行うことで規定照度を得ていた。このように5kwキセノンランプを12個使用した場合、連続点灯時でのランプ消費電力は60kwとなり、ロングパルス点灯時(3倍のランプ電流)においては180kwとなるため、電源装置が非常に高価となるばかりか、多大な消費電力を必要としていた。これに対して、本実施形態のように反射鏡一体型キセノンショートアークランプユニット(2kw)を使用すれば、同面積の太陽電池パネルを照射する場合、約30個の連続点灯で規定照度を満足させることができる。もちろん、1secのロングパルス点灯も可能である。この場合、必要とするランプ電力は60kwであり、従来のロングパルス型ソーラシミュレータのランプ電力である180kwの1/3ですむため、電源装置及び消費電力に関して、極めて大幅なコストダウンが可能となる。
さらに、反射鏡一体型キセノンショートアークランプユニットは反射鏡と発光源とが一体となっているため、5kwのキセノンランプの1/2程度とランプ自体の寸法が小さいため、2倍以上の個数のランプを使用することが可能である。ランプが小型であるため、1つの群における光源ユニットの個数を5〜9個とし、各群に1つのインテグレータ素子を設け、これら光源ユニット群を複数個設けることにより、任意の大きさの大面積の連続点灯及びロングパルス点灯が可能である。
このように本実施形態によれば、任意の大きさの大面積の連続点灯及びロングパルス点灯が可能であり、その場合に必要とされるランプ電力を削減して電源装置及び消費電力を低減化することができる。また、前述の実施形態の場合と同様に、光源部の光軸方向の直線移動距離に応じて光量を調整することができ、この直線移動距離は、微小にかつ無段階で精度良く制御可能であるため、光量調整も微小に、しかも無段階に、精度良く調整することができる。また、インテグレータ素子に入射される光の角度が大きく変化しないように調整可能であるため、面内分布に変化が生じない。さらに、このような光量調整を行うための構成も直線移動のみの制御であるため、非常に簡易である。さらにまた、光量調整を行う際にランプに印加される電力を変化させていないため、スペクトル変化を起こすこともない。
また、光源部としては、軸出し機構及び別個の反射鏡が不要となるため、その意味からも大幅なコストダウンが可能である。さらに、発光部と反射鏡とが一体化されて軸出し調整済みであることから、発光部の軸出し作業が不要となる。このため、ランプ交換時等に煩雑な軸出し作業を行う必要がないので手間が掛からない。
もちろん、絞り及びリングのような機械的減光フィルタを使用していないので、構成を簡略化でき、均一性の悪化や光の干渉による色ムラ発生に基づくスペクトル変化も全く生じない。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
100、200、300、400 光源部
101、101′、201、201′、301、301′、401 ランプユニット
101a 反射鏡部材
101b 透明窓部材
101c ランプ室
101d アノード
101e カソード
101f カソード支持部材
101g 発光部
101h 反射鏡
102 ランプユニットベース
103 固定ネジ
104 アオリ調整ネジ
105 平行な方向
110、210、310、410、470 移動機構
110a ベース
110b 光学ベンチ用キャリア
110c 光学ベンチ
110d クランプ用つまみ
120、220、320、420 光軸
121、121′、221、221′ 焦点
130、202a、202a′ 第1の凸レンズ素子
140、230 第2の凸レンズ素子
150、250、350、450、502a、503a インテグレータ素子
160、260、360、460 コリメーションレンズ素子
202 集光レンズユニット
302、402 散乱光レンズユニット
302a、302a′、402a 凹レンズ素子
330、430 凸レンズ素子
500 光源側装置
501、511 架台
502、503 光源ユニット
504 電源ユニット
510 受光側装置
512 パネル取り付け部
513 光センサ
520 太陽電池パネル

Claims (15)

  1. 発光部及び反射鏡間の位置関係が固定されている反射鏡一体型キセノンアークランプユニットを具備しており、該反射鏡一体型キセノンアークランプユニットからの光に基づいて出力される集光光又は発散光の焦点を光軸上に有する光源部と、該光源部を前記光軸に沿って機械的に平行移動させる移動機構と、前記光源部から出力される集光光又は発散光が集光されて入射し光学的に均一に分布する光を出射するインテグレータ素子とを備えていることを特徴とするソーラシミュレータ。
  2. 前記インテグレータ素子からの入射光を平行光に変換して出射するコリメーションレンズ素子をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のソーラシミュレータ。
  3. 前記移動機構が、前記光軸に沿って移動軸が配置された光学ベンチと、前記光学部を固定載置しており、前記移動軸方向にスライド移動可能に前記光学ベンチに係合している光学ベンチ用キャリアとを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のソーラシミュレータ。
  4. 前記反射鏡一体型キセノンアークランプユニット自体が前記焦点に向かって集光する集光光を出射するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のソーラシミュレータ。
  5. 前記焦点を通過した集光光が入射する第1の凸レンズ素子をさらに備えており、該第1の凸レンズ素子から出射される光が前記インテグレータ素子に導かれるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のソーラシミュレータ。
  6. 前記第1の凸レンズ素子から出射される光が入射し、該第1の凸レンズ素子の焦点距離fより長い焦点距離fを有する第2の凸レンズ素子をさらに備えており、該第2の凸レンズ素子から出射される光が前記インテグレータ素子に入射されるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のソーラシミュレータ。
  7. 前記反射鏡一体型キセノンアークランプユニットの前記反射鏡は、キセノンショートアークによる前記発光部が楕円焦点に配置された楕円形状の軸断面を有する反射鏡であることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のソーラシミュレータ。
  8. 前記反射鏡一体型キセノンアークランプユニットは前記光軸に沿った平行光を出射するように構成されており、前記光源部は該平行光を入射して前記焦点に集光する光を出射する第1の凸レンズ素子を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のソーラシミュレータ。
  9. 前記第1の凸レンズ素子によって集光されて前記焦点を通過した光が入射し、該第1の凸レンズ素子の焦点距離f′より短い焦点距離f′を有する第2の凸レンズ素子をさらに備えており、該第2の凸レンズ素子から出射される光が前記インテグレータ素子に入射されるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載のソーラシミュレータ。
  10. 前記反射鏡一体型キセノンアークランプユニットは前記光軸に沿った平行光を出射するように構成されており、前記光源部は該平行光を入射して前記焦点から発散する光を出射する凹レンズ素子を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のソーラシミュレータ。
  11. 前記凹レンズ素子によって発散された光が入射する凸レンズ素子をさらに備えており、該凸レンズ素子から出射される光が前記インテグレータ素子に入射されるように構成されていることを特徴とする請求項10に記載のソーラシミュレータ。
  12. 前記移動機構は、前記凹レンズ素子のみを前記光軸に沿って機械的に平行移動させるように構成されていることを特徴とする請求項10又は11に記載のソーラシミュレータ。
  13. 前記反射鏡一体型キセノンアークランプユニットの前記反射鏡は、キセノンショートアークによる前記発光部が放物線焦点に配置された放物線形状の軸断面を有する反射鏡であることを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載のソーラシミュレータ。
  14. 前記インテグレータ素子が、複数のレンズにより生成した多数の光源像を位置ずれさせて重畳することにより均一な光分布を作成する複眼レンズ式のインテグレータ素子であることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のソーラシミュレータ。
  15. 複数の前記光源部と、複数の該光源部をそれぞれの光軸に沿って機械的にそれぞれ平行移動させる複数の移動機構とを備えており、前記インテグレータ素子は、複数の前記光源部から出力される集光光又は発散光が集光されて入射するように構成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のソーラシミュレータ。
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