JP2014052673A - プログラマブルコントローラ、プログラム作成支援装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のPLCは、プログラム作成支援装置から制御プログラムを含む設定情報を取得する設定情報取得手段と、取得した制御プログラムに記述された特定の命令に用いられるパラメータに対し、PLCが実行可能なパラメータ値に関するパラメータ値情報を記憶するパラメータ値情報記憶手段と、前記パラメータ値情報記憶手段に記憶されたパラメータ値情報に基づいて、前記特定の命令の実行が可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記設定情報取得手段により取得した制御プログラムを実行する制御プログラム実行手段と、を備える。
【選択図】図3
Description
<構成例>
図1は本発明の一実施形態に係るプログラマブルコントローラ100の外観図である。プログラマブルコントローラ100はいわゆるCPUユニットを構成し、その筐体上部には端子台1が設けられている。端子台1は複数の出力端子及び複数の入力端子を含む。出力端子には出力機器が、入力端子には入力機器が、それぞれ接続可能である。出力機器にはリレー、ソレノイド、モータ等のアクチュエータ、或いは、アクチュエータのドライバが含まれる。入力機器にはセンサ、或いは、センサの信号処理回路が含まれる。なお、本実施例では、「制御プログラム」の一例としてラダープログラムを説明しているが、その他のプログラム(プログラミング言語)についても本発明は適用可能である。
次に、プログラマブルコントローラ100のCPU11が実行する処理例、及び、支援装置200のCPU51が実行する処理例、について説明する。まず、支援装置200の処理例について説明する。
図3(A)は支援装置200の処理例を示すフローチャートである。制御プログラムの作成をする際、まず、各種の設定が必要となる。S1では、操作部61に対するユーザの操作に基づいて、各種の設定を受け付ける。例えば、プログラマブルコントローラ100に接続される拡張ユニット等の設定である。
S2の制御プログラムの編集例について、図3(B)を参照して説明する。図3(B)はS2のプログラム編集処理の例を示すフローチャートであり、特に、他機種について編集された既存の制御プログラム(ラダー図)を流用する場合を示す。
次に、プログラマブルコントローラ100の処理例について説明する。まず、プログラマブルコントローラ100の機能について概説する。
次に、上述した機能を実現するための、プログラマブルコントローラ100の処理例について説明する。まず、プログラマブルコントローラ100が、支援装置Bから受信した中間コードを実行形式のコードに変換する処理について図7(A)を参照して説明する。この変換は、フラッシュROM21に格納してあるコンパイラをCPU11が実行することで行うことができ、実行形式の制御プログラムのコードは、上記の通り、SDRAM22に格納することができる。
上記第1実施形態では、自機種では実行できない処理について、制御プログラムの実行時(図7(B))に無効化することとしたが、コンパイル時に無効化してもよい。
上記第1実施形態では、自機種では実行できない処理がある場合には、何もせずにスルーしたが、機能エラーが生じたものとしてユーザに報知してもよい。この機能エラーは、制御プログラムの実行を停止するものではく、その機能を実現しないこと及びその報知でよい。
上記第1乃至第3実施形態では、自機種では実行できない命令について、プログラマブルコントローラ100側で無効化したが、支援装置200側で無効化してもよい。詳細には、ラダー図の作成時に、そのプログラムの文法上、プログラマブルコントローラ100の機種を条件とした処理の定義を許容するようにしてもよい。
Claims (11)
- 外部に接続されるプログラム作成支援装置から制御プログラムを含む設定情報を取得可能であって、取得した制御プログラムに基づき動作するプログラマブルロジックコントローラにおいて、
前記プログラム作成支援装置から設定情報を取得する設定情報取得手段と、
前記設定情報取得手段により取得した制御プログラムに記述された特定の命令に用いられるパラメータに対し、前記プログラマブルロジックコントローラが実行可能なパラメータ値に関するパラメータ値情報を記憶するパラメータ値情報記憶手段と、
前記パラメータ値情報記憶手段に記憶されたパラメータ値情報に基づいて、前記特定の命令の実行が可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段の判断結果に基づいて、前記設定情報取得手段により取得した制御プログラムを実行する制御プログラム実行手段と、
を備えたプログラマブルコントローラ。 - 前記制御プログラム実行手段は、前記判断手段により実行可能と判断された特定の命令については処理対象に含めて制御プログラムを実行し、前記判断手段により実行不可能と判断された特定の命令については処理対象から除外して制御プログラムを実行することを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
- 前記判断手段は、前記設定情報取得手段により取得した制御プログラムの実行を開始する前に、前記特定の命令が実行可能か否かを判断することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
- 前記制御プログラムの実行形式への変換処理が行われる際に、前記判断手段により実行不可能と判断された特定の命令を処理対象から除外する無効化処理を行う無効化処理手段と、を備え、
前記制御プログラム実行手段は、前記無効化処理手段による無効化処理が行われた後に制御プログラムを実行することを特徴とする請求項3記載のプログラマブルコントローラ。 - 前記制御プログラムの中間コードを実行形式のコードに変換するコード変換手段を備え、
前記無効化処理手段は、前記コード変換手段による変換処理が行われる際に前記無効化処理を行うことを特徴とする請求項4記載のプログラマブルコントローラ。 - 前記判断手段は、前記設定情報取得手段により取得した制御プログラムに記述された個々の命令を実行する際に、前記特定の命令が実行可能か否かを判断することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のプログラマブルコントローラ。
- 前記パラメータ値情報は、他機種のプログラマブルコントローラが実行可能なパラメータ値に関する情報を含み、
前記判断手段は、
前記パラメータ値情報に基づいて、自機種及び他機種の双方が前記特定の命令の実行が可能か否かを判断し、
前記判断手段が、自機種及び他機種の双方が前記特定の命令を実行できないと判断した場合にエラー終了する、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプログラマブルコントローラ。 - 請求項1に記載のプログラマブルコントローラに接続可能なプログラム作成支援装置であって、
ユーザの操作に基づいて、制御プログラムを編集する編集手段と、
前記編集手段で編集された制御プログラムについて、該制御プログラムを実行させるプログラマブルコントローラの機種変更指示を受け付ける受付手段と、
前記機種変更指示を受け付けた場合に、前記制御プログラムに記述された特定の命令に用いられるパラメータに対し、その機種のプログラマブルコントローラが実行できないパラメータ値を前記制御プログラムから検索して報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とするプログラム作成支援装置。 - 請求項1に記載のプログラマブルコントローラに接続可能なプログラム作成支援装置であって、
ユーザの操作に基づいて、制御プログラムを編集する編集手段と、
前記編集手段により編集された制御プログラムを含む設定情報をプログラマブルコントローラに送信する手段と、を備え、
前記編集手段は、
制御プログラムを実行するプログラマブルコントローラの機種を条件とした処理の定義を許容する、
ことを特徴とするプログラム作成支援装置。 - 請求項1に記載のプログラマブルコントローラに接続可能なプログラム作成支援装置を、
ユーザの操作に基づいて、制御プログラムを編集する編集手段、
前記編集手段で編集された制御プログラムについて、該制御プログラムを実行させるプログラマブルコントローラの機種変更指示を受け付ける受付手段、
前記機種変更指示を受け付けた場合に、前記制御プログラムに記述された特定の命令に用いられるパラメータに対し、その機種のプログラマブルコントローラが実行できないパラメータ値を前記制御プログラムから検索して報知する報知手段、
として機能させるプログラム。 - 請求項1に記載のプログラマブルコントローラに接続可能なプログラム作成支援装置を、
ユーザの操作に基づいて、制御プログラムを編集する編集手段、
前記編集手段により編集された制御プログラムを含む設定情報をプログラマブルコントローラに送信する手段、
として機能させるプログラムであり、
前記編集手段は、
制御プログラムを実行するプログラマブルコントローラの機種を条件とした処理の定義を許容する、
ことを特徴とするプログラム。
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