JP2014052336A - 信号処理装置およびレーダ観測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーダ装置の信号処理装置において、複数の受信アンテナや複数の受信機を装備していない簡単な構成のレーダ装置にも適用でき、広域観測と高分解能観測を両立させることを目的としている。
【解決手段】 パルス状の波動が同一の領域で反射されて受信された受信信号に基づいて観測を行うレーダ装置の信号処理装置であって、観測間でパルスの受信タイミングにおける位置ずれ量が所定の基準より大きい複数回の観測の受信信号を合成し、この合成した信号を用いて画像を再生する画像再生部と、を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、信号処理装置およびレーダ観測方法に関するものである。
合成開口レーダ、いわゆるSAR(Synthetic Aperture Radar)は、衛星や航空機などの移動体から高分解能に地表面を観測するためのレーダ装置である。従来、SARの観測において、レンジ方向の観測領域拡大とアジマス方向の高分解能化を同時に実現すべく、複数の受信アンテナで得た観測信号をスペクトル上で合成し、等価的な1つの受信アンテナで得た観測信号を生成した後で、画像再生処理を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−66131号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている従来の信号処理装置においては、複数の受信アンテナや複数の受信機を装備していないレーダ装置に適用することができないという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の受信アンテナや複数の受信機を装備していない簡単な構成のレーダ装置にも適用でき、広域観測と高分解能観測を両立させることを目的としている。
この発明に係る信号処理装置は、パルス状の波動が同一の領域で反射されて受信された受信信号に基づいて観測を行うレーダ装置の信号処理装置であって、観測間でパルスの受信タイミングにおける位置ずれ量が所定の基準より大きい複数回の観測の受信信号を合成し、この合成した信号を用いて画像を再生する画像再生部と、を備えたものである。
この発明は、複数の受信アンテナを装備していないレーダ装置の信号処理においても、広域観測と高分解能観測を両立させることができる。
この発明の実施の形態1による信号処理装置を示す構成図 この発明の実施の形態1による信号処理装置を説明するための説明図 この発明の実施の形態1による信号処理装置を説明するための説明図 この発明の実施の形態2による信号処理装置を示す構成図
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1による信号処理装置においても用いる合成開口レーダであるSAR(Synthetic Aperture Radar)の基本的な処理について説明する。SARは、衛星や航空機などの移動体から高分解能に地表面を観測するためのレーダ装置である。通常、移動体の移動方向とほぼ直交する方向に電波が放射される。電波が照射された地上の領域について、移動体の移動方向と平行な方位角(以下、アジマス方向という)は合成開口処理により高い角度分解能を得て、電波の放射方向、すなわち距離方向(以下、レンジ方向という)にはパルス圧縮処理により高い距離分解能を得る。
合成開口処理は、角度分解能を向上する処理である。一般にレーダの角度分解能は電波を空間へ放射する際に用いるアンテナの開口の大きさによって決まり、アンテナの開口が大きいほど、高い角度分解能が得られる。しかし、移動体にレーダを搭載する場合、搭載可能なアンテナの大きさには限りがある。そこでSARでは、移動しながら観測を行い、移動中の一定時間の受信信号を信号処理で合成することにより、移動経路長と同じ大きさの開口を持つアンテナと同等の角度分解能を得る。
実際の画像再生処理では、受信信号にドップラー周波数解析を行うことにより、高い角度分解能を得る。同じ目標点を長時間観測すると、レーダと目標点との間の相対速度が観測時間中に変化する。これにより、その目標点の受信信号は、相対速度の変化量に対応するドップラー周波数帯域幅をもつようになる。ドップラー周波数幅が広いほど、目標が存在する角度に関する情報量が増えるため、角度分解能が向上する。
一方、SARは高い距離分解能を得るために、パルス圧縮処理を行うことから、その電波の放射はパルス状となる。すなわちSARはパルス波を放射する一種のパルスドップラーレーダである。したがって、高い角度分解能を得るためのドップラー周波数解析は、パルス繰り返し周波数であるPRF(Pulse Repetition Frequency)で離散化された受信信号に対して行われることになる。
このとき、アジマス方向の信号処理がPRFで離散化された信号に対して行われるため、観測可能なドップラー周波数は有限の帯域幅をもつ。ドップラー周波数帯域幅が広くなるほど、角度分解能は向上する。そのためには、PRFを高く設定することが望ましい。しかし、PRFを高くすると、レンジ方向の観測範囲が狭くなる。そのため、PRFはレンジ方向の観測幅と角度分解能のトレードオフによって決められる。
このようなトレードオフを緩和する方法として、特許文献1に、複数の受信アンテナをSARに装備し、複数のレーダ波を用い、PRFを上げずに受信時の空間サンプリング周波数を上げる技術が開示されている。しかし、上述のように、従来の信号処理装置においては、複数の受信アンテナや複数の受信機を装備していないレーダ装置に適用することができないという問題点があったのである。
なお、以降では、1つの受信アンテナからの1つのレーダ波を用いる基本的な処理としてのSARの画像再生技術をシングルビーム画像再生技術と呼び、1つまたは複数の受信アンテナからの複数のレーダ波を用いるSARの画像再生技術をマルチビーム画像再生技術と呼ぶことにする。
これに対し、この発明の実施の形態1による信号処理装置は、複数の受信アンテナや複数の受信機を装備していない簡単な構成のレーダ装置の信号処理においても、マルチビーム画像再生技術を可能にしようとするものである。例えば衛星に搭載済みで、1つの受信アンテナと1つの受信機のみを装備した既存のレーダ装置に対しても適用可能となる。
図1は、この発明の実施の形態1による信号処理装置を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図1において、1は位置ずれ量算出部、2aは信号分割部、2bは信号分割部、3aおよび3bは複数の画像再生部としてのシングルビーム画像再生部、4は画像再生部としてのマルチビーム画像再生部、5は変化抽出部、6は重畳表示部である。
図2、3は、この発明の実施の形態1による信号処理装置を説明するための説明図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図2において、1つの送受信アンテナと1つの送受信機を装備し観測信号を取得するレーダ装置が、地表面に沿って移動している衛星に搭載されている。そして、この発明の実施の形態1による信号処理装置は、地上に配置され、観測信号の情報は、衛星と地上間の通信手段で通知される。または、この発明の実施の形態1による信号処理装置は、その全部または一部が衛星や航空機に搭載されるように構成しても良い。
次に動作について説明する。この発明の実施の形態1による信号処理装置では、同じ領域を複数回の観測としての複数回の撮像を行うことを想定する。図2、3では、衛星軌道パス1の撮像(以下、1回目の撮像と呼ぶ)と衛星軌道パス2の撮像(以下、2回目の撮像と呼ぶ)の2回の周回で観測を行うようにしている。なお、2回の観測については、2回の周回で同一の衛星で観測するようにしても良いし、あるいは1回の周回で同じ諸元の2つの衛星で観測するようにしても良い。
ここで、図2において、○(白抜き丸)印で示す1回目の撮像で観測するタイミングと、●(黒丸)印で示す2回目の撮像で観測するタイミングがちょうど交互になるようにずれている(以下、観測するタイミング、すなわちパルスの受信タイミングを空間サンプリングのタイミングと呼ぶ)。これにより、各々の単独の撮像と比べて、両撮像信号を用いれば、空間サンプリング周波数を倍にすることができる。そのため、PRFを上げることなく角度分解能を上げることが可能となる。
ただし、空間サンプリングのタイミングが2回の撮像で同じとなる場合は、空間サンプリング周波数が実質として上がらないため、高分解能化することができない。そこで、図1〜3において、位置ずれ量算出部1は、1回目の軌道情報と2回目の軌道情報を用いて、2回の撮像における空間サンプリングのタイミングを比較し、位置ずれ量を算出する。信号分割部2a、2bは、位置ずれ量が所定の基準より大きい観測区間を判定し、1回目の撮像信号、2回目の撮像信号からそれぞれ空間サンプリングのタイミングの位置ずれが大きい時間帯である区間Bを抽出して分割し、この分割した時間帯の受信信号をマルチビーム画像再生部4に出力する。
マルチビーム画像再生部4は、分割された区間Bの1回目の撮像信号と2回目の撮像信号を合成することによりマルチビーム画像再生としてSAR画像の再生を行う。重畳表示部6は、再生されたSAR画像を画面に表示する。
このとき、図2、3に示すように、衛星軌道のパスごとに電波の送信タイミングをずらすことにより、空間サンプリング周波数を高くし、偽像を低減することも可能である。すなわち、合成した空間サンプリングのタイミングにより空間サンプリング周波数が倍になり、周波数の折り返しがなくなるので、アジマスアンビギュイティの少ない画像を再生でき、パス1の画像やパス2の画像において背景の暗い領域で目立つ偽像を、複数パス合成画像において抑圧することが可能となる。
一方、図3において、区間A、Cにおいては、空間サンプリングのタイミングのずれが小さい。このような時間帯は、2つの撮像信号をマルチビーム画像再生として合成するには適していない。しかし、2回の撮像の間の時間帯に生じた地表面の変化を抽出するのには適している。空間サンプリングのタイミングが同一であるため、地表面が変化していない領域では、1回目の撮像と2回目の撮像とで同一のSAR画像が得られる。そのため、2つのSAR画像の差分を取れば、地表面の時間変化を抽出することが可能になる。
すなわち、図1〜3において、位置ずれ量算出部1で算出された2回の撮像における空間サンプリングのタイミングの位置ずれ量に基づいて、信号分割部2a、2bは、位置ずれ量が所定の基準より小さい観測区間を判定し、1回目の撮像信号、2回目の撮像信号からそれぞれ空間サンプリングのタイミングの位置ずれが小さい時間帯である区間A、Cを抽出して分割し、シングルビーム画像再生部3a、3bにそれぞれ出力する。
シングルビーム画像再生部3a、3bは、分割された区間A、Cの1回目の撮像信号、2回目の撮像信号からそれぞれシングルビーム画像再生としてSAR画像の再生を行う。変化抽出部5は、後述のコヒーレント変化抽出法により、再生されたSAR画像間の変化抽出を行い、変化抽出画像として再生する。重畳表示部6は、この変化抽出画像をマルチビーム画像再生部4で再生されたSAR画像と重畳し、擬似的にカラー表示を行う擬似カラーによる重畳表示を行う。
なお、2回の撮像でPRFが全く同一であれば、時間が経過しても空間サンプリングのタイミングの位置ずれの状態が変化することはない。このとき、位置ずれ量が所定の基準より大きければマルチビーム画像再生に適するものの、位置ずれ量が所定の基準より小さければマルチビーム画像再生に適さない。しかし、PRFがわずかに異なれば、2回の撮像間の空間サンプリングのタイミングが徐々に変化するため、空間サンプリングのタイミングがずれる時間帯が確実に得られるようになる。
図3においては、左から右に時間が経過する様子を示している。この図では、1回目の撮像のPRFが、2回目の撮像のPRFよりもわずかに高い状況を示している。左端の観測開始時点において、もし空間サンプリングのタイミングが1回目の撮像と2回目の撮像で同じであるとしても、時間の経過とともに徐々に撮像間でタイミングがずれている。
図3では、ちょうど中央の時間帯において、空間サンプリングのタイミングがちょうど交互にずれている。その後、時間経過と共にまたずれが小さくなり、右端の時刻において空間サンプリングのタイミングが一致している。この場合、全観測区間をT秒とすると、1回目の撮像と2回目の撮像でサンプル数の差が1である。したがって、1/T HzのPRF差を設ければ、図3の状況を実現することができる。
このように、図3の例では、全観測区間のうちの中央部分の区間Bにおいて、1回目の撮像と2回目の撮像の空間サンプリングのタイミングのずれが大きくなるため、区間Bにおいてマルチビーム画像再生が可能となる。
逆に、その他の区間A、Cでは空間サンプリングのタイミングのずれが小さいため、1回目の撮像と2回目の撮像間で変化抽出を行うのに適している。変化抽出の方法としては、画素値の振幅と位相の両方を用いるコヒーレント変化抽出と呼ばれる手法が知られており、例えば特開2010−281584号公報にそのような技術が示されている。
コヒーレント変化抽出法では画像間の相関係数を算出する。これは統計的な処理であることから集合平均処理を行う必要がある。図3の状況の場合、左の区間Aと右の区間Cで2回の変化抽出を行うことができるため、この2回を集合平均処理に用いることが可能となる。
なお、マルチビーム画像再生に利用する時間帯においても、変化抽出処理を適用することは不可能ではない。ただし、2回の撮像で空間サンプリングのタイミングが異なることから、ドップラー周波数のアンビギュイティが生じる場合に、地表面の変化なのかアンビギュイティ成分なのかの区別が難しくなり、変化抽出の性能が劣る可能性がある。
以上のように、この発明の実施の形態1による信号処理装置においては、2回の撮像の軌道情報を用いて、2回の撮像における空間サンプリングのタイミングを比較し、タイミングの位置ずれが所定の基準より大きい観測区間を抽出し、抽出した観測区間の2回の撮像信号を合成することによりマルチビーム画像再生としてSARの画像再生を行うようにしている。これにより、受信アンテナや受信機を増やすことなくマルチビーム画像再生が可能となり、広域観測と高分解能観測を両立させることができるという作用効果を奏する。
さらに、PRFをわずかにずらして設定することにより、マルチビーム画像再生に適した観測区間を確実に得ることが可能となる。また、マルチビーム画像再生に用いた観測区間以外では、変化抽出に利用することが可能となる。
実施の形態2.
上述の実施の形態1による信号処理装置では、位置ずれ量算出部1が衛星の軌道情報により空間サンプリングのタイミングの位置ずれ量を推定していた。しかし、衛星の軌道情報が十分に得られないような場合も想定される。そこで、この発明の実施の形態2による信号処理装置は、受信信号から空間サンプリングのタイミングの位置ずれ量を推定するようにしたものである。
図4は、この発明の実施の形態2による信号処理装置を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図4において、101aは部分区間抽出部、101bは部分区間抽出部、102aはシングルビーム画像再生部、102bはシングルビーム画像再生部である。なお、それ以外の構成は、図1に示した実施の形態1による信号処理装置と同じであるため、その動作も含めて説明を省略する。
次に動作について説明する。部分区間抽出部101a、101bは、2回の撮像による1回目の撮像信号、2回目の撮像信号から部分的な時間帯である観測区間の受信信号を試験的にそれぞれ抽出する。シングルビーム画像再生部102a、102bは、試験的に抽出した受信信号に対し、シングルビーム画像再生としてSAR画像の再生をそれぞれ行う。
位置ずれ量算出部1は、得られた2枚のシングルビームSAR画像の位相差を求めることにより、抽出した時間帯における空間サンプリングのタイミングの位置ずれ量を算出する。これにより、衛星軌道の高精度な情報を必ずしも必要としない利点がある。また、予め確定した軌道ではない航路を飛行するような航空機に搭載されるSARへの適用に好適である。
以上のように、この発明の実施の形態2による信号処理装置においては、実施の形態1と同じ構成に加え、受信信号から空間サンプリングのタイミングの位置ずれ量を推定するように構成している。これにより、衛星の軌道情報が十分に得られないような場合でも、実施の形態1と同様の作用効果を奏するのである。
なお、上述の実施の形態1、2による信号処理装置においては、2回の観測の場合の実施例について説明したが、これに限られるものではなく、Nを2以上の自然数とし、N回の観測の場合に拡張可能である。これにより、PRFを上げずに受信時の実効的な空間サンプリング周波数をN倍に上げることができ、距離方向の観測範囲を狭めることなく角度分解能をさらに向上させることができるという作用効果を奏する。また、N回の観測を行った場合、使用する観測データによってマルチビーム画像再生に適した観測区間が異なる。そのため、N回の観測データを全て使えば、マルチビーム画像再生に適した観測区間をより広く取ることが可能となるという作用効果を奏する。例えば、3回以上の観測データを全て使う場合、2回の観測の場合よりもマルチビーム画像再生に適した観測区間を広く取ることができる。
また、上述の実施の形態1、2による信号処理装置においては、変化抽出機能が不要であれば、シングルビーム画像再生部3a、3bと変化抽出部5を省略するように構成しても良く、さらに、N回の撮像でPRFが同一であり、かつ空間サンプリングのタイミングの位置ずれ量が所定の基準より大きいことが確実な観測条件であれば、位置ずれ量算出部1と信号分割部2a、2bも省略するように構成しても良い。
また、上述の実施の形態1、2による信号処理装置においては、送受信される波動が電波であるSARに適用する場合について説明したが、これに限られるものではなく、光波や音波といった波動に拡張可能であり、このとき、アンテナに代え、その波動に対応したセンサ等を用いるようにすれば良い。
1 位置ずれ量算出部、2a、2b 信号分割部、3a、3b シングルビーム画像再生部、4 マルチビーム画像再生部、5 変化抽出部、6 重畳表示部、101a、101b 部分区間抽出部、102a、102b シングルビーム画像再生部。

Claims (8)

  1. パルス状の波動が同一の領域で反射されて受信された受信信号に基づいて観測を行うレーダ装置の信号処理装置であって、
    観測間でパルスの受信タイミングにおける位置ずれ量が所定の基準より大きい複数回の観測の受信信号を合成し、この合成した信号を用いて画像を再生する画像再生部と、
    を備えたことを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部と、
    前記位置ずれ量に基づいて判定した観測区間の受信信号を分割する信号分割部と、を備え、
    前記画像再生部は、前記位置ずれ量が所定の基準より大きい観測区間として前記信号分割部で分割された観測区間の複数回の観測の受信信号を合成し、この合成した信号を用いて画像を再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記位置ずれ量が所定の基準より小さい観測区間として前記信号分割部で分割された観測区間の複数回の観測の受信信号をそれぞれ用いて複数の画像を再生する複数の画像再生部と、
    前記複数の画像再生部で再生された複数の画像間の変化抽出を行う変化抽出部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記位置ずれ量算出部は、複数回の観測に対応した軌道情報に基づいて前記位置ずれ量を算出する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の信号処理装置。
  5. 前記位置ずれ量算出部は、複数回の観測の受信信号をそれぞれ用いて再生された複数の画像の位相差に基づいて前記位置ずれ量を算出する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の信号処理装置。
  6. 観測毎にパルスの繰返し周波数が変化することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の信号処理装置。
  7. パルス状の波動が放射され同一の領域で反射されて受信された受信信号に基づいて観測を行うレーダ観測方法であって、
    観測間でパルスの受信タイミングにおける位置ずれ量が所定の基準より大きい複数回の観測の受信信号を合成し、この合成した信号を用いて画像を再生する画像再生ステップと、
    を備えたことを特徴とするレーダ観測方法。
  8. 観測毎にパルスの繰返し周波数を変化させることを特徴とする請求項7に記載のレーダ観測方法。
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