JP2014050812A - ローラ清掃装置 - Google Patents

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【課題】ローラの表面を常時清浄に維持することのできるローラ清掃装置を実現する。
【解決手段】清掃布4を供給する清掃布供給部21、清掃布を巻き取る清掃布巻取り部15及び前記清掃布を回転するローラ1に押圧する押圧部6を備えた清掃ユニット5と、清掃ユニットをローラの長手方向に沿って移動させる移動手段7とから構成されたローラの表面を清掃するためのローラ清掃装置100において、押圧部6の長手方向の長さPLは、ローラ1の長さRLよりも短く、かつ、清掃布4は押圧部6とローラ1の間にあって、清掃布4の幅CLは押圧部6がローラに直接接触しないように、押圧部6の長手方向の長さよりも幅が広く、さらに清掃布4は当該清掃布がローラ1に押圧された状態で清掃布供給部21から清掃布巻取り部15に向けて送られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フイルム成型装置などに使用されている回転するローラの表面を自動的に清掃するローラ清掃装置に関する。
フイルムを生産したり、加工したりするフイルム成型装置では、多数の回転ローラが使用されている。それらのローラは、加工しているフイルムを加熱し、あるいは冷却し、または搬送する役割がある。
フイルム成形装置の大部分のローラは、製品となるフイルムに直接接触するので、ローラの表面は常に清浄に保たれていなければならない。ローラが異物で汚れたままであると、フイルムに異物が付着したり、平滑さを維持できなくなり、いわゆる汚れた状態になる。その結果フィルムの製品としての品質低下を招き、不良品の生産につながる。そのため、フイルム成形装置のローラは、定期的に運転を停止させて、表面の清掃を行う必要がある。清掃の作業は、作業者が、清掃布や溶剤によって、ローラの表面を拭き取ることによって行う。また、フイルム成形装置のローラの中には、高温に熱したローラもあるので、作業者によるローラの清掃の作業は時間もかかり、安全面・衛生面でともに危険な作業でもある。そこで、従来より、ローラの清掃を自動的に行うためのローラ清掃装置が使用されるようになってきた。
特許文献1には、磁気記録媒体の製造工程のローラなど、精密なフイルムの生産ラインで使用可能なローラ清掃装置が示されている。このローラ清掃装置は、清掃布としてクリーニングテープが使用されている。クリーニングテープは、巻出しシャフトから供給され、巻取りシャフトに巻き取られる。そして、クリーニングテープは、弾性ロールによって、カレンダーロールに押圧するようになっている。また、クリーニングテープは、カレンダーロールの長さより幅が狭い。そのため、ローラ清掃装置は、クリーニングテープの供給手段としての巻出しシャフト、クリーニングテープの巻取り手段としての巻取りシャフト、押圧体としての弾性ロールを、清掃布としてのクリーニングテープとともに一体としてボックスに収容し、ボックスをカレンダーロールに沿って移動させるようにしている。すなわち、清掃布が狭いため、カレンダーロールは、一度に全幅を清掃することはできないが、ボックスを移動させることによって、カレンダーロールの全幅を清掃する。
一方で、カレンダーロールの一般的な課題は、ローラの上に拭き残しを作らないところにある。そのため、このローラ清掃装置は、清掃するときに、清掃対象となるローラを通り過ぎるように移動する。従って、ローラは、必要に応じてまとめて清掃されるのであり、フイルムを生産しているときに、常時ローラの表面を清浄に維持するのには向いていない。
特許文献2には、フイルム取扱ラインのローラを清掃するための清掃装置が示されている。このローラ清掃装置は、特許文献1に記載されたローラ装置と同様に、ローラの長さよりも幅の狭い清掃布を使用する。そして、清掃布をローラに沿ってトラバースすることによって、ローラの全長を清掃可能としている。ただし、特許文献2に記載されたローラ清掃装置は、清掃布をローラに接触させたり離したりさせる動作行うので、ローラの回転負荷が大きく変化する。そのため、ローラの回転制御が難しい。
特開平02−028458号公報 特開平2009−269004号公報
従来のローラ清掃装置は、フイルムを生産しているときに、常時ローラの表面を清浄に維持するのには向いていないという課題があった。この原因は、従来のローラ清掃装置は、清掃布を常時ローラの表面に接触させ、かつ、常に清掃布の清掃の力を維持する構造になっていないところにある。
本発明は、ローラの表面を常時清浄に維持することのできるローラ清掃装置を実現するところにある。
本発明にかかるローラ清掃装置は、清掃布を供給する清掃布供給部、前記清掃布を巻き取る清掃布巻取り部及び前記清掃布を回転するローラに押圧する押圧部を備えた清掃ユニットと、前記清掃ユニットを前記ローラの長手方向に沿って移動させる移動手段とから構成された前記ローラの表面を清掃するためのローラ清掃装置において、
前記押圧部の長手方向の長さは、前記ローラの長さよりも短く、かつ、前記清掃布は、前記押圧部と前記ローラの間にあって、前記押圧部が前記ローラに直接接触しないように、前記押圧部の長手方向の長さよりも幅が広く、さらに前記清掃布は、前記清掃布が前記ローラに押圧された状態で前記清掃布供給部から前記清掃布巻取り部に向けて送られることを特徴としたものである。
さらに次の構成を含む。
(1)前記移動手段は、前記清掃ユニットを前記ローラの長手方向に移動又は前記ローラの長手方向の任意の位置に停止させることができ、かつ前記押圧部は、前記清掃ユニットが移動している間、停止している間及び前記清掃ユニットの移動方向が反転の動作する場合も、前記清掃布を前記ローラに押圧した状態であること。
(2)前記清掃布は、前記押圧部によって前記清掃布が前記ローラに押圧され、前記清掃ユニットが移動している間でも、前記清掃布供給部から前記清掃布巻取り部に向けて送られること。
(3)前記清掃ユニットは、1つのローラに対して1ユニットまたは複数ユニットであること。
本発明によれば、ローラの全長に比較して清掃布の幅を狭くし、かつ清掃ユニットが、ローラに清掃布を押圧したままでローラの長手方向に移動させるようにした。それによって、清掃布とローラの摩擦が少なくし、かつ、ローラの回転負荷の変動を少なくした。また、清掃布をローラに押圧するための押圧体に比べて清掃布の幅を広くして、清掃ユニットが清掃布をローラに押圧したままで移動を行っても、押圧体とローラが直接接触しないようにした。さらに、清掃ユニットが移動している間に、清掃布が送られるようにした。このことにより、本発明のローラ清掃装置は、ローラの回転に対する負荷変動を少なくし、清浄な清掃布をローラに常時接触させることができ、ローラの表面を常時清浄に維持することができる。
図1は、本発明第1の実施の態様の平面図である。 図2は、本発明第1の実施の態様の平面図の部分拡大図である。 図3は、本発明第1の実施の態様の側面図である。 図4は、清掃布の動摩擦抵抗の説明図である。 図5は、本発明第2の実施の態様の側面図である。 図6は、本発明第3の実施の態様の側面図である。 図7は、本発明第4の実施の態様の平面図である。
以下に、本発明の実施の態様を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を実施したローラ清掃装置100の第1の実施の態様の平面図である。1は清掃対象となるローラである。2は、ローラ1によって搬送されるフイルムである。3は、ローラ1の回転軸である。4は、清掃布である。6は、清掃布4をローラ2に押圧する押圧部である。5は、清掃ユニットである。清掃ユニット5は、清掃布4を供給する清掃布供給部、清掃布4を巻き取る清掃布巻取り部及び清掃布4を回転するローラ1に押圧する押圧部6を備えている。
RLは、ローラ1の長手方向の長さである。FWはローラ1によって搬送されるフイルム2の幅である。FWは、RLよりも短い。PLは、押圧部6の長手方向の長さであり、CLは、清掃布4の幅である。PLは、RLよりも短い。清掃ユニット5は、ローラ1の長手方向に移動可能になっており、移動することによって、ローラ1の全長を清掃することが可能になっている。さらにCLは、PLよりも広い。これは、押圧部6がローラ1に直接接触しないように、押圧部6を包み込む程度に広いことが望ましい。清掃布4の幅が押圧部6の長さよりも広くなっているため、清掃ユニット5が停止しているときだけではなく、移動しているときも、ローラ1から見て、押圧部6は、清掃布4で覆われている。従って、押圧部6とローラ1が直接接触することはない。清掃ユニット5の移動範囲は、押圧部6がフイルム2の幅FWの範囲に清掃布4を押圧できる範囲であればよく、押圧部6が清掃布4を押圧する範囲は、ローラ1の長さRLを超えてもよい。
7は清掃ユニット5をローラ1の長手方向に沿って移動させるための移動手段である。移動手段7は、駆動ワイヤ10、レール11及びモータ12から構成されている。駆動ワイヤ10は、モータ12のプーリ8及び追従プーリ9の間に張り渡されている。レール11は、ローラ1の長手方向に沿って、清掃ユニット5が移動可能なように、清掃ユニット5を支持する。
駆動ワイヤ10は、ループになっており、ループの途中で清掃ユニット5に固定されている。モータ12が回転すると、駆動ワイヤ10が送られ、レール11に支持された清掃ユニット5は、ローラ1の長手方向に沿って移動する。清掃ユニット5は、往復移動可能であるが、移動速度については、ローラ1の長手方向の位置に応じて変化させてよい。例えば、フイルム2の両端付近では遅く移動し、フイルム2の中央部分では早く移動するようにすることができる。ローラ1の表面の汚れは、部分的に偏ることがある。このような場合は、ローラ1の汚れの分布に応じて、汚れの多い部分では遅くし、汚れの少ない部分では早くすることができる。清掃ユニット5の移動速度を最適にすると、清掃時間の短縮と清掃布4の使用量の削減を行うことができる。
図2は、清掃ユニット5の平面図である。清掃ユニット5は、1対のサイドプレート13、14を備えている。清掃布4は、後述する供給部から、巻取り部15に向けて送られる。16は、巻取り軸であり、17は巻取りモータである。巻取り部15は、巻取り軸16を介して巻取りモータ17によって駆動される。18は、押圧部6を駆動する駆動シリンダである。駆動シリンダ18は、サイドプレート13に取り付けられており、押圧部6を駆動する。
清掃布4の幅CLは、押圧部6の長さPLも広い。押圧部6は、清掃布4をローラ1に押圧するが、ローラ1と押圧部6は、直接接触しないのが望ましい。しかし、清掃ユニット5が、ローラ1の長手方向に沿って横行する場合は、清掃布4が、押圧部6に対してずれることがある。特に、清掃布4の張力が少ない場合は、清掃布4はローラ1との横方向の摩擦力によって、押圧部6からずれる。清掃布4の幅CLが、押圧部6の長さよりも広ければ、清掃布4は押圧部6を包み込むような形状となり、押圧部6が清掃布4から露出してローラ1と直接接触しなくなる。
図3は、清掃ユニット5の側面図である。21は、清掃布4の供給部である。清掃布4は、供給部21から供給され、押圧部6を通り、巻取り部15で巻き取られる。ローラ1は、RDに示す方向に回転し、清掃布4は、CDに示す方向に送られる。
押圧部6は、全体としては、ローラ1の長手方向に沿って細長い板状になっており、弾力性のある金属や合成樹脂などで作ることができる。押圧部6の一端は、回転軸20に固定され、他の一端には、押圧体19が取り付けられている。駆動シリンダ18が動作すると、回転軸20が時計方向または反時計方向に回転する。回転軸20が回転すると、押圧体19は、ローラ1に近づいたり、離れたりする。図3の状態は、回転軸20が時計方向に回転して、押圧体19が清掃布4をローラ1に押圧している状態を示している。
図1、図2及び図3において、ローラ清掃装置100を説明する。清掃ユニット5は、ローラ1に隣接して、ローラ1の長手方向に移動可能に設けられる。清掃ユニット5は、清掃布4を供給する供給部21、清掃布4を巻き取る巻取り部15及び清掃布4をローラ1に押圧する押圧部6を備えている。移動手段7は、清掃ユニット5をローラ1の長手方向に移動させる。押圧部6の長さPLは、ローラ1の長さRLよりも短い。しかし、清掃ユニット5が移動可能であるため、ローラ1の表面の拭き残しはなくすことができる。
一方、清掃布4とローラ1の単位幅あたりの摩擦抵抗は、清掃布4の清掃能力を高くするほど大きくなる。例えば、ローラ1の表面がクロムメッキの鏡面である場合は、清掃布4にマイクロファイバを含む布を使用することにより、従来の不織布を使用した場合に比較して、清掃効率を高くすることができる。
図4は、清掃布4の材質による摩擦抵抗の実験モデルである。ローラ1の表面を再現した平面25の上に清掃布26を置き、重さWのおもり28を載せ、動摩擦力Fを測定した。おもりWを変化させると、動摩擦力Fも変化する。MS1は、清掃布26としてマイクロファイバを含む布を使用した場合であり、NSは不織布を使用した場合である。マイクロファイバを含む布は、例えば、東レ株式会社から、TORAYSEE(商標名)として販売されているポリエステル100%の布が入手できる。一方、比較例としての不織布は、DuPont社からSONTARA(商標名)として販売されているパルプ55%、ポリエステル45%のスパンレースの不織布が入手可能である。図4に示すように、いずれの布もおもり28の重さに従って摩擦力が大きくなる。MS1及ぶNS1の動摩擦力の差は、清掃布4の清掃能力と密接な関係がある。
すなわち、ローラ1の表面を効率よく清掃するには、例えばMS1のように動摩擦力が大きな布のほうが望ましいが、ローラ1に対す回転負荷も大きくなる。しかし、押圧部6の長さを短くし、清掃布4とローラ1の接触長さを短くすることで、清掃布4によるローラ1の回転負荷を小さくすることが可能となる。その結果、ローラ1の回転制御が容易となるという効果がある。なお、清掃布4としては、マイクロファイバだけではなく、不織布を使用するようにしても、本発明の効果を得ることができる。
さらに、清掃布4は、巻取り部15によって、常時巻き取ることができる。従って、押圧部6が清掃布4をローラ1に押圧している間も清掃布4を送ることが可能である。清掃ユニット5は、ローラ1に沿って移動するが、速度の変更や移動中の停止、移動方向の反転を行う場合も、押圧部6がローラ1から離れないようにすることにより、ローラ1に対する回転負荷の変動を低減することができる。そこで、清掃布4を常時送るようにすることにより、清掃布4の清掃能力を維持することが可能である。
図5は、本発明の第2の実施の態様の側面図である。図3と共通の構成要素は、同一の番号で示す。図3に示した第1の実施の態様との違いは、押圧部6の向きである。図3に示した例では、押圧部6は、ローラ1の回転方向RDに対して向い方向になっており、図5に示す例では、押圧部6は回転軸29に取り付けられており、逃げ方向になっている。この2つの実施の態様に基本的な差はないが、ローラ1に、比較的大きな異物31が付着した場合に動作の差が生じる。図3に示した例では、ローラ1の表面に比較的大きな異物31がある場合でも、効率的に除去することができる。ただし、ローラ1の回転負荷の変動に対しても大きな影響を与える。一方図5に示した例では、ローラ1に大きな異物31がある場合は、押圧部6が逃げる。そのため、清掃の効率はよくないが、ローラ1の回転負荷の変動は小さい。
図6は、本発明の第3の実施の態様の側面図である。図3、図5で示した他の実施の態様との違いは、押圧部6の構造である。図6において、押圧部6は、半円柱状のパッド30になっている。パッド30の利点は、図3、図5に示したブレード構造に比較して、高い押圧力を得ることができる。そのため、清掃布4として、不織布を選択した場合に、高い清掃能力を発揮することができる。
また、本発明では、清掃ユニット5を、複数備える構成にすることもできる。ローラ1の長さは、フイルム2の幅に応じで、非常に多くの種類がある。短い場合は、ローラ1の長さRLは1メートル以下であり、長いものは6メートル以上である。ローラ1の長さが長い場合は、押圧部6の長さが短い場合は、全長を清掃するのに時間がかかる。このような場合は、同一又は異なる長さの押圧部6を備えた清掃ユニット5を複数同時に動作させるようにすることができる。
図7は、本発明の第4の実施の態様の平面図であり、複数の清掃ユニットを備えたローラ清掃装置の例である。5は、第1の清掃ユニットであり、23は、第2の清掃ユニットである。清掃ユニット5は、移動手段7によって移動し、清掃ユニット23は、移動手段22によって移動する。このように複数の清掃ユニットを備えたローラ清掃装置100は、ローラ1の長さが6メートル以上の長さがあるときに、それぞれの清掃ユニットで、清掃する範囲を分割して受け持つことができる。清掃ユニットが1つの場合は、清掃サイクルを所定時間以内にするには、清掃ユニットの最低移動速度が大きくなる。複数の清掃ユニットであれば、個々の清掃ユニットの移動速度を小さくすることが可能である。
さらに、第1の清掃ユニット5及び第2の清掃ユニット23を、ローラ1の範囲の外に待機位置移動できるようにすれば、各清掃ユニットは、ローラ1の全長を清掃することができる。32は、第2の清掃ユニット23を、ローラ1の範囲外に待機させる第2の待機位置であり、33は、第1の清掃ユニット5をローラ1の範囲外に待機させる第1の待機位置である。このように待機位置を設ければ、第1の清掃ユニット1と第2の清掃ユニット23は、同時にローラ1を清掃可能であるほか、交代で清掃することが可能になる。
複数の清掃ユニットを交代で動作させることができれば、フイルムの生産を停止させることなく、清掃布4の交換を頻繁に行うことができるようになる。また、複数の清掃ユニットに異なる機能を持たせることが可能になり、例えば、第1の清掃ユニット5は、清掃布として安価な不織布を使用し、第2の清掃ユニットにはマイクロファイバを使用し、ローラ1の汚れの状況に応じて同時に又は交代で使用することができる。
100 ローラ清掃装置
1 ローラ
4 清掃布
5 清掃ユニット
6 押圧部
7 移動手段
15 巻取り部
21 供給部

Claims (4)

  1. 清掃布を供給する清掃布供給部、前記清掃布を巻き取る清掃布巻取り部及び前記清掃布を回転するローラに押圧する押圧部を備えた清掃ユニットと、
    前記清掃ユニットを前記ローラの長手方向に沿って移動させる移動手段とから構成された前記ローラの表面を清掃するためのローラ清掃装置において、
    前記押圧部の長手方向の長さは、前記ローラの長さよりも短く、かつ、前記清掃布は、前記押圧部と前記ローラの間にあって、前記押圧部が前記ローラに直接接触しないように、前記押圧部の長手方向の長さよりも幅が広く、さらに前記清掃布は、前記清掃布が前記ローラに押圧された状態で前記清掃布供給部から前記清掃布巻取り部に向けて送られることを特徴とするローラ清掃装置。
  2. 前記移動手段は、前記清掃ユニットを前記ローラの長手方向に移動又は前記ローラの長手方向の任意の位置に停止させることができ、かつ前記押圧部は、前記清掃ユニットが移動している間、停止している間及び前記清掃ユニットの移動方向が反転の動作する場合も、前記清掃布を前記ローラに押圧した状態であることを特徴とする請求項1に記載のローラ清掃装置。
  3. 前記清掃布は、前記押圧部によって前記清掃布が前記ローラに押圧され、前記清掃ユニットが移動している間でも、前記清掃布供給部から前記清掃布巻取り部に向けて送られることを特徴とする請求項1に記載のローラ清掃装置。
  4. 前記清掃ユニットは、1つの前記ローラに対して1ユニットまたは複数ユニットからなる請求項1に記載のローラ清掃装置。
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