JP2014049877A - プリント配線板 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線板製造工程やコストを削減し、リターン電流の経路を短くし、高周波における共振現象を抑制することができるプリント配線板を提供する。
【解決手段】信号導体及びリファレンスグランド導体が同一の表層に形成され、同軸コネクタと接続するコプレーナ線路と、信号導体が表層に形成され、リファレンスグランド導体が表層と異なる他の層に形成されると共に、コプレーナ線路と集積回路を接続するマイクロストリップ線路と、コプレーナ線路の信号導体の両側に近接して形成され、コプレーナ線路のリファレンスグランド導体におけるマイクロストリップ線路方向への終端領域とマイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体におけるコプレーナ線路方向への終端領域を接続する第1のグランドスルーホールと、マイクロストリップ線路の信号導体に接続される集積回路の信号端子の両側に配置された集積回路のグランド端子のランドとマイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体を接続する第2のグランドスルーホールとを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、大容量通信などの高速信号伝送が必要となる通信装置で使用されるプリント配線板に関するものである。
従来から広く普及しているPCや近年に普及しているスマートフォンに代表されるモバイル機器に対応した通信サービス需要が飛躍的に増加し、このニーズに対応するために更なる大容量化・広帯域化を実現した通信装置の開発が求められている。
このような通信装置同士のインタフェースとしては光ファイバが用いられ、光信号により大容量のデータ通信がなされる。このような通信装置では、外部からのインタフェースとして光信号と電気信号が変換モジュールにより変換され、通信装置内では主に電気信号により処理が行われる。変換モジュールへ直接伝送される電気信号や変換モジュールから送信される電気信号としては、例えば30Gbps等の非常に高速な信号伝送を行う必要がある。30Gbpsデジタル信号は広い3次高調波を含めると45GHz程度までの周波数帯域の成分を持つため、伝送系では前記周波数帯域で損失の少ない高周波特性を確保することが重要である。
従来からこのような伝送系における変換モジュールとプリント配線板との接続には、高周波特性に優れる同軸コネクタ・同軸ケーブルが広く使用されている。しかし近年電気信号の高速化が進むにつれ、単にそれぞれ同軸ケーブル・同軸コネクタ・プリント配線板の特性インピーダンスを一定としただけでは、高周波特性の確保が難しいことが明らかとなってきた。
まず、同軸コネクタとプリント配線板における信号配線の構造について説明する。
図15は同軸コネクタの一般的な構造を示す図である。
図15に示す同軸コネクタ2の例では、同軸ケーブル接続部210と、同軸線路部220と、プリント配線板接続部230とを備え、同軸線路部220は、断面円形の内導体221と、内導体221の外周側に間隔を隔てて配置された外導体222と、内導体221と外導体222との間に設けられた特性インピーダンス整合用の内部誘電体層223とを備える。プリント配線板接続部230では、内導体221に接続された導体がプリント配線板の信号導体に接続できるよう断面円形状の信号端子231と、外導体222に接続された導体がプリント配線板のリファレンスグランド導体に接続できる断面方形状の同軸コネクタグランド端子232が備えられている。
図16はプリント配線板における一般的な信号伝送構造の断面図である。
図16(a)に示すプリント配線板上に構成されるマイクロストリップ線路300は、表層の信号導体301と内層のグランドとして機能するリファレンスグランド導体302aの間に誘電体330を配置した構造であり、信号導体301の幅が広いほどマイクロストリップ線路300の特性インピーダンスは小さい特性を持つ。図16(a)のような内層のリファレンスグランド導体302aの他に、信号導体301と同じ表層にグランド導体302bが付加された構造をグランド付きマイクロストリップ線路と呼ぶ(図16(b))。
次に図16(c)に示すコプレーナ線路310は、表層の信号導体311に対し同じ層のみでリファレンスグランド導体312を配置した構造であり、通常特性インピーダンスを確保するためには信号導体311とリファレンスグランド導体312間の距離は信号導体幅よりも小さく、信号導体幅を大きくしたほうが信号導体311とリファレンスグランド導体312間の距離を大きく取れるため、プリント配線板製造上の特性インピーダンス公差を小さくできる。
すなわち、特性インピーダンスZは、高周波においては、Z=√(L/C)となるが、ここで信号導体とグランド導体間距離が大きくなり、静電容量Cが小さくなっても信号導体幅を大きくすることでインダクタンスLも小さくなり、この微調整を行うことで特性インピーダンスを保つことができる。
図17は、従来の同軸コネクタとプリント配線板の接続構造を示す図である。
図17(a)は上面図を示し、図17(b)は斜視図を示す。
図18は、プリント配線板のグランド付きマイクロストリップ線路における信号電流とリターン電流の模式図である。
図18(a)はプリント配線板の表層面を示し、図18(b)はプリント配線板の内層面を示す。
図17に示すグランド付きマイクロストリップ線路においては、図18に示すように、信号電流100は信号導体を流れ、信号電流100に対応したリターン電流101はリファレンスグランド導体の最も信号電流100に近い部分を主に流れる。リターン電流101は同軸コネクタ2が実装される側のプリント配線板端部に到達すると、最も信号導体と同軸コネクタ2に近いプリント配線板のグランドスルーホールを経由して同軸コネクタ2の外導体へと伝搬する。
この結果、マイクロストリップ線路を同軸コネクタ2に接続する場合、信号電流100は信号導体を直接流れるため短い経路を伝搬するのに対し、リファレンスグランドを流れるリターン電流101は長い経路を通過する必要があるために、プリント配線板上の電磁界分布である準TEM(Transvers Electromagnetic mode)モードが大きく崩れ、信号の高周波成分が劣化する。
上記の問題に対し特許文献1〜3では、プリント配線板上のリターン電流経路を短くする構造が示されている。
図19は上記特許文献1〜3の構造を説明する同軸コネクタとプリント配線板の上面図および斜視図である。
図19(a)は上面図、図19(b)は斜視図、図19(c)は図19(b)の同軸コネクタを接続しない状態でプリント配線板の向きを逆にした斜視図を示す。
図20は上記特許文献1〜3の構造を説明するプリント配線板の断面図である。
図20(a)はプリント配線板の表層面を示し、図20(b)はプリント配線板の内層面を示す。
特許文献1〜3では、図19に示すような、プリント配線板の端部に端面スルーホール110や端面めっき(図示せず)を設けた構造としている。これによって、図20に示すとおり、リターン電流101は、プリント配線板の同軸コネクタ2と接触が可能な箇所に設けられた端面スルーホール110を経由して、同軸コネクタ2の外導体に流れる。この結果、プリント配線板の端面スルーホール110や端面めっきがない場合に比べて、リターン電流101の経路が短くなり、高周波特性が良好な構成とすることができる。
特開2007−123950号公報 特開2009−089147号公報 特開2011−222576号公報
しかしながら、特許文献1〜3のような従来発明の構成では、スルーホールを端面に配置するためにプリント配線板製造工程が増えコスト増となるという課題があった。また、スルーホールを半分に加工する際に金属のバリや剥がれが発生してしまうという課題があった。また、スルーホールの代わりにプリント配線板に端面めっきを施す方法もあるが、やはりプリント配線板の外形加工後の処理となるために製造工程が増え、製造コストがかかるという課題があった。
さらに、上述したような従来発明の構成では、同軸コネクタをはんだ付けするためのパッドや信号導体と同一層に配置されるグランド導体と、内層リファレンスグランド導体とが対向した構造となっており、その部分で高周波における共振現象が発生してしまうことによって、数十GHz以上の高周波通過特性を確保できないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、プリント配線板製造工程やコストを削減し、リターン電流の経路を短くし、高周波における共振現象を抑制することができるプリント配線板を提供するものである。
この発明に係るプリント配線板は、同軸コネクタと集積回路を搭載するためのプリント配線板において、信号導体及びリファレンスグランド導体が同一の表層に形成され、同軸コネクタと接続するコプレーナ線路と、信号導体が表層に形成され、リファレンスグランド導体が表層と異なる他の層に形成されると共に、コプレーナ線路と集積回路を接続するマイクロストリップ線路と、コプレーナ線路の信号導体の両側に近接して形成され、コプレーナ線路のリファレンスグランド導体におけるマイクロストリップ線路方向への終端領域とマイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体におけるコプレーナ線路方向への終端領域を接続する第1のグランドスルーホールと、マイクロストリップ線路の信号導体に接続される集積回路の信号端子の両側に配置された集積回路のグランド端子のランドとマイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体を接続する第2のグランドスルーホールとを備えたものである。
この発明によれば、同軸コネクタに対してプリント配線板の端面スルーホールや端面めっき無しでリターン電流が短くなる構成とすることができ、これによって電磁界の伝搬モードの急激な変化を防ぐことができるため高周波特性が確保でき、リターン電流経路に端面スルーホールを使用した場合に比べ製造工程や製造コストの削減が図れる。さらに同軸コネクタ実装用パッド部とリターン電流用のグランドパターンが対向する面積を小さくしたので、高周波においても共振を抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の概略上面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント配線板に同軸コネクタ及びLSIを実装した概略上面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の概略断面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の内層面を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の信号電流100及びリターン電流101の経路を表す図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の上面透視図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の通過特性を説明する図である。 従来の端面スルーホールを使ったプリント配線板の通過特性を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント配線板の表層面を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント配線板の内層面を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント配線板の内層面を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント配線板のリターン電流の密度分布を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るプリント配線板の上面図とその拡大図である。 同軸コネクタの一般的な構造を示す図である。 プリント配線板における一般的な信号伝送構造の断面図である。 従来の同軸コネクタとプリント配線板の接続構造を示す図である。 プリント配線板のグランド付きマイクロストリップ線路における信号電流とリターン電流の模式図である。 特許文献1〜3の構造を説明する同軸コネクタとプリント配線板の上面図および斜視図である。 特許文献1〜3の構造を説明するプリント配線板の断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の概略上面図である。図2は、この発明の実施の形態1に係るプリント配線板に同軸コネクタ及びLSI(Large Scale Integration、集積回路)を実装した概略上面図である。図3は、図2で示したプリント配線板の斜視図である。図4は、図2で示したプリント配線板の概略断面図である。なおプリント配線板は、導体表面を保護するソルダレジスト、信号層、電源層及びグランド層からなる多層プリント配線板であるが、構成の理解を容易にするため、図4では同軸コネクタ中心を切断面とした断面図を示している。図5は、この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の内層面を示している。
以下、実施の形態1によるプリント配線板の構成を、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図1において、プリント配線板1は、同軸コネクタ信号端子用ランド8a、同軸コネクタグランド端子用ランド8b、コプレーナ線路310、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312、マイクロストリップ線路300、図3〜図5に示すマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302a、LSI信号端子用ランド9a、LSIグランド端子用ランド9bを備えており、図2に示すように、同軸コネクタ2とLSI3を実装している。また、コプレーナ線路310の信号導体311の両端にはグランドスルーホール(第1のグランドスルーホール)6aが、マイクロストリップ線路300の信号導体301の両端にはグランドスルーホール(第2のグランドスルーホール)6bが配置されている。
コプレーナ線路310は、信号導体311及びリファレンスグランド導体312が同一の表層に形成され、同軸コネクタ2と接続する。なお、同軸コネクタ2は、図1,2に示すようにプリント配線板端1aでプリント配線板1と接続されている。マイクロストリップ線路300は、信号導体301が表層に形成され、リファレンスグランド導体302aが表層と異なる他の層に形成されると共に、コプレーナ線路310とLSI3を接続する。
図5は、グランドスルーホール6a,6bと、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312と、マイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aの位置関係を示している。
グランドスルーホール6aは、コプレーナ線路310の信号導体311の両側に近接して形成され、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312におけるマイクロストリップ線路300方向への終端領域とマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aにおけるコプレーナ線路310方向への終端領域を接続する。
ここで、コプレーナ線路310の信号導体311の両側に近接する距離とは、信号導体311に近いリファレンスグランド導体端から内側にグランドスルーホール6aの半径分の距離を持たせた距離のことを言う。
例えば、グランドスルーホール6aのランド径(グランドスルーホール6aは、ドリルやレーザで穴穿け後金属を電気めっきすることにより形成されるが、ドリルなどで穴穿けの際、ランドから外れると通電せず電気めっきができないことから、通常ランドを形成しその内に穴を収める必要がある)を0.5mmとした場合、リファレンスグランド導体端から0.25mmの位置、つまりグランドスルーホール6aのランドの半径と同じ距離に、グランドスルーホール6aの中心がある場合の距離を言う。
グランドスルーホール6bは、マイクロストリップ線路300の信号導体301に接続されるLSI信号端子用ランド9aの両側に配置されたLSIグランド端子用ランド9bとマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aを接続する。
図5の網がけしてある領域は、コプレーナ線路310とマイクロストリップ線路300のグランドリファレンス導体312,302a同士が垂直方向に対向する領域(対向領域340)である。この対向領域340の面積は小さくなるように構成されており、最小限グランドスルーホール6aが形成できる程度の面積であればよい。
なお、グランドスルーホール6aは信号導体311の両端にそれぞれ1つ以上配置してもよい。このようにグランドスルーホール6aを複数個配置することで、広がってしまったリターン電流の成分をコプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312及びマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aに短い経路で繋ぐことができる。また、リファレンスグランド導体312,302a同士が小さな面積の対向領域340で部分的に重なっているため、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312及びマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302a間で起こり得る共振を抑制することができる。
同軸コネクタ2内の同軸線路部220、コプレーナ線路310、マイクロストリップ線路300はそれぞれ特性インピーダンスが所定値、例えば50Ωとなるように、信号導体311,301の導体幅と、信号導体311とリファレンスグランド導体312間の距離とが調整されている。
図1に示すように、コプレーナ線路310の同軸コネクタグランド端子用ランド8b実装部分には特性インピーダンスの整合を行う特性インピーダンス調整部320を備える(特性インピーダンス調整部320の拡大図参照)。これは、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312と、図3,4に示す同軸コネクタ信号端子231との容量性結合を減らし、特性インピーンダンスが所望の値から大きく低下することを抑制するためのものである。
すなわち、同軸コネクタ信号端子231を、コプレーナ線路310の信号導体311に接続されている同軸コネクタ信号端子用ランド8aにはんだ付けした場合、コプレーナ線路310の信号導体311とリファレンスグランド導体312間の静電容量に比べ、はんだ付けされた同軸コネクタ信号端子用ランド8aとリファレンスグランド導体312間の静電容量が大きくなり、特性インピーダンスの低下を引き起こし伝送特性が悪化する。このことを防ぐため、図1の特性インピーダンス調整部320の拡大図に示すように、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312は、コプレーナ線路310の信号導体311との距離(イ)よりも、同軸コネクタ信号端子231がはんだ付けされている同軸コネクタ信号端子用ランド8aとの距離(ロ)の方が大きくなるよう配置されている。
同様に、図1に示すように、コプレーナ線路310とマイクロストリップ線路300との接続部にも特性インピーダンスの整合を行う特性インピーダンス調整部321を備え(特性インピーダンス調整部321の拡大図参照)、コプレーナ線路310の信号導体311は、マイクロストリップ線路300の信号導体301にテーパ状に接続されるようにしている。
同軸コネクタグランド端子232は、図15に示す同軸コネクタ2内の同軸線路部220の外導体222に近い場所で、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312にはんだ付けできるように、同軸コネクタ信号端子用ランド8a付近に同軸コネクタグランド端子用ランド8bが配置され、ソルダレジストが被らない構造としている。
マイクロストリップ線路300は、図16(b)に示すようなグランド付きマイクロストリップ線路を用いても構わない。グランド付きマイクロストリップ線路を用いる場合には、リファレンスグランド導体302aとその他のグランド導体302bを、はんだなどの導電性の材料(図示せず)を使用して接続する。また、リファレンスグランド導体312とグランド導体302bとの間の共振が発生しないようグランドスルーホールを密に、例えば0.8mm間隔でグランド付きマイクロストリップ線路を配置する必要がある。
また、同軸コネクタ2としては、周波数範囲が1GHz以上を対象としたSMA(Sub Miniature TypeA)コネクタ、SMPMコネクタ、SMPコネクタ、SMVコネクタ、2.92mmコネクタ、1.85mmコネクタ、1mmコネクタなどを用いる。
図6はこの発明の実施の形態1に係るプリント配線板の信号電流100およびリターン電流101の経路を表す図であり、図7はこの発明の実施の形態1に係るプリント配線板の上面透視図である。
上述のように、グランドスルーホール6aを、コプレーナ線路310の信号導体311の両側に近接する位置で、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312におけるマイクロストリップ線路300方向への終端領域とマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aにおけるコプレーナ線路310方向への終端領域を接続するように配置し、グランドスルーホール6bを、マイクロストリップ線路300の信号導体301に接続されるLSI信号端子用ランド9aの両側に配置されたLSIグランド端子用ランド9bとマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aを接続するように配置している。このような配置によって、図6,図7に示すとおり、高周波信号である信号電流100のリターン電流101を、図15に示す同軸コネクタ2内の同軸線路部220の内導体221部分から、同軸コネクタグランド端子接続用ランド8b、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312、グランドスルーホール6a、マイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302a、グランドスルーホール6b、LSI3のグランド端子用ランド9bの短い経路で、LSI3まで通すことが可能となる。
この構成によれば、例えば30GbpsNRZ信号の基本周波数である15GHzにおいても良好な通過特性が得られる。図8は、この発明の実施の形態1に係るプリント配線板の通過特性を説明する図である。基本周波数で要求される通過特性は例えば−3dB以上であるが、評価用として信号入力部と信号出力部に2箇所同軸コネクタを実装し、同軸コネクタ間をコプレーナ線路−マイクロストリップ線路−コプレーナ線路の構造で接続したプリント配線板をネットワークアナライザにて測定した結果を図8において示す。測定結果から−3dB以上の特性が確保できておりであり、30GbpsNRZ信号を問題なく伝送させることが可能であることが判断できる。
一方、図9は、従来の端面スルーホールを使ったプリント配線板の通過特性を説明する図である。図9において、従来の端面スルーホールを使ったプリント配線板を同様の方法で測定した結果を図9に示す。
この場合、同軸コネクタグランド端子用ランド8bとマイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体における共振により、30GHzで通過特性の劣化がみられ、広帯域が必要となる高周波デジタル信号においては使用することが難しい結果となった。この共振はグランドスルーホールの数を増やすことと、その配置の仕方によって高い周波数に移動させることができるが、プリント配線板の製造上、グランドスルーホールを限りなく多くできない点と、更に高い周波帯域を含めると根本的な解決手段とはならない。
以上説明したように、この発明の実施の形態1によれば、同軸コネクタ2に対してプリント配線板1の端面スルーホールや端面めっき無しでリターン電流が短くなる構成とすることができ、これによって電磁界の伝搬モードの急激な変化を防ぐことができるため高周波特性が確保でき、リターン電流経路に端面スルーホールを使用した場合に比べ製造工程や製造コストの削減が図れる。
また、従来の端面スルーホールや端面めっきを配置したプリント配線板を使用した場合、共振が起こる可能性があるが、この発明の実施の形態1によれば、コプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312とマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302a同士の対向領域340の面積を小さくすることができるため、数十GHz以上で起こりやすい共振による高周波特性劣化を抑制することができる。
また、従来技術のように端面スルーホールを設けた場合、はんだがスルーホール壁面に流れ込むことがあり、はんだ付けが安定しないという課題があるが、この発明の実施の形態1によれば、同軸コネクタ2は、同軸コネクタグランド端子用ランド8bに直接はんだ付けできるようにプリント配線板端1aに配置し、端面スルーホールや端面めっきを設けないことで、はんだがプリント配線板1の壁面に流れ込まない構造とすることによって、端面スルーホールや端面めっきを設けた場合と比較して安定したはんだ付けを行うことができ、同軸コネクタの高周波特性が確保できるため、歩留まりを向上させることができる。また、端面スルーホールを使用せずにグランドスルーホール6aを使用したことにより、リフローはんだ付け工程における同軸コネクタ2のはんだ付けの際の端面スルーホールや端面めっきからの熱の逃げを抑制し、はんだなどの濡れ広がりを良くすることができる。
なお、この実施の形態1では、マイクロストリップ線路300をLSI3に接続しているが、LSI3の代わりにその他の半導体素子や電気素子にマイクロストリップ線路300を接続してもよい。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2に係るプリント配線板の表層面を示す図である。
図11,12は、この発明の実施の形態2に係るプリント配線板の内層面を示す図である。
図13は、この発明の実施の形態2に係るプリント配線板のリターン電流の密度分布を示す図である。
この発明の実施の形態2に係るプリント配線板1について、図10〜13を用いて説明する。
図10に示すように、プリント配線板1上のマイクロストリップ線路300では高周波信号である信号電流100は信号導体301を流れ、その信号に対応したリターン電流101は主に信号導体301の直下を流れる。そのリターン電流101は、図13に示すとおり、ある電流密度の分布をもって流れる。
そのため、図11に示すように、マイクロストリップ線路300のコプレーナ線路310との接続部近傍において、マイクロストリップ線路300の信号導体301を中心とした両側でマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aを徐々に狭めた、傾斜部302cを有した構造とすることによって、つまり、マイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aの導体幅をグランドスルーホール6aに向かって徐々に狭めてマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aにグランドスルーホール6aに向かう傾斜部302cを備えることによって、リターン電流101の分布により広がった成分を含め経路を短くできる。併せてコプレーナ線路310のリファレンスグランド導体312とマイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302a同士の対向領域340の面積を実施の形態1よりもさらに少なくすることができるため、共振をさらに抑制することができる。
また、図12に示すように、マイクロストリップ線路300のリファレンスグランド導体302aの傾斜部302cの頂点にグランドスルーホール6aの周囲に沿った切り欠き部302dを設けることで、リターン電流101の経路をさらに短くすることができ、共振をさらに抑制することができる。
実施の形態3.
LSI3を搭載したプリント配線板1を高周波で動作させる際には、他の部品ランドとして、LSI3で使用するバイアスを調整するためのACカップリングコンデンサやバイアスティー用の高周波対応インダクタが必要となる場合がある。従来技術では、ACカップリングコンデンサやインダクタを実装するためのパッドはマイクロストリップ線路の信号導体よりも大きく、マイクロストリップ線路やグランド付きマイクロストリップ線路において容量成分となり、高周波において伝送特性を悪くする要因となる。
この発明の実施の形態3に係るプリント配線板は、このような課題を解決するためのものである。
図14は、この発明の実施の形態3に係るプリント配線板の上面図とその拡大図である。
図14(a)は、インダクタ4を実装したプリント配線板1の上面図および拡大図である。
コプレーナ線路310に例えばインダクタ信号端子接続用ランド4aをコプレーナ線路310の信号導体311に配置し、インダクタ電源端子接続用ランド4bを電源配線導体に配置した構成とする。このときコプレーナ線路310の信号導体311の幅は、インダクタ信号端子接続用ランド4aの幅と同程度の大きさとする。つまり、コプレーナ線路310の信号導体311の導体幅内に電子部品を搭載するためのランドが形成されている。
マイクロストリップ線路300上に実装するインダクタ4が大きい場合、信号導体幅よりもインダクタ信号端子接続用ランド4aが大きくなってしまうことがあるが、信号導体301上にそのようなインダクタ信号端子接続用ランド4aを配置すると、その部分の特性インピーダンスが低くなるため、結果的に特性インピーダンスが一定とならない。これは、信号導体301−リファレンスグランド導体302a間の距離を部分的に調整できないためである。また、インダクタ信号端子接続用ランド4aの幅に信号導体301の幅を合わせると、全体の特性インピーダンスが低くなる。
これに対し、コプレーナ線路310上に実装するインダクタ4が大きく、インダクタ信号端子接続用ランド4aも大きい場合、信号導体幅をインダクタ信号接続用ランド4aの幅に合わせ、信号導体311−リファレンスグランド導体312間の距離を調整することができる。このことにより、特性インピーダンスを一定に保つことが可能となる。
以上のように、マイクロストリップ線路300では信号導体幅より大きいインダクタ信号端子接続用ランド4aを配置して信号導体幅を大きくすると信号導体301の特性インピーダンスが低下してしまうが、コプレーナ線路310では、信号導体311の導体幅をインダクタ信号端子接続用ランド4aと同程度まで大きくした場合でも、信号導体311の特性インピーダンスを一定とすることができるので、高周波における不連続性をなくすことができ、高周波特性が確保できる。コプレーナ線路310の信号導体311の導体幅を大きくする際には、信号導体311とリファレンスグランド導体312間の距離を大きくすることで、所定のインピーダンス、例えば50Ωに合わせることができる。
図14(b)は、コンデンサ5を実装したプリント配線板1の上面図および拡大図である。
コプレーナ線路310に、例えばコンデンサ接続用ランド5aを配置し、コンデンサ接続用ランド5aと同程度に導体幅を合わせることによって、つまり、コプレーナ線路310の信号導体311の導体幅内に電子部品を搭載するためのランドを形成することによって、図14(a)の場合同様、特性インピーダンスを一定に保つことができ高周波特性が確保できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 プリント配線板、1a プリント配線板端、2 同軸コネクタ、3 LSI、4 インダクタ、4a インダクタ信号端子接続用ランド、4b インダクタ電源端子接続用ランド、5 コンデンサ、5a コンデンサ端子接続用ランド、6a,6b グランドスルーホール、8a 同軸コネクタ信号端子用ランド、8b 同軸コネクタグランド端子用ランド、9a LSI信号端子用ランド、9b LSIグランド端子用ランド、100 信号電流、101 リターン電流、110 端面スルーホール、210 同軸ケーブル接続部、220 同軸線路部、221 内導体、222 外導体、223 内部誘電体層、230 プリント配線板接続部、231 信号端子、232 同軸コネクタグランド端子、300 マイクロストリップ線路、301,311 信号導体、302a,312 リファレンスグランド導体、302b グランド導体、302c 傾斜部、302d 切り欠き部、310 コプレーナ線路、320,321 特性インピーダンス調整部、330 誘電体、340 対向領域。

Claims (7)

  1. 同軸コネクタと集積回路を搭載するためのプリント配線板において、
    信号導体及びリファレンスグランド導体が同一の表層に形成され、前記同軸コネクタと接続するコプレーナ線路と、
    信号導体が前記表層に形成され、リファレンスグランド導体が前記表層と異なる他の層に形成されると共に、前記コプレーナ線路と前記集積回路を接続するマイクロストリップ線路と、
    前記コプレーナ線路の信号導体の両側に近接して形成され、前記コプレーナ線路のリファレンスグランド導体における前記マイクロストリップ線路方向への終端領域と前記マイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体における前記コプレーナ線路方向への終端領域を接続する第1のグランドスルーホールと、
    前記マイクロストリップ線路の信号導体に接続される前記集積回路の信号端子の両側に配置された前記集積回路のグランド端子のランドと前記マイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体を接続する第2のグランドスルーホール
    とを備えたことを特徴とするプリント配線板。
  2. 前記同軸コネクタと前記コプレーナ線路の接続部と、前記コプレーナ線路と前記マイクロストリップ線路の接続部に、特性インピーダンスの整合を行うインピーダンス調整部をそれぞれ備えたことを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
  3. 前記マイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体の導体幅を、前記第1のグランドスルーホールに向かって徐々に狭めることにより前記マイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体に前記第1のグランドスルーホールに向かう傾斜部を備えたことを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
  4. 前記マイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体の傾斜部の頂点に、前記第1のグランドスルーホールの周囲に沿った切り欠き部を備えたことを特徴とする請求項3記載のプリント配線板。
  5. 前記コプレーナ線路の信号導体の導体幅内に電子部品を搭載するためのランドが形成されていることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
  6. 前記マイクロストリップ線路の信号導体と同一の表層に、グランド導体が形成されていることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
  7. 同軸コネクタを搭載するためのプリント配線板において、
    信号導体及びリファレンスグランド導体が同一の表層に形成され、前記同軸コネクタと接続するコプレーナ線路と、
    信号導体が前記表層に形成され、リファレンスグランド導体が前記表層と異なる他の層に形成されると共に、前記コプレーナ線路に接続するマイクロストリップ線路と、
    前記コプレーナ線路の信号導体の両側に近接して形成され、前記コプレーナ線路のリファレンスグランド導体における前記マイクロストリップ線路方向への終端領域と前記マイクロストリップ線路のリファレンスグランド導体における前記コプレーナ線路方向への終端領域を接続するグランドスルーホール
    とを備えたことを特徴とするプリント配線板。
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