JP2014049346A - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014049346A
JP2014049346A JP2012192480A JP2012192480A JP2014049346A JP 2014049346 A JP2014049346 A JP 2014049346A JP 2012192480 A JP2012192480 A JP 2012192480A JP 2012192480 A JP2012192480 A JP 2012192480A JP 2014049346 A JP2014049346 A JP 2014049346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
hole
light source
exterior
heat radiating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012192480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6162380B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Yoshikubo
光宏 吉久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koizumi Lighting Technology Corp
Original Assignee
Koizumi Lighting Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koizumi Lighting Technology Corp filed Critical Koizumi Lighting Technology Corp
Priority to JP2012192480A priority Critical patent/JP6162380B2/ja
Priority to CN2013201981142U priority patent/CN203231188U/zh
Publication of JP2014049346A publication Critical patent/JP2014049346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6162380B2 publication Critical patent/JP6162380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

【課題】放熱部によって熱せられた空気が外装部の内側にこもらず、光源部の熱を効率よく発散できる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具100は、発光素子(LED11)を有する光源部1と、前記光源部1の熱を空気中へ発散させる放熱部2と、前記放熱部2の少なくとも一部を覆う外装部3と、を備える。前記外装部3には、光を照らす方向Lを変更しても上下方向Xの略上側となる部分に貫通孔3ha(3hb)が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具の技術に関する。
従来より、任意の方向に光を照らすスポットライト型の照明器具が知られている(例えば特許文献1参照)。このような照明器具は、意匠性を考慮した外装部を備えており、室内インテリアなどを基調とした商品選択を可能としている。
ところで、このような照明器具は、発光素子を有する光源部と、光源部の熱を空気中へ発散させる放熱部と、を備えている。そして、外装部は、少なくとも放熱部を覆うように取り付けられている。このため、放熱部によって熱せられた空気が外装部の内側にこもり、光源部の熱を効率よく発散できない場合があった。
特開2011−159447号公報
本発明は、放熱部によって熱せられた空気が外装部の内側にこもりにくく、光源部の熱を効率よく発散できる照明器具を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本願に開示する照明器具は、
発光素子を有する光源部と、
前記光源部の熱を空気中へ発散させる放熱部と、
前記放熱部の少なくとも一部を覆う外装部と、を備える照明器具であって、
前記外装部には、光を照らす方向を変更しても上下方向の略上側となる部分に貫通孔が設けられている、としたものである。
本願に開示する照明器具は、上記の構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
即ち、本願に開示する照明器具において、
前記貫通孔は、第一の貫通孔を含み、
前記第一の貫通孔は、光を照らす方向を上下方向に対して平行又は略平行となる姿勢にした場合、前記上下方向の略上側となる部分に設けられている、構成とすることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記貫通孔は、第二の貫通孔を含み、
前記第二の貫通孔は、光を照らす方向を上下方向に対して垂直又は略垂直となる姿勢にした場合、前記上下方向の略上側となる部分に設けられている、構成とすることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記放熱部は、光軸方向に対して平行かつ前記第二の貫通孔に対して近接する方向に形成された複数の放熱フィンを有しており、
一部の前記放熱フィンは、前記第二の貫通孔の近傍で高さが低くなっている、構成とすることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記放熱部は、光軸方向に対して平行かつ前記第二の貫通孔に対して近接する方向に形成された複数の放熱フィンを有しており、
前記放熱フィンは、前記発光素子の周囲に該発光素子の前側から後側にかけて形成されている、構成とすることが好ましい。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本願に開示する照明器具によれば、放熱部によって熱せられた空気が外装部の内側にこもりにくいので、光源部の熱を効率よく発散させることが可能となる。
照明器具100の使用状態を示す図。 照明器具100の構造を示す図。 照明器具100の動作を示す図。 光源部1が発した熱の伝達方向を示す図。 光源部1が発した熱の伝達方向を示す図。 光源部1が発した熱の伝達方向を示す図。
まず、本発明の実施形態に係る照明器具100について簡単に説明する。
図1は、照明器具100の使用状態を示す図である。図2は、照明器具100の構造を示す図である。図3は、照明器具100の動作を示す図である。なお、本願では、重力が作用する方向を上下方向Xと定義する。また、光を照らす方向Lに対して平行となる方向を光軸方向Yと定義する。なお、本実施形態に係る照明器具100は、天井面や壁面などの被固定部Fに固定して使用することを主な使用形態としている。
照明器具100は、主に、光源部1と、放熱部2と、外装部3と、ブラケット4と、で構成されている。また、本実施形態に係る照明器具100は、電源部5を備えている(図1、図3参照)。
光源部1は、発光素子を有する構成部品である。本実施形態において、発光素子は、LED(Light emitting diode)11である。LED11が発した光は、レンズ13などによって屈折されて任意の方向へ照射される(矢印L参照)。レンズ13は、照射角度などのパラメータに基づいて設計されている。なお、本実施形態おける発光素子は、LED11であるが、白熱灯やハロゲン灯などであっても良く、これに限定するものではない。
放熱部2は、光源部1の熱を空気中へ発散させる構成部品である。具体的に説明すると、放熱部2は、光源部1のLED11や基板12の熱を空気中へ発散させる構成部品である。放熱部2は、熱伝導性の高いアルミニウム合金で形成されている。これは、強度や耐久性、コストなどを考慮して決定されたものである。但し、熱伝導性の高い他の材料を用いて形成するとしても良い。放熱部2の詳細な構造については後述する。
外装部3は、放熱部2の一部を覆う構成部品である。外装部3は、外部から加わる衝撃に対して放熱部2を保護する。外装部3は、放熱部2の少なくとも一部を覆うので、放熱部2の放熱フィン22の隙間に埃などの異物が付着することを低減できる。また、外装部3は、意匠性が考慮されているので、美感を起こさせることができる。本実施形態において、外装部3は、光軸方向Yにおける断面の母線が凸状の曲線となっている。従って、外装部3の外側形状は、母線を回転させることによって得られる、いわゆる砲弾型である。なお、外装部3の形状は、砲弾型に限らず、円筒型、円錐型、角柱型などであっても良い。また、外装部3の端部と側部には、貫通孔3ha・3hbが設けられている(図2C参照)。外装部3の詳細な構造については後述する。
ブラケット4は、光を照らす方向Lを変更自在に支持できる構成部品である。ブラケット4は、放熱部2にボルト41によって取り付けられている。このため、ブラケット4は、ボルト41を中心として回動自在となっている。換言すると、本体部分(光源部1、放熱部2及び外装部3から成るモジュール)は、ボルト41を中心として回動自在となっている。なお、照明器具100では、上下方向Xに対して平行となる方向から垂直となる方向へ光を照らす方向Lを変更できる(図3の矢印P参照:0度から90度の範囲で変更できる)。また、ブラケット4は、支持具42を中心として回転自在となっている。換言すると、本体部分(光源部1、放熱部2及び外装部3から成るモジュール)は、支持具42を中心として回転自在となっている。つまり、照明器具100では、光を照らす方向Lを回転させることができる(図3の矢印R参照:0度から360度の範囲で変更できる)。
次に、放熱部2の詳細な構造について説明する。
放熱部2には、LED11や基板12を納めるため、収容部2sが設けられている(図2B、図2C参照)。LED11は、基板12上に複数配置され、LED11が配置された状態の基板12が収容部2sに納められる。なお、収容部2sは、放熱部2の光軸方向Yにおける端部から深い位置に設けられている。放熱部2の内側形状は、LED11から出射する光を反射させるリフレクタとしての役割を有する。また、レンズ13は、放熱部2の内側形状に沿うように嵌め込まれる。このように、LED11、基板12、レンズ13などから構成される光源部1は、放熱部2の光軸方向Yにおける一端部に取り付けられることとなる。
更に、放熱部2には、二つのボス(ネジ穴などを設けるための突起部)21が設けられている。二つのボス21は、上下方向Xに対して垂直となる方向、即ち、水平方向に設けられている。これは、光軸方向Yに対して垂直となる方向でもある。そして、それぞれのボス21には、ネジ穴21hが設けられている。このため、放熱部2を挟み込むように形成されているブラケット4は、二つのボルト41によって取り付けられることとなる。なお、ブラケット4は、スプリングワッシャを介して取り付けられるため、本体部分(光源部1、放熱部2及び外装部3から成るモジュール)を回動させてもボルト41は緩みにくい。
更に、放熱部2には、複数の放熱フィン22が設けられている。複数の放熱フィン22は、光軸方向Yに対して平行かつ貫通孔3hbに対して対向するように設けられた支持壁23の両面(裏表両方)に形成されている。放熱フィン22は、互いに所定の間隔をあけて形成されているので外気に触れる面積が大きく、該放熱フィン22まで伝達した熱を効率よく空気中へ発散できる。つまり、放熱フィン22は、LED11や基板12の熱を効率よく空気中へ発散できるのである。また、それぞれの放熱フィン22は、その長手方向が光軸方向Yに対して平行かつ貫通孔3hbに対して近接する方向(図2Cの矢印Kの方向)に形成されている。放熱フィン22は、その端部がボス21と交わっている。即ち、放熱フィン22は、ボス21を始点として光軸方向Yに形成されているともいえる。
次に、外装部3の詳細な構造について説明する。
上述したように、外装部3は、いわゆる砲弾型形状である。外装部3は、その内部が空洞になっているため、放熱部2を覆うことができる。なお、外装部3は、放熱部2の外径寸法(光軸方向Yに直交する方向の外径寸法)が最大となっている部分に接触した状態で、二つのボルト31によって固定される(図2B参照)。外装部3が取り付けられた際には、該外装部3と放熱フィン22との間に所定の隙間Dが設けられる(図2C、図4、図5、図6参照)。このため、外部から流入した空気及び放熱部2によって熱せられた空気は、外装部3の内面に沿って自由に流れる。
更に、上述したように、外装部3には、貫通孔3ha・3hbが設けられている。第一の貫通孔3haは、外装部3の端部(光源部1に対して反対側となる端部)に設けられている。貫通孔3haの形状は、光軸方向Yに対して斜めに切断した際の切り口に類似している。一方、第二の貫通孔3hbは、外装部3の側部(外装部3を光軸方向Yが上下方向Xに対して垂直となる姿勢にした際に略上側となる側部)に設けられている。貫通孔3hbの形状は、光軸方向Yに対して垂直となる方向を下弦とした略円弧状となっている。放熱フィン22の一部は、それぞれの貫通孔3ha・3hbから視認できる(図1、図3参照)。なお、「略上側となる側部」とは、貫通孔3ha又は貫通孔3hbの開口面の少なくとも一部が鉛直方向に対して反対側を向く部分のことである。即ち、外装部3の内側に溜まった高温の空気が鉛直方向とは反対向きに上昇したときに、高温の空気が外装部3の外部(上方)へ抜けることができる状態のことである。
以下に、本実施形態に係る照明器具100の主な特徴点とその効果について説明する。
照明器具100の外装部3には、光を照らす方向Lを変更しても上下方向Xの略上側となる部分に貫通孔(本実施形態では貫通孔3ha又は貫通孔3hb)が設けられている。つまり、照明器具100は、光を照らす方向Lを変更した場合であっても、上下方向Xの略上側に常に貫通孔3ha又は貫通孔3hbがくるように設計されている。これにより、放熱部2によって熱せられて密度が低下した外装部3内部の空気が外装部3の内側にこもりにくいので、光源部1の熱を効率よく発散させることが可能となる。この点について詳細に説明する。
図4は、光源部1が発した熱の伝達方向を示す図である。図4では、照明器具100の本体部分(光源部1、放熱部2及び外装部3から成るモジュール)を回動させ、光を照らす方向Lを上下方向Xに対して平行となる姿勢にした場合について示している。なお、実線で示す矢印は、放熱部2における熱の伝達方向を表している。また、破線で示す矢印は、放熱部2から空気中へ発散される熱の伝達方向を表している。
図4に示すように、光源部1が発した熱は、放熱部2を伝達する。具体的に説明すると、光源部1のLED11や基板12が発した熱は、放熱部2のボス21や支持壁23を介して放熱フィン22へ伝達する。そして、放熱フィン22へ伝わった熱は、放熱フィン22の温度よりも周囲空気の温度が低い場合に、空気中へ発散される。つまり、放熱フィン22へ伝わった熱は、放熱フィン22の温度よりも周囲空気の温度が低い場合に、該放熱フィン22から周囲の空気へ伝達されるのである。
放熱部2によって熱せられた外装部3内部の空気は、重力が作用する方向(鉛直方向)に逆らって上方へ流れる。高温の空気は、膨張して単位体積当たりの質量が小さくなるため、常温の空気によって押し上げられるからである(自然対流という)。こうして、放熱部2によって熱せられた空気は、外装部3の上方に集まることとなる。従って、従来の照明器具では、熱せられた空気が外装部の内側にこもる場合があり、光源部の熱を効率よく発散できない原因となっていたのである。
この点、本照明器具100は、放熱部2によって熱せられた空気が集まる上下方向Xの略上側となる部分に貫通孔3haが設けられている。具体的に説明すると、照明器具100は、放熱部2によって熱せられた空気が集まる上下方向Xの略上側となる部分、即ち、外装部3の端部(光源部1に対して反対側となる端部)に貫通孔3haが設けられている。これにより、放熱部2によって熱せられた空気が外装部3の内側にこもりにくいので、光源部1の熱を効率よく発散させることが可能となる。
次に、光を照らす方向Lを変更した場合について説明する。
図5は、光源部1が発した熱の伝達方向を示す図である。図5では、照明器具100の本体部分(光源部1、放熱部2及び外装部3から成るモジュール)を回動させ、光を照らす方向Lを上下方向Xに対して垂直となる姿勢にした場合について示している。なお、実線で示す矢印は、放熱部2における熱の伝達方向を表している。また、破線で示す矢印は、放熱部2から空気中へ発散される熱の伝達方向を表している。
上述したように、光源部1が発した熱は、放熱部2を伝達する。具体的に説明すると、光源部1のLED11や基板12が発した熱は、放熱部2のボス21や支持壁23から放熱フィン22へ伝達する。そして、放熱フィン22へ伝わった熱は、放熱フィン22の温度よりも周囲空気の温度が低い場合に、空気中へ発散される。つまり、放熱フィン22へ伝わった熱は、放熱フィン22の温度よりも周囲空気の温度が低い場合に、該放熱フィン22から周囲の空気へ伝達されるのである。
放熱部2によって熱せられた外装部3内部の空気は、重力が作用する方向(鉛直方向)に逆らって上方へ流れる。高温の空気は、膨張して単位体積当たりの質量が小さくなるため、常温の空気によって押し上げられるからである(自然対流という)。こうして、放熱部2によって熱せられた空気は、外装部3の上方に集まることとなる。従って、従来の照明器具では、熱せられた空気が外装部の内側にこもる場合があり、光源部の熱を効率よく発散できない場合があったのである。
この点、本照明器具100は、放熱部2によって熱せられた空気が集まる上下方向Xの略上側となる部分に貫通孔3hbが設けられている。具体的に説明すると、照明器具100は、放熱部2によって熱せられた空気が集まる上下方向Xの略上側となる部分、即ち、外装部3の側部(外装部3を光軸方向Yが上下方向Xに対して垂直となる姿勢にした際に略上側となる側部)に貫通孔3hbが設けられている。これにより、放熱部2によって熱せられた空気が外装部3の内側にこもりにくいので、光源部1の熱を効率よく発散させることが可能となる。
なお、図6に示すように、照明器具100の本体部分(光源部1、放熱部2及び外装部3から成るモジュール)を回動させ、光を照らす方向Lを上下方向Xに対して斜めとなる姿勢にした場合であっても、同様の効果を奏する。これは、光を照らす方向Lに関わらず、放熱部2によって熱せられた空気が外装部3の内側にこもりにくい形状としているからである。本照明器具100では、光を照らす方向Lと上下方向Xのなす角αが所定の角度よりも小さい場合(図4に示す状態に近づけた場合)に、貫通孔3haが上方を向くので主に貫通孔3haから熱せられた空気を排出できる。また、光を照らす方向Lと上下方向Xのなす角αが所定の角度よりも大きい場合(図5に示す状態に近づけた場合)に、貫通孔3hbが上方を向くので主に貫通孔3hbから熱せられた空気を排出できる。これは、貫通孔3hbを略円弧状とすることで実現されている。貫通孔3hbの開口角度βは、照明器具100の使用態様を考慮し、多用される光軸方向Y(光を照らす方向L)に基づいて決定される。
更に、本照明器具100の他の特徴点とその効果について説明する。
図1から図3に示すように、放熱部2は、光軸方向Yに対して平行に複数の放熱フィン22が形成されている。そのうち、一部の放熱フィン22は、貫通孔3hbの近傍で支持壁23からの高さが低くなっている(図4、図5、図6の領域S参照)。但し、貫通孔3hbから視認できる放熱フィン22は、そのような形状となっておらず、貫通孔3hbから視認できない裏側の放熱フィン22の高さが低くなっている。
上述したように、光源部1のLED11や基板12が発した熱は、放熱部2のボス21や支持壁23から放熱フィン22へ伝達する。そして、放熱フィン22へ伝わった熱は、該放熱フィン22を広がるように伝達していく。このとき、放熱フィン22を伝達していく熱量は、高さが低くなっている部分(図4、図5、図6の領域S参照)で少なくなるため、局所的に熱量が蓄積されることとなる。つまり、放熱フィン22の高さが低くなっている部分(図4、図5、図6の領域S参照)は、熱の通り道が小さくなっていることを意味し、この周辺部分のみが高温となるのである(ヒートスポットという)。
このような構造により、照明器具100は、貫通孔3hbの近傍で放熱フィン22に局所的な高温部分を作りだすことができる。すると、貫通孔3hbの近傍で放熱フィン22の温度とその周囲の空気の温度との差異が大きくなるのである。従って、貫通孔3hbの近傍で空気に伝達される熱量が増えるので、光源部1の熱を効率よく発散させることが可能となる。
更に、図4から図6に示すように、放熱フィン22は、LED11の周囲に該LED11の前側(図中のf側)から後側(図中のr側)にかけて形成されている。例えば、光軸方向Yに対して垂直であってLED11と交わる仮想面Vを想定すると、放熱フィン22は、仮想面Vに対して垂直に交わるように形成されている。
このような構造により、光源部1からドーム24(内側形状がリフレクタとしての役割を有する部分を指す)へ伝達した熱をドーム24から放熱フィン22へ素早く伝達することができる。つまり、照明器具100は、LED11の周囲に設けられた放熱フィン22へ熱を素早く伝達させることができるのである。従って、LED11の近傍で空気に伝達される熱量が増えるので、光源部1の熱を効率よく発散させることが可能となる。
更に、本照明器具100は、ブラケット4が放熱部2に取り付けられている。そして、ブラケット4は、アルミニウム合金などの熱伝導性が高い材料で形成されていることが望ましい。これは、強度や耐久性、コストなどを考慮して決定されたものである。但し、熱伝導性の高い他の材料を用いて形成するとしても良い。
このような構成により、光源部1から放熱部2へ伝達した熱を放熱部2からブラケット4へ素早く伝達することができる。つまり、照明器具100は、熱伝導性の高いアルミニウム合金で形成されたブラケット4へ熱を素早く伝達させることができるのである。従って、ブラケット4を介して空気に伝達される熱量が増えるので、光源部1の熱を効率よく発散させることが可能となる。
100 照明器具
1 光源部
11 LED(発光素子)
12 基板
13 レンズ
2 放熱部
21 ボス
22 放熱フィン
3 外装部
3ha 貫通孔
3hb 貫通孔
4 ブラケット
5 電源部
F 被固定部
L 光を照らす方向
X 上下方向
Y 光軸方向

Claims (5)

  1. 発光素子を有する光源部と、
    前記光源部の熱を空気中へ発散させる放熱部と、
    前記放熱部の少なくとも一部を覆う外装部と、を備える照明器具であって、
    前記外装部には、光を照らす方向を変更しても上下方向の略上側となる部分に貫通孔が設けられている、ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記貫通孔は、第一の貫通孔を含み、
    前記第一の貫通孔は、光を照らす方向を上下方向に対して平行又は略平行となる姿勢にした場合、前記上下方向の略上側となる部分に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記貫通孔は、第二の貫通孔を含み、
    前記第二の貫通孔は、光を照らす方向を上下方向に対して垂直又は略垂直となる姿勢にした場合、前記上下方向の略上側となる部分に設けられている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記放熱部は、光軸方向に対して平行かつ前記第二の貫通孔に対して近接する方向に形成された複数の放熱フィンを有しており、
    一部の前記放熱フィンは、前記第二の貫通孔の近傍で高さが低くなっている、ことを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記放熱部は、光軸方向に対して平行かつ前記第二の貫通孔に対して近接する方向に形成された複数の放熱フィンを有しており、
    前記放熱フィンは、前記発光素子の周囲に該発光素子の前側から後側にかけて形成されている、ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の照明器具。
JP2012192480A 2012-08-31 2012-08-31 照明器具 Active JP6162380B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012192480A JP6162380B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 照明器具
CN2013201981142U CN203231188U (zh) 2012-08-31 2013-04-18 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012192480A JP6162380B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014049346A true JP2014049346A (ja) 2014-03-17
JP6162380B2 JP6162380B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=50608808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012192480A Active JP6162380B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6162380B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017054657A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置
JP2019016613A (ja) * 2018-11-06 2019-01-31 三菱電機株式会社 照明器具
JP2020136206A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4719545A (en) * 1986-06-13 1988-01-12 Cano Victor M Source light for cameramen, lighting technicians, set lighting for motion pictures, stage and television
JP2010218919A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ushio Spex Inc スポットライト用アーム,スポットライト,及び天井埋込型スポットライトユニット
JP2011159447A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2012113895A (ja) * 2010-11-23 2012-06-14 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4719545A (en) * 1986-06-13 1988-01-12 Cano Victor M Source light for cameramen, lighting technicians, set lighting for motion pictures, stage and television
JP2010218919A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ushio Spex Inc スポットライト用アーム,スポットライト,及び天井埋込型スポットライトユニット
JP2011159447A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2012113895A (ja) * 2010-11-23 2012-06-14 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017054657A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置
JP2019016613A (ja) * 2018-11-06 2019-01-31 三菱電機株式会社 照明器具
JP2020136206A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6162380B2 (ja) 2017-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101660715B (zh) 发光二极管灯具
US20170016609A1 (en) Led luminaire
JP6453549B2 (ja) 照明器具
JP2006294526A (ja) Led素子を使用したスポットライト
JP2008098025A (ja) 車両用灯具
JP2010198828A (ja) 照明装置
JP6162380B2 (ja) 照明器具
US20190360682A1 (en) Lighting fixture for vehicle
US9255673B2 (en) LED bulb having an adjustable light-distribution profile
JP2012014986A (ja) 電球形ledランプ、および照明器具
WO2015019682A1 (ja) 照明装置
JP5982227B2 (ja) 照明器具
JP2013222543A (ja) Led照明器具
TW201113467A (en) Reduced size LED luminaire
JP2016162597A (ja) 照明装置
US20120224368A1 (en) Led lamp with high brightness and without overlapping
JP2014049348A (ja) 照明器具
JP6187764B2 (ja) 照明装置
JP2011100586A (ja) トンネル用照明装置
KR20120133056A (ko) 광반도체 기반 조명장치
JP2019040888A (ja) 照明器具
JP5590656B2 (ja) 照明装置
JP5304572B2 (ja) 発光モジュール及びこれを備えた照明器具
JP6592217B2 (ja) 照明器具
JP6624546B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6162380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250