JP2014048711A - 地上移動体経路導出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路以外の地上の移動体の移動経路を導出できず、ナンバープレート以外の情報から地上移動体の経路を導出できない。
【解決手段】一実施形態によれば、地上の複数の移動体毎に前記移動体の位置、移動方向、速度、種別及びこれらの収集時刻を含む移動体情報、および前記地上での地形情報を蓄積する蓄積部13と、この蓄積部13に蓄積の各情報により前記複数の移動体のうちの2つの移動体間の属性の一致度合いおよび前記2つの移動体の一方から他方への到達可能性を判定し、複数の移動体情報群を出力する判定部14と、この判定部14により前記同じと判定された前記複数の移動体情報群の間の移動の経路情報を導出する経路導出部15とを備える地上移動体経路導出装置10が提供される。
【選択図】図1

Description

一実施形態は地上移動体経路導出装置に関する。
従来、自動車等の車両のナンバープレート(固有識別番号)を読取るNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)が存在し(例えば特許文献1参照)、ナンバーにより捜索対象の車両を照合する車載装置が知られている(例えば特許文献2参照)。車両の目的地に到る経路を探索する車載装置が知られている(例えば特許文献3参照)。
空路では、固有識別番号以外の情報から経路を導出する装置として、天候等の環境情報、目的地までの最短経路の情報から航空機の経路を導出する装置が存在する(例えば特許文献4参照)。
特開2006−344151号公報 特開2011−165146号公報 特開2011−185668号公報 特開平08−321000号公報
しかし、従来技術では、例えば山間部、林、原野、砂漠地といった道路上と異なる地上を移動する地上移動体の移動経路を導出することができない。ナンバープレート等の固有識別番号以外の情報からオフロードあるいはオンロードに関わらずに、地上移動体の経路を導出することができない。
このような課題を解決するため、一実施形態によれば、地上の複数の移動体毎に前記移動体の位置、移動方向、速度、種別及びこれらの収集時刻を含む移動体情報、および前記地上での地形情報を蓄積する蓄積部と、この蓄積部に蓄積の各情報により前記複数の移動体のうちの2つの移動体間の属性の一致度合いおよび前記2つの移動体の一方から他方への到達可能性を判定し、複数の移動体情報群を出力する判定部と、この判定部により前記同じと判定された前記複数の移動体情報群の間の移動の経路情報を導出する経路導出部と、を備える地上移動体経路導出装置が提供される。
一実施形態に係る地上移動体経路導出装置の構成図である。 (a)は一実施形態に係る地上移動体経路導出装置に蓄積される各種情報を示す図であり、(b)は同装置による経路を示す図である。 一実施形態に係る地上移動体経路導出装置の判定部のブロック図である。 一実施形態に係る地上移動体経路導出装置の経路導出処理を説明するためのフローチャートである。 (a)は一実施形態に係る地上移動体経路導出装置へ入力される複数の移動体情報の観測情報を示す図であり、(b)は一実施形態に係る地上移動体経路導出装置の総合判定部による判定結果を示す図である。 一実施形態に係る地上移動体経路導出装置が用いる移動体情報の属性情報例を示す複数の表図である。 一実施形態に係る地上移動体経路導出装置に入力される移動体情報の第1例及び第2例を示す複数の図である。 一実施形態に係る地上移動体経路導出装置に入力される移動体情報の第3例及び第4例を示す複数の図である。 一実施形態に係る地上移動体経路導出装置の移動体情報及び地形情報を含む蓄積された情報例を示す図である。 一実施形態に係る地上移動体経路導出装置による導出された経路の例を示す図である。
以下、実施の形態に係る地上移動体経路導出装置について、図1乃至図10を参照しながら説明する。尚、各図において同1箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
図1は一実施形態に係る地上移動体経路導出装置の構成図である。地上移動体経路導出装置10は、道路及び道路以外の地上の任意の場所を通って移動する移動体の地上経路を導出する装置である。移動体とは独りの人、人の集団、自動車あるいはクローラ付き自走機といった複数種別の地上移動体を言う。地上移動体経路導出装置10は、それぞれ移動体の種別、その位置、移動方向及び移動速度の各情報を収集する複数のセンサ11と、これらのセンサ11により観測された情報を収集する観測情報入力部12と、複数の移動体情報や地上の地形情報など各種情報の情報蓄積部13(蓄積部)とを備えている。
これらの観測情報がインプットされた地上移動体経路導出装置10は、複数の移動体の情報から移動体の経路情報を導出して経路を画面表示するようにしている。図2(a)は情報蓄積部13に蓄積される各種情報の例を示す図であり、観測された情報を画面表示した場合の表示例を示している。同図(a)のマーク(◆、◎、▲等)はセンサ11により観測された移動体を表す。情報蓄積部13は、地上の複数の移動体毎に移動体の位置、移動方向、移動速度、種別及びこれらの位置、方向、速度及び種別の収集時刻を含む移動体情報を蓄積する。例えばマーク◆により表される種別の移動体が6箇所においてそれぞれ時刻10:00、10:07、10:10、10:13、10:20、10:26に収集されており、これらの各移動体情報に位置座標、移動方向、移動速度、移動体種別や、色、形状、大きさなどの属性等が付随して蓄積されるようにされている。画面にこれらの情報を表示しているタイミングは、10:30よりも後の時刻である。地上移動体経路導出装置10は、例えば時刻10:00のマーク◆により表される情報を持つ移動体と同じ移動体を、これらのマーク◆、◎、★により表される情報を持つ他の複数の移動体群の中から推定する。
図2(b)は導出された情報間の経路の1例を示す図である。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。地上移動体経路導出装置10は時刻10:00のマーク◆の情報を持つ移動体が、図2(a)中の全てのマークのうち、時刻10:10のマーク◆の情報を持つ移動体と同じであるか否かを確率演算により推定するようにしている。地上移動体経路導出装置10は時刻10:10のマーク◆の情報が時刻10:20のそれと同じであると推定し、時刻10:20の情報が時刻10:26のそれと同じであると推定する。地上移動体経路導出装置10は、図2(a)の6箇所のマーク◆の情報のうち、4つのマーク◆が同じ移動体であることを判定するようになっている。
更に情報蓄積部13(図1)は2つの移動体間の属性の一致の度合いを判定するための属性判定基準、および2つの移動体間で一方から他方への到達可能性を判定するための到達判定基準を蓄積している。2つの移動体とは、図2の例のマーク◆、◎、★等により表される何れか2つの移動体であり、独りの人、人の集団、自動車、車両あるいはクローラ付き自走機を指す。
地上移動体経路導出装置10は、この情報蓄積部13に蓄積の各情報により複数の移動体のうちの2つの移動体間の属性の一致度合いおよび2つの移動体の一方から他方への到達可能性を判定し、複数の移動体情報群を出力する同一判定部14(判定部)と、この同一判定部14により同じと判定された複数の移動体情報群の間の移動の経路情報を導出する経路判定/管理部15(経路導出部)とを備えている。
更に地上移動体経路導出装置10は経路判定/管理部15により導出された経路情報を表示データに変換するインターフェース部16と、この表示データにより図2(b)のような情報間を線で結び移動体の経路を表示する表示器17とを備えている。インターフェース部16が生成する表示結果はユーザ操作デバイスにより修正可能になっており、地上移動体経路導出装置10は、経路判定/管理部15の計算結果と修正後の情報との差分を蓄積し、次回の判定で必要なパラメータを同一判定部14へフィードバックさせるための学習部18を備えている。
また、地上移動体経路導出装置10は、同一判定処理において観測された移動体の属性情報にどの程度重み付けを与えて計算するかという計算式に必要な複数のパラメータを蓄積する判定用パラメータ蓄積部19と、地形情報などの判定用データを蓄積する判定用データ蓄積部20とを備えている。複数のパラメータとは、観測された移動体の種別、移動体の大きさ、色あるいは形等に対して予め与えられた判定計算上の重み付け係数を言う。判定用パラメータ蓄積部19内の移動可能性判定基準、種別判定基準及び情報間移動確率調整基準は、種別判定部21による計算用に設定される定数や閾値等である。統合用計算式は統合用の関数計算に用いられる定数や閾値等である。
センサ11は、移動体の位置座標、移動方向、移動速度、移動体種別の情報を収集時刻付きで出力する観測装置であり通信機能を有する。センサ11は例えば被写体としての移動体を特定し、移動体の光学像を画像に変換し、移動体の位置、速度、方向、種別等や、大きさ、色、形状といった属性を無線データにより出力する装置である。例えば人が双眼鏡により目視して得た移動体の種別、規模や大きさ、色、形状等と同じ情報をこのセンサ11は出力する。複数のセンサ11は、道路及び道路上でない複数の場所に分散して設置されている。複数のセンサ11は、例えば山の中、丘陵の中腹、林、原野、砂漠地あるいは河川敷といった場所に、広範囲に亘ってばらばらに分散されるようにして設けられている。これらの設置場所から各センサ11は観測情報を無線又は有線によって送信するようにしている。センサ11はGPS受信機を有してもよく、このGPS受信機により得た位置座標とセンサ11の設置箇所とから、センサ11から移動体までの相対的な距離及び方向の情報を出力してもよい。
観測情報入力部12は複数のセンサ11からの観測された移動体情報を受信処理し、これらの移動体情報の収集時刻及びセンサ11の識別番号を対応付けて生成するものである。観測情報入力部12の機能は、1箇所又は複数箇所のセンサ11からの無線を受信する複数の無線受信機、これらの無線受信機の中継器、通信ネットワークや通信回線及びコンピュータ等によって実行される。
情報蓄積部13は観測された移動体情報、この移動体情報の収集時刻及びセンサ11の識別番号を対応付けた各種情報を記憶する。情報蓄積部13の機能は記憶容量の大きいハードディスクドライブや半導体ディスクドライブ等により実行される。
図3は同一判定部14のブロック図であり、判定用パラメータ蓄積部19及び判定用データ蓄積部20の詳細も示している。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。同一判定部14は移動体のペア毎に2種類の確率を計算し、これらの確率の計算結果から、互いに同じと判定した複数の移動体群をデータ上で特定するようにしている。
同一判定部14は、情報蓄積部13からの移動体情報および判定用パラメータ蓄積部19からの属性判定基準を用いて2つの移動体情報間の一致確率を前記移動体間の全組合せについて計算する種別判定部21(第1の計算部)を備えている。同一判定部14は、移動体情報中の移動体の位置、移動方向、速度および収集時刻判定用パラメータ蓄積部19からの到達判定基準を用いて複数の移動体情報の時刻経過毎の存在確率を計算する移動可能性判定部22(第2の計算部)を備えている。更に同一判定部14は、これらの種別判定部21及び移動可能性判定部22により得られた一致確率および存在確率により統合処理を行って複数の移動体情報群を選択する統合判定部23を備えている。
種別判定部21は大きさや規模、色、形、種別、あるいは移動体が移動中又は静止中を示す状態、あるいは人又は車両の数量といった観測による移動体の属性と、判定用パラメータ蓄積部19の種別判定基準とによって一致の度合いを計算し、一致確率を計算する。種別判定基準とは、確率を計算するために使う重み付けの値を言い、例えば確率演算用に定義した関数の係数値等を言う。例えば確率演算式に入力される変数が大きさ、色、形であるとしたときにおいて、これらの情報のうち大きさ、色、形の間で大きさ及び色が同じであるが、形は異なる場合、色に関してどの程度重視して計算するかといった確率計算上の重み付けが種別判定基準である。確率演算式に位置座標、方向、速度が入力された場合、2つの移動体間の距離に応じてこれらの移動体が同じ空間内に含まれるか否かといった確率計算上の判定基準等も種別判定基準に相当する。
移動可能性判定部22は、2つの移動体間の比較処理において一方から他方へと移動することが実際上起こりにくいといった条件を反映させる判定を行う。この移動可能性判定部22は、複数の移動体情報の位置座標、方向、速度、収集時刻及び判定用データ蓄積部20の地形情報から、複数の移動体情報のそれぞれの時刻経過毎の存在確率を求める未来位置存在確率計算部24と、移動体情報別に求められた時刻経過毎の存在確率を用いて一方の移動体が他方の移動体に到達し得るかどうかを表す確率を計算する情報間移動確率導出部25とを備えている。統合判定部23は移動体の属性によって計算した2つの移動体間の一致の度合いを表す一致確率と、到達可能性によって計算した2つの移動体間の一致の度合いを表す存在確率とを統合し、2つの移動体間の同一性の度合いを示す確率を総ての移動体間の組合せについて計算する。同一判定部14の機能はCPU、ROM及びRAMによって実行される。
経路判定/管理部15は、同じ移動体であると判定された移動体群間の位置座標どうしを繋ぎ表示器17に画面表示される軌跡情報(経路情報)を生成する。経路判定/管理部15は同一判定部14によって求められた複数の確率の一覧リストから同一であると判定した複数の移動体情報を選択する。経路判定/管理部15は選択した移動体情報群を一つの軌跡情報として内部のメモリに管理する。表示器17はこの軌跡情報から軌跡あるいは経路を画面表示する。インターフェース部16はこの表示器17による経路表示に対して例えばマウス等のポインティングデバイスを介したユーザ操作入力により経路情報を修正する。
また、判定用パラメータ蓄積部19及び判定用データ蓄積部20のうちの判定用データ蓄積部20は、地形、道路、原っぱ、河川といった学習することが不可能な不変の地形情報を蓄積する。判定用パラメータ蓄積部19は、種別、色、形や大きさといった要素のうち、何れの要素を重視し、あるいは軽く扱うかという判定に必要なパラメータ値を同一判定部14に与える。パラメータ値とは定数や係数を指す。具体的にはパラメータは種別が異なる2つの移動体情報が観測されたときに、これらの情報間がどれくらいの確度で一致しているかを表す2種類の確率の演算や2つの確率を統合する演算を実行する際、その乗算、重み付け乗算あるいは加算の演算式に含まれる定数や係数である。学習部18は経路判定/管理部15で導出された判定結果と、インターフェース部16でユーザが変更した判定結果との差分を蓄積し、蓄積した学習結果から次回以降の判定の差分が小さくなるように判定用パラメータ蓄積部19のパラメータを変更する。
図4は地上移動体経路導出装置10の経路導出処理を説明するためのフローチャートである。地上移動体経路導出装置10はCPUに経路導出処理のプログラムを実行させる。
上述の構成の地上移動体経路導出装置10はステップA1においてセンサ11毎に収集された複数の移動体の情報を蓄積する。1つのセンサ11による収集対象の移動体は1又は2以上である。このセンサ11による収集対象の移動体は、別のセンサ11による収集対象の移動体と重複していてもよい。
ステップA2において、地上移動体経路導出装置10は、2つの移動体情報間が同一であるかどうかを、属性情報によって判定する。図5(a)は4つの移動体情報の観測例を示す図であり、情報が画面表示されたとした場合の例を示している。情報蓄積部13はそれぞれマーク◆により表される4つの移動体情報M、M1、、Mの属性情報を蓄積している。図6(a)は移動体情報Mの属性情報例を示す表図である。属性を識別する例えば5種類の番号に対応付けて文字や数値が観測によって情報蓄積部13に書込まれてある。図6(b)、図6(c)、図6(d)はそれぞれ移動体情報M1、、Mの例を示す。種別判定部21は、移動体情報M、M1、、Mの間で文字や数値を比較する。種別判定部21はM間、M間、M間、M間、M間、M間の6つについてそれぞれ一致確率を演算する。種別判定部21単体は、同一化確率の数値だけを求める。統合判定部23は、種別判定部21により求められた同一化確率と、移動可能性判定部22による判定結果とによりどのペアが一番同一化確率が高いかを求める。図5(b)に判定結果例を示す。
図4のステップA2の処理と並列的にステップA3において、地上移動体経路導出装置10は、2つの移動体間で一方から他方への到達可能性を表す存在確率を求めて2つの移動体情報間の同一性を判定する。ステップA3の処理を図7から図8を参照して説明する。
図7(a)は3つの移動体情報の観測例を示す図である。3つの移動体情報が初期位置(経過時間0)に存在している。図7での計算の目的は、これらのうち移動体情報M(監視対象)が20分後に対象領域内の何れの位置へ到達しているか求めることである。移動可能性判定部22による計算は、移動体情報Mがその進行方向に移動体情報Mの存在確率が時刻経過毎に偏って拡がる点をポイントとする。30、31は河川、湖、池などの水地を表す。32、33は道路を表す。
また、図7(b)、図8(a)、図8(b)はそれぞれ図7(a)の状態から経過時間3分、10分、20分の時刻での例を示す。これらの図では、マス目領域34、35、36は存在確率が高い領域であり、存在確率が最も高いと判定された領域を表す。マス目領域37〜39は存在確率が低から中と判定された領域を表す。水地の範囲では存在確率が無いとし、道路上の存在確率は高いという条件下で計算された。
移動可能性判定部22はマス目毎にそれぞれ何%で移動体情報Mがこの辺にいるということを計算する。移動可能性判定部22は移動体情報Mに含まれる位置座標、方向、速度、情報の収集時刻と、判定用データ蓄積部20の地形情報と、判定用パラメータ蓄積部19の移動可能性の判定基準とを用いて、移動体情報Mの時刻経過毎の存在確率を計算する。この図7(a)〜図8(b)を求める計算では、移動体情報Mがその進行方向に移動体情報Mの存在確率が時刻経過毎に偏って拡がるというアルゴリズムをCPUが実行するプログラムは有する。図8(b)に示すように、移動体情報Mは20分後にマス目領域36で表される位置に存在することが確率計算によって求められる。
計算アルゴリズムの具体例は、図7(b)に示すようにまず対象領域(画面領域)を縦横に複数分割して複数のマス目を入れる。アルゴリズムは各マス目の速度方向を全てのマス目への最短経路と移動体情報Mから全てのマス目への速度方向を求める。
移動体情報Mに近いマス目ほど移動体情報Mの速度ベクトルの影響を強く受けるという速度方向が得られる。アルゴリズムは各マス目の速度値を一律にVとし、マス目毎に速度方向及び速度値が得られる。全てのマス目の速度ベクトルを地形や移動体種別に応じて増大又は減少させる。各速度ベクトルは各マス目の地形に応じて変わるものであり、道路上での速度値は大きく、原っぱや水地での速度値は小さい。各速度ベクトルは移動体種別毎に異なるものであり、種別が人の集団、自動車、車両あるいはクローラ付き自走機の何れかであるかに応じて異なる。次に、アルゴリズムは全てのマス目について存在確率を求める。各マス目がそれぞれ隣接する他の8個のマス目及び自己位置1マスに対して確率の伝播割合を求める。アルゴリズムは更に別の移動体が存在した場合の進行速度の低下という影響も考慮する。
図4のステップA4において、地上移動体経路導出装置10は、ステップA2、ステップA3で得られた2種類の確率を統合する。移動体情報Mの最も大きい存在確率を有するマス目が例えば20分後に複数現れたとする。これらのマス目の中に、予め情報蓄積部13に蓄積されたセンサ情報により別の移動体情報が蓄積されているとする。統合判定部23は、移動体情報に含まれる大きさ、色、形等の属性により、複数の移動体情報の中から一つを特定する。あるいは属性が同じである複数の移動体情報の候補の中から、移動できる可能性が最も高いものを統合判定部23は特定する。統合判定部23は2系統で求めた一致の情報が合致するかどうかを判定する。
引き続きステップA5において、地上移動体経路導出装置10は、経路を導出する。
図9は移動体情報及び地形情報を含む蓄積された情報例を示す図である。マーク対(◎、▲)により表される2つの移動体情報と、それぞれマーク対(●、◆)により表される3つの移動体情報とが示されている。地上移動体経路導出装置10は、5つの移動体情報から、パラメータを用いて同一判定を行う。パラメータは、地形情報(地図情報)、距離、収集時刻(又は収集時刻差)、速度、移動方向、移動体種別及び移動体の大きさ(又は規模)を使うとする。
図10は導出された経路の例を示す図である。地上移動体経路導出装置10は、上記の各情報から経路を導出し、5つの移動体情報群から、互いに同一の2つの移動体を特定し、これらの間に経路を付して表示する。
以上を総括すると、本地上移動体経路導出装置10は、観測情報入力部12から、各種の観測装置(センサ11)により取得した移動体情報を、情報蓄積部13に蓄積しておく。地上移動体経路導出装置10は、蓄積された情報と、判定用パラメータ蓄積部19及び判定用データ蓄積部20の各判定用の情報とを入力される。同一判定部14は各情報間を同一と扱うための確率を求め、経路判定/管理部15は複数の確率の一覧から同一と判定する情報群を選択し、選択した情報群を一つの軌跡情報として管理する。インターフェース部16は軌跡情報を表示器17に表示する。表示された結果は、インターフェース部16でユーザ手動入力によって修正可能にされている。システムの計算結果と、修正後の結果との差分を学習部18が蓄積し、次回以降の差分が小さくなるように判定用パラメータ蓄積部19のパラメータを変更する。学習結果から変更された判定用パラメータ蓄積部19のパラメータにより、同一判定部14に対し、次回以降の同一判定の確率の計算にフィードバックをかけることができる。
図3のように同一判定部14は同一判定の確率を2つの基準で求めている。1つ目は属性情報による判定である。種別判定部21が移動体情報に含まれている種別情報(車種、色等)と判定用パラメータとしての種別判定基準(車種や色の情報がどれだけ一致しているかを点数表にしたもの)とを用いることで、同一判定部14は情報間の一致確率を計算する。2つ目は移動可能性による判定である。未来位置存在確率計算部24は移動体情報に含まれている位置座標、移動方向、速度、情報収集時刻と、判定用データ蓄積部20の地形情報と、判定用パラメータ蓄積部19の移動可能性の判定基準(地形情報、移動方向が移動確率に及ぼす影響の値)とを用いて、各情報の時刻経過毎の存在確率を求める。その後、情報間移動確率導出部25は判定用パラメータ蓄積部19の情報間移動確率調整基準に従い各情報間を同一化するための確率を導出する。2つの基準で求められた確率を統合判定部23は一つに統合する。統合判定部23による統合の計算は判定用パラメータ蓄積部19の統合用計算式を用いる。判定用パラメータ蓄積部19のパラメータは過去にユーザが蓄積した学習データにより変更される。
以上のように、地上移動体経路導出装置10は各種の観測装置であるセンサ11が取得した地上移動体情報を識別する自動車ナンバープレートといった固有識別番号以外の情報により各情報間を同一化する確率を求める。地上移動体経路導出装置10は、確率の高いもの同士を繋ぎ移動体の軌跡を管理することで、経路を導出することができる。またユーザの修正した情報を蓄積し、学習によるフィードバックをパラメータに反映させることができる。
本実施形態に係る地上移動体経路導出装置によれば、例えば山間部、林、原野、砂漠地といった道路上と異なる地上を移動する地上移動体について、ナンバープレート等の固有識別番号を取得できない車両についての経路を導出できるようになる。ナンバープレート情報を読み取れない車両についても追跡できるようになる。また、固有識別番号以外の情報からオフロードあるいはオンロードに限定されずに、地上移動体についての動きを把握できるようになる。
地上移動体経路導出装置10と関連技術とを比較すると、Nシステムでは対象が地上移動体であり、判定用情報は車両のナンバープレートであり、適用場面が道路上限定である。情報量については任意の量が取得可能である。また、航空機の経路判定装置では対象が空中移動体であり、判定用情報は天候、目的地までの最短経路(固有識別番号以外)であり、適用場面が空中限定である。情報量については判定に必要な量が取得可能である。経路予想が容易であり、空中には障害物が少ないからである。
地上移動体経路導出装置10では、対象が地上移動体であり、判定用情報は地形情報、移動可能距離、移動方向、種類、数量(固有識別番号以外)である。適用場面は地上の任意の場所に用いることができる。
尚、アルゴリズムの説明は概略的な例示であり、計算手順は種々変更可能であり、種々の手順を取り得る。図4のステップA2の処理とステップA3の処理とは並列的である。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…地上移動体経路導出装置、11…センサ、12…観測情報入力部、13…情報蓄積部(蓄積部)、14…同一判定部(判定部)、15…経路判定/管理部(経路導出部)、16…インターフェース部、17…表示器、18…学習部、19…判定用パラメータ蓄積部、20…判定用データ蓄積部、21…種別判定部(第1の計算部)、22…移動可能性判定部(第2の計算部)、23…統合判定部、24…未来位置存在確率計算部、25…情報間移動確率導出部。

Claims (6)

  1. 地上の複数の移動体毎に前記移動体の位置、移動方向、速度、種別及びこれらの収集時刻を含む移動体情報、および前記地上での地形情報を蓄積する蓄積部と、
    この蓄積部に蓄積の各情報により前記複数の移動体のうちの2つの移動体間の属性の一致度合いおよび前記2つの移動体の一方から他方への到達可能性を判定し、複数の移動体情報群を出力する判定部と、
    この判定部により前記同じと判定された前記複数の移動体情報群の間の移動の経路情報を導出する経路導出部と、
    を備える地上移動体経路導出装置。
  2. 前記蓄積部は前記2つの移動体間の属性の一致の度合いを判定するための属性判定基準、および前記2つの移動体間で一方から他方への到達可能性を判定するための到達判定基準を蓄積し、
    前記判定部は、
    前記移動体情報および前記属性判定基準を用いて2つの移動体情報間の一致確率を前記移動体間の全組合せについて計算する第1の計算部と、
    前記移動体情報および前記到達判定基準を用いて複数の移動体情報の時刻経過毎の存在確率を計算する第2の計算部と、
    これらの計算部により得られた前記一致確率および前記存在確率により前記複数の移動体情報群を選択する統合判定部と、
    を備える請求項1記載の地上移動体経路導出装置。
  3. 前記第2の計算部は、前記複数の移動体情報のうちの何れか監視対象がこの監視対象の進行方向において前記存在確率が時刻経過毎に偏って拡がる領域を特定する請求項2記載の地上移動体経路導出装置。
  4. 前記経路導出部は同じと判定された前記複数の移動体情報群の前記位置どうしを繋ぎ画面表示される経路情報を生成する請求項1記載の地上移動体経路導出装置。
  5. 前記経路情報から経路を画面表示する表示器と、この表示器による経路表示に対してユーザ操作入力により前記経路情報を修正するインターフェース部とを更に備える請求項4記載の地上移動体経路導出装置。
  6. 前記蓄積部は前記2つの移動体間の属性の一致の度合いを判定するための属性判定基準を蓄積し、
    前記インターフェース部により修正した結果および前記経路情報の間の差分を蓄積し、蓄積による学習によって、前記蓄積部の前記属性判定基準を調整する請求項4記載の地上移動体経路導出装置。
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