JP2014047957A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ネジ止め箇所を減らし、係止爪による係止箇所を増やしたとしても、サービスパネルの脱着作業を一人で容易に行うことができる空気調和機の室外ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】筐体9側に設けられている保守点検用の開口部10に着脱自在に設けられるサービスパネル11に、第1係止爪12、爪部の高さが異なる第2係止爪13および第3係止爪14を設けるとともに、開口部10の周縁に、第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14と対応して各係止爪が係脱される第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17を設け、第1ないし第3係止爪12,13,14を順次第1ないし第3係止孔15,16,17に挿し込み、係止させながら、全ての第1ないし第3係止爪12,13,14を第1ないし第3係止孔15,16,17に係止して、サービスパネル11を筐体9の保守点検用の開口部10に着脱自在に装着した。
【選択図】図1

Description

本発明は、筐体に設けられている保守点検用開口部に、サービスパネルが着脱自在に設けられている空気調和機の室外ユニットに関するものである。
筐体内部の機械室側に配設されている圧縮機、制御ボックス、その他の室外側機器類を保守点検するため、機械室に面する筐体の前面パネルから側面パネルにかけてのコーナー部に保守点検用の開口部を設け、その保守点検用開口部にサービスパネルを着脱自在に設置している空気調和機の室外ユニットが、従来から広く知られている。このサービスパネルは、一般にサービスパネル側の複数箇所に設けられている係止爪を、筐体側の前面パネルおよび側面パネルに設けられている係止孔に係止し、複数箇所でネジ止め固定することにより、筐体に対して着脱自在とされている。
特許文献1に、その一例が示されている。このものでは、サービスパネルの両側面の3箇所に係止爪を設けるとともに、開口部の両側に各爪と対応する係止孔を設け、一側端の係止爪の下端が係合孔の下端に接触し、その係止爪の上端と係合孔の上端縁とに隙間を有する一方、他側端の係止爪の上端部が係合孔の上端縁に係止し、その係止爪の下端部と係合孔の下端縁との間に隙間を有するとともに、サービスパネルの上端部が天板のフランジ裏面に係止される第一の状態と、各係止爪が係合孔に係合され、固定手段により本体に固定される第二の状態とで、サービスパネルを本体に保持する構成としたことにより、係止爪が視認しづらくとも、容易にサービスパネルを着脱でき、また、第一の状態からサービスパネルが不意に外れる不具合を防止できるようにしたものである。
特開2012−7777号公報
上記のサービスパネルは、サービスパネル側の複数の係止爪を筐体側の係止孔に引っ掛けて係止した後、複数のネジでネジ止め固定することにより、筐体に対して着脱自在とされているが、特許文献1のものでは、係止爪が3箇所とされるとともに、ネジ止め箇所がその2倍以上とされている。このため、サービスパネルの脱着時、多数のネジを脱着しなければならず、サービス性が悪化する等の課題を有している。
また、両側面に設けられている複数の係止爪は、サービスパネルを持ち上げた状態で多少斜めにし、その上端部を天板のフランジ裏面側に挿し込んで係止しながら、爪部が長くされている一側端の係止爪の斜辺を係止孔に引っ掛け、その状態で複数の係止爪を同時に係止孔に挿し込み、係止しなければならないものであり、寸法の大きいサービスパネルであって製造ひずみや撓みがあるものの場合、サービスパネルを持ち上げながら、係止爪を係止孔に押し込まなければならず、一人で脱着を行うには困難を伴うものであった。
このように、係止爪とネジによりサービスパネルを着脱自在に設置する場合、ネジ止め箇所を少なくするには、その分係止爪による係止箇所を増やす必要がある。しかし、サービスパネルは上下方向寸法が比較的大きく、製造ひずみや撓みがあることから、係止爪による係止箇所が増加すると、増加した多数の係止爪を同時に係止孔に係止しなければならなくなり、一人で脱着作業を行うのが難しくなる等の課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ネジ止め箇所を減らし、係止爪による係止箇所を増やしたとしても、サービスパネルの脱着作業を一人で容易に行うことができる空気調和機の室外ユニットを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の空気調和機の室外ユニットは、以下の手段を採用している。
すなわち、本発明にかかる空気調和機の室外ユニットは、筐体の前面パネルから側面パネルにかけてのコーナー部に開けられている保守点検用の開口部に着脱自在に設けられるサービスパネルと、前記サービスパネルの側面側端縁の上下方向複数箇所に後方に突出して設けられ、前記側面パネルに係脱される複数の第1係止爪と、前記サービスパネルの前面側端縁の上方領域および下方領域の各々に後方に突出して設けられ、前記前面パネルに係脱される各々1以上の第2係止爪および第3係止爪と、前記前面パネルおよび前記側面パネルの前記開口部周縁に前記第1係止爪、前記第2係止爪および前記第3係止爪と対応して設けられ、各係止爪が係脱される第1係止孔、第2係止孔および第3係止孔と、を備え、前記第1係止爪は、前記第1係止孔に対して係脱自在で、その基部の下面に下方に延びる掛り部と、上面に上方に延びる爪部とが設けられており、前記第2係止爪および前記第3係止爪は、前記第1係止爪の前記掛り部が前記第1係止孔の下端部に引っ掛けられた状態で前記第2係止孔および前記第3係止孔に対して係脱自在で、かつ前記サービスパネルが上方にスライドされ、前記第1係止爪の前記爪部が前記第1係止孔の上端部に掛って前記側面パネルに係止されたとき、前記第2係止爪または前記第3係止爪の一方の爪部が前記第2または第3係止孔の一方の上端部に掛って前記前面パネルに係止され、更に前記サービスパネルが上方にスライドされたとき、前記第2係止爪および前記第3係止爪の他方の爪部が前記第2または第3係止孔の他方の上端部に掛って前記前面パネルに係止される高さに設定された爪部を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、サービスパネルの装着時、先ず側面側端縁の上下方向複数箇所に設けられている第1係止爪を第1係止孔に挿し込み、下方に延びる掛り部を第1係止孔の下端部に引っ掛けて係止することにより、サービスパネルの側面側を安定的に支持することができ、この状態でサービスパネルを、第1係止爪を支点にして廻し込むことにより前面側端縁の上方および下方領域に設けられている第2および第3係止爪を第2および第3係止孔に対して挿し込むことができる。続いて、第2または第3係止爪のうち爪部の高さが高くされている一方の係止爪が設けられている上方または下方領域の一方部位を押し込みながら、サービスパネルを上方にスライドさせることにより、第1係止爪の爪部と、爪部の高さが高くされている第2または第3係止爪の一方の係止爪の爪部とを、それぞれ第1係止孔および第2または第3係止孔の一方の上端部に掛けて側面パネルおよび前面パネルに係止させることができ、その後、爪部の高さが低くされている他方の係止爪が設けられている上方または下方領域の他方部位を押し込みながら、更にサービスパネルを上方にスライドさせることにより、他方の係止爪の爪部を対応する係止孔の上端部に掛けて前面パネルに係止させることができる。こうして、3種の第1ないし第3係止爪を順次第1ないし第3係止孔に挿し込み、係止させながら、複数の第1ないし第3係止爪の全てを第1ないし第3係止孔に係止することによって、サービスパネルを筐体の保守点検用の開口部に着脱自在に装着することができる。従って、係止爪による係止箇所を増やし、かつ多少のひずみや撓みがあるサービスパネルであっても、一人で容易に脱着作業を行うことができるとともに、ネジ止め箇所を最小限に減らすことにより、脱着時のサービス性を向上することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室外ユニットは、上記の空気調和機の室外ユニットにおいて、前記第2係止爪および前記第3係止爪は、前記下方領域に設けられている前記第3係止爪の方が前記上方領域に設けられている前記第2係止爪よりも前記爪部の高さが高くされており、前記サービスパネルの上方へのスライド時、前記第3係止爪の方が先に前記第3係止孔の上端部に掛って前記前面パネルに係止可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、第2係止爪および第3係止爪は、下方領域に設けられている第3係止爪の方が第2係止爪よりも爪部の高さが高くされているため、最初にサービスパネルを上方にスライドさせて第1係止爪および第3係止爪を第1係止孔および第3係止孔の上端部に掛けて側面パネルおよび前面パネルに係止させる際、サービスパネルの下方領域を足のつま先等で押し込むことにより、第3係止爪を第3係止孔の上端部に掛けて前面パネルに係止させることができる。そして、第3係止爪が第3係止孔の上端部に掛った状態から更にサービスパネルを上方にスライドさせることにより、爪部の高さが低い第2係止爪を第2係止孔の上端部に掛けて、前面パネルに係止させことができる。従って、第3係止爪が外れない状態として、第2係止爪を第2係止孔に係止することができ、サービスパネルの前面側端縁に設けられている第2係止爪および第3係止爪の第2係止孔および第3係止孔への挿し込み、係止を容易化することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室外ユニットは、上述のいずれかの空気調和機の室外ユニットにおいて、前記第2係止爪および前記第3係止爪の後方への突出幅は、前記第1係止爪の後方への突出幅の略2倍程度とされていることを特徴とする。
本発明によれば、第2係止爪および第3係止爪の後方への突出幅が、第1係止爪の後方への突出幅の略2倍程度とされているため、最初に第1係止孔に対して挿し込まれる第1係止爪は、突出幅が低くても第1係止孔に対して容易に挿し込み、係止することができる一方、後から第2および第3係止孔に挿し込まれる第2および第3係止爪は、突出幅が高くされている分だけ相互に位置合わせし易く、第2係止孔および第3係止孔に対して挿し込み、係止し易くすることができる。従って、第2係止爪および第3係止爪の後方への突出幅を変えることによっても、第2および第3係止孔への挿し込み、係止を容易化することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室外ユニットは、上述のいずれかの空気調和機の室外ユニットにおいて、前記サービスパネルは、前記第1係止爪の前記掛り部が前記第1係止孔の下端部に引っ掛けられたとき、その前面側の下端縁が室外ユニットの設置面に接する高さに設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、サービスパネルは、第1係止爪の掛り部が第1係止孔の下端部に引っ掛けられたとき、その前面側の下端縁が室外ユニットの設置面に接する高さに設定されているため、サービスパネルの装着時、第1係止爪を第1係止孔に挿し込み、掛り部を第1係止孔の下端部に引っ掛けた状態としたとき、その前面側の下端縁が室外ユニットの設置面に接することにより、サービスパネルの前面側を持ち上げなくても水平姿勢に安定的に支持することができる。従って、サービスパネルをその姿勢を保って第1係止爪を支点にして廻し込むことにより、第2および第3係止爪を第2および第3係止孔内に簡単に挿し込むことができる。
さらに、本発明の空気調和機の室外ユニットは、上述のいずれかの空気調和機の室外ユニットにおいて、前記サービスパネルは、最初の上方へのスライド時、その上部曲げガイド部が前記筐体の上面パネルの下縁に接し、更に上方に略同寸法スライドされることにより、前記第1ないし第3係止爪がそれぞれ前記第1ないし第3係止孔の上端部に当接可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、サービスパネルが、最初の上方へのスライド時、その上部曲げガイド部が筐体の上面パネルの下縁に接し、更に上方に略同寸法スライドされることにより、第1ないし第3係止爪がそれぞれ第1ないし第3係止孔の上端部に当接可能とされているため、サービスパネルを最初に上方にスライドする際、その上部曲げガイド部が筐体の上面パネルの下縁に当接する位置までスライドさせることにより、第1係止爪の爪部と、爪部の高さが高くされている第2または第3係止爪の一方の係止爪の爪部とを、第1係止孔および第2または第3係止孔の一方の上端部に掛けて側面パネルおよび前面パネルに係止させることができ、この位置を目安にして第2または第3係止爪の他方の係止爪の爪部を第2または第3係止孔の他方の上端部に掛けて前面パネルに係止させるべく、更にサービスパネルを上方にスライドさせることができる。従って、サービスパネル装着時の動作の切換え位置を明確化し、確実に全ての係止爪を係止孔に係止することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室外ユニットは、上述のいずれかの空気調和機の室外ユニットにおいて、前記サービスパネルは、前面側の少なくとも上下2箇所で前記前面パネルに対してネジ止め固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、サービスパネルが、前面側の少なくとも上下2箇所で前面パネルに対してネジ止め固定されているため、サービスパネルを着脱自在とする係止爪による係止箇所を増やし、その分ネジ止め固定箇所を減らして前面側の少なくとも上下2箇所とすることにより、サービスパネルを脱着する際、前面側の上下2箇所のネジを脱着するだけでサービスパネルを簡単に脱着することができる。従って、サービスパネル脱着時のサービス性を向上することができる。
本発明によると、3種の第1、第2および第3係止爪を順次第1ないし第3係止孔に挿し込み、係止させながら、複数の第1ないし第3係止爪の全てを第1ないし第3係止孔に係止することにより、サービスパネルを筐体の保守点検用開口部に着脱自在に装着し、最小箇所でネジ止めして固定することができるため、多少のひずみや撓みがあるサービスパネルであっても、一人で容易に脱着作業を行うことができるとともに、ネジ止め箇所を最小限に減らすことにより、脱着時のサービス性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の室外ユニットの斜視図である。 図1に示される空気調和機の室外ユニットに適用されたサービスパネルを正面側から見た斜視図である。 図2に示されるサービスパネルを裏面側から見た斜視図である。 図2中のA−A断面相当図である。 図3に示される第1係止爪の拡大側面図である。 図3に示される第2係止爪の拡大側面図である。 図3に示される第3係止爪の拡大側面図である。 本発明のサービスパネル装着時の第1段階動作の説明図である。 本発明のサービスパネル装着時の第2段階動作の説明図である。 本発明のサービスパネル装着時の第3段階動作の説明図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1ないし図10を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る空気調和機の室外ユニットの斜視図が示され、図2および図3には、そのサービスパネルの正面側および裏面側の斜視図が示されている。
室外ユニット1は、据え付け脚2を備えているベースパネル3、吹出しグリル4が上下2箇所に設けられている前面パネル5、左右両側面に設けられる側面パネル6,7およびそれらの上面を覆う上面パネル8等によって構成される筐体9を備えている。なお、筐体9の背面側は、吸込みグリルとされている。
筐体9の内部は、熱交換室側と機械室側とに仕切られており、熱交換室側には、図示を省略した室外熱交換器、室外送風機等が配設されており、機械室側には、圧縮機、制御ボックス、その他の室外側機器類が配設されている。そして、この機械室側に配設されている室外側機器類を保守点検するため、筐体9の前面パネル5から側面パネル6にかけてのコーナー部に保守点検用の開口部10が設けられ、該開口部10にサービスパネル11が着脱自在に設置されている。
サービスパネル11は、図2および図3に示されるように、前面側11Aと側面側11BとがL字断面形状をなすように折り曲げられたパネルであり、前面側11Aの下端部に下方に延長された延長部11Cが設けられているとともに、略中央部に取手部11Dが設けられている。また、サービスパネル11の前面側11Aの上端縁には、図4に示されるように、サービスパネル11の装着時、上面パネル8の下方に折り曲げられたフランジ部の下縁に当接する上部曲げガイド部11Eが設けられている。
このサービスパネル11の側面側11Bの端縁には、上下方向に沿って略等間隔で3箇所に第1係止爪12が設けられ、更に、前面側11Aの上方領域の端縁には、上下2箇所に第2係止爪13が設けられるとともに、下方領域である下方への延長部11Cの両端縁には、左右一対の第3係止爪14が設けられている。本実施形態においては、係止爪は合計7箇所に設けられている。そして、このサービスパネル11の第1係止爪12を、後述する第1係止孔15に挿し込み、その掛り部12Cを第1係止孔15の下端部に係止したとき、サービスパネル11の延長部11Cの下端縁が室外ユニット1の設置面に接する構成とされている。
第1係止爪12は、図5に示されるように、側面側11Bの端縁から後方への突出幅Wが、例えば5mm程度とされている基部12Aを備え、その基部12Aの上面に上方に延長する爪部12Bと、下面に下方に延長する掛り部12Cとが設けられた構成とされている。また、基部12Aの上下面には、第1係止爪12を後述する第1係止孔15に係止したとき、側面パネル6が嵌合する側面パネル6の板厚相当の溝12D,12Eが設けられている。この第1係止爪12の上方に延びる爪部12Bの溝12Eからの高さHは、例えば18mm程度とされている。
第2係止爪13は、図6に示されるように、前面側11Aの端縁から後方への突出幅W1が、例えば10mm程度とされている基部13Aを備え、その基部13Aの上面に上方に延びる爪部13Bが設けられた構成とされている。また、基部13Aの上面には、第2係止爪13を後述する第2係止孔16に係止したとき、前面パネル5が嵌合する前面パネル5の板厚相当の溝13Cが設けられている。なお、この第2係止爪13の爪部13Bの溝13Cからの高さH1は、例えば10mm程度とされている。ここで、第2係止爪13の突出幅W1(10mm)は、第1係止爪12の突出幅W(5mm)の略2倍(W1=2W)とされ、また、爪部13Bの高さH1(10mm)は、第1係止爪12の爪部12Bの高さH(18mm)よりも所定寸法だけ低く(H1<H)されている。
さらに、第3係止爪14は、図7に示されるように、延長部11Cの両端縁から後方への突出幅がW1(例えば、10mm)とされている基部14Aを備え、その基部14Aの上面に上方に延びる爪部14Bが設けられた構成とされている。また、基部14Aの上面には、第3係止爪14を後述する第3係止孔17に係止したとき、前面パネル5が嵌合する前面パネル5の板厚相当の溝14Cが設けられている。この第3係止爪14の爪部14Bの溝14Cからの高さHは、例えば18mm程度とされている。ここで、第3係止爪14の後方への突出幅W1(10mm)は、第2係止爪13と等しく、第1係止爪12の突出幅W(5mm)の略2倍の幅(W1=2W)とされ、また、爪部14Bの高さH(18mm)は、第1係止爪12の爪部12Bの高さH(18mm)と等しくされている。
一方、前面パネル5および側面パネル6における開口部10の周縁部位には、サービスパネル11側に設けられている第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14と対応する位置に設けられ、これら第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14がそれぞれ係脱される第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17が設けられている。つまり、側面パネル6の内側への折り曲げ部により形成された開口部10の周縁には、図8ないし図10に示されるように、Bで示した第1係止爪12と対応して上下方向の3箇所に略等間隔で鉛直方向に細長く、上端部側に向って漸次幅が狭くなるように片側が傾斜面とされたスリット状の第1係止孔15が設けられている。
また、前面パネル5の内側への折り曲げ部により形成された開口部10の上方領域の周縁には、図8ないし図10に示されるように、Cで示した第2係止爪13と対応して上下方向の2箇所に所定間隔で第1係止孔15と略同形状の鉛直方向に長いスリット状の第2係止孔16が設けられており、同様に、その下方領域の周縁には、Dで示した第3係止爪14と対応して左右2箇所に、第1および第2係止孔15,16と略同形状の鉛直方向に長いスリット状の第3係止孔17が設けられている。
これらの第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17は、サービスパネル11の第1係止爪12を第1係止孔15に挿し込み、その掛り部12Cの溝12Dを第1係止孔15の下端部に係止してサービスパネル11を水平状態に保持(このとき、サービスパネル11の延長部11Cの下端縁が室外ユニット1の設置面に接する。)したとき、第2係止爪13および第3係止爪14が、第2係止孔16および第3係止孔17の各々の略中央部に挿し込まれるように、第2係止孔16および第3係止孔17の下端部位置が設定されている。以下、この位置および状態にセットされるサービスパネル11の位置をサービスパネル11の第1セット位置という。
また、第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17の上端部は、第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14が第1セット位置にセットされたときの溝12D,13C,14Cからの寸法が同一高さとなる位置に設定されており、第1係止爪12の掛り部12Cが第1係止孔15の下端部に係止された位置からサービスパネル11を上方に10mm程度スライドさせたとき、第1係止爪12および第3係止爪14の爪部12B,14Bの上端が、第1係止孔15および第3係止孔17の上端部に引っ掛かるとともに、サービスパネル11の上部曲げガイド部11Eが上面パネル8の下方に折り曲げられたフランジ部の下縁に接する位置に設定されている。以下、この位置をサービスパネル11の第2セット位置という。
上記第2セット位置から更にサービスパネル11を上方に15mm程度スライドさせたとき、第2係止爪13の爪部13Bが第2係止孔16の上端部に引っ掛かり、全ての第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14の溝12D,13C,14Cが、第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17の上端部にそれぞれ係止されることにより、サービスパネル11が所定の装着位置にセット(以下、第3セット位置という。)されるようになっている。この第3セット位置にセットされたサービスパネル11を、上下2箇所でネジ18を介してネジ留め固定することにより、サービスパネル11を着脱自在に固定設置できる構成とされている。
次に、サービスパネル11の着脱動作と、第1係止爪12、第2係止爪13、第3係止爪14の掛り方について、図8ないし図10を参照して説明する。
サービスパネル11を装着する際、まず図8に示されるように、上下3箇所の第1係止爪12を側面パネル6側の第1係止孔15に挿し込み、その掛り部12Cを第1係止孔15の下端部に引っ掛けて係止する。このとき、サービスパネル11の延長部11Cの下端縁が室外ユニット1の設置面に接する高さとされているため、サービスパネル11を水平姿勢に安定的に保持することができる。
この状態でサービスパネル11を、第1係止爪12を支点にして前面側11Aを廻し込むように押し込むことにより、第2係止爪13および第3係止爪14が、図8に示されるように、それぞれ第2係止孔16および第3係止孔17に挿し込まれた状態とされ、サービスパネル11は、第1セット位置にセットされる。この第1セット位置にセットされたサービスパネル11は、その第1係止爪12の掛り部12Cが第1係止孔15の下端部に引っ掛けられるとともに、延長部11Cの下端縁が室外ユニット1の設置面に接地されることから、上記の如く、倒れる心配はなく、水平状態に安定的に保持することができる。
続いて、サービスパネル11を僅かに後方側へ押え込みながら、第1ないし第3係止孔15,16,17に沿って上方に10mm程度スライドさせることにより、サービスパネル11を第2セット位置とセットする。この際、サービスパネル11にひずみや撓みがあっても、少なくとも第1係止爪12および第3係止爪14が第1係止孔15および第3係止孔17から離脱しないように、サービスパネル11の下方領域を必要に応じて足のつま先等で押え込みながらスライドさせるとよい。
サービスパネル11が第2セット位置に移動されたことは、サービスパネル11の上端縁に設けられている上部曲げガイド部11Eが、上面パネル8の下方に折り曲げられたフランジ部の下縁に接することにより認識することができる。サービスパネル11が第2セット位置にスライドされたタイミングで、第1係止爪12および第3係止爪14の爪部12B,14Bの上端が、図9に示されるように、第1係止孔15および第3係止孔17の上端部に引っ掛るため、第1係止爪12および第3係止爪14は、第1係止孔15および第3係止孔17から離脱が不能な状態となる。この状態で第2係止爪13は、爪部13Bの高さH1が低いため、第2係止孔16に対して未だ係脱自在の関係を保っている。
このため、サービスパネル11にひずみや撓みがあり、それが原因でサービスパネル11を第1セット位置から第2セット位置に移動する際、第2係止爪13が第2係止孔16から離脱するようなことがあっても、そのことに注意を払う必要はなく、サービスパネル11の下方領域のみを押え込めばよく、サービスパネル11の上方領域を第2係止爪13が離脱しないように押え込む動作を不要とし、サービスパネル11の装着動作を簡易化することができる。
このように、サービスパネル11を第2セット位置に移動させ、第1係止爪12および第3係止爪14の爪部12B,14Bを、第1係止孔15および第3係止孔17の上端部に引っ掛けて、第1係止爪12および第3係止爪14を第1係止孔15および第3係止孔17から離脱不能な状態とした後、サービスパネル11を更に上方に15mm程度スライドさせ、第3セット位置に移動する。これによって、図10に示されるように、第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14は、それぞれ第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17の上端部に係止され、その基部12A,13A,14Aの各溝12D,13C,14Cに側面パネル6および前面パネル5が嵌合された状態となる。
この際、第1係止爪12および第3係止爪14が、第1係止孔15および第3係止孔17から離脱する心配がないことから、サービスパネル11の上方領域のみを押え込んで第2係止爪13を第2係止孔16に挿し込み、サービスパネル11を上方にスライドすればよく、サービスパネル11の装着動作を簡易化することができる。そして、第3セット位置にセットされたサービスパネル11の上下2箇所をネジ18でネジ止め固定することにより、サービスパネル11を所定位置に着脱自在に装着することができる。なお、サービスパネル11を保守点検時に筐体9から取り外すには、上記動作の逆動作によって、簡単に離脱することができる。
斯くして、本実施形態によれば、サービスパネル11の装着時、先ず側面側11Bの端縁の上下方向複数箇所に設けられている第1係止爪12を第1係止孔15に挿し込み、下方に延びる掛り部12Cを第1係止孔15の下端部に引っ掛けて係止することにより、サービスパネル11の側面側11Bを安定的に支持することができ、この状態でサービスパネル11を、第1係止爪12を支点にして廻し込むことによって、前面側11Aの端縁の上方および下方領域に設けられている第2および第3係止爪13,14を第2および第3係止孔16,17に対して挿し込むことができる。
続いて、第2および第3係止爪13,14のうち、爪部13B,14Bの高さHが高くされている一方の第3係止爪14が設けられている下方領域を押し込みながら、サービスパネル11を上方にスライドさせることによって、第1係止爪12の爪部12Bと、第3係止爪14の爪部14Bとを、それぞれ第1係止孔15および第3係止孔17の一方の上端部に掛けて側面パネル6および前面パネル5に係止させることができる。その後、爪部13B,14Bの高さH1が低くされている他方の第2係止爪13が設けられている上方領域を押し込みながら、更にサービスパネル11を上方にスライドさせることにより、他方の第2係止爪13の爪部13Bを対応する第2係止孔16の上端部に掛けて前面パネル5に係止させることができる。
このように、3種の第1ないし第3係止爪12,13,14を順次第1ないし第3係止孔15,16,17に挿し込み、係止させながら、複数の第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14の全てを第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17にそれぞれ係止させることにより、サービスパネル11を筐体9の保守点検用の開口部10に着脱自在に装着し、上下2箇所の最小箇所でネジ18によりネジ止め固定することができる。従って、多少のひずみや撓みがあるサービスパネル11であっても、一人で容易に脱着作業を行うことができるとともに、ネジ止め箇所を最小限に減らすことにより、脱着時のサービス性を向上することができる。
また、本実施形態では、サービスパネル11の下方領域に設けられている第3係止爪14の方が、上方領域に設けられている第2係止爪13よりも爪部14Bの高さHが高くされているため、最初にサービスパネル11を上方にスライドさせて第1係止爪12および第3係止爪14を第1係止孔15および第3係止孔17の上端部に掛けて側面パネル6および前面パネル5に係止させる際、サービスパネル11の下方領域を足のつま先等で押し込むことによって、第3係止爪14を第3係止孔17の上端部に掛けて前面パネル5に係止させることができる。そして、第3係止爪14が第3係止孔17の上端部に掛った状態から更にサービスパネル11を上方にスライドさせることにより、爪部13Bの高さが低い第2係止爪13を第2係止孔16の上端部に掛けて、前面パネル5に係止させることができる。
これにより、第3係止爪14が第3係止孔17から外れることのない状態として、第2係止爪13を第2係止孔16に係止することができ、サービスパネル11の前面側端縁に設けられている第2係止爪13および第3係止爪14の第2係止孔16および第3係止孔17への挿し込み、係止を容易化することができる。
また、上記第2係止爪13および第3係止爪14の後方への突出幅W1が、第1係止爪12の後方への突出幅Wの略2倍程度とされている。このため、最初に第1係止孔15に対して挿し込まれる第1係止爪12は、突出幅Wが低くても第1係止孔15に対して容易に挿し込み、係止することができる一方、後から第2および第3係止孔16,17に挿し込まれる第2および第3係止爪13,14は、突出幅W1が高くされている分だけ相互に位置合わせし易く、第2係止孔16および第3係止孔17に対して挿し込み、係止し易くすることができる。従って、第2係止爪13および第3係止爪14の後方への突出幅W1を変えることによっても、第2および第3係止孔16,17への挿し込み、係止を容易化することができる。
さらに、サービスパネル11は、第1係止爪12の掛り部12Cが第1係止孔15の下端部に引っ掛けられたとき、その前面側11Aの下端縁が室外ユニット1の設置面に接する高さに設定されている。このため、サービスパネル11の装着時、第1係止爪12を第1係止孔15に挿し込み、掛り部12Cを第1係止孔15の下端部に引っ掛けた状態としたとき、その前面側11Aの下端縁が室外ユニット1の設置面に接することにより、サービスパネル11の前面側11Aを持ち上げなくても、第1セット位置に水平姿勢を保って安定的に支持することができる。従って、サービスパネル11をその姿勢を保って第1係止爪12を支点にして廻し込むことにより、第2および第3係止爪13,14を第2および第3係止孔16,17内に簡単に挿し込むことができる。
また、サービスパネル11が、第1セット位置から第2セット位置へと上方にスライドされた時、その上部曲げガイド部11Eが筐体9の上面パネル8の下縁に接し、更に上方に略同寸法スライドされることによって、第1係止爪12、第2係止爪13および第3係止爪14が、それぞれ第1係止孔15、第2係止孔16および第3係止孔17の上端部に対して当接されるようになっている。
このため、サービスパネル11を最初に上方にスライドする際、その上部曲げガイド部11Eが筐体9の上面パネル8の下縁に接する位置までスライドさせることにより、第1係止爪12の爪部12Bと、爪部の高さHが高くされている第3係止爪14の爪部14Bとを、第1係止孔15および第3係止孔17の上端部に掛けて側面パネル6および前面パネル5に係止させることができ、この位置を目安にして第2係止爪13の爪部13Bを第2係止孔16の上端部に掛けて前面パネル5に係止させるべく、更にサービスパネル11を上方にスライドさせることができる。従って、サービスパネル11の装着時の動作の切換え位置を明確化し、確実に全ての係止爪12,13,14を係止孔15,16,17に係止することができる。
さらに、本実施形態では、サービスパネル11が、前面側11Aの少なくとも上下2箇所で前面パネル5に対してネジ18によりネジ止め固定されている。このため、サービスパネル11を着脱自在とする係止爪12,13,14による係止箇所を増やし、その分ネジ18によるネジ止め固定箇所を減らして前面側11Aの少なくとも上下2箇所とすることにより、サービスパネル11を脱着する際、前面側11Aの上下2箇所のネジ18を脱着するだけでサービスパネル11を簡単に脱着することができる。従って、サービスパネル11の脱着時のサービス性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、第2係止爪13の爪部13Bの高さH1を、第3係止爪14の爪部14Bの高さHよりも低く(H1<H)し、第2セット位置で第3係止爪14の爪部14Bを、第2係止爪13の爪部13Bよりも先に第3係止孔17の上端部に引っ掛け係止する構成としているが、逆に第3係止爪14の爪部14Bの高さを低くしてH1とし、第2係止爪13の爪部13Bの高さをHとすることにより、第2セット位置で第2係止爪13の爪部13Bを、第3係止爪14の爪部14Bよりも先に第2係止孔16の上端部に引っ掛け係止し、第3セット位置で第3係止爪14の爪部14Bを、第3係止孔17の上端部に引っ掛け係止する構成としてもよい。
この場合、サービスパネル11を最初に上方にスライドする際、その上部曲げガイド部11Eが筐体9の上面パネル8の下縁に接する位置までスライドさせることにより、第1係止爪12の爪部12Bと、爪部の高さHが高くされている第2係止爪13の爪部13Bとを、第1係止孔15および第2係止孔16の上端部に掛けて側面パネル6および前面パネル5に係止させることができ、この位置を目安にして第3係止爪14の爪部14Bを第3係止孔17の上端部に掛けて前面パネル5に係止させるべく、更に、サービスパネル11を上方にスライドさせることによって、確実に全ての係止爪12,13,14を係止孔15,16,17に係止することができる。
また、上記実施形態では、第1係止爪12を上下方向3箇所、第2係止爪13を上下方向2箇所、第3係止爪14を左右に一対も設けた例について説明したが、これら係止爪の数は、適宜増減することができ、係止爪の数を増減した場合、それに対応させて係止孔も適宜増減すればよい。
1 室外ユニット
5 前面パネル
6 側面パネル
9 筐体
10 保守点検用の開口部
11 サービスパネル
11A 前面側
11B 側面側
11C 下方への延長部
11E 上部曲げガイド部
12 第1係止爪
12A 基部
12B 爪部
12C 掛り部
13 第2係止爪
13A 基部
13B 爪部
14 第3係止爪
14A 基部
14B 爪部
15 第1係止孔
16 第2係止孔
17 第3係止孔
18 ネジ
H,H1 爪部の高さ
W,W1 係止爪の突出幅

Claims (6)

  1. 筐体の前面パネルから側面パネルにかけてのコーナー部に開けられている保守点検用の開口部に着脱自在に設けられるサービスパネルと、
    前記サービスパネルの側面側端縁の上下方向複数箇所に後方に突出して設けられ、前記側面パネルに係脱される複数の第1係止爪と、
    前記サービスパネルの前面側端縁の上方領域および下方領域の各々に後方に突出して設けられ、前記前面パネルに係脱される各々1以上の第2係止爪および第3係止爪と、
    前記前面パネルおよび前記側面パネルの前記開口部周縁に前記第1係止爪、前記第2係止爪および前記第3係止爪と対応して設けられ、各係止爪が係脱される第1係止孔、第2係止孔および第3係止孔と、を備え、
    前記第1係止爪は、前記第1係止孔に対して係脱自在で、その基部の下面に下方に延びる掛り部と、上面に上方に延びる爪部とが設けられており、
    前記第2係止爪および前記第3係止爪は、前記第1係止爪の前記掛り部が前記第1係止孔の下端部に引っ掛けられた状態で前記第2係止孔および前記第3係止孔に対して係脱自在で、かつ前記サービスパネルが上方にスライドされ、前記第1係止爪の前記爪部が前記第1係止孔の上端部に掛って前記側面パネルに係止されたとき、前記第2係止爪または前記第3係止爪の一方の爪部が前記第2または第3係止孔の一方の上端部に掛って前記前面パネルに係止され、更に前記サービスパネルが上方にスライドされたとき、前記第2係止爪および前記第3係止爪の他方の爪部が前記第2または第3係止孔の他方の上端部に掛って前記前面パネルに係止される高さに設定された爪部を備えていることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 前記第2係止爪および前記第3係止爪は、前記下方領域に設けられている前記第3係止爪の方が前記上方領域に設けられている前記第2係止爪よりも前記爪部の高さが高くされており、前記サービスパネルの上方へのスライド時、前記第3係止爪の方が先に前記第3係止孔の上端部に掛って前記前面パネルに係止可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外ユニット。
  3. 前記第2係止爪および前記第3係止爪の後方への突出幅は、前記第1係止爪の後方への突出幅の略2倍程度とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室外ユニット。
  4. 前記サービスパネルは、前記第1係止爪の前記掛り部が前記第1係止孔の下端部に引っ掛けられたとき、その前面側の下端縁が室外ユニットの設置面に接する高さに設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の空気調和機の室外ユニット。
  5. 前記サービスパネルは、最初の上方へのスライド時、その上部曲げガイド部が前記筐体の上面パネルの下縁に接し、更に上方に略同寸法スライドされることにより、前記第1ないし第3係止爪がそれぞれ前記第1ないし第3係止孔の上端部に当接可能とされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空気調和機の室外ユニット。
  6. 前記サービスパネルは、前面側の少なくとも上下2箇所で前記前面パネルに対してネジ止め固定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の空気調和機の室外ユニット。
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