JP2014047274A - ポリウレタンフォーム - Google Patents

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健一 榊原
Satoyuki Takayama
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Abstract

【課題】ノンハロゲンで難燃性、熱伝導率、表面抵抗率及び制振性が良好なポリウレタンフォームを提供する。
【解決手段】ポリウレタンフォームにおいて、ポリオール100質量部中、重量平均分子量300〜1500、水酸基価100〜600mgKOH/gの低分子量ポリオールが50〜90質量部、重量平均分子量2000〜7000、水酸基価15〜90mgKOH/gの高分子量ポリオールが10〜50質量部であり、イソシアネートがトリレンジイソシアネート、イソシアネートインデックスが85〜110であり、難燃剤は、ポリオール100質量部に対してメラミン樹脂粉体が5〜40質量部含まれ、液体難燃剤が10質量部以下からなり、ポリウレタンフォームの見掛け密度が50〜100kg/mである。
【選択図】 なし

Description

本発明は、難燃性、熱伝導率、表面抵抗率及び制振性が良好なポリウレタンフォームに関する。
従来、OA機器や電気製品等には制振材や防音材としてポリウレタンフォームが使用されている。例えば、ハードディスクドライブには、筐体の内部や外面にポリウレタンフォームを配置して制振や防音性を高めることが行われている。また、ハードディスクドライブは作動時の発熱で高温になることがあるため、ポリウレタンフォームには良好な熱伝導率及び所要の難燃性が求められる。さらに、ハードディスクドライブに使用されるポリウレタンフォームは電気絶縁性の良好な表面抵抗率の大きいものが望ましい。
ポリウレタンフォームの難燃性を高めるため、臭素化合物や塩素化合物などのハロゲン化合物からなる難燃剤の添加が行われている。しかも、OA機器に使用されるポリウレタンフォームは、米国の燃焼規格UL−94 HF−1の高い難燃性基準に合格することが求められており、多量の難燃剤を添加する必要があった。
さらにポリウレタンフォームは、昨今の環境保護の観点から、ノンハロゲンでの難燃性が求められている。ノンハロゲンでポリウレタンフォームの難燃性を高める方法としては、(1)液状リン系化合物、(2)三酸化アンチモン等の無機系難燃剤、(3)金属水酸化物等の難燃剤、(4)メラミン樹脂等の固形難燃剤を1種または2種以上併用してポリウレタンフォームに添加することで難燃化する手法が広く採用されている。
しかし、前述した(1)〜(4)の各物質を使用した場合、以下の問題が指摘される。すなわち、(1)液状リン系化合物を難燃剤として使用した場合、人体に対する毒性が強いため十分な安全確保が必要となり、また得られるポリウレタンフォームの強度劣化や揮発性の問題や、ポリウレタンフォームの生成時における反応阻害といった悪影響を与える難点がある。(2)重金属を含む三酸化アンチモンについては、人体への有害性が確認されているため、やはり使用に適さず、また、原料の粘度上昇を引き起こしてしまうので、有効な難燃性を呈する十分な量を添加することが困難である。(3)水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウム等の金属水酸化物を難燃剤として使用する場合、環境的および人体的な問題は殆どなく、安全なポリウレタンフォームを製造することが可能となるが、UL94に規定するHF−1クラスの難燃性を達成するためには、ウレタンの原料中に大量の金属水酸化物を添加する必要がある。この場合、大量に添加された金属水酸化物が、得られるポリウレタンフォームの有益な物性の発現を妨げるおそれがある。(4)また、ノンハロゲンタイプの難燃剤としてメラミン樹脂粉体も知られているが、UL−94 HF−1に合格するため、従来のポリウレタンフォームの配合にメラミン樹脂粉体を多量に添加すると、ポリウレタンフォームの発泡バランスが崩れて良好なフォームが得られないなどの問題が発生する。
一方、ポリウレタンフォームの熱伝導率を高めるためには、ポリウレタンフォームを高比重(密度)にすることが有効である。
しかし、ポリウレタンフォームは、高比重になると燃焼性が悪化傾向となり、燃焼試験時に燃焼時間と燃焼距離が増大し、UL−94 HF−1に合格するのが難しくなる。
また、ポリウレタンフォームにおいて、熱伝導率を大きくすることと表面抵抗率を大きくすることは、相反する特性であり、その両立が難しかった。
特開2001−200028 特開2006−282854
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、難燃性、熱伝導率、表面抵抗率及び制振性が高いノンハロゲンタイプのポリウレタンフォームの提供を目的とする。
本発明は、ポリオール、イソシアネート、触媒、発泡剤及び難燃剤を含むポリウレタンフォーム原料から得られるポリウレタンフォームにおいて、前記ポリオールは、重量平均分子量300〜1500、水酸基価100〜600mgKOH/gの低分子量ポリオールと、重量平均分子量2000〜7000、水酸基価15〜90mgKOH/gの高分子量ポリオールとよりなり、前記ポリオール100質量部中、前記低分子量ポリオールは50〜90質量部、前記高分子量ポリオールは10〜50質量部であり、前記イソシアネートはトリレンジイソシアネートからなり、イソシアネートインデックスは85〜110であり、前記難燃剤は、前記ポリオール100質量部に対してメラミン樹脂粉体が5〜40質量部含まれ、液体難燃剤が10質量部以下であり、前記ポリウレタンフォームの見掛け密度が50〜100kg/mであることを特徴とする。
本発明のポリウレタンフォームは、重量平均分子量300〜1500、水酸基価100〜600mgKOH/gの低分子量ポリオールを、ポリオール100質量部中50〜90質量部含むことにより、分子鎖の短いウレタン結合の部分が存在し、その部分で熱解離し易く、また溶融物の粘度が低くなることから、熱解離したものがドリップ(滴下)して燃焼距離、燃焼時間を抑えることができる。さらに、本発明のポリウレタンフォームは、イソシアネートにトリレンジイソシアネートを用い、難燃剤をポリオール100質量部に対してメラミン樹脂粉体が5〜40質量部、液体難燃剤が10質量部以下(すなわち0〜10質量部)としたことにより、燃焼試験時に溶融物がドリップしやすく、かつドリップした溶融物への着火も起きない。これによっても燃焼距離、燃焼時間を抑えることができ、ノンハロゲンでポリウレタンフォームの難燃性を高くでき、UL−94 HF−1に合格するようになる。
本発明のポリウレタンフォームは、見掛け密度が50〜100kg/mの高比重であり、かつポリオール100質量部に対して難燃剤としてメラミン樹脂粉体を5〜40質量部含むため、熱伝導率を大きくすることができる。
また、本発明のポリウレタンフォームは、難燃剤をポリオール100質量部に対してメラミン樹脂粉体5〜40質量部含み、液体難燃剤については10質量部以下(0〜10質量部)とし、かつイソシアネートインデックスを85〜110としたことにより、表面抵抗率を大きくすることができる。
さらに本発明のポリウレタンフォームは、重量平均分子量300〜1500、水酸基価100〜600mgKOH/gの低分子量ポリオールを、ポリオール100質量部中50〜90質量部含み、かつポリオール100質量部に対して難燃剤としてメラミン樹脂粉体を5〜40質量部含むため、制振性を良好にすることができる。
以下に、本発明のポリウレタンフォームについて、実施形態を説明する。本発明のポリウレタンフォームは、ポリオール、イソシアネート、触媒、発泡剤及び難燃剤を含むポリウレタンフォーム原料から得られる。
ポリオールには、重量平均分子量300〜1500、水酸基価100〜600mgKOH/gの低分子量ポリオールと、重量平均分子量2000〜7000、水酸基価15〜90mgKOH/gの高分子量ポリオールとが併用される。前記低分子量ポリオールと高分子量ポリオールは、何れも1種類(単一)に限られず、前記範囲の重量平均分子量及び水酸基価からなる2種類以上(複数)のポリオールを使用してもよい。
前記低分子量ポリオール及び前記高分子量ポリオールとしては、ポリウレタンフォーム用のポリオールを使用することができ、例えば、ポリオキシアルキレンポリオール、ビニル重合体含有ポリオキシアルキレンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリオキシアルキレンポリエステルエステルブロック共重合体ポリオール等を挙げることができる。
ポリオール100質量部中における前記低分子量ポリオールの量は、50〜90質量部、好ましくは60〜90質量部である。前記低分子量ポリオールの量が50質量部未満になると難燃性及び制振性の低下を生じ、一方、90質量部を超えると、得られる発泡体の独立気泡率が高まり、良好な発泡体が得られ難くなる。一方、ポリオール100質量部中における前記高分子量ポリオールの量は10〜50質量部、好ましくは10〜40質量部である。前記高分子量ポリオールの量が10質量部未満になると前記低分子量ポリオールの比率が90質量部を超え、良好なポリウレタンフォームが得られ難くなり、一方、50質量部を超えると、難燃性及び制振性の低下を生じるようになる。なお、前記低分子量ポリオールと前記高分子量ポリオールの合計量は100質量部である。
イソシアネートとしては、難燃性を高めるため、トリレンジイソシアネートが使用される。トリレンジイソシアネートには、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、あるいは2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネートの混合物があり、それらの何れであってもよい。
イソシアネートインデックスは85〜110である。イソシアネートインデックスは、[(発泡原料中のイソシアネート当量/発泡原料中の活性水素の当量)×100]で計算される。イソシアネートインデックスが85未満の場合、あるいは110を超える場合には、発泡状態が悪化して良好な発泡体が得られなくなる。なお、イソシアネートインデックスが85〜110の範囲において、インデックスを増加させた場合には、tanδすなわち制振性が上昇する傾向にある。逆に同範囲においてインデックスを減少させた場合には、熱伝導率が上昇する傾向にあり、インデックスを変更することで各特性の調整が可能である。
触媒としては、ポリウレタンフォーム用として公知のものを用いることができる。例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、ジエタノールアミン、ジメチルアミノモルフォリン、N−エチルモルホリン、テトラメチルグアニジン等のアミン触媒や、スタナスオクトエートやジブチルチンジラウレート等のスズ触媒やフェニル水銀プロピオン酸塩あるいはオクテン酸鉛等の金属触媒(有機金属触媒とも称される。)を挙げることができる。触媒の量は、ポリオール100質量部に対して0.01〜2.0質量部程度が好ましい。
発泡剤としては、水が好ましい。発泡剤(水)の量は、ポリオール100質量部に対して0.6〜2.0質量部が好ましい。発泡剤(水)の量が0.6質量部未満の場合には難燃性が低下するようになり、一方、2.0質量部を超えると制振性や熱伝導率が低下するようになる。
難燃剤としては、粉体難燃剤の単独または粉体難燃剤と液体難燃剤の併用とされる。
粉体難燃剤は、本発明ではメラミン樹脂粉体が必須とされる。メラミン樹脂粉体は、平均粒径が小さいほどポリウレタンフォーム中におけるメラミン樹脂粉体の分布が均一になって難燃効果が高まるため、平均粒径1〜100μmのものが好ましく、より好ましくは扱い易さや入手容易性等の観点から平均粒径10〜60μmのものである。前記メラミン樹脂粉体の量は、ポリオール100質量部に対して5〜40質量部が好ましい。メラミン樹脂粉体の量が少なすぎるとメラミン樹脂粉体による難燃効果が得難くなると共に表面抵抗率が小さくなり、かつ制振性も低下するようになる。一方、メラミン樹脂粉体の量が多すぎるとポリウレタンフォームの発泡バランスが崩れて良好なフォームが得難くなる。なお、メラミン樹脂粉体をポリオール100質量部に対して5〜40質量部と共に、リン系、ポリリン酸アンモニウム等の他の粉体難燃剤を、ポリオール100質量部に対して3〜20質量部程度添加してもよい。ただし、粉体難燃剤の総添加量は、ポリオール100質量部に対して、40質量部以下とすることが望ましい。
液体難燃剤としては、リン酸エステル系難燃剤を挙げることができる。特に液状のリン酸エステル系難燃剤、例えばリン酸エステルモノマーや縮合リン酸エステル等はポリウレタンフォーム原料への分散が良好なため、より好ましいものである。前記液体難燃剤の量は、ポリオール100質量部に対して10質量部以下が好ましい。前記液体難燃剤の量がポリオール100質量部に対して10質量部を超えると、ポリウレタンフォームの表面抵抗率が小さくなる。なお、前記液体難燃剤は、本発明において必須な成分ではなく、表面抵抗率、制振性の観点から使用しない方が好ましい。
前記ポリウレタンフォーム原料には、適宜その他の添加剤、例えば整泡剤、着色剤等を配合することができる。
整泡剤としては、ポリウレタンフォームに用いられるものであれば使用することができる。例えば、シリコーン系整泡剤、含フッ素化合物系整泡剤および公知の界面活性剤を挙げることができる。特に難燃性を良好にするために、硬質用シリコーン整泡剤やHR用シリコーン整泡剤を使用することが望ましい。硬質用シリコーン整泡剤やHR用シリコーン整泡剤は、軟質スラブ用シリコーン整泡剤に比べ、重量平均分子量が小さく、動粘度も小さくなるので、ドリップしやすく、難燃性を良好にできると考えられる。硬質用シリコーン整泡剤やHR用シリコーン整泡剤の動粘度(JIS Z8803:2011に準拠)は、一般に700mm/s(25℃)以下であり、軟質スラブ用シリコーン整泡剤の動粘度(JIS Z8803:2011に準拠)は、一般に700mm/s(25℃)より大きい。したがって、上記理由から動粘度が700mm/s(25℃)以下の整泡剤を用いるのが好ましく、特に500mm/s(25℃)以下の整泡剤が好ましい。また、整泡剤の量は、ポリオール100質量部に対して0.5〜1.5質量部が好ましい。
前記ポリウレタンフォームは、前記ポリウレタンフォーム原料を攪拌混合して反応させる公知の発泡方法によって製造することができる。発泡方法には、スラブ発泡とモールド発泡とがあり、何れの成形方法でもよい。スラブ発泡は、混合したポリウレタンフォーム原料をベルトコンベア上に吐出し、大気圧下、常温で発泡させる方法であり、一方、モールド発泡は、混合したフォーム原料をモールド(成形型)に充填してモールド内で発泡させる方法である。
本発明のポリウレタンフォームは、見掛け密度の好ましい範囲が50〜100kg/mである。ポリウレタンフォームの見掛け密度が前記範囲よりも低い場合、筐体等により圧縮して使用された際の熱伝導率が劣るようになる。一方、前記範囲よりも見掛け密度を高くすると難燃性が低下する。
本発明のポリウレタンフォームの難燃性の基準は、燃焼試験(UL−94 HF−1試験法準拠)におけるt(厚み)1mmでHF−1合格であり、より好ましくはt(厚み)4mmでHF−1合格である。
本発明のポリウレタンフォームは、発熱するハードディスクの放熱を促すために、熱伝導率(ASTM C−177準拠)の好ましい範囲が0.05W/(m・K)以上であり、より好ましくは0.06W/(m・K)以上である。
また、本発明のポリウレタンフォームは、絶縁性を良好とするため、表面抵抗率の好ましい範囲が2.9×1011Ω/sq以上であり、より好ましくは1.0×1012Ω/sq以上である。
さらに、本発明のポリウレタンフォームは、制振性を良好とするため、粘弾性の好ましい範囲が、ピーク温度0℃以上でtanδが0.50以上であり、より好ましくはピーク温度5℃以上でtanδが0.55以上である。tanδは、損失係数を表し、貯蔵剪断弾性率(G′)と損失剪断弾性率(G″)の比、G″/G′であり、材料の変形時に材料がどの程度エネルギーを吸収するかを示している。一般的には、tanδの値が大きい程、制振性が良いといえる。
以下のポリオール、触媒、整泡剤、難燃剤、イソシアネートを用い、発泡剤を水として表1〜表4の配合量でポリウレタンフォーム原料を調製し、スラブ発泡により、実施例及び比較例のポリウレタンフォームを製造した。
[低分子量ポリオール]
・ポリオール1:ポリエーテルポリオール、Mw400、水酸基価420mgKOH/g、官能基数3、品番;GP−400、三洋化成工業株式会社
・ポリオール2:ポリエーテルポリオール、Mw700、水酸基価240mgKOH/g、官能基数3、品番;アデカG−700、株式会社ADEKA
・ポリオール3:ポリエーテルポリオール、Mw1500、水酸基価112mgKOH/g、官能基数3、品番;サンニックスGP−1500、三洋化成工業株式会社
・ポリオール4:ポリエーテルポリオール、Mw600、水酸基価187mgKOH/g、官能基数2、品番;PEG−600、三洋化成工業株式会社
・ポリオール5:ポリエーテルポリオール、Mw1000、水酸基価115mgKOH/g、官能基数2、品番;テスラック2467、日立化成ポリマー株式会社
・ポリオール6:ポリエーテルポリオール、Mw1000、水酸基価112mgKOH/g、官能基数2、品番;D−1000、三井化学ポリウレタン株式会社
[高分子量ポリオール]
・ポリオール7:ポリエーテルポリオール、Mw2000、水酸基価56mgKOH/g、官能基数2、品番;サンニックスPP−2000、三洋化成工業株式会社
・ポリオール8:ポリエーテルポリオール、Mw2500、水酸基価45mgKOH/g、官能基数2、品番;プルロニックL−62、株式会社ADEKA
・ポリオール9:ポリエーテルポリオール、Mw3000、水酸基価56mgKOH/g、官能基数3、品番;サンニックスGP−3000、三洋化成工業株式会社
・ポリオール10:ポリエーテルポリオール、Mw6000、水酸基価37mgKOH/g、官能基数4、品番;No.36、三洋化成工業株式会社
・ポリオール11:ポリエーテルポリオール、Mw6000、水酸基価28mgKOH/g、官能基数3、品番;サンニックスFA−909、三洋化成工業株式会社
[触媒]
・触媒1:反応型アミン触媒、品番;カオーライザーNo.25、花王株式会社
・触媒2:添加型アミン触媒、品番;DABCO 33LV、エアープロダクツジャパン株式会社
・触媒3:金属触媒(スズ触媒)、品番;MRH−110、城北化学株式会社
[整泡剤]
・整泡剤1:シリコーン整泡剤、硬質用シリコーン整泡剤、動粘度400mm/s(25℃)、品番;SF−2938F、東レ・ダウコーニング株式会社
・整泡剤2:シリコーン整泡剤、HR用シリコーン整泡剤、動粘度210mm/s(25℃)、品番;SF−2962、東レ・ダウコーニング株式会社
・整泡剤3:シリコーン整泡剤、硬質用シリコーン整泡剤、動粘度350mm/s(25℃)、品番;SH−193、東レ・ダウコーニング株式会社
・整泡剤4:シリコーン整泡剤、軟質スラブ用シリコーン整泡剤、動粘度920mm/s(25℃)、品番;SZ−1136、東レ・ダウコーニング株式会社
[粉体難燃剤]
・難燃剤1:メラミン樹脂粉体、品番;メラミン、三井化学株式会社
・難燃剤2:リン系難燃剤、品番;BDPO、日華化学株式会社
・難燃剤3:ポリ燐酸アンモニウム、品番;エクソリットAP−422、クラリアントジャパン株式会社
[液体難燃剤]
・難燃剤4:縮合リン酸エステル系難燃剤、品番;DAIGUARD−880、大八化学工業株式会社
・難燃剤5:縮合リン酸エステル系難燃剤、品番;CR−733S、大八化学工業株式会社
[イソシアネート]
・イソシアネート1:トリレンジイソシアネート(TDI)、2−4TDI/2−6TDI=65/35、品番;T−65、日本ポリウレタン工業株式会社
・イソシアネート2:ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、品番;ルプラネート200B、BASF社
Figure 2014047274
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各実施例及び各比較例に対して、見掛け密度(kg/m、JIS K7222:2005準拠)、燃焼性(UL−94 HF−1試験法準拠)、熱伝導率(W/(m・K)、ASTM C−177準拠)、表面抵抗率(Ω/sq、JIS K6911:1995準拠)、粘弾性を測定した。
燃焼性(UL−94 HF−1試験法準拠)は、所定高さの金網上に載置した試験片を金網の下方に配置したバーナーの炎によって加熱し、その際に、金網の下方に配置した脱脂綿が燃焼物あるいは落下物による燃焼(滴下着火)がなく、かつ試験片が燃焼によって燃えたり溶けたりして影響を受けた長さが60mm未満であり、かつ燃焼時間が60秒未満である場合にUL−94 HF−1に合格とする。
熱伝導率は、元厚みに対し、70%に圧縮した試験片について85℃条件下で熱伝導率を熱伝導率測定装置(HOLOMETRIX MODEL TCFGM GUARDED HOT PLATE INSTRUMENT:SNGHP−3にて測定した。
表面抵抗率は、測定装置ADVANTEST R8340A ULTRA HIGH RESISTANCE
METERを用いて、JIS K6911:1995に従って測定した。
粘弾性は、動的粘弾性測定装置ARES−RDAを用いて測定した。
測定結果を表1〜表4の下部に示す。なお、燃焼性における結果「HF−1」は、HF−1に合格したことを示し、一方、「HF−2」は、HF−1に不合格でHF−2に合格したことを示し、また「HBF」は、HF−1及びHF−2に何れも不合格で「HBF」に合格したことを示す。
実施例1〜4は、低分子量ポリオールとして、重量平均分子量400のポリオール1、高分子量ポリオールとして、重量平均分子量6000のポリオール11を使用し、ポリオール1とポリオール11の割合を変化させた例である。実施例1〜4の測定結果は、見掛け密度が69〜71kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目も好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。
実施例5〜9は、低分子量ポリオールとして、重量平均分子量700のポリオール2をメインとし、他の低分子量ポリオールとの組み合わせを変えて2種類の低分子量ポリオールを併用した例であり、高分子量ポリオールには重量平均分子量2500のポリオール8を使用した。実施例5〜9の測定結果は、見掛け密度が71〜72kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目はより好ましい結果(範囲)であった。
実施例10〜実施例13は、低分子量ポリオールとして重量平均分子量1500のポリオール3を使用し、高分子量ポリオールとして重量平均分子量2000ポリオール7を使用し、ポリオール3とポリオール7の割合を変化させた例である。実施例10〜実施例13の測定結果は、見掛け密度が70kg/mと好ましい値であり、他の測定項目は好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。
実施例14〜実施例18は、低分子量ポリオールとして重量平均分子量1000のポリオール6を使用し、高分子量ポリオールにはポリオール7〜ポリオール11を使用した例である。実施例14〜実施例18の測定結果は、見掛け密度が69〜72kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目は好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。
実施例19〜実施例22は、低分子量ポリオールとして重量平均分子量700のポリオール2を使用し、高分子量ポリオールにはポリオール7〜ポリオール11のうちの二種類を選択し、その二種類の組み合わせを変えて使用した例である。実施例19〜実施例22の測定結果は、見掛け密度が71〜74kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目はより好ましい結果(範囲)であった。
実施例23〜27は、低分子量ポリオールとして、重量平均分子量600のポリオール4と他の低分子量ポリオールの一種類とを併用し、その併用する他の低分子量ポリオールを変更した例であり、高分子量ポリオールには、重量平均分子量2000のポリオール7と重量平均分子量6000のポリオール10を併用した。実施例23〜27の測定結果は、見掛け密度が68〜71kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目は好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。
実施例28〜32は、低分子量ポリオールとして、重量平均分子量700のポリオール2を使用し、高分子量ポリオールとして、重量平均分子量2000のポリオール7を使用し、イソシアネートにはイソシアネート1(TDI)を使用してイソシアネートインデックスを変化させた例である。実施例28〜実施例32の測定結果は、見掛け密度が66〜76kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目はより好ましい結果(範囲)であった。
実施例33〜37は、実施例30の配合(イソシアネートインデックス100)において、発泡剤(水)の量によりポリウレタンフォームの見掛け密度を変化させた例である。実施例33〜実施例37の測定結果は、見掛け密度が52〜97kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目は好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。
実施例38は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、触媒として触媒1(アミン触媒)と触媒2(金属触媒)を併用した例である。実施例38の測定結果は、見掛け密度が68kg/mと好ましい値であり、他の測定項目はより好ましい結果(範囲)であった。
実施例39〜実施例43は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、メラミン樹脂粉体の量を変化させた例である。実施例39〜43の測定結果は、見掛け密度が64〜77kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目は好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。特にメラミン樹脂粉体の量がポリオール100質量部に対して20〜40質量部の実施例41〜実施例43は、燃焼性、熱伝導率、表面抵抗率、粘弾性の何れも、より好ましい結果(範囲)であった。
実施例44と実施例45は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、難燃剤としてメラミン樹脂粉体と他の粉体(固形)難燃剤を併用した例である。実施例44と実施例45の測定結果は、見掛け密度が72〜73kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目はより好ましい結果(範囲)であった。
実施例46〜実施例49は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、難燃剤としてメラミン樹脂粉体と液体難燃剤を併用した例である。実施例46〜実施例49の測定結果は、見掛け密度が68〜72kg/mと好ましい範囲であり、他の測定項目は好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。難燃剤としてメラミン樹脂粉体と液体難燃剤を含む実施例46〜実施例49と、難燃剤としてメラミン樹脂粉体を単独で含む実施例30とを比較すると、難燃剤としてメラミン樹脂粉体を単独で含む実施例30は、難燃剤としてメラミン樹脂粉体と液体難燃剤を含む実施例46〜実施例49よりも熱伝導率、表面抵抗率及び粘弾性において、よい結果が得られた。
実施例50〜実施例52は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、整泡剤の種類を異ならせた例である。実施例50と実施例51の測定結果は、見掛け密度が何れも71kg/mと好ましい値であり、他の測定項目はより好ましい結果(範囲)であった。
また、実施例52は、実施例30、実施例50及び実施例51とは異なる軟質スラブ用シリコーン整泡剤(動粘度920mm/s(25℃))を使用した例である。実施例52は、難燃性が厚み4mmにおいてHF−1不合格となり、実施例30、50、51と比較すると低下したが、その他の測定項目はより好ましい結果(範囲)であった。
実施例53は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、整泡剤(シリコーン系)を含まない例である。実施例53の測定結果は、見掛け密度が何れも75kg/mと好ましい値であり、他の測定項目は好ましい結果(範囲)、あるいはより好ましい結果(範囲)であった。整泡剤(シリコーン系)を含まない実施例53と整泡剤(シリコーン系)を含む実施例30とを比較すると、整泡剤(シリコーン系)を含む実施例30は、整泡剤(シリコーン系)を含まない実施例53よりも、熱伝導率及び表面抵抗率において、よい結果が得られた。
比較例1〜比較例6は、ポリオールを低分子量ポリオールのみで構成した例である。比較例1〜比較例6は、発泡後におけるポリウレタンフォームのシュリンク(収縮)が大きく、良好な発泡体が得られなかったため、見掛け密度等の測定を行うことができなかった。
比較例7と比較例8は、低分子量ポリオールの量を本発明の範囲よりも少量とし、高分子量ポリオールの量を本発明の範囲よりも多くした例であり、粘弾性のピーク温度が−1.6℃〜−4.7℃であり、好ましい範囲よりも低い温度であり、ピーク温度におけるtanδも0.50未満と低かった。
比較例9は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合においてメラミン樹脂粉体の量を本発明の範囲を超える量とした例である。比較例9は、発泡途中にダウン(発泡不良)を生じ、発泡体が得られなかったため、見掛け密度等の測定を行うことができなかった。
比較例10〜比較例12は、実施例46〜実施例49の配合において液体難燃剤の量を本発明の範囲を超える量とした例である。液体難燃剤の量が本発明の範囲を超える比較例10〜比較例12は難燃性が厚み4mmでHF−2にしか合格しなくなり(HF−1不合格)、しかも熱伝導率、表面抵抗率及び粘弾性が何れも好ましい範囲外であり、劣っていた。
比較例13と比較例14は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、メラミン樹脂粉体の量を0質量部とし、その代わりに液体の難燃剤(難燃剤4)を単独使用した例である。メラミン樹脂粉体を含まない比較例13と比較例14は、難燃性が厚み4mmでHF−2にしか合格しなくなり(HF−1不合格)、しかも熱伝導率、表面抵抗率及び粘弾性が何れも好ましい範囲外であり、劣っていた。
比較例15は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、イソシアネートインデックスを本発明の範囲未満とした例である。比較例15は、発泡途中にダウン(発泡不良)を生じ、発泡体が得られなかったため、見掛け密度等の測定を行うことができなかった。
比較例16は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において、イソシアネートインデックスを本発明の範囲を超える値にした例である。比較例16は、発泡後にポリウレタンフォームのシュリンク(収縮)が大きく、良好な発泡体が得られなかったため、見掛け密度等の測定を行うことができなかった。
比較例17は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において発泡剤(水)の量を増やして見掛け密度を本発明の範囲未満にした例である。比較例17は、熱伝導率が好ましい範囲未満となり、熱伝導性に劣っていた。
比較例18は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合において発泡剤(水)の量を減らして見掛け密度を本発明の範囲を超える値にした例である。比較例18は、難燃性が、厚み1mm及び4mmの何れにおいてもHF−1不合格になった。
比較例19は、実施例30(イソシアネートインデックス100)の配合においてイソシアネートとしてイソシアネート2(MDI)を使用した例であり、難燃性が、厚み1mm及び4mmの何れにおいてもHF−1不合格になった。
このように、本発明のポリウレタンフォームは、ノンハロゲンで難燃性、熱伝導率、表面抵抗率及び制振性が良好なものであり、ハードディスクの制振材として好適である。

Claims (1)

  1. ポリオール、イソシアネート、触媒、発泡剤及び難燃剤を含むポリウレタンフォーム原料から得られるポリウレタンフォームにおいて、
    前記ポリオールは、重量平均分子量300〜1500、水酸基価100〜600mgKOH/gの低分子量ポリオールと、重量平均分子量2000〜7000、水酸基価15〜90mgKOH/gの高分子量ポリオールとよりなり、
    前記ポリオール100質量部中、前記低分子量ポリオールは50〜90質量部、前記高分子量ポリオールは10〜50質量部であり、
    前記イソシアネートはトリレンジイソシアネートからなり、イソシアネートインデックスは85〜110であり、
    前記難燃剤は、前記ポリオール100質量部に対してメラミン樹脂粉体が5〜40質量部含まれ、液体難燃剤が10質量部以下であり、
    前記ポリウレタンフォームの見掛け密度が50〜100kg/mであることを特徴とするポリウレタンフォーム。
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