JP2014046742A - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents

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山本  憲
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Abstract

【課題】ハウジング内に歯車を組み込んだ状態で、減速機歯車のバックラッシを簡単に測定することができる信頼性の高い、品質保証されたインホイールモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】ホイールの内側空間部分に配設される電動モータAと、この電動モータAに平行軸歯車減速機を介して連結される車輪ハブCとからなるインホイールモータ駆動装置において、平行軸歯車減速機を収納するハウジング7に、平行軸歯車減速機を構成するカウンタ歯車22、23のカウンタ軸19の端面に対面する貫通孔24を設けることにより、ハウジング7内に平行軸歯車減速機を組み込んだ後からでも、ハウジング7の外部から貫通孔24を通してカウンタ軸19に、バックラッシの測定棒28を装着して、バックラッシの測定を可能にした。
【選択図】図2

Description

この発明は、ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに平行軸歯車減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置に関するものである。
減速機に平行軸歯車を使用するインホイールモータ駆動装置は、特許文献1、特許文献2あるいは特許文献3に開示されている。
特許第4088770号公報 特許第4221580号公報 特許第4550631号公報
ところで、減速機に平行軸歯車を使用するインホイールモータ駆動装置においては、ギヤの噛み合い隙間(バックラッシ)が大きすぎると、異音等の発生を招き、反対に、バックラッシが小さすぎると、歯車接触面の耐久性に問題が生じるおそれがある。
したがって、インホイールモータ駆動装置を出荷する前には、品質管理上、減速機のバックラッシを測定して品質保証を行う必要がある。
ところが、ハウジング内に歯車を組み込んだ状態では、バックラッシを測定することができないという問題があった。
そこで、この発明は、ハウジング内に歯車を組み込んだ状態で、減速機歯車のバックラッシを簡単に測定することができる、信頼性の高い、品質保証されたインホイールモータ駆動装置を提供しようとするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに平行軸歯車減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置において、平行軸歯車減速機を収納するハウジングに、平行軸歯車減速機を構成するカウンタ歯車のカウンタ軸の端面に対面する貫通孔を設けたことを特徴とする。
平行軸歯車減速機を収納するハウジングに、カウンタ歯車のカウンタ軸の端面に対面する貫通孔を設けると、ハウジング内に平行軸歯車減速機を組み込んだ後からでも、ハウジングの外部から貫通孔を通してカウンタ軸に、バックラッシの測定棒を装着するなどして、バックラッシの測定が可能となる。
この発明は、以上のように、ハウジング内に平行軸歯車減速機を組み込んだ後からでも、ハウジングの外部から貫通孔を通してカウンタ軸に、バックラッシの測定棒を装着して、バックラッシの測定が可能であるため、信頼性の高い、品質保証されたインホイールモータ駆動装置を提供することができる。
この発明の実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図である。 バックラッシの測定状態を示す実施形態の断面図である。 インホイールモータ駆動装置を車体に設置した状態を示す概略図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
インホイールモータ駆動装置1は、図3に示すように、自動車2のホイール3の内側空間部分に設置される。図3に示した電気自動車は、後輪を駆動輪とした例を示したが、これに限ることなく、前輪を駆動輪としてもよく、4輪駆動車であってもよい。なお、本明細書中で「電気自動車」とは、電力から駆動力を得る全ての自動車を含む概念であり、例えば、ハイブリッドカー等をも含む概念で使用する。図3において、符号4は、車体を示している。
図1に示す実施形態のインホイールモータ駆動装置1は、駆動力を発生させる電動モータAと、電動モータAの回転を減速して出力する減速機Bと、減速機Bからの出力をホイール3に伝える車輪ハブCとを備えている。
図1に示す実施形態のインホイールモータ駆動装置1は、電動モータAと減速機Bとの間に、中間プレート5を設け、この中間プレート5のインボード側の面に電動モータAのモータハウジング6を、アウトボード側の面に減速機Bのギヤハウジング7を、それぞれボルト8、9によって着脱可能に取付けている。
なお、この発明において、「アウトボード」とは車両の外方(図1の左側)、「インボード」とは、車両の内方(図1の右側)を意味する。
電動モータAは、モータハウジング6の内周面に固定された環状のステータ10と、このステータ10内に設けられたロータ軸11とからなる。
ロータ軸11は、左右方向(車幅方向)に延びるように配設され、インボード側の端部が、モータハウジング6のインボード側の壁面に、転がり軸受12を介して回転可能に支持され、アウトボード側の端部が、モータハウジング6のアウトボード側の壁面に転がり軸受13を介して回転可能支持されている。
ロータ軸11のアウトボード側の端部は、中間プレート5に設けた軸孔14を貫通して、ギヤハウジング7内に挿通されている。ロータ軸11と軸孔14との間には、オイルシール15が設けられている。
ギヤハウジング7内に挿通されたロータ軸11のアウトボード側の端部には、モータ入力歯車16が設けられている。
ギヤハウジング7内には、車輪ハブCの車軸に設けられた出力歯車18と、車軸及び前記ロータ軸11に対して平行にカウンタ軸19が設けられている。
カウンタ軸19は、インボード側の端部が、転がり軸受20によって中間プレート5に回転自在に支持され、アウトボード側の端部が、ギヤハウジング7の前面壁に転がり軸受21によって回転自在に支持されている。
カウンタ軸19には、モータ入力歯車16に噛み合う大径の第1カウンタ歯車22と、出力歯車18に噛み合う小径の第2カウンタ歯車23とが設けられている。モータ入力歯車16の回転は、第1カウンタ歯車22、第2カウンタ歯車23を介して出力歯車18に伝達され、回転数が減速されると共にトルクが増大される。
ギヤハウジング7の前面壁には、カウンタ軸19のアウトボード側の端面に対して対面する位置に、ギヤハウジング7を貫通する貫通孔24が設けられている。
この貫通孔24の内周面には、ねじ加工が施され、プラグ25を着脱可能に取り付けている。
また、カウンタ軸19のアウトボード側の端面には、雌ねじ部26を設けている。
上記プラグ25を取り外して、図2に示すように、端部にアーム27を有する測定棒28をギヤハウジング7の貫通孔24から差し入れ、測定棒28の先端に設けた雄ねじ部29をカウンタ軸19の端面の雌ねじ部26に螺合させて測定棒28とカウンタ軸19とを結合させる。そして、測定棒28を回転させ、この測定棒28の回転量を、アーム27のP1点にダイヤルゲージ31を当てて測定(測定値A)することにより、出力歯車18と第2カウンタ歯車23間のバックラッシを測定することができる。
次に、モータハウジング6のインボード側の壁面には、ロータ軸11の回転センサ32を収容するセンサ室33が設けられ、このセンサ室33内に、ロータ軸11のインボード側の端部が突出し、その端部に、雄ねじ部34が形成されている。
上記センサ室33には、蓋部35がボルト36によって着脱自在に設けられている。
この蓋部35を外して、図2に示すように、先端に、ロータ軸11の雄ねじ部34に螺合する雌ねじ部37を有する測定棒38を取り付け、測定棒38を回転させることにより、バックラッシが測定できる。このバックラッシの測定は、測定棒38に固定されたアーム39のP2点にダイヤルゲージ31を当てることにより行うことができる。
上記の実施形態では、ロータ軸11の先端に雄ねじ部34を形成し、測定棒38の先端に、雌ねじ部37を形成したが、ロータ軸11側に雌ねじ部を、測定棒38側に雄ねじ部を形成してもよい。
ロータ軸11を回転させて得られたバックラッシの値(P2点での測定値B)は、測定棒28によって測定した出力歯車18と第2カウンタ歯車23間のバックラッシの値(P1点での測定値A)も含むため、測定値Bの1/2の値から測定値Aを引いた値が、モータ入力歯車16と第1カウンタ歯車22との間のバックラッシの値になる。
即ち、P1での測定値をA、P2点での測定値をBとすると、
モータ入力歯車16と第1カウンタ歯車22間のバックラッシ(BR)は、
BR=B/2−A
となる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
A 電動モータ
B 減速機
C 車輪ハブ
1 インホイールモータ駆動装置
2 自動車
3 ホイール
4 車体
5 中間プレート
6 モータハウジング
7 ギヤハウジング
8、9 ボルト
10 ステータ
11 ロータ軸
12 転がり軸受
13 転がり軸受
14 軸孔
15 オイルシール
16 モータ入力歯車
18 出力歯車
19 カウンタ軸
20 転がり軸受
21 転がり軸受
22 第1カウンタ歯車
23 第2カウンタ歯車
24 貫通孔
25 プラグ
26 雌ねじ部
27 アーム
28 測定棒
29 雄ねじ部
31 ダイヤルゲージ
32 回転センサ
33 センサ室
34 雄ねじ部
35 蓋部
36 ボルト

Claims (4)

  1. ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに平行軸歯車減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置において、平行軸歯車減速機を収納するハウジングに、平行軸歯車減速機を構成するカウンタ歯車のカウンタ軸の端面に対面する貫通孔を設けたことを特徴とするインホイールモータ駆動装置。
  2. 前記カウンタ歯車のカウンタ軸の端面に、雌ねじ部を設けたことを特徴とする請求項1記載のインホイールモータ駆動装置。
  3. 前記電動モータのモータ軸のインボード側の端部に、雄ねじ部又は雌ねじ部を設けたことを特徴とする請求項2記載のインホイールモータ駆動装置。
  4. 前記歯車ハウジングの貫通孔にねじ加工を施している請求項1〜3のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
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