JP2014043117A - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】平行軸歯車減速機を用いるインホイールモータ駆動装置のモータハウジングを、左右輪で共有化する。
【解決手段】ホイール3の内側空間部分に配設される電動モータAと、この電動モータAに平行軸歯車減速機Bを介して連結される車輪ハブCとからなるインホイールモータ駆動装置において、平行軸歯車減速機Bのギヤハウジング7と、電動モータAのモータハウジング6の間に中間プレート5を設け、この中間プレート5のアウトボード側の面に固定するギヤハウジング7を上下対称形状に成形することにより、上下を逆にして、左右輪で共有化するようにした。
【選択図】図4
【解決手段】ホイール3の内側空間部分に配設される電動モータAと、この電動モータAに平行軸歯車減速機Bを介して連結される車輪ハブCとからなるインホイールモータ駆動装置において、平行軸歯車減速機Bのギヤハウジング7と、電動モータAのモータハウジング6の間に中間プレート5を設け、この中間プレート5のアウトボード側の面に固定するギヤハウジング7を上下対称形状に成形することにより、上下を逆にして、左右輪で共有化するようにした。
【選択図】図4
Description
この発明は、ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに平行軸歯車減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置に関するものである。
減速機に平行軸歯車を使用するインホイールモータ駆動装置は、特許文献1、特許文献2あるいは特許文献3に開示されている。
ところで、減速機に平行軸歯車を使用するインホイールモータ駆動装置においては、電動モータのモータハウジングと、減速機のギヤハウジングをそれぞれ別体に製作し、ボルトによって直接固定している。
ところが、減速機に平行軸歯車を使用する場合、電動モータの入力軸歯車と、減速機のカウンタ歯車、出力軸歯車が偏心位置に配置する必要があり、電動モータのモータハウジングや減速機のギヤハウジングは、上下対称、又は左右対称に形成されておらず、左右輪に共有して使用することができず、減速機や電動モータの配置に、設計自由度がなく、最適設計が行えないという問題があった。
そこで、この発明は、電動モータのモータハウジングや減速機のギヤハウジングを、左右輪で共有化することを可能にして、量産効果が得られ、低コスト化を図ることを課題としたものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに平行軸歯車減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置において、平行軸歯車減速機のギヤハウジングと、電動モータのモータハウジングの間に中間プレートを設け、ギヤハウジングを上下対称形状に成形して中間プレートのアウトボード側の面に固定したことを特徴とする。
また、この電動モータAのモータハウジング6も、ギヤハウジング7と同様に、上下対称形状に成形し、中間プレート5に対して固定するようにしてもよい。
この発明は、以上のように、ギヤハウジング7は、上下対称形状であり、電動モータと減速機との間に設けた中間プレートに固定することができるので、上下を逆にして、左右輪で共有化することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
インホイールモータ駆動装置1は、図5に示すように、自動車2のホイール3の内側空間部分に設置される。図5に示した電気自動車は、後輪を駆動輪とした例を示したが、これに限ることなく、前輪を駆動輪としてもよく、4輪駆動車であってもよい。なお、本明細書中で「電気自動車」とは、電力から駆動力を得る全ての自動車を含む概念であり、例えば、ハイブリッドカー等をも含む概念で使用する。図3において、符号4は、車体を示している。
インホイールモータ駆動装置1は、駆動力を発生させる電動モータAと、電動モータAの回転を減速して出力する減速機Bと、減速機Bからの出力をホイール3に伝える車輪ハブCとを備えている。
この発明に係るインホイールモータ駆動装置1は、電動モータAと減速機Bとの間に、中間プレート5を設け、この中間プレート5のインボード側の面に電動モータAのモータハウジング6を、アウトボード側の面に減速機Bのギヤハウジング7を、それぞれボルト8、9によって着脱可能に取付けている。中間プレート5は、鋼製であり、車体取付け部5aが設けられている。
なお、この発明において、「アウトボード」とは車両の外方(図1の左側)、「インボード」とは、車両の内方(図1の右側)を意味する。
この発明のギヤハウジング7は、図2に示すように、上下対称形状に成形され、中間プレート5に対して水平に配置している。
この発明のギヤハウジング7は、図2に示すように、上下対称形状に成形され、中間プレート5に対して水平に配置している。
ギヤハウジング7は、上下対称形状であるため、上下を逆にすることにより、左右輪で共有することができる。
ギヤハウジング7には、上下対称位置に同形状のボルト孔10、11を設けており、ギヤハウジング7を上下逆にした場合に、上方位置のボルト孔10を、オイル注入口として、下方位置のボルト孔11をドレンコックとして使用できるようにしている。
電動モータAは、例えば、ラジアルギャップモータ、アキシアルギャップモータなど任意の構成のモータを適用可能である。
この電動モータAのモータハウジング6も、ギヤハウジング7と同様に、上下対称形状に成形され、中間プレート5に対して固定している。したがって、モータハウジング6も左右輪で共有することができる。
ギヤハウジング7内には、車輪ハブCの車軸に設けられた出力歯車12と、車軸及び電動モータAの出力軸に対して平行にカウンタ軸13が設けられている。
カウンタ軸13は、インボード側の端部が、転がり軸受14によって中間プレート5に回転自在に支持され、アウトボード側の端部が、ギヤハウジング7の前面壁に転がり軸受15によって回転自在に支持されている。
カウンタ軸13には、モータ出力歯車に噛み合う大径の第1カウンタ歯車16と、車輪ハブCの出力歯車12に噛み合う小径の第2カウンタ歯車17とが設けられている。モータ出力歯車の回転は、第1カウンタ歯車16、第2カウンタ歯車17を介して出力歯車12に伝達され、回転数が減速されると共にトルクが増大される。
車輪ハブCは、内径面にスプライン部18aが形成された内方部材18と、その外径側に複列のハブ軸受19を介して同軸状態に設けられた外方部材20により構成される、いわゆる第1世代の構造であり、外方部材20とギヤハウジング7とを一体に形成している。そして、軽量化のために、外方部材20と一体に形成したギヤハウジング7と、電動モータAのモータハウジング6を、アルミニウム等の軽合金によって形成している。
内方部材18の内径面のスプライン部18aには、出力歯車12の出力軸21がスプライン結合されている。内方部材18は、出力軸21の先端部にネジ結合されたナット22により、出力軸21に対して固定される。内方部材18には、車輪取付けフランジ23が一体に形成され、この車輪取付けフランジ23に、ブレーキロータ24とホイール3がボルト25によって取り付けられる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
A 電動モータ
B 減速機
C 車輪ハブ
1 インホイールモータ駆動装置
2 自動車
3 ホイール
4 車体
5 中間プレート
5a 車体取付け部
6 モータハウジング
7 ギヤハウジング
8、9 ボルト
10、11 ボルト孔
12 出力歯車
13 カウンタ軸
14 転がり軸受
15 転がり軸受
16 第1カウンタ歯車
17 第2カウンタ歯車
18 内方部材
18a スプライン部
19 ハブ軸受
20 外方部材
21 出力軸
22 ナット
23 車輪取付けフランジ
24 ブレーキロータ
25 ボルト
B 減速機
C 車輪ハブ
1 インホイールモータ駆動装置
2 自動車
3 ホイール
4 車体
5 中間プレート
5a 車体取付け部
6 モータハウジング
7 ギヤハウジング
8、9 ボルト
10、11 ボルト孔
12 出力歯車
13 カウンタ軸
14 転がり軸受
15 転がり軸受
16 第1カウンタ歯車
17 第2カウンタ歯車
18 内方部材
18a スプライン部
19 ハブ軸受
20 外方部材
21 出力軸
22 ナット
23 車輪取付けフランジ
24 ブレーキロータ
25 ボルト
Claims (4)
- ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに平行軸歯車減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置において、平行軸歯車減速機のギヤハウジングと、電動モータのモータハウジングの間に中間プレートを設け、ギヤハウジングを上下対称形状に成形して中間プレートのアウトボード側の面に固定することを特徴とするインホイールモータ駆動装置。
- 前記ギヤハウジングを水平位置に設けた請求項1記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記電動モータのモータハウジングを、上下対称形状に成形して中間プレートのインボード側の面に固定することを特徴とする請求項1又は2記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記ギヤハウジングに、オイル注入口又はドレンコックを構成するボルト孔を上下対称位置に設けた請求項1〜3のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012184753A JP2014043117A (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | インホイールモータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012184753A JP2014043117A (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | インホイールモータ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014043117A true JP2014043117A (ja) | 2014-03-13 |
Family
ID=50394734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012184753A Pending JP2014043117A (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | インホイールモータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014043117A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016174984A1 (ja) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
KR101922297B1 (ko) * | 2016-06-30 | 2018-11-27 | 현대위아 주식회사 | 차량의 인휠 구동용 액슬 조립체 |
KR102064569B1 (ko) | 2018-09-03 | 2020-01-09 | 현대자동차(주) | 모터의 차륜 구동 장치 |
-
2012
- 2012-08-24 JP JP2012184753A patent/JP2014043117A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016174984A1 (ja) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
KR101922297B1 (ko) * | 2016-06-30 | 2018-11-27 | 현대위아 주식회사 | 차량의 인휠 구동용 액슬 조립체 |
KR102064569B1 (ko) | 2018-09-03 | 2020-01-09 | 현대자동차(주) | 모터의 차륜 구동 장치 |
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