JP2013226994A - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インホイールモータ駆動装置を組み立てたまま車体から取り外すことなく、インホイールモータ駆動装置の構成部材である電動モータ、減速機をそれぞれ単独で車体から取り外せるようにして、メンテナンス性を向上させる。
【解決手段】インホイールモータ駆動装置の構成部品である電動モータAと減速機Bとの間に車体に支持される車体取付けベース5を設け、この車体に支持された車体取付けベース5に、電動モータAと減速機Bをそれぞれ着脱自在に取付けるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】インホイールモータ駆動装置の構成部品である電動モータAと減速機Bとの間に車体に支持される車体取付けベース5を設け、この車体に支持された車体取付けベース5に、電動モータAと減速機Bをそれぞれ着脱自在に取付けるようにした。
【選択図】図1
Description
この発明は、ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置に関するものである。
従来、インホイールモータ駆動装置の車体への装着は、電動モータのリヤカバーを車体に連結したり(特許文献1)、車輪ハブにナックルを設け、このナックルを介して車体に連結したりしている(特許文献2)。
即ち、従来のインホイールモータ駆動装置は、電動モータ、減速機、車輪ハブの構成部品が一体的に組みたてられた状態で、車体に対して装着されており、電動モータや減速機を車体から個別に取り外すことができない。
このため、減速機や電動モータが故障して修理を行う場合、メンテナンスを行う場合、あるいは電動モータを高トルク型、又は高速型に変更を行う場合には、組み立てられたインホイールモータ駆動装置全体を車体から取り外す必要があり、メンテナンスや部品交換に手間が掛かるという問題がある。
そこで、この発明は、インホイールモータ駆動装置を組み立てた状態で全体を車体から取り外すことなく、電動モータを車体に取り付けたまま、減速機や車輪ハブを車体から取り外したり、減速機や車輪ハブを車体に取り付けたまま電動モータのみを交換したりすることができるようにしようとするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置において、電動モータと減速機との間に車体に支持される車体取付けベースを設け、この車体取付けベースに対して、電動モータと減速機をそれぞれボルト等により着脱可能に取付けたものである。
前記車体取付けベースは、サスペンションの一部として車体に取り付けることによって支持されている。
前記サスペンションとしては、ダブルウィッシュボーン式、スイングアーム式、ストラット式等を適用することができる。
前記車体取付けベースに装着される減速機は、シールにより密閉し、減速機内の潤滑油が漏れ出さないようにすることが望ましい。
前記車体取付けベースに装着される減速機は、平行歯車減速機、遊星歯車減速機、平行歯車減速機と遊星歯車減速機の組み合わせたものを採用することができる。
前記車体取付けベースは、鉄製又は軽合金製の板材によって形成することができ、軽量化のためには、アルミ合金等の軽合金製が好ましい。
この発明は、以上のように、インホイールモータ駆動装置の構成部品である電動モータと減速機との間に車体に支持される車体取付けベースを設け、この車体に支持された車体取付けベースに対して、電動モータと減速機を個別に車体から取り外すことができるので、電動モータの交換や減速機のメンテナンス等の作業性が向上する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
インホイールモータ駆動装置1は、図7に示すように、自動車2のホイール3の内側空間部分に設置される。図7に示した電気自動車は、後輪を駆動輪とした例を示したが、これに限ることなく、前輪を駆動輪としてもよく、4輪駆動車であってもよい。なお、本明細書中で「電気自動車」とは、電力から駆動力を得る全ての自動車を含む概念であり、例えば、ハイブリッドカー等をも含む概念で使用する。
インホイールモータ駆動装置1は、駆動力を発生させる電動モータAと、電動モータAの回転を減速して出力する減速機Bと、減速機Bからの出力をホイール3に伝える車輪ハブCとを備えている。
この発明に係るインホイールモータ駆動装置1は、電動モータAと減速機Bとの間に、車体4に支持される車体取付けベース5を設け、この車体取付けベース5のインナー側の面に電動モータAを、アウター側の面に減速機Bを、それぞれボルト6、7によって着脱可能に取付けている。
車体取付けベース5は、鉄又は軽合金によって形成することができるが、軽量化のためには、アルミ合金等の軽合金製が好ましい。
図1〜4に示す実施形態は、板状の車体取付けベース5に、スイングアーム8を一体に形成したものである。
図4は、スイングアーム式のサスペンションであり、車体取付けベース5の下端がロアアーム12によって車体4に連結され、車体取付けベース5の上端と車体4との間にコイルスプリング13が設置されている。
図4は、スイングアーム式のサスペンションであり、車体取付けベース5の下端がロアアーム12によって車体4に連結され、車体取付けベース5の上端と車体4との間にコイルスプリング13が設置されている。
次に、図5〜図6に示す実施形態は、車体取付けベース5が、サスペンションの一部を形成している。
図5は、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションであり、車体取付けベース5は、アッパーアーム9とロアアーム10を介して、車体4に装着され、ロアアーム10と車体4との間にはショックアブソーバ11が設置されている。
図6は、ストラット式のサスペンションであり、車体取付けベース5の上端を、ショックアブソーバ14を介して車体4に支持しており、車体取付けベース5の下端と車体4との間にはロアアーム15が設置されている。
電動モータAは、例えば、ラジアルギャップモータ、アキシアルギャップモータなど任意の構成のモータを適用可能である。
図1〜図3に示す実施形態の減速機Bは、二段平行歯車減速機であり、電動モータAの出力歯車16に噛み合うカウンタ歯車17と、このカウンタ歯車17に噛み合う出力歯車18を有する出力軸20とからなる。
減速機Bは、図1〜図3に示す実施形態では、上記のように、二段平行歯車減速機を使用したが、減速機Bの種類は限定されず、平行歯車減速機の他に、遊星歯車減速機や、歯車減速機と遊星歯車減速機とを組み合わせたものを使用することができる。
車輪ハブCは、減速機Bの出力軸20に固定連結されるハブ輪19と、ハブ輪19を減速機Bのハウジング21に対して回転自在に保持する複列のハブ軸受22とを備える。ハブ輪19は、円筒形状の中空部19aとフランジ部19bとを有する。フランジ部19bにはボルト23によってホイール3が固定連結される。
また、減速機Bの出力軸20の外径面にはスプラインおよび雄ねじが形成されている。また、ハブ輪19の中空部19aの内径面にはスプライン穴が形成されている。そして、ハブ輪19の内径面に減速機Bの出力軸20を挿通し、この出力軸20の先端をナット24でとめることによって、ハブ輪19と出力軸20とを締結している。また、ホイール3とハブ輪19のフランジ部19bとの間には、ブレーキロータ25が取り付けられている。
減速機Bの出力軸20と減速機Bのハウジング21との間には、シール部材26が装着され、減速機B内が密閉されている。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
A 電動モータ
B 減速機
C 車輪ハブ
1 インホイールモータ駆動装置
2 自動車
3 ホイール
4 車体
5 車体取付けベース
6、7 ボルト
8 スイングアーム
9 アッパーアーム
10 ロアアーム
11 ショックアブソーバ
12 ロアアーム
13 コイルスプリング
14 ショックアブソーバ
15 ロアアーム
16 出力歯車
17 カウンタ歯車
18 出力歯車
19 ハブ輪
20 出力軸
21 ハウジング
22 ハブ軸受
23 ボルト
24 ナット
25 ブレーキロータ
26 シール部材
B 減速機
C 車輪ハブ
1 インホイールモータ駆動装置
2 自動車
3 ホイール
4 車体
5 車体取付けベース
6、7 ボルト
8 スイングアーム
9 アッパーアーム
10 ロアアーム
11 ショックアブソーバ
12 ロアアーム
13 コイルスプリング
14 ショックアブソーバ
15 ロアアーム
16 出力歯車
17 カウンタ歯車
18 出力歯車
19 ハブ輪
20 出力軸
21 ハウジング
22 ハブ軸受
23 ボルト
24 ナット
25 ブレーキロータ
26 シール部材
Claims (9)
- ホイールの内側空間部分に配設される電動モータと、この電動モータに減速機を介して連結される車輪ハブとからなるインホイールモータ駆動装置において、電動モータと減速機との間に車体に支持される車体取付けベースを設け、この車体取付けベースに、電動モータと減速機をそれぞれ着脱可能に取り付けたことを特徴とするインホイールモータ駆動装置。
- 前記車体取付けベースが、スイングアームを介して車体に取り付けられている請求項1記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記車体取付けベースが、サスペンションを介して車体に取り付けられている請求項1記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記サスペンションが、ダブルウィッシュボーン式、スイングアーム式、ストラット式のいずれかである請求項3に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記車体取付けベースに装着された減速機が、シールにより密閉されている請求項1〜4のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記車体取付けベースに装着された減速機が、平行歯車減速機である請求項1〜5のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記車体取付けベースに装着された減速機が、遊星歯車減速機である請求項1〜5のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記車体取付けベースに装着された減速機が、平行歯車減速機と遊星歯車減速機の組み合わせである請求項1〜5のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記車体取付けベースは、鉄製又は軽合金製の板材からなる請求項1〜8のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012101982A JP2013226994A (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | インホイールモータ駆動装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=49675121
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JP2012101982A Pending JP2013226994A (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | インホイールモータ駆動装置 |
Country Status (1)
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-
2012
- 2012-04-27 JP JP2012101982A patent/JP2013226994A/ja active Pending
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