JP2014046712A - 車両ドア施錠状態制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車載器とアンテナ間を接続する通信線からの電波漏れが生じても、トランク内に携帯機があることを精度よく判定できるようにする。
【解決手段】車載器10と通信線15aを介して接続されたトランク内アンテナ2aから一定強度の第1の電波(バースト信号)をトランク内に送出させるとともに、車載器10と通信線15bを介して接続されたトランク外アンテナ2bから一定強度の第2の電波(バースト信号)をトランク外に送出させ、携帯機20により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機20がトランク内にあるか否かを判定する。
【選択図】図1
【解決手段】車載器10と通信線15aを介して接続されたトランク内アンテナ2aから一定強度の第1の電波(バースト信号)をトランク内に送出させるとともに、車載器10と通信線15bを介して接続されたトランク外アンテナ2bから一定強度の第2の電波(バースト信号)をトランク外に送出させ、携帯機20により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機20がトランク内にあるか否かを判定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯機と、当該携帯機の位置に応じた車両のドアの施錠状態を制御する車載器から成る車両ドア施錠状態制御システムに関するものである。
従来より、ユーザが所持する携帯機と車両に搭載された車載器との間で照合を行うようにして、ユーザが正規の携帯機を身につけておくだけで、エンジンスイッチを押すことによりエンジンの始動または停止を行ったり、車両ドアスイッチをタッチすることにより車両ドアのロックまたはアンロックを行うようにしたスマートエントリ(登録商標)システムが実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなスマートエントリシステムには、トランク内を検知エリアとするトランク内アンテナと、トランク外を検知エリアとするトランク外アンテナからそれぞれ照合用の電波を送出させ、これらの照合用の電波の受信に応答して携帯機より送出される電波の受信状況に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かを判定し、トランク内に携帯機があると判定した場合には、車両内に携帯機があることを示す警報音をブザー等の発音体から発出させてトランク内に携帯機を閉じ込めた状態となるのを防止するトランク内キー閉じ込み防止制御を行うようにしたものもある。
上記したトランク内キー閉じ込み防止制御を行うようにしたシステムにおいて、トランク内アンテナからトランク外へ電波漏れが生じた場合、トランク外に携帯機があるにもかかわらず、このトランク外へ漏れた電波の受信に応答して携帯機より送出される電波が受信されると、車両内に携帯機があることを示す警報音の発出が行われてしまう。
そこで、トランク内アンテナから電波を送出させるとともに、トランク外アンテナから強度の弱い電波を送出させ、トランク内アンテナから送出させた電波の受信に応答して携帯機より送出される電波を受信した場合でも、トランク外アンテナから送出させた電波の受信に応答して携帯機より送出される電波を受信した場合には、トランク内ではなくトランク外に携帯機があるものとして、警報音を発音体から発出させないようにしたものもある。
しかしながら、トランク内アンテナやトランク外アンテナは、ワイヤーハーネス等の通信線を介して車載器と接続されるようになっており、このようなシステムにおいては、上記したような漏れ電波の他に、車載器とアンテナ間を接続する各通信線から電波漏れが発生する場合がある。特に、車載器とトランク外アンテナ間を接続する通信線がトランク内を経由して配線されているような車両では、車載器とトランク外アンテナ間を接続する通信線からトランク内へ電波の漏れが発生し易い。
このように、車載器とアンテナ間を接続する通信線からの電波漏れが発生すると、携帯機がトランク内にあることを正確に判定することができなくなるといった問題がある。例えば、車載器とトランク外アンテナ間を接続する通信線からの電波漏れによりトランク内にトランク外検知エリアが形成されると、この車載器とトランク外アンテナ間を接続する通信線から漏れた電波の受信に応答してトランク内の携帯機より送出された電波が車載器側で受信され、トランク内に携帯機があるにもかかわらず、トランク外に携帯機があると判定され、車両内に携帯機があることを示す警報音が発出されないといった問題が生じる。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車載器とアンテナ間を接続する通信線からの電波漏れが生じても、トランク内に携帯機があることを精度よく判定できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、携帯機と、当該携帯機の位置に応じた車両のドアの施錠状態を制御する車載器から成る車両ドア施錠状態制御システムであって、車載器と通信線を介して接続されたトランク内アンテナから一定強度の第1の電波をトランク内に送出させる第1電波送出手段と、車載器と通信線を介して接続されたトランク外アンテナから一定強度の第2の電波をトランク外に送出させる第2電波送出手段と、携帯機により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かを判定する携帯機位置判定手段と、携帯機位置判定手段により携帯機がトランク内にあると判定された場合、車両のトランク内に携帯機があることをユーザに報知する報知手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、車載器と通信線を介して接続されたトランク内アンテナから一定強度の第1の電波をトランク内に送出させるとともに、車載器と通信線を介して接続されたトランク外アンテナから一定強度の第2の電波をトランク外に送出させ、携帯機により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かの判定が行われる。すなわち、車載器とアンテナ間を接続する通信線からの電波漏れが生じても、第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機の位置を精度よく特定することができるので、トランク内に携帯機があることを精度よく判定することができる。
本発明の一実施形態に係る車両ドア施錠状態制御システムの構成を図1に示す。車両ドア施錠状態制御システムは、携帯機20と、当該携帯機20の位置に応じた車両のドアの施錠状態を制御する車載器10により構成されている。
この車両ドア施錠状態制御システムにおいては、車載器10から携帯機20へは、LF波帯のリクエスト信号が送信され、携帯機20から車載器10へはRF波帯のレスポンス信号が送信される。
ここで、LF帯通信距離について説明する。RF帯における通信の場合は、波長が短いために近距離における通信の場合でも、通信は放射電磁界の領域で通信が行われるが、スマートシステムのような近距離におけるLF帯の無線通信の場合は通信距離に比べて非常に波長が長く、通信は誘導電磁界の領域で行われる。RF帯での距離減衰は距離の2乗に反比例して減衰するが、LF帯での距離減衰は距離の3乗に反比例して減衰する。このためLF帯での通信は特定のエリアに限定した通信が可能になる。
車載器10は、LF送信部11、RF受信部12および制御部13を備えている。LF送信部11には、トランクルーム内を検知エリアとするトランク内アンテナ2aと、トランクルーム外を検知エリアとするトラン外アンテナ2bとがそれぞれ接続されている。また、RF受信部12には、RF受信アンテナ3が接続されている。また、制御部13には、センサ6とアクチュエータ7が接続されている。
図2に示すように、トランク内アンテナ2aは、車両ボディーのトランク内側の車両左右中央に配置され、トランク外アンテナ2bは、車両後部(トランクのある側)の車両ボディー外側のバンパー内の車両左右中央に配置される。
車載器10とトランク内アンテナ2aの間は、通信線15aを介して接続され、車載器10とトランク外アンテナ2bの間は、通信線15bを介して接続されている。また、本実施形態において、通信線15a、15bは、それぞれ車両のトランク内のホイールハウス部分を経由するように配線されている。
トランク内アンテナ2aおよびトランク外アンテナ2bは、LF波帯の信号(LF電波)を無線送信するためのアンテナである。LF送信部11は、制御部13から出力されたLFデータの信号をLF波帯の信号に変調してトランク内アンテナ2aおよびトランク外アンテナ2bに出力する。
RF受信アンテナ3は、RF波帯の信号(RF電波)を無線受信するためのアンテナである。RF受信部12は、RF受信アンテナ3が受信したRF波帯の信号を復調してRFデータの信号として制御部13に出力する。
センサ6は、車両のトランクのドアハンドル部分等に取り付けられ、利用者がドアに手をかける動作を検出し、検出結果を制御部13に出力するためのセンサであり、例えば、タッチセンサとして実現可能である。
アクチュエータ7は、スマート駆動の対象となるアクチュエータであり、車両のエンジンのスタータモータ(またはスタータモータを制御するエンジンECU)、車両のドアの施錠および解錠を行うドアロック機構(ドアロック機構を制御するドアECU)等から成る。
制御部13は、LF送信部11、RF受信部12、センサ6、アクチュエータ7と信号をやり取りすることで、携帯機20との通信に基づいてスマート駆動を行う。
車両側制御部13は、CPU、RAM、ROM、EEPROM、I/O等を備えたマイクロコンピュータとして実現されており、CPUがROMに記録されたプログラムを実行することで、RAMを作業領域として種々の処理を実現する。以下では、CPUが実行する処理を、車両側制御部13の処理として記載する。
なお、車両側制御部13のEEPROMには、作業者の登録作業に従って、正規の携帯機20の携帯機識別コードが事前に記憶されるようになっている。車両側制御部13は、EEPROMに記憶された携帯機識別コードに基づいて照合を行う。
携帯機20は、LF受信アンテナ21、LF受信部22、RF送信アンテナ24、RF出力部25および携帯側制御部26を有している。
LF受信アンテナ21は、車載器10から送信されたLF波帯の信号を受信するためのアンテナである。LF受信部22は、LF受信アンテナ21が受信したLF波帯の信号を復調してLFデータの信号として携帯側制御部26に出力する回路である。
LF受信部22は、LF受信アンテナ21が受信したLF波帯の信号の受信信号強度を測定するRSSI測定部22aを有している。このRSSI測定部22aは、リクエスト信号と別に車載器10より送出されるバースト信号がLF受信アンテナ21により受信されると、このバースト信号の受信信号強度を測定し、受信信号強度を表す受信強度情報を携帯側制御部26に出力する。
RF送信アンテナ24は、RF波帯の信号(RF電波)を無線送信するためのアンテナである。RF出力部25は、携帯側制御部26から出力されたRFデータの信号をRF波帯の信号に変調してRF送信アンテナ24に出力する回路である。
携帯側制御部26は、CPU、RAM、ROM、I/O等を備えたマイクロコンピュータとして実現されており、CPUがROMに記録されたプログラムを実行することで、RAMを作業領域として種々の処理を実現する。以下では、CPUが実行する処理を、携帯側制御部26の処理として記載する。
本実施形態に係る車両ドア施錠状態制御システムは、ワイヤーハーネス等の通信線から漏れる電波の電界強度は弱く、アンテナから送出される電波の電界強度は比較的強いという特性に着目し、車載器10と通信線を介して接続されたトランク内アンテナ2aから一定強度の第1の電波をトランク内に送出させるとともに、車載器10と通信線を介して接続されたトランク外アンテナ2bから一定強度の第2の電波をトランク外に送出させ、携帯機20により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機20がトランク内にあるか否かの判定を精度よく行う。
図3に、車載器10と携帯機20の間の送受信データを示す。図に示すように、本車載機器制御システムにおける車載器10は、トランク内アンテナ2aからトランク内へリクエスト信号を送出した後、予め定められた第1の期間連続してハイレベルとなるバースト信号を送出させ、このバースト信号の送出後、所定の待ち時間経過後、トランク外アンテナ2bからトランク外へ予め定められた第2の期間連続してハイレベルとなるバースト信号を送出させる。すなわち、車載器10は、トランク内アンテナ2aからトランク内へリクエスト信号を送出させた後、一定強度の電波(第1の電波に相当する)を送出させ、更に、トランク外アンテナ2bからトランク外へ一定強度の電波(第2の電波に相当する)を送出させる。なお、トランク内アンテナ2aから送出させるバースト信号と、トランク外アンテナ2bから送出させるバースト信号の送信出力は同レベルとなっている。
携帯機20は、トランク内アンテナ2aより送出された一定強度の第1の電波の受信強度とトランク外アンテナ2bから送出された一定強度の第2の電波の受信強度をそれぞれ測定するとともに、測定した第1、第2の電波の受信強度を表す受信強度情報を、リクエスト信号の受信に応答して送出するレスポンス信号のRSSI1とRSSI2の各領域に含むようにして車載器10へ送出させる。
車載器10は、レスポンス信号に含まれる第1、第2の電波の受信強度情報に基づいて携帯機20がトランクルーム内にあるか否かを判定し、携帯機20がトランクルーム内にあると判定した場合、トランク内に携帯機20があることをユーザに報知する。
次に、図4、図5を参照して、第1、第2の電波の受信強度情報に基づく携帯機20の位置判定について説明する。図4は、車両のトランク内外における携帯機20の位置A〜Iを示したもので、図5は、図4に示した携帯機20の各位置A〜Iにおいて測定されたトランク内アンテナ2a、トランク外アンテナ2bから送出される各バースト信号の受信強度の関係を示したものである。
本実施形態では、第1、第2の電波の受信強度、すなわち各バースト信号の受信強度と、図5中に示すような閾値(図中、スレッショルドと記す)とを比較して携帯機がトランク内にあるか否かを判定する。
図4に示した位置A〜Fは、トランク内の領域TRに含まれる。また、位置G、Hは、トランク開口部から車両後方の14センチメートル(cm)未満のトランク外の領域BP1に含まれ、位置Iは、トランク開口部から車両後方側の14センチメートル以上で、かつ、20センチメートル未満のトランク外の領域BP2に含まれる。
図4中に示されているトランク内の位置A〜C、E、Fに携帯機20が位置する場合、図5に示すように、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の受信強度は大きく、トランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度は比較的小さくなり、トランク内領域に携帯機20が位置することを容易に判定することができる。
反対に、図4中に示されているトランク外の位置G、Iに携帯機20が位置する場合、図5に示すように、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の受信小さく、トランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度は大きくなり、トランク外領域に携帯機20が位置することを容易に判定することができる。
なお、ワイヤーハーネス等の通信線から漏れる電波の電界強度は弱いため、トランク内のホイールハウス部分に近い位置Dでは、トランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度が比較的大きいのに対し、トランク内のホイールハウス部分から少し離れた位置Eでは、トランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度が小さくなっている。
また、トランク内のホイールハウス部分に近い位置Dに携帯機20が位置する場合と、トランク外の位置Hに携帯機20が位置する場合は、それぞれ、図5に示すように、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の受信強度とトランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度とが同レベルとなっている。
本実施形態では、トランク内の位置Dのように、トランク内の車両のホイールハウス部分の近くに携帯機20が位置する場合でも、携帯機20がトランク内にあると判定され、トランク外の位置Hに携帯機20が位置する場合には、携帯機20がトランク外にあると判定されるように閾値が規定されている。
図6に、図5に示した閾値の詳細を示す。X軸は、トランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度で、Y軸は、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の受信強度となっている。ここで、トランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度をx、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の受信強度をy、閾値1をTH1、閾値2をTH2、閾値3をTH3、閾値4をTH4とすると、以下に示す条件で判定が行われる。
(1)x<TH1の場合、トランク内と判定
(2)x>TH2の場合、トランク外と判定
(3)TH1≦x≦TH2で、かつ、y>TH4の場合、トランク内と判定
(4)TH1≦x≦TH2で、かつ、y<TH3の場合、トランク外と判定
(5)(y−TH3)≧((TH4−TH3)/(TH2−TH1))*(x−TH1)の場合、トランク内と判定
(6)(y−TH3)<((TH4−TH3)/(TH2−TH1))*(x−TH1)の場合、トランク外と判定
なお、車両の構造等により電波の伝搬特性は異なるため、実際の車両で測定した第1、第2の電波の受信強度に基づいて閾値1〜4が決定される。
(2)x>TH2の場合、トランク外と判定
(3)TH1≦x≦TH2で、かつ、y>TH4の場合、トランク内と判定
(4)TH1≦x≦TH2で、かつ、y<TH3の場合、トランク外と判定
(5)(y−TH3)≧((TH4−TH3)/(TH2−TH1))*(x−TH1)の場合、トランク内と判定
(6)(y−TH3)<((TH4−TH3)/(TH2−TH1))*(x−TH1)の場合、トランク外と判定
なお、車両の構造等により電波の伝搬特性は異なるため、実際の車両で測定した第1、第2の電波の受信強度に基づいて閾値1〜4が決定される。
このように、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の受信強度と、トランク外アンテナ2bからのバースト信号の受信強度と予め規定された閾値とを比較してトランク内に携帯機があるか否かを精度よく判定するようになっている。
次に、トランク内アンテナ2aからリクエスト信号を送出させて携帯機20の照合を行う場合の車両側制御部13の処理について説明する。図7に、車両側制御部13による携帯機20の位置判定処理のフローチャートを示す。また、図8に、携帯機側制御部26のフローチャートを示す。なお、携帯機側制御部26は、周期的に図8に示す処理を実施する。また、車両のドアが解錠された状態で利用者によるセンサ6へのタッチ操作が検出されると、車両側制御部13は、図7に示す処理を実施する。
まず、図3に示したようなリクエスト信号とバースト信号をトランク内アンテナ2aより送出させる(S100)。具体的には、リクエスト信号を送出し、その直後に所定の第1の期間だけバースト信号をトランク内アンテナ2aより送出させる。なお、リクエスト信号は、携帯機20に携帯機識別コードの送信を要求する照合用信号であり、バースト信号は、レベル測定用信号である。
次に、バースト信号をトランク外アンテナ2bより送出させる(S102)。具体的には、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の送出が完了した後、一定の待ち期間が経過した後に、トランク外アンテナ2bからバースト信号を所定の第2の期間送出させる。
一方、携帯機側制御部26は、図7に示すように、リクエスト信号を受信したか否かを判定する(S200)。ここで、リクエスト信号が受信されない場合、S200の判定はNOとなり、S200の判定を繰り返し実施する。
また、リクエストが受信されると、S200の判定はYESとなり、次に、各バースト信号の受信強度(RSSI)を特定する(S202)。具体的には、トランク内アンテナ2aより送出された第1の期間連続してハイレベルとなるバースト信号の受信強度をRSSI測定部22aに測定させるとともに、トランク外アンテナ2bより送出された第2の期間連続してハイレベルとなるバースト信号の受信強度をRSSI測定部22aに測定させ、各バースト信号の受信強度を特定する。なお、トランク内アンテナ2aより送出されるバースト信号とトランク外アンテナ2bより送出されるバースト信号の受信タイミングは、図3に示したように、リクエスト信号の送信タイミングを基準として予め定められている。携帯機側制御部26のROMには、リクエスト信号の送信タイミングを基準として、図3に示した第1の期間、第2の期間および待ち期間を特定するための情報が記憶されている。
携帯機側制御部26は、ROMに記憶された情報に基づいて第1の期間、第2の期間を特定するとともに、第1の期間中にRSSI測定部22aにより入力される信号と第2の期間中にRSSI測定部22aにより入力される信号に基づいて第1の期間中のバースト信号の受信強度と、第2の期間中のバースト信号の受信強度をそれぞれ測定し、測定した各バースト信号の受信強度を表す受信強度情報をRAMに記憶させる。
次に、レスポンス信号を生成する(S204)。具体的には、携帯機を識別するための携帯機識別コードと、RAMに記憶させたトランク内アンテナ2aより送出されるバースト信号の受信強度を表す受信強度情報と、トランク外アンテナ2bより送出されるバースト信号の受信強度を表す受信強度情報を含むようにレスポンス信号を生成する。
次に、レスポンス信号を車載器10へ送出する(S206)。これにより、携帯機識別コードと、各バースト信号の受信強度を表す受信強度情報が含まれるレスポンス信号が車載器10へ送信される。
図7の説明に戻り、S104では、照合がOKか否かを判定する(S104)。具体的には、レスポンス信号に含まれる携帯機識別コードが車載器側制御部13のEEPROMに予め登録されているコードと一致するか否かに基づいて照合がOKか否かを判定する。
ここで、レスポンス信号に含まれる携帯機識別コードと車載器側制御部13のEEPROMに記憶されているコードが一致せず、照合がNGとなった場合、S104の判定はNOとなり、正規の携帯機がないものとして車両のトランク内に携帯機20があることを示す警報を発出することなく(S106)、本処理を終了する。
また、レスポンス信号に含まれる携帯機識別コードと車載器側制御部13のEEPROMに記憶されているコードが一致し、照合がOKとなった場合、S104の判定はYESとなり、次に、レスポンス信号に含まれる各受信強度情報に基づいて携帯機20がトランク内にあるか否かを判定する(S108)。具体的には、各バースト信号の受信強度と閾値とを比較して携帯機20がトランク内にあるか否かを判定する。
ここで、携帯機20がトランク内に位置する場合、各バースト信号の受信強度と閾値とを比較して携帯機20がトランク内にあると判定される。例えば、図4に示した位置Dのように、車載器10とトランク外アンテナ2b間を接続する通信線15bの近くに携帯機20が位置する場合でも、各バースト信号の受信強度と閾値とを比較して携帯機20がトランク内にあると判定される。
このように、携帯機20がトランク内に位置する場合、S108の判定はYESとなり、トランク内に携帯機20があるものとして車両のトランク内に携帯機20があることを示す警報をブザー(図示せず)から発出させ(S112)、本処理を終了する。
また、携帯機20がトランク外に位置する場合、各バースト信号の受信強度と閾値とを比較して携帯機20がトランク内にないと判定されるため、S108の判定はNOとなり、車両のトランク内に携帯機20があることを示す警報を発出することなく(S110)、本処理を終了する。
上記した構成によれば、車載器と通信線を介して接続されたトランク内アンテナから一定強度の第1の電波をトランク内に送出させるとともに、車載器と通信線を介して接続されたトランク外アンテナから一定強度の第2の電波をトランク外に送出させ、携帯機により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かの判定が行われる。すなわち、車載器とアンテナ間を接続する通信線からの電波漏れが生じても、第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機の位置を精度よく特定することができるので、トランク内に携帯機があることを精度よく判定することができる。
また、閾値は、車両のトランク内のホイールハウス部分の近くに携帯機が位置する場合でも、携帯機がトランク内にあると判定されるように規定されているので、携帯機がトランク内にあるにもかかわらず、誤ってトランク外にあると判定しないようにすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、トランク内アンテナ2aからリクエスト信号を送出して携帯機の照合を行う際に、図7に示したように、車載器と通信線を介して接続されたトランク内アンテナから一定強度の第1の電波をトランク内に送出させるとともに、車載器と通信線を介して接続されたトランク外アンテナから一定強度の第2の電波をトランク外に送出させ、携帯機により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かを判定し、携帯機がトランク内にあると判定された場合、車両のトランク内に携帯機20があることを示す警報を発出するようにしたが、例えば、トランク内アンテナから電波を送出させるとともに、トランク外アンテナから電波を送出させ、トランク内アンテナから送出させた電波の受信に応答して携帯機より送出される電波を受信した場合でも、トランク外アンテナから送出させた電波の受信に応答して携帯機より送出される電波を受信した場合には、トランク内ではなくトランク外に携帯機があるものとして、警報音を発音体から発出させないようにするトランク内キー閉じ込み防止制御を行う車両ドア施錠状態制御システムに、図7に示した処理を適用することもできる。この場合、車載器側制御部は、トランク内アンテナから送出させた電波の受信に応答して携帯機より送出される電波を受信し、かつ、トランク外アンテナから送出させた電波の受信に応答して携帯機より送出される電波を受信した場合でも、携帯機により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かを判定し、携帯機がトランク内にあると判定された場合、車両のトランク内に携帯機20があることを示す警報を発出するように構成すればよい。
また、上記実施形態では、トランク内アンテナ2aから第1の電波を送出させるとともに、トランク外アンテナ2bから第2の電波を送出させ、携帯機により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かを判定したが、トランク外アンテナ2bから第2の電波を送出させ、第2の電波の受信強度が図6に示した閾値2未満となった場合に限り、トランク内アンテナ2aから第1の電波を送出させ、第1、第2の電波の受信強度に基づく受信強度判定を実施するようにして、携帯機がトランク内にあるか否かを判定するようにしてもよい。この場合、第2の電波の受信強度が図6に示した閾値2以上となり、トランク外に携帯機があると判定された場合には、トランク外アンテナ2bから第2の電波を送出しないため、車両の周囲に無駄な電波を送出しないようにすることができる。
また、上記実施形態では、第1、第2の電波の受信強度と予め規定された閾値とを比較して携帯機がトランク内にあるか否かを判定したが、第1、第2の電波の受信強度と閾値とを比較する手法を用いることなく第1、第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かを判定するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、トランク内アンテナ2aからのバースト信号の送信出力とトランク外アンテナ2bからのバースト信号の送信出力を同レベルとしたが、各バースト信号の送信出力を異なる値としてもよい。例えば、携帯機20がトランク内のどの位置にあってもトランク内と判定され、携帯機20がトランク内のどの位置にあってもトランク内と判定されるように閾値を規定できるように、各バースト信号の送信出力をそれぞれ適した値に設定してもよい。
また、上記実施形態では、車載器10側で、携帯機により計測された第1の電波の受信強度と第2の電波の受信強度に基づいて携帯機がトランク内にあるか否かを判定する例を示したが、携帯機側で判定するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、S112にて、車両のトランク内に携帯機20があることを示す警報をブザー(図示せず)から発出させたが、例えば、スピーカから音声を発出させて音声案内する等、他の手法を用いてユーザに報知するようにしてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S100が第1電波送出手段に相当し、S102が第2電波送出手段に相当し、S108が携帯機位置判定手段に相当し、S112が報知手段に相当する。
2a トランク内アンテナ
2b トランク外アンテナ
3 RF受信アンテナ
10 携帯機
11 LF送信部
12 RF受信部
13 車載器側制御部
15a、15b 通信線
20 携帯機
21 LF受信アンテナ
22 LF受信部
22a RSSI測定部
24 RF送信アンテナ
25 RF出力部
26 携帯機側制御部
2b トランク外アンテナ
3 RF受信アンテナ
10 携帯機
11 LF送信部
12 RF受信部
13 車載器側制御部
15a、15b 通信線
20 携帯機
21 LF受信アンテナ
22 LF受信部
22a RSSI測定部
24 RF送信アンテナ
25 RF出力部
26 携帯機側制御部
Claims (4)
- 携帯機と、当該携帯機の位置に応じた車両のドアの施錠状態を制御する車載器から成る車両ドア施錠状態制御システムであって、
前記車載器と通信線を介して接続されたトランク内アンテナから一定強度の第1の電波をトランク内に送出させる第1電波送出手段と、
前記車載器と通信線を介して接続されたトランク外アンテナから一定強度の第2の電波をトランク外に送出させる第2電波送出手段と、
前記携帯機により計測された前記第1の電波の受信強度と前記第2の電波の受信強度に基づいて前記携帯機が前記トランク内にあるか否かを判定する携帯機位置判定手段と、
前記携帯機位置判定手段により前記携帯機が前記トランク内にあると判定された場合、前記車両のトランク内に前記携帯機があることをユーザに報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする車両ドア施錠状態制御システム。 - 前記携帯機位置判定手段は、前記第1、第2の電波の受信強度と予め規定された閾値とを比較して前記携帯機が前記トランク内にあるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の車両ドア施錠状態制御システム。
- 前記車載器と前記トランク外アンテナは、前記車両のトランク内のホイールハウス部分を経由して配線された前記通信線を介して接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両ドア施錠状態制御システム。
- 前記閾値は、前記車両のトランク内のホイールハウス部分の近くに前記携帯機が位置する場合でも、前記携帯機が前記トランク内にあると判定されるように規定されていることを特徴とする請求項3に記載の車両ドア施錠状態制御システム。
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