JP2014045455A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像装置は、無線通信を行う無線通信ユニットを内蔵する。撮影光学系から入射した撮影光束は反射部材により接眼光学系に向かう光束と焦点検出装置200に向かう光束に分岐し、前者はペンタプリズム51により接眼光学系に導かれる。無線基板41は、電波を送受信可能なアンテナ部42を備え、通信素子が実装された基板を固定する基板固定部材44を備える。無線基板41は、ペンタプリズム51とこれを覆う正面外装カバー102との間に形成される空間に配置される。正面外装カバー102にてアンテナ部42に対向する領域を、電気抵抗値が当該領域の周囲よりも相対的に高い領域とした。
【選択図】 図4
Description
本発明は、撮像装置のサイズを大きくすることなく無線通信ユニットを内蔵し、安定した無線通信状態を確保することを目的とする。
図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る撮像装置の概要について説明する。図1(A)は第1実施形態に係る撮像装置の一例としてのカメラボディ100の外観斜視図であり、ストロボ発光部が発光位置へ移動した状態を示す。図1(B)はストロボ発光部を収納した状態のカメラボディ100を背面側から見た場合の外観斜視図である。以下では、被写体側から見た場合のカメラボディ100の正面を前面と定義し、同様に被写体側から見た場合の上下方向および左右方向を定義して各部の位置関係を説明する。図2はカメラの主要な構成部を示すブロック図である。
カメラ制御部10は操作検出部12による操作部材の操作信号を受け付けて操作指示に対応する設定を行う。例えば、カメラ上面部の右端寄りに配置した撮影モードダイヤル108をユーザが操作して撮影モードを選択すると、カメラ制御部10は、選択された撮影モードに応じてシャッタ速度と絞りとの組み合わせを決定するプログラム線図を設定する。また、カメラ上面部の左端寄りに配置した電子ダイヤル105の操作に応じた露出補正等の設定処理や、ISO感度設定ボタン106の操作に応じたISO感度の条件設定処理が行われる。
アクセサリシュー109は、外部ストロボ等のアクセサリ部品の装着に使用し、所定の接点部でカメラ内部の構成部と通信可能に接続される。
外部機器との通信に用いる無線通信ユニットは、無線基板41上にアンテナ部42と通信素子を実装した通信部43により構成されている。アンテナ部42は、無線基板41上にプリントされた回路パターンとして形成されるか、または電気部品によるチップアンテナである。なお、本実施形態ではアンテナ部42と通信部43を同一基板上に配置した構成について説明するが、これに限定されるものではない。例えば、アンテナ部42と通信部43とが異なる基板上に実装され、それぞれ異なる場所に配置されていてもよい。
半透明の回動ミラー52mを透過した光は第2の反射部材であるサブミラー52sで反射して光軸1bに沿って進行し、焦点状態検出部200に到達する。焦点状態検出部200は位相差検出方式の自動焦点調節制御に使用し、複数の検出素子により画像の位置ずれ量を算出することで焦点状態を検出する。
ペンタプリズム保持部材58及びミラーボックス53は、導電性を有する樹脂材料で成形された部材である。ペンタプリズム保持部材58は、ミラーボックス53にビスで締結固定される。さらに、カメラの骨組みをなす本体フレーム70(図3参照)は、樹脂部70aと不図示の金属フレームから構成されている。金属フレームとミラーボックス53とがビスで締結固定されることにより、無線基板41のグランド部は、基板固定部材44、ペンタプリズム固定部材57、ペンタプリズム保持部材58、ミラーボックス53を介して電気的グランド部に接続される。つまり、カメラボディ100の電気的グランド部は本体フレーム70の金属フレームであり、これに無線基板41のグランド部が電気的に接続される。なお、本実施形態では、ペンタプリズム保持部材58とミラーボックス53とを別体に構成した例を説明したが、これに限らず、両者を一体的に構成した実施形態でも構わない。
カメラ動作に対して電磁波の影響を低減するために、外装部材に電磁遮蔽効果を持たせる方法が知られている。外装材料に金属材料、または金属繊維やカーボン繊維を混合した導電性樹脂材料を用いる方法と、非導電性の合成樹脂材料の表面に導電性被膜(導電塗装やイオンプレーティング等による被膜)を施す方法がある。
本実施形態では、第1外装部材である上面外装カバー101と第2外装部材である正面外装カバー102が、ペンタプリズム51の第2反射面51bの周辺で分割された構成を有する。無線基板41は、前面側から見た場合、ほぼ基板全体が正面外装カバー102に覆われた状態である。よって、無線基板41のアンテナ部42が導電性材料で周囲を覆われて、無線通信用の電波を放射できないと、通信に支障を来たす状態となる。そのため、正面外装カバー102は電気抵抗値の高い材料で成形されている。例えば、上面外装カバー101と背面外装カバー111はカーボン繊維混合樹脂、つまりカーボン繊維を混合した樹脂材料で成形されている。一方、正面外装カバー102は上面外装カバー101や背面外装カバー111に比べて電気抵抗値の高いガラス繊維を混合した樹脂材料で成形されている。但し、これに限定されるものではなく、上面外装カバー101と背面外装カバー111を金属材料で形成してもよいし、ガラス繊維混合樹脂に導電性被膜を施した材料であってもよい。また、正面外装カバー102については、無線通信が可能な程度に電気抵抗値が高い材料であれば適用可能である。
正面外装カバー102の内面には導電性被膜を形成した範囲と、領域300(斜線部参照)に示すように、導電性の塗装膜または蒸着膜を形成していない領域がある。領域300は、無線基板41のアンテナ部42と対向する領域およびその周辺域を含み、導電性塗装膜または蒸着膜が施されていない領域である。この領域300は、アンテナ部42に対向する面積よりも広い範囲となるように設定されている。正面外装カバー102の内面に導電塗装を施す場合、領域300にはマスキング処理が行われ、導電性塗料が付着しないように処置される。よって、領域300は無線通信可能な程度に電気抵抗値が高い領域となっている。また、正面外装カバー102の内面のうちで領域300以外の範囲には、ほぼ全域に亘って導電塗装が施されるため、正面外装カバー102は電磁波の遮蔽機能を有する。
第1実施形態では、無線基板41のグランドパターンの露出部が、基板固定部材44との締結部46であって、アンテナ部42とは接眼光学系の光軸1aを挟んで対向する位置に配置される。また、無線基板41のグランドパターンは、ペンタプリズム固定部材57、ペンタプリズム保持部材58、ミラーボックス53を介して、カメラボディ100の骨組みをなす本体フレーム70の金属フレームと接続される。従って、無線基板41のアンテナ部42の周辺から導電性部材を離隔させた状態で、無線基板41のグランドパターンとカメラボディ100の電気的グランド部を確実に接続することができる。
第1実施形態によれば、ストロボ等の閃光ユニットを内蔵する撮像装置において、撮像装置の高さ方向のサイズを大きくすることなく無線通信ユニットを装置内に配置でき、安定した無線通信状態を確保できる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態では、無線基板41を正面外装カバー102に取り付ける形態を説明する。なお、カメラボディ100の構成において第1実施形態の場合と同様の部分については既に使用した符号を用いることでそれらの説明を省略し、以下では第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図7(A)は、無線基板41を正面外装カバー102に取り付けた状態を、カメラ内部から見た場合の図である。図7(B)は無線基板41を正面外装カバー102から取り外した状態を示す図である。図7では、正面外装カバー102に無線基板41を取り付けた部分の周辺部のみを拡大して示す。
図7(B)に点線枠内で示す領域313は、無線基板41のアンテナ部42に対向する領域である。正面外装カバー102の内面には導電塗装が施されているが、領域313には導電性塗料が付着しないようにマスキング処理が施される。これにより、領域313には導電性塗料が付着しないので、無線通信が可能な程度に電気抵抗値が高い領域となっている。正面外装カバー102には無線基板41をビス留めで固定するビス座310aが設けられている。このビス座310aを含めた正面外装カバー102の内面には、領域313を除いてほぼ全域に導電塗装が施されている。よって、正面外装カバー102は電磁波の遮蔽機能を有する。
正面外装カバー102は、カメラボディ100の金属フレームに接続固定されることで撮像装置のグランド部と電気的に接続される。また、導電性樹脂で作成された上面外装カバー101、背面外装カバー111はともに接触固定により電気的に接続される。無線基板41はビス座310aを通してカメラボディ100のグランド部と電気的に接続される。アンテナ部42に対向する範囲およびその周辺部を含む領域313だけは、その他の領域に比べて相対的に電気抵抗値の高い領域である。無線基板41と不図示のカメラ基板との接続は、フレキシブル配線や同軸細線等を用いた公知の技術で行われ、無線基板41の制御が行われる。
42 アンテナ部
44 基板固定部材
50 ファインダ部
51 ペンタプリズム
52m 回動ミラー
53 ミラーボックス
100 カメラボディ
101 上面外装カバー
102 正面外装カバー
Claims (10)
- 無線通信を行う無線通信ユニットを内蔵する撮像装置であって、
前記撮像装置に入射した光を接眼光学系に導く光学部材と、
前記光学部材を覆う外装部材を備え、
前記光学部材は、入射した光を前記接眼光学系に向けて反射させる反射面を有し、該反射面と前記外装部材との間に形成される空間に前記無線通信ユニットを配置し、前記外装部材にて前記無線通信ユニットのアンテナ部に対向する領域の電気抵抗値を、当該領域の周囲よりも相対的に高くしたことを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像装置に入射した光を前記光学部材に向けて反射させる反射部材を備え、
前記無線通信ユニットは前記光学部材の反射面と前記外装部材と前記反射部材の保持部材との間に形成される空間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記外装部材は、前記光学部材に形成した前記反射面の周辺で分割される第1外装部材および第2外装部材を備え、
前記第2外装部材と前記光学部材の前記反射面と前記反射部材の保持部材との間に形成される空間に前記無線通信ユニットが配置され、前記第2外装部材は前記第1外装部材よりも電気抵抗値が高い樹脂材料で形成され、撮像装置内面側には電気抵抗値が低い表面処理が施されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記外装部材は非導電性の樹脂材料で成形された部材であって、前記光学部材に形成した前記反射面の周辺で分割される第1外装部材および第2外装部材を備え、
前記第2外装部材と前記光学部材の前記反射面と前記反射部材の保持部材との間に形成される空間に前記無線通信ユニットが配置され、前記第1外装部材と前記第2外装部材の撮像装置内面側には電気抵抗値が低い表面処理が施されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記第2外装部材の内面のうち、前記無線通信ユニットのアンテナ部に対向する領域には導電性被膜を形成せずに、当該領域を除いた範囲に導電性被膜が形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
- 前記無線通信ユニットは、前記光学部材に形成した前記反射面に対して平行に配置されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記無線通信ユニットのアンテナ部は、前記第2外装部材を前記第1外装部材とともに前記反射部材の保持部材へ固定する複数の取り付け部の間に位置することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記無線通信ユニットは、前記光学部材およびその保持部材を含むファインダ部に取り付けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記無線通信ユニットは、前記第2外装部材に取り付けられていることを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記光学部材の上部に閃光ユニットを備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
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