JP2014043257A - 胴巻き包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の製品を縦方向に積層してなる積層製品束を、安定した状態で胴巻き包装することのできる胴巻き包装装置を提供する。
【解決手段】エレベータ310の移動経路上に下方へ向かって、積層製品束Wが供給される製品供給位置Aと、積層製品束Wの上面にシートSを折り込む上面折込み位置と、胴巻き包装された積層製品束Wを移送する移送開始位置とを順次設定する。上面折込み位置は、積層製品束Wの上面が停止する位置として規定してある。製品供給位置Aに供給された積層製品束Wをプレス板321で押圧するとともに、当該押圧状態を保持したままエレベータ310によりシートS及び積層製品束Wを上面折込み位置まで下降させ、当該下降させる過程で積層製品束Wの前後両側面にシートSを折り込み、さらに上面折込み位置で積層製品束Wの上面にシートSを折り込んで胴巻き包装を完成させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば紙類や冊子などの製品を複数積層した積層製品束の外周を、シート(包装材)で胴巻き包装するための胴巻き包装装置に関する。
胴巻き包装装置は、長方形状に切断されたシートの上に積層製品束を載置して、当該シートを積層製品束の両側面に沿って折り込み、続いて積層製品束の上面に沿ってシートを折り込み、最後にシートの重合部分を糊付け又は粘着テープで貼着して、胴巻き包装形態を形成するための構造を備えている。
特許文献1には、従来の胴巻き包装装置が開示されている。同文献1に開示された胴巻き包装装置は、同文献1の明細書段落「0032」〜「0039」及び図3に記載されているとおり、包装シートの上面に堆積物B(積層製品束)を載せ、エレベータ1を下降させることで堆積物Bの両側面に沿って包装シートを折り上げていく。次いで、圧縮受板3を堆積物Bの上面と対向する位置に配置し、この状態からエレベータを若干上昇させて、堆積物Bをエレベータ1と圧縮受板3との間で上下方向に圧縮させるとともに、胴巻きガイド2、2を交互に水平方向に突き出して包装シートを胴締めする。続いて、包装シートの重ね合わせ部分を粘着テープで貼着して胴巻き包装を完成させる。その後、エレベータ1を若干下降させて堆積物Bの圧縮状態を解除し、圧縮受板3を水平方向に引き抜く。
特許文献2に開示された胴巻き包装装置も、上述した特許文献1の装置と同様な構成を備え、同様な動作をもって胴巻き包装を実施する(同文献2の明細書段落「0033」〜「0041」及び図5を参照)
上述したように特許文献1、2に開示された胴巻き包装装置は、胴巻き包装に際して積層製品束を圧縮受板によって上下方向に圧縮させる構成を備えているが、この圧縮受板による積層製品束の圧縮は包装シートを強固に胴締めして胴巻き包装を行うためのものであった。そのため、エレベータを下降させて積層製品束の両側面に包装シートを折り上げる動作の間は、圧縮受板による積層製品束の圧縮は行われていなく、積層製品がきわめて不安定な状態で下方に動かされていく。よって、下降動作の間に、積層製品束を形成する個々の製品に位置ズレが生じて、型くずれした胴巻き包装形態が出来上がったり、ひいては積層製品束が崩れて動作不能となったりするおそれがあった。
特開平5−330509号公報 特開平6−211205号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、複数の製品を縦方向に積層してなる積層製品束を、安定した状態で胴巻き包装することのできる胴巻き包装装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の製品を縦方向に積層した積層製品束を、包装材としてのシートで胴巻き包装する胴巻き包装装置であって、
シートの上面に積層製品束を載置した状態でこれらシート及び積層製品束を昇降させる昇降手段と、積層製品束の上面を上方から押圧して圧縮するプレス手段と、積層製品束の上面にシートを折り込む上面シート折込み手段と、を備え、
且つ、昇降手段の移動経路上に下方へ向かって、積層製品束が供給される製品供給位置と、積層製品束の上面にシートを折り込む上面折込み位置と、胴巻き包装された積層製品束を移送する移送開始位置と、が順次設定されており、
上面折込み位置は、積層製品束の上面が停止する位置として規定してあり、
製品供給位置に供給された積層製品束をプレス手段で押圧するとともに、当該押圧状態を保持したまま昇降手段によりシート及び積層製品束を上面折込み位置まで下降させ、当該下降させる過程で積層製品束の前後又は左右の側面にシートを折り込み、上面折込み位置で上面シート折込み手段が積層製品束の上面にシートを折り込んで胴巻き包装を完成させ、さらに胴巻き包装された積層製品束を昇降手段により移送開始位置まで下降させる構成としたことを特徴とする。
このように本発明は、製品供給位置に供給された積層製品束をプレス手段で押圧し、この押圧状態を保持したまま昇降手段によりシート及び積層製品束を上面折込み位置まで下降させ、その下降動作の過程で積層製品束の前後又は左右の側面にシートを折り込む構成としてある。したがって、積層製品束が上下方向に移動する間に、積層製品束を形成する個々の製品が位置ズレするおそれはなく、安定した状態で積層製品束を胴巻き包装することができる。
さて、積層製品束の高さ寸法は、個々の製品の厚さや積層枚数などによって変動する。一方、積層製品束の上面にシートを折り込む上面折込み位置は、上面シート折込み手段を設置する関係から一定位置とする必要がある。そこで、本発明は「上面折込み位置」を積層製品束の上面が停止する位置と規定し、その積層製品束の上面に着目して、昇降手段による積層製品束の下降動作を制御する構成とすることで、積層製品束の高さ寸法の変動にかかわらず、上面折込み位置への積層製品束上面の正確な位置決めを実現している。
昇降手段は、シートの上面に積層製品束を載置した状態でこれらシート及び積層製品束が載置される載置盤と、当該載置盤を昇降させる上下駆動機構とを備えた構成とすることができる。
また、プレス手段は、載置盤上に載置された積層製品束の上面を上方から押圧するプレス板と、当該プレス板に下方向の押圧力を付与するとともに、載置盤の下降に伴い当該プレス板を下降させる押下げ機構とを備えた構成とすることができる。
そして、押下げ機構によるプレス板の下降端を上面折込み位置に設定すれば、センサ等を用いて積層製品束の上面位置を監視することなく、積層製品束の上面を上面折込み位置へ容易かつ正確に配置することが可能となる。
なお、必要に応じて、センサ等により積層製品束の上面位置を監視して、積層製品束の上面を上面折込み位置へ位置決めすることもできる。また、あらかじめ積層製品束の圧縮状態での高さ寸法を測定しておき、その高さ寸法に基づいて昇降手段による下降量を調整して、積層製品束の上面を上面折込み位置へ位置決めすることもできる。
プレス板は、上面折込み位置で、上面シート折込み手段が積層製品束の上面にシートを折り込んで胴巻き包装を完成させるまでの間、プレス板による積層製品束に対する押圧状態を保持し、胴巻き包装が完成した後、当該押圧状態を解除するとともに左右又は前後方向に移動して積層製品束の上面と当該上面に折り込まれたシートとの間から抜け出る構成とすることができる。
このように、積層製品束がシートにより胴巻きされて個々の製品に位置ズレが生じなくなるまで、積層製品束の押圧状態を保持することで、いっそう確実に型くずれのない適正な胴巻き包装形態を形成することが可能となる。
さらに本発明は、製品供給位置から上面折込み位置に下降する積層製品束の左右又は前後の側面を支持する荷崩れ防止手段を備えた構成としてもよい。この荷崩れ防止手段は、製品供給位置に供給された積層製品束の両側方から移動してきて当該積層製品束の左右又は前後の側面に当接するとともに、プレス板と一緒に製品供給位置から上面折込み位置まで下降する一対の押圧支持板を含む構成とすることができる。
かかる荷崩れ防止手段を備えることで、積層製品束を形成する個々の製品の位置ズレを、いっそう確実に防止することが可能となる。
本発明の実施形態に係る胴巻き包装装置が組み込まれる包装システムの概要を説明するための工程図である。 シート仕立て装置を説明するための図である。 エレベータの構成と動作を模式的に示す断面図である。 プレス機構の構成と動作を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(c)は上面巻き込み機構の構成と動作を示す模式図、(d)は同じく斜視図である。 図4に続く、エレベータとプレス機構の構成と動作を模式的に示す断面図である。 エレベータ、プレス機構及び荷崩れ防止機構の具体的構成例を示す正面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔包装システムの概要〕
図1は本発明の実施形態に係る胴巻き包装装置が組み込まれる包装システムの概要を説明するための工程図である。
同図に示す包装システムは、複数の製品を縦方向に積層した積層製品束を包装材としてのシートで胴巻き包装し、さらに積層製品束の両端部から外方に延出させたシートの耳部(延出部分)を折り畳んで積層製品束を被覆する、いわゆる上包み包装形態を形成する包装システムである。本実施形態に係る胴巻き包装装置は、同包装システムに組み込まれ、積層製品束をシートで胴巻き包装する作業を担っている。
図1に示す包装システムは、積層製品束供給装置100、シート仕立て装置200、胴巻き包装装置300、移送装置400及びシート折畳み装置500の各装置により構成されている。
すなわち、積層製品束供給装置100が、積層製品束Wを、あらかじめ設定された製品供給位置Aに供給するとともに、これと並行してシート仕立て装置200が、製品供給位置Aの直下に設定されたシート供給位置Bに、ウェブ状をした梱包用のシートSを切断して供給する。このとき、シートSの先端縁には、粘着テープT(粘着媒体)が貼り付けられる。
続いて、胴巻き包装装置300が、製品供給位置Aに供給された積層製品束Wの上面を上方から押圧して圧縮しつつ、シート供給位置Bに供給されたシートSで胴巻き包装する。本実施形態においては、胴巻き包装形態は包装作業の中間過程での包装形態であり、積層製品束の両端部からは外方に耳部S1が延出している。なお、耳部S1を延出させることなく、胴巻き包装形態を最終の包装形態として搬出するシステム構成とすることも可能である。
このようにシートSで胴巻き包装された積層製品束W1は、移送装置400によってシート折畳み装置500の作業位置まで移送され、同位置でシート折畳み装置500が、シートSの耳部S1を折り畳む。なお、図1の500a、500b、500cは、耳部S1の折り畳み手順を示している。
このようにして上包み包装された積層製品束W2は、移送装置400によって搬出される。
〔シート仕立て装置〕
図2はシート仕立て装置を説明するための図である。
シート仕立て装置200は、シート搬送機構210と、粘着テープ貼付機構220と、シートカッタ230とで構成されている。
シート搬送機構210は、図示しない巻ロールからウェブ状のシートSを繰り出し、当該シートSの先端縁をあらかじめ設定してある粘着テープ貼付位置221まで搬送して停止する(図2(b)参照)。次いで、粘着テープ貼付機構220が、粘着テープ貼付位置221に配置されたシートSの先端縁に粘着テープTを貼り付ける。その後、シート搬送機構210がシートSを繰り出してシート供給位置B(図1参照)へ当該シートSを配置するとともに、シートカッタ230がシートSを所定の長さに切断する(図2(c)参照)。
〔胴巻き包装装置〕
次に、本実施形態に係る胴巻き包装装置について図面を参照して説明する。
図3〜図7は本実施形態に係る胴巻き包装装置を説明するための図である。
胴巻き包装装置300は、エレベータ310(昇降手段)と、プレス機構320(プレス手段)と、荷崩れ防止機構330(荷崩れ防止手段)と、上面シート折込み機構340(上面シート折込み手段)とを備えている。
エレベータ310の昇降経路上には、下方へ向かって積層製品束Wが供給される製品供給位置Aと、シートSが配置されるシート供給位置Bと、積層製品束Wの上面にシートSを折り込む上面折込み位置Cと、胴巻き包装された積層製品束を移送する移送開始位置Dと、が順次設定されている。このうち、製品供給位置Aの同一平面上には床板A1が設置してあるが、この床板A1は図4に示すように2枚に分割してその中間部を空間とすることで、エレベータ310、プレス機構320及び荷崩れ防止機構330が昇降する際の干渉を回避してある。図4には示されていないが、シート供給位置Bの同一平面上にも床板B1が設置してあり、この床板B1も図4には示されていないが、同様に2分割してエレベータ310、プレス機構320及び荷崩れ防止機構330が昇降する際の干渉を回避する構成としてある。
エレベータ310は、図3に示すように、昇降自在な載置盤311を備えている。エレベータ310は、既述したシート仕立て装置200によって、シート供給位置BをシートSが搬送されるとき、あらかじめ載置盤311を上昇させて、シート供給位置Bに配置するように制御されている(図3(b)参照)。
さらに、エレベータ310は、製品供給位置Aに積層製品束Wが供給されるとき、あらかじめ載置盤311を上昇させて、シートSを持ち上げるとともに、製品供給位置Aに配置するよう制御されている(図3(c)参照)。これにより、上面にシートSが敷かれた状態の載置盤311が製品供給位置Aに配置される。
製品供給位置Aに積層製品束Wが供給配置されると、プレス機構320が作動し、プレス板321を積層製品束Wの上面に上方から押し付けて同積層製品束Wを圧縮する。続いて、エレベータ310が下降して、積層製品束Wの上面を上面折込み位置Cに位置決め配置する。この間、プレス機構320による積層製品束Wの押圧状態は保持されている(図3(d)参照)。
図4はプレス機構の構成と動作を模式的に示す斜視図である。
プレス機構320は、左右一対のプレス板321と、これらプレス板321を上方から押し下げるエアシリンダ322(押下げ機構)とを備えている。各プレス板321は、左右方向へ移動自在となっており、水平駆動用のエアシリンダ323によって左右方向へ駆動されて、製品供給位置Aに配置された積層製品束Wの上方位置に配置される(図4(a)参照)。
なお、エアシリンダ322及び323の具体的構成は、図7を参照して後述する。
次いで、各エアシリンダ322が駆動して、各プレス板321を下方に押し下げる。これにより各プレス板321が、積層製品束Wの上面を押圧して圧縮する(図4(b)参照)。続いて、各エアシリンダ322の下方向への駆動力は保持したまま、エレベータ310の載置盤311が下降して、積層製品束Wの上面を上面折込み位置Cに配置する(図4(c)参照)。積層製品束Wは、載置盤311とプレス板321との間で圧縮状態を保持したまま下方向へ移動するので、その移動の間に同積層製品束Wを形成する個々の製品が位置ズレするおそれはない。
荷崩れ防止機構330は、製品供給位置Aに配置された積層製品束Wの左右方向の両側面を押圧支持する一対の側部支持板331を備えている。これら側部支持板331は、図示しないステッピングモータによって左右方向に水平駆動されるとともに、エアシリンダ322の駆動力をもってプレス板321を一緒に下降する。これらの側部支持板331は、平坦な鉛直面を有しており、下降した際に当該鉛直面が積層製品束Wの左右方向の両側面を支持するように、左右方向への移動位置が制御されている。積層製品束Wは、製品供給位置Aから下方に移動する間、一対の側部支持板331により左右方向の両側面が支持されて、当該左右方向への荷崩れが防止される。
さらに、本実施形態では、1本の前部側面支持板335と、2本の後部側面支持板336とを備えている(図3(d)、図6参照)。これら各支持板335、336は、製品供給位置Aから下降してくる積層製品束Wの前後方向の両側面を支持して、前後方向への荷崩れを防止するための部材である。
エレベータ310は、図4に示すように左右一対の載置盤311が協働して積層製品束Wを下降させる構成となっており、これら左右一対の載置盤311の間には間隙311aを形成してある。
前部側面支持板335は、シート供給位置Bの床板B1よりも下方位置で待機しており、下降してきた載置盤311の間隙311aに入り込み(図4(c)参照)、載置盤311上に載置された積層製品束Wの前部側面を支持する(図3(d)参照)。
また、積層製品束Wは、図3(c)に示すように、後部側面基準でエレベータ310の載置盤311上に載置される。すなわち、積層製品束Wの後部側面を載置盤311の後端縁に合わせて位置決めされる。
後部側面支持板336は、シート供給位置Bの床板B1よりも下方位置で、載置盤311の後端縁の昇降軌道Xの外側近傍に待機しており、下降してきた載置盤311に載置された積層製品束Wの後部側面を支持する。
積層製品束Wは、製品供給位置Aから下方に移動する途中、これら前部側面支持板335および後部側面支持板336により前後方向の両側面が支持されて、当該前後方向への荷崩れが防止される。
なお、2本後部側面支持板336は、図6(b)に示すように、積層製品束Wが移送開始位置Dに配置された後、左右方向に移動して積層製品束Wの移送軌道を開放する。また、前部側面支持板335は、積層製品束Wと一緒に移送装置400によって移送される。
シートSは、積層製品束Wが製品供給位置Aから下方へ移動する際に、シート供給位置Bに設置された床板B1の端縁で折り曲げられて、積層製品束Wの両側面に折り込まれる。
上面シート折込み機構340は、図5に示すように、上面折込み位置Cまで下降してきた積層製品束Wの上面に、シートSを折り込む機能を備えている。本実施形態では、積層製品束Wの上面を圧縮する一対のプレス板321も一緒にシートSに折り込む構成としてある。なお、図5では、前部側面支持板335および後部側面支持板336を省略してある。
上面シート折込み機構340は、一対の折込みローラ341、342を備えている。これら一対の折込みローラ341、342は、上面折込み位置Cにおいて、システムの前後方向の外側位置で待機している(図5(a)参照)。
次に、一方の折込みローラ341が内側へ水平移動して、シートSを積層製品束Wの上面を押圧するプレス板321の上面に折り込んでいく(図5(b)参照)。折込みローラ341によるシートSの折り込み動作が終了すると、当該ローラ341が後退するとともに、他方の折込みローラ342が内側へ水平移動して、シートSを同様に折り込んでいく。このとき、シートSは先に折り込んだシートSの上面に重ね合わせて折り込まれる。ここで折り込まれるシートSの端縁には粘着テープTが貼り付けられており、当該粘着テープTがローラ342によって下方のシートSに貼り付けられる(図5(c)参照)。これにより、積層製品束Wの周囲にシートSが胴巻き包装される(図5(d)参照)。
なお、各折込みローラ341、342は、内側に水平移動してシートSを折り込む動作過程においては回転が規制され、折り込み動作後に退避する動作過程において回転する一方向回転ローラを採用している。これにより、シートSを折り込む際はシートSとの間に摺接抵抗が生じて、当該シートSを引っ張りながら折り込むため、高さの不均一な積層製品束Wを、いっそう固く安定して荷崩れしにくい荷姿に梱包することができる。一方、退避する際は、回転によりシートSとの間に摺接抵抗が生じないため、折り込んだシートSを引き剥がしてしまうおそれがない。
上面折込み位置Cにて、積層製品束Wの周囲にシートSを胴巻き包装した後、一対のプレス板321は、水平駆動用のエアシリンダ323によって積層製品束Wの左右方向外側に水平駆動され、シートSの内側から引き出される(図6(a)参照)。さらに、一対の側部支持板331もプレス板321と一緒に左右方向外側へ退避して、積層製品束Wから離間する。
その後、エレベータ310は、上面折込み位置Cからさらに載置盤311を下降させる。上面折込み位置Cの下方には、後述する移送装置400による移送開始位置Dが設定してあり、載置盤311の下降動作をもって、胴巻き包装された積層製品束W1は当該移送開始位置Dに配置される(図6(b)参照)。
そして、移送開始位置Dに配置された積層製品束W1は、移送装置400によってシート折畳み装置500の作業位置まで移送されていく(図1参照)。
図7はエレベータ、プレス機構及び荷崩れ防止機構の具体的構成例を示す正面図である。
エレベータ310は、図示しない駆動モータからの駆動力により載置盤311を昇降させる。
プレス機構320は、支持部材325に水平駆動用のエアシリンダ323を搭載してあり、この支持部材325を装置本体301に固定したエアシリンダ322の駆動ロッド先端に連結した構成となっている。支持部材325は、エアシリンダ322の駆動ロッドが上下方向に前進・後退する動作に伴い同方向に移動する。水平駆動用のエアシリンダ323の駆動ロッド先端には、プレス板321が取り付けてある。したがって、エアシリンダ323の駆動ロッドが左右方向へ前進・後退する動作に伴い、プレス板321が同方向に移動する。
荷崩れ防止機構を構成する側面支持板331は、支持部材325に搭載されたステッピングモータ(図示せず)によって左右方向に移動する構成となっている。ステッピングモータは、あらかじめ入力した積層製品束Wの寸法データに基づいて、側部支持板331を積層製品束Wの側面を支持するように駆動制御されている。
なお、上述したエレベータ310、プレス機構320及び側部支持板331(荷崩れ防止機構)は、左右対称に一対設けられている。
既述した製品供給位置A、シート供給位置B及び移送開始位置Dは、あらかじめ設定してあり、エレベータ310はこれらの各位置に載置盤311の上面を配置する。その位置決め制御は、例えば、各位置A、B、Dに設けたセンサにより載置盤311を検知することで容易且つ正確に行うことができる。
一方、既述した上面折込み位置Cもあらかじめ設定してあり、エアシリンダ322の駆動ロッドが下降端まで突き出したときのプレス板321の下面位置がこの上面折込み位置Cに合わせてある。
エレベータ310の載置盤311が上昇して、シート供給位置B(図7には図示せず)に配置されたシートを持ち上げて製品供給位置Aに配置した後、製品供給位置Aに積層製品束Wが供給される。
次に、エアシリンダ323が作動して、プレス板321を製品供給位置Aの上方位置に突き出す。続いて、エアシリンダ322が作動して駆動ロッドが下方に突き出し、これに伴いプレス板321が積層製品束Wの上面を押圧する。ここで、図示しないステッピングモータが作動して、側部支持板331を内側へ水平移動させ、積層製品束Wの左右両側面を側部支持板331により支持する。
その後、エレベータ310が載置盤311を下降させるが、この動作とともにエアシリンダ322も駆動を続けて、プレス板321による積層製品束Wの上面への押圧状態が保持される。また、側部支持板331も、エアシリンダ322の駆動力をもってプレス板321と一緒に下方へ移動して、積層製品束Wの両側面を引き続き保持する。
そして、エアシリンダ322の駆動ロッドが下降端まで到達したとき、エレベータ310による下降動作を停止させる。この停止制御は、例えば、エアシリンダ322の駆動ロッドが下降端に到達したことをセンサで検知して、エレベータ310の駆動源にフィードバックすることで容易に実行することができる。
このときの載置盤311の停止位置C’は、積層製品束Wの厚さに応じて任意に変動するが、積層製品束Wの上面高さ位置は常に上面折込み位置Cに配置される。
上面折込み位置Cで胴巻き包装が完了した後、既述したように水平駆動用のエアシリンダ323を駆動してプレス板321を左右方向外側に移動させ、シートSの内側からこれらの部材を引き出す。また、図示しないステッピングモータが作動して、側部支持板331を左右方向外側に移動させ、積層製品束Wの両側面から離間させる。
その後、エレベータ310がさらに載置盤311を移送開始位置Dまで下降させる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形実施や応用実施が可能なことは勿論である。
例えば、プレス板を下降させる押下げ機構としては、エアシリンダに限定されず、公知となっている種々のアクチュエータや駆動機構等を適用できることは勿論である。
また、上述した実施形態では、積層製品束の前後の側面にシートを折り込み胴巻き包装を形成したが、これに限らず、積層製品束の左右の側面にシートを折り込み胴巻き包装を形成することもできる。その場合は、プレス板321と側部支持板331は、前後方向に水平移動して積層製品束の上方に出没する構成とする。
100:積層製品束供給装置、
200:シート仕立て装置、210:シート搬送機構、220:粘着テープ貼付機構、221:粘着テープ繰出し機構、230:シートカッタ、
300:胴巻き包装装置、301:装置本体、310:エレベータ、311:載置盤、320:プレス機構、321:プレス板、322:エアシリンダ、323:エアシリンダ、325:支持部材、330:荷崩れ防止機構、331:側部支持板、335:前部側面支持板、336:後部側面支持板、340:上面シート折込み機構、341,342:折込みローラ、
400:移送装置、500:シート折畳み装置、
A:製品供給位置、A1:床板、B:シート供給位置、B1:床板、C:上面折込み位置、D:移送開始位置、W:積層製品束、S:シート、S1:耳部、T:粘着テープ

Claims (5)

  1. 複数の製品を縦方向に積層した積層製品束を、包装材としてのシートで胴巻き包装する胴巻き包装装置であって、
    前記シートの上面に前記積層製品束を載置した状態でこれらシート及び積層製品束を昇降させる昇降手段と、前記積層製品束の上面を上方から押圧して圧縮するプレス手段と、前記積層製品束の上面に前記シートを折り込む上面シート折込み手段と、を備え、
    且つ、前記昇降手段の移動経路上に下方へ向かって、前記積層製品束が供給される製品供給位置と、前記積層製品束の上面に前記シートを折り込む上面折込み位置と、胴巻き包装された積層製品束を移送する移送開始位置と、が順次設定されており、
    前記上面折込み位置は、前記積層製品束の上面が停止する位置として規定してあり、
    前記製品供給位置に供給された前記積層製品束を前記プレス手段で押圧するとともに、当該押圧状態を保持したまま前記昇降手段により前記シート及び積層製品束を前記上面折込み位置まで下降させ、当該下降させる過程で前記積層製品束の前後又は左右の側面に前記シートを折り込み、前記上面折込み位置で前記上面シート折込み手段が前記積層製品束の上面に前記シートを折り込んで胴巻き包装を完成させ、さらに胴巻き包装された積層製品束を前記昇降手段により前記移送開始位置まで下降させる構成としたことを特徴とする胴巻き包装装置。
  2. 前記昇降手段は、前記シートの上面に前記積層製品束を載置した状態でこれらシート及び積層製品束が載置される載置盤と、当該載置盤を昇降させる上下駆動機構とを備えており、
    前記プレス手段は、前記載置盤上に載置された前記積層製品束の上面を上方から押圧するプレス板と、当該プレス板に下方向の押圧力を付与するとともに、前記載置盤の下降に伴い当該プレス板を下降させる押下げ機構とを備えており、
    前記押下げ機構による前記プレス板の下降端を、前記上面折込み位置に設定してあることを特徴とする請求項1の胴巻き包装装置。
  3. 前記プレス板は、前記上面折込み位置で、前記上面シート折込み手段が前記積層製品束の上面に前記シートを折り込んで胴巻き包装を完成させるまでの間、前記プレス板による前記積層製品束に対する押圧状態を保持し、前記胴巻き包装が完成した後、当該押圧状態を解除するとともに左右又は前後方向に移動して前記積層製品束の上面と当該上面に折り込まれた前記シートとの間から抜け出る構成としてあることを特徴とする請求項2の胴巻き包装装置。
  4. さらに、前記製品供給位置から前記上面折込み位置に下降する前記積層製品束の左右又は前後の側面を支持する荷崩れ防止手段を備えていることを特徴とする請求項3の胴巻き包装装置。
  5. 前記荷崩れ防止手段は、前記製品供給位置に供給された前記積層製品束の両側方から移動してきて当該積層製品束の左右又は前後の側面に当接するとともに、前記プレス板と一緒に前記製品供給位置から前記上面折込み位置まで下降する一対の押圧支持板を含むことを特徴とする請求項4の胴巻き包装装置。
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