JP2014043173A - 鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドア - Google Patents

鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドア Download PDF

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Katsushi Nishitani
克司 西谷
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Abstract

【課題】乗務員が、ドアを閉めるとき、ドアの下端部と床との間には小さな隙間(穴)しかないため、あやまってドアの下端部の端に手を掛けて閉めることが多かった。下端部に手をかけると指を挟むことがあり、怪我の原因となる。本発明はこのような場合に怪我が無く、ドアも確実に閉めることのできる鉄道車両用指詰め防止用ドアを提供する。
【解決手段】
乗務員が出入りするドアの下部に凹部3が設けられ、該凹部3の奥の縦方向に傾斜3aが形成されると共に該縦の傾斜面3aの下端から上方にかけて同じ連続する傾斜面3b、3cが形成され、前記凹部3には、人の手で握れる程程度の太さの棒4を横に通してある構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、鉄道車両において特に運転室や車掌室等に車両外からドアを介して出入りする際ドアを開閉する場合、特に車掌や運転士或いは車両修理の作業員等の指詰めを防止する指詰め防止用ドアに関する。
鉄道車両には、車掌や運転士(以下、乗務員とする)のみが出入りする部屋がある。この部屋は乗客とは別の専用の出入り口があり、プラットホーム側からも、線路側からも乗降できるようにしてある。但し、車両整備の際は、作業員も出入りする。ドアの開閉は、内側へ開き乗務員ドアの、落とし窓付近にあるハンドルを使用して行う。プラットホーム側からも、線路側からもこのハンドルを使用するのが基本である。図4は、乗務員が線路側へ降りる場合の斜視図であるが、両手で、ドアの縦向きの手すり(31,32)を握って身体を保持し、降りてから手でハンドルを回してドアを閉める。そして車両用のドアは、重くまたラッチも硬めであるからしっかり力を入れなければうまく閉めることが出来ない。特に車外へ出る際には、1.車外へ出る。2.ドアを閉める。という2ステップ化が重要である。特に、ドアを閉める動作が線路に立った状態で出来るようにすることが重要である。
図5は、従来の車両1の運転席の前部の斜視図の一部である。図6は、図5のB―Bの矢視断面拡大図である。この図7に示すように、運転手や車掌は運転室や車掌室等に室外からドア33を開けて出入りする。そして車両1とドア33との間にはヒンジ30が置かれ、ドア33はこのヒンジ30を回転中心として回転するようにしてある。また、これらの図から判るようにドア33は内開き構造である。
鉄道車両等において、運転士等の乗務員は、鉄道車両の外や内側から出入りし、指詰めを防止する必要がある。そのため図5に示すようにドア33の下部に手を掛ける凹部33aが設けてある場合があるが、あやまってドア33下部とレール36との間33bに手をかけて閉めることが多い。
図5及び図6の従来技術の図例(図4,図5、図6、図7)。
鉄道車両では、上記するように、乗務員や作業員のみが出入りする乗務員専用の部屋(運転室や車掌室)があるが、この部屋には外からも出入りできるようになっている。すなわち、図4に示すように、車両の運転室に室内に開くドア33があり、運転手や車掌が鉄道車両の側面に設けられたこれらの2本のバー31,32に手を掛け、車両の下側に設けられた梯子34に足を掛けてドア33のバー31、32を握ってドア33を押し開けて部屋に入り、またドア33を閉めて出る。出る場合は、ドア33の下端部を手で引っ張ってしっかり閉める。このようなドア33を閉めるために、図5に示すようにドアの下部には手を掛けやすいように凹状の穴33aを設けてあるタイプのドアもある。
しかし、ドア33を閉めるとき、下部に設けた凹部の穴33aに手を掛けるが、この場合、凹部の穴33aを使う時と同じ手の向き、同じ動作としてあやまって
ドア33の下端部の端35に手を掛けて閉めることが多かった。このドア33の下端部と床との間には小さな隙間(穴)35しかないため、下端部に手をかけると指を挟むことがあり、怪我の原因となる。また、図7に示すように閉めるときドア33の下端部と水密用レール36との間に指を挟む原因ともなる。
本発明はこのような場合に怪我が無く、ドア33も確実に閉めることのできる鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアが、乗務員が出入りするドアの下部に凹部3が設けられ、該凹部3の奥の縦方向に傾斜3aが形成されると共に該縦の傾斜面3aの下端から上方にかけて同じ連続する傾斜面3b、3cが形成され、前記凹部3には、人の手で握れる程程度の太さの棒4を横に通してあることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアが、乗務員が出入りするドア2には下部に凹部3が設けられ、該凹部3の奥に縦方向の面3aが形成され、該凹部3のこの傾斜面の下部には外側に傾斜する斜面3bが形成され、該凹部3の上面には外側に傾斜する斜面3cが形成されると共該傾斜面の外側端部には手を掛られる程度の突起3dが形成されてなることを特徴としている。
本願発明の鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアを上記手段とすると、ドア2に指を挟むことなく安全に開閉することができる。特に、図3に示すようにドア2に設けた凹部3の底面3bと、天井面3cの手前を低くなるように形成すれば製作費用や製作手間も安くなるため製作コストを低減することができる。また、凹部3に雨水が溜まることもない。上記したように凹部3の底面のみを下方の傾斜面3bとした場合も同様である。
(A)は、本発明の鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアの正面図である。図1(B)はA―Aの断面図である。 図2は本発明の鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアの実施例の斜視図である。 図3は、図1(A)のA―Aの断面図と同様の他の鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアの断面図である。 図5は乗務員が乗降する場合の従来のドア部分の外部の斜視図である。 図6は、従来の乗務員用のドア部分の斜視図である。 図7は、従来の乗務員用のドア部分の図5のB―Bの断面図である 図8は、従来の乗務員用のドア部分の縦断面図である。
以下、本発明の具体実施の形態について図面を参照して説明する(一部の符号は従来の符号と共通とする)。図1(A)は、本発明の鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアの正面図であり、図1(B)は図1((A)の下部のA−Aの断面図である。図2は本発明の指詰め防止用ドアの下部の斜視図であり、鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドアの断面図である。
本発明は、鉄道車両の指詰め防止用ドアの第1の実施の形態である。2は車掌等が出入りするドアであり、ドア2の下部に凹部3が設けられている。そして該凹部3の下端から上方にかけて図3(B)に示すように、凹部3の奥の縦方向の面3aには、同じ方向に連続する傾斜面3a、3cが形成されている。また、前記凹部3には、人の手で握れる程度の太さの棒4を横に通してある。ドア2を開閉する時にはこの棒4を握って開閉する。
図3は、の本発明の変形実施例であり、図1(A)のA―Aの断面図と同様ドアの断面図である。
前記ドア2には下部に凹部3が設けられ、該凹部3の奥に縦の平面3aが形成され、下面と上面には下方の傾斜面3b、3cが形成され、上面の前部先端部には手を掛られる程度の突起3dが形成されている。すなわち、運転手が降りてからこのドア2の突起3dに手おかけ、ドア2を閉めることができるようにしてある。この実施例は、棒4を用いない場合に実施することが出来る。
図1に示す場合、凹部3に設ける棒4は運転手や車掌が手を掛けることの出来れば丸棒4ではなく、楕円のように角がなくなめらかな棒材であれば他の形状でも良い。また、図3に示すように、丸棒4等は無く、手で掛ける物なら薄い板をなめらかに曲げたものでも良い。図3に示すような実施例の場合、下面には外向きの傾斜面3bが形成され、上面には横方向で外向きの傾斜面3cが設けられ、前部先端部には手を掛られる程度の突起3dが形成されるものであっても良い。すなわち、手を掛けられるものなら丸棒4を、図1(b)のように凹部3に用いるか、または用いないで図3のようにするかある程度自由に選択することができる。
乗務員用のドアの安全が向上するのでその分車両関係の販売数が多くなり、需要が喚起される。そして産業活動が活発となる。
1 鉄道車両
2 ドア
3 凹部
3a 傾斜面
3b 凹部下方の傾斜面(底面)
3c 凹部上面(天井面)
3d 凹部下方の傾斜面の先端部
4 丸棒
31 バー
32 バー
33 従来のドア
34 梯子

Claims (2)

  1. 乗務員が出入りするドアの下部に凹部3が設けられ、該凹部3の奥の縦方向に傾斜3aが形成されると共に該縦の傾斜面3aの下端から上方にかけて同じ連続する傾斜面3b、3cが形成され、前記凹部3には、人の手で握れる程程度の太さの棒4を横に通してあることを特徴とする鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドア
  2. 乗務員が出入りするドア2には下部に凹部3が設けられ、該凹部3の奥に縦方向の面3aが形成され、該凹部3のこの傾斜面の下部には外側に傾斜する斜面3bが形成され、該凹部3の上面には外側に傾斜する斜面3cが形成されると共該傾斜面の外側端部には手を掛られる程度の突起3dが形成されてなることを特徴とする鉄道車両の乗務員用指詰め防止用ドア。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5175425U (ja) * 1974-12-10 1976-06-14
JPS63112841U (ja) * 1987-01-16 1988-07-20
JP2004216075A (ja) * 2002-11-18 2004-08-05 Yamaha Livingtec Corp 扉の取手構造

Patent Citations (3)

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Non-Patent Citations (2)

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Title
JPN6015008001; 鉄道ファン 第50巻,第6号, 20100601, 表紙,折込写真 *
JPN6015008004; 鉄道ファン 第52巻,第6号, 20120601, 表紙 *

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