JP2014042900A - 回転式分級機及び竪型ミル - Google Patents

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Abstract

【課題】回転式分級機及び竪型ミルにおいて、分級効率の向上を可能とする。
【解決手段】円板形状をなす上部支持枠41と下部支持枠42との間の外周部に複数の回転羽根43を周方向に所定間隔で固定することで、ロータリセパレータ33を構成し、この回転羽根43における回転方向の前面に、外周側の回転軌跡G1に対する接線Tに対して鋭角に傾斜すると共に、外端43a側と内端43b側との間に凹部51を形成する傾斜面52を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、石炭やバイオマスなどの固形物を粉砕して微粉化した後に分級する回転式分級機、この回転式分級機を有する竪型ミルに関するものである。
ボイラ発電などの燃焼設備では、燃料として石炭やバイオマスなどの固形燃料が用いられる。そして、この石炭などを固形燃料として利用する場合、竪型ミルにより原炭を粉砕して微粉炭を生成し、得られた微粉炭を燃料として用いるようにしている。
この竪型ミルは、ハウジングの下部に粉砕テーブルが駆動回転可能に配設されると共に、この粉砕テーブルの上面に複数の粉砕ローラが連れ回り可能で、且つ、粉砕荷重を付与可能に配設される一方、ハウジングの上部に回転式分級機が配設されて構成されている。従って、原炭が給炭管から粉砕テーブル上に供給されると、遠心力により全面に分散されて炭層が形成され、この炭層に対して各粉砕ローラが押圧することで粉砕される。そして、粉砕された微粉炭は、供給空気により乾燥された後、回転式分級機により所定の粒子径以下に分級され、適正粒子径の微粉炭のみが外部に排出される。
従来の回転式分級機を有する竪型ミルの分級機としては、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。特許文献1に記載されたローラミル用回転式分級機は、回転羽根の羽根巾を下部よりも上部を幅広に形成したものである。また、特許文献2に記載されたミルの回転式分級機は、回転式羽根車の取込み分級羽根の取込み角度を設定し、外周側先端に回転方向の反対方向に向けて延びる補助羽根を形成したものである。また、特許文献3に記載された分級装置は、回転式分級機の回転フィン上側部分を下側部分より回転方向側へ大きく傾けたものである。
特開平08−266923号公報 特開平07−308637号公報 特開2002−018301号公報
ところで、一般的な回転式の分級機は、上下の回転枠の周囲に上下方向に沿った回転羽根を周方向に均等間隔で固定されて構成され、各回転羽根は、回転方向に対して所定の角度に傾斜している。一方で、石炭焚きボイラで使用される微粉炭は、一般的に、粒子径が75μm以下のものが最適とされ、150μm以上のものが不適であると言われている。そのため、竪型ミルに用いられる分級機は、粒子径が75μm以下の微粉炭を通過させ、150μm以上の微粉炭を排除することが求められる。ところが、回転羽根は、回転方向に対する傾斜角度が小さいほど粗粒子を排除することができるものの、微粒子も排除してしまう。また、回転羽根は、回転方向に対する傾斜角度が大きいほど微粒子を通過させることができるものの、粗粒子も通過させてしまう。そのため、粗粒子を排除することができる一方で、微粒子も通過させることができる分級機が望まれている。
本発明は上述した課題を解決するものであり、分級効率の向上を可能とする回転式分級機及び竪型ミルを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の回転式分級機は、外周部に開口を有する回転自在な枠体と、前記枠体の開口部に周方向に所定間隔で固定される複数の回転羽根と、を備え、前記回転羽根は、回転方向の前面が、外周側の回転軌跡に対する接線に対して鋭角に傾斜すると共に、外端側と内端側との間に凹部を形成する傾斜面を有する、ことを特徴とするものである。
従って、回転羽根は、回転方向の前面に凹部を形成する傾斜面が設けられていることから、枠体と共に複数の回転羽根が回転するとき、直進性の高い粗粒子はこの傾斜面に衝突した後に外部に排除される一方、直進性の低い微粒子はこの傾斜面に衝突した後に内部に入り込まれる。そのため、複数の回転羽根により、粗粒子を排除することができる一方で、微粒子を通過させることができ、分級効率を向上することができる。
本発明の回転式分級機では、前記傾斜面は、外端側に位置する第1傾斜面と内端側に位置する第2傾斜面とを有し、前記第1傾斜面における前記接線に対する傾斜角度が、前記第2傾斜面における前記接線に対する傾斜角度より大きく設定されることを特徴としている。
従って、回転方向の前面に第1傾斜面と第2傾斜面が設けられていることから、枠体と共に複数の回転羽根が回転するとき、直進性の高い粗粒子は第2傾斜面に衝突しても外部に排除される一方、直進性の低い微粒子は第1傾斜面に衝突しても内部に入り込まれることとなり、分級効率を向上することができる。
本発明の回転式分級機では、前記傾斜面は、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間に鉛直方向に沿う屈曲線が設けられることを特徴としている。
従って、屈曲線に対して第1傾斜面と第2傾斜面を設けることで、簡単な構成で分級効率を向上することができる。
本発明の回転式分級機では、前記屈曲線は、前記回転羽根における幅方向の中間部に設けられることを特徴としている。
従って、第1傾斜面と第2傾斜面を最適な領域に設定することができる。
本発明の回転式分級機では、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との角度が180度未満に設定されることを特徴としている。
従って、第1傾斜面と第2傾斜面により粗粒子と微粒子を適正に分級することができる。
本発明の回転式分級機では、前記傾斜面は、外端側から内端側に向けて湾曲する湾曲面を有することを特徴としている。
従って、傾斜面を湾曲面とすることで、分級する粒子径に拘わらず、適正に分級することができる。
また、本発明の竪型ミルは、中空形状をなすハウジングと、前記ハウジング内の下部に鉛直方向に沿う回転軸心をもって駆動回転可能に支持される粉砕テーブルと、前記粉砕テーブルの上方に対向して配置されて回転自在に支持される粉砕ローラと、前記ハウジング内の上部に設けられて粉砕物を分級可能な回転式分級機と、を備え、前記回転式分級機の外周に設けられる複数の回転羽根は、回転方向の前面が、外周側の回転軌跡に対する接線に対して鋭角に傾斜すると共に、外端側と内端側との間に凹部を形成する傾斜面を有する、ことを特徴とするものである。
従って、粉砕ローラと粉砕テーブルの間に固形物が入り込んだとき、粉砕テーブルの回転力が固形物を介して粉砕ローラに伝達されて連れ回りし、固形物は押圧荷重が与えられて粉砕される。その後、粉砕された固形物の粒子は、ハウジング内を上昇して回転式分級機により分級される。このとき、回転羽根は、回転方向の前面に凹部を形成する傾斜面が設けられていることから、枠体と共に複数の回転羽根が回転するとき、直進性の高い粗粒子はこの傾斜面に衝突した後に外部に排除される一方、直進性の低い微粒子はこの傾斜面に衝突した後に内部に入り込まれる。そのため、複数の回転羽根により、粗粒子を排除することができる一方で、微粒子を通過させることができ、分級効率を向上することができる。
本発明の回転式分級機及び竪型ミルによれば、回転羽根の前面に外端側と内端側との間に凹部を形成する傾斜面を設けるので、分級効率を向上することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る竪型ミルを表す概略図である。 図2は、本実施例の回転式分級機を表す平面図である。 図3は、本実施例の回転式分級機における回転羽根を表す概略図である。 図4は、回転羽根を表す斜視図である。 図5は、回転羽根が110rpmで回転したときの微粉炭の粒子径に対する部分分級効率を表すグラフである。 図6は、回転羽根が110rpmで回転したときの本実施例の効果を説明するためのグラフである。 図7は、回転羽根が140rpmで回転したときの微粉炭の粒子径に対する部分分級効率を表すグラフである。 図8は、回転羽根が140rpmで回転したときの本実施例の効果を説明するためのグラフである。 図9は、本発明の変形例に係る回転式分級機における回転羽根を表す概略図である。 図10は、本発明の変形例に係る回転式分級機における回転羽根を表す概略図である。 図11は、本発明の変形例に係る回転式分級機における回転羽根を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る回転式分級機及び竪型ミルの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の一実施例に係る竪型ミルを表す概略図、図2は、本実施例の回転式分級機を表す平面図、図3は、本実施例の回転式分級機における回転羽根を表す概略図、図4は、回転羽根を表す斜視図、図5は、回転羽根が110rpmで回転したときの微粉炭の粒子径に対する部分分級効率を表すグラフ、図6は、回転羽根が110rpmで回転したときの本実施例の効果を説明するためのグラフ、図7は、回転羽根が140rpmで回転したときの微粉炭の粒子径に対する部分分級効率を表すグラフ、図8は、回転羽根が140rpmで回転したときの本実施例の効果を説明するためのグラフである。
本実施例の竪型ミルは、石炭(原炭)やバイオマスなどの固形物を粉砕するものである。ここで、バイオマスとは、再生可能な生物由来の有機性資源であり、例えば、間伐材、廃材木、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ及びこれらを原料としたリサイクル燃料(ペレットやチップ)などであり、ここに提示したものに限定されることはない。
本実施例の竪型ミルにおいて、図1に示すように、ハウジング11は、円筒の中空形状をなし、上部に石炭供給管12が装着されている。この石炭供給管12は、図示しない石炭供給装置からハウジング11内に石炭を供給するものであり、ハウジング11の中心位置に上下方向(鉛直方向)に沿って配置され、下端部が下方まで延設されている。
ハウジング11は、下部に粉砕テーブル13が配置されている。この粉砕テーブル13は、ハウジング11の中心位置に石炭供給管12の下端部に対向して配置されている。また、この粉砕テーブル13は、下部に鉛直方向に沿った回転軸心を有する回転軸14が連結され、ハウジング11に回転自在に支持されている。この回転軸14は、駆動ギアとしてのウォームホイール15が固結され、ハウジング11に搭載された駆動モータ(図示略)のウォームギア16がこのウォームホイール15に噛み合っている。従って、駆動モータによりウォームギア16、ウォームホイール15、回転軸14を介して粉砕テーブル13が駆動回転可能となっている。
また、粉砕テーブル13は、外周側にリング形状をなすテーブルライナ17が固定されている。このテーブルライナ17は、表面(上面)が粉砕テーブル13の外周側に行くほどに高くなる傾斜面となっている。そして、この粉砕テーブル13(テーブルライナ17)の上方に対向して複数の粉砕ローラ18が配置されると共に、各粉砕ローラ18を駆動回転するローラ駆動装置19が設けられている。このローラ駆動装置19は、例えば、モータであって、粉砕ローラ18に駆動力を付与することができる。
即ち、支持軸21は、後端部がローラ駆動装置19に支持され、このローラ駆動装置19は、ハウジング11の側壁部に取付軸22に支持されることで、支持軸21の先端部が上下方向に揺動可能となっている。この支持軸21は、先端部が粉砕テーブル13の回転軸心方向を向き、且つ、下方に傾斜するように配置され、粉砕ローラ18が装着されている。
また、ローラ駆動装置19(支持軸21)は、上方に延びる上部アーム24が設けられ、ハウジング11に固定された押圧装置としての油圧シリンダ25の押圧ロッド26の先端部が、この上部アーム24の先端部に連結されている。ローラ駆動装置19(支持軸21)は、下方に延びる下部アーム27が設けられ、先端部がハウジング11に固定されたストッパ28に当接可能となっている。従って、油圧シリンダ25により押圧ロッド26を前進させると、上部アーム24を押圧し、ローラ駆動装置19及び支持軸21を取付軸22を支点として図1にて時計回り方向に回動することができる。このとき、下部アーム27がストッパ28に当接することで、ローラ駆動装置19及び支持軸21の回動位置が規定される。
つまり、粉砕ローラ18は、粉砕テーブル13(テーブルライナ17)との間で石炭を粉砕するものであり、粉砕ローラ18の表面と粉砕テーブル13(テーブルライナ17)の表面との間に所定隙間を確保する必要がある。そのため、油圧シリンダ25により支持軸21が所定の回動位置に規定されることで、粉砕ローラ18の表面と粉砕テーブル13の表面との間に、石炭を取り込んで粉砕可能な所定隙間が確保される。
この場合、粉砕テーブル13が回転すると、この粉砕テーブル13上に供給された石炭は、その遠心力により外周側に移動され、粉砕ローラ18と粉砕テーブル13との間に入り込む。粉砕ローラ18は、粉砕テーブル13側に押圧されているため、粉砕テーブル13の回転力が石炭を介して伝達され、粉砕ローラ18は、この粉砕テーブル13の回転に連動して回転することができる。
なお、本実施例にて、粉砕ローラ18を先端部側の径が小さくなるような円錐台形状とし、粉砕ローラ18の表面を平坦として構成したが、この形状に限定されるものではない。例えば、粉砕ローラ18をタイヤ形状としたりしてもよい。また、本実施例にて、粉砕ローラ18は、複数(3個)設けられ、粉砕テーブル13の回転方向に沿って等間隔に配置されている。この場合、粉砕ローラ18の数や配置は、粉砕テーブル13、粉砕ローラ18などの大きさなどに応じて適宜設定すればよいものである。
また、ハウジング11は、下部に粉砕テーブル13の外周辺に位置して一次空気が送り込まれる入口ポート31が設けられている。また、ハウジング11は、上部に石炭供給管12の外周辺に位置して粉砕した石炭(微粉炭)を排出する出口ポート32が設けられている。そして、ハウジング11は、この出口ポート32の下方にて、微粉炭を分級する回転式分級機としてのロータリセパレータ33が設けられている。このロータリセパレータ33は、石炭供給管12の外周部に設けられ、駆動装置34により駆動回転可能となっている。また、ハウジング11は、下部に異物排出管35が設けられている。この異物排出管35は、石炭に混在する礫や金属片などの異物(スピレージ)を粉砕テーブル13の外周部から落下させて排出するものである。
ここで、本実施例の回転式分級機としてのロータリセパレータ33について詳細に説明する。このロータリセパレータ33は、図1及び図2に示すように、円板形状をなす上部支持枠41と下部支持枠42との間であって、その外周側に複数の回転羽根43が周方向に所定間隔(均等間隔)で固定されて構成されている。この各回転羽根43は、平板形状をなして構成され、上下方向(鉛直方向)に沿って設けられると共に、ロータリセパレータ33の回転方向に対して傾斜して設けられている。この場合、上部支持枠41の外径に対して下部支持枠42の外径が小さく形成されていることから、各回転羽根43は、下端がロータリセパレータ33の回転中心側に接近するように傾斜して配置されている。なお、上部支持枠41と下部支持枠42とで本発明の枠体が構成され、上部支持枠41と下部支持枠42との間の領域が開口として機能する。
この回転羽根43は、図3及び図4に示すように、回転方向の前面(図4にて左側の面)が、外周側の回転軌跡G1に対する接線Tに対して鋭角に傾斜すると共に、外端43a側と内端43b側との間に凹部51を形成する傾斜面52を有している。この場合、回転軌跡Gに対する接線Tは、回転羽根43における外周側の回転軌跡G1と、回転羽根43における回転方向の前面の外端43aとの交点における接線である。
具体的に、この傾斜面52は、回転羽根43の外端43a側に位置する第1傾斜面53と内端43b側に位置する第2傾斜面54とからなり、第1傾斜面53における接線Tに対する傾斜角度α1が、第2傾斜面54における接線Tに対する傾斜角度α2より大きく設定されている。
そして、この第1傾斜面53と第2傾斜面54は、それぞれ上下方向に沿う平坦面であって、各傾斜面53,54の間に上下方向(鉛直方向)に沿う屈曲線Lが設けられている。この屈曲線Lは、回転羽根43における幅方向(または、ロータリセパレータ33の径方向)の中間部に設けられており、回転羽根43における外周側の回転軌跡G1と内周側の回転軌跡G2との中間位置に屈曲線Lと交差する中心軌跡Oが位置している。即ち、第1傾斜面53の幅と第2傾斜面54の幅は、ほぼ同様の長さに設定されている。そして、第1傾斜面53と第2傾斜面54とのなす角度βは、180度未満に設定される。
そのため、ロータリセパレータ33における外周部、つまり、複数の回転羽根43における外周側の回転軌跡G1と内周側の回転軌跡G2との間の領域が分級領域Aとなっている。つまり、ロータリセパレータ33が、図2及び図3の矢印方向に回転するとき、微粉炭の粒子が複数の回転羽根43における外周側の回転軌跡G1から分級領域Aに侵入したとき、この分級領域Aで、所定粒径より小さい粒径の微粒粉が回転羽根43の間を内部に通過し、所定粒径より大きい粒径の粗粒粉が回転羽根43により外部にはじかれる。
なお、本実施例では、所定厚さ、所定幅、所定長さ(所定高さ)を有する板材を幅方向における中間位置(屈曲線L)で屈曲することで、回転羽根43における回転方向の前面に、凹部51を形成する傾斜面52(第1傾斜面53、第2傾斜面54)を形成したものであり、回転羽根43における回転方向の後面も同様の形状となっている。但し、この回転羽根43における回転方向の後面は、回転羽根43の回転抵抗や分級性能に影響を及ぼさない形状であれば、いずれの形状であってもよい。
このように構成された本実施例の回転式竪型ミルにて、図1に示すように、石炭が石炭供給管12からハウジング11内に供給されると、この石炭は、石炭供給管12内を落下し、粉砕テーブル13上の中心部に供給される。このとき、粉砕テーブル13が所定の速度で回転していることから、粉砕テーブル13上の中心部に供給された石炭は、遠心力が作用して四方に分散するように移動し、粉砕テーブル13の全面に一定の層が形成される。即ち、石炭が粉砕ローラ18と粉砕テーブル13との間に入り込む。
すると、粉砕テーブル13の回転力が石炭を介して粉砕ローラ18に伝達され、粉砕テーブル13の回転に伴って粉砕ローラ18が回転する。このとき、粉砕ローラ18は、油圧シリンダ25により粉砕テーブル13側に押圧支持されていることから、粉砕ローラ18は回転しながらこの石炭を押圧して粉砕する。
粉砕ローラ18により粉砕された石炭、つまり、微粉炭は、入口ポート31からハウジング11内に送り込まれた一次空気により、乾燥されつつ上昇する。この上昇した微粉炭は、ロータリセパレータ33により分級され、粗粒粉は落下して再び粉砕テーブル13上に戻されて再粉砕が行われる。一方、微粒粉は、ロータリセパレータ33を通過し、気流に乗って出口ポート32から排出される。また、石炭に混在した礫や金属片などのスピレージは、粉砕テーブル13の遠心力により外周部から外方に落下し、異物排出管35により排出される。
即ち、ロータリセパレータ33にて、図3に示すように、回転羽根43が回転するとき、微粉炭における粗粒粉は、質量(重量)が大きいことから、慣性力が大きくて高い直進性を有している。そのため、粗粒粉P1は、回転羽根43における第1傾斜面53または第2傾斜面54に衝突し、いずれに衝突した場合であっても、回転羽根43の間を通過することが困難となり、外部にはじき出されて排除される。一方、微粉炭における微粒粉は、粗粒粉に比べて、質量(重量)が小さいことから、慣性力が小さくて直進性が低い。そのため、微粒粉P2は、回転羽根43における第1傾斜面53または第2傾斜面54に衝突しにくく、衝突した場合であっても、外部にはじきとばされずに回転羽根43の間を通過し、内部に入り込む。そのため、回転羽根43は、粗粒粉P1を排除し、微粒粉P2だけを内部に入り込むことができる。
ここで、本実施例のロータリセパレータ33による微粉炭の分級シミュレーション結果について説明する。図5に示すグラフは、ロータリセパレータ33(回転羽根43)の回転数を110rpmに設定し、異なる粒子径の微粉炭における分級結果を表すグラフである。ここで、横軸は、微粉炭の粒子径(μm)であり、縦軸は、部分分級効率(通過率%)であり、実線は、本実施例のロータリセパレータ33(回転羽根43)、一点鎖線は、従来のロータリセパレータ(平面形状の回転羽根)である。
石炭焚きボイラで使用される微粉炭は、一般的に、粒子径が75μm以下のものが最適とされ、粒子径が150μm以上のものが不適である。そのため、竪型ミルのロータリセパレータは、粒子径が75μm以下の微粉炭をより多く通過させ、粒子径が150μm以上の微粉炭をできるだけ排除する必要がある。
この図5のグラフからわかるように、実線で表す本実施例のロータリセパレータ33(回転羽根43)による分級では、粒子径が75μm以下の微粉炭をほぼ100%通過させることが可能であり、粒子径が75μmを超えてから通過率が低下し、粒子径が150μm以上の微粉炭をほぼ90%を超えて(通過率10%を下回って)排除することが可能である。一方、一点鎖線で表す従来のロータリセパレータによる分級では、粒子径が75μm以下の微粉炭をほぼ100%通過させることが可能であり、粒子径が75μmを超えてから通過率が低下するものの、粒子径が150μm以上の微粉炭については、ほぼ85%程度(通過率15%程度)しか排除することができない。
具体的に、図6に示すように、粒子径が150μmの微粉炭による分級では、本実施例のロータリセパレータ33(回転羽根43)の通過率を10%以下にすることができるが、従来のロータリセパレータの通過率が15%以上となってしまう。即ち、本実施例のロータリセパレータ33(回転羽根43)は、従来のロータリセパレータに比べて、粒子径が150μm以上の微粉炭を効率良く排除しており、高い分級効率を有している。
また、図7に示すグラフは、ロータリセパレータ33(回転羽根43)の回転数を140rpmに設定し、異なる粒子径の微粉炭における分級結果を表すグラフである。つまり、ロータリセパレータ33の回転数を高くすることで、粒子径の大きい微粉炭を通過しにくくし、分級後の微粉炭の平均粒子径を低下させようとしている。
この場合にあっては、図7のグラフからわかるように、実線で表す本実施例のロータリセパレータ33(回転羽根43)による分級では、粒子径が50μm以下の微粉炭をほぼ100%通過させることが可能であり、粒子径が50μmを超えてから通過率が低下し、粒子径が100μm以上の微粉炭をほぼ95%を超えて(通過率5%を下回って)排除することが可能である。一方、一点鎖線で表す従来のロータリセパレータによる分級では、粒子径が50μm以下の微粉炭をほぼ100%通過させることが可能であり、粒子径が50μmを超えてから通過率が低下するものの、粒子径が100μm以上の微粉炭については、ほぼ95%程度(通過率5%程度)しか排除することができない。
具体的に、図8に示すように、粒子径が150μmの微粉炭による分級では、本実施例のロータリセパレータ33(回転羽根43)の通過率をほぼ0%にすることができるが、従来のロータリセパレータの通過率が3%程度となってしまう。即ち、本実施例のロータリセパレータ33(回転羽根43)は、従来のロータリセパレータに比べて、粒子径が150μm以上の微粉炭を効率良く排除しており、高い分級効率を有している。
このように本実施例の回転式分級機にあっては、円板形状をなす上部支持枠41と下部支持枠42との間の外周部に複数の回転羽根43を周方向に所定間隔で固定することで、ロータリセパレータ33を構成し、この回転羽根43における回転方向の前面に、外周側の回転軌跡G1に対する接線Tに対して鋭角に傾斜すると共に、外端43a側と内端43b側との間に凹部51を形成する傾斜面52を設けている。
従って、回転羽根43は、回転方向の前面に凹部51を形成する傾斜面52が設けられていることから、回転羽根43が回転するとき、直進性の高い粗粒粉はこの傾斜面52に衝突した後に外部に排除される一方、直進性の低い微粒粉はこの傾斜面52に衝突した後に内部に入り込まれる。そのため、複数の回転羽根43により、粗粒粉を排除することができる一方で、微粒粉を通過させることができ、分級効率を向上することができる。
本実施例の回転式分級機では、この傾斜面52として、回転羽根43の外端43a側に位置する第1傾斜面53と、内端43b側に位置する第2傾斜面54とを設け、第1傾斜面53における接線Tに対する傾斜角度α1を、第2傾斜面54における接線Tに対する傾斜角度α2より大きく設定している。従って、回転羽根43が回転するとき、直進性の高い粗粒粉が内側に位置する第2傾斜面54に衝突しても外部に排除される一方、直進性の低い微粒粉は、外側に位置する第1傾斜面53に衝突しても内部に入り込まれることとなり、分級効率を向上することができる。
本実施例の回転式分級機では、第1傾斜面53と第2傾斜面54をそれぞれ上下方向に沿う平坦面とし、各傾斜面53,54の間に上下方向に沿う屈曲線Lを設けている。従って、屈曲線Lに対して第1傾斜面53と第2傾斜面54を設けることで、簡単な構成で分級効率を向上することができる。
本実施例の回転式分級機では、屈曲線Lを回転羽根43における幅方向の中間部に設けている。従って、第1傾斜面53と第2傾斜面54を最適な領域に設定することができる。
本実施例の回転式分級機では、第1傾斜面53と第2傾斜面54との角度βを180度未満に設定している。従って、第1傾斜面53と第2傾斜面54により粗粒粉と微粒粉を適正に分級することができる。
また、本実施例の竪型ミルにあっては、中空形状をなすハウジング11と、ハウジング11内の下部に鉛直方向に沿う回転軸心をもって駆動回転可能に支持される粉砕テーブル13と、粉砕テーブル13の上方に対向して配置されて回転自在に支持される粉砕ローラ18と、ハウジング11内の上部に設けられて微粉炭を分級可能な回転式分級機としてのロータリセパレータ33とを設け、ロータリセパレータ33の外周に設けられる複数の回転羽根43における回転方向の前面に、外周側の回転軌跡G1に対する接線Tに対して鋭角に傾斜すると共に、外端43a側と内端43b側との間に凹部51を形成する傾斜面52を設けている。
従って、粉砕ローラ18と粉砕テーブル13の間に石炭が入り込んだとき、粉砕テーブル13の回転力が石炭を介して粉砕ローラ18に伝達されて連れ回りし、石炭は押圧荷重が与えられて粉砕される。その後、粉砕された微粉炭子は、ハウジング11内を上昇してロータリセパレータ33により分級される。このとき、回転羽根43が回転すると、直進性の高い粗粒粉はこの傾斜面52に衝突した後に外部に排除される一方、直進性の低い微粒粉はこの傾斜面52に衝突した後に内部に入り込まれる。そのため、複数の回転羽根43により、粗粒粉を排除することができる一方で、微粒粉を通過させることができ、分級効率を向上することができる。
なお、上述した実施例では、回転羽根43における回転方向の前面に角度の異なる第1傾斜面53と第2傾斜面54を設けたが、この構成に限定されるものではない。以下に、本実施例の回転式分級機における回転羽根の変形例を説明する。
図9から図11は、本発明の変形例に係る回転式分級機における回転羽根を表す概略図である。
変形例1において、図9に示すように、回転羽根60は、回転方向の前面(図9にて左側の面)が、外周側の回転軌跡G1に対する接線Tに対して鋭角に傾斜すると共に、凹部61を形成する傾斜面62を有している。そして、この傾斜面62として、回転羽根60の外側から第1傾斜面63と第2傾斜面64と第3傾斜面65とを設け、第1傾斜面63の傾斜角度が最も大きく、第3傾斜面65の傾斜角度が最も小さくく設定されている。
そして、この各傾斜面63,64,65は、それぞれ上下方向に沿う平坦面であって、その間に上下方向(鉛直方向)に沿う屈曲線L1,L2が設けられている。この屈曲線L1,L2により各傾斜面63,64,65の幅は、ほぼ同様の長さに設定されている。そして、第1傾斜面63と第3傾斜面65とのなす角度は、180度未満に設定される。
この回転羽根60であっても、回転羽根43と同様に、回転するとき、所定粒径より小さい粒径の微粒粉を内部に通過させ、所定粒径より大きい粒径の粗粒粉を外部にはじくことができる。なお、傾斜面の数は、2個または3個に限らず、4個以上設けてもよいものである。
変形例2において、図10に示すように、回転羽根70は、回転方向の前面(図10にて左側の面)が、外周側の回転軌跡G1に対する接線Tに対して鋭角に傾斜すると共に、凹部71を形成する傾斜面72を有している。この傾斜面72は、外端側から内端側に向けて湾曲する湾曲面である。そして、この回転羽根70であっても、回転羽根43と同様に、回転するとき、所定粒径より小さい粒径の微粒粉を内部に通過させ、所定粒径より大きい粒径の粗粒粉を外部にはじくことができる。そして、傾斜面72を湾曲面とすることで、分級する粒子径に拘わらず、微粉炭を適正に分級することができる。
変形例3において、図11に示すように、回転羽根80は、回転方向の前面(図11にて左側の面)が、外周側の回転軌跡G1に対する接線Tに対して鋭角に傾斜すると共に、凹部81を形成する傾斜面82を有している。そして、この傾斜面82として、回転羽根80の外側から第1傾斜面83と第2傾斜面84とを設け、第1傾斜面83の傾斜角度が大きく設定されている。なお、この各傾斜面83,84は、回転羽根43の各傾斜面53,54とほぼ同様の形状となっている。
そして、この回転羽根80は、回転方向の後面(図11にて右側の面)が平坦面であり、回転抵抗や分級性能に影響を及ぼさない形状となっている。この回転羽根80であっても、回転羽根43と同様に、回転するとき、所定粒径より小さい粒径の微粒粉を内部に通過させ、所定粒径より大きい粒径の粗粒粉を外部にはじくことができる。
なお、上述した実施例では、円板形状をなす上部支持枠41と下部支持枠42との間の外周側に複数の回転羽根43を周方向に所定間隔で固定してロータリセパレータ33を構成したが、支持枠41,42や回転羽根43の形状は、実施例に限定されるものではない。
また、本発明の回転式分級機を竪型ミルに適用して説明したが、この構成に限定されるものではなく、微粉炭以外のものを分級するものに適用してもよい。
11 ハウジング
12 石炭供給管
13 粉砕テーブル
17 テーブルライナ
18 粉砕ローラ
19 ローラ駆動装置
25 油圧シリンダ
33 ロータリセパレータ(回転式分級機)
41 上部支持枠(枠体)
42 下部支持枠
43,60,70,80 回転羽根
51,61,71,81 凹部
52,62,72,82 傾斜面
53,63,83 第1傾斜面
54,64,84 第2傾斜面
65 第3傾斜面

Claims (7)

  1. 外周部に開口を有する回転自在な枠体と、
    前記枠体の開口部に周方向に所定間隔で固定される複数の回転羽根と、
    を備え、
    前記回転羽根は、回転方向の前面が、外周側の回転軌跡に対する接線に対して鋭角に傾斜すると共に、外端側と内端側との間に凹部を形成する傾斜面を有する、
    ことを特徴とする回転式分級機。
  2. 前記傾斜面は、外端側に位置する第1傾斜面と内端側に位置する第2傾斜面とを有し、前記第1傾斜面における前記接線に対する傾斜角度が、前記第2傾斜面における前記接線に対する傾斜角度より大きく設定されることを特徴とする請求項1に記載の回転式分級機。
  3. 前記傾斜面は、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間に鉛直方向に沿う屈曲線が設けられることを特徴とする請求項2に記載の回転式分級機。
  4. 前記屈曲線は、前記回転羽根における幅方向の中間部に設けられることを特徴とする請求項3に記載の回転式分級機。
  5. 前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との角度が180度未満に設定されることを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載の回転式分級機。
  6. 前記傾斜面は、外端側から内端側に向けて湾曲する湾曲面を有することを特徴とする請求項1に記載の回転式分級機。
  7. 中空形状をなすハウジングと、
    前記ハウジング内の下部に鉛直方向に沿う回転軸心をもって駆動回転可能に支持される粉砕テーブルと、
    前記粉砕テーブルの上方に対向して配置されて回転自在に支持される粉砕ローラと、
    前記ハウジング内の上部に設けられて粉砕物を分級可能な回転式分級機と、
    を備え、
    前記回転式分級機の外周に設けられる複数の回転羽根は、回転方向の前面が、外周側の回転軌跡に対する接線に対して鋭角に傾斜すると共に、外端側と内端側との間に凹部を形成する傾斜面を有する、
    ことを特徴とする竪型ミル。
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