JP2014041543A - 路面交通信号機および路面交通信号表示方法 - Google Patents

路面交通信号機および路面交通信号表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 交通信号の色の変化を触覚や振動リズムの違いにより識別させる。
【解決手段】 交通信号機に点灯表示する色を示す点灯表示色情報を入力し、その点灯表示色情報に基づくパターン信号を出力するパターン決定手段と、凸状態および凹状態に変化する可動部の上面が凸状態または凹状態において路面との間に段差を形成する可動凹凸モジュールを複数配置した路面凹凸パターン形成手段と、パターン決定手段が出力するパターン信号を入力し、そのパターン信号に応じて路面凹凸パターン形成手段の複数の可動凹凸モジュールを個々に駆動する駆動制御信号を出力して、路面凹凸パターン形成手段にパターン信号に応じた凹凸パターンを形成させる凹凸パターン制御手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は路面交通信号機および路面交通信号表示方法に関し、特に、路上交通信号機に表示される信号灯の各色と連動して、対応する凹凸パターンを路面に形成する路面交通信号機および路面交通信号表示方法に関する。
交通ルールの基本は、歩行者および車両の運転者がともに交通信号機の表示に従って交差点の通過や道路の横断をすることである。車両の運転中において、交差点などの交通信号機が設置された場所を走行する際に、運転者は交通信号機の表示状態を目視により確認し、これに基づいて、停止するか、交差点内に進入するかの判断を行う。また、歩行者も道路の横断にあたっては、交通信号機の表示状態を確認してから道路を渡る。
ところが、車両がトラックなどの大型車の後方を走行している場合や、早朝や夕方で太陽光が交通信号機に乱反射している場合などには、運転者が交通信号機の点灯状態を直接目視により確認することが困難な場合もある。また、視覚障害を有する人が道路を横断する際には、信号が青に替わったことを告げる音声やメロディーを発する交通信号機が唯一の頼りとなっている。
車両の運転者を対象とした安全運転のための運転支援システムが特許文献1〜3に提案されている。
特許文献1が開示する技術は、路側発信機から路車間通信により交通信号の表示状態に関する信号情報信号を取得して、これに基づいて車両の運転者に対する運転支援を提供する技術である。また、特許文献2には、そのような路側発信機の設置数を削減する技術が開示されている。さらにまた、特許文献3は、5叉路や6叉路のような複雑な形態の交差点において、車両の運転者に的確に信号情報を提供することができる車載端末装置を開示している。特許文献3が開示する運転支援システムも、路側に設置された送信装置と車載端末装置との間で路車間通信を行うことにより、交差点の信号機の点灯表示情報を最適に運転者に提供する構成となっている。
また、車両の運転者に注意喚起することを目的とした道路防災システムが特許文献4に開示されている。特許文献4によれば、濃霧の発生、路面凍結、路面落下物の存在などの道路状態の異常を運転者に事前に注意喚起するにあたって、通常時は平坦な路面に凹凸を生じさせて体感振動で注意を促すようにしている。さらに、特許文献5には路面に埋設した信号機が開示されている。この特許文献5が開示する路面信号機は、路面から突出した部分の側面に赤黄青の各色の発光ダイオードを設け、路上の信号機に同調して色を発するように構成されている。つまり、歩道側に青表示している場合は車道側に赤表示するようになっている。
特開2003-77093号公報 特開2004-348287号公報 特開2006-285732号公報 特開2001-152417号公報 特開平3-216800号公報
特許文献1〜3が提案する技術は路車間通信を必要とする。そのため、路側に発信装置を必要とし、さらに車両側には、例えばナビゲーションシステムのような車載端末装置を必要とする。ITS(高度道路交通システム)に関する総務省掲載の資料(www.soumu.go.jp/main_content/000018504.pdf)によると、2011年でのナビゲーションシステムの普及率予測は、約40%であると共に今後も普及には時間がかかることが想定される。そして、全ての車両がナビゲーションシステムを設備して、特許文献1〜3に記載の発明が組み込まれるようになるには更なる年月を要することが推測される。
また、特許文献4が開示する道路防災システムは、道路の異常状態が前方に発生していることを運転者に注意喚起するだけである。
特許文献5による路面信号機は、路上の信号機と同様に路上に表示された赤黄青の各色を識別して、歩行者や車両の運転者が視覚的に判断する信号機である。
このように、特許文献1〜5に開示されたいずれの技術も、交通信号機の表示色を触覚や振動リズム等の体感で識別させるものではない。
本発明の目的は、上記の課題を解決して、交通信号機の表示色と同期した凹凸パターンを路面に形成して、触覚や振動リズム等の体感で表示色を識別できる路面交通信号機および路面交通信号表示方法を提供することにある。
上記の目的を実現するために、本発明の一形態である路面交通信号機は、交通信号機に点灯表示する色を示す点灯表示色情報を入力し、前記点灯表示色情報に基づくパターン信号を出力するパターン決定手段と、凸状態および凹状態に変化する可動部の上面が凸状態または凹状態において路面との間に段差を形成する可動凹凸モジュールを複数配置した路面凹凸パターン形成手段と、前記パターン決定手段が出力する前記パターン信号を入力し、前記パターン信号に応じて前記路面凹凸パターン形成手段の複数の前記可動凹凸モジュールを個々に駆動する駆動制御信号を出力して、前記路面凹凸パターン形成手段に前記パターン信号に応じた凹凸パターンを形成させる凹凸パターン制御手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の他の形態である路面交通信号表示方法は、交通信号機に点灯表示する色を示す点灯表示色情報に基づいてパターン決定手段がパターン信号を出力し、凹凸パターン制御手段が前記パターン信号を入力し、前記パターン信号に応じて路面に複数配置した、凸状態および凹状態に変化する可動部の上面が凸状態または凹状態において路面との間に段差を形成する可動凹凸モジュールを個々に駆動する駆動制御信号を出力し、前記駆動制御信号に基づいて個々に駆動される複数の前記可動凹凸モジュールにより、前記パターン信号に応じた凹凸パターンを路面に形成することを特徴とする。
本発明は、交通信号機の信号灯に表示される色と同期して、各色に対応した凹凸パターンを路面に形成して、触覚や振動リズム等の体感で表示色を識別することができる。
本発明の第1の実施形態の路面交通信号機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の路面交通信号機の動作を示すフロー図である。 本発明の第2の実施形態の路面交通信号機の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の路面交通信号機の各構成を交差点付近に配置した例を示す概念図である。 路面凹凸パターン形成部における可動凹凸モジュールの配置例を示す概念図である。 可動凹凸モジュールの動作形態を指定するパターン信号の例を示す信号パターン図である。 可動凹凸モジュールの構成例を示す上面図と断面図である。 第3の実施形態で使用する可動凹凸モジュールを示す模式図である。 第4の実施形態の路面交通信号機の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態の路面交通信号機の動作を示すフロー図である。 第5の実施形態の路面交通信号機の配置例を示す概念図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の路面交通信号機の構成を示すブロック図である。
尚、実施の形態は例示であり、開示の発明は、以下の実施の形態の構成には限定されない。
本発明の第1の実施形態である路面交通信号機1は、パターン決定手段10、凹凸パターン制御手段20および路面凹凸パターン形成手段30を含む構成となっている。
路面凹凸パターン形成手段30は、複数の可動凹凸モジュール301が配備されて構成されている。可動凹凸モジュール301は、凸状態および凹状態に変化する可動部の上面が凸状態または凹状態において路面との間に段差を形成するものである。例えば、可動部が凹状態では路面と水平になり、可動部が凸状態になると路面から突出して、可動部と路面との間に段差を形成する。また、逆に、可動部が凸状態で路面と水平になり、可動部が凹状態になると路面から陥没することにより、可動部と路面との間に段差を形成するものでもよい。
パターン決定手段10は、交通信号機に点灯表示する色を示す点灯表示色情報を入力し、その点灯表示色情報に基づくパターン信号を出力する。
凹凸パターン制御手段20は、パターン決定手段10が出力するパターン信号を入力し、パターン信号に応じて路面凹凸パターン形成手段30の複数の可動凹凸モジュール301を個々に駆動する駆動制御信号を出力する。そして、凹凸パターン制御手段20は、駆動制御信号により路面凹凸パターン形成手段30にパターン信号に応じた凹凸パターンを形成させる。
図2は、本発明の第1の実施形態の路面交通信号機1の動作を示すフロー図である。
最初に、交通信号機に点灯表示する色を示す点灯表示色情報に基づいてパターン決定手段がパターン信号を出力する(S101)。
次に、凹凸パターン制御手段がそのパターン信号を入力し、パターン信号に応じて可動凹凸モジュールを個々に駆動する駆動制御信号を出力する(S102)。可動凹凸モジュールは、路面に複数配置され、凸状態および凹状態に変化する可動部の上面が凸状態または凹状態において路面との間に段差を形成するものである。
そして、駆動制御信号に基づいて個々に駆動される複数の可動凹凸モジュールにより、パターン信号に応じた凹凸パターンを路面に形成する(S103)。
このように、本実施形態の路面交通信号機は、交通信号機に点灯表示する点灯表示色と同期して、点灯表示色に対応する凹凸パターンを路面に形成する。そのため、交通信号機の表示色が視認しにくい場合であっても、路面に形成された凹凸パターンに基づいて、触覚や振動リズムによる体感で交通信号機の表示色を知らせることができる。
第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態の路面交通信号機の構成を示すブロック図である。
第2の実施形態の路面交通信号機2は、信号タイミング生成機101、信号灯制御機102および赤黄青の信号灯103を備える交通信号機の点灯表示色と同期して路面に凹凸形状を形成する。交通信号機の信号タイミング生成機101が出力する赤黄青の信号タイミングは、通常、交通信号機として表示すべき赤黄青いずれかの色の状態信号として信号灯制御機102に供給される。信号灯制御機102は、受信した状態信号に応じて信号灯103の表示色の点灯制御を実施する。
第2の実施形態の路面交通信号機2は、凹凸モジュール制御機21と路面凹凸パターン形成部31を備える。
路面凹凸パターン形成部31は、複数の可動凹凸モジュール311が配置されて構成される。可動凹凸モジュールは、可動部が凹状態と凸状態に変化する可動モジュールで詳細は後述する。この可動凹凸モジュールは路面に埋設され、例えば、凹状態では可動部が路面と水平になり、凸状態では可動部が路面から突出した形状になる。
凹凸モジュール制御機21は、パターン決定部211と凹凸パターン制御部212を含む。
交通信号機の信号タイミング生成機101が出力する赤黄青いずれかの色の状態信号は、信号灯制御機102に供給されると同時にパターン決定部211にも供給される。パターン決定部211は、受信した赤黄青いずれかの色の状態信号に対応するパターン信号を出力する。このパターン信号は凹凸パターン制御部212に供給される。凹凸パターン制御部212は、入力したパターン信号に基づいて複数の可動凹凸モジュール311を個々に駆動する駆動制御信号を出力する。
路面凹凸パターン形成部31に配置された複数の可動凹凸モジュールが個々に駆動されることにより、凹凸パターンが路面に形成される。
なお、第1の実施形態のパターン決定手段10、凹凸パターン制御手段20および路面凹凸パターン形成手段30は、第2の実施形態のパターン決定部211、凹凸パターン制御部212および路面凹凸パターン形成部31にそれぞれ対応する。
図4は、第2の実施形態の路面交通信号機の各構成を交差点付近に配置した例を示す概念図である。
信号灯103が交差点の路上に配置され、交差点に進入する直前の各方向の車道の路面には路面凹凸パターン形成部31が配置されている。道路端には凹凸モジュール制御機21が配置されている。なお、交通信号機の信号タイミング生成機101および信号灯制御機102も凹凸モジュール制御機21と共通の筐体に含まれているものとする。
従って、交差点に進入する自動車40の運転者は、交通信号機の信号灯を視認するとともに、路面交通信号機の路面凹凸パターン形成部31の上を通過することになる。その際に、自動車40の運転者は、路面凹凸パターン形成部31が路面に形成した凹凸パターン上を通過することにより生じる振動リズムを体感する。
図5は、路面凹凸パターン形成部31における複数の可動凹凸モジュール311の配置例を示す概念図である。この配置例では、縦12段横5列に60個の可動凹凸モジュール311が路面凹凸パターン形成部31に配置されている。
個々の可動凹凸モジュールは、後述するように駆動制御信号により駆動され、路面に対して平坦状態または突出状態に状態が変化する。突出状態になったときは、自動車のタイヤがそれに乗り上げることになるので、運転者は振動を感じる。
図5に示す配置例では、可動凹凸モジュールがAグループ、Bグループ、Cグループの3種類にグルーピングされている。そして、信号灯が青色の場合は全てのグループは平坦な状態、黄色の場合はグループAとグループBが突出状態でグループCは平坦状態、赤色の場合はグループAとグループCが突出状態でグループBは平坦状態に制御される。
このように制御することにより、信号灯に表示される色に対応した凹凸パターンが路面に形成される。従って、この対応を周知しておくことにより、自動車の運転者は交差点に進入する手前の路面を通過する際に感じる振動リズムにより、信号灯に表示される色を認識することができる。
図6は、可動凹凸モジュールの動作形態を指定するパターン信号の例を示す信号パターン図である。
信号灯の表示色が青色の場合はパターン青、黄色の場合はパターン黄、赤色の場合はパターン赤のパターン信号を出力する。この場合、図5を参照して説明したように、パターン青の場合は全ての可動凹凸モジュールが平坦状態、パターン黄の場合はグループAとグループBのみが突出状態、パターン赤の場合はグループAとグループCのみが突出状態になるパターン信号となっている。
なお、図5では縦の4段、8段、12段には可動凹凸モジュールが配置されていないが、これらの箇所に対応する位置は平坦状態としてパターン信号が作成されている。
図6に示すようなパターン信号がパターン決定部211から出力されると、凹凸パターン制御部212は、パターン信号と同じパターン形状を有する駆動制御信号を路面凹凸パターン形成部31に出力する。そして、路面凹凸パターン形成部31に配置された可動凹凸モジュール311は、駆動制御信号に基づいて平坦状態や突出状態になり、路面に凹凸パターンを形成する。
つまり、パターン信号がパターン青の場合は路面全体が平坦状態となる。この状態で交差点に進入しようとする自動車の運転者が体感する振動パターンは、通常の路面と変わらないので違和感がない。また、パターン信号がパターン黄の場合は、自動車の進行方向に対して大きな凹凸パターンが路面に形成される。この状態で交差点に進入しようとする自動車の運転者は、パターン黄の凹凸パターンが形成された路面により、大き目の振動パターンを体感する。そして、その体感した振動パターンに基づいて信号灯の表示色が黄色になったことを認識する。更に、パターン信号がパターン赤の場合は、自動車の進行方向に対して、パターン黄の場合と比較して凹凸の繰返し頻度が2倍となる小さな凹凸パターンが路面に形成される。この状態で交差点に進入しようとする自動車の運転者は、パターン赤の凹凸パターンが形成された路面により、細かい振動パターンを体感する。そして、パターン黄の状態よりも細かくなった振動パターンにより信号灯の表示色が赤色になったことを認識する。
次に、可動凹凸モジュールについて説明する。
図7は、可動凹凸モジュール311の構成例を示す上面図と、上面図に示すA−A’の線における断面図である。
可動凹凸モジュール311は、凹凸モジュール外郭311a、可動ブロック311b、作動油311cで構成されている。そして、油圧シリンダブロックを凹凸モジュール外郭311aが担っており、作動油311cの流出入により、可動ブロック311bが上下する。つまり、凹凸モジュール外郭311aは、可動ブロック311bの周囲を油密性で可動自在に覆うとともに油圧シリンダブロックとしての機能を有する。この可動凹凸モジュール311を、凹凸モジュール外郭311aが路面と同じレベルになるように高さを合わせて埋設する。駆動制御信号により個々の可動凹凸モジュール311への作動油311cの流出入を制御することにより、可動ブロック311bが路面から突出したり、路面と同じレベルを保つように駆動される。これにより、路面凹凸パターン形成部31としてパターン信号に対応した凹凸パターンを路面に形成する。
なお、可動凹凸モジュール311は、平坦状態と凹状態になるように構成されていてもよい。つまり、凸状態で路面と水平になり、凹状態で路面から陥没することにより路面に凹凸形状を形成する可動凹凸モジュールであってもかまわない。
以上に説明したように、本実施形態の路面交通信号機は、交通信号機に点灯表示する点灯表示色と同期して、点灯表示色に対応する凹凸パターンを交差点に進入する手前の車道の路面に形成する。そのため、交通信号機の表示色が視認しにくい場合であっても、路面に形成された凹凸パターンに基づいて、その上を通過する自動車の運転者は、振動リズムによる体感で交通信号機の表示色を知ることができる。
続いて、第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態の路面交通信号機は、可動凹凸モジュールを除いて第2の実施形態と同じ構成である。つまり、図3〜図6に示すブロック図、各構成の配置例、可動凹凸モジュールの配置例および信号パターン図は、第3の実施形態においても同じであり、前述した説明が適用される。
図8は、第3の実施形態で使用する可動凹凸モジュール400を示す模式図である。
可動凹凸モジュール400の基本構成は、図7を参照して説明した第2の実施形態の可動凹凸モジュール311と同様の構成を有している。つまり、可動凹凸モジュール400は、凹凸モジュール外郭401および可動ブロック402で構成され、可動ブロック402を上下に駆動するための作動油が内部に充填されている。
可動凹凸モジュール400は、可動ブロック402の上部に信号色プレート403が貼付されている点において第2の実施形態の可動凹凸モジュール311と異なる。
この信号色プレート403は、凹凸モジュールが路面と平坦な状態となっている時には、凹凸モジュール外郭401および可動ブロック402の上面に隠れて、凹凸モジュールが埋設された路面を通過する自動車の運転者からは視認できない状態になる。一方、凹凸モジュールが路面から突出した状態となった時には、運転者から視認できる状態となる。
図5を参照して説明したグルーピングされた可動凹凸モジュールの配置において、この信号色プレート403の色を次のように使い分ける。
グループAの各可動凹凸モジュールには、信号色プレート403を貼付しないか、無色のプレートを貼付する。グループBの各可動凹凸モジュールには、黄色の信号色プレート403を貼付する。そして、グループCの各可動凹凸モジュールには、赤色の信号色プレート403を貼付する。
このように、各グループの可動凹凸モジュールに信号色プレート403を色分けして貼付することにより、信号灯の色表示と同期して路面にパターンを形成すると同時に各パターンに対応する色が路面に表示される。つまり、パターン青の際には全ての可動凹凸モジュールが凹状態なので信号色プレート403は見えない。パターン黄の際には、グループAとグループBの可動凹凸モジュールが凸状態になるが、グループBの可動凹凸モジュールが運転者と対向する側となるので黄色の信号色プレート403が見える。そして、パターン赤の際には、グループAとグループCの可動凹凸モジュールが凸状態になるが、グループCの可動凹凸モジュールが運転者と対向する側となるので赤色の信号色プレート403が見える。
なお、信号色プレート403は、信号色表示と共に夜間での視認を容易にするために、反射板を用いてもよいし、ランプやLEDを内蔵して発光機能を持たせてもよい。
このように、本実施形態の路面交通信号機は、交通信号機に点灯表示する点灯表示色と同期して、点灯表示色に対応する凹凸パターンを交差点に進入する路面に形成すると同時に対応する色を表示する。そのため、交通信号機の表示色が視認しにくい場合であっても、路面に形成された凹凸パターンおよび表示された色に基づいて、その上を通過する自動車の運転者は、振動リズムによる体感のみならず視認により交通信号機の表示色を知ることができる。
第4の実施形態を説明する。
図9は第4の実施形態の路面交通信号機の構成を示すブロック図である。
上述した実施形態では横に配置された可動凹凸モジュールは全て同じ動作をするものであった。しかし、縦のみならず横の可動凹凸モジュールもグルーピングしてそれぞれ個別に動作させてパターンを形成するような場合には図6に示したようなパターン信号では対応できない。
本実施形態の路面交通信号機4は、凹凸モジュール制御機22と路面凹凸パターン形成部31で構成される。つまり、凹凸モジュール制御機22の構成が上記の実施形態とは異なる構成であり、路面凹凸パターン形成部31は上記の実施形態と同様の構成になっている。
凹凸モジュール制御機22は、パターン決定部221および凹凸パターン制御部222を含む構成となっている。
パターン決定部221は、図6のようなパターン形状を示すパターン信号ではなく、個々のパターンを識別できるパターン識別信号を出力する。パターン識別信号は、信号灯の表示色情報のみならず、表示色が変化することを知らせるためのパターンを形成するパターン識別信号を含む。例えば、表示色が青色から黄色に変わる数秒前(例えば、5秒前)には、赤黄青の表示色のパターンとは異なる凹凸パターンを路面に形成することができる。
つまり、パターン決定部221は、点灯表示色情報に従った表示色を指定するパターン識別信号以外にも、点灯表示色情報を受信してからのタイミングを計時して、表示色以外のパターン形成を指定するパターン識別信号を出力する。
一方、凹凸パターン制御部222は、パターン決定部221が出力するパターン識別信号に対応する凹凸パターンを形成するためのマトリックス駆動制御信号を出力する。マトリックス駆動制御信号は、路面凹凸パターン形成部31に配置された個々の可動凹凸モジュールの動作を指定する制御信号である。つまり、路面凹凸パターン形成部31にマトリックス状に配置された個々の可動凹凸モジュールを、縦横の配置位置を指定して作動油の流出入を制御するための信号である。
そのため、凹凸パターン制御部222は、パターン識別信号とマトリックス駆動制御信号とを対応付けた変換テーブル222aを備える。凹凸パターン制御部222は、パターン識別信号をパターン決定部221から入力すると、変換テーブル222aを参照してパターン識別信号と対応して予め決められている凹凸パターンを形成するために必要なマトリックス駆動制御信号を生成して、路面凹凸パターン形成部31に出力する。
図10は第4の実施形態の路面交通信号機の動作を示すフロー図である。
まず、パターン決定部が点灯表示色情報に基づいて、パターン識別信号を出力する(S201)。このパターン識別信号は、前述したように、必ずしも信号灯に点灯表示する色を示すものとは限らない。つまり、表示色の表示過程を示すような状態を示す識別信号も含まれる。
パターン識別信号に対応するマトリックス駆動制御信号が変換テーブルに規定されているので、凹凸パターン制御部は、変換テーブルを参照して出力されたパターン識別信号に対応するマトリックス駆動制御信号を識別する(S202)。マトリックス駆動制御信号は、前述したように、縦横の配置位置を指定してマトリックス状に配置された個々の可動凹凸モジュールを駆動する制御信号である。
凹凸パターン制御部は、変換テーブルを参照して識別したマトリックス駆動制御信号を生成して出力する(S203)。
マトリックス駆動制御信号に基づいて個々の可動凹凸モジュールを駆動し、パターン識別信号に対応する凹凸パターンを路面に形成する(S204)。
このように、本実施形態の路面交通信号機は、交通信号機に点灯表示する表示色の点灯時間を考慮した凹凸パターンの形成が可能になる。そのため、青色から黄色に変化する前の警告パターンのような、表示色の変化過程を知らせるための凹凸パターンを路面に形成することができる。また、赤色点滅(一時停止)や黄色点滅(注意徐行)のように、通常の赤黄青の3色表示以外の表示に対応する凹凸パターンの形成も任意に可能となる。
第5の実施形態を説明する。
第5の実施形態の路面交通信号機は、上述した実施形態1〜4のいずれかの形態の構成を有する路面交通信号機が、横断歩道の手前の歩道側に設置されたものである。なお、第5の実施形態で使用する可動凹凸モジュールは、上述した実施形態と同様の機能を有するが、歩道用として小型のものを使用する。
図10は、第5の実施形態の路面交通信号機の配置例を示す概念図である。ここでは第2の実施形態の路面凹凸パターン形成部31が横断歩道の手前の歩道に配置されている例を示している。片側の信号灯103の近辺には、凹凸モジュール制御機21が交通信号機の信号タイミング生成機101および信号灯制御機102と共通の筐体に含まれて配置されている。歩行者用の信号灯103は一般的に青色、青色の点滅および赤色が表示されるので、上述した黄色のかわりに青色の点滅がパターン信号として生成される。
この第5の実施形態は、主に視覚障害を有する人が横断歩道を横断する際に有用となる。
つまり、交通信号機の点灯色と同期した凹凸パターンが横断歩道の手前に形成されるので、その凹凸パターンの形状を白杖による触覚で体感することにより表示色を知ることができる。また、横断歩道を安全に渡るために要する時間を考慮して、青色の点滅や赤色表示に対応する凹凸パターンは、実際の点灯色の表示よりも前に形成するように制御することもできる。
このように、本実施形態の路面交通信号機は、交通信号機に点灯表示する点灯表示色と同期して、点灯表示色に対応する凹凸パターンを横断歩道の手前の歩道面に形成する。そのため、視覚障害を有する人に対しても、歩道面に形成された凹凸パターンの白杖による触覚で交通信号機の表示色を知らせることができる。
1、2、4 路面交通信号機
10 パターン決定手段
20 凹凸パターン制御手段
21、22 凹凸モジュール制御機
30 路面凹凸パターン形成手段
31 路面凹凸パターン形成部
40 自動車
101 信号タイミング生成機
102 信号灯制御機
103 信号灯
211、221 パターン決定部
212、222 凹凸パターン制御部
222a 変換テーブル
301、311、400 可動凹凸モジュール
311a、401 凹凸モジュール外郭
311b、402 可動ブロック
311c 作動油
403 信号色プレート

Claims (9)

  1. 交通信号機に点灯表示する色を示す点灯表示色情報を入力し、前記点灯表示色情報に基づくパターン信号を出力するパターン決定手段と、
    凸状態および凹状態に変化する可動部の上面が凸状態または凹状態において路面との間に段差を形成する可動凹凸モジュールを複数配置した路面凹凸パターン形成手段と、
    前記パターン決定手段が出力する前記パターン信号を入力し、前記パターン信号に応じて前記路面凹凸パターン形成手段の複数の前記可動凹凸モジュールを個々に駆動する駆動制御信号を出力して、前記路面凹凸パターン形成手段に前記パターン信号に応じた凹凸パターンを形成させる凹凸パターン制御手段と
    を備える路面交通信号機。
  2. 前記可動凹凸モジュールは信号色プレートを貼付した可動ブロックを有し、前記可動ブロックが凸状態になると前記信号色プレートが路面に表示され、前記パターン信号に応じて形成された凹凸パターンにおいて、前記点灯表示色情報に対応した色の前記信号色プレートが路面に表示されることを特徴とする請求項1に記載の路面交通信号機。
  3. 前記凹凸パターン制御手段は、前記パターン信号と前記パターン信号に対応する凹凸パターンを形成するために必要な前記駆動制御信号とを対応付けた変換テーブルを備え、前記パターン信号を入力すると前記変換テーブルを参照して、入力した前記パターン信号と対応して予め決められている前記駆動制御信号を生成して、前記路面凹凸パターン形成手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の路面交通信号機。
  4. 前記可動凹凸モジュールは、凸状態および凹状態に変化する可動ブロックと、前記可動ブロックの周囲を油密性で可動自在に覆うとともに油圧シリンダブロックを構成する凹凸モジュール外郭と作動油とを含み、前記駆動制御信号に基づいて前記作動油を流入および流出させて前記可動ブロックを凸状態および凹状態に駆動することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの請求項に記載の路面交通信号機。
  5. 前記路面凹凸パターン形成手段が横断歩道の手前の歩道上に設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかの請求項に記載の路面交通信号機。
  6. 交通信号機に点灯表示する色を示す点灯表示色情報に基づいてパターン決定手段がパターン信号を出力し、
    凹凸パターン制御手段が前記パターン信号を入力し、前記パターン信号に応じて路面に複数配置した、凸状態および凹状態に変化する可動部の上面が凸状態または凹状態において路面との間に段差を形成する可動凹凸モジュールを個々に駆動する駆動制御信号を出力し、
    前記駆動制御信号に基づいて個々に駆動される複数の前記可動凹凸モジュールにより、前記パターン信号に応じた凹凸パターンを路面に形成する
    ことを特徴とする路面交通信号表示方法。
  7. 前記可動凹凸モジュールの凹状態または凸形状に変化する可動ブロックに信号色プレートを貼付し、
    前記可動ブロックが凸状態になると前記信号色プレートを路面に表示して前記パターン信号に応じて形成された凹凸パターンにおいて、前記点灯表示色情報に対応した色の前記信号色プレートを路面に表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の路面交通信号表示方法。
  8. 凹凸パターン制御手段が前記パターン信号を入力すると、前記パターン信号と前記パターン信号に対応する凹凸パターンを形成するために必要な前記駆動制御信号とを対応付けた変換テーブルを参照し、
    入力した前記パターン信号と対応して前記変換テーブルにおいて予め決められている前記駆動制御信号を生成して出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の路面交通信号表示方法。
  9. 前記可動凹凸モジュールは、凸状態および凹状態に変化する可動ブロックと、前記可動ブロックの周囲を油密性で可動自在に覆うとともに油圧シリンダブロックを構成する凹凸モジュール外郭と作動油とを含み、前記駆動制御信号に基づいて前記作動油を流入および流出させて前記可動ブロックを凸状態および凹状態に駆動することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかの請求項に記載の路面交通信号表示方法。
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