JP2014040193A - 車両の照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】間接照明によって車室内の装飾効果や演出効果が得られる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置10は、導光体12と柄透過パネル14とを備えている。導光体12は、光源から出射した光を車室内の照射面42に導光する。柄透過パネル14は、所定の柄が形成された柄部141と、導光体12からの光の一部を照射面42とは異なる方向に導光させて車室内に透過させる突起部142及び透過部143とを備える。柄透過パネル14は、導光体12と照射面42との間に配置され、導光体12からの光を透過させることで照射面42に柄を投影する。また、導光体12からの光の一部は、突起部142及び透過部143によって車室内に透過する。
【選択図】図2
【解決手段】照明装置10は、導光体12と柄透過パネル14とを備えている。導光体12は、光源から出射した光を車室内の照射面42に導光する。柄透過パネル14は、所定の柄が形成された柄部141と、導光体12からの光の一部を照射面42とは異なる方向に導光させて車室内に透過させる突起部142及び透過部143とを備える。柄透過パネル14は、導光体12と照射面42との間に配置され、導光体12からの光を透過させることで照射面42に柄を投影する。また、導光体12からの光の一部は、突起部142及び透過部143によって車室内に透過する。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両の室内に設けられる照明装置に関する。
乗用自動車やトラック等の車両の室内を照明する手法として、例えば特許文献1に記載されているように、インストルメントパネル(以下、「インパネ」と称する)等に光を照射する間接照明が用いられることがある。
従来においては、例えば図6に示すように、インパネ100の上側部分を構成するインパネ上部110に照明装置200を配置しておき、インパネ100の下側部分を構成するインパネ下部120の表面に照明装置200から光を照射することで、車室内を間接照明している。照明装置200は、光源からの光をインパネ下部120の表面に導光する棒状の導光体210を備えており、導光体210によってインパネ下部120の表面に光を均一に照射する。
間接照明は落ち着いた車室空間を演出することが可能であるが、インパネ等の表面に照射される光は一定で変化が無く、車室内を装飾したり演出したりすることは困難である。
本発明の目的は、間接照明によって車室内の装飾効果や演出効果が得られる照明装置を提供することである。
本発明は、光源から出射した光を車室内の照射面に導光する導光手段と、前記導光手段と前記照射面との間に設けられ、所定の柄が形成されて前記導光手段からの光を透過させることで前記照射面に前記柄を投影する柄パネルと、前記導光手段と前記照射面との間に設けられ、前記導光手段からの光を前記照射面とは異なる方向に導光して前記車室内へ透過させる透過パネルと、を有することを特徴とする車両の照明装置である。
また、前記柄パネルと前記透過パネルとは同一のパネルによって構成されてもよい。
また、前記柄パネルと前記透過パネルとは着脱可能に取り付けられてもよい。
本発明によると、照射面に投影された柄によって、車室内の装飾効果や演出効果が得られ、さらに、導光手段からの光が照射面とは異なる方向に導光されて車室内へ透過するため、投影式の照明と透過式の照明とを同時に実現することが可能となる。
図1及び図2に、本発明の実施形態に係る照明装置の一例を示す。照明装置10は、導光体12と、柄透過パネル14と、意匠パネル16と、遮光体20と、図示しない光源とを備えている。照明装置10は車室内に設けられ、車室内のインパネ等の面に光を照射することで車室内を間接照明する。
意匠パネル16は、車室内のインパネ等に設置されるパネルである。意匠パネル16の上側部には、遮光体20が取り付けられる複数の突起部18が設けられている。
遮光体20は、意匠パネル16の反対側に設けられ、図示しない光源や導光体12からの光を遮光し、光漏れを防ぐ。遮光体20の両端部には基板支持部22が設けられており、図示しない光源用の基板が基板支持部22に設置され、基板カバー28が基板を覆うように基板支持部22に取り付けられている。基板支持部22には、導光体12が挿入される貫通孔24が形成されている。また、遮光体20には、複数の取付具26が設けられている。取付具26には、意匠パネル16の突起部18が挿入される貫通孔が形成されている。意匠パネル16の突起部18を、遮光体20の取付具26の貫通孔に挿入した状態で、遮光体20側から取付具26の貫通孔にクリップ30を挿入し、クリップ30によって、遮光体20を意匠パネル16に固定する。なお、遮光体20には、光源用の基板やワイヤーハーネス等のサブアセンブリである基板S/A32が取り付けられている。
導光体(ライトガイド)12は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の導光性を有する材料によって構成されている。導光体12は、例えば、角柱状や円柱状等の柱状の形状を有する。導光体12の両端部が、遮光体20の両端部に設けられた基板支持部22の貫通孔24に挿入されることで、導光体12が遮光体20に固定される。これにより、意匠パネル16と遮光体20とで囲まれた空間内に、導光体12が配置される。そして、図3に示すように、導光体12の一端側に光源34が配置される。導光体12は、光源34から出射され一端側から入射した光を、導光体12の表面から出射するように構成されている。例えば、導光体12には、光を出射する面(出射面)の反対側の面に溝が形成されている。導光体12に入射した光は、当該溝によって反射されて出射面から出射する。なお、光源34には、例えば、発光ダイオード(LED)、ハロゲンランプ、白熱灯等が用いられる。
柄透過パネル14は、例えば樹脂やガラス等のような透明又は半透明の光透過性を有する材料によって構成された板状のパネルであり、凹凸による柄が表面に形成された柄部141を備えている。柄透過パネル14は、一例として、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等によって構成されている。柄透過パネル14は、意匠パネル16と遮光体20とに挟まれた状態で、意匠パネル16と遮光体20とに着脱可能に取り付けられている。例えば、意匠パネル16及び/又は遮光体20に爪部や溝部を設けておき、柄透過パネル14を爪部や溝部に引っ掛け、意匠パネル16と遮光体20とで柄透過パネル14を挟持することで、意匠パネル16と遮光体20とに柄透過パネル14を着脱可能に取り付けるようにしてもよい。導光体12は、出射面が柄透過パネル14を向いた状態で配置されている。そして、照明装置10が車室内に取り付けられたときに、柄透過パネル14は、導光体12からの光が照射される車室内の面と導光体12との間に配置されることになる。例えば図2に示すように、柄透過パネル14は、インパネ40の表面であって導光体12からの光が照射される表面(照射面42)と導光体12との間に配置されることになる。また、柄透過パネル14の意匠パネル16側の表面には、導光体12に向かって突出する突起部142が設けられている。突起部142は、先端が柄透過パネル14の内側を向くように、斜めに設けられている。柄透過パネル14の意匠パネル16側の端部(側面)には、柄透過パネル14内を透過した光が出射する透過部143が形成されている。透過部143の先端は、例えばメッキ等によって金属調に形成されていてもよいし、金属によって形成されていてもよい。金属調又は金属の部分の厚さは、柄透過パネル14内の光が透過して外部に出射することが可能な程度の厚さとなっている。なお、柄部141が柄パネルの一例に相当し、突起部142及び透過部143が透過パネルの一例に相当する。柄部141、突起部142及び透過部143は、同一の柄透過パネル14によって構成されている。
上述した構成を有する照明装置10の作用及び効果について説明する。光源34から出射した光は、導光体12の一端側から導光体12内に入射し、導光体12に形成された溝によって反射されて出射面から照明装置10の下方に出射する。導光体12から出射した光は、柄透過パネル14に照射される。柄透過パネル14は、導光体12からの光を透過させ、インパネ40の照射面42に光を照射する。柄透過パネル14は、凹凸による柄が表面に形成された柄部141を備えているため、導光体12からの光は、柄部141の凹凸形状によって屈折して進行方向を変えて照射面42に照射される。これにより、柄部141の柄が光の像となって照射面42に映し出され、その光の像によって、車室内が装飾及び演出される。すなわち、柄部141によって投影式の照明が実現される。このように本実施形態に係る照明装置10によると、従来の間接照明での一定光では得られなかった装飾効果や演出効果が得られる。
また、導光体12から柄透過パネル14に向かう光の一部は、柄透過パネル14の表面に形成された突起部142から柄透過パネル14内に入射する。突起部142は斜めに設けられているため、突起部142に入射した光は、柄透過パネル14内を柄透過パネル14の端部(側面)に向けて反射し、柄透過パネル14の端部(側面)に形成された透過部143へ導光され、透過部143から外部に出射する。このように、導光体12から柄透過パネル14に向かう光の一部は、突起部142及び透過部143によってインパネ40の照射面42とは異なる方向(意匠側)に導光されて車室内に透過する。すなわち、突起部142と透過部143とによって、透過式の照明が実現される。このように本実施形態に係る照明装置10によると、柄部141による投影式の照明と、突起部142及び透過部143による透過式の照明とを、同時に実現することが可能となる。
なお、インパネの他、グラブボックス、ロアパネル又はドアトリム等の面に、柄透過パネル14からの光を照射することで、車室内を装飾及び演出してもよい。
また、柄透過パネル14の柄部141の柄は、凹凸形状で形成されずに、ショットブラスト、シボ加工、塗装、フィルム、印刷、色つき樹脂又は2色成型等によって形成されてもよい。例えば図4及び図5に示すように、柄透過パネル14の柄部141の表面14aにショットブラストを施工し、鏡面部14bによる柄を表面14aに形成してもよい。
また、複数種類の柄透過パネルを用意しておき、ユーザの好みに応じて柄透過パネルを交換することで、車室内の表面に投影される光の像を変更することが可能となる。
10 照明装置、12 導光体、14 柄透過パネル、16 意匠パネル、18,142 突起部、20 遮光体、22 基板支持部、24 貫通孔、26 取付具、28 基板カバー、30 クリップ、32 基板S/A、34 光源、40 インパネ、42 照射面、141 柄部、143 透過部。
Claims (3)
- 光源から出射した光を車室内の照射面に導光する導光手段と、
前記導光手段と前記照射面との間に設けられ、所定の柄が形成されて前記導光手段からの光を透過させることで前記照射面に前記柄を投影する柄パネルと、
前記導光手段と前記照射面との間に設けられ、前記導光手段からの光を前記照射面とは異なる方向に導光して前記車室内へ透過させる透過パネルと、
を有することを特徴とする車両の照明装置。 - 請求項1に記載の車両の照明装置であって、
前記柄パネルと前記透過パネルとは同一のパネルによって構成されている、
ことを特徴とする車両の照明装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両の照明装置であって、
前記柄パネルと前記透過パネルとは着脱可能に取り付けられる、
ことを特徴とする車両の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012183763A JP2014040193A (ja) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | 車両の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004090897A (ja) * | 2002-09-04 | 2004-03-25 | Yazaki Corp | 車両用イルミネーション装置 |
JP2008230608A (ja) * | 2008-06-30 | 2008-10-02 | Mazda Motor Corp | 車室内の照明装置 |
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2012
- 2012-08-23 JP JP2012183763A patent/JP2014040193A/ja active Pending
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