JP2014039795A - 磁気共鳴イメージング装置、及び、rfコイル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】MRI装置20は、第1無線通信部200と、第2無線通信部300と、画像再構成部56とを有する。第1無線通信部200は、RFコイル装置100により検出された核磁気共鳴信号を取得し、誘導電界を介して、デジタル化された核磁気共鳴信号を無線送信する。第2無線通信部300は、第1無線通信部200から無線送信された核磁気共鳴信号を、誘導電界を介して受信する。画像再構成部56は、第2無線通信部300により受信された核磁気共鳴信号に基づいて、被検体の画像データを再構成する。
【選択図】図1
Description
(1)一実施形態のMRI装置は、被検体から発せられるMR信号を検出するRFコイル装置から、MR信号を取得するものであって、第1無線通信部と、第2無線通信部と、画像再構成部とを備える。
第1無線通信部は、RFコイル装置により検出されたMR信号を取得し、誘導電界を介して、デジタル化されたMR信号を無線送信する。
第2無線通信部は、第1無線通信部から無線送信されたMR信号を、誘導電界を介して受信する。
画像再構成部は、第2無線通信部により受信されたMR信号に基づいて、被検体の画像データを再構成する。
検出部は、被検体から発せられるMR信号を検出する。
A/D変換部は、検出部により検出されたMR信号をデジタル化する。
無線通信部は、誘導電界を介して、デジタル化されたMR信号を無線送信する。
図1は、本実施形態におけるMRI装置20の全体構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、MRI装置20は、ガントリ21と、寝台32と、寝台32上の天板34とを有する。また、MRI装置20は、例えば円筒状に形成されるガントリ21内において、静磁場磁石22と、シムコイル24と、傾斜磁場コイル26と、送信用RFコイル28とを有する。ガントリ21は、図中に太線で示す部分に対応する。
無線通信の動作については後述する。
以上が4つの無線通信経路に関する説明である。
図5は、本実施形態におけるMRI装置20による撮像動作の流れの一例を示すフローチャートである。以下、前述した各図を適宜参照しながら、図5に示すステップ番号に従って、MRI装置20の動作を説明する。
以上が本実施形態のMRI装置20の動作説明である。
このように本実施形態では、無線通信時において送信側及び受信側が互いに近接固定され、誘導電界を介した無線通信が行われる。このため、従来のデジタル無線通信よりも無線の出力を低く抑えることができるから、種々の国の法規制に対応し易い。
以下、上記実施形態の変形例や補足事項について説明する。
[1]上記実施形態では、RFコイル装置100とコイル側無線通信装置200とを別々の構成要素として説明したが、前述のように、コイル側無線通信装置200はRFコイル装置100の一部であってもよい。その場合について、第1変形例として説明する。
図9の上段に示すように、コイル側無線通信装置200αは、固定部204の代わりに、その筐体202α上に例えば2つの突起221が形成されている点を除き、図3のコイル側無線通信装置200と同様の構成である。
コイル側無線通信装置200、200α、200β、200γは、請求項記載の第1無線通信部の一例である。
制御側無線通信装置300、300α、300γは、請求項記載の第2無線通信部の一例である。
A/D変換器212は、請求項記載のA/D変換部の一例である。
ケーブル102及び羽根部材105は、請求項記載の信号伝導部材の一例である。
コイル素子106は、請求項記載の検出部の一例である。
図11及び図12のRFコイル装置100γの固定板321は、請求項記載の固定機構の一例である。
21 ガントリ
22 静磁場磁石
24 シムコイル
26 傾斜磁場コイル
28 送信用RFコイル
29 受信用RFコイル
34 天板
100 RFコイル装置
102 ケーブル
104、104’ カバー部材
105 羽根部材
200 コイル側無線通信装置
204、304 固定部
206a〜206d、306a〜306d アンテナ
300 制御側無線通信装置
P 被検体
Claims (20)
- 被検体から発せられる核磁気共鳴信号を検出するRFコイル装置から、前記核磁気共鳴信号を取得する磁気共鳴イメージング装置であって、
前記RFコイル装置により検出された前記核磁気共鳴信号を取得し、誘導電界を介して、デジタル化された前記核磁気共鳴信号を無線送信する第1無線通信部と、
前記第1無線通信部から無線送信された前記核磁気共鳴信号を、前記誘導電界を介して受信する第2無線通信部と、
前記第2無線通信部により受信された前記核磁気共鳴信号に基づいて、前記被検体の画像データを再構成する画像再構成部と
を備えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記第1無線通信部と前記第2無線通信部との固定時における間隔が、前記誘導電界を介した無線送信が可能な間隔となるように、前記第1無線通信部と前記第2無線通信部とを離脱自在に互いに固定する固定部をさらに備える
ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記第2無線通信部は、複数設けられていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項3記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記RFコイル装置は、磁気共鳴イメージング装置の一部であり、前記核磁気共鳴信号を検出する複数のコイル素子を有することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項4記載の磁気共鳴イメージング装置において、
誘導磁界を介して前記RFコイル装置に無線で電力を供給する電力供給部をさらに備えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項5記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記RFコイル装置は、前記複数のコイル素子でそれぞれ検出された複数の核磁気共鳴信号をデジタル化するA/D変換部を有し、スキャンが実行されていない期間においてA/D変換部への電力供給を遮断することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項6記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記複数のコイル素子と前記A/D変換部との間に挿入されると共に、前記複数のコイル素子からそれぞれ出力されるアナログの前記核磁気共鳴信号を増幅して前記A/D変換部側に送信するプリアンプを、前記RFコイル装置がさらに備える
ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記第2無線通信部は、前記被検体が載置される天板上に露出して設けられていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記第2無線通信部は、前記被検体が載置される天板の内部に設けられていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記第2無線通信部は、ガントリ上に露出して設けられていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記第2無線通信部は、ガントリ内部に設けられていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記RFコイル装置は、磁気共鳴イメージング装置の一部であると共に、前記第1無線通信部と一体的に構成されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項12記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記RFコイル装置は、前記核磁気共鳴信号を検出する複数のコイル素子を有することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項12記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記RFコイル装置は、前記複数のコイル素子でそれぞれ検出された前記核磁気共鳴信号をデジタル化するA/D変換部を有し、スキャンが実行されていない期間においてA/D変換部への電力供給を遮断することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項12記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記RFコイル装置は、前記核磁気共鳴信号がデジタル化される前に、前記核磁気共鳴信号を増幅するプリアンプをさらに備えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
前記RFコイル装置と、前記第1無線通信部とを有線で接続し、前記RFコイル装置からの前記核磁気共鳴信号を前記第1無線通信部に送信する信号伝導部材をさらに備える
ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、
誘導磁界を介して、前記RFコイル装置に無線で電力を供給する電力供給部をさらに備えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 被検体から発せられる核磁気共鳴信号を検出する検出部と、
前記核磁気共鳴信号をデジタル化するA/D変換部と、
誘導電界を介して、デジタル化された前記核磁気共鳴信号を無線送信する無線通信部と
を備えることを特徴とするRFコイル装置。 - 請求項18記載のRFコイル装置において、
前記検出部から出力される前記核磁気共鳴信号を増幅して前記A/D変換部側に送信するプリアンプをさらに備えることを特徴とするRFコイル装置。 - 請求項19記載のRFコイル装置において、
前記無線通信部は、前記核磁気共鳴信号の送信先である磁気共鳴イメージング装置の無線通信装置との固定時における間隔が、前記誘導電界を介した無線送信が可能な間隔となるように、前記磁気共鳴イメージング装置の無線通信装置に離脱自在に固定される固定機構を有することを特徴とするRFコイル装置。
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