JP2014038198A - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents
レンズ鏡筒及び撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014038198A JP2014038198A JP2012180218A JP2012180218A JP2014038198A JP 2014038198 A JP2014038198 A JP 2014038198A JP 2012180218 A JP2012180218 A JP 2012180218A JP 2012180218 A JP2012180218 A JP 2012180218A JP 2014038198 A JP2014038198 A JP 2014038198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens group
- optical axis
- lens
- axis direction
- lens barrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
【解決手段】レンズ鏡筒23は、固定カム環9と、その外周に配置される駆動環10と、駆動環10が回転することにより固定カム環9内周のカム溝に追従して光軸方向へ移動される移動カム環3を備える。直進規制部材4は、移動カム環3とバヨネット結合することにより回転可能で、略一体的に光軸方向に移動可能である。第一レンズ群1は移動カム環3により光軸方向へ移動され、焦点調節用の第二レンズ群7が配置されている。第二レンズ群7の保持部材は、固定カム環9に設けた直進ガイド部により直進保持されながら、前記フォロワ部7dが駆動環内周のカム溝10aに追従することにより光軸方向へ移動する。第二レンズ群7の保持部材は複数の直進ガイド部7eを具備しており、直進規制部材4を直進保持する。
【選択図】図1
Description
図1ないし図6に示す本実施形態のレンズ鏡筒の構成を説明する前に、撮像装置の外観を説明する。
デジタルカメラ20の前面には撮影時に構図を決めるために使用するファインダ21が配置される。さらには測光および測距を行う場合の光源を補助する補助光源部19と、閃光ユニットを用いたストロボ22と、レンズ鏡筒23が設けられている。デジタルカメラ20の上面部には撮影時に使用するレリーズボタン16、撮影倍率の変更に用いるズーム操作スイッチ17、電源切換えボタン18が配置されている。また、デジタルカメラ20の背面には、操作ボタン26ないし31がそれぞれ配置されており、ユーザは様々な機能切換え操作を行える。また、液晶パネル(LCD)等により撮影画像等を表示するディスプレイ25が配置されている。ディスプレイ25の表示画面には、メモリ37(図8参照)に保存された画像データやメモリカードから読み込んだ画像データが表示される。ファインダ接眼部24はユーザが撮影時に被写体や構図の確認に使用する。
撮像素子12の出力はアナログ信号処理部34に取り込まれ、画像データに対してアナログ処理が施される。処理後の信号はA/D変換部35に出力され、アナログデータからデジタルデータに変換される。デジタルデータはデジタル信号処理部36に出力され、ここで所定の画像処理が施された最終的なデジタルデータはメモリ37に記憶される。
移動カム環3の内周面部には直進規制部材4が配置されている。直進規制部材4と移動カム環3は、いわゆるバヨネット結合されており、両部材は光軸に沿って略一体的に移動し、互いに相対的に回転可能な状態である。直進規制部材4には光軸方向に沿った長溝が設けられており、その長溝に回転規制されることで、第三レンズ群保持部材2a、絞りシャッタ部5、第四レンズ群保持部材6aが直進移動する。また、移動カム環3には、その外周面部にもカム溝が設けられている。そのカム溝には移動カム環3の外周に配置された第一レンズ群保持部材1aが追従し、直進規制部材4によって第一レンズ群保持部材1aが直進保持されている。移動カム環3が光軸を中心に回転することにより、移動カム環3の各カム溝にそれぞれ追従する第一レンズ群保持部材1a、第三レンズ群保持部材2a、絞りシャッタ部5、第四レンズ群保持部材6aが直進規制されながら、光軸に沿って移動する。第一レンズ群保持部材1aの外周には化粧環15が設けられており、これは移動カム環3と一体的に動作する。
固定カム環9の背後には、撮像素子12を保持する撮像素子保持部材13が配置されている。
フォーカス群保持部材7cは、光軸方向に延在する複数の直進ガイド部7eを具備し、直進規制部材4を保持する。つまり、固定カム環9によりフォーカス群保持部材7cが直進ガイドされるとともに、フォーカス群保持部材7cの直進ガイド部7eにより直進規制部材4が直進ガイドされる。この直進規制部材4によって、第一レンズ群保持部材1a、第三レンズ群保持部材2a、絞りシャッタ部5、第四レンズ群保持部材6a、及び第一レンズ群保持部材1aが直進ガイドされる。
移動カム環3の内周面部に設けられるカム溝の数については、移動カム環3自体の大きさにより制約を受ける。このことは、レンズ鏡筒の小型化を阻む要因となる。本実施形態では、駆動環10にもレンズ群を移動させるためのカム溝を設けることで、より多くのレンズ群を駆動できる。
図5にて大円枠内に拡大して示すように、被直進規制部4aの凹部にて、光軸回り方向における2面と、直進ガイド部7eの外周面側の部分とが当接している。直進ガイド部7eのうち、被直進規制部4aとは反対側に位置する内周面側の部分は、直進規制部材4の内周に配置される部材(本実施形態では第四レンズ群保持部材6a)に具備される直進ガイド保持部6bによって保持可能になっている。つまり、レンズ鏡筒の前面に落下等で衝撃が加わり、ひねり力やねじり力が発生した場合、直進ガイド部7eが被直進規制部4aから脱落する方向への外力が働く。その際、両者の係合が外れないように、直進ガイド保持部6bが直進ガイド部7eの内周面側の部分を保持する役目をもつ。図1の撮影状態及び図2の非使用状態にて、直進ガイド保持部6bと直進ガイド部7eとの間には僅かな間隙があり、直進ガイド保持部6bにより直進ガイド部7eを保持可能な状態にある。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
3 移動カム環
4 直進規制部材
4a 被直進規制部
5 絞りシャッタ部
6a 第四レンズ群保持部材
6b 直進ガイド保持部
7 第二レンズ群
7e 直進ガイド部
9 固定カム環
10 駆動環
Claims (8)
- 第一レンズ群および第二レンズ群と、該第一レンズ群を光軸に沿って移動させる移動カム部材と、該移動カム部材の外周に配置した固定カム部材を備えたレンズ鏡筒であって、
前記固定カム部材の外周に配置され、前記固定カム部材に形成したカム溝に追従して前記移動カム部材を光軸方向に移動させる駆動環と、
前記移動カム部材と結合されて一体的に光軸方向に移動する、前記第一レンズ群に対する直進規制部材と、を具備し、
前記第二レンズ群は前記固定カム部材に設けた直進ガイド部により直進保持されて、前記駆動環の内周に形成したカムに追従することにより光軸方向へ移動し、
前記第二レンズ群の保持部材に設けた直進ガイド手段により、前記直進規制部材を直進保持することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記直進規制部材は、前記直進ガイド手段と係合する被直進規制部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記直進ガイド手段に対して、前記被直進規制部とは反対側に光学部材の保持部材が配置されており、前記光学部材の保持部材は、外力を受けた場合に、前記直進ガイド手段を内周面側から保持することを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
- 前記直進規制部材は、バヨネット結合により前記移動カム部材と一体的に光軸方向へ移動可能であり、
前記第二レンズ群に設けたフォロワ部が前記駆動環の内周に設けたカム溝に追従して前記第二レンズ群が光軸方向へ移動することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第二レンズ群は焦点調節用レンズを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
- 前記第二レンズ群を光軸方向へ移動させる駆動手段をさらに備え、
前記第二レンズ群は、前記駆動環の回転により光軸方向へ移動し、前記駆動手段によりさらに光軸方向へ移動することを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。 - 前記光学部材は、手振れ補正レンズまたは光量調節用部材であることを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012180218A JP6021513B2 (ja) | 2012-08-15 | 2012-08-15 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012180218A JP6021513B2 (ja) | 2012-08-15 | 2012-08-15 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014038198A true JP2014038198A (ja) | 2014-02-27 |
JP2014038198A5 JP2014038198A5 (ja) | 2015-09-17 |
JP6021513B2 JP6021513B2 (ja) | 2016-11-09 |
Family
ID=50286389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012180218A Active JP6021513B2 (ja) | 2012-08-15 | 2012-08-15 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6021513B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000131729A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-12 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2001100082A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | レンズ移動装置 |
JP2012083708A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-04-26 | Panasonic Corp | レンズ鏡筒 |
-
2012
- 2012-08-15 JP JP2012180218A patent/JP6021513B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000131729A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-12 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2001100082A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | レンズ移動装置 |
JP2012083708A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-04-26 | Panasonic Corp | レンズ鏡筒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6021513B2 (ja) | 2016-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6234052B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
JP6045225B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP5765957B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
JP5868074B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
JP5566163B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP5335410B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮影装置 | |
JP6270370B2 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP2009217013A (ja) | レンズ鏡筒および撮影装置 | |
JP5566164B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP6362477B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
JP6021513B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP5414471B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP5950710B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP6576030B2 (ja) | レンズ鏡筒の組立方法 | |
JP5825969B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
JP2014048460A (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP2016085358A (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
CN111656241B (zh) | 摄像装置以及摄像机机身 | |
JP5765956B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
JP2010210691A (ja) | 立体撮像装置 | |
JP2009092764A (ja) | レンズ装置及び撮像装置 | |
JP2013003514A (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 | |
JP6271996B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮影装置 | |
JP6157337B2 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP5963589B2 (ja) | レンズ鏡筒、及び撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150729 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161004 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6021513 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |