JP2014037188A - 車両用方向指示装置 - Google Patents
車両用方向指示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014037188A JP2014037188A JP2012179412A JP2012179412A JP2014037188A JP 2014037188 A JP2014037188 A JP 2014037188A JP 2012179412 A JP2012179412 A JP 2012179412A JP 2012179412 A JP2012179412 A JP 2012179412A JP 2014037188 A JP2014037188 A JP 2014037188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- external force
- threshold value
- hazard
- threshold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
【解決手段】車両用方向指示装置は、操舵用のハンドル1に作用する外力を検出するための加速度センサ4を備える。車両用方向指示装置は、第1の閾値以上の外力が水平方向に作用する場合にはウインカーの作動状態を切り替える一方、第2の閾値以上の外力がハンドルシャフト2の軸方向に作用する場合にはハザードの作動状態を切り替える。
【選択図】図1
Description
上記車両用方向指示装置によれば、運転車のハンドル操作によって回転しない部分であるコラムシャフトに検出部が配設されているため、運転者がハンドル操作を行ったとしても、外力を作用させる方向と検出部で検出される外力の方向とには変化が生じない。したがって、ハンドル操作に伴って検出部が回転する構成とは異なり、操舵角を考慮して外力の作用方向を特定する等、複雑な演算を用いなくても外力の作用方向を検出することができる。
ハンドルに外力を作用させたときにハンドルが運転者の意図に反してわずかに回転して操舵角が変化する場合がある。そして、車両が直進しているときには、その車速が高くなるほど、操舵角が変化した際の車両の時間当たりにおける位置変化量が大きくなる。
上述したように、ハンドルに外力を作用させたときにハンドルが運転者の意図に反してわずかに回転して操舵角が変化する場合がある。そして、車両が旋回しているときには、その角速度が大きくなるほど、操舵角が変化した際の車両の時間当たりにおける位置変化量が大きくなる。
運転者がハンドルを回転させているときには、回転させる力の一部がハンドルに対して水平方向や軸方向に作用する場合がある。そして、水平方向に作用する力が第1の閾値を上回った場合や、軸方向に作用する力が第2の閾値を上回った場合には、運転者が意図しないのにもかかわらずウインカーやハザードの作動状態が切り替えられるといった誤動作が生じるおそれがある。また、こうした回転操作に伴って生じる外力は、ハンドルの操舵角の変化速度が大きくなるほど大きくなる。
まず、本実施形態にかかる車両用方向指示装置の構造について説明する。
図1に示すように、車両用方向指示装置は、ハンドル1、ハンドルシャフト2、コラムシャフト3、加速度センサ4、制御部5を備えている。なお、図1は、ハンドル1、ハンドルシャフト2、コラムシャフト3を上方から見た図である。また以下では、同図1の右方向を車両前進方向とし、上側を車両前進方向左側、下側を車両前進方向右側とする。また、図1に示すX方向を水平方向とする。
ステップS4において左ウインカーがONとされると、その処理をステップS7に移行する。ステップS7では、再度加速度センサ4の出力を読み込み、そのX成分が閾値Tx以上であるか否かを判定する。そして、X成分が閾値Tx以上であると判断された場合(ステップS7:YES)、すなわち、左ウインカーがONされている状態で右ウインカー制御の実行指示が検知された場合には、左ウインカーをOFFにする(ステップS8)。その後、その処理をステップS3へ移行して、右ウインカーをONとする。
ステップS9では、再度読み込んだ加速度センサ4の出力のZ成分の出力値が閾値Tz以上であるか否かを判定する。そして、Z成分が閾値Tz以上であると判断された場合(ステップS9:YES)、すなわち、左ウインカーがONされている状態で、ハザード制御の実行指示が検知された場合には、左ウインカーをOFFにする(ステップS10)。その後、その処理をステップS6へ移行して、ハザードをONとする。
ステップS11では、X成分が閾値−Tx以下であるか否かを判定する。なお、閾値−Txは、閾値Txの正負を反転した値であり、加速度センサ4の出力のX成分がこの閾値−Tx以下である場合には、水平方向に第1の閾値以上の外力がハンドル1に作用したこととなる。そして、この処理において、X成分が閾値−Tx以下であると判断された場合(ステップS11:YES)、すなわち、左ウインカーがONされた状態で、再度左ウインカー制御の実行指示が検知された場合には、左ウインカーをOFFにして(ステップS14)、本処理を終了する。したがって、左ウインカーONの状態で運転者がハンドル1に対して車両進行方向左側に再度外力を作用させれば、左ウインカーをOFFにすることができる。
ステップS3において右ウインカーがONとされると、その処理をステップS15に移行する。ステップS15では、再度加速度センサ4の出力を読み込み、そのX成分が閾値−Tx以下であるか否かを判定する。そして、X成分が閾値−Tx以下であると判断された場合(ステップS15:YES)、すなわち、右ウインカーがONされている状態で左ウインカー制御の実行指示が検知された場合には、右ウインカーをOFFにする(ステップS16)。その後、その処理をステップS4へ移行して、左ウインカーをONとする。なお、その後の処理手順(ステップS7〜S14)については、上述の通りである。
ステップS17では、再度読み込んだ加速度センサ4の出力のZ成分の出力値が閾値Tz以上であるか否かを判定する。そして、Z成分が閾値Tz以上であると判断された場合(ステップS17:YES)、すなわち、右ウインカーがONされている状態で、ハザード制御の実行指示が検知された場合には、右ウインカーをOFFにする(ステップS18)。その後、その処理をステップS6へ移行して、ハザードをONとする。
ステップS19では、X成分が閾値Tx以上であるか否かを判定する。そして、この処理において、X成分が閾値Tx以上であると判断された場合(ステップS19:YES)、すなわち、右ウインカーがONされた状態で、再度右ウインカー制御の実行指示が検知された場合には、右ウインカーをOFFにして(ステップS22)、本処理を終了する。したがって、右ウインカーONの状態で運転者がハンドル1に対して車両進行方向右側に再度外力を作用させれば、右ウインカーをOFFにすることができる。
次に、ステップS6、S23〜S28を参照して、ハザードON後の処理手順について詳述する。
ステップS25では、再度読み込んだ加速度センサ4のX成分が閾値Tx以上であるか否かを判定する。そして、X成分が閾値Tx以上であると判断された場合(ステップS25:YES)、すなわち、ハザードがONされている状態で、右ウインカー制御の実行指示が検知された場合には、ハザードをOFFにする(ステップS26)。その後、その処理をステップS3へ移行して、右ウインカーをONとする。なお、その後の処理手順(ステップS15〜S22)については、上述の通りである。
ステップS27では、再度読み込んだ加速度センサ4の出力のZ成分の出力値が閾値Tz以上であるか否かを判定する。そして、Z成分が閾値Tz以上であると判断された場合(ステップS27:YES)、すなわち、ハザードがONされている状態で、再度ハザード制御の実行指示が検知された場合には、ハザードをOFFにして(ステップS28)、本処理を終了する。したがって、ハザードONの状態で運転者がハンドルシャフト2の軸方向に再度外力を作用させれば、ハザードをOFFにすることができる。
次に、図3のフローチャートを参照して、閾値設定処理の手順について説明する。なお、この処理は、制御部5によって所定の周期で繰り返し実行される。
図5(a)に示すように、車両が旋回状態にある場合には、閾値Txは、角速度が大きくなるほど低い値に設定される。なお、角速度は、例えば車速センサ6及び操舵角センサ7に基づいて検出してもよいし、車両に取付けられたヨーレートセンサにより検出してもよい。また、閾値Txは、操舵角センサ7の出力値の変化速度、すなわち、ハンドル操舵角の変化速度が大きくなるほど連続的に増大するように設定される。また、図5(b)に示すように、閾値Tzは、角速度が大きくなるほど低い値に設定される。また、閾値Tzは、操舵角センサ7の変化速度、すなわち、ハンドル操舵角の変化速度が大きくなるほど連続的に増大するように設定される。
上述した車両用方向指示装置では、加速度センサ4によって検出される外力が水平方向に作用する場合にはその外力が第1の閾値以上であるときにウインカーの作動状態が切り替えられる。一方、前記外力がハンドルシャフト2の軸方向に作用する場合にはその外力が第2の閾値以上であるときにハザードの作動状態が切り替えられる。
(1)例えばハンドル1を所定方向に叩く等の簡易な操作によって運転に不慣れな運転者であっても迅速にウインカーやハザードの作動状態を切り替えることができる。
・上記実施形態では、両加速度センサ4から出力される各出力値の平均値を用いてウインカー制御及びハザード制御を実行したが、これら制御を例えば各出力の加算値等に基づいて実行するようにしてもよい。
(イ)ブレーキの踏み込み速度が大きくなるほど前記第2の閾値を大きな値とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用方向指示装置。
Claims (6)
- 車両を操舵するためのハンドルに作用する外力を検出する検出部を備え、
前記検出部によって検出される外力が水平方向に作用する場合にはその外力が第1の閾値以上であるときにウインカーの作動状態を切り替える一方、前記外力がハンドルシャフトの軸方向に作用する場合にはその外力が第2の閾値以上であるときにハザードの作動状態を切り替える
車両用方向指示装置。 - 請求項1に記載の車両用方向指示装置において、
前記外力が水平方向における車両前進方向左側に向かって作用する場合には左側のウインカーの作動状態を切り替える一方、前記外力が水平方向における車両前進方向右側に向かって作用する場合には右側のウインカーの作動状態を切り替える
ことを特徴とする車両用方向指示装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用方向指示装置において、
前記検出部は前記ハンドルシャフトを車体に固定するコラムシャフトの外周に配設される
ことを特徴とする車両用方向指示装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用方向指示装置において、
車両が直進状態にある場合には、車速が高くなるほど前記各閾値の少なくとも一方を低下させる
ことを特徴とする車両用方向指示装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用方向指示装置において、
車両が旋回状態にある場合には、角速度が大きくなるほど前記各閾値の少なくとも一方を低下させる
ことを特徴とする車両用方向指示装置。 - 請求項5に記載の車両用方向指示装置において、
前記ハンドルの操舵角の変化速度が大きくなるほど前記各閾値の少なくとも一方を増大させる
ことを特徴とする車両用方向指示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012179412A JP5949308B2 (ja) | 2012-08-13 | 2012-08-13 | 車両用方向指示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012179412A JP5949308B2 (ja) | 2012-08-13 | 2012-08-13 | 車両用方向指示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014037188A true JP2014037188A (ja) | 2014-02-27 |
JP5949308B2 JP5949308B2 (ja) | 2016-07-06 |
Family
ID=50285666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012179412A Expired - Fee Related JP5949308B2 (ja) | 2012-08-13 | 2012-08-13 | 車両用方向指示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5949308B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1123392A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | ステアリングホイール用3軸荷重計測装置 |
JP2000228126A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ステアリング入力装置 |
JP2006199232A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Advics:Kk | ブレーキ制御装置 |
JP2009046063A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Koito Mfg Co Ltd | ランプシステム及びランプ偏向制御方法 |
JP2010018185A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Tokai Rika Co Ltd | 方向指示器制御装置 |
JP2010195154A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 叩き操作判定装置 |
-
2012
- 2012-08-13 JP JP2012179412A patent/JP5949308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1123392A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | ステアリングホイール用3軸荷重計測装置 |
JP2000228126A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ステアリング入力装置 |
JP2006199232A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Advics:Kk | ブレーキ制御装置 |
JP2009046063A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Koito Mfg Co Ltd | ランプシステム及びランプ偏向制御方法 |
JP2010018185A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Tokai Rika Co Ltd | 方向指示器制御装置 |
JP2010195154A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 叩き操作判定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5949308B2 (ja) | 2016-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5983029B2 (ja) | 車線逸脱警報装置、それを搭載した車両、及びその制御方法。 | |
JP2008273521A (ja) | 移動体の自動運転装置 | |
TW201343457A (zh) | 腳踏車警示方法及系統 | |
JP6579579B2 (ja) | ステアリング制御装置 | |
JP2014193667A (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2014136525A (ja) | ステアリング制御装置 | |
JP2016078738A (ja) | 車載表示装置 | |
US9409478B2 (en) | Sway determination device and sway determination method | |
CN109895844A (zh) | 用于车辆的行驶控制系统和方法 | |
JP4650311B2 (ja) | 車両の方向指示装置 | |
JP5949308B2 (ja) | 車両用方向指示装置 | |
JP2010234841A (ja) | 車両の後輪トー角制御装置 | |
JP2010149575A (ja) | 同軸二輪車 | |
JP2009057011A (ja) | 操舵制御装置 | |
JP5254687B2 (ja) | 方向指示器制御装置 | |
JP2017105277A (ja) | 車両用操舵装置 | |
KR102004684B1 (ko) | 차량용 전동식 조향 시스템 및 그 제어방법 | |
JP2009056996A (ja) | 車両用操舵制御装置 | |
JP2008062686A (ja) | 電動パワーステアリング制御装置及びその制御方法 | |
WO2023139722A1 (ja) | 操舵制御装置及び操舵制御方法 | |
JP2014070939A (ja) | 車両の操舵角演算装置 | |
JP7235424B2 (ja) | ライダー支援システム、及び、ライダー支援システムの制御方法 | |
JP2010254266A (ja) | 車両の操舵制御装置 | |
JP6412980B2 (ja) | ステアリング制御装置 | |
JP2007203801A (ja) | 車両の操舵装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5949308 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |