JP2014037126A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の発光素子により感光体に静電潜像を形成する画像形成装置において、高精度な発光素子の光量制御が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、複数の反射面のうち前記光ビームが入射する反射面を特定し、回転軸に対する複数の反射面それぞれの偏心量に基づいて複数の反射面それぞれに対応して設定された参照値を記憶し、特定結果に基づいて記憶手段から光ビームが入射する反射面に対応する参照値を読み出し、参照値と検出信号とに基づいて光源から出射される光ビームの光量を制御する。
【選択図】図14

Description

本発明は、回転多面鏡によって偏向された光ビームによって感光体を走査することによって画像を形成する画像形成装置で実行される光ビームの光量制御に関する。
レーザービームプリンタなど、電子写真方式の画像形成装置は、発光素子(以下、「LD」という)から出射された光ビームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)によって偏向し、偏向された光ビームによって感光体を走査することで感光体上に潜像を形成し、潜像をトナーによって現像することによって画像を形成する構成を備える。
このような画像形成装置において、画像形成速度の高速化、高解像度化に対応するため、複数の光ビームによって同時に感光体を走査して画像形成を行う技術が提案されている。
感光体を光ビームによって走査して画像形成を行う画像形成装置に係る技術として、画像形成中において感光体上でのビームの光量を一定に保つため、自動光量制御(Auto Power Control.以下、「APC」という)を行う技術がある。
APCの方式としては、LDを一定期間点灯して、LDの内部又は外部に受光素子(PD:フォトダイオード)を設け、受光素子の受光結果から光ビームの光量を検出し、検出された光量に基づいて光ビームを出射させるための駆動電流をフィードバック制御する方式がある。
近年、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser))を感光体の露光光源に用いた画像形成装置が知られている。VCSELは、半導体基板に対して垂直な一方向に光ビームを出射する素子である。
感光体の露光光源としてVCSELを用いた画像形成装置におけるAPCの構成として、VCSELとポリゴンミラーとの間に入射光を透過光と反射光とに分離するビームスプリッタを設け、ビームスプリッタを透過した透過光を感光体に向かせ、反射した光ビームをPDに入射させる構成が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
この場合、ビームスプリッタの光ビームの反射率と感光体面への透過率のばらつきや汚れにより精度の高いAPCが行えない問題がある。
そこで、ポリゴンミラーの反射面によって反射(偏向)された光ビームをPDに受光させ、PDの受光結果に基づいてAPCを行う方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。以下、このAPC方法を走査光を用いたAPCとして「走査光APC」と呼ぶ。走査光APCは、PDから出力された検出信号の電圧と、光ビームの目標光量に対応する参照電圧と、を比較し、比較結果に基ついて発光素子に供給する駆動電流の値を制御する。
特開2002−40350号公報 特開2009−146025公報
しかしながら、走査光APCには次のような課題がある。即ち、各反射面の中央領域は感光体を露光するための光ビームを反射する領域であるため、PDに入射させる光ビームは各反射面の端部で反射される。
ポリゴンミラーは製造精度の許容誤差によって完全なる正多角形で形成することは困難であり、回転軸に対して各反射面は偏心しているため、PDに光ビームを入射させるタイミング(ポリゴンミラーの回転角)において、反射されたすべての光ビームのスポットをPDに入射させられる反射面と、一部の光ビームのスポットの一部が反射面に当たらずそのまま直進してしまい、スポット全てが反射されないでPDに入射させる反射面とがある。
後者の反射面の場合、PDに入射する光量が少ないため、各反射面によって反射された光ビームの受光結果に対して一律の参照電圧を用いて比較すると、APCを精度よく行うことができなくなる。
本発明の目的は、複数の発光素子により感光体に静電潜像を形成する画像形成装置において、高精度な発光素子の光量制御が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、感光体と、光ビームを出射する光源と、回転軸を中心に回転駆動され、複数の反射面を有し、前記感光体に静電潜像を形成するために前記複数の反射面によって前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により偏向された前記光ビームを受光し、受光光量に応じた検出信号を出力する受光手段と、前記複数の反射面のうち前記光ビームが入射する反射面を特定する特定手段と、前記回転軸に対する前記複数の反射面それぞれの偏心量に基づいて前記複数の反射面それぞれに対応して設定された参照値を記憶する記憶手段と、前記特定手段による特定結果に基づいて前記記憶手段から光ビームが入射する反射面に対応する参照値を読み出し、前記参照値と前記検出信号とに基づいて前記光源から出射される光ビームの光量を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の発光素子により感光体に静電潜像を形成する画像形成装置において、高精度な発光素子の光量制御が可能な画像形成装置を提供することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1におけるレーザー走査ユニットの概略構成を示す図である。 図2における制御部の概略構成を示すブロック図である。 光量検出センサから出力されるパルス波形を示す図である。 光ビームの一部がポリゴンミラーに反射されない様子を示す図である。 (A)は、非反射光をポリゴンミラーの上部から見た図であり、(B)は、その拡大図である。 光量検出センサにより検出された10個のLDの各々が発光した光ビームの照射率を示す図である。 ポリゴンミラーの回転軸が50μmの偏心があると場合の反射面の位置のずれを示す図である。 反射面と走査周期との対応を示す図である。 反射光量を測定するためのレーザー走査ユニットの構成例を示す図である。 図10における制御部により実行される目標光量記憶処理の手順を示すフローチャートである。 光量検出値を示す図であり、(A)は非反射光が発生しないLDによる光量検出値を示し、(B)は一部の反射面で非反射光が発生するLDによる光量検出値を示し、(C)は全ての反射面で非反射光が発生するLDによる光量検出値を示している。 光量目標値のテーブルを示す図である。 図2における制御部により実行されるAPC処理の手順を示すフローチャートである。 光量検出値をサンプリングする方法を説明するための図である。 図2における制御部により実行されるAPC処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す図である。
図1において、画像形成装置1は、電子写真方式でCMYKの4色の印刷が可能なフルカラープリンタとなっている。
画像形成装置1は、感光体2a〜2d、帯電器3a〜3d、クリーナ4a〜4d、レーザー走査ユニット5a〜5d、転写ブレード6a〜6d、現像ユニット7a〜7d、中間転写ベルト8、ローラ10,11、クリーナ12、手差しトレイ13、ピックアップローラ14,15,18,19、レジローラ16、給紙カセット17、縦パスローラ20、回転ローラ21、2次転写ローラ22、定着ユニット26、排紙ローラ24、排紙トレイ25、定着ユニット26、両面反転パス27、及び両面パス28で構成される。
上記感光体、帯電器、クリーナ、レーザー操作ユット、転写ブレード、現像ユニットは、CMYKの各色に対応するので、各々4つずつ設けられており、それぞれa〜dの符号を用いて表現している。
上記構成において、各色の感光体2a〜2dに対し、半導体レーザーを光源とする各々のレーザー走査ユニット5a〜5dにより静電潜像が形成され、この静電潜像は各々の現像ユニット7a〜7dにより現像される。
そして、この感光体2a〜2d上に現像された各色のトナー画像は、中間転写ベルト8などにより、2次転写ローラ22部で、記録紙Sに4色が一括転写され、定着ユニット26を通してトナーが溶着される。
一方、記録紙Sは給紙カセット17もしくは手差しトレイ13などから給紙され、レジローラ16でレジタイミングをとりつつ2次転写ローラ22へ搬送される。
また両面印刷時には、定着ユニット26、排紙ローラ24を通った記録紙は両面反転パス27の方向に導かれて逆方向に反転搬送され、両面パス28へ搬送される。両面パス28を通った記録紙Sは再び縦パスローラ20を通り、1面目と同様に2面目の画像を作像、転写、定着されて排出される。
以下の説明において、上記レーザー走査ユニット5a〜5dを、各レーザー走査ユニットを特に区別する必要のない場合には、レーザー走査ユニット5と表現する。また、感光体2a〜2dを、各感光体を特に区別する必要のない場合には、感光体2と表現する。
図2は、図1におけるレーザー走査ユニット5の概略構成を示す図である。
図2において、レーザー走査ユニット5は、光源101、コリメータレンズ102、開口絞り103、シリンドリカルレンズ104、ポリゴンミラー(回転多面鏡)105、スキャナモータ106、トーリックレンズ107、回折光学素子108、反射ミラー109、光量検出センサ114、感光体2、駆動部112、及び制御部120を含む。
制御部120は、画像データに基づいて複数の発光素子から光ビームを出射させるもので、スキャナモータ106、光源101、及び駆動部112を制御する。
光源101は、光ビームを出射する複数の発光素子(以下、「LD」という)からなる垂直共振器型面発光レーザー(Vertical Surface Emitting Laser Diode)(以下、「VCSEL」という)である。光源101は、複数のLDにより、発光素子面から垂直に発光を行う。
従って、素子のフロント側から出射されるフロント光と、素子のリア面から出射されるリア光を出力する端面発光レーザのように、リア光によって自動光量制御(以下、「APC」という)ができない。
そのため、一般的には、出射した光を、コリメータレンズで平行光にしてアパーチャーで絞った後の光束を、ハーフミラーで感光体上に向かう光とPD上に向かう光とに分離し、単一のPDを用いた方法でAPCを行っている。
この光源101を用いることによって、1回の主走査によって複数本の主走査ラインを形成することができる。また、VCSELを用いているため、低消費電力で発光効率が高く、高速変調も可能であり、温度変化に対する特性変化の幅が少ないので、より効率的、また安定的な制御を行うことができる。
このように複数本の主走査ラインを1回の主走査によって形成できることから、ポリゴンミラー105の回転数を低減することができる。逆に、回転数を低減しない場合には高速に画像を形成することができる。
コリメータレンズ102は、光源101から出射された光ビームを平行光束に変換している。開口絞り103は、通過する光ビームの光束を制限している。シリンドリカルレンズ104は、副走査方向にのみ所定の屈折力を有しており、開口絞り103を通過した光ビームをポリゴンミラー105の反射面に主走査方向に線像として結像させている。
ポリゴンミラー105は、回転軸を中心に回転駆動され、複数の反射面を有し、光源101からの光ビームにより感光体2に静電潜像を形成するために光ビームを偏向させて感光体2を走査する。
そして、ポリゴンミラー105は、スキャナモータ106により図中矢印C方向に一定速度で回転しており、反射面上に結像した光ビームを偏向させて感光体2を走査する。従って、スキャナモータ106は、感光体2に静電潜像を形成するためにLDが出射した光ビームをポリゴンミラー105によって偏向させて感光体2を走査する。
トーリックレンズ107は、fθ特性を有する光学素子であり主走査方向(矢印B方向)と副走査方向(矢印A方向)とで互いに異なる屈折率を有する屈折部である。トーリックレンズ107の主走査方向の表裏の両レンズ面は非球面形状となっている。
回折光学素子108は、fθ特性を有する光学素子であり主走査方向と副走査方向とで互いに異なるパワーを有する長尺の回折部である。
光量検出センサ114は、画像形成装置1が備える感光体2での画像形成する領域外に相当する位置(画像領域外)に設置され、反射ミラー109によって反射された光ビームの光量を検出するための光ビームを受光する受光面で光量を検出する。この光量検出センサ114は、ポリゴンミラー105により偏向された光ビームを受光可能であって感光体2とは異なる位置で光ビームの光量を示す光量検出値を検出する。このように、光量検出センサ114は、ポリゴンミラー105により偏向された光ビームを受光し、受光光量に応じた検出信号を出力する受光手段に対応する。
感光体2には、ポリゴンミラー105による主走査によって、光源101から放射される複数の光ビームのスポットが軸方向に直線状に移動する。これによって1回の主走査により所定幅の帯状の静電潜像が書き込まれ、結果として画像を示す潜像が形成される。
感光体2は駆動部112によって回転駆動され、これによって副走査方向に静電潜像が書き込まれる。
図3は、図2における制御部120の概略構成を示すブロック図である。
なお、図3においては、図2のレーザー走査ユニット5における構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図3において、制御部120は、画像生成部201、ビデオコントロール部202、ポリゴン回転制御部204、LD駆動部203、タイミング信号発生部213、A/D変換部210、カウンタ206、光量制御部211、CPU209、記憶部208、及び電流制御部212を含む。
画像生成部201は、印刷するための画像データを生成し、生成した画像データをビデオコントロール部202に出力する。
ビデオコントロール部202は、入力された画像データを、タイミング信号発生部213から出力されたタイミング信号を基準にした主走査タイミングと副走査タイミングに応じて、一定のタイミングでLD駆動部203へ信号を出力する。
タイミング信号発生部213は、タイミング信号をビデオコントロール部202、ポリゴン回転制御部204、及びLD駆動部203に出力する。タイミング信号発生部213は、ポリゴン回転制御部204に対しては回転制御信号を出力する。
LD駆動部203は、所定の光量で画像データを変調して発光するように光源101に電流を送る。電流制御部212は、光源101が所定の光量で発光できるように、電流を制御する。
ポリゴン回転制御部204は、上述した回転制御信号で変調されたビデオ信号と主走査タイミングに合わせてポリゴンミラー105が回転するようにポリゴン回転数を制御する。
光量検出センサ114は、光ビームを受光する受光面を有し、反射ミラー109によって反射された光ビームを受光する。反射ミラー109は走査光上に設置されている。また、光量検出センサ114は、光ビームを受光すると、受光光量に応じた電流又は電圧(以下、「光量検出値」という)を同期信号(検出信号)としてタイミング信号発生部213及びA/D変換部210に出力する。
光量検出センサ114は一般的にはレーザーの走査タイミングを検出し、この検出した同期信号から主走査タイミングが生成され、主走査書き出し位置が定められる。
また、光量検出センサ114は、ポリゴンミラー105の回転に伴うミラー面の切り替わりによって、パルス波形を出力する。
図4は、光量検出センサ114から出力されるパルス波形を示す図である。
図4において、簡単のためにポリゴンミラー105の反射面数をA〜Eの5面としている。さらに、光ビームを検出すると、電圧が下がるパルス波形であるが、光ビームを検出すると電圧が上がる光量検出センサ114を用いてもよい。また、図中のTmは周期を示している。
図3の説明に戻り、カウンタ206は、上述したパルス波の周期をカウントし、走査光が走査されるごとにカウント値をCPUに送る。これにより、CPU209はポリゴンミラー105の反射面数分の走査周期をカウンタ206から得ることができる。
さらに、ポリゴンミラー105の各反射面ごとに周期を測定し、周期と反射面を関連付けた情報を、記憶部208に記憶しておく。そして、印刷時は光量検出センサ114が光ビームの走査周期検出し、CPU209は、記憶部208に記憶されたカウント値と反射面の時間の関係から走査している時の反射面を特定する。
このようにカウンタ206を用いて反射面を特定してもよいが、スキャナモータ106にホール素子など位置を特定可能な仕組みを設けるようにしてもよい。この場合、カウンタ206を用いて特定するよりも容易に反射面を特定できる。
A/D変換部210は、光量検出センサ114から出力された信号をA/D変換し、光量検出値としてCPU209及び光量制御部211に出力する。
CPU209は、制御部120全体を制御すると共に、上述した光量検出値を記憶部208に記憶する。
光量制御部211は光量検出値と、目標光量となる光量目標値とを比較し、光量目標値よりも光量検出値が高ければ電流値を下げ、光量目標値よりも低ければ電流値を上げる命令を電流制御部212に送る。
以上説明した構成におけるAPCについて説明する。ポリゴンミラー105で走査された光ビームが光量検出センサ114によって検出されると、検出時の信号がA/D変換部210に出力される。上述したように、光量検出センサ114が出力する信号の電圧もしくは電流は光量に応じて比例しているため光量検出値として用いられる。
A/D変換部210は光量検出値をCPU209と光量制御部211に出力する。CPU209は光量検出値を記憶部208に記憶する。光量制御部211は、光量目標値と光量検出値を比較し、比較結果に応じて電流値を電流制御部212に出力する。
出力される電流値は、光量検出値が光量目標値よりも高い場合に低くなり、光量目標値よりも低い場合は高くなる。光量検出値が光量目標値と等しくなると、光量制御部211はそのときの電流値をCPU209に送る。電流制御部212は電流値に応じた電流をLD駆動部203へ出力する。
このように光量検出センサ114からの光量検出値を電流値にフィードバックすることで光ビームの光量を光量目標値と等しくする。
図5は、光ビームの一部がポリゴンミラー105に反射されない様子を示す図である。
図5においては、発光するLDの数を10個とし、それぞれ順番に番号が付されており、以下の説明ではn番目のLDをLDnと表現する。上述した図2に示したように、光源101から発せられた光ビームはシリンドリカルレンズ104により副走査方向に集光される。そして、光ビームはポリゴンミラー105に照射されることで反射される。光量検出センサ114に光ビームが入射するタイミングでのポリゴンミラー105に照射された光ビームの様子が図5に示したものとなる。
図5に示される光ビームは副走査方向に集光されているが主走査方向には集光されていないため主走査方向に長い楕円状になっている。本実施の形態では図5に示すように光量検出センサ114に向けて光ビームを反射する際に、光ビームのスポットのうち反射面を外れる部分を非反射光と表現し、斜線部で示している。図5の例では6〜10番目のLDによる光ビームで6番目から徐々に非反射光が増加している。
図6(A)は、非反射光をポリゴンミラー105の上部から見た図であり、図6(B)は、その拡大図である。
図6(A)において、光源101からの光ビームはポリゴンミラー105の反射面に全てが反射するビームスポットと、スポットの一部が反射面に照射されず直進してしまうビームとがある。図5に示した斜線部の面積が大きい光ビームは、図6(B)に示す直進する部分が多い光ビームである。
図7は、光量検出センサ114により検出された10個のLDの各々が発光した光ビームの照射率を示す図である。
図5に示したLDの配置により、図7の例では6〜10番目のLDによる光ビームで6番目から徐々に光量検出センサ114に入射する光量が低下する。
図8は、ポリゴンミラー105の回転軸が50μmの偏心があると場合の反射面の位置のずれを示す図である。
非反射光は、上述したようにLDの位置によって発生するが、回転軸の偏心によって発生することもある。すなわち、ポリゴンミラー105の回転により反射面の位置が変動することによって非反射光が発生する。
この位置ずれにより、ある反射面では1本の光ビームが全て反射面から反射し、またある反射面では非反射光が発生する。この場合の反射光は、ビームスポットの全てが反射した場合に比べ低い光量の反射光になる。
このように、非反射光が発生すると、光量検出センサ114での検出光量が下がることとなる。そのため、そのままの検出光量でAPCを行ってしまうと本来の目標光量と比べ高い光量になるようにAPCが実行されてしまう。
そこで本実施の形態は、この検出光量の低下分を補正し、APCを実行する方法を用いる。この方法では、光ビームが入射する反射面を特定し、その反射面がAPCを行った場合に非反射光が発生する面か否かを判別する。
非反射光が発生する反射面の場合、その反射面と非反射光の光量である非反射光量の関係を特定し、非反射光の分だけ検出光量の低下分を補正することで正確にAPCを行う。
この方法では、反射面と非反射光量の関係を記憶部208に記憶しておく必要があるが、それを実現するためには、まず光ビームが入射する反射面を特定する必要がある。この特定方法について、先ほど説明した図4を用いて説明する。
上述したように、図4は、光量検出センサ114から出力されるパルス波形を示す図であり、より詳細には、ポリゴンミラー105の回転に伴うミラー面の切り替わりによって、光量検出センサ114から出力される信号の電圧のパルス波形を示す図である。
このパルス波形は、非反射光が発生しない特定のLDによる光ビームによって得られたパルス波形である。
このように、非反射光が発生しない特定のLD(ここではLD1とする)を選択して点灯し、そこで得られる光量検出センサ114の出力から光ビームの走査同期を検出する。なお、光量検出センサ114が検出する走査周期は反射面によって異なる。これはポリゴン形状の誤差や、上述した回転軸の偏心による。
図9は、反射面と走査周期との対応を示す図である。
図9において、走査周期を反射面数分だけ、反射面と走査周期を対応つけたテーブルが示されており、このテーブルは記憶部208に記憶される。反射面と走査周期を対応付けるための反射光量の測定や、測定によって作成されたテーブルを記憶部208に記憶する処理は工場出荷時に行っておく。また、出荷時に、この走査周期の他に、反射光量も測定しておく。
図10は、反射光量を測定するためのレーザー走査ユニット5の構成例を示す図である。
図10において、図2と異なる点は、感光体2に代えて、感光体2の面と同じ位置に光量測定用のフォトダイオード(以下、PDという)113を設けたことである。この構成によって反射光量を測定する。
図11は、図10における制御部120により実行される目標光量記憶処理の手順を示すフローチャートである。
図11における目標光量記憶処理は、1つのLDに対して行われる処理を示しており、この目標光量記憶処理が全てのLDに対して行われる。
まず、制御部120は、LDが破損しない程度に予め定められた光量目標値を設定し、APCを開始する(ステップS1201)。次いで、光ビームをPD113に照射し(ステップS1202)、PD113の出力PD_Vを測定し(ステップS1203)、PD113からの出力が予め定められた値であるPD_Vrefになるように、電流制御部212で電流を制御することでLDの光量を調整する(ステップS1204)。このステップS1204は、複数のLDごとに、感光体2に照射された光ビームの感光体2における光量を示す光量検出値が予め定められた値となるように複数のLDの各々に供給する電流を制御する。
出力がPD_Vrefになった後、走査周期を検出する光ビームによって光量検出センサ114で光量検出値APCnmを検出し(ステップS1205)、この光量検出値APCnmを記憶部208に記憶し(ステップS1206)、全てのLDについて本処理を終了する。この光量検出値APCnm(参照値)は実際の印刷時の目標となる。
このAPCnmは、反射面の値(A〜E)をmで表し、LDの番号をnで表したとき、反射面mでのn番目のLDの光量検出値を示している。
上述した反射光量測定処理をLDごとに各々の反射面に対して行うことで、各LDにおいて、感光体2にPD113からの出力がPD_Vrefとなる光量が照射された場合の光量検出センサ114からの出力が得られることとなる。従って、ステップS1206は、回転軸に対する複数の反射面それぞれの偏心量に基づいて複数の反射面それぞれに対応して設定された参照値を記憶する記憶手段に対応する。
従って、図11の目標光量記憶処理によれば、実際の印刷時には、光量検出センサ114で検出される光量検出値の目標を、光量検出値APCnmとしてLDへの電流を制御することで、感光体2にPD_Vrefとなる光量を照射することができる。すなわち、複数の発光素子により感光体に静電潜像を形成する画像形成装置において、高精度な発光素子の光量制御が可能となる。
図12は、光量検出値を示す図であり、(A)は非反射光が発生しないLDによる光量検出値を示し、(B)は一部の反射面で非反射光が発生するLDによる光量検出値を示し、(C)は全ての反射面で非反射光が発生するLDによる光量検出値を示している。
図12(A)においては、全ての面で非反射光が発生せず、A〜E面で検出される電圧は全て同じ値となっている。図12(B)においては、B面で非反射光が発生することで光量が下がるため、他の面で検出された電圧と比較して、電圧が若干高くなっている。図12(C)においては、A〜E面の全てで非反射光が発生していることが示されている。
図13は、光量目標値のテーブルを示す図である。
図13に示されるテーブルは、目標光量情報のテーブルであり、反射光量測定処理のステップS1206で記憶されるAPCnmで構成される。
図13に示されるように、非反射光が発生しないLD1〜LD5については、いずれの面においてもAPCnmの値は同じであるので、APCnmを「APC1」のように1つだけ記憶するようにしてもよい。
図14は、図2における制御部120により実行されるAPC処理の手順を示すフローチャートである。
図14において、まず記憶部208から反射面と走査周期を対応つけたテーブルを読み出す(ステップS1301)。そして、光量検出センサ114の出力から走査周期をカウンタでカウントし測定し(ステップS1302)、光量検出センサ114が光ビームを検出するときの反射面を特定する(ステップS1303)。このステップS1303は、複数の反射面のうち光ビームが入射する反射面を特定する特定手段に対応する。
次いで、記憶部208に記憶されたテーブルに示される光量目標値を読み出す(ステップS1304)。そして、光量検出センサ114から出力される光量検出値が読み出した反射面mでのLDnの光量目標値APCnmとなるように電流制御部212が電流を制御して(ステップS1305)、本処理を終了する。このステップS1305は、特定結果に基づいて、光ビームが入射する反射面に対応する参照値を読み出し、参照値と検出信号とに基づいて前記光源から出射される光ビームの光量を制御する制御手段に対応する。
なお、スキャナモータ106に上述したホール素子が設けられている場合には、直ちに反射面を特定できるので、ステップS1301,1302は不要となる。
また、上記ステップS1305において光量検出値が用いられるが、このときに光量検出センサ114から出力された光量検出値をサンプリングする方法について説明する。
図15は、光量検出値をサンプリングする方法を説明するための図である。
図15においては、光量検出値を電圧として説明する。光量検出センサ114から出力された電圧において、波形が立ち下がる時をトリガとし、立下りから時間T1後に光ビームが光量検出センサ114に入射しないときの電圧をサンプリングし、立下りから時間T2後に電圧をサンプリングする。
サンプリング回数は複数回とする。光ビームが光量検出センサ114に入射しないときと、光ビームが光量検出センサ114に入射するときにサンプリングする。入射するときのサンプリングはレーザーが入射している時間内でサンプリングが終了するようなサンプリング回数、サンプリング時間にする。
サンプリングした電圧は最大最小値を除き平均化するなどの処理を行う。このようにして得た、光ビームが入射しないときの電圧と、光ビームが入射するときの電圧との差分を光量検出値とする。
こうすることで光量検出センサ114に生じた暗電流によるずれを排除することができる。
以上のように、各LDに対して反射面ごとに対応した光量目標値を用意しておき、APC処理では反射面を特定し、反射面に対応した光量目標値を用いることで、非反射光が存在し、反射面の偏心がある場合でも、それぞれのLDの光量を精度良く制御することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、図13に示した光量目標値のテーブルにおいて、いずれの反射面においても非反射光が発生しないLD(例えばLD1〜3)に着目し、図14に示したAPC処理の変形例について説明する。
具体的には、図14のステップS1303で反射面を特定した後に、反射面に同期して光量検出センサで検出された光量値が光量目標値となるように制御しているが、いずれの反射面においても非反射光が発生しないLDについては反射面を特定する必要はない。
図16は、図2における制御部120により実行されるAPC処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
図16において、まずAPC処理の対象となるLDが、非反射光が発生しないLDか否か判別する(ステップS1401)。ステップS1401の判別の結果、対象となるLDが、非反射光が発生するLDのときは(ステップS1401でNO)、ステップS1301に進む。このステップS1301以降は、図14の処理と同じであるので説明を省略する。
一方、ステップS1401の判別の結果、対象となるLDが、非反射光が発生しないLDのときは(ステップS1401でYES)、記憶部208に記憶されたテーブルに示される光量目標値を読み出す(ステップS1402)。
そして、光量検出センサ114から出力された光量検出値が読み出した反射面mでのLDnの光量目標値APCnmとなるように電流制御部212が電流を制御して(ステップS1403)、本処理を終了する。
なお、非反射光が発生しないLDに対する光量目標値APCnmは、上述したPD_Vrefとなり、これは補正の必要のない標準の光量目標値でもあるので、光量目標値のテーブルを読み出すことなく、デフォルトの値として保持するようにしてもよい。この場合、光量目標値のテーブルにおける、補正の必要のない標準の光量目標値を例えばNULLなどで表現するようにしてもよい。
すなわち、ステップS1403では、目標光量情報における目標光量値がポリゴンミラー105の全ての面で予め定められた値と等しくなるLDに供給する電流を制御する場合には、ポリゴンミラー105の任意の面で偏向された光ビームにより光量検出センサ114によって検出される光量検出値を用いて電流を制御するようにしてもよい。
さらに、ステップS1403では、目標光量情報における目標光量値がポリゴンミラー105の1つ以上の面で予め定められた値と等しくなるLDに供給する電流を制御する場合には、ポリゴンミラー105の1つ以上の面で偏向された光ビームにより光量検出センサ114によって検出される光量検出値を用いて電流を制御するようにしてもよい。
図16の処理によれば、非反射光が発生しないLDに対して反射面を特定する処理が不要となるため、より迅速にAPC処理を実行することが可能となる。
1 画像形成装置
2,2a〜2d 感光体
101 光源
105 ポリゴンミラー
113 フォトダイオード
114 光量検出センサ
208 記憶部
209 CPU
211 光量制御部
212 電流制御部

Claims (1)

  1. 感光体と、
    光ビームを出射する光源と、
    回転軸を中心に回転駆動され、複数の反射面を有し、前記感光体に静電潜像を形成するために前記複数の反射面によって前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡により偏向された前記光ビームを受光し、受光光量に応じた検出信号を出力する受光手段と、
    前記複数の反射面のうち前記光ビームが入射する反射面を特定する特定手段と、
    前記回転軸に対する前記複数の反射面それぞれの偏心量に基づいて前記複数の反射面それぞれに対応して設定された参照値を記憶する記憶手段と、
    前記特定手段による特定結果に基づいて前記記憶手段から光ビームが入射する反射面に対応する参照値を読み出し、前記参照値と前記検出信号とに基づいて前記光源から出射される光ビームの光量を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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