JP2014035575A - 画像処理装置及びその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが、より簡便に印刷設定を変更して、先と異なる所望の出力結果を得ることのできる技術を提供する。
【解決手段】コンピュータを画像処理装置として動作させる制御プログラムにおいて、印刷指示を入力されると、印刷指示に対応する印刷設定及び印刷指示と印刷設定とに対応した画像データを印刷履歴として記憶する。記憶された印刷指示と印刷設定に対応した画像データと印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データとの類似度を算出し、過去に印刷を行った画像データとの類否を判定する。類似すると判定した場合、印刷指示に対応する印刷設定と印刷履歴のうち類似すると判定された画像データの印刷設定とを比較し、印刷履歴のうち類似すると判定された画像データの印刷設定から変更された印刷設定の項目を特定すると、変更された印刷設定の項目と対応付けられ印刷履歴のうち類似すると判定された画像データと類似しなくなるような推奨印刷設定項目を抽出し、推奨印刷設定項目を、ユーザに報知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置及びその制御プログラムに関し、特に、ユーザに印刷設定を提示する機能を備える画像処理装置及びその制御プログラムに関する。
プリンタ等の画像記録装置から出力された印刷物の出力結果が気に入らない等の理由により、ユーザが、原稿を修正したり、プリンタドライバ等の印刷設定を変更したりして、再印刷を実行する。
しかし、プリンタドライバの印刷設定等を変更して再印刷を実行しても、実際に画像記録装置から出力される印刷物上では、殆ど変化を認識できず、ユーザが、所望の出力結果を得られないことがある。例えば、画像記録装置によっては、用紙に応じてインクの吐出量を可変とする機能を備えている。このような機能を備える画像記録装置を使用する場合においては、ユーザが色味に関する設定値を変更しても、印刷物上では、設定値の変更の前後で視覚的に認識できるほどの変化が現れにくくなることがある。
ここで、ユーザに適切な印刷設定を提示する技術として特許文献1が開示されている。特許文献1は、ユーザが過去に設定した印刷設定と画像データを記録しておき、入力画像データが過去の画像データと類似する場合、過去の印刷設定をユーザに提示している。
特開2008−77160号公報
しかし、特許文献1では、ユーザが過去と同じ原稿データを異なる出力結果にしたい場合、印刷設定に不慣れなユーザでは、どのように設定を変更すれば出力結果を異ならせることができるかの手がかりがないままとなる。
このような場合、ユーザが所望の画像を得るまでに、何回も印刷設定の変更と印刷の処理を繰り返すこととなりかねない。
そこで、本発明は、ユーザが、簡便に印刷設定を変更して、過去と同じ原稿データであっても異なる出力結果を得ることのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置の制御プログラムの第1の特徴は、画像データを処理する画像処理装置として動作させる制御プログラムであって、
印刷指示を入力されると、前記印刷指示に対応する印刷設定及び前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データをそれぞれ印刷履歴として記憶する記憶処理と、
前記記憶処理された前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データとを参照して、前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データとの類似度を算出し、該過去に印刷を行った画像データとの類否を判定する類否判定処理と、
前記類否判定処理において類似すると判定した場合、前記印刷指示に対応する印刷設定と前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定とを比較し、前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定から変更された印刷設定の項目を特定すると、前記変更された印刷設定の項目と対応付けられ前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データと類似しなくなるような推奨印刷設定項目を抽出する抽出処理と、
前記抽出処理により抽出された前記推奨印刷設定項目を、ユーザに報知する報知処理と、
を実行させることを特徴とする制御プログラム。
本発明の画像処理装置の制御プログラムの第2の特徴は、前記類否判定処理においては、前記印刷指示に対応する画像データまたは前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データについて設定された所定の領域に対し、それぞれ前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データの対応する範囲または前記印刷指示に対応する画像データの対応する範囲を判断して、類似度の算出を行うことである。
本発明の画像処理装置の制御プログラムの第3の特徴は、前記記憶部には、複数の印刷履歴を記憶しておき、前記抽出処理においては、前記複数の印刷の履歴について、順次類似度を算出していき、算出された類似度の最も高い前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データに基づいて前記推奨印刷設定項目を決定することである。
本発明の画像処理装置の制御プログラムの第4の特徴は、前記記憶部には、複数の印刷履歴を記憶しておき、前記類否判定処理及び前記抽出処理においては、前記印刷指示の入力された時刻に関する時刻情報、印刷ジョブ名、及び該印刷ジョブのオーナー名を含むジョブ管理情報のうち、いずれを優先的に利用するかを表す優先順位を参照して、前記複数の印刷履歴の中から、利用する印刷履歴を決定することである。
本発明の画像処理装置の特徴は、画像データを処理する画像処理装置であって、
印刷指示を入力されると、前記印刷指示に対応する印刷設定及び前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データをそれぞれ印刷履歴として記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データを参照して、前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データとの類似度を算出し、該過去に印刷を行った画像データとの類否を判定する類否判定部と、
前記類否判定部において類似すると判定した場合、前記印刷指示に対応する印刷設定と前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定とを比較し、前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定から変更された印刷設定の項目を特定すると、前記変更された印刷設定の項目と対応付けられ前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データと類似しなくなるような推奨印刷設定項目を抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記推奨印刷設定項目を、ユーザに報知する報知部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置である。
本発明に係る画像処理装置の制御プログラムの第1の特徴または本発明に係る画像処理装置の特徴によれば、同じ原稿データについて過去に印刷した出力結果と異なる出力結果にするため、ユーザが過去に設定した印刷設定を変更して再度印刷を実行しようとした場合に、印刷履歴中の画像データとの間で求めた類似度により、出力結果が過去に印刷した画像データと類似するかを判断する。出力結果が類似すると判断した場合、ユーザが変更した印刷設定項目を特定し、この印刷設定項目に対応付けられた過去の出力結果と類似しなくなるような推奨印刷設定項目をユーザに報知する。このようにすることで、印刷設定に不慣れなユーザが、推奨印刷設定項目にしたがって簡便に印刷設定を変更して、過去と同じ原稿データであっても異なる出力結果として得ることができる。
本発明に係る画像処理装置の制御プログラムの第2の特徴によれば、ユーザは、これから印刷しようとする画像データのうちの特に出力結果を変えたい領域について、推奨印刷設定項目を得るので、よりユーザの所望の出力結果を得ることができる。
本発明に係る画像処理装置の制御プログラムの第3の特徴によれば、複数の印刷履歴の中から、順次類似度を算出し、類似度の最も高い画像データに基づいて推奨印刷設定項目を決定して、比較に適した印刷履歴を用いて推奨印刷設定項目を抽出するので、よりユーザの所望の出力結果を得ることができる。
本発明に係る画像処理装置の制御プログラムの第4の特徴によれば、ユーザが優先的に比較に利用したい印刷履歴を用いて推奨印刷設定項目を抽出することが可能となるので、ユーザが印刷履歴を選ぶ手間が省ける。
本実施形態に係る画像処理装置を含む印刷システムの構成図である。 プリンタドライバの機能ブロック図である。 PCにより実行される処理を示したフローチャートである。 印刷データ及び印刷データ中の印刷設定項目の構成例を示す図である。 設定項目関連情報の構造例を示す図である。 PCのモニタ等に表示する画面例を示す図である。 本実施形態の変形例に係る推奨印刷設定項目の抽出方法において必要な情報の構造例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置を含む印刷システムの構成図である。図1に示す印刷システム1は、印刷機2と、端末装置3とを有する。
端末装置3は、アプリケーション4とプリンタドライバ5とを有し、印刷機2に対して画像データとともに印刷設定を与え、印刷を実行させる。
端末装置3としては、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理端末装置を使用する。図面及び以下の説明においては、端末装置3を「PC3」としている。
PC3のアプリケーション4は、印刷機2で印刷を行う画像データを生成するためのアプリケーションである。
プリンタドライバ5は、アプリケーション4から入力された印刷ジョブの原稿データに必要な処理を施して、印刷機2に向けて印刷データを転送する。
印刷機2は、PC3から転送された印刷データの印刷設定にしたがって、画像データを記録媒体に記録する。印刷機2としては、例えば、インクジェットプリンタや孔版印刷機等の各種の印刷装置を使用する。
画像データは、原稿データに印刷ジョブ中の印刷設定を施した画像データをいう。印刷機2が記録する画像データは、PC3から転送された印刷データに限らず、印刷機2のスキャナ(図示なし)から読み取った原稿データに基づく印刷データを用いてもよい。
本実施形態においては、プリンタドライバ5は、アプリケーション4から印刷ジョブが入力されると、印刷指示された画像データと過去に印刷を行った画像データとの類似度を算出してその類否を判定する。
プリンタドライバ5は、今回の印刷ジョブで入力された画像データが過去に印刷を行った画像データと類似する場合には、更に、過去に行った印刷時の印刷設定に対し、今回の印刷ジョブに対応する印刷設定から、変更されている印刷設定項目を特定する。
印刷設定が変更されている場合には、プリンタドライバ5は、印刷設定が変更されているにもかかわらず、今回の印刷ジョブを実行しても、その出力結果は、過去と大きく変わっていないと判断する。
この場合、プリンタドライバ5は、各種の印刷設定項目のうち、変更されている印刷設定項目に対して設定の変更を推奨する印刷設定項目を、ユーザに対して報知する。
以下に、本実施形態において、ユーザに対して推奨する印刷設定項目を報知する方法について、図面を参照して具体的に説明する。
図2は、プリンタドライバ5の機能ブロック図である。図2に示すプリンタドライバ5は、印刷データ処理部10、推奨印刷設定処理部15及び記憶部14を有する。推奨印刷設定処理部15は、類否判定部11、抽出部12及び報知部13を有する。
印刷データ処理部10は、アプリケーション4から印刷ジョブが入力されると、アプリケーション4から入力された原稿データに対して必要な変換処理を施し、印刷データを生成する。
印刷データ処理部10は、印刷機2に印刷データを送信しなかった時点で一旦終了し、再度印刷指示をすることにより、印刷設定を変更させることが可能である。
印刷データ処理部10の動作については、公知の技術を用いているので詳細な説明は割愛する。
推奨印刷設定処理部15は、印刷データ処理部10において生成した印刷データを解析して、過去の印刷と出力結果が所定の度合い以上は異ならない場合に、変更することを推奨する印刷設定項目をユーザに報知するために必要な処理を実行する。
推奨印刷設定処理部15のうち、類否判定部11は、印刷指示されたアプリケーション4から印刷ジョブが入力されると、過去の印刷履歴に含まれる画像データと、今回新たに印刷が指示された画像データとの類似度を求めて、類似度が所定のしきい値以上であるか否かを判定する。印刷履歴は、少なくとも、過去にアプリケーション4から入力された印刷ジョブに対応する印刷設定と印刷データを含む。実施例では、印刷設定及び印刷データを、印刷履歴として記憶部14に記憶する。
抽出部12は、類否判定部11において、印刷を指示された画像データが印刷履歴の画像データと類似すると判断した場合には、新たに入力された印刷ジョブに対応する印刷設定と、印刷履歴のうち類似すると判定された画像データについての印刷設定とを比較する。
抽出部12は、印刷設定に含まれる印刷設定項目の中に、印刷履歴の印刷設定に含まれる印刷設定項目に対して変更がなされている印刷設定項目を特定する。
そして、抽出部12は、記憶部14より、特定した印刷設定項目と対応付けられている印刷設定項目を抽出する。以下の説明においては、抽出部12により抽出される印刷設定項目を、「推奨印刷設定項目」とする。
抽出部12により抽出される推奨印刷設定項目は、画像データの出力結果への影響に関して、変更のあった印刷設定項目と関連を有する印刷設定項目である。
すなわち、推奨印刷設定項目の設定値を変更した場合は、印刷履歴の画像データの出力結果に対して上記の抽出部12が特定した印刷設定項目を変更した場合と同様の影響があることが見込まれる。
例えば、ある印刷設定項目について値を変更しても印刷履歴の画像データと出力が大きく異ならない場合(類似する場合)であっても、代わりに推奨印刷設定項目の値を変更することで、印刷履歴の画像データと類似しないユーザの所望の画像データとし得る。
報知部13は、抽出部12が抽出した推奨印刷設定項目をユーザに報知する。
記憶部14は、例えばメモリ等からなり、印刷履歴や推奨印刷設定項目等のユーザに変更を推奨する印刷設定項目を報知するために必要な各種データやプログラム等を記憶する。
以下に、プリンタドライバ5で印刷設定を変更しているにもかかわらず、印刷機2において新たに入力された印刷データにしたがって画像データを出力しても、過去の出力と比べて大きくは異ならないと判断した場合に、ユーザに対し、推奨印刷設定項目を抽出して報知する方法について具体的に説明する。
図3は、PC3により実行される処理を示したフローチャートである。PC3は、アプリケーション起動中にユーザから新たに印刷指示が入力されると、図3に示す一連の処理を開始する。
まず、ステップS1で、PC3のアプリケーション4は、印刷の指示が入力された印刷対象につき、ユーザによる印刷前に設定を変更する旨の入力があった場合には、印刷設定の変更を行う。印刷前に印刷設定を変更する旨の入力がない場合は、特に処理を行わず、ステップS2へと処理を移行させる。
ステップS2で、プリンタドライバ5の印刷データ処理部10は、RIP(Raster Image Processor)処理を実行する。これにより、印刷機2に送信するラスターイメージが生成される。
ステップS3で、推奨印刷設定処理部15は、RIP済の画像のデータを含む印刷データと、印刷データ中の印刷設定とを、印刷履歴として記憶部14に記憶する。
図4(a)は、印刷データの構成例を示す図であり、図4(b)は、図4(a)の印刷データのうち、印刷設定の構成の一部を例示する図である。
図4(a)及び図4(b)においては、本実施形態に関する構成、すなわち、推奨印刷設定項目の報知に関する構成を中心に記載し、一部の構成については記載を省略している。
図4(a)に示すように、印刷データには、印刷ジョブに関するジョブ情報D1のほか、プリンタ動作に関するプリンタ動作情報D2や画像のデータである画像データD3を含む。
図4(b)に示すように、印刷設定には、ジョブ管理系情報D4やプリンタ動作系情報D5のほか、画像データD3を形成する画像形成系情報D6を含む。
図面においては記載を省略しているが、印刷履歴として記憶する「印刷設定」には、印刷設定項目だけでなく、その設定値を含む。
印刷設定中のプリンタ動作系情報D5や画像形成系情報D6については、推奨印刷設定項目に関わる情報である。原稿データは、アプリケーション4で作成した原稿データをいう。
プリンタドライバ5の推奨印刷設定処理部15は、図4(a)の印刷データ及び図4(b)の印刷設定を、印刷履歴として記憶部14に記憶すると、処理をステップS4へと移行させる。
ステップS4で、推奨印刷設定処理部15は、記憶部14に印刷履歴があるか否かを判定する。ここでは、ステップS3で記憶した印刷履歴以外に記憶部14に印刷履歴が蓄積されているか否かを判定する。印刷履歴がない場合は、ステップS10へと処理を移行させる。印刷履歴が存在する場合は、ステップS5に進む。
ステップS5で、推奨印刷設定処理部15の類否判定部11は、印刷指示のあった画像データD3と、印刷履歴中の画像データD3とで類似度を算出し、類似度が「100パーセント」であるか否かを判定する。類似度が100パーセントでない場合は、ステップS10へと処理を移行させ、類似度が100パーセントである場合には、ステップS6に進む。
ステップS5において算出する類似度については、例えば、印刷機2が孔版印刷機である場合は、画像データのデータサイズと画素の有無とから算出する。印刷機2がインクジェットプリンタである場合は、画像データのデータサイズと、画素の有無並びに各画素の色情報とから算出する。
具体的には、孔版印刷機で印刷する画像データについては、画像データのデータサイズが一致するか、画像データ中の各画素について、白/黒を表す二値データのいずれが設定されているかを判定していき、今回印刷指示のあった画像データと印刷履歴の画像データとで一致するかにより、類似度を算出する。インクジェットプリンタで印刷する画像データについては、画像データのデータサイズが一致するか、画像データ中の各画素について、データが有るか否か、及びデータ有りの場合はその色が一致するかにより、類似度を算出する。
画像データの比較は、記憶部14に記憶されている、図4(a)の画像データD3について行う。
ここで説明している類似度の算出方法については、一例を示すものであり、これには限定されない。
ステップS6で、類否判定部11は、印刷データとともに入力された印刷設定と、比較対象となる印刷履歴のうちの対応する印刷設定、すなわち類似度が100パーセントと判定された画像データと対応する印刷設定とを比較する。
そして、ステップS7で、抽出部12は、図4(b)に示す印刷設定のうち、印刷データとともに入力された印刷設定のうち、プリンタ動作系情報D5と画像形成系情報D6について、印刷履歴に対して変更されているか否かを判定する。
ステップS7の判定において、画像形成系情報D6に変更がない場合は、ステップS10へと処理を移行させ、画像形成系情報D6が変更されている場合は、ステップS8に進む。
これは、プリンタ動作系情報D5と画像形成系情報D6が変更されているにもかかわらず、印刷履歴との類似度が高い(実施例では100パーセントである)ことから、印刷設定をどのように変更すれば出力を変える(印刷履歴に対して類似度の低い画像データを得る)ことができるかをユーザに報知する必要があると判断するものである。
ステップS8で、抽出部12は、プリンタ動作系情報D5と画像形成系情報D6のうち、値の変更されている印刷設定項目に対して、推奨印刷設定項目を抽出する。
前述のとおり、プリンタドライバ5は、印刷設定項目と画像データの出力結果への影響に関して関連を有する推奨印刷設定項目とを対応付けて、予め記憶部14に記憶している。
印刷設定項目とこれに対応する推奨印刷設定項目とを対応付けた設定項目関連情報の具体例について、図5を参照して説明する。
図5は、設定項目関連情報の構造例を示す図である。図5に示すとおり、設定項目関連情報は、各印刷設定項目に対し、1以上の推奨印刷設定項目が対応付けられている。
上述のとおり、印刷機2としては、インクジェットプリンタや孔版印刷機を使用する。インクジェットプリンタ及び孔版印刷機に共通する設定項目関連情報は、図5(a)に示すとおりであり、孔版印刷機に特有の設定項目関連情報については、図5(b)に示すとおりである。
図5においては、図4に示す印刷設定項目に対応する設定項目関連情報の一部を例示するものであり、他の印刷設定項目について推奨印刷設定項目を設定してもよい。
また、推奨印刷設定項目についても、図5に例示する以外の項目が追加されていてもよいし、図5に示す項目の一部が削除されていてもよい。
設定値を変更しても画質が基本的に変わらない設定項目(図4の分類B)については、推奨印刷設定項目としては設定しない一方で、設定値を変更することにより画質に直接影響のある設定項目(図4の分類A)を、推奨印刷設定項目として登録する。
ここで、図4及び図5に示すように、画像形成系情報D6だけでなく、プリンタ動作系情報D5の印刷設定項目のうち、画質に直接または間接に影響を与える印刷設定項目(図4の分類C、分類D)であれば推奨印刷設定項目として登録をしている。
このように、図4の分類Cや分類Dの設定項目を推奨印刷設定項目として登録しておくことで、例えば、印刷設定に不慣れなために専ら画像形成系情報D6の変更を繰り返していたユーザ等であっても、プリンタ動作系情報D5のいずれかの印刷設定項目を変更して画質を変化を促すことができる。
抽出部12は、図3のステップS7で変更ありと判定された印刷項目をキーに図5の設定項目関連情報の検索を行い、対応する推奨印刷設定項目を抽出する。
実施例では、設定項目関連情報において、変更された印刷項目と対応付けられている全ての推奨印刷設定項目を抽出しているが、これには限定されない。
例えば、登録されている複数の項目の中から一部の推奨印刷設定項目を抽出することとしてもよい。
複数の推奨印刷設定項目が登録されている場合には、それぞれの項目に優先度等を付しておき、優先度の高い推奨印刷設定項目から順に抽出する等でもよい。
また、図5に例示するように、設定値に変更のあった設定項目とは異なる項目を推奨印刷設定項目として抽出することとしてもよい。
あるいは、設定値を更に大きく変更することにより出力結果に変化が見られるような場合には、変更のあった設定項目と同一の設定項目を推奨印刷設定項目として抽出する構成としてもよい。
図3の説明に戻ると、ステップS9においては、報知部13は、抽出した推奨印刷設定項目をPC3のモニタ等に表示し、印刷設定を再設定するか、設定変更は行わずに印刷を実行させるか、あるいは印刷を取り消すかをユーザに選択させる。
印刷履歴と差異を有する全ての設定項目についての推奨印刷設定項目を表示して、ユーザの意思を確認している。
図6は、PC3のモニタ等に表示する画面例を示す図である。図6に示すウィンドウ60には、現在の設定状態を表示する領域61、過去の設定状態を表示する領域62、推奨印刷設定項目表示領域63、選択項目64及びボタン65を表示する。
現在の設定状態を表示する領域61には、プリンタドライバ5に新たに入力された印刷ジョブに含まれる印刷設定のうち、図3のステップS6において抽出された印刷設定項目のリストが表示される。リスト中には、印刷設定項目ごとに設定値を表示する。
過去の設定状態を表示する領域62には、印刷履歴の中から、領域61に表示する印刷設定項目と一致する項目とその設定値を取得して表示する。
推奨印刷設定項目表示領域63には、現在の設定状態を表示する領域61のリストの中からユーザがポインティングデバイス等の入力手段を介して選択した印刷設定項目に対する推奨印刷設定項目を表示する。
ここでは、図5に例示する設定項目関連情報にしたがって、選択された印刷設定項目「明るさ」に対し、推奨印刷設定項目「印刷濃度」及び「網点線数」を表示している。
各推奨印刷設定項目の設定値をどのように変更すべきであるかについても表示している。
領域62に表示する過去の設定値に対して領域61に表示する現在の設定値が大きくなる方向/小さくなる方向のいずれの方向で変更されているかに基づき決定する。
例えば、図6に示す例では、設定項目「明るさ」の設定値が小さくなる方向(7から4)に変更している。
この場合、設定項目「明るさ」の推奨印刷設定項目である「印刷濃度」については、設定値を「大きく」する方向に変更することが、明るさを小さくする方向に対応する変更に対応する。このため、推奨印刷設定項目表示領域63に表示する推奨印刷設定項目の1つである「印刷濃度」の設定値を変更してみる場合は、現在の設定値に対して値が大きくなるよう変更することを提案している。
報知部13は、領域61に、設定値に変更のあった3つの印刷設定項目「明るさ」、「コントラスト調整」、及び「印刷濃度」を表示している。
ポインティングデバイス等を介して、領域61に表示されている3つの印刷設定項目の中から1つの項目がユーザにより選択されると、選択された印刷設定項目に対応する推奨印刷設定項目を、領域63に表示させる。
ユーザは、領域61に表示されている印刷設定項目の選択を順次変更していくことにより、それぞれの印刷設定項目に対応する推奨印刷設定項目を確認することができる。
選択項目64は、図6のウィンドウ60において推奨印刷設定項目を示されたユーザが、その後どのような処理を実行するかを選択するためのラジオボタンを設けている。
図6に示す例では、印刷設定を変更して再度画像データの類似度を判定するか、変更せずに印刷を続行させるか、あるいは、印刷を中止するかのいずれかを選択可能としている。
ユーザが、選択項目64の中から所望のラジオボタンを選択してOKボタン65を押下すると、プリンタドライバ5は、図3のステップS9の3つの分岐のうち、ユーザの選択に応じた処理を継続させる。
印刷設定を変更することをユーザが選択した場合には、ステップS9からステップS1へと戻る。
ユーザは、推奨印刷設定項目として領域63に表示された内容にしたがって、図4(b)の対応する設定項目の設定値を再設定することができる。
なお、図5(b)の項目「2回に分けて印刷する」が推奨印刷設定項目として表示された場合、これに応じて印刷設定を変更するには、設定項目「両面印刷」について、設定値を「両面印刷有り」から「両面印刷なし」に設定変更し、片面ずつ印刷を行う。
印刷を続行することをユーザが選択した場合には、ステップS9からステップS10へと処理を移行させる。
ステップS10においては、印刷データ処理部10は、印刷機2に印刷データを送信済みであるか否かを表すフラグに「印刷データ送信済み」であることを表す値を設定する。
このフラグにより、ステップS4において、記憶部14の印刷履歴のそれぞれが、ステップS3において記憶したものか、あるいは過去に記憶したものかを判別する。
そして、印刷データD1〜D3及び印刷設定D4〜D6に関連付けて記憶部14に印刷履歴として記憶する。記憶後に、印刷データを印刷機2へ送信する。
印刷を中止することをユーザが選択した場合には、印刷データの送信を行わず、処理を終了させる。
なお、図3に示すフローチャートにおいては、ステップS3においても新たに印刷指示のあった印刷データ及び印刷設定の記憶を行っている。
ステップS9の推奨印刷設定項目の表示に対するユーザの選択肢として、「設定変更する」の項目を用意していることと関連している。
すなわち、変更前の印刷設定等をステップS3において予め記憶しておくことで、ステップS9において「設定変更」が選択されて処理がステップS1に戻った場合には、変更の前後の印刷データ及び印刷設定に基づき、推奨印刷設定項目をユーザに報知することも可能となる。
このように、新たに印刷指示のあった印刷データ及び印刷設定についても印刷履歴として記憶しておくことにより、ユーザが印刷を実行せずに印刷設定の変更を繰り返した場合についても、適切な推奨印刷設定項目をユーザに示すことが可能となる。
また、ユーザに推奨印刷設定項目を報知するための画面については、図6に例示する画面に限定されるものではない。
例えば、画像データのプレビュー画面を更に表示する構成としてもよい。
また、類似度の値を表示する構成としてもよい。
プレビュー画面については、印刷指示のあった画像データと印刷履歴の比較された画像データとを、比較しやすいように、並べて表示してもよい。
あるいは、差分を比較しやすいように、重ねて表示してもよい。
更には、上記の実施形態に関しては、各種の変更が考えられる。以下に、上記の実施形態の変形例について説明する。
図7は、上記の実施形態の変形例に係る推奨印刷設定項目の抽出方法において必要な情報の構造例を示す図である。
プリンタドライバ5は、図7に示す各種情報を予め記憶部14に記憶しておき、これを利用して類似度を算出する。
具体的には、例えば図7の「類似度のしきい値」21を用いて、算出した類似度の値がしきい値21以上である場合には、図3のステップS5からステップS6へと処理を移行させ、推奨印刷設定項目をユーザに報知する構成としてもよい。
複数の印刷履歴を記憶しておき、新たに受け付けた印刷データに対応する画像データと複数の印刷履歴の各画像データとで比較を行い、類似度の値に基づき、いずれの印刷履歴を使用するかを決定することとしてもよい。比較対象となる印刷履歴の範囲の広狭をユーザが任意に設定することができる。
また、画像データ全体を類似度算出の対象とせず、図7の「比較領域の座標」22が表す領域内のみの画素について類似度を算出する構成としてもよい。
比較領域の座標22については、予め図3に示す一連の処理の開始前にユーザが設定した値を記憶部14に保持しておくことにより実現される。
比較領域の座標22は、プリンタドライバ5に新たに入力される印刷指示に対応する画像データの領域、あるいは、印刷履歴中の画像データの領域のいずれかについて設定しておく構成としてもよい。
新たに入力される印刷指示に対応する画像データについて比較領域の座標22を設定しておく場合は、比較対象となる印刷履歴の画像データの当該座標22に対応する範囲の画像を判断して取出し、類否判定を行う。
印刷履歴中の画像データについて比較領域の座標22を設定しておく場合は、比較対象となる新たに印刷指示の入力された画像データの当該座標22に対応する範囲の画像を判断して取出し、類否判定を行う。
このように、比較領域の座標22により比較領域を指定可能な構成とすることで、画像データの中の特に出力結果を変えたい領域(例えば、写真等の配置されている領域等)についての推奨印刷設定項目を得ることが可能となる。
比較領域の座標22により指定された領域内の類似度を算出する場合は、印刷ジョブをアプリケーション4からプリンタドライバ5に送信する前に、比較領域の座標22を予め設定しておく構成とすることもできる。あるいは、ステップS9においてプレビュー画面を表示させ、ポインティングデバイス等の入力手段を介して、比較領域の座標22の指定を受け付ける構成とする等でもよい。
更には、複数の印刷履歴を記憶部14に記憶させておく構成においては、図7の「ジョブの比較順番」23にしたがって、複数の印刷履歴の中から、印刷指示の入力された印刷データや印刷設定と比較をする印刷履歴を選択することとしてもよい。
ジョブの比較順番23としては、例えば、時系列、ジョブ名、オーナー名等に対して優先順位を付しておく。
そして、新たに印刷指示された印刷データのうちのジョブ管理系情報D4(図4(b))を参照して、印刷履歴のうち、時刻情報、ジョブ名及びオーナー名等のジョブ管理系情報D4のうち、優先順位の高い項目から順に一致する印刷履歴がある場合にはその印刷履歴を優先的に類似度算出に利用する。
ジョブの比較順番23にしたがってプリンタドライバ5が使用する印刷履歴を決定することにより、ユーザにとっては、複数の印刷履歴の中から使用したい印刷履歴を判断する等の操作が不要となる。
更には、図7の「履歴内の該当ジョブの管理情報の登場回数のしきい値」24以上の印刷履歴が記憶されているか否かを判定し、ジョブ内のジョブ名等の所定の情報を含む印刷履歴が、このしきい値24以上存在する場合には、図3のステップS4からステップS5へと処理を移行させ、類似度判定を行う構成としてもよい。
プリンタドライバ5に入力された時刻が比較的近い印刷履歴であって、ジョブ名が同一であるものは、一般的に、出力される内容が似ており、比較に適している可能性が高いと推測される。
したがって、ジョブ名等の所定の情報が一致する印刷履歴がしきい値24以上の件数記憶されていることを、類似度判定の条件とすることで、しきい値が示す回数以上印刷を繰り返しても所望の出力結果が得られないユーザに限定して推奨印刷設定項目を提示することができる。
ジョブ名以外では、例えば、オーナー名が一致するジョブ数のしきい値を定めておく構成とすることもできる。
上述のしきい値24を用いて類似度判定処理を実行するか否かを判断するに際しては、上記の「ジョブの比較順番」23と組み合わせて判断することもできる。すなわち、優先順位の高い項目から順に、履歴内の該当するジョブ管理情報の登場回数がしきい値以上記憶されているか否かを判断することとしてもよい。
図7に例示する情報を適宜組み合わせて、印刷履歴のうちのいずれの画像データを類似度の算出に用いるかを決定することにより、より比較に適した印刷履歴を用いて類似度の算出や推奨印刷設定項目の抽出を行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係るプリンタドライバ5によれば、ユーザが過去に設定した印刷設定に対して値を変更して再度印刷を実行しようとした場合に、印刷履歴中の画像データとの間で求めた類似度により、出力結果が過去に印刷した出力結果と類似するかを判断する。
出力結果が過去に印刷した出力結果と類似すると判断した場合には、ユーザが設定を変更した印刷設定項目を判断し、変更した印刷設定項目に対応付けられた過去の印刷結果と類似しなくなるような推奨印刷設定項目を記憶部14から取得して、取得した推奨印刷設定項目をユーザに報知する。
このようにすることで、印刷設定に不慣れなユーザが、推奨印刷設定項目にしたがって簡便に印刷設定を変更して、過去と同じ原稿データであっても異なる出力結果として得ることができる。
また、これにより、印刷設定の変更と印刷処理とを繰り返す回数を低減させることが可能となる。
更には、印刷機2として孔版印刷機を使用する場合には、印刷機2に印刷データが送信される前に設定値を設定し直すことが可能であるため、孔版原紙の無駄を抑制することができる、という効果も有する。
なお、図1に示すように、上記の実施形態においては、印刷システム1が、PC3と印刷機2とから構成される例について説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、PC3と印刷機2との間に、図2の推奨印刷設定処理部15の機能を備える印刷管理装置を配置する構成とすることもできる。かかる構成においては、印刷管理装置が、印刷データとその印刷設定を印刷履歴として記憶部に記憶させておき、これを用いて、上記の推奨印刷設定項目を抽出し、ユーザに報知する構成とすることもできる。
この他にも、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の改良及び変更が可能である。例えば、前述の各実施形態に示された全体構成からいくつかの構成要素を削除してもよく、更には各実施形態の異なる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 印刷システム
2 印刷機
3 端末装置(PC)
4 アプリケーション
5 プリンタドライバ
10 印刷データ処理部
11 類否判定部
12 抽出部
13 報知部
14 記憶部
15 推奨印刷設定処理部

Claims (5)

  1. 画像データを処理する画像処理装置として動作させる制御プログラムであって、
    印刷指示を入力されると、前記印刷指示に対応する印刷設定及び前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データをそれぞれ印刷履歴として記憶する記憶処理と、
    前記記憶処理された前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データとを参照して、前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データとの類似度を算出し、該過去に印刷を行った画像データとの類否を判定する類否判定処理と、
    前記類否判定処理において類似すると判定した場合、前記印刷指示に対応する印刷設定と前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定とを比較し、前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定から変更された印刷設定の項目を特定すると、前記変更された印刷設定の項目と対応付けられ前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データと類似しなくなるような推奨印刷設定項目を抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理により抽出された前記推奨印刷設定項目を、ユーザに報知する報知処理と、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  2. 前記類否判定処理においては、前記印刷指示に対応する画像データまたは前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データについて設定された所定の領域に対し、それぞれ前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データの対応する範囲または前記印刷指示に対応する画像データの対応する範囲を判断して、類似度の算出を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の制御プログラム。
  3. 前記記憶部には、複数の印刷履歴を記憶しておき、
    前記抽出処理においては、前記複数の印刷の履歴について、順次類似度を算出していき、算出された類似度の最も高い前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データに基づいて前記推奨印刷設定項目を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の制御プログラム。
  4. 前記記憶部には、複数の印刷履歴を記憶しておき、
    前記類否判定処理及び前記抽出処理においては、前記印刷指示の入力された時刻に関する時刻情報、印刷ジョブ名、及び該印刷ジョブのオーナー名を含むジョブ管理情報のうち、いずれを優先的に利用するかを表す優先順位を参照して、前記複数の印刷履歴の中から、利用する印刷履歴を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の制御プログラム。
  5. 画像データを処理する画像処理装置であって、
    印刷指示を入力されると、前記印刷指示に対応する印刷設定及び前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データをそれぞれ印刷履歴として記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データを参照して、前記印刷指示と前記印刷設定に対応した画像データと前記印刷履歴のうち過去に印刷を行った画像データとの類似度を算出し、該過去に印刷を行った画像データとの類否を判定する類否判定部と、
    前記類否判定部において類似すると判定した場合、前記印刷指示に対応する印刷設定と前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定とを比較し、前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データの印刷設定から変更された印刷設定の項目を特定すると、前記変更された印刷設定の項目と対応付けられ前記印刷履歴のうち類似すると判定された前記画像データと類似しなくなるような推奨印刷設定項目を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記推奨印刷設定項目を、ユーザに報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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