JP2014035008A - 接続管挿入構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】継手本体に取り付ける接続管が、先端に螺旋が設けられた電線管であっても、先端に螺旋が設けられていない電線管であっても、両方適用できる接続管挿入構造を提供する。
【解決手段】接続管の端部が挿入される継手本体100の内周に、環状のパッキン300を嵌合するパッキン収容溝400が設けられ、パッキン収容溝400は、パッキン300の底面311と対向する底部410と、パッキン300の側面312と対向する側部420と、該側部420の周端から内周に突出した突出部430とからなり、突出部430と、パッキン収容溝400に嵌合したパッキン300の上面との間には、継手本体100を接続管に取り付ける時に生じるパッキン300のねじれ変形を吸収する間隙部500が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、継手本体に接続管を取り付ける接続管挿入構造に関するものである。
継手本体に接続管を取り付ける接続管挿入構造として、例えば、特許文献1、2があり、この構成は次のようなものである。
特許文献1は、図4に示すように、継手本体1における前後両端部の外周面に雄ネジ9を一定長さL2だけ刻成すると共に、その雄ネジ9の奥部へ一定長さL3と雄ネジ9の山径よりも小さな外径D1の平滑な凹周面10を並列状態に形成する。
さらに、図11から図18に示すように、継手本体1の雄ネジ9に沿って袋ナット11の対応的な雌ネジ12を螺進操作した最終時点に、その雌ネジ12が雄ネジ9を乗り越えて非螺合状態となるようになっている。
この構成により、継手本体1に対する袋ナット11の締付け力が一定不定となる基準を与えて、電線管の安定性・耐久性に富む抜け止め効果と防止効果を確保することができるものである。
また、特許文献2の構成は、図2に示すように、継手本体(10)と、継手本体(10)内に挿入される弾性パッキン(20)と、弾性パッキン(20)を介して継手本体(10)の軸線方向から挿入されるカラーとからなる。
継手本体(10)の所定位置にはねじ穴(12)が設けられ、さらに、このねじ穴(12)が連通するようにカラー(30)の周壁には、キリ穴(32、33)が形成されている。
以上の構成により、カラー(30)を装着後、ねじ穴(12)を介して、継手本体(10)にボルト(40)がねじ込まれ、カラー(30)のキリ穴(32、33)を通って、接続管(50)の外表面に当接して、接続管(50)を継手本体(10)に固定させる。
特開2012−39838号公報 特開2000−65259号公報
しかし、特許文献1の構成は、例えば、図11の図示のように、継手本体1の雄ネジ9に、袋ナット11の雌ネジ12を、ねじ込んでいる間に、リングパッキング16がめくり上がった状態で、継手本体1に袋ナット11が締付けられ、電線管Pの表面にリングパッキン16を均一に圧接させることができない問題を具備するものであった。
また、特許文献2の構成は、先端にねじ山が形成された接続管(50)を、継手本体(10)に固定する場合、接続管(50)のねじ山が弾性パッキン(20)に接触した状態で、この接続管(50)を継手本体(10)内に進入するため、弾性パッキン(20)めくれ上がりやすくなるという問題があった。
このため、特許文献2は、接続管(50)の先端にねじ山が無いもののみしか適用することができず、汎用性が乏しいものであった。
本発明は、請求項1においては、接続管の端部が挿入される継手本体の内周に、環状のパッキンを嵌合するパッキン収容溝が設けられ、パッキン収容溝は、パッキンの底面と対向する底部と、パッキンの側面と対向する側部と、該側部の周端から内周に突出した突出部とからなり、突起部と、パッキン収容溝に嵌合したパッキンの上面との間には、継手本体を接続管に取り付ける時に生じるパッキンのねじれ変形を吸収する間隙部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、接続管の先端側の外周にはねじ山が形成され、継手本体は、金属からなり、この継手本体の内壁には、接続管に螺合するねじ山が設けられていることを特徴とする。さらに、請求項3記載の発明は、パッキンを弾性体とし、このパッキンをパッキン収容部に接着されていることを特徴とする。
本発明の接続管挿入構造は、継手本体を接続管に取り付け時に生じるパッキンのねじれの変形を間隙部により吸収することにより、接続管の表面にパッキンを均一に圧接することができる。また、接続管の先端にねじ山があるなしにかかわらず、接続管の表面にパッキンを均一に圧接することができ、継手本体に取り付ける接続管の汎用性を高めることができる。
本発明の接続管挿入構造の概略を示す図。 先端に螺旋が設けられた電線管を挿入する図。 図1の矢視Aの部分拡大図である。 先端に螺旋が設けられていない電線を取付けた接続管挿入構造の概略を示す図。 先端に螺旋が設けられていない電線管を挿入する図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に、本発明の接続管挿入構造の概略を示す。図1に示すように、この構造は、継手本体100と接続管200とパッキン300とからなる。
継手本体100は、亜鉛ダイカストからなり、挿入口110とパッキン収容溝400とねじ穴と規制部130とからなる。なお、図1においては、左側しか図示されていないが、これに限定されることはなく、右側も同様な構成を設けても良い。
挿入口110は、接続管200の先端を導入するものであり、接続管200が継手本体100に挿入して嵌められる程度の径を有する。ねじ穴は、継手本体100に取り付けられた接続管200を固定する固定ねじをねじ込んで入れるものである。
固定ねじは、ドライバやスパナ等で固定ねじを回す頭部と、ねじ穴のねじ山120と螺合する挿入部と、頭部と挿入部とを連結する連結部とからなる。固定ねじを回して接続管200に所定のトルクがかかると、連結部は破断し、頭部と挿入部が分離するようになっている。この構成により、接続管200に所定以上のトルクがかかるこが防止されて、適切なトルク管理を行うことができる。規制部130は、所定の位置で接続管200の進入を規制するものであり、継手本体100の内壁に突出して設けられている。
パッキン収容溝400は、パッキン300を遊嵌するものであり、接続管200の端部が挿入される継手本体100の内周に、設けられている。具体的にパッキン収容溝400は、パッキン300の底面311と対向する底部410と、パッキン300の側面312と対向する側部420と、該側部420の周端から内周に突出した突出部とからなる。
図2に示すように、パッキン収容溝400の側部420は、パッキン300の厚みより深くなっている。これは、パッキン300がパッキン収容溝400に嵌った時に、僅かながたつき(遊び)が生じるようにするためである。突出部は、電線管を挿入時に、パッキン300がパッキン収容溝400から抜け出したり、パッキン300がパッキン収容溝400内でめくりあがらないようにしたりするものであり、側部420の周端から内周に突出している。
パッキン300は、挿入した接続管200の一定圧で気密・密着性を保つものであり、環状に形成され、熱可塑性エラストマー、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ゴム等の弾性体からなる。
さらに、パッキン300は、本体部310と突部320とからなる。本体部310は、後に述べるパッキン収容溝400に嵌り込む形状となっている。突部320は、パッキン収容溝400から接続管200側に延び、接続管200が挿入した時に、常に、その表面に一定圧で接触する長さを有する。
なお、この実施の形態で、図1に示すように、突部320は一つしか図示されていないが、これに限定されることなく、挿入した接続管200の一定圧で気密・密着性を保つものであれば、複数設けても、また突部320の形状を変形させても良い。
次に、本発明の接続管挿入構造の動作について説明する。はじめに、先端に螺旋が切られていない接続管200を継手本体100に取り付けることから説明する。
先ず、図4に示すように、継手本体100の挿入口110に挿入し、さらに、接続管200の先端が規制部130に突き当たるまで接続管200を挿入する。この時、図5に示すように、継手本体100のパッキン収容溝400に嵌合したパッキン300が、接続管200の表面に一定圧で当圧する。さらに、継手本体100の外側から固定ねじを回し、接続管200に所定のトルクを作用させ、接続管200を継手本体100に固定する。
次に、先端に螺旋が切られた接続管200を継手本体100に取り付けることを説明する。図6に示すように、端に螺旋が切られていない接続管200と同じように、継手本体100の挿入口110に、接続管200の先端が規制部130に突き当たるまで接続管200を挿入する。
図5に示すように、接続管200の先端が、規制部130に突き当たるまでの間、パッキン300の突部320が螺旋の部分に引っ掛かる状態で、継手本体100内に進入していく。この間、パッキン300は接続管200の挿入方向に、引っ張られ、本体部310がねじれ変形していく。さらに、この状況が進むと、パッキン収容溝400から抜け出して、パッキン300がめくれ上がろうとする。
しかし、図3に示すように、突出部を支点としてパッキン300の周縁が押圧され、パッキン300の本体部310の変形は間隙部500内で生じることになる。この結果、パッキン収容溝400から抜け出して、パッキン300のめくり上がりが防止され、図1に示すように、パッキン300がパッキン収容溝400内に収まった状態且つ、パッキン300の突部320が接続管200の表面に一定圧で当圧する。
この後、継手本体100の外側から固定ねじを回し、接続管200に所定のトルクを作用させ、接続管200を継手本体100に固定して、接続管200の取り付けが完了する。
以上のように、突起部と、パッキン収容溝に嵌合したパッキンの上面との間に間隙部を形成し、この間隙部で、継手本体を接続管に取り付ける時に生じるパッキンのねじれ変形を吸収することにより、先端に螺旋が設けられた電線管であっても、先端に螺旋が設けられていない電線管であっても、パッキンが捲れることなく、継手本体に取り付けることができる。
突起部と、パッキン収容溝に嵌合したパッキンの上面との間に、継手本体を接続管に取り付ける時に生じるパッキンのねじれ変形を吸収する間隙部を形成し、継手本体に取り付ける接続管が、先端に螺旋が設けられた電線管であっても、先端に螺旋が設けられていない電線管であっても、両方適用できる。
100 継手本体
200 接続管
210 ねじ山
300 パッキン
311 底面
312 側面
400 パッキン収容溝
410 底部
420 側部
430 突出部
500 間隙部

Claims (3)

  1. 継手本体に接続管を取り付ける接続管挿入構造において、
    前記接続管の端部が挿入される前記継手本体の内周に、環状のパッキンを嵌合するパッキン嵌合溝が設けられ、
    前記パッキン収容溝は、前記パッキンの底面と対向する底部と、前記パッキンの側面と対向する側部と、該側部の周端から内周に突出した突出部とからなり、
    前記突起部と、前記パッキン収容溝に嵌合した前記パッキンの前記パッキンの上面との間には、前記継手本体を前記接続管に取り付ける時に生じる前記パッキンのねじれ変形を吸収する間隙部が形成されていることを特徴とする接続管挿入構造。
  2. 前記接続管の先端側の外周には、ねじ山が形成され、
    前記継手本体は、金属からなり、該継手本体の内壁には、前記接続管に螺合するねじ山が設けられていることを特徴とする請求項1記載の接続管挿入構造。
  3. 前記パッキンは弾性体からなり、前記パッキン収容部に接着されていることを特徴とする請求項1記載の接続管挿入構造。
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