JP2014034883A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】気筒の内壁に燃料が付着することに伴う潤滑油の希釈等の不具合と、上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間中のポンピングロスの発生に伴う燃費の悪化とを同時に解消する。
【解決手段】機関温度又は吸入空気温度が所定温度より低い場合に吸気弁の開弁タイミングを上死点後に設定し、吸気弁が開弁している期間に燃料を噴射する燃料直噴式の内燃機関の制御装置が、機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなるにつれ上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間を短くする制御を行う。
【選択図】図2
【解決手段】機関温度又は吸入空気温度が所定温度より低い場合に吸気弁の開弁タイミングを上死点後に設定し、吸気弁が開弁している期間に燃料を噴射する燃料直噴式の内燃機関の制御装置が、機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなるにつれ上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間を短くする制御を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、可変バルブタイミング機構を備えた燃料筒内噴射方式の内燃機関に用いられる内燃機関の制御装置に関する。
従来より、冬季等の外気温が低い大気条件において、燃料が十分気化せず気筒の内壁に付着することにより以下の不具合が発生することが知られている。すなわち、気筒の内壁に付着した燃料が気筒下方のオイルパンに落下し、潤滑油が希釈されて潤滑不良が発生することがあるという不具合が知られている。
この不具合の発生を防止するための手段の一つとして、燃料噴射のタイミングまで筒内温度を高く維持するために吸気弁の開弁タイミングを上死点よりも後に設定し、吸気弁が開弁しているタイミングで燃料を噴射する制御を行うことが考えられている(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、このような制御を行った場合、上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間が存在することになる。そのため、ポンピングロスが発生し、燃費が悪化するという別の不具合が生じる。
本発明は以上の点に着目し、気筒の内壁に燃料が付着することに伴う潤滑油の希釈等の不具合と、上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間中のポンピングロスの発生に伴う燃費の悪化とを同時に解消することを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明に係る内燃機関の制御装置は、以下に述べるような制御を行う。すなわち本発明に係る内燃機関の制御装置は、機関温度又は吸入空気温度が所定温度より低い場合に吸気弁の開弁タイミングを排気上死点後に設定し、吸気弁が開弁している期間に燃料を噴射する燃料筒内噴射方式の内燃機関を制御する制御装置であって、機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなるにつれ排気上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間を短くする制御を行う。
このような制御を行えば、機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなると筒内温度が高くなるので気筒の内壁への燃料付着及びこの燃料付着による潤滑油の希釈が発生しにくくなることに基づき、潤滑油の希釈を防ぎつつ、前記真空引き期間を短くし、燃費の向上を図ることができる。
特に、前記真空引き期間中の筒内ガス温度の低下量を推定し、吸入空気温度と前記筒内ガス温度の低下量と負荷とに基づき燃料噴射タイミングにおける筒内ガス温度を推定し、機関温度に応じて筒内ガス温度が所定温度を上回るように前記真空引き期間を設定し、機関温度が高くなるにつれ前記所定温度を低く設定する制御を行えば、潤滑油の希釈を防ぎつつ、燃費を最大限向上させることができる。
本発明によれば、気筒の内壁に燃料が付着することに伴う潤滑油の希釈等の不具合と、上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間中のポンピングロスの発生に伴う燃費の悪化とを同時に解消することができる。
本実施形態における内燃機関は、火花点火式ガソリンエンジンであり、複数の気筒1(図1には、そのうち一つを図示している)を具備している。各気筒1の燃焼室の天井部には、燃料を噴射するインジェクタ11及び点火プラグ12を取り付けてある。
吸気を供給するための吸気通路3は、外部から空気を取り入れて各気筒1の吸気ポートへと導く。吸気通路3上には、エアクリーナ31、電子スロットルバルブ32、サージタンク33、吸気マニホルド34を、上流からこの順序に配置している。
排気を排出するための排気通路4は、気筒1内で燃料を燃焼させた結果発生した排気を各気筒1の排気ポートから外部へと導く。この排気通路4上には、排気マニホルド42及び排気浄化用の三元触媒41を配置している。
また、図2に示すように、本実施形態における内燃機関では、クランクスプロケット71、吸気側スプロケット72及び排気側スプロケット73にタイミングチェーン74を巻き掛け、このタイミングチェーン74により、クランクシャフトからもたらされる回転駆動力を吸気側スプロケット72を介して吸気カムシャフト63に、排気側スプロケット73を介して排気カムシャフトに、それぞれ伝達している。
その上で、吸気側スプロケット72と吸気カムシャフト63との間に、可変バルブタイミング機構6を介設している。本実施形態における可変バルブタイミング機構6は、クランクシャフトに対する吸気カムシャフト63の回転位相を変化させることにより吸気弁35の開閉タイミングを変化させるものである。
可変バルブタイミング機構6のハウジング61は、吸気側スプロケット72に固着しており、吸気側スプロケット72とハウジング61とは一体となってクランクシャフトに同期して回転する。これに対し、吸気カムシャフト63の一端部に固着したロータ62は、ハウジング61内に収納され、吸気側スプロケット72及びハウジング61に対して相対的に回動することが可能である。ハウジング61の内部には、作動液が流出入する複数の流体室が形成され、各流体室は、ロータ62の外周部に成形されたベーン621によって進角室611と遅角室612とに区画されている。
可変バルブタイミング機構6の液圧(特に、油圧)回路には、オイルパン81内に蓄えられた作動液が液圧ポンプ82より供給される。液圧ポンプ82は、内燃機関からの動力で駆動される。液圧ポンプ82と可変バルブタイミング機構6との間には、切換制御弁であるOCV(Oil Control Valve)9を設けている。作動液の流量及び方向をこのOCV9を介して操作することで、オイルパン81から汲み上げた作動液を進角室611または遅角室612に選択的に供給することができる。さすれば、ハウジング61がロータ62に対して相対回動し、吸気弁35の開閉タイミングを進角または遅角させることができる。
OCV9は、いわゆる電磁式の四方向スプール弁である。図2に示すように、OCV9は、液圧ポンプ82の吐出口と接続する供給ポート91、ハウジング61の進角室611と接続するAポート92、ハウジング61の遅角室612と接続するBポート93、並びにオイルパン81と接続するドレインポート94、95を有している。OCV9のスプールは、進退動作により内部粒体経路を切り換えて、Aポート92及びBポート93をそれぞれ供給ポート91、ドレインポート94、95の何れかに連通させる。また、スプール96が中立位置をとるときには内部流体経路が断絶し、Aポート92及びBポート93を供給ポート91にもドレインポート94、95にも連通させない。図2では、スプール96が中立位置にある状態を示している。
スプール96はソレノイド97によって駆動する。即ち、制御信号mとしてソレノイド97に入力するパルス電流(または、電圧)のデューティ比に応じて、スプール96の進退の距離が変化する。
制御信号mのデューティ比が比較的大きい場合には、液圧ポンプ82から吐出される作動液圧がAポート92を通じて進角室611に供給される一方、既に遅角室612に貯留していた作動液がBポート93を通じてオイルパン81に向けて流下することとなり、進角室611の容積が拡大、遅角室612の容積が縮小するようにベーン621及びロータ62が回動する。結果、吸気カムシャフト63の回転位相、換言すれば吸気カムシャフト63のクランクシャフトに対する変位角が進角して、吸気弁35のバルブタイミングが進角化する。
逆に、制御信号mのデューティ比が比較的小さい場合には、液圧ポンプ82から吐出される作動液圧がBポート93を通じて遅角室612に供給される一方、既に進角室611に貯留していた作動液がAポート92を通じてオイルパン81に向けて流下することとなり、遅角室612の容積が拡大、進角室611の容積が縮小するようにベーン621及びロータ62が回動する。結果、吸気カムシャフト63のクランクシャフトに対する変位角が遅角して、吸気弁35のバルブタイミングが遅角化する。
総じて言えば、制御信号mのデューティ比が大きいほど吸気弁35のバルブタイミングが進角し、デューティ比が小さいほど吸気弁35のバルブタイミングが遅角する。
内燃機関の運転制御を司る制御装置であるECU0は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。
入力インタフェースには、車両の実車速を検出する車速センサから出力される車速信号a、クランクシャフトの回転角度及びエンジン回転数を検出するエンジン回転センサから出力されるクランク角信号(N信号)b、アクセルペダルの踏込量またはスロットルバルブ32の開度をアクセル開度(いわば、要求負荷)として検出するセンサから出力されるアクセル開度信号c、ブレーキペダルの踏込量を検出するセンサから出力されるブレーキ踏量信号d、吸気通路3(特に、サージタンク33)内の吸気温及び吸気圧を検出する温度・圧力センサから出力される吸気温・吸気圧信号e、機関の冷却水温を検出する水温センサから出力される冷却水温信号f、吸気カムシャフト63または排気カムシャフトの複数のカム角にてカム角センサから出力されるカム角信号(G信号)g、排気ガス温を検出する温度センサから出力される排気ガス温信号h等が入力される。
出力インタフェースからは、点火プラグ12に対して点火信号i、インジェクタ11に対して燃料噴射信号j、スロットルバルブ32に対して開度操作信号k、OCV9に対して制御信号m等を出力する。
ECU0のプロセッサは、予めメモリに格納されているプログラムを解釈、実行し、運転パラメータを演算して内燃機関の運転を制御する。ECU0は、内燃機関の運転制御に必要な各種情報a、b、c、d、e、f、g、hを入力インタフェースを介して取得し、エンジン回転数を知得するとともに気筒1に充填される吸気量を推算する。そして、それらエンジン回転数及び吸気量等に基づき、要求される燃料噴射量、燃料噴射タイミング(一度の燃焼に対する燃料噴射の回数を含む)、燃料噴射圧、点火タイミングといった各種運転パラメータを決定する。運転パラメータの決定手法自体は、既知のものを採用することが可能である。しかして、ECU0は、運転パラメータに対応した各種制御信号i、j、k、mを出力インタフェースを介して印加する。
ここで、本実施形態のECU0は、始動時においてECU0のメモリに内蔵した開弁時期制御プログラムをプロセッサが実行することにより、以下に述べるような制御を行う。すなわち、ECU0は、冷却水温及び吸気温の少なくとも一方が所定温度を下回る場合に、吸気弁35の開弁タイミングを遅角させて上死点後に設定する制御を行う。具体的には、吸気弁35が排気上死点後、例えば30〜40°CA(クランク角)程度経過した時点で開弁するように制御する。また、吸気弁35の開弁後さらに20°CA経過した時点でインジェクタ11から燃料の噴射を行う制御を行うようにしている。吸気弁35の開弁タイミングの遅角量は、冷却水温信号fが示す機関の冷却水温が高くなるにつれて小さくしている。ここで、前記機関の冷却水温は、内燃機関の筒内温度を示すパラメータである。より具体的には、吸気弁35の開弁タイミングの遅角量及びエンジン回転数をパラメータとして決定される真空引き期間から気体の状態方程式に基づき筒内ガスの温度低下量を推定し、推定した筒内ガスの温度低下量、吸気温・吸気圧信号eが示す吸気温及び燃料噴射量制御の際に算出された吸気量をパラメータとして筒内ガス温度を推定し、前記機関の冷却水温をパラメータとして吸気弁35の開弁を許可するための筒内ガス温度の最低値である所定のガス温度閾値を決定し、推定された筒内ガス温度が前記ガス温度閾値を上回るように次回の真空引き期間の長さを決定する。ここで、前記吸気量は、内燃機関の負荷を示すパラメータである。さらに詳述すると、ECU0のメモリの所定領域には、代表的な開弁タイミングの遅角量及びエンジン回転数に対応する真空引き期間及び筒内ガスの温度低下量を真空引き期間マップとして記憶しており、補間計算により真空引き期間を決定するとともに筒内ガスの温度低下量を推定する。また、代表的な筒内ガスの温度低下量、吸気温及び吸気量に対応する筒内ガス温度を筒内ガス温度マップとして記憶しており、補間計算により筒内ガス温度を推定する。そして、代表的な冷却水温に対応するガス温度閾値をガス温度閾値マップとして記憶しており、補間計算によりガス温度閾値を推定する。このガス温度閾値は、機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなると筒内温度が高くなるので気筒の内壁への燃料付着及びこの燃料付着による潤滑油の希釈が発生しにくくなることに基づき、冷却水温又は吸気温が上昇するにつれ低くなるように設定している。
ここで、この開弁時期制御プログラムによる制御の手順についてフローチャートである図3を参照しつつ以下に述べる。
まず、冷却水温及び吸気温を取得し(S1)、冷却水温及び吸気温の少なくとも一方が所定温度を下回るか否かを判定する(S2)。次いで、冷却水温及び吸気温の少なくとも一方が所定温度を下回る場合は、現時点の吸気弁35の開弁タイミングの遅角量及びエンジン回転数をパラメータとして前記真空引き期間マップを参照して筒内ガスの温度低下量を推定し(S3)、推定した筒内ガスの温度低下量、吸気温及び吸気量をパラメータとして筒内ガス温度を推定し(S4)、前記機関の冷却水温をパラメータとして所定のガス温度閾値を決定し(S5)、推定された筒内ガス温度が前記ガス温度閾値を上回るように次回の真空引き期間の長さを決定する(S6)。ここで、次回の真空引き期間の長さの決定は、現時点の吸気温及び吸気量に対応する筒内ガス温度が前記ガス温度閾値となるような筒内ガスの温度低下量を前記真空引き期間マップを参照して求め、次いでこの筒内ガスの温度低下量に対応する真空引き期間の長さを真空引き期間マップを参照して求める。そして、この真空引き期間の長さ及び現時点のエンジン回転数に基づき、真空引き期間マップを参照して吸気弁35の開弁タイミングの次回の遅角量を決定する。一方、冷却水温及び吸気温がいずれも所定温度を下回らない場合は、通常のタイミングで吸気弁35を開弁させる制御を行う(S7)。
ここで、冷却水温及び吸気温が所定温度を下回る際に本実施形態の制御を行った場合において、排気行程及び吸気行程において筒内温度は図4の実線に示すように変化する。すなわち、排気行程の間すなわちクランク角が排気上死点に達するまでは筒内温度は徐々に下降する。その後、排気上死点を過ぎてから吸気弁35を開弁するタイミングt2までの真空引き期間は、筒内に残る排気ガスが膨張するので、筒内温度は排気行程中より速い速度で下降する。一方、冷却水温及び吸気温が所定温度を下回る際に吸気弁35を通常のタイミングで開弁させる制御を行った場合において、排気行程及び吸気行程において筒内温度は図3の破線に示すように変化する。すなわち、排気行程において吸気弁35が開弁するまでの間は筒内温度は徐々に下降する。その後、吸気弁35が開弁すると、吸入空気により筒内が急速に冷却されるので、筒内温度は速い速度で下降する。ここで、吸気弁35を通常のタイミングt1で開弁させた場合の吸気弁35が開弁した直後の温度低下は、本実施形態に係る制御を行った場合の真空引き期間中の温度低下よりも速く、上死点に達した後の温度低下速度も本実施形態に係る制御を行った場合の真空引き期間中の温度低下速度に近い。従って、本実施形態に係る制御を行うことにより、燃料噴射タイミングにおける筒内温度は吸気弁35を通常のタイミングで開弁させる制御を行った場合よりも図3のΔTだけ高くなる。そして、機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなると、前記ステップS3で求められる真空引き期間は短くなるが、筒内温度は高く保たれ、気筒の内壁への燃料付着及びこの燃料付着による潤滑油の希釈を発生しにくい。
以上に述べたように、本実施形態によれば、機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなると筒内温度が高くなるので気筒の内壁への燃料付着及びこの燃料付着による潤滑油の希釈が発生しにくくなることに基づき、潤滑油の希釈を防ぎつつ、前記真空引き期間を短くし、燃費の向上を図ることができる。
さらに、前記真空引き期間中の筒内ガス温度の低下量を推定し、吸入空気温度と前記筒内ガス温度の低下量と負荷とに基づき燃料噴射タイミングにおける筒内ガス温度を推定し、機関温度に応じて筒内ガス温度が所定温度を上回るように前記真空引き期間を設定し、機関温度が高くなるにつれ前記所定温度を低く設定する制御を行っているので、潤滑油の希釈を防ぎつつ、燃費を最大限向上させることができる。
なお、本実施形態は以上に述べた実施の形態に限らない。
例えば、上述した実施形態では冷却水温(機関温度)及び吸入空気温度の双方をパラメータとして真空引き期間を決定しているが、冷却水温(機関温度)のみをパラメータとして真空引き期間を決定してもよく、また、吸入空気温度のみをパラメータとして真空引き期間を決定してもよい。
また、上述した実施形態では吸入空気温度と真空引き期間中の筒内ガス温度の低下量と負荷とに基づき燃料噴射タイミングにおける筒内ガス温度を推定し、機関温度に応じて筒内ガス温度が所定温度を上回るように前記真空引き期間を設定した上で、機関温度が高くなるにつれ前記所定温度を低く設定しているが、例えば、前記所定温度は機関温度に係わらず一定であってもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
0…制御装置(ECU)
6…可変バルブタイミング機構
11…インジェクタ
e…吸気温・吸気圧信号
f…冷却水温信号
6…可変バルブタイミング機構
11…インジェクタ
e…吸気温・吸気圧信号
f…冷却水温信号
Claims (2)
- 機関温度又は吸入空気温度が所定温度より低い場合に吸気弁の開弁タイミングを排気上死点後に設定し、吸気弁が開弁している期間に燃料を噴射する燃料筒内噴射方式の内燃機関を制御する制御装置であって、
機関温度又は吸入空気温度の少なくとも一方が高くなるにつれ排気上死点後吸気弁が開弁するまでの真空引き期間を短くする制御を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記真空引き期間中の筒内ガス温度の低下量を推定し、
吸入空気温度と前記筒内ガス温度の低下量と負荷とに基づき燃料噴射タイミングにおける筒内ガス温度を推定し、
機関温度に応じて筒内ガス温度が所定温度を上回るように前記真空引き期間を設定し、
機関温度が高くなるにつれ前記所定温度を低く設定している請求項1記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012174869A JP2014034883A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 内燃機関の制御装置 |
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ID=50284033
Family Applications (1)
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JP2012174869A Pending JP2014034883A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 内燃機関の制御装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115142962A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-10-04 | 上海汽车集团股份有限公司 | 车辆发动机可变气门正时和喷油的控制方法、系统及车辆 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115142962A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-10-04 | 上海汽车集团股份有限公司 | 车辆发动机可变气门正时和喷油的控制方法、系统及车辆 |
CN115142962B (zh) * | 2022-07-11 | 2024-01-16 | 上海汽车集团股份有限公司 | 车辆发动机可变气门正时和喷油的控制方法、系统及车辆 |
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