JP2014034600A - 被覆材 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に造膜初期段階における形成被膜の乾燥性、耐水性が良好であり、美観性に優れた模様を簡便に施工することができる被覆材を提供する。
【解決手段】本発明被覆材は、水性媒体中に2種以上の異色の着色粒状物を含む被覆材であって、前記着色粒状物は、着色材が粒状化されたものであり、当該着色材は、水性樹脂、並びに有彩色粉粒体及び/または黒色粉粒体を含み、前記水性媒体が、水性樹脂を含み、前記着色粒状物及び/または前記水性媒体が、20℃における水への溶解度が5g/100g以下の疎水性溶剤を含むものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規な被覆材に関するものである。本発明は、主に建築物や土木構造物等に対して適用することができる。
従来、建築物や土木構造物の壁面等においては、表面化粧材として天然石が多く用いられている。このような材料では、天然石特有の深みのある美観性を表出することができる。しかし、天然石については、高価であること、加工し難いこと、高重量であること等の短所が挙げられる。特に、加工し難く、高重量である点は、壁面等に適用する際の施工性、安全性に悪影響を及ぼすおそれがある。
このような背景の下、近年、塗材によって天然石調の仕上げを得る手法が種々提案されている。例えば、特開平11−130980(特許文献1)には、0.05〜5mmの粒径を有する骨材と、シリコン原子を樹脂骨格中に含むアクリル樹脂エマルジョンを含有する組成物が記載されている。特開2000−15999(特許文献2)には、10〜1000μmの範囲内において粒径の均一さを備えた着色骨材が、無色透明なバインダーに混合分散されてなる塗材が記載されている。しかし、このような塗材は、骨材を主成分とするものであるため、材料の比重が比較的大きい。さらに塗装時の所要量も比較的多く必要となるため、軽量化の点で限界がある。
一方、特開平5−237444(特許文献3)、特開2005−238138(特許文献4)等には、異なる色の複数の着色塗料をスプレー塗装することによって、天然石調模様を形成する方法が開示されている。このような方法は、上記特許文献1、2の手法に比べ軽量化の点で有利である。しかし、特許文献3、4の方法では、複数の塗料が必要となるため、塗装作業が繁雑となり、所定の模様を再現することも困難である。これらに対し、特開平1−16879号公報(特許文献5)、特開平9−208862号公報(特許文献6)では、2色以上の着色樹脂粒子が含まれる被覆材を塗装することで、上述のような模様を形成しようとするものである。しかし、特許文献5、6の方法で得られる被膜は、初期乾燥性、耐水性が十分ではなく、意匠性を損なうおそれがあった。
特開平11−130980 特開2000−15999 特開平5−237444 特開2005−238138 特開平1−16879 特開平9−208862
本発明は、上述のような問題点に鑑みなされたものであり、特に造膜初期段階における形成被膜の乾燥性、耐水性が良好であり、美観性に優れた模様を簡便に施工することができる被覆材を提供する。
上記課題を解決するため、本発明者は鋭意検討の結果、水性媒体中に特定の着色粒状物が分散した被覆材に想到し、本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.2種以上の異色の着色粒状物が水性媒体中に分散した被覆材であって、
前記着色粒状物は、着色材が粒状化されたものであり、当該着色材は、水性樹脂、並びに有彩色粉粒体及び/または黒色粉粒体を含み、
前記水性媒体が、水性樹脂を含み、
前記着色材及び/または前記水性媒体が、20℃における水への溶解度が5g/100g以下の疎水性溶剤を含むものであることを特徴とする被覆材。
本発明被覆材は、特に造膜初期段階における形成被膜の乾燥性、耐水性が良好であり、美観性に優れた模様被膜が簡便に形成できるものである。さらに本発明被覆材は、比較的軽量であり、一つの材料でこのような美麗な被膜が形成できるものである。本発明被覆材を使用すれば、各種天然石に類似した天然石調の美観性を表出することも可能である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
本発明の被覆剤は、2種以上の異色の着色粒状物が水性媒体中に分散した被覆材であって、
前記着色粒状物は、着色材が粒状化されたものであり、当該着色材は、(a)水性樹脂(以下「(a)成分)」ともいう)、並びに(b)有彩色粉粒体及び/または黒色粉粒体(以下「(b)成分)」ともいう)を含み、
前記水性媒体が、水性樹脂を含み、
前記着色材及び/または前記水性媒体が、20℃における水への溶解度が5g/100g以下の疎水性溶剤を含む。
[着色材]
本発明における着色材は、(a)水性樹脂、並びに(b)有彩色粉粒体及び/または黒色粉粒体を含む。
着色材中の水性樹脂は展色剤としての機能を有するものであり、透明な被膜が形成可能なものが好適である。(a)成分における樹脂の種類としては、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アクリル酢酸ビニル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコン樹脂等が挙げられ、これらの1種または2種以上が使用できる。(a)成分の形態としては、水分散性樹脂(樹脂エマルション)が好適である。また、(a)成分は、架橋反応性を有するものであってもよい。
着色材中の(a)成分の比率は、固形分換算で、好ましくは5重量%以上50重量%以下、より好ましくは10重量%以上40重量%以下である。
着色材における(b)成分は、有彩色粉粒体及び/または黒色粉粒体である。このうち、有彩色粉粒体は、黄色、橙色、赤色、緑色、青色、紫色等の有彩色を呈する粉粒体である。このような有彩色粉粒体としては、例えば、酸化第二鉄、黄色酸化鉄、酸化鉄、群青、コバルトブルー、コバルトグリーン等の無機質のもの、アゾ系、ナフトール系、ピラゾロン系、アントラキノン系、ペリレン系、キナクリドン系、ジスアゾ系、イソインドリノン系、ベンゾイミダゾール系、フタロシアニン系、キノフタロン系等の有機質のもの等が挙げられる。
一方、黒色粉粒体は、黒色を呈する粉粒体であり、例えば、鉄黒、鉄‐マンガン複合酸化物、鉄‐銅‐マンガン複合酸化物、鉄‐クロム‐コバルト複合酸化物、銅‐クロム複合酸化物、銅‐マンガン‐クロム複合酸化物等の無機質のもの、その他カーボンブラック等が挙げられる。
(b)成分としては、無機質のものが好適であり、特に無機酸化物が好適である。
本発明では、このような有彩色粉粒体及び黒色粉粒体から選ばれる1種または2種以上を使用することにより、着色材(着色粒状物)を所望の色調に調製できる。
着色材中の(b)成分の比率は、好ましくは30重量%以下、より好ましくは0.001重量%以上5重量%以下、さらに好ましくは0.005重量%以上3重量%以下、もっとも好ましくは0.01重量%以上2重量%以下である。このような比率であれば、本発明における意匠的効果が得られやすくなる。
着色材中の(b)成分としては、平均粒子径0.4μm以上(より好ましくは0.4μm以上5μm以下、さらに好ましくは0.5以上2μm以下)の(b)成分を含むことが好ましい。着色材にこのような(b)成分が含まれることにより、深み感等の美観性が表出されやすくなり、温度上昇抑制等の点でも有利となる。また、被覆材を長期保存した後であっても、このような効果が安定して得られる。
上記平均粒子径を有する(b)成分は、(b)成分の全量中、20重量%以上(より好ましくは40重量%以上、さらに好ましくは60重量%以上)含まれることが望ましい。(b)成分が、上記平均粒子径を有する(b)成分のみからなる態様も好適である。なお(b)成分の平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置によって測定される。
着色材は、上記成分に加え、疎水性溶剤を含むことが好ましい。
この疎水性溶剤は、形成被膜の初期乾燥性向上、耐水性向上等に有利に作用し、特に造膜初期段階におけるこれら物性の向上に有効である。疎水性溶剤は、20℃における水への溶解度が5g/100g以下であり、好ましくは1g/100g以下、さらに好ましくは0.1g/100g以下、最も好ましくは0.08g/100g以下である。
疎水性溶剤としては、例えば、エチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、2−エチル−1−ヘキサノール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート等が挙げられる。
着色材中の疎水性溶剤の比率は、好ましくは0.5重量%以上15重量%未満、より好ましくは1重量%以上10重量%以下である。
疎水性溶剤は、着色材、または被覆材中の水性媒体のいずれかまたは両方に含まれることが必須であるが、着色材と前記水性媒体の両方に含まれる態様が好適である。この場合、着色材の疎水性溶剤と、被覆材中の水性媒体の疎水性溶剤は、異なるものであってもよいし、同一のものであってもよい。
本発明では、着色材中に、平均粒子径0.4μm以上、屈折率1.4以上2.0以下の無彩色粉粒体(c)(以下「(c)成分」ともいう)が含むものが好ましい。このような物性値を有する(c)成分は、形成被膜の乾燥性、密着性、耐水性、温度上昇抑制性、非粘着性、防火性、強度等の物性向上に寄与できる成分である。
さらに、この(c)成分は、被膜の透明感、深み感等を高め、意匠的効果にも寄与するものである。このような意匠的効果は、着色粒状物の表面ないし内部に散在する(c)成分が、透過、反射、屈折等の作用を生じることによって奏されるものと考えられる。なお(c)成分に、黒色粉粒体は含まれない。
一般的な着色材では、白色粉粒体として二酸化チタンが用いられているが、二酸化チタンを主成分とする着色材では、透明感、深み感等の美観性は得られ難い。これに対し、本発明では(c)成分を含む場合、従来とは異なる特有の意匠的効果が得られる。
(c)成分の平均粒子径は、通常0.4μm以上、好ましくは0.5μm以上、より好ましくは1μm以上である。(c)成分の平均粒子径の上限は、好ましくは500μm以下、より好ましくは200μm以下、さらに好ましくは100μm以下である。なお(c)成分の平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置によって測定される。
(c)成分の屈折率は、通常1.4以上2.0以下、好ましくは1.45以上1.7以下である。なお、屈折率はアッベ屈折計を用いて測定できる。
(c)成分は、空気中で白色を呈するものであるが、透明な水性樹脂の被膜中で透明性を示すものが好適である。具体的には、水性樹脂と(c)成分とを固形分比7:3で混合し、固形分を25重量%に調製した混合物において、その被膜の隠蔽率が好ましくは20%以下、より好ましくは3%以上10%以下、さらに好ましくは4%以上8%以下となるものが好適である。なお、この隠蔽率は、上記混合物を、隠蔽率試験紙にフィルムアプリケータ(隙間300μm)で塗付し、標準状態で48時間乾燥させて得た試験片について、前述の式を用いて算出される値である。
(c)成分の具体例としては、例えば珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、硫酸バリウム、二酸化珪素、炭酸カルシウム等の無機質の物質、樹脂粒子等の有機質の物質等が挙げられる。また、これらは通常、無着色品である。またこれらは、中実体であることが望ましい。本発明中の(c)成分としては、無機質粉粒体が好適であり、特に二酸化珪素または硫酸バリウムが好ましい。
着色材中の(c)成分の比率は、好ましくは0.5重量%以上50重量%以下、より好ましくは1重量%以上25重量%以下、さらに好ましくは2重量%以上10重量%以下である。このような比率であれば、形成被膜の乾燥性や耐水性などの被膜物性向上効果、意匠的効果等の点で好適である。
着色材は、上記成分に加え、水溶性高分子化合物を含むことが望ましい。このような水溶性高分子化合物は、着色粒状物の生成安定化に寄与するものである。水溶性高分子化合物としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリエチレンオキサイド、水溶性ウレタン、バイオガム、ガラクトマンナン誘導体、アルギン酸もしくはその誘導体、セルロース誘導体、ゼラチン、カゼイン、アルブミン等、あるいはこれらを酸化、メチル化、カルボキシメチル化、ヒドロキシエチル化、ヒドロキシプロピル化、硫酸化、リン酸化、カチオン化等によって化学変性したもの等が挙げられ、これらの1種または2種以上が使用できる。なお、この水溶性高分子は、前記水分散性樹脂とは別異の物質である。
透明着色材中の水溶性高分子化合物の比率は、固形分換算で、好ましくは0.1〜10重量部、好ましくは0.3〜5重量部である。
着色材は、媒体として水性媒体を含むことが好ましい。水性媒体は、水を主成分とするもので、必要に応じ水溶性溶剤を含む。通常、水性媒体中の80重量%以上(好ましくは90重量%以上)は水で構成される。
着色材は、本発明効果を著しく阻害しない限り、各種添加剤、例えば、粘性調整剤、湿潤剤、分散剤、可塑剤、造膜助剤、凍結防止剤、pH調整剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、抗菌剤、消泡剤、光安定剤、香料、紫外線吸収剤、触媒、架橋剤、難燃剤等を含むものであってもよい。一般的な白色粉粒体である酸化チタンの比率は、小さくすることが望ましく、着色材中に好ましくは3重量%以下、より好ましくは2重量%以下、さらに好ましくは1重量%以下、最も好ましくは0.5重量%以下である。
着色材は、上記各成分を常法により均一に混合することで製造できる。
本発明の着色粒状物の少なくとも1種以上は、隠蔽率80%以下(好ましくは5%以上70%以下、より好ましくは10%以上60%以下、さらに好ましくは15%以上50%以下)の透明着色被膜を形成する透明着色材を粒状化した透明着色粒状物であることが好ましい。このような特性は、透明感、深み感等の付与に寄与するものである。
なお、着色材の隠蔽率は、着色材を、隠蔽率試験紙にフィルムアプリケータ(隙間300μm)で塗付し、温度23℃・湿度50%環境下(以下「標準状態」という)で48時間乾燥させて得た試験片について、視感反射率を測定した後、下記式によって算出される値である。
<式>隠蔽率(%)=(黒地上の塗膜の視感反射率)/(白地上の塗膜の視感反射率)×100
[水性媒体]
本発明被覆材中の水性媒体は、着色粒状物の媒体となるものである。この水性媒体としては、上記着色材で述べたものと同様のものが使用できる。水性媒体中に水溶性溶剤を含む場合、水溶性溶剤の比率は、水と水溶性溶剤の総量中に好ましくは20重量%以下、より好ましくは10重量%以下とすればよい。
被覆材中の水性媒体は、水性樹脂を含む。この水性樹脂は、形成被膜における着色粒状物の固定化、保護作用等を高め、耐水性、耐候性等の物性向上にも寄与する。水性樹脂としては、上記透明着色材と同様のものが使用でき、水分散性樹脂(樹脂エマルション)が好適である。
被覆材中の水性媒体は、疎水性溶剤を含むことが好ましい。この疎水性溶剤は、形成被膜の乾燥性向上、耐水性向上等に有利に作用し、特に造膜初期段階におけるこれら物性の向上に有効である。疎水性溶剤は、20℃における水への溶解度が5g/100g以下、好ましくは1g/100g以下、さらに好ましくは0.1g/100g以下、最も好ましくは0.08g/100g以下である。
疎水性溶剤としては、例えば、エチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、2−エチル−1−ヘキサノール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート等が挙げられる。
水性媒体中における水性樹脂の比率は、固形分換算で、好ましくは5重量%以上50重量%以下、好ましくは10重量%以上40重量%以下である。
水性媒体中における疎水性溶剤の比率は、好ましくは0.5重量%以上30重量%以下、より好ましくは1重量%以上25重量%以下である。
被覆材中の水性媒体は、ゲル化剤を含むことが望ましい。このゲル化剤は、上記水溶性高分子化合物との作用により、上記着色材を粒状化(着色粒状物)し、さらに着色粒状物の生成安定化に寄与する成分である。
ゲル化剤としては、上記水溶性高分子化合物をゲル化できる物質が使用できる。具体的に、ゲル化剤としては、例えば、マグネシウム、カルシウム、バリウム、アルミニウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛、鉄、ジルコニウム、クロム、錫、銀、銅等の金属の硫酸塩、酢酸塩、有機酸塩、珪酸塩、硼酸塩、硝酸塩、塩化物、水酸化物等が挙げられる。この他、塩酸、硫酸、硝酸、硼酸等の無機物またはそれらの塩、クエン酸、乳酸、タンニン酸等の有機酸またはそれらの塩、等が挙げられる。ゲル化剤としては、これらの1種または2種以上が使用できる。
水性媒体中のゲル化剤の比率は、好ましくは0.01重量%以上1.5重量%以下、より好ましくは0.03重量%以上1.0重量%以下、さらに好ましくは0.05重量%以上0.5重量%以下である。
被覆材中の水性媒体は、本発明効果を著しく阻害しない限り、各種添加剤(上記透明着色材と同様のもの)を含むものであってもよい。また水性媒体は、上記(c)成分を含むものであってもよい。
被覆材中の水性媒体は、以上に述べたような成分を常法により均一に混合することで製造できる。
[被覆材の製造方法]
本発明被覆材は、着色粒状物を含むものである。このような着色粒状物は、上記着色材を上記水性媒体中で粒状に分散させることによって、製造できる。着色粒状物の粒子径は、好ましくは0.1mm以上15mm以下、より好ましくは0.5m以上12mm以下、さらに好ましくは1mm以上10mm以下である。着色粒状物の粒子径や形状は、攪拌羽根の種類、攪拌羽根の回転速度、着色材の粘性や添加方法、水性媒体の粘性や組成等を適宜選択・調整することによって設定できる。
本発明被覆材では、少なくとも1種以上の透明着色粒状物を含むものが好適である。このような透明着色粒状物は、隠蔽率が80%以下の前記透明着色材を上記水性媒体中で粒状に分散させることによって、製造できる。
本発明被覆材は、少なくとも2種の着色粒状物を含むものであるが、色調の異なる3種以上の着色粒状物を含むことがより好ましい。また、2色以上(好ましくは3色以上)の異色の透明着色粒状物が混在することがより好ましい。着色粒状物中に占める透明着色粒状物の比率は、好ましくは20重量%以上100重量%以下、より好ましくは50重量%以上95重量%以下である。
色調が異なる2種以上の着色粒状物を含む被覆材を得るためには、例えば、単色の着色粒状物が分散した分散液をそれぞれ製造した後、これらを混合する方法、あるいは、
色調が異なる2種以上の着色材を、同時または順に水性媒体に添加し分散させる方法、等の方法を採用すればよい。
被覆材中の着色粒状物の比率は、好ましくは30重量%以上90重量%以下、より好ましくは40重量%以上80重量%以下である。
[被覆方法]
本発明被覆材は、建築物、土木構造物等の表面被覆に適用することができる。具体的には、例えば、コンクリート、モルタル、サイディングボード、押出成形板、石膏ボード、パーライト板、合板、煉瓦、プラスチック板、金属板、ガラス、磁器タイル等の各種基材の表面被覆材として使用できる。これら基材の表面は、何らかの表面処理(例えば、シーラー、サーフェーサー、フィラー、パテ等)が施されたものでもよく、既に被膜が形成されたものや、壁紙が貼り付けられたもの等であってもよい。例えば、基材表面の被膜は、本発明被覆材の塗装前に、着色下塗材を塗装することで形成できる。このような着色下塗材は、基材全面に均一に塗装すればよい。
また基材表面は、平坦であっても、凹凸を有するものであってもよい。
上記着色下塗材としては、樹脂に各色粉粒体を混合したものが使用できる。このうち樹脂としては、前記透明着色材と同様の水性樹脂が好適である。各色粉粒体としては、前述の有彩色粉粒体、黒色粉粒体、無彩色粉粒体等が使用できる。着色下塗材の色調は、これら粉粒体の種類及び比率を適宜設定することによって調製できる。着色下塗材の隠蔽率は、好ましくは80%以上、より好ましくは85%以上、さらに好ましくは90%以上である。
着色下塗材の塗装時には、スプレー、ローラー、刷毛等の各種塗装器具が使用できる。塗付け量は、好ましくは0.05kg/m以上0.8kg/m以下、より好ましくは0.1kg/m以上0.5kg/m以下である。
本発明では、このような基材に対し、上記被覆材を塗装することにより、被膜が形成できる。塗装時には、スプレー、ローラー、刷毛等の各種塗装器具が使用できる。本発明被覆材の塗付け量は、好ましくは0.1kg/m以上1kg/m以下、より好ましくは0.2kg/m以上0.8kg/m以下である。また、塗装後の乾燥は通常、常温で行えばよいが、加熱することも可能である。
本発明被覆材の被膜は、多少の凹凸を有するものとなるが、その凸部の乾燥膜厚は、好ましくは100μm以上、より好ましくは300μm以上、さらに好ましくは500μm以上である。凸部の乾燥膜厚の上限は、好ましくは2000μm以下、より好ましくは1800μm以下、さらに好ましくは1500μm以下である。本発明被覆材が透明着色粒状物を含む場合は、このように比較的厚膜であっても、透明感、深み感等において優れた意匠的効果を得ることができる。
本発明被覆材の塗装後、必要に応じ公知の透明被覆材等を塗装することもできる。透明被覆材として、親水性被膜が形成できるものを使用すれば、耐汚染性を高めることもできる。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
[着色材の製造]
○製造例A(着色材A1〜A4の製造)
容器内にアクリル樹脂エマルション1(固形分40重量%、水60重量%)を100重量部仕込み、溶剤1(プロピレングリコールモノブチルエーテル、20℃における水への溶解度6.0g/100g)を6重量部、ゲル形成物質1(ガラクトマンナン3重量%水溶液)を80重量部、消泡剤1(鉱物油系)を2重量部混合し、さらに各種粉粒体を混合して、各着色材を製造した。粉粒体の種類と比率(着色材中の重量%)、及び着色材の隠蔽率は表1の通りである。着色材の隠蔽率は、着色材を、隠蔽率試験紙にフィルムアプリケータ(隙間300μm)で塗付し、標準状態で48時間乾燥させて得た試験片について、視感反射率を測定して算出した。
各粉粒体は以下の通りである。
・黄色粉粒体1:黄色酸化鉄(平均粒子径0.5μm)
・赤色粉粒体1:赤色酸化鉄(平均粒子径0.6μm)
・黒色粉粒体1:鉄‐マンガン複合酸化物(平均粒子径0.6μm)
・黒色粉粒体2:カーボンブラック(平均粒子径0.1μm)
・無彩色粉粒体1:酸化チタン(屈折率2.71、平均粒子径0.3μm)
・無彩色粉粒体2:二酸化珪素(屈折率1.55、平均粒子径4μm)
・無彩色粉粒体3:硫酸バリウム(屈折率1.64、平均粒子径28μm)
・無彩色粉粒体4:二酸化珪素(屈折率1.55、平均粒子径120μm)
Figure 2014034600
○製造例B(着色材B1〜B4の製造)
○製造例C(着色材C1〜C4の製造)
○製造例D(着色材D1〜D4の製造)
容器内にアクリル樹脂エマルション1を100重量部仕込み、溶剤2(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート、20℃における水への溶解度0.04g/100g)を6重量部、ゲル形成物質1を80重量部、消泡剤1を2重量部混合し、さらに各種粉粒体を混合して、各着色材を製造した。粉粒体の種類と比率、及び着色材の隠蔽率は表2の通りである。
○製造例E(着色材E1〜E4の製造)
○製造例F(着色材F1〜F4の製造)
容器内にアクリル樹脂エマルション1を100重量部仕込み、溶剤3(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、水への溶解度0.09g/100g)を6重量部、ゲル形成物質1を80重量部、消泡剤1を2重量部混合し、さらに各種粉粒体を混合して、各着色材を製造した。粉粒体の種類と比率、及び着色材の隠蔽率は表2の通りである。
Figure 2014034600
○製造例G(着色材G1〜G4の製造)
○製造例H(着色材H1〜H4の製造)
○製造例I(着色材I1〜I4の製造)
容器内にアクリル樹脂エマルション1を100重量部仕込み、溶剤3(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、20℃における水への溶解度0.09g/100g)を6重量部、ゲル形成物質1を80重量部、消泡剤1を2重量部混合し、さらに各種粉粒体を混合して、各着色材を製造した。粉粒体の種類と比率、及び着色材の隠蔽率は表3の通りである。
○製造例J(着色材J1〜J4の製造)
容器内にアクリル樹脂エマルション1を100重量部仕込み、溶剤2(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート、20℃における水への溶解度0.04g/100g)を13重量部、ゲル形成物質1を80重量部、消泡剤1を2重量部混合し、さらに各種粉粒体を混合して、各着色材を製造した。粉粒体の種類と比率、及び着色材の隠蔽率は表3の通りである。
○製造例K(着色材K1〜K4の製造)
容器内にアクリル樹脂エマルション1を100重量部仕込み、溶剤2(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート、20℃における水への溶解度0.04g/100g)を3重量部、ゲル形成物質1を80重量部、消泡剤1を2重量部混合し、さらに各種粉粒体を混合して、各着色材を製造した。粉粒体の種類と比率、及び着色材の隠蔽率は表3の通りである。

Figure 2014034600
○製造例L(着色材L1〜L4の製造)
容器内にアクリル樹脂エマルション1を100重量部仕込み、溶剤3(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、20℃における水への溶解度0.09g/100g)を6重量部、ゲル形成物質1を80重量部、消泡剤1を2重量部混合し、さらに各種粉粒体を混合して、各着色材を製造した。粉粒体の種類と比率、及び着色材の隠蔽率は表4の通りである。
Figure 2014034600
○製造例M(着色材M1〜M4の製造)
粉粒体の種類と比率を表5の通りとした以外は、製造例Lと同様の方法で各着色材を製造した。
Figure 2014034600
○製造例N(着色材N1〜N4の製造)
粉粒体の種類と比率を表6の通りとした以外は、製造例Lと同様の方法で各着色材を製造した。
Figure 2014034600
○製造例O(着色材O1〜O4の製造)
粉粒体の種類と比率を表7の通りとした以外は、製造例Lと同様の方法で各着色材を製造した。
Figure 2014034600
[水性媒体の製造]
○水性媒体1の製造
容器内にアクリル樹脂エマルション1(固形分40重量%、水60重量%)を75重量部仕込み、溶剤1(プロピレングリコールモノブチルエーテル、20℃における水への溶解度6.0g/100g)を4重量部、水を10重量部、ゲル化剤1(ホウ酸アンモニウム5重量%水溶液)を10重量部、消泡剤1を1重量部均一に混合して、水性媒体1を製造した。
○水性媒体2の製造
容器内にアクリル樹脂エマルション1を75重量部仕込み、溶剤2(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート、20℃における水への溶解度0.04g/100g)を4重量部、水を10重量部、ゲル化剤1を10重量部、消泡剤1を1重量部均一に混合して、水性媒体2を製造した。
○水性媒体3の製造
容器内にアクリル樹脂エマルション1を75重量部仕込み、溶剤2を12重量部、水を2重量部、ゲル化剤1を10重量部、消泡剤1を1重量部均一に混合して、水性媒体3を製造した。
○水性媒体4の製造
容器内にアクリル樹脂エマルション1を75重量部仕込み、溶剤2を2重量部、水を12重量部、ゲル化剤1を10重量部、消泡剤1を1重量部均一に混合して、水性媒体4を製造した。
○水性媒体5の製造
容器内にアクリル樹脂エマルション1を75重量部仕込み、溶剤3(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、20℃における水への溶解度0.09g/100g)を4重量部、水を10重量部、ゲル化剤1を10重量部、消泡剤1を1重量部均一に混合して、水性媒体5を製造した。
[分散液の製造]
○分散液A1の製造
上記水性媒体1に対し、上記着色材A1を1:2で加えて攪拌・分散することにより、粒子径約3〜8mmの着色粒状物の分散液A1を製造した。
○分散液A2〜O4の製造
水性媒体と着色材の組合せを表11に示す通りにした以外は、上記分散液A1と同様の方法で各分散液を製造した。これにより、着色材A2〜O4にそれぞれ対応する分散液(分散液A2〜O4)を得た。
[被覆材の製造]
○被覆材AAの製造
分散液A1、A2、A3、及びA4を等量で混合し、被覆材AAを得た。
○被覆材BA〜OAの製造
表8に示す組合せにて各分散液を等量で混合し、被覆材BA〜OAを得た。
Figure 2014034600
[試験例1]
○試験例1−4
次に、被覆材AA〜OAについて、以下の試験を実施した。試験結果を表9に示した。
(保存安定性)
上記意匠性評価の後、被覆材を容器に密封し50℃環境下で7日間保存し、再度、同様の方法で試験板を作製した。以上の方法により、保存前後での意匠性の変化を観察した。評価は、意匠性に変化が認められなかったものを「A」、著しい変化が認められたものを「C」とする3段階(A>B>C)で行った。
(耐水性1)
試験例1−1と同様の方法で被覆材を塗装した後、試験板を5℃環境下で24時間乾燥した。次に、試験板を水に90分間浸漬した後、被膜の外観を観察した。評価は、被膜に異常が認められなかったものを「A」、著しい異常が認められたものを「C」とする3段階(A>B>C)で行った。
(耐水性2)
試験例1−1と同様の方法で被覆材を塗装した後、試験板を5℃環境下で6時間乾燥した。次に、試験板を水に90分間浸漬した後、被膜の外観を観察した。評価は、被膜に異常が認められなかったものを「A」、著しい異常が認められたものを「C」とする3段階(A>B>C)で行った。なお、上記耐水性1の評価において、B評価の被覆材AAについては、評価を行っていない。
(温度上昇抑制性)
試験例1−1と同様の方法で被覆材を塗装した後、試験板を標準状態で14日間養生した。次に、この試験板の被膜面に対し、赤外線ランプ(出力250W)を25cmの距離から照射し、試験板表面の温度を測定した。評価は、温度が60℃未満であったものを「A」、60℃以上65℃未満であったものを「B」、65℃以上であったものを「C」とした。なお、上記耐水性1の評価において、B評価の被覆材AAについては、評価を行っていない。
Figure 2014034600
[試験例2]
被覆材AA〜OAにつき、試験例1−1と同様の方法で試験板を作製し、意匠性を評価した。その結果、意匠性はいずれも良好であったが、特に被覆材AA〜MAが優れていた。

Claims (1)

  1. 2種以上の異色の着色粒状物が水性媒体中に分散した被覆材であって、
    前記着色粒状物は、着色材が粒状化されたものであり、当該着色材は、水性樹脂(a)、並びに有彩色粉粒体及び/または黒色粉粒体(b)を含み、
    前記水性媒体が、水性樹脂を含み、
    前記着色材及び/または前記水性媒体が、20℃における水への溶解度が5g/100g以下の疎水性溶剤を含むものであることを特徴とする被覆材。
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