JP2014034558A - 皮膚用粘着シート - Google Patents

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恭祐 小日向
Kazuteru Oka
和輝 岡
Hongkyu Min
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Abstract

【課題】アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患の早期治癒のため、皮膚と適度に接着かつ剥離する際の痛みを軽減できる皮膚用粘着シートを提供すること。
【解決手段】本発明に係る皮膚用粘着シート1は、支持体3の接着面3aや、中間層4を形成した場合は接着面4aにティアドロップ形状の粘着剤2がドット状に配列されているので、皮膚に貼付された場合には適度に接着するため剥離する際の痛みも少なく、掻爬を防止するとともに、薬剤を含有する湿潤性を有する中間層4を配する等により薬剤徐放性及び保湿性を発揮可能な皮膚用粘着シート1となる。また、粘着剤2を接着面3a,4aの全面に塗布する必要がないので、使用量を削減して低コストとなり、例えば、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患の治療に使用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、皮膚用粘着シートに関する。さらに詳しくは、アトピー性皮膚炎等の治療に用いることができる皮膚用粘着シートに関する。
アトピー性皮膚炎は、皮膚に湿疹や痒み、ただれ等を生じさせる皮膚炎であり、乳児期には滲出傾向の強い鮮紅色斑で始まり、頭や顔、頚などから四肢へと拡大する。通常、幼児期を経て小学校の高学年になるにつれて、このような症状は次第に消失する傾向があるが、皮膚の鮮紅色調は薄れる一方で、慢性化して皮膚の乾燥や毛孔性角質化する患者も多い。
若年層では約10人に1人がアトピー性皮膚炎に罹患し、その多くは快方に推移するが、一方ではアトピー性皮膚炎が解消しない子供の率が増えているのも事実である。痒みを我慢することができない若年層には特に持続的なケアが重要とされ、将来を担う人材の成長過程における人格形成にも影響する。また、最近では子供だけではなく、慢性化してアトピー性皮膚炎に苦しんでいる成人の数も増えつつあり、日本だけに留まらず先進各国でも同様の状況である。
このようなアトピー性皮膚炎の患者にとって、最も苦しい症状は掻痒である。痒みは痛みに比べて我慢しにくく、また、発作的にかゆみが発現することがある。痒みによる集中力と生産性の低下はもとより、外見的変化に起因する心理的ダメージと社会的活動の制限も重要な問題となっている。
アトピー性皮膚炎の発症原因としては、例えば、食物アレルギーや家塵(ハウスダスト)、ダニ等が考えられるが、食物アレルギー以外は皮膚に炎症を起こした後、皮膚面が乾燥状態となるため、外部から何等かの抗原が皮膚内に侵入してアレルギー反応が誘発されることになる。このような連関の要素や原因物質は単一ではなく複雑に絡まりあっていることが多く、また、炎症部位の掻痒感は耐え難いものであるため、乳児や幼児はもちろんのこと、成人の患者でも掻いてしまうのが実情である。しかし、引っ掻くことによって皮膚面を傷つけて抗原が侵入しやくなり、さらに、引っ掻くことで血管透過性が増大して、免疫担当物質細胞が滲入して炎症を悪化させてしまうということになっていた。
アトピー性皮膚炎の治療方法としては、一般に、炎症部位の炎症を抑制するための副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)やタクロリムス軟膏等の塗布や、紫外線療法等の外部治療や、抗ヒスタミン薬、シクロスポリン等の内服や漢方療法等の内部治療等が実施されている。一方、ステロイド剤は効果が強力であるが副作用も強く、さらに広範囲に炎症が起こっている場合には塗布し難いという問題があり、また、ステロイド剤を用いて一過性の軽快が観察されたときに投薬を中止すると再発症してしまうという悪循環となってしまっており、かかる悪循環を止めるために、複合的な治療行為が求められていた。このように、アトピー性皮膚炎は発症と回復を繰り返す症状となり、これには、長期にわたる持続的な経過管理と治療が求められ、患者にも大きな負担となっていた。
前記のような問題を踏まえ、アトピー性皮膚炎の治療については、塗る治療から貼る治療への転換が図られている。塗布から貼付剤とすることにより、掻爬による傷や炎症を防止することができるとともに(掻爬防止)、また、長期間の貼付が可能となるため、皮膚表面に適量の薬剤を回数多く吸収させることができ(薬剤徐放性)、乾燥や外部要因による皮膚刺激を抑えることが可能となる(保湿性)、といった種々の利点がある。そして、皮膚用のものも含め、種々の構成の貼付剤ないし粘着シートが提供されている(例えば、特許文献1ないし特許文献6を参照。)。
特開2005−224981号公報 特開2006−20855号公報 特開2008−37798号公報 特開2010−248316号公報 特開2008−163155号公報 特表2010−530896号公報
ところで、外部治療として貼付剤を選択する場合には、「貼る」という性質上、剥離時に罹患部を傷つけたり、刺激してしまったりするという問題があり、かかる問題があるために流通している皮膚用粘着シートないし貼付剤は少なかった。また、流通している皮膚用粘着シート等は、いずれも粘着力が弱いために剥がれ易いという問題もある一方、剥がれにくくするために粘着性を高くした場合には、剥がす際に罹患部を傷つけてしまうおそれがあり、これも問題となっていた。
このような観点から前記した特許文献に開示された技術を検討するに、前記した特許文献1ないし特許文献4に開示された技術をアトピー性皮膚炎の患者に適用する場合には、次のような問題点が想定される。すなわち、かかる特許文献に開示された技術は、貼付時刺激性に関して、皮膚の動きに連動して引っ張るためにかなりの刺激があると考えられる。また、剥がす際の侵襲性についても、皮膚やかさぶたを引っ張ることにより皮膚を余計に傷つける可能性があり、アトピー性皮膚炎の患者にはあまり好ましくない貼付剤と考えられるものであった。
また、特許文献5及び特許文献6に開示された技術は、粘着性が小さい一方で、シートが剥がれ易いことでシートと皮膚間でずれが生じ、皮膚に刺激を与える可能性があった。また、剥がす際の侵襲性に関しては、粘着性がないので逆に意図せず剥がれてしまう場合があった。
そして、前記した特許文献に開示された技術にあっては、粘着剤の使用部分に関し、シートのほぼ全面となるため、接着面積が広く、アトピー性皮膚炎の患者にはあまり好ましくないばかりか、粘着剤の使用量が多く、コスト高となることも問題であった。
本発明の目的は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患の早期治癒のため、皮膚と適度に接着かつ剥離する際の痛みを軽減できる皮膚用粘着シートを提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明に係る皮膚用粘着シートは、シート状の支持体の接着面に、ティアドロップ形状の粘着剤がドット状に配列されていることを特徴とする。
本発明に係る皮膚用粘着シートは、前記した本発明において、前記支持体と前記粘着剤の間に湿潤性を有する中間層が配設され、前記粘着剤が前記中間層の接着面にドット状に配列されていることを特徴とする。
本発明に係る皮膚用粘着シートは、前記した本発明において、前記粘着剤の形状が、頂部と、前記頂部から延びる内側に凹となる円弧線からなる第1の線と、前記頂部を通過する直線に対して前記第1の線と対称に描かれる、前記頂部から延びる第2の線と、を含むティアドロップ形状であることを特徴とする
本発明に係る皮膚用粘着シートは、前記した本発明において、前記ドット状の配列が六角配置または正方配置の繰り返しであることを特徴とする。
本発明に係る皮膚用粘着シートは、前記した本発明において、前記中間層が薬剤を含有していることを特徴とする。
本発明に係る皮膚用粘着シートは、支持体の接着面に、ティアドロップ形状の粘着剤がドット状に配列されているので、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患の治療のために皮膚に貼付された場合であっても適度に接着するため剥離する際の痛みも少なく、掻爬を防止し、薬剤等を塗布した罹患部に貼付することにより薬剤徐放性及び保湿性を発揮する皮膚用粘着シートとなる。また、粘着剤を接着面の全面に塗布する必要がないので、使用量を削減して低コストとなる。
本発明に係る皮膚用粘着シートの一態様を示した概略図である。 本発明に係る皮膚用粘着シートの一態様を示した概略図である。 ティアドロップ形状を有する粘着剤の一例を示した概略図である。 頂部周辺を示した部分拡大図である。 接着面に粘着剤がドット状に配列される状態の一例を示した概略図である 接着面に粘着剤がドット状に配列される状態のもう一つの例を示した概略図である。 図5の部分拡大図であり、粘着剤同士の間隔を示した説明図である。 図6の部分拡大図であり、粘着剤同士の間隔を示した説明図である。 粘着剤の接触線の長さと剥離時の剥離強度との関係を示した概略図である。
以下、本発明に係る皮膚用粘着シート1の構成を図面に基づいて説明する。
(I)粘着シート1の構成:
図1及び図2は、本発明に係る皮膚用粘着シート1の一態様を示した概略図である。図1に示すように、本発明に係る皮膚用粘着シート1は、シート状の支持体3の接着面3aに、ティアドロップ形状の粘着剤2がドット状に配列されているものである。図2は、支持体3と粘着剤2の間に湿潤性を有する中間層4を設け、粘着剤2が中間層4の接着面4aにドット状に配列されている構成を示しており、シート状の支持体3の接着面3aに湿潤性を有する中間層4が配設され、かかる中間層4の接着面4aに、ティアドロップ形状の粘着剤がドット状に配列されている。なお、図1及び図2には、接着面3a,4aに剥離シート5を貼付した態様を示している。なお、接着面3a,4aとは、支持体3や中間層4において、被着時に皮膚と接する側の面のことであり、図1及び図2にあっては、剥離シート5側の面となる。
本発明に係る皮膚用粘着シート1(以下、単に「粘着シート1」とする場合がある。)における粘着剤2の形状は平面視でティアドロップ形状とされるが、かかる形状は、例えば、図3(a)ないし図3(f)に示すように、頂部20と、頂部20から延びる直線、内側に凹となる(内側に凹む)円弧線、あるいは外側に凸となる円弧線からなる第1の線21と、頂部20を通過する直線Xに対して前記第1の線と対称に描かれる第2の線22と、頂部20を通過する直線Xに対して対称に描かれる第1の線の端部21aと第2の線の端部22aを繋ぐ円弧線23で囲まれる形状として表される。粘着剤2を、このような、頂部20を先端とした細い部分と、かかる細い部分と繋がる広い部分を有する特殊な形状として、構造に極端に面積比の異なる異方性を有することにより、引っ張り接着強度をほぼ変化させずに、粘着シート1を剥離する際の剥離接着強度を軽減させる効果を発揮することができる。なお、本発明において、第1の線の端部21aと第2の線の端部22aを繋ぐ円弧線23等の円弧線(第1の線21や第2の線22が円弧線の場合は、それらも含む。)は、楕円弧線も含むものである。
図3は、ティアドロップ形状を有する粘着剤2の一例を示した概略図である。図3(a)及び図3(d)の粘着剤2は、頂部20から延びる第1の線21及び第2の線22が直線であり、第1の線21の端部21aと第2の線22の端部22aが円弧線23で結ばれる。また、図3(b)及び図3(e)の粘着剤2は、頂部20から延びる第1の線21及び第2の線22が内側に凹となる(内側に凹む)円弧線であり、第1の線21の端部21aと第2の線22の端部22aが円弧線23で結ばれる。図3(c)及び図3(f)の粘着剤2は、頂部20から延びる第1の線21及び第2の線22が外側に凸となる円弧線であり、第1の線21の端部21aと第2の線22の端部22aが円弧線23で結ばれる。ここで、頂部20は、先端を点とした頂点としてもよく、図3(d)、図3(e)及び図3(f)は、頂部20を頂点とした態様を示している。
図3に示した粘着剤2は、頂部20を通過する直線Xに対して第1の線21と第2の線22は対称に描かれ、第1の線21の端部21aと第2の線22の端部22aを繋ぐ線23もまた頂部20を通過する直線Xに対して対称に描かれるので、図3(a)ないし図3(f)に示した粘着剤2の形状は、いずれも、頂部20を通過する直線Xに対して対称(線対称)となる。なお、第1の線21の端部21a及び第2の線22の端部22aは、第1の線21や第2の線22と円弧線23を結ぶ繋ぎ目となるが、第1の線21の端部21a及び第2の線22の端部22aと円弧線23がなだらかに繋がれて、端部21a及び端部22aが明確に現れないような形状としても問題はない。
図4は、頂部20周辺を示した部分拡大図である。構造に極端に面積比の異なる異方性を有するようにするには、先端となる頂部20がなるべく尖ることが好ましく、例えば、頂部20が形成する角度(前記した図3(c)及び図3(f)の粘着剤2のように、頂部20から延びる第1の線21及び第2の線22が外側に凸となる円弧線となる場合等は、例えば、頂部20の2本の接線L,Lで形成される角度α)は、概ね、90°以下とし、60°以下とすることが好ましく、30°以下とすることが特に好ましい。なお、頂部20が形成する角度としては、頂部20周辺の形状から角度が容易に特定できるようであればその角度でよいが、容易に特定できない場合には、図4に示すように、第1の線21及び第2の線22に接線L,Lを引き、かかる接線L,Lで形成される角度等で判断するようにすればよい。
加えて、本発明にあっては、粘着剤2の形状は、例えば、図3(b)及び図3(e)に示したような、頂部20と、頂部20から延びる第1の線21と、頂部20を通過する直線Xに対して第1の線21と対称に描かれる、頂部20から延びる第2の線22について、第1の線21及び第2の線22がともに内側に凹となる(内側に凹む)円弧線を含むティアドロップ形状とすれば、頂部20を先端とした細い部分と、かかる細い部分と繋がる広い部分を有する形状となり好ましい。よって、極端に面積比の異なる形状となるティアドロップ形状であることが理想的であり、特に、図3(e)に示したような、頂部20を頂点とし、第1の線21及び第2の線22を内側に凹となる(内側に凹む)円弧線としたティアドロップ形状とすることが特に好ましい。
一般に、粘着シート1を貼付しての治療の際に、皮膚に貼付されている状態に必要な引っ張り接着強度は、粘着剤2の面積に依存するため、同じ面積の粘着剤2と比較しても同等の接着力を保持できる。一方で、治療後に貼付剤を剥がす際に考慮すべき剥離接着強度は、接触線の長さ(剥離時に粘着剤2と接触する線の長さ)に依存するため、後記するように、粘着剤2の頂部20より方向性をもって剥離を開始すれば、前記した所定の形状の異方性により緩やかに剥離を開始して、剥離時における粘着剤2それぞれの剥離接着強度の増加を軽減することができる。
本発明に係る皮膚用粘着シート1にあっては、粘着剤2がドット状に配列されている。本発明において、「ドット状」とは、複数の粘着剤2を特定の方向(例えば横方向)に等間隔に配置し、かかる等間隔に配置された複数の粘着剤2を特定の方向と直交する方向(例えば横方向に対して縦方向)に等間隔に複数列並べた状態を指す。かかるドット状の配列は、ある特定の粘着剤2に対して横方向及び縦方向に隣接する粘着剤2が等間隔であることが好ましく、例えば、図5や図6に示す配置のものを採用することができる。
図5は、接着面3a,4aに粘着剤2がドット状に配列される状態の一例を示した概略図である(なお、図5及び後記する図6ないし図8にあっては、ドット状の配列がわかりやすくなるように、粘着剤2の間に直線を引いて示している。また、図5ないし図8は、接着面3a,4aを上から見た状態を示している。)。図5は、横一列に等間隔に配列した粘着剤2(第1列とする)に対して、第1列に対して下方向(図5の縦方向)に、第1列における粘着剤2の間隔と等間隔に粘着剤2をドット配列した第2列を配設するに際し、第2列の粘着剤2(粘着剤2c)を、第1列の2つの粘着剤2aと粘着剤2bの中間かつ等間隔となるようにした配置であり、3つの粘着剤2(例えば、粘着剤2a、粘着剤2b、粘着剤2c)が正三角形、またその集合体(例えば、粘着剤2b〜粘着剤2g)が正六角形に配置(以下、「六角配置」という場合がある。)され、それが繰り返されている状態を示している。かかる六角配置の場合、粘着剤2同士の間隔は、隣接する3つの粘着剤(例えば、粘着剤2aに対して粘着剤2b、粘着剤2c、粘着剤2h)が等間隔となり、例えば、粘着剤2a、粘着剤2b、粘着剤2cや粘着剤2a、粘着剤2c、粘着剤2h等が前記したように正三角形を形成することになる。
また、図6は、接着面3a,4aに粘着剤2がドット状に配列される状態のもう一つの例を示した概略図である。図6は、横一列に等間隔に配列した粘着剤2(第1列とする)に対して、第1列に対して下方向(図6の縦方向)に、第1列における粘着剤2の間隔と等間隔に粘着剤2をドット配列した第2列を配設するに際し、第2列の粘着剤2を、第1列の2つの粘着剤2aと粘着剤2bの間隔と粘着剤2cと粘着剤2dが等間隔であることに加え、それらの間隔と、粘着剤2aと粘着剤2cの間隔、粘着剤2bと粘着剤2dの間隔が等しくなるようにした配置であり、粘着剤2a〜粘着剤2dが正方形に配置(以下、「正方配置」という場合がある。)され、それが繰り返されている状態を示している。かかる正方配置の場合、粘着剤2同士の間隔は、隣接する3つの粘着剤(粘着剤2aに対して粘着剤2b、粘着剤2c、粘着剤2d)を見ると、粘着剤2aと粘着剤2b、粘着剤2aと粘着剤2cが等間隔で、粘着剤2aと粘着剤2dの間隔が粘着剤2aと粘着剤2bの間隔に対して√2倍となり、粘着剤2a、粘着剤2b、粘着剤2cや粘着剤2b、粘着剤2c、粘着剤2dが直角二等辺三角形を形成することになる。
かかるドット配列と剥離接着強度との関係を説明する。図7は、図5の部分拡大図であり、粘着剤2同士の間隔を示した説明図である。図7に示した六角配置にあっては、最近接(例えば、粘着剤2hと粘着剤2a間)の距離を1とすると、第二近接(例えば、粘着剤2hと粘着剤2b間)の距離は最近接の√3(≒1.7)倍、第三近接(例えば、粘着剤2hと粘着剤2g間)の距離は最近接の√7(≒2.6)倍となる。剥離接着強度は間隔(距離)の逆数に比例するから、第三近接における剥離接着強度は、最近接における剥離接着強度と比較して1/√7(≒0.38)倍となるため、剥離時にかかる方向で剥がすようにすることにより、剥離接着強度を弱くして剥がすことができる。
図8は、図6の部分拡大図であり、粘着剤2同士の間隔を示した説明図である。図8に示した正方配置にあっては、最近接(例えば、粘着剤2aと粘着剤2c間)の距離を1とすると、第二近接(例えば粘着剤2cと粘着剤2b間)の距離は最近接の√2(≒1.4)倍、第三近接(例えば粘着剤2cと粘着剤2e間)の距離は最近接の√5(≒2.2)倍となる。剥離接着強度は間隔(距離)の逆数に比例するから、第三近接における剥離接着強度は、最近接における剥離接着強度と比較して1/√5(≒0.45)倍となるため、剥離時にかかる方向で剥がすようにすることにより、剥離接着強度を弱くして剥がすことができる。
図9は、粘着剤2の接触線の長さと剥離時の剥離接着強度のとの関係を示した概略図である。なお、点線は、かさぶたを剥がしてしまう等、罹患した皮膚へのダメージが著しく増加する閾値を示している。適当な方向から無理矢理剥がした場合には、粘着剤2の接触線の長さと剥離時の剥離接着強度は線(A)のようになり、剥離時の閾値を超えた剥離接着強度となる。一方、前記のように、ティアドロップ形状の粘着剤2をドット配置し、剥離する方向を最適化した場合、接触線の長さと剥離時の剥離接着強度は線(B)のようになり、想定される閾値を越えないように粘着テープを剥離することが可能である。
なお、粘着剤2のサイズは、特に制限はなく、求められる剥離接着強度や使用する材料等により適宜決定することができるが、粘着剤2の1つあたりの面積は、例えば、2.0mm以下とすることが好ましく、0.3〜1.0mmの範囲内とすることが特に好ましい。また、粘着剤2の厚さ(粘着剤2が平坦でない場合は最大値)は、例えば、1〜150μmの範囲内とすることが好ましく、5〜50μmの範囲内とすることが特に好ましい。粘着剤2の厚さ方向の形状(断面)は、特に制限はなく、平坦とされていてもよく、周囲になだらかにR(アール)を付けたり、周囲から内部に向かって膨らみを有するようにしてもよい。
隣接する粘着剤2の間隔(最短距離)は、0.1〜2.0mmの範囲内とすることが好ましく、0.5〜0.8mmの範囲内とすることが特に好ましい。
本発明に係る皮膚用粘着シート1を構成する粘着剤2を構成する材料としては、皮膚面に接した際にかぶれ等を生じないような材料を採用することが好ましく、従来公知のアクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ビニルエステル系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤等やそのエマルジョン等の医療用粘着剤から構成することが好ましい。これらのうち粘着剤の品質の安定性や粘着特性、透湿度の調整のしやすさの点からは、アクリル系粘着剤がより好ましく、特に(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分として共重合してなるアクリル系粘着剤が好ましい。かかるアクリル系粘着剤としては、具体的には、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしてアルキル基の炭素数が2〜18を用いることが好ましく、炭素数が4〜12の1級〜3級アルコールと、アクリル酸もしくはメタクリル酸とから得られるエステル等を用いることができる。
支持体3としては、熱可塑性樹脂からなるフィルム(シートも含む。以下同じ。)を用いることが好ましい。フィルムとしては、例えば、支持体3に用いられるフィルムとしては従来公知の、塩化ビニル系樹脂、軟質ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等を使用することができる。
塩化ビニル系樹脂には、ポリ塩化ビニル以外にも、塩化ビニルの共重合体も含まれ、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、塩化ビニル−ポリウレタン共重合体等を使用することができる。これらはその1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用するようにしてもよい。
軟質ポリオレフィン樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン系エラストマー、エチレンプロピレンゴム、エチレンブチレンゴムまたはこれらのブレンドポリマー等を挙げることができる。
支持体3となるかかるフィルムの厚さは、特に制限はないが、10〜100μmであることが好ましい。厚さが10μmより小さいと、機械的強度が不足する場合がある一方、厚さが100μmを超えると、伸縮柔軟性に劣る場合がある。フィルムの厚さは、20〜70μmであることが特に好ましい。
支持体3となるフィルムは、皮膚の動きに追従して皮膚刺激を発生させにくくする点から、25%モジュラスが30kg/cm2 以下であることが好ましく、5〜25kg/cm2 の範囲に調整することがさらに好ましく、10〜20kg/cm2 の範囲に調整することが特に好ましい。
支持体3には、皮膚面への貼付に際して貼付材に適度な自己支持性を付与するためには、透湿性を損なわない程度に不織布や織布などの布帛を支持体の片面もしくは両面に積層してもよい。布帛として不織布を用いる場合、不織布は、目付けが50g/m以下であることが好ましい。目付が50g/mを超えると、得られる皮膚用粘着シート1の厚みが大きくなるために、衣類等にこすられて剥がれ易くなる場合がある。不織布の目付は10〜30g/mとすることが特に好ましい。
本発明に係る皮膚用粘着シート1は、粘着剤2の形状及び粘着剤2がドット状に配列されることにより、粘着剤2を構成する材料によらない強度調節を可能とする。また、粘着剤2をドットに配列するため、粘着剤2を配設する支持体3の接着面3aと皮膚との物理的接触を可能とする。この特徴をDMSP(Drug Release Moist Skin Protector)に適用し、図2に示すように、粘着剤2と支持体3との間に湿潤性を有する中間層4を設ければ、アトピー性皮膚炎の治療に必要な中間層4(保湿層や、湿潤療法を行える薬物徐放性保湿層等)を罹患部に直接接触させることができることになる。
中間層4としては、湿潤性を有し、皮膚に貼付した際に適度な粘着性及び弾性を有するのみならず、剥離時に皮膚に刺激を与えず、容易に剥離し得る点から、ゲル状とすることが好ましく、例えば、水溶性高分子物質を主成分として含み、必要に応じて溶解剤、吸収促進剤、保湿剤、無機充填剤、粘度調整剤、架橋剤、界面活性剤等を含む水性膏体を使用することが好ましい。
水溶性高分子物質としては、例えば、ゼラチン、カゼイン等の天然の水溶性高分子、デキストリン、カルボキシメチルデンプン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成水溶性高分子物質、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン等の合成水溶性高分子等を挙げることができる。これらの中でも、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム等を用いることができる。これらの水溶性高分子は、その1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
必要に応じて添加される溶解剤としては、例えば、種々の高級脂肪酸エステルを挙げることができる。前記吸収促進剤としては、例えば、種々の精油類を挙げることができる。保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール等、多価アルコール等を挙げることができる。無機充填剤としては、例えば、カオリン、ベントナイト、二酸化チタン等を挙げることができる。粘度調整剤としては、例えば、ポリブテン、ポリイソブチレン等の合成重合体等を挙げることができる。架橋剤としては、例えば、アセトアルデヒド、グルタールアルデヒド、グリオキザール、ジアルデヒドデンプン、ジメチルケトン等のアルデヒドやケトン類、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、カリミョヨウバン等の無機化合物等を挙げることができる。界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等のイオン性界面活性剤や非イオン界面活性剤等、従来公知の界面活性剤を使用することができる。
なお、水性粘着剤は、必要に応じて、さらに、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、没食子酸エステル等の抗酸化剤、リンゴ酸等のpH調整剤、香料、着色剤等を添加するようにしてもよい。
そして、中間層4に含まれる薬剤としては、経皮的に体内に吸収されて薬理効果を発現するものであれば特に限定されず、例えば、抗炎症剤、鎮痛剤、局所刺激剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、血行促進剤、催眠鎮痛剤、精神安定剤、抗高血圧剤、抗菌性剤、冠血管拡張剤等を挙げることができ、これら治療対象に応じて、前記した水溶性高分子に含有させるようにすればよい。これらの薬剤は、治療目的に応じて、その1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用することができる。
なお、前記した抗炎症剤、鎮痛剤または局所刺激剤としては、例えば、インドメタシン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、サリチル酸、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、イソソルビドジナイトレート、メントール等を使用することができる。前記した抗ヒスタミン剤としては、例えば、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸イソチベンジル、クロルフェニラミン等を挙げることができる。前記した冠血管拡張剤としては、例えば、ニトログリセリン、ニトログリコール、ペンタエリスリトールテトラナイトレート、イソソルビドジナイトレート等を挙げることができる。
特に、アトピー性皮膚炎に適用する場合にあっては、薬剤として、ステロイドやタクロリムス等といったアトピー性皮膚炎の治療に適用される従来公知の薬剤を使用することが好ましい。
中間層4の厚さは、特に制限はないが、例えば、10〜300μmの範囲内することが好ましく、20〜100μmの範囲内することが特に好ましい。
本発明に係る皮膚用粘着シートは、図1に示した構成であれば、支持体3の接着面3aに、従来公知のスクリーン印刷やグラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷等の印刷方法により、ドット状に配列された前記した特殊形状の粘着剤2をパターン塗工する方法等により簡便に製造できる。また、図2に示した構成であれば、支持体3の接着面3aに、中間層4を構成する材料を塗布した後、前記した印刷方法により、中間層4の接着面4aに、ドット状に配列された前記した特殊形状の粘着剤2をパターン塗工する方法等により簡便に製造できる。
なお、本発明に係る皮膚用粘着シート1は、流通・陳列時は、図1及び図2に示すように、接着面3a,4aに剥離シート5を貼付することが好ましい。また、支持体3の表面3b(接着面3aと反対の面で、外部に現れる面)には、あらかじめ剥離方向を印刷しておくようにすれば、剥離接着強度を弱くして剥がすことができ、本発明の効果を効率よく発揮できることになるため好ましい。
本発明に係る皮膚用粘着シート1を使用する際には、かかる剥離シート5を剥がし、図1に示した構成(中間層4がないもの)あるいは図2に示した構成で中間層4に薬剤が含有されていない場合には、必要により薬剤等を罹患部に塗布した後、罹患部を覆うように本発明の皮膚用粘着シート1を貼付するようにすればよい。そして、図2に示した構成にあっては、貼付剤として、剥離シート5を剥がして、そのまま、あるいは必要により薬剤を罹患部に塗布した後、罹患部を覆うように本発明の皮膚用粘着シート1を貼付するようにすればよい。
(II)本発明の効果:
以上説明した本発明に係る皮膚用粘着シート1は、支持体3の接着面3aや、中間層4を形成した場合は接着面4aにティアドロップ形状の粘着剤2がドット状に配列されているので、皮膚に貼付された場合には適度に接着するため剥離する際の痛みも少なく、掻爬を防止するとともに、薬剤等を塗布した罹患部に貼付したり、例えば、薬剤を含有する湿潤性を有する中間層4を配する等により薬剤徐放性及び保湿性を発揮可能な皮膚用粘着シート1となる。また、粘着剤2を接着面3a,4aの全面に塗布する必要がないので、使用量を削減して低コストとなる。本発明に係る皮膚用粘着シート1は、例えば、剤型をテープ剤、パップ剤、プラスター剤等として、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患の治療に使用することができる。
(III)実施形態の変形:
なお、以上説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記し
た実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を備え、目的及び効果を達成できる
範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。ま
た、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達
成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本発明は前記した各実
施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本
発明に含まれるものである。
例えば、図3では、粘着剤2の形状として図3(a)ないし図3(f)を例に挙げて説明したが、粘着剤2の形状はこれらには限定されず、本発明の構成を備える範囲で任意に決定することができる。
同様に、粘着剤2におけるドット状の配列も、図5及び図6を例に挙げて説明したが、ドット状の配列もこれらには限定されず、本発明の構成を備える範囲で任意に決定することができる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造及び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本発明は、例えば、アトピー性皮膚炎を治療する貼付剤等として医療分野等で使用することができ、産業上の利用可能性が極めて高い。
1 …… 皮膚用粘着シート
2 …… 粘着剤
2a〜2h …… 粘着剤
20 …… 頂部
21 …… 第1の線
22…… 第2の線
21a …… 第1の線の端部
22a …… 第2の線の端部
23 …… 端部を繋ぐ円弧線
3 …… 支持体
3a …… 接着面
3b …… 表面
4 …… 中間層
4a …… 接着面
5 …… 剥離シート
X …… 頂部を通過する直線
、L …… 接線

Claims (5)

  1. シート状の支持体の接着面に、
    ティアドロップ形状の粘着剤がドット状に配列されていることを特徴とする皮膚用粘着シート。
  2. 前記支持体と前記粘着剤の間に湿潤性を有する中間層が配設され、
    前記粘着剤が前記中間層の接着面にドット状に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の皮膚用粘着シート。
  3. 前記粘着剤の形状が、頂部と、前記頂部から延びる内側に凹となる円弧線からなる第1の線と、前記頂部を通過する直線に対して前記第1の線と対称に描かれる、前記頂部から延びる第2の線と、を含むティアドロップ形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の皮膚用粘着シート。
  4. 前記ドット状の配列が六角配置または正方配置の繰り返しであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の皮膚用粘着シート。
  5. 前記中間層が薬剤を含有していることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の皮膚用粘着シート。
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