JP2014034451A - エレベータ装置 - Google Patents

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嶋 慶 朝 豊
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Abstract

【課題】乗車領域が可変なかごと釣合錘とのバランスを向上させて、かごの運行に必要な消費電力を低減することができるエレベータ装置を提供する。
【解決手段】実施の形態よるエレベータ装置のかごは、第1乗車領域を画定する第1位置と、第1乗車領域より広い第2乗車領域を画定する第2位置との間で移動可能な移動壁を有している。釣合錘組立体5は、ロープ4連結されたメイン錘組立体40と、メイン錘組立体40に着脱自在に取り付けられたサブ錘組立体50と、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を着脱する着脱機構60と、を有している。着脱機構60は、移動壁が第1位置に位置付けられた場合、メイン錘組立体40からサブ錘組立体50を取り外し、移動壁が第2位置に位置付けられた場合、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を取り付ける。
【選択図】図5

Description

本発明の実施の形態は、エレベータ装置に関する。
一般に、エレベータのかごにおいては、利用者が乗車可能な乗車領域は一定に維持されている。この乗車領域に基づいてかごの乗車定員が定められている。
しかしながら、例えば、マンション等の共同住宅に設置されたエレベータ装置においては、時間帯によってかごの混雑状況が異なる。例えば、朝夕等の混雑時の時間帯では、かご内の利用者の乗車人数は多くなるが、このような混雑時以外の時間帯では、かご内の利用者の乗車人数は少なくなる傾向にある。
一方、かごにロープを介して連結された釣合錘は、乗車定員に見合った質量に設計されている。すなわち、乗車人数が少ない場合であっても、かごには、乗車人数が多い場合にも対応できるように設計された釣合錘が連結されている。このため、乗車人数によってはかごと釣合錘とのバランスが悪化する場合がある。
ところで、かごの側板の各々に回動可能に扉を取り付け、この扉を開けたり閉めたりすることにより、かご内に、患者を運ぶためのストレッチャーを乗せることができる寝台用エレベータのかごが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−128432号公報
特許文献1に示すような扉を一般のエレベータのかごに設けることにより、利用者が乗車可能な乗車領域を変化させることが可能となる。しかしながら、かごにロープを介して連結された釣合錘の質量は一定になっていると、乗車領域が可変となっているかごと釣合錘とのバランスは、乗車領域が一定に維持されているかごと釣合錘とのバランスよりも悪化する場合が多くなる。この場合、かごの運行により多くの消費電力が必要になるという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、乗車領域が可変なかごと釣合錘とのバランスを向上させて、かごの運行に必要な消費電力を低減することができるエレベータ装置を提供することを目的とする。
実施の形態によれば、昇降路内を昇降自在なかごと、前記かごにロープを介して連結された釣合錘組立体と、前記ロープを介して前記かごを昇降させるかご駆動部と、を備え、前記かごは、利用者が乗車可能な第1乗車領域を画定する第1位置と、前記第1乗車領域より広い第2乗車領域を画定する第2位置との間で移動可能な移動壁を有し、前記釣合錘組立体は、前記ロープに連結されたメイン錘組立体と、前記メイン錘組立体に着脱自在に取り付けられたサブ錘組立体と、前記メイン錘組立体に前記サブ錘組立体を着脱する着脱機構と、を有し、前記着脱機構は、前記移動壁が前記第1位置に位置付けられた場合、前記メイン錘組立体から前記サブ錘組立体を取り外し、前記移動壁が前記第2位置に位置付けられた場合、前記メイン錘組立体に前記サブ錘組立体を取り付けることを特徴とするエレベータ装置が提供される。
図1は、実施の形態におけるエレベータ装置の全体構成を示す図である。 図2は、実施の形態におけるエレベータ装置において、閉鎖状態のかごを示す平面断面図である。 図3は、図2のかごの開放状態を示す平面断面図である。 図4は、図2のかごを示す側面断面図である。 図5(a)は、実施の形態におけるエレベータ装置において、釣合錘組立体を示す側面図であり、図5(b)は、図5(a)の正面図である。 図6は、図5の平面図である。 図7は、実施の形態におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。 図8は、図2の変形例を示す図である。 図9は、図3の変形例を示す図である。 図10(a)、(b)は、図5(a)、(b)の変形例を示す図である。 図11は、図6の変形例を示す図である。 図12は、変形例としてかご内に設けられたカメラを示す図である。
図1乃至図7を用いて、本発明の実施の形態におけるエレベータ装置について説明する。
図1に示すように、エレベータ装置1は、昇降路2内を昇降自在なかご3と、かご3にロープ4を介して連結された釣合錘組立体5と、ロープ4を介してかご3を昇降させる巻上機(かご駆動部)6と、を備えている。このような構成において、巻上機6がシーブ6aを介してロープ4を巻き上げることにより、かご3および釣合錘組立体5が昇降し、かご3は、エレベータ装置1が設置された建物(マンションやオフィスビル等)の複数の階床に設けられた乗場7間を昇降するようになっている。また、巻上機6に制御装置8が接続されており、巻上機6は制御装置8によって制御されている。
続いて、かご3について説明する。
図2および図3に示すように、かご3は、エレベータの利用者が乗り降りするかごドア10aを含む前壁10と、前壁10に対向する後壁11と、前壁10と後壁11との間に設けられた一対の側壁12と、かご床パネル13かご床パネル13および天井パネル14を有しており、全体として直方体状に形成されている。また、かご3は、エレベータの利用者が乗車可能な第1乗車領域16を画定する閉位置(第1位置)と、第1乗車領域16より広い第2乗車領域17を画定する開位置(第2位置)との間で移動可能な一対の移動壁15を更に有している。各移動壁15は、対応する側壁12にヒンジ(図示せず)を介して回動自在に取り付けられている。
移動壁15は、閉位置に位置付けられた場合、図2に示すように、前壁10と後壁11との間に配置されるとともに前壁10に対向する。この場合、前壁10、移動壁15および一対の側壁12によって第1乗車領域16が画定される。第1乗車領域16は、前壁10、後壁11および一対の側壁12によって区画される第2乗車領域17よりも狭くすることができる。
また、移動壁15は、開位置に位置付けられた場合、図3に示すように、対応する側壁12に埋め込まれるようになっている。例えば、側壁12に移動壁15を受容する受容部12aを設けて、開位置に位置付けられた移動壁15が、この受容部12aに受容されて、側壁12に埋め込まれるようにすることができる。この場合、前壁10、後壁11、一対の側壁12および移動壁15によって第2乗車領域17が画定される。第2乗車領域17は、第1乗車領域16よりも広くすることができる。なお、側壁12に埋め込まれた移動壁15のかご内側の面と、当該側壁12のかご内側の面とは、略面一になっていることが好適である。この場合、側壁12と移動壁15との間に段差が形成されることを防止できる。
移動壁15は、移動壁駆動部20によって移動(回動)するようになっている。例えば、図4に示すように、移動壁駆動部20をかご3の天井パネル14上にそれぞれ設けて、対応する移動壁15の回動軸に連結させることにより、移動壁15を回動することができる。この移動壁駆動部20は、所定の時間帯(例えば、朝夕等の混雑時の時間帯)に移動壁15を開位置に位置付け、当該所定の時間帯以外の時間帯に、移動壁15を閉位置に位置付けるように、移動壁15を移動させるようにしてもよい。なお、一対の移動壁駆動部20は、同期してそれぞれの移動壁15を回動させることが好適である。
図2乃至図4に示すように、かご3は、閉位置に位置付けられた移動壁15を固定する第1固定装置21と、開位置に位置付けられた移動壁15を固定する第2固定装置22と、を有している。
このうち第1固定装置21は、移動壁15に設けられた第1移動壁側固定部21aと、かご3の天井パネル14に設けられた天井側固定部21bと、を含んでいる。移動壁15が閉位置に位置付けられた場合に、第1移動壁側固定部21aとこれに対応する天井側固定部21bとが、互いに係合し、移動壁15が天井パネル14に固定されるようになっている。このことにより、閉位置に位置付けられた移動壁15が移動することを防止している。また、第1固定装置21の天井側固定部21bにスイッチが内蔵されており、移動壁15が第1固定装置により固定された場合には、当該スイッチが、第1移動壁側固定部21aが天井側固定部21bに係合したことを検出して、第1固定信号を制御装置8に向けて発信する。
第2固定装置22は、移動壁15に設けられた第2移動壁側固定部22aと、対応する側壁12に設けられた側壁側固定部22bと、を含んでいる。移動壁15が開位置に位置付けられた場合に、第2移動壁側固定部22aとこれに対応する側壁側固定部22bとが、互いに係合し、移動壁15が、対応する側壁12に固定されるようになっている。このことにより、開位置に位置付けられた移動壁15が移動することを防止している。また、第2固定装置22の側板側固定部22bにスイッチが内蔵されており、移動壁15が第2固定装置により固定された場合には、当該スイッチが、第2移動壁側固定部22aが側板側固定部22bに係合したことを検出して、第2固定信号を制御装置8に向けて発信する。
次に、釣合錘組立体5について説明する。
図5(a)、(b)に示すように、釣合錘組立体5は、ロープ4に連結されたメイン錘組立体40と、メイン錘組立体40に着脱自在に取り付けられたサブ錘組立体50と、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を着脱する着脱機構60と、を有している。このうちメイン錘組立体40は、メイン錘本体41と、メイン錘本体41を保持するとともに、ロープ4に連結されたメイン錘フレーム42と、を含んでいる。サブ錘組立体50は、サブ錘本体51と、サブ錘本体51を保持するサブ錘フレーム52と、を含んでいる。
着脱機構60は、移動壁15が閉位置に位置付けられた場合、メイン錘組立体40からサブ錘組立体50を取り外し、移動壁15が開位置に位置付けられた場合、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を取り付けるようになっている。
具体的には、着脱機構60は、図6に示すように、メイン錘組立体40に設けられた係合穴61と、サブ錘組立体50に摺動自在に設けられ、係合穴61に係合自在な係合ピン(係合部材)62と、係合ピン62を駆動するピン駆動部(係合部材駆動部)63と、を有している。係合ピン62は、ピン駆動部63によって、移動壁15が閉位置に位置付けられた場合に係合穴61に進入して係合し、移動壁15が開位置に位置付けられた場合に係合穴61から後退し、係合ピン62と係合穴61との係合が解除されるようになっている。なお、本実施の形態においては、メイン錘フレーム42に、T字状の平面断面を有するメイン側突出部43が設けられ、サブ錘フレーム52に、メイン側突出部43を受容するC字状の平面断面を有するサブ側受容部53が設けられている。T字状のメイン側突出部43がC字状のサブ側受容部53に受容されることにより、サブ錘組立体50がメイン錘組立体40に取り付けられて昇降する際、サブ錘組立体50がメイン錘組立体40から外れることを防止している。また、上述した係合穴61は、メイン側突出部43に設けられ、係合ピン62は、サブ側受容部53から進退自在に設けられている。なお、メイン側突出部43は、サブ側受容部53に対して、サブ側受容部53に案内されながら鉛直方向に摺動自在になっている。また、ピン駆動部63は、図5に示すように、サブ錘フレーム52の上部に設けられており、ピン駆動部63と係合ピン62とは、図示しない連結部材によって連結されている。
着脱機構60のピン駆動部63には、上述した制御装置8から指示信号が送信されるようになっている。すなわち、移動壁15が第1固定装置21により固定された場合、第1固定装置21から制御装置8に第1固定信号が送信され、制御装置8は、所定の条件が成立した場合に、ピン駆動部63に指示信号を送信する。このことにより、ピン駆動部63は、係合穴61から係合ピン62を後退させ、係合ピン62と係合穴61との係合を解除し、メイン錘組立体40からサブ錘組立体50が取り外される。一方、移動壁15が第2固定装置22により固定された場合、第2固定装置22から制御装置8に第2固定信号が送信され、制御装置8は、所定の条件が成立した場合に、ピン駆動部63に指示信号を送信する。このことにより、ピン駆動部63は、係合ピン62を係合穴61に進入させ、係合ピン62を係合穴61に係合させ、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50が取り付けられる。このように、着脱機構60のピン駆動部63は、第1固定装置21から発信される第1固定信号に基づいて、メイン錘組立体40からサブ錘組立体50を取り外し、第2固定装置22から発信される第2固定信号に基づいて、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を取り付ける。
図5に示すように、昇降路2内には、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を脱着する位置でサブ錘組立体50を保持する保持機構70が設けられている。この保持機構70は、昇降路2の床2aから起立して設けられた、サブ錘フレーム52の両側に配置された一対の保持フレーム71と、各保持フレーム71に設けられ、サブ錘組立体50を下から保持するストッパ72と、を含んでいる。このうち、ストッパ72は、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を脱着する位置でサブ錘組立体50を下から保持する位置に設けられている。なお、昇降路2の床2aから起立してバッファ75が設けられており、このバッファ75は、メイン錘組立体40の下方に配置されている。
ところで、着脱機構60は、かご3が最上階に停止している場合に、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を着脱するようになっている。このことにより、かご3が最上階に停止している間、釣合錘組立体5を昇降路2の下部(床2a側の部分)に配置することができ、メイン錘組立体40から取り外されたサブ錘組立体50を保持機構70に保持させたり、保持機構70に保持されていたサブ錘組立体50をメイン錘組立体40に取り付けたりすることができる。
昇降路2内の下部には、着脱機構60のピン駆動部63に電力を供給する給電部80が設けられている。本実施の形態においては、給電部80は、保持機構70の保持フレーム71に取り付けられている。また、サブ錘組立体50は、サブ錘フレーム52に設けられた、給電部80から電力を受けてピン駆動部63に電力を供給する受電部81を有している。これら給電部80と受電部81は、互いに接触することにより、給電部80から受電部81に電力を供給するようになっている。このことにより、サブ錘組立体50が昇降路2の下部に位置付けられている場合、より具体的には、サブ錘組立体50がメイン錘組立体40に取り付けられて昇降路2の下部に位置付けられている場合、または、サブ錘組立体50がメイン錘組立体40から取り外されて保持機構70に保持されている場合、受電部81が給電部80に接触して、受電部81は電力を受けるようになっている。そして、受電部81は、当該受電部81に接続された着脱機構60のピン駆動部63に電力を送るようになっており、ピン駆動部63はこの電力によって、係合ピン62を駆動するようになっている。なお、給電部80と受電部81は、非接触状態で、給電部80から受電部81に電力を供給するようにしてもよい。
上述した移動壁駆動部20、着脱機構60のピン駆動部63は、制御装置8によって制御されるようになっている。例えば、制御装置8は、朝夕等の混雑時の時間帯では、移動壁駆動部20を駆動して移動壁15を閉位置から開位置に回動させるとともに、ピン駆動部63を駆動してメイン錘組立体40にサブ錘組立体50を取り付けるように、移動壁駆動部20およびピン駆動部63を制御することが好適である。また、混雑時以外の時間帯では、移動壁駆動部20を駆動して移動壁15を開位置から閉位置に回動させるとともに、ピン駆動部63を駆動してメイン錘組立体40からサブ錘組立体50を取り外すように、移動壁駆動部20およびピン駆動部63を制御することが好適である。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について、図7を用いて説明する。
まず、かご3が最上階に停止しているか否かが確認される(ステップS11)。
かご3が最上階に停止していると確認された後、当該かご3のかごドア10aが閉じている(戸閉)か否かが確認される(ステップS12)。
かごドア10aが閉じていると確認された後、かご3内に利用者が乗車しているか否かが確認される(ステップS13)。この場合、例えば、かご3内の行き先階登録の有無に基づいて、かご3内に乗車している利用者の有無を確認するようにしてもよい。また、かご3内に設けられた後述のカメラにより作成されたかご内画像に基づいて、かご3内の利用者の有無を確認することも可能である。ここで、かご3内に利用者が乗車していると判断された場合には、他の階で乗車して最上階を行き先階として登録した利用者がかご3に乗車している場合が想定できるが、この場合には、最上階に停止したかご3がかごドア10aを開いて当該利用者を降車させかごドア10aを閉じる。その後、ステップS13による利用者の乗車の有無の確認が再び行われ、かご3内に利用者が乗車していないことが確認できる。なお、最上階に停止しているかご3のかごドア10aが開いてその後に閉じた場合においてもかご3内に利用者が乗車している場合には、制御装置8の処理を停止して、かご3を通常運行させてもよい。
かご3内に利用者が乗車していないと確認された後、必要に応じて、かご3の移動壁15の移動が行われる(ステップS14)。
まず、移動壁15の現時点での位置(閉位置または開位置)が確認される。この場合、制御装置8は、第1固定装置21または第2固定装置22から送られてくる固定信号に基づいて移動壁15の現時点での位置を確認することができる。すなわち、第1固定装置21から第1固定信号が送信されている場合には、移動壁15が閉位置に位置付けられていることが確認できる。また、第2固定装置22から第2固定信号が送信されている場合には、移動壁15が開位置に位置付けられていることが確認できる。
また、移動壁15が位置付けられるべき位置(閉位置または開位置)が選択される。すなわち、かご3の移動壁15は閉位置に位置付けられるべきか、または、開位置に位置付けられるべきかが選択される。例えば、朝夕等の混雑時の時間帯では、利用者の積み残しを防止するために移動壁15の位置を開位置として乗車領域を増やし、混雑時以外の時間帯では、移動壁15を閉位置に位置付けて乗車領域を減らすように、選択することができる。
続いて、移動壁15の現時点での位置が、選択された位置に一致しているか否かに応じて、移動壁15が移動する。すなわち、移動壁15が閉位置に位置付けられていて、位置付けられるべき位置として開位置が選択された場合、移動壁駆動部20によって、移動壁15が閉位置から開位置に回動する。また、移動壁15が開位置に位置付けられていて、位置付けられるべき位置として閉位置が選択された場合、移動壁駆動部20によって、移動壁15が開位置から閉位置に回動する。
なお、移動壁15の現時点での位置と、選択された位置とが一致している場合には、移動壁15はその位置に維持される。
続いて、移動壁15の位置に応じて、メイン錘組立体40に対するサブ錘組立体50の脱着が行われる。
例えば、閉位置に位置付けられていた移動壁15が開位置に回動した場合、メイン錘組立体40から取り外されて保持機構70に保持されていたサブ錘組立体50が、メイン錘組立体40に取り付けられる(ステップS15)。この場合、上述したようにかご3が最上階に位置付けられているため、釣合錘組立体5のメイン錘組立体40は昇降路2の下部に位置付けられており、保持機構70に保持されているサブ錘組立体50と対向している。この状態で、制御装置8からピン駆動部63に指示信号が送信され、ピン駆動部63によって、サブ錘組立体50に設けられた着脱機構60の係合ピン62が、メイン錘組立体40に設けられた係合穴61に進入して係合する。このことにより、サブ錘組立体50は、保持機構70に保持されていた位置で、メイン錘組立体40に取り付けられる。なお、ピン駆動部63は、給電部80から供給される電力によって駆動される。
その後、かご3は、移動壁15が開位置に位置付けられた状態(開放状態)で、乗場呼び登録に応じて運転される(ステップS16)。
また、開位置に位置付けられていた移動壁15が閉位置に回動した場合、メイン錘組立体40に取り付けられていたサブ錘組立体50が、メイン錘組立体40から取り外される(ステップS17)。この場合、上述したようにかご3が最上階に位置付けられているため、釣合錘組立体5は昇降路2の下部に位置付けられており、メイン錘組立体40に取り付けられているサブ錘組立体50は、保持機構70に保持される位置に位置付けられている。そして、制御装置8からピン駆動部63に指示信号が送信され、ピン駆動部63によって、サブ錘組立体50に設けられた着脱機構60の係合ピン62が、メイン錘組立体40に設けられた係合穴61から後退する。このことにより、係合ピン62と係合穴61との係合が解除され、サブ錘組立体50がメイン錘組立体40から取り外される。そして、サブ錘組立体50は、メイン錘組立体40から取り外された位置で、保持機構70に保持される。
その後、かご3は、移動壁15が閉位置に位置付けられた状態(閉鎖状態)で、乗場呼び登録に応じて運転される(ステップS18)。
なお、ステップS14において、移動壁15が移動することなく現時点での位置に維持された場合、メイン錘組立体40へのサブ錘組立体50の脱着(取り付けまたは取り外し)が既に適切に行われているため、メイン錘組立体40へのサブ錘組立体50の脱着は行われることがなく、開放状態または閉鎖状態が維持されてかご3の運転が継続される。
このように本実施の形態によれば、かご3の移動壁15が閉位置に位置付けられた場合、メイン錘組立体40からサブ錘組立体50が取り外される。このことにより、かご3への利用者の乗車領域(乗車可能な床面積)を低減して、かご3へ乗車可能な利用者の人数を制限するとともに、サブ錘組立体50をメイン錘組立体40から取り外し、ロープ4に連結される釣合錘組立体5の質量を低減することができる。また、移動壁15が開位置に位置付けられた場合、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50が取り付けられる。このことにより、かご3への利用者の乗車領域を増大させて、かご3へ乗車可能な利用者の人数を増大させるとともに、サブ錘組立体50をメイン錘組立体40に取り付け、ロープ4に連結される釣合錘組立体5の質量を増大させることができる。このため、開放状態または閉鎖状態のいずれの状態においても、かご3と釣合錘組立体5とのバランスを向上させることができる。この結果、乗車領域が可変なかご3と釣合錘組立体5とのバランスを向上させて、かご3の運転に必要な消費電力を低減することができる。
また、本実施の形態によれば、移動壁15が第1固定装置21により固定された場合、第1固定装置21は第1固定信号を発信し、着脱機構60のピン駆動部63は、第1固定信号に基づいて、サブ錘組立体50に設けられた係合ピン62をメイン錘組立体40に設けられた係合穴61から後退させて、係合ピン62と係合穴61との係合を解除する。このことにより、移動壁15が閉位置に位置付けられた場合に、メイン錘組立体40からサブ錘組立体50を容易かつ確実に取り外すことができる。同様に、移動壁15が第2固定装置22により固定された場合、第2固定装置22は第2固定信号を発信し、着脱機構60のピン駆動部63は、第2固定信号に基づいて、サブ錘組立体50に設けられた係合ピン62をメイン錘組立体40に設けられた係合穴61に係合させることができる。このことにより、移動壁15が開位置に位置付けられた場合に、サブ錘組立体50をメイン錘組立体40に容易かつ確実に取り付けることができる。
また、本実施の形態によれば、昇降路2内に、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50を着脱する位置でサブ錘組立体50を保持する保持機構70が設けられている。このため、メイン錘組立体40から取り外されたサブ錘組立体50は、メイン錘組立体40に取り付けられていた位置で保持されることができる。一方、保持機構70に保持されていたサブ錘組立体50は、保持機構70に保持されていた位置でメイン錘組立体40に取り付けられることができる。すなわち、メイン錘組立体40に対してサブ錘組立体50を脱着する際、サブ錘組立体50の位置が変わることを回避できるため、サブ錘組立体50の脱着を容易に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、サブ錘組立体50に、メイン錘組立体40に設けられた係合穴61に係合自在な係合ピン62を駆動するピン駆動部63が設けられている。このことにより、制御装置8から送信される指示信号に基づいて、係合ピン62を進入または後退することができ、メイン錘組立体40に対するサブ錘組立体50の脱着を容易かつ確実に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、着脱機構60のピン駆動部63には、昇降路2内に設けられた給電部80から、サブ錘組立体50を介して電力が供給される。このことにより、サブ錘組立体50に設けられたピン駆動部63に、昇降路2内に設けられた給電部80から電力を供給して、ピン駆動部63の駆動に使用することができる。
また、本実施の形態によれば、移動壁15は、開位置に位置付けられた場合、対応する側壁12に埋め込まれる。このことにより、移動壁15のかご内側の面と、側壁12のかご内側の面とによって段差が生じることを防止できる。また、この場合、乗車領域を広くすることができる。
また、本実施の形態によれば、かご3が最上階に停止している間に、メイン錘組立体40にサブ錘組立体50が着脱される。このことにより、サブ錘組立体50を保持する保持機構70を、昇降路2の下部に設けることができ、保持機構70がかご3の運行などの障害物となることを防止できる。また、この場合、保持機構70の構造を簡素化することができる。
さらに、本実施の形態によれば、移動壁駆動部20は、所定の時間帯に移動壁15を開位置に位置付け、当該所定の時間帯以外の時間帯に、移動壁15を閉位置に位置付けるように移動壁15を移動させる。このことにより、例えば、朝夕等の混雑時の時間帯に移動壁15を自動的に開位置に位置付けることができ、混雑時以外の時間帯には移動壁15を自動的に閉位置に位置付けることができる。このため、移動壁15の移動を容易かつ確実に行うことができ、利用者の混雑状況に応じて適切に移動壁15を移動させることができる。
なお、本実施の形態においては、各移動壁15は、対応する側壁12に回動自在に取り付けられ、開位置に位置付けられた場合には対応する側壁12に埋め込まれる例について説明した。しかしながら、移動壁15の構成は、これに限られることはない。
例えば、移動壁15は、図8および図9に示すように、一体の部材として、かご3の側壁12に沿って前後方向に移動可能に構成されていてもよい。この場合、移動壁15は、閉位置に位置付けられた場合、前壁10と後壁11との間に配置されるとともに前壁10に対向し、開位置に位置付けられた場合、後壁11に埋め込まれる。例えば、後壁11に移動壁15を受容する受容部11aを設けて、開位置に位置付けられた移動壁15が、この受容部11aに受容されて、後壁11に埋め込まれるようにすることができる。
かご3の天井パネル14には、側壁12に沿って延びる一対のレール100が設けられ、移動壁15の上部が各レール100によって保持されるとともにレール100に案内されながら前後方向に移動するようになっている。なお、移動壁15の下部は、側壁12の下部に設けられた他のレール(図示せず)によって保持されるようにしてもよく、あるいは、閉位置に位置付けられた場合に、移動壁15の下部を側壁12またはかご床パネル13に図示しないストッパ等によって固定するようにしてもよい。
第1固定装置21は、図2乃至図4に示した本実施の形態と同様に、移動壁15に設けられた第1移動壁側固定部21aと、かご3の天井パネル14に設けられた天井側固定部21bと、を含むように構成することができる。移動壁15が閉位置に位置付けられた場合、第1移動壁側固定部21aとこれに対応する天井側固定部21bとが、互いに係合し、移動壁15が天井パネル14に固定されるようになっている。
第2固定装置22は、移動壁15に設けられた第2移動壁側固定部22aと、後壁11に設けられた後壁側固定部101と、を含むように構成することができる。移動壁15が開位置に位置付けられた場合、第2移動壁側固定部22aとこれに対応する後壁側固定部101とが、互いに係合し、移動壁15が後壁11に固定されるようになっている。なお、図面を明瞭にするために、図8においては、第2移動壁側固定部22aは省略されており、図9においては、第1移動壁側固定部21aは省略されている。また、第1移動壁側固定部21aと第2移動壁側固定部22aとは、平面視(かご3の上方から見た場合)で、互いに重なるように配置され、第1移動壁側固定部21aは、第2移動壁側固定部22aより上方に配置されている。
図8および図9に示す形態においても、移動壁15は、閉位置に位置付けられた場合、前壁10と後壁11との間に配置されるとともに前壁10に対向する。このことにより、前壁10、移動壁15および一対の側壁12によって第1乗車領域16を画定することができ、移動壁15が開位置に位置付けられている場合の第2乗車領域17よりも狭くすることができる。また、移動壁15は、開位置に位置付けられた場合、前壁10、後壁11、一対の側壁12および移動壁15によって第2乗車領域17を画定することができ、移動壁15が閉位置に位置付けられている場合の第1乗車領域16よりも広くすることができる。さらに、この場合、移動壁15は、後壁11に埋め込まれる。この場合、乗車領域を広くすることができる。
また、本実施の形態においては、サブ錘組立体50が、昇降路2内に設けられた給電部80から電力を受ける受電部81を有している例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、例えば、図10および図11に示すように、メイン錘組立体40が、昇降路2の側壁2bに設けられた給電部110から電力を受ける受電部111を有するようにしてもよい。図10および図11に示す形態では、給電部110と受電部111は、非接触状態で、給電部110から受電部111に電力を供給するようにしてもよい。なお、給電部110と受電部11は、互いに接触することにより給電部110から受電部11に電力を供給するように構成してもよい。また、この場合、メイン錘フレーム42に、受電部111に接続されたメイン側接点(図示せず)が設けられ、サブ錘フレーム52に、メイン側接点から電力を受けるサブ側接点(図示せず)が設けられ、サブ側接点がピン駆動部63に接続されていることが好適である。なお、メイン側接点とサブ側接点とは、メイン側接点からサブ側接点に電力が供給可能であれば任意の構成とすることができ、例えば、メイン側接点とサブ側接点とは互いに摺動自在に接触させてもよい。
また、本実施の形態においては、着脱機構60が、係合穴61と、係合穴61に係合自在な係合ピン62と、を有している例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、着脱機構60は、メイン錘組立体40に対してサブ錘組立体50を取り付けたり、または、取り外したりすることができれば、任意の構成とすることができる。
また、本実施の形態においては、着脱機構60の係合穴61がメイン錘組立体40に設けられ、着脱機構60の係合ピン62がサブ錘組立体50に設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、着脱機構60の係合穴61がサブ錘組立体50に設けられ、着脱機構60の係合ピン62がメイン錘組立体40に設けられるようにしてもよい。この場合、係合ピン62を駆動するピン駆動部63、昇降路2内に設けられた給電部110から電力を受けてピン駆動部63に供給する受電部81は、メイン錘組立体40に設けられていることが好ましい。このことにより、受電部81とピン駆動部63との電力供給系統を簡素化することができる。
また、本実施の形態においては、移動壁15は、混雑時の時間帯に開位置に位置付けられ、混雑時以外の時間帯に閉位置に位置付けられるように、移動する例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、移動壁15は、必要に応じて、任意のタイミングで移動させることができる。例えば、移動壁15は、エレベータ装置1が設置された建物の管理人によって、手動で移動させるようにしてもよい。
さらに、移動壁15は、かご3内の乗車人数に基づいて、移動壁15を移動させるようにしてもよい。この場合、かご3内に、図12に示すように、当該かご3内を撮像してかご内画像を作成するカメラ(撮像装置)130が設けられ、作成されたかご内画像が制御装置8に送信される。制御装置8は、かご3に乗車している利用者の乗車人数を算出する乗車人数算出手段131を有し、乗車人数算出手段131は、カメラ130により作成されたかご内画像に基づいて、乗車人数を算出する。そして、制御装置8は、乗車人数算出手段131により算出された利用者の乗車人数に基づいて、移動壁15を移動するように移動壁駆動部20を制御する。制御装置8は、例えば、算出された乗車人数が、所定の人数よりも多くなった場合、移動壁15を開位置に位置付け、当該所定の人数よりも少なくなった場合、移動壁15を閉位置に位置付けるように移動壁駆動部20を制御する。このことにより、かご3の乗車人数に応じて、かご3内の乗車領域を適切に変えることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるエレベータ装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 エレベータ装置
2 昇降路
3 かご
4 ロープ
5 釣合錘組立体
6 巻上機
8 制御装置
10 前壁
11 後壁
12 側壁
13 かご床
14 天井
15 移動壁
16 第1乗車領域
17 第2乗車領域
20 移動壁駆動部
21 第1固定装置
22 第2固定装置
40 メイン錘組立体
50 サブ錘組立体
60 着脱機構
61 係合穴
62 係合ピン
63 ピン駆動部
70 保持機構
80 給電部
81 受電部
110 給電部
111 受電部
130 カメラ
131 乗車人数算出手段

Claims (10)

  1. 昇降路内を昇降自在なかごと、
    前記かごにロープを介して連結された釣合錘組立体と、
    前記ロープを介して前記かごを昇降させるかご駆動部と、を備え、
    前記かごは、利用者が乗車可能な第1乗車領域を画定する第1位置と、前記第1乗車領域より広い第2乗車領域を画定する第2位置との間で移動可能な移動壁を有し、
    前記釣合錘組立体は、前記ロープに連結されたメイン錘組立体と、前記メイン錘組立体に着脱自在に取り付けられたサブ錘組立体と、前記メイン錘組立体に前記サブ錘組立体を着脱する着脱機構と、を有し、
    前記着脱機構は、前記移動壁が前記第1位置に位置付けられた場合、前記メイン錘組立体から前記サブ錘組立体を取り外し、前記移動壁が前記第2位置に位置付けられた場合、前記メイン錘組立体に前記サブ錘組立体を取り付けることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記かごは、前記第1位置に位置付けられた前記移動壁を固定する第1固定装置と、前記第2位置に位置付けられた前記移動壁を固定する第2固定装置と、を更に有し、
    前記移動壁が前記第1固定装置により固定された場合、前記第1固定装置は第1固定信号を発信し、前記着脱機構は、当該第1固定信号に基づいて前記メイン錘組立体から前記サブ錘組立体を取り外し、
    前記移動壁が前記第2固定装置により固定された場合、前記第2固定装置は第2固定信号を発信し、前記着脱機構は、当該第2固定信号に基づいて前記メイン錘組立体に前記サブ錘組立体を取り付けることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記昇降路内に、前記メイン錘組立体に前記サブ錘組立体を脱着する位置で当該サブ錘組立体を保持する保持機構が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記着脱機構は、前記メイン錘組立体に設けられた係合穴と、前記サブ錘組立体に設けられ、前記係合穴に係合自在な係合部材と、前記サブ錘組立体に設けられ、前記係合部材を駆動する係合部材駆動部と、を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータ装置。
  5. 前記昇降路内に給電部が設けられ、
    前記サブ錘組立体は、前記給電部から電力を受けて前記係合部材駆動部に供給する受電部を有していることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ装置。
  6. 前記かごは、かごドアを含む前壁と、前記前壁に対向する後壁と、前記前壁と前記後壁との間に設けられた一対の側壁と、を有し、
    前記移動壁は、前記側壁の各々に回動自在に取り付けられており、
    前記移動壁の各々は、前記第2位置に位置付けられた場合、対応する前記側壁に埋め込まれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のエレベータ装置。
  7. 前記かごは、かごドアを含む前壁と、前記前壁に対向する後壁と、前記前壁と前記後壁との間に設けられた一対の側壁と、を有し、
    前記移動壁は、前記側壁に沿って前後方向に移動可能になっており、
    前記移動壁は、前記第2位置に位置付けられた場合、前記後壁に埋め込まれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のエレベータ装置。
  8. 前記着脱機構は、前記かごが最上階に停止している場合に、前記メイン錘組立体に前記サブ錘組立体を着脱することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のエレベータ装置。
  9. 前記かごに設けられ、前記移動壁を移動させる移動壁駆動部を更に備え、
    前記移動壁駆動部は、所定の時間帯に前記移動壁を前記第2位置に位置付け、当該所定の時間帯以外の時間帯に、前記移動壁を前記第1位置に位置付けるように、前記移動壁を移動させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のエレベータ装置。
  10. 前記かご内を撮像し、かご内画像を作成する撮像装置と、
    前記撮像装置に接続され、前記移動壁駆動部を制御する制御装置と、を更に備え、
    前記制御装置は、前記撮像装置により作成された前記かご内画像に基づいて、前記かごに乗車している利用者の乗車人数を算出する乗車人数算出手段を有し、
    前記制御装置は、前記乗車人数算出手段により算出された利用者の乗車人数に基づいて、前記移動壁を移動するように前記移動壁駆動部を制御することを特徴とする請求項9に記載のエレベータ装置。
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