JP2014033846A - 洗濯機の操作表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示部の洗濯条件の設定された内容と設定ボタンの視認性を高め、操作性を向上させる。
【解決手段】洗濯条件および設定ボタンを表示する液晶パネル34と、液晶パネル34に重ねて配置し透明電極33を裏面に有する透明板31とを有し、透明板31を指で触れることで操作を行うタッチパネル表示部38を備え、洗濯条件は設定ボタン内に表示され、設定ボタン内に洗濯条件が表示される場合と、設定ボタン内に洗濯条件が表示されない場合とで設定ボタンの大きさが異なるようにしたことにより、必要な情報を的確に使用者に伝え、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり操作性が向上する。
【選択図】図7

Description

本発明は、液晶ディスプレイを搭載した操作部を有する洗濯機の操作表示装置に関するものである。
従来、この種の洗濯機の操作表示装置は図8、図9に示すような構成としている。(例えば特許文献1参照)。
図8は、従来の洗濯機の操作表示装置の正面図を示すものであり、図9は、同従来の洗濯機の操作表示装置の制御装置の正面図を示す。
図8、図9に示すように、操作表示パネル1は上面にシート材で構成されたパネルシート2をインサート成形している。この操作表示パネル1に表示部3と操作部4を設け、表示部3に対応する位置に液晶パネル5を配し、操作部4に対応する位置に操作ボタン部6を配している。
行程ボタン6aを押すことで液晶パネル5に表示する洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各運転時間や設定条件等を変更することができ、コースボタン6bを押すことで液晶パネル5に表示する運転コースを変更することができ、洗濯乾燥切替ボタン6cを押すことで洗濯、洗濯〜乾燥、乾燥のみ、ミストの切替をすることができる。
電源を投入する電源入りボタン6d、電源を遮断する電源切りボタン6e、洗濯機の運転を開始させるスタートボタン6fが洗濯機本体に設けられている。
操作表示パネル1の操作ボタン部6の対応する位置に設けたボタン式電気スイッチ7と、操作ボタン部6が押されていることを報知するLED素子8と、液晶パネル5とを積載した制御装置9を樹脂ケース10に固定している。
樹脂ケース10の周囲にはビス穴11を設け、裏面からビス(図示せず)で操作表示パネル1に固定することで操作表示装置を形成する。
特開2008−66163号公報
しかしながら、このような従来の洗濯機の操作表示装置の構成では、操作表示パネル上に多数の操作ボタンが存在し、使用者が設定しようとする際に操作ボタンが多いことで、目的の操作ボタンを探しにくいという課題があった。また、操作表示パネル上には多くの洗濯に関する設定内容が表示されており、操作ボタン同様、知りたい設定内容を発見しづらいという課題を有していた。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機の操作表示装置は、洗濯条件および設定ボタンを表示する液晶パネルと、前記液晶パネルに重ねて配置し透明電極を裏面に有する透明板とを有し、前記透明板を指で触れることで操作を行うタッチパネル表示部を備え、前記洗濯条件は前記設定ボタン内に表示され、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示される場合と、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示されない場合とで前記設定ボタンの大きさが異なるようにしたことを特徴とするものである。
これによって、洗濯条件の重要度に応じて設定ボタンの大きさを変更し、重要な内容を目に付きやすくなるように液晶パネル上に表示するので、必要な情報を的確に使用者に伝え、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり、操作性が向上する。
本発明の洗濯機の操作表示装置は、必要な情報を的確に使用者に伝え、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり、操作性が向上する。
本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図 同、洗濯機の全体斜視図 同、洗濯機の操作表示部の平面図 (a)同、図3におけるA−A断面図、(b)同、図3におけるD−D断面図 同、図3におけるB−B断面図 同、図3におけるC−C断面図 (a)同、洗濯機の操作表示部の液晶パネルの第1画面を示す図、(b)同、第2画面を示す図、(c)同、第2画面で洗い工程時間を変更した後の図、(d)同、第2画面で水位設定を変更した後の図、(e)同、第3画面を示す図、(f)同、第4画面を示す図、(g)同、第5画面を示す図、(h)同、第6画面を示す図、(i)同、第7画面を示す図 従来の洗濯機の操作表示装置の正面図 従来の洗濯機の操作表示装置の制御装置の正面図
第1の発明は、洗濯条件および設定ボタンを表示する液晶パネルと、前記液晶パネルに重ねて配置し透明電極を裏面に有する透明板とを有し、前記透明板を指で触れることで操作を行うタッチパネル表示部を備え、前記洗濯条件は前記設定ボタン内に表示され、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示される場合と、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示されない場合とで前記設定ボタンの大きさが異なるようにしたことにより、洗濯条件の重要度に応じて設定ボタンの大きさを変更し、より重要な内容をより目に付きやすくなるように液晶パネル上に表示するので、必要な情報を的確に使用者に伝え、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり、操作性が向上する。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記設定ボタンにより洗濯条件を変更した場合に、前記洗濯条件が前記設定ボタン内に表示されるようにしたことにより、変更した洗濯条件が注意喚起され、内容が把握しやすくなり、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり、操作性が向上する。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、予め決められた洗濯条件と異なる場合に、前記洗濯条件が前記設定ボタン内に表示されるようにしたことにより、予め決められた洗濯条件と異なる洗濯条件が注意喚起され、使用者が関心を持つ洗濯条件が表示されることになり、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり、操作性が向上する。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示される場合には、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示されない場合に比べて前記設定ボタンが大きく表示されるようにしたことにより、変更した洗濯条件や、予め決められた洗濯条件と異なる洗濯条件が注意喚起され、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり、操作性が向上する。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明において、前記設定ボタンは、前記液晶パネルの画面上下方向における略中央に配置された第1の設定ボタンと、前記液晶パネルの画面上下方向における下部に配置された第2の設定ボタンとを備え、前記第2の設定ボタンについてのみ、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示される場合と、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示されない場合とで前記設定ボタンの大きさが異なるようにしたことにより、操作頻度が少なく重要度の低い設定ボタンを目立たないように配置し、相対的に操作頻度が多く重要度の高い設定ボタンに対する視認性を高め、必要な情報を的確に伝えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は本発明の実施の形態1における洗濯機の全体斜視図を示すものである。
図1、図2において、洗濯機の本体12内に、水槽13が宙吊り状態に配設され、水槽13内に有底円筒形に形成された回転ドラム14がその軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させてかつ回転自在に配設されている。
水槽13の正面側には回転ドラム14の開口端に通じる衣類出入口15が形成され、本体12の前面を構成する前部枠体16の前部に形成された上向き傾斜面に設けられた投入開口部17を開閉する扉18を開くことにより、衣類出入口15を通じて回転ドラム14内の洗濯物を出し入れすることができる。
扉18が上向き傾斜面に設けられているため、洗濯物を出し入れする作業が腰を屈めずに実施でき、水平横向きに設けた開口部から洗濯物を出し入れするドラム式洗濯機に比べて、作業性が良くなっている。
回転ドラム14の周面に水槽13内に通じる多数の透孔19が形成され、水槽13の背面側に取り付けられたモータ20によって正転及び逆転方向に回転駆動される。前記水槽13には、注水管路21及び排水管路22が配管接続され、注水弁23および排水弁24の制御によって水槽13内への注水及び排水がなされる。
前部枠体16の上部には操作表示パネル25が配置され、その下部には洗剤投入ケース26が前方に引き出し可能となるように前部枠体16に配置されている。使用者は運転に先立ち洗剤を洗剤投入ケース26に入れ、必要に応じて操作表示パネル25を操作することにより、希望する運転内容を設定したり、運転スタート、一時停止を行ったり、運転の進行状態を認識したりすることができる。
扉18を開いて回転ドラム14内に洗濯物を投入して運転を開始すると、注水弁23が開き、洗剤投入ケース26内に水が注水され、その中に投入されていた洗剤を水で流しながら、注水管路21を介して水槽13内に所定量の注水がなされる。
所定水位に到達すると、モータ20により回転ドラム14が回転駆動されて洗濯行程が開始される。洗濯行程の洗濯物は、回転ドラム14の回転により回転方向に持ち上げられ落下する撹拌動作が繰り返され洗濯がなされる。
所要の洗濯時間の後、排水弁24が開き、汚れた洗濯液は排水管路22から排出され、回転ドラム14を高速回転させる脱水動作により、洗濯物に含まれた洗濯液を脱水する。
その後、排水弁24が閉じられ、水槽13内に注水管路21から注水を行い、すすぎ行程が実施される。このすすぎ行程においても、洗濯物には回転ドラム14の回転により撹拌動作が繰り返されてすすぎ洗いが実施される。
図3は本発明の実施の形態1における洗濯機の操作表示部の平面図、図4(a)は図3におけるA−A断面図、図4(b)は図3におけるD−D断面図、図5は図3におけるB−B断面図、図6は図3におけるC−C断面図示すものである。
図3、図4、図5、図6において、操作表示パネル25は、前部枠体16の上方と天板27との間に配置されている。透明樹脂部28の表面は、透明樹脂部28にインサート成形されたPETフィルムからなるパネルシート29で覆われている。パネルシート29は、着色、印刷が施された化粧面を成し、透明樹脂部28およびパネルシート29には、その中央に略矩形形状を成す開口部30が設けられている。
この開口部30は透明樹脂もフィルムも無い領域であり、その裏面には透明ガラスからなる透明板31が弾性体32を介して操作表示パネル25に取付けられており、弾性体32は透明板31の外周部を挟持し、透明樹脂部28における開口部30の周囲と透明板31との間で、弾性体32を押圧しながら固定している。
この透明板31の裏面には、透明電極33をOCAと呼ばれる透明両面テープ37で接着することで、タッチパネル表示部38を形成する。従って、タッチパネル表示部38は透明で透光性を有する。
また、タッチパネル表示部38の裏面下側には、液晶パネル34が液晶取付台35に取付けられており、さらに、この液晶取付台35の液晶パネル34取付面と反対側には、透明電極33や液晶パネル34を制御するメイン制御基板36が取付けられる。
このように、透明板31、透明両面テープ37、透明電極33、液晶パネル34、メイン制御基板36の順で積み重ねられており、操作表示パネル25の表側からは、タッチパネル表示部38を形成する透明板31、透明両面テープ37、透明電極33を介して、液晶パネル34に表示される絵柄や文字を視認することができる。なお、液晶パネル34の裏面側すなわちタッチパネル表示部38と反対側に、面状に構成された照明装置を配置し、液晶パネル34に照射することで、液晶パネル34に表示される絵柄や文字の視認性を一層高めることもできる。
メイン制御基板36には、タッチパネル表示部38へ信号を入出力することで人がタッチ操作したかどうかを判定し、マイコン39に判定信号を伝達させるタッチパネル専用IC40を実装している。
透明板31の裏側には、液晶パネル34やメイン制御基板36などの電装部品があり防水が必要となる。そこで略矩形形状の透明板31の外周部を枠形状の弾性体32で覆い、この弾性体32を介して略矩形形状の開口部30の裏面に取り付けている。
開口部30の上辺41および下辺42の周囲において、透明板31の表面側、裏面側、端面側の3方向を弾性体32で挟持し、この透明板31を挟持した弾性体32を、操作表示パネル25と液晶取付台35との間に圧接することで、防水性を確保する。
また、開口部30の左辺43および右辺44の周囲において、透明板31の裏面側、端面側の2方向を弾性体32に当接させ、この弾性体32と透明板31とを、操作表示パネル25と液晶取付台35との間に圧接することで、防水性を確保する。
なお、ここでは、開口部30の左辺43および右辺44の周囲における防水構造と、開口部30の上辺41および下辺42の周囲における防水構造とは異なる構成を例示したが、開口部30の左辺43および右辺44の周囲における防水構造を、開口部30の上辺41および下辺42の周囲における防水構造と同様の構成にしても良好な効果が得られる。
操作表示パネル25の裏面において、開口部30の4隅にはボス45を設け、液晶取付台35、および裏面カバー46がビス47で締結される。裏面カバー46は、メイン制御基板36を裏面から覆う樹脂部材から成っているものである。
ビス締結状態では、弾性体32が液晶取付台35に押圧され、弾性体32が透明板31および操作表示パネル25と密着するので、開口部30周囲の防水性が確保される。よって使用者が誤って開口部30に水や液体洗剤をこぼしたりしても、内部にある液晶パネル34やメイン制御基板36といった電装部品に水が付着することが無く、部品の信頼性が確保され、故障や誤動作などが防止される。
また、透明板31は、弾性体32を介して開口部30の裏面に取り付けられるので、外部から加わる衝撃を緩和し、衝撃によってガラスが破損することを防止できる。透明板31には、例えば使用者が何かを落とした時や、製品が包装状態で使用者宅に届けられる物流の途中で、積荷状態から落下したり転倒したりされた時に衝撃力が加わる。その際、透明板31の外周に弾性体32を配置させることで衝撃を緩和する構造となり、外部から衝撃が加わっても破損を防止することができる。
操作表示パネル25には、タッチパネル表示部38から、分離、独立させたスタートボタン54、電源入りボタン52、電源切りボタン53、戻るボタン55を設けている。
スタートボタン54は、洗濯機の運転コース等の各種設定を終えた後、使用者が洗濯機の動作の開始を指示するものである。電源入りボタン52および電源切りボタン53は、使用者が洗濯機の電源を入り切りするものである。戻るボタン55は、使用者がタッチパネル表示部38にて操作する際に、ひとつ手前の表示画面に戻す指示をするためのものである。
スタートボタン54、電源入りボタン52、電源切りボタン53、戻るボタン55は、それぞれタッチパネル表示部38から分離、独立し、操作表示パネル25内に設けられている。
スタートボタン54、電源入りボタン52、電源切りボタン53、戻るボタン55といった押圧操作ボタン部は、それぞれ同様に構成されている。スイッチ49を積載したサブ制御基板50が裏面カバー46に固定されることにより操作表示パネル25の内部に設けられ、また、スイッチ49を押圧操作する操作部材51が、操作表示パネル25外部から押圧できるように操作表示パネル25にはボタン開口部80が設けられ、ボタン開口部80は、操作表示パネル25の表面に一体形成したパネルシート29により塞がれている。これにより、ボタン開口部80から水が内部に侵入するのを防止する。
このように、操作部材51は操作表示パネル25と裏面カバー46の間に保持されるように設けられており、押圧操作ボタン部48には透明樹脂部28が無く、パネルシート29のみが存在し、使用者はパネルシート29を押圧することでパネルシート29を変形させ、操作部材51を介してスイッチ49を押圧する。
これにより、使用者は、軽い操作力でスイッチ49を操作でき、押圧操作するとスイッチ49の入力信号がサブ制御基板50からメイン制御基板36のマイコン39へ伝達される。
また、パネルシート29により、押圧操作ボタン部48から操作表示パネル25内部への水の侵入は防止され、防水性が確保される。すなわち、タッチパネル表示部38から、分離、独立させたスタートボタン54、電源入りボタン52、電源切りボタン53、戻るボタン55は、それぞれ防水性が確保される。
図7(a)〜(f)は、本発明の実施の形態1における洗濯機の操作表示部の液晶パネルに表示される表示内容を例示する図である。
図3、図7を用いて簡単に洗濯機の運転動作を説明する。
図7(a)〜(f)は液晶パネル34に表示される表示内容を、透明電極33及び透明両面テープ37及び透明板31をそれぞれ透過して視認できる画面を示しており、使用者は透明板31の上を指でタッチ操作することで画面の切替や設定内容の変更等を行なう。このように、液晶パネル34にはタッチ式の設定ボタンが表示される。
使用者はまず、操作表示パネル25にある電源入りボタン52を押すことで、洗濯機本体に電源を供給すると、液晶パネル34が点灯し、図7(a)が表示される。
図7(a)は電源投入後の第1画面であり、その画面上には洗濯乾燥の切替を行なう洗濯タッチボタン56a、洗濯〜乾燥タッチボタン56b、乾燥タッチボタン56cが洗濯乾燥モードを選択する設定ボタンとして配置されている。
また、それぞれの洗濯乾燥モードにおけるコースで、特に使用者が良く使用すると考えられるおまかせタッチボタン57aを画面略中央に、わたし流タッチボタン57bを画面略左側に、それ以外のコースをまとめた他コースタッチボタン57cを画面略右側に、合計3個のタッチボタンを配置している。
また、画面下には使用者にとって有益な情報となりうる内容をまとめたメニュータッチボタン58を設定ボタンとして配置する。
図7(a)において、使用者は洗濯乾燥モードを選択したのち、コースを設定する。本実施例では洗濯タッチボタン56aをタッチ操作した後、おまかせタッチボタン57aをタッチ操作したことで、図7(b)の表示に切り替わる操作例で説明する。
図7(b)は、図7(a)においておまかせタッチボタン57aをタッチ操作した際に画面遷移する第2画面であり、画面上下方向における略中央には、各工程時間を示すタッチボタンが設定ボタンとして配置され、画面左側から順に、洗い時間を示す洗いタッチボタン59a、すすぎ回数を示すすすぎタッチボタン59b、脱水時間を示す脱水タッチボタン59cを配置する。
また、画面下には運転におけるその他の詳細設定内容を示すタッチボタンが配置され、水位の設定方法を示す水位タッチボタン60a、風呂水を使用するかどうかの風呂水タッチボタン60b、予約運転を行うかどうかの予約タッチボタン60cが設定ボタンとして配置される。
図7(b)に示すように、画面上下方向における略中央には、各工程時間を示すタッチボタンが設定ボタンとして大きく表示され、この設定ボタン内には、各工程時間の設定内容が表示され、現在の洗濯の方法はどのようになっているか、また、設定ボタンによってどのような内容を操作できるかが一目で分かるようになっている。
例えば、洗いタッチボタン59aには、洗い時間として設定された「自動」が表示され、洗い工程時間が洗濯物の量などに応じて自動で決定されることを示している。
また、図7(b)に示すように、画面上下方向における下部には、運転におけるその他の詳細設定内容を示すタッチボタンが設定ボタンとして配置され、各工程時間を示すタッチボタンよりも小さく表示される。
図7(b)に示すように、画面上下方向における略中央に配置されたタッチボタン59a〜59cを第1の設定ボタン、画面上下方向における下部に配置されたタッチボタン60a〜60cを第2ボタンとすると、第1ボタンの方が第2ボタンよりも重要な洗濯条件に該当する。このように、重要度に応じて設定ボタンの大きさと配置を変え、重要度の高い設定ボタンを、使用者に対して、より目に付きやすく表示した。
このように、操作頻度が少なく重要度の低い設定ボタンを目立たないように配置し、相対的に操作頻度が多く重要度の高い設定ボタンに対する視認性を高め、必要な情報を的確に伝えることができる。
図7(b)に示すように、運転におけるその他の詳細設定内容を示すタッチボタン60a〜60cには、ボタン操作によって変更できる洗濯条件の項目名が表示されている。この例示によれば、洗濯条件の設定された内容については表示していない。
このような詳細設定の項目は、使用者の好みに応じて選択される設定内容と一致するように設けており、例えばタッチボタン60a〜60cがこれに該当する。このような洗濯条件については、使用者は、多くの場合、初期の設定の状態で使用することが想定される。
そこで、詳細設定内容を示すタッチボタン60a〜60cについて、通常は洗濯条件の設定内容を表示しないようにし、画面下部で目立たなくするようにすることで、相対的に工程時間を示すタッチボタンの項目名とその洗濯条件に設定された内容を目立たせることで、視認性を向上させている。
また、詳細設定内容を示すタッチボタン60a〜60cにおいて、洗濯条件の設定内容を表示しない場合には、各工程時間を示すタッチボタン59a〜59cとの間隔をより多く設けることができ、ボタンの押し間違いなどを防ぐことができる。
ここで、使用者が洗いの工程時間を変更するという想定で、設定内容の変更手順を説明する。
図7(e)は、図7(b)において洗いタッチボタン59aをタッチ操作した際に画面遷移する第3画面であり、その画面略中央に洗い時間を変更する洗いスライドボタン61を設定ボタンとして配置し、画面下には変更した時間の決定を指示する決定タッチボタン62を配置する。
使用者は、洗いスライドボタン61を左右方向に動かすことで洗い工程時間を変更し、決定タッチボタン62を押すことで変更した洗い工程時間を確定させる。決定タッチボタン62を押すと再び第2画面に画面遷移し、図7(c)のように表示される。
洗い工程時間の変更に伴い、洗いタッチボタン59aの設定内容表示が、新たに確定した「15分」の表示に変更される。これにより、使用者は変更した設定内容を容易に確認できる。
図7(c)の状態からさらに水位の詳細設定を「高め」に変更する手順について説明する。
図7(f)は、図7(c)において水位タッチボタン60aをタッチ操作した際に画面遷移する第4画面であり、その画面略中央には、洗濯水の水位設定を変更する設定ボタンとしてタッチボタン77a〜77cを配置し、画面下には変更した水位の決定を指示する決定タッチボタン62を配置する。
洗濯条件として洗濯水位を設定するタッチボタン77a〜77cのうち、現在設定されている洗濯条件を示す自動水位タッチボタン77bは、他の低め水位タッチボタン77aおよび高め水位タッチボタン77cとは異なるタッチボタンの配色となっており、現在の設定がいずれであるかが容易に識別できる。
図7(f)において、使用者は、高め水位タッチボタン77cをタッチ操作することにより、洗濯水位を「自動」から「高め」の水位に変更することができる。高め水位タッチボタン77cをタッチ操作した後、決定タッチボタン62をタッチ操作することで、変更した水位設定が確定する。
決定タッチボタン62をタッチ操作すると、再び第2画面に画面遷移し、図7(d)のように表示される。洗濯水位の設定の変更に伴い、水位タッチボタン60aには、洗濯条件として新たに確定した「高め」の表示が追加される。このように、洗濯条件の項目名と洗濯条件の設定された内容とを表示する設定ボタンは、洗濯条件の設定された内容を表示しない設定ボタンに比べ大きく表示される。これにより、使用者に注意喚起し、使用者は変更した設定内容を容易に確認できる。
このように、洗濯条件の設定された内容を表示すると同時に、水位タッチボタン60aの高さ方向が拡大することで、設定内容を追加しても文字サイズは元の大きさを維持することが可能となり、小さな文字を視認しにくい高齢者などの使用者に対する視認性が向上する。
図7(d)において、再び水位タッチボタン60aをタッチ操作し、図7(f)のような第4画面に推移し、洗濯条件として洗濯水位を設定するタッチボタン77a〜77cのうち、「自動」を示す自動水位タッチボタン77bをタッチ操作した後、決定タッチボタン62をタッチ操作することで、使用者は、洗濯水位を「高め」から「自動」へ再び水位を戻すことができる。
この場合には、図7(c)に示すような表示となり、洗濯水位の設定の変更があっても、水位タッチボタン60aには、洗濯条件として新たに確定した「自動」の表示は追加されない。このように、予め決められた洗濯条件と異なる場合に、洗濯条件が設定ボタン内に表示されるようにしている。これにより、液晶パネル画面上に表示される内容を少なくすることができ、必要な情報を的確に伝え、使用者の視認性が高められる。
また、風呂水使用「なし」に設定した場合など、洗濯条件の詳細設定の内容が「なし」の状態の場合に、洗濯条件の設定された内容を表示せず、洗濯条件の詳細設定の内容が「あり」の状態の場合に、洗濯条件の設定された内容を表示するようにすることで、使用者に対して注意喚起が適宜なされるようになり、使用者は容易に洗濯方法の状態を認識することができる。
また、洗い工程時間を0分に設定して工程を実行しないようにする場合など、設定された行程時間が「なし」の状態の場合は設定内容を表示せず、工程を実行する場合に、設定された行程時間を表示するようにすることで、使用者に対して注意喚起が適宜なされるようになり、使用者は容易に洗濯方法の状態を認識することができる。
図7(g)は、図7(a)の他コースタッチボタン57cをタッチ操作した際に画面遷移する第5画面であり、画面には第1画面に表示された、わたし流、おまかせ以外のコースとして使用可能な、ナイトタッチボタン63a、おうちクリーニングタッチボタン63b、高洗浄消臭タッチボタン63c、毛布タッチボタン63d、念入り仕上げタッチボタン63e、槽洗浄タッチボタン63fを設定ボタンとして配置する。使用者は、各タッチボタンを押すことでコースの選択を行い、また各タッチボタンを押すことで、再び図7(b)の第2画面に画面遷移する。
図7(h)は、図7(a)におけるメニュータッチボタン58をタッチ操作した際に画面遷移する第6画面である。図7(h)に示すように、画面には、取扱説明書の内容を一部抜粋して使用者に使い方を説明するタッチボタンが設けられ、操作の方法を説明する操作簡単ガイドタッチボタン64a、コースの説明を行うコース説明タッチボタン64b、洗濯機のメンテナンスの方法を説明するお手入れの仕方タッチボタン64cが設定ボタンとして配置される。また、一度設定すると基本変更しないような設定内容をまとめた設定変更タッチボタン64dを配置する。
図7(a)〜図7(h)に示す第1画面〜第6画面において、運転内容の設定が終了したとき、使用者は操作表示パネル25に設けたスタートボタン54を押すことで運転を開始する。このとき、図7(i)に示す、運転状況を表示する運転表示画面である第7画面に画面遷移する。
なお、運転途中に運転を一時停止したいときはスタートボタン54を押し、再開させたいときは再びスタートボタン54を押すことで、運転の一時停止と再開ができる。
また、操作表示パネル25に設けた電源切りボタン53を押すことで、どのタイミングでも洗濯機の電源を切ることができる。
このように、洗濯方法の設定内容を、条件に応じて設定ボタンの中で表示/非表示させ、設定内容の表示状態に応じて設定ボタンの大きさを変更することにより、設定ボタンが識別しやすくなり、画面の視認性の向上が図れ、ボタンの押し間違いなどの誤操作を防止できる。
なお、本実施例においては、設定ボタンの拡大、縮小は設定ボタンの位置を変更せずに行っているが、設定ボタンを縮小させる際に設定ボタン位置を移動させてもよい。
また、設定ボタンに表示される項目名は変更せずに例示したが、項目名を例えば「水位」なら「水」と省略するなどして項目名を簡略化し、設定ボタンをより小さく表示しても良い。
さらに、本実施例では詳細設定に関する設定ボタンのみを小さく表示する対象として例示したが、逆に、洗い工程時間などの工程時間に関する設定ボタンを小さく表示してもよい。
以上のように、本発明にかかる洗濯機の操作表示装置は、設定内容に応じて設定ボタンの大きさを変更することにより、必要な情報を的確に使用者に伝え、画面の視認性を高め、洗濯条件の把握と設定ボタンの識別性がよくなり操作性が向上するので、タッチパネル表示部を有している水使用の各種機器等に適用できる。
31 透明板
33 透明電極
34 液晶パネル
38 タッチパネル表示部

Claims (5)

  1. 洗濯条件および設定ボタンを表示する液晶パネルと、前記液晶パネルに重ねて配置し透明電極を裏面に有する透明板とを有し、前記透明板を指で触れることで操作を行うタッチパネル表示部を備え、前記洗濯条件は前記設定ボタン内に表示され、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示される場合と、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示されない場合とで前記設定ボタンの大きさが異なるようにしたことを特徴とする洗濯機の操作表示装置。
  2. 前記設定ボタンにより洗濯条件を変更した場合に、前記洗濯条件が前記設定ボタン内に表示されるようにした請求項1に記載の洗濯機の操作表示装置。
  3. 予め決められた洗濯条件と異なる場合に、前記洗濯条件が前記設定ボタン内に表示されるようにした請求項1または2に記載の洗濯機の操作表示装置。
  4. 前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示される場合には、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示されない場合に比べて前記設定ボタンが大きく表示されるようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機の操作表示装置。
  5. 前記設定ボタンは、前記液晶パネルの画面上下方向における略中央に配置された第1の設定ボタンと、前記液晶パネルの画面上下方向における下部に配置された第2の設定ボタンとを備え、前記第2の設定ボタンについてのみ、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示される場合と、前記設定ボタン内に前記洗濯条件が表示されない場合とで前記設定ボタンの大きさが異なるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機の操作表示装置。
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