JP2002049381A - 表示装置を備えた家電製品及びその初期設定方法 - Google Patents

表示装置を備えた家電製品及びその初期設定方法

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Hirobumi Tanaka
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俊司 藤森
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Koichi Umezawa
功一 梅澤
Toshiharu Watanabe
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    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家電製品が備えている大きな表示部や音声装置
を有効に利用して、購入者が使用前に確実に注意事項な
どの情報を認識できる、家電製品を提供する。 【解決手段】表示装置と、注意事項データベースを備え
た記憶装置と、制御装置と、電源スイッチ及び了解スイ
ッチを有する操作部とを備えた家庭用電気機器におい
て、初期表示部と初期設定部を含む初期設定手段を備
え、前記初期表示部は、前記注意事項データベースを複
数の項目データで構成し、前記電源スイッチの押下後に
おける前記了解スイッチの操作によって前記表示部に前
記項目データを順次表示し、前記初期設定部は、前記項
目データの最終表示に対応する前記了解スイッチの操作
にともなって、前記電源スイッチの以後の操作時に前記
注意事項の表示を行わないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置を備え
た家庭用の電気機器、例えば、電気洗濯機、冷蔵庫、エ
アコン、掃除機等の家庭用機器及びその初期設定に関
し、特に、表示装置を利用してこれら家庭用機器の製造
メーカから販売店を経て購入者に至り、この購入者が通
常に使用するまでの取扱いを良好にした初期設定手段や
店頭デモ手段を備えた家庭用機器及びその初期設定方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用機器の製造メーカは、大量
生産される各機器を管理するために、型式や製造番号を
各機器の表面や内部に銘板を介して付している。
【0003】これら製造メーカで製造された家庭用機器
は、販売店の店頭に展示され、使用者が購入する。従来
の家庭用機器には、製造メーカが店頭での展示効果を向
上させるために、各機器に予め設定されたプログラムに
したがって所定内容、あるいは予め設定した内容を選択
/順番を指定して、表示または音声で知らせるデモモー
ドを各機器に備えて、販売店でこのデモモードを実行可
能にしたものがある。
【0004】一方、使用者は、各家庭用機器を購入した
後に、これら機器の設置方法や取扱説明あるいは注意事
項を取扱説明書をみながら設置したり、あるいは、販売
店の設置業者が口頭で使い方や注意点を説明するのが一
般的である。最近、電源コードを差し込んだ際に注意書
きを音声で知らせる機能を搭載した技術も開示されてい
る。加えて、大きな表示装置を備えて、取扱説明の内容
を、前記表示装置に表示する技術も開示されている。
【0005】これらの技術は、例えば、特開平11−2
15416号や特開2000−112487号の公開公
報で開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】家電製品の型式や製造
番号はメンテナンスの際には重要なキーとなるものであ
るが、これらのキーは機器の背面等の通常わかりにくい
所に表記されているので、使用者はこれらの情報を簡単
には得にくい。
【0007】また、一般に設けられる家電製品のデモモ
ードは、製造メーカが、その製品の特徴を説明するもの
であり、製造メーカで予め設定されており、販売店側に
これらのソフトを入力することができない。
【0008】また、前記従来例によれば、家電製品の電
源コードを差し込んで最初に電源を入れた際に、注意事
項が音声で出力され、2回目以降の電源の操作では音声
が出力されない。しかし、これら出力される音声は、一
連の内容が連続的に出力されると推定され、使用者が確
実にこれら出力される内容を認識しなくとも、出力され
る。
【0009】そこで、本発明の第1の目的とするところ
は、家電製品が備えている大きな表示部や音声装置を有
効に利用して、購入者が使用前に確実に注意事項などの
情報を認識できる、家電製品を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的とするところは、家電
製品が備えている大きな表示部や音声装置を有効に利用
して、販売店が任意のCMを用いて効果的な店頭デモを
行うことのできる家電製品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、表示装
置と、注意事項データベースを備えた記憶装置と、制御
装置と、電源スイッチ及び了解スイッチを有する操作部
とを備えた家庭用電気機器において、初期表示部と初期
設定部を含む初期設定手段を備え、前記初期表示部は、
前記注意事項データベースを複数の項目データで構成
し、前記電源スイッチの押下後における前記了解スイッ
チの操作によって前記表示部に前記項目データを順次表
示し、前記初期設定部は、前記項目データの最終表示に
対応する前記了解スイッチの操作にともなって、前記電
源スイッチの以後の操作時に前記注意事項の表示を行わ
ないようにすることにある。
【0012】本発明によれば、家電製品が備えている大
きな表示部や音声装置を有効に利用して、購入者が使用
前に確実に注意事項などの情報を認識できる、家電製品
を提供することができる。
【0013】本発明の他の特徴は、表示装置と、注意事
項データベースを備えた記憶装置と、制御装置と、電源
スイッチ及び了解スイッチを有する操作部とを備えた家
庭用電気機器において、前記記憶装置に固定デモデータ
記録エリアと追加デモデータ記録エリアを備えたデモモ
ード記録エリアを備え、外部からこの記録エリアにデモ
モードを入力可能とし、前記デモデータの選択により、
この選択されたデモデータを前記表示部に表示させ、ま
たは前記スピーカ部から音声出力させることにある。
【0014】本発明によれば、家電製品が備えている大
きな表示部や音声装置を有効に利用して、販売店が任意
のCMを用いて効果的な店頭デモを行うことのできる家
電製品を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表示装置を備えた
家電製品及びその初期設定方法について、実施例を用い
て説明する。なお、本発明の対象となる家電製品は、少
なくとも、表示装置と、データベースを備えた記憶装置
と、制御装置と、操作部とを備えているものとする。ま
た、機器本体との間で通信可能、好ましくは非接触通信
可能なデータ書き込み装置を介して、データベースを構
成する情報を記憶装置に書き込むことができるものとす
る。
【0016】図1で、本発明の基本概念を説明する。図
1は、本発明における、家電製品の所有者10と、情報
の設定時期20すなわち情報を記憶装置に書き込みある
いは選択設定する時期、設定・入力内容30すなわち記
憶装置に情報を書き込みあるいは選択して設定する内
容、及び効果40の相互の関係を示したものである。な
お、図1は、本発明に直接関係する特徴的な情報につい
てのみその設定時期や内容を示しており、家電製品の制
御、操作、取り扱い、保守等に関する全般的な情報につ
いては、ここでは省略する。
【0017】また、この実施形態における記憶装置のデ
ータベースは、少なくとも、その対象機器(家電製品)
それぞれを特定するための型式や製造番号などからなる
固有情報を記録する固有情報記録エリアと、予め製造メ
ーカで定型的なデモ情報を格納する固定デモデータ記録
エリアと、新たにデモデータを追加可能な追加デモデー
タ記録エリアと、機器の初期設定に関する事項のデータ
が記録される機器設定データベースと、注意事項データ
ベースと、各種運転操作に関するガイド情報を提供する
操作ガイドデータベースと、運転操作時のエラーに関す
る情報を提供するエラーガイドデータベースとを備えて
いるものとする。さらに、前記注意事項データベースに
対応した音声データベースとスピーカ部を備え、表示の
際に関連する音声を発声させる。
【0018】これらの情報は、入力した所有者あるいは
他の所有者10が必要に応じて出力可能であり、また固
有情報記録エリア以外の入力した内容を修正することが
できる。そして、これらの情報は、家電製品の所有者1
0が外部からデータ書き込み装置あるいは他の手段でこ
れらの記録エリアに各種情報を入力し、あるいはこれら
のデーターベースを有する記録媒体を直接機器に組み込
むようにする。
【0019】以下、説明を簡単のために情報の書き込み
装置の事例をもとに説明する。一般的に、家電製品の所
有者10は、製造メーカから販売店を経由して一般購入
者に販売される。この実施の形態では、これら所有者1
0が順次変化する場面において、前記各種データベース
に随時記録して、あるいは、記録された内容を引出し
て、各所有者に快適な環境での使用が可能となる。
【0020】先ず、最初の段階の所有者10である製造
メーカー12は、出荷時22に、他の情報に加えて、機
器の型式、製造NO.等の情報32を記憶装置の固有情
報記録エリアに書き込む。これにより、販売店や購入者
は、製品固有の情報の入手42が容易になる。また、製
造メーカー12は、固定デモデータ記録エリアに、製品
の広告、PRに適したコマーシャルやデモの情報を入力
する(図示略)。これらの情報は、販売店で利用され
る。
【0021】また、販売店14では、店頭におけるデモ
の設定24すなわち、データ書き込み装置により外部か
ら店頭広告に適した情報を追加デモデータ記録エリアに
追加デモモードの入力を行うことができる。そして、固
定デモデータ記録エリア及び追加デモデータ記録エリア
の広告情報を編集し、販売店の名前、広告情報34を追
加することができる。また、前記編集には、表示方法の
設定、例えば表示時間や順序等の情報も含まれる。販売
店14で、固定デモデータ記録エリアに、製品の広告、
PRに適したコマーシャルやデモの情報もまとめて入力
するようにしても良い。販売店では、固定デモデータ記
録エリアや追加デモデータ記録エリアの情報を取り出
し、これを表示部に表示させ、または音声出力させて、
店頭でのコマーシャル44を行うことができる。例え
ば、新製品で大きく宣伝したい場合に、有効である。
【0022】また、販売店14では、店内に通常の形態
で展示してある各機器ごとに、その表示部を利用してデ
モを行うこともできる。これには、表示装置のついてい
る製品そのものの割引価格、支払い方法等、各製品固有
の情報が含まれる。これにより、顧客により適切な情報
を提供でき、また、価格札を毎日取り替える必要がなく
なる等の利点がある。
【0023】また、販売店14では、通常、店頭展示で
デモを行った家電製品が販売された場合、デモモードを
通常の使用モードに変更する(35)販売時の設定25
を行う必要がある。一般的には、隠しキーと言われる複
数のキーを同時操作などして前記モードの変更35を行
う。しかし、この実施の形態では、図6に示すフローに
したがって、デモモードが製品使用前の一連のフローの
一部として位置つけているので、デモモードをしない梱
包を解かない製品と同様に特に切り替える操作を行わな
いようにしている。これにより、販売店14の取扱性の
向上45を図ることができる。
【0024】次に、製品の購入者が、その製品の使用を
開始する前に行う初期設定等の処理操作について、説明
する。この操作は、購入者が単独であるいは販売員の助
けを借りて行うものである。そして、この実施の形態で
は、使用者が購入して、この家電製品を使用する前に設
定(26)する必要のある、あるいは、使用前にしてお
く必要のある情報を、使用前の一連の初期設定操作とし
て簡単に行うことができる。この初期設定操作として
は、安全性の確認情報と、製品の初期設定操作と、この
製品の概略情報の入手を、視覚(表示画面の表示情報)
を中心に、必要により音声(スピーからのガイダンス音
声)を付加して行うことができる。
【0025】先ず、製品の購入者が製品を家庭の所定の
位置に設置し、製品の使用を開始するために電源を入れ
ると、機器の表示画面には、選択画面(図7の[3])の
後、一定時間経過すると、安全性の確認情報36が表示
される。この確認情報36の表示では、重要な事項につ
いては、画面への表示と同時に音声出力を行っても良
い。このような確認情報36は、従来、小冊子にまとめ
られた取り扱い説明書等の最初の部分に記載され、購入
者の注意を促すようにしているが、わかりにくい場合も
多い。この実施の形態では、対象製品の購入者が使用前
に知っている必要のある重要な確認情報36を表示画面
に順次表示させることにより、購入者の注意を喚起しや
すくなり、製品の使用に当たっての安全に関する情報4
6が、確実に購入者に伝達される。
【0026】機器の表示画面には、次に、機器の初期設
定に関する情報37が表示される。この場合も、重要な
事項やわかり難い事項については、表示画面への表示と
同時に音声出力を行っても可能である。説明書を読むだ
けの場合よりも、表示画面を順次切り替える等の適切な
表示が可能となり、購入者が初期設定を適切、円滑に行
うのをサポートすることができ、メンテナンス性の向上
47が期待できる。
【0027】また、購入者が機器概要の説明を求める場
合、その説明表示38を行い、これにより機器について
の理解を深めて取扱性の向上48を図ることができる。
【0028】さらに、注意事項データベースは、機器の
取り扱いに関する注意事項のデータが複数の項目に分か
れたデータベースとして構成されている。加えて、この
実施の形態では、前記注意事項データベースに対応した
音声データベースを備えている。この注意事項データ
は、製造メーカーが出荷時に記憶装置に書き込む。そし
て、購入者が購入後最初に電源スイッチを押下した時
に、表示され了解スイッチの操作によって表示部に項目
データを順次表示する。そして、注意事項データの最終
表示に対応する了解スイッチの操作にともなって、電源
スイッチの以後の操作時には、この注意事項の表示を行
わないようにする。これにより、以後の使用において
は、前記初期設定の操作を行うことなく通常の運転を行
うことができる。
【0029】このように、この実施の形態では、家電製
品が製造メーカから販売店、購入者に順次移転する時期
に対応して、多様な設定が可能であり、これにより多様
な効果が得られる家庭用機器である。そして、この実施
の形態では、最終的な製品の購入者が初期設定を行うこ
とによって、以後の操作を通常使用する最適な操作環境
に設定することができる。以下、この特徴を備えた代表
的な家庭用機器を順次説明する。
【0030】最初に、本発明の一実施形態に係る家庭用
の洗濯機について説明する。先ず、図2を参照して、電
気洗濯機の概略構造を説明する。図2は上部前方よりみ
た電気洗濯機の外観斜視図である。図2において、10
0は本体洗濯機で、衣類の洗濯と脱水を1つの洗濯脱水
槽で行う1槽式であり、洗濯脱水槽2を内設する筐体1
01と、筐体の上部を覆いその中央に衣類投入口201
が配置されるトップカバー200と、衣類投入口201
を覆う蓋体300とからその外観を構成している。筐体
101は、主外装体と、この主外装体の前面を覆うよう
に着脱可能に取り付けられるフロントパネル102と、
筐体101の下部を構成するベース筐体103等で構成
される。
【0031】トップカバー200の前部には、LCD表
示部203、SPボタン205、ガイドボタン206、
電源ボタン207が設けられている。LCD表示部20
3には、詳細な数値表示のいらない複数のコース選択ボ
タンと簡単な状態表示部とからなるコースボタン群を配
置している。400は、入力装置すなわちデータ書き込
み装置であり、その送受信部410と洗濯機本体の送1
00受信部510との間で非接触通信がなされる。ま
た、フロントパネル102には、スピーカー208が設
けられている。
【0032】図3に、LCD表示部203の外観及びセ
ットアップ時の基本画面の例を示す。この実施の形態に
おいては、各種セットアップやデモ、あるいはコースの
設定などを行うLCD表示部203を、本体の上部前部
に形成される配置面の中央に配置し、前記電源ボタン2
07を誤操作を軽減するために前記配置面の右端に配置
し、使用頻度のあるSPボタン205とガイドボタン2
06を前記LCD表示部203の片側に隣接配置してい
る。
【0033】また、LCD表示画面210の各表示領域
には、それぞれソフトキー212が対応している。つま
り、この実施の形態では、前記LCD表示画面210を
横長に形成し、この横長のLCD表示画面210の長手
方向に平行となるように複数のキーからなる前記ソフト
キー212を隣接配置し、右側に前記SPボタン205
とガイドボタン206を配置することで、広い衣類投入
口を得るために大きく形成することが困難な前記配置面
を有効活用して、さらに液晶とボタンを多様に組み合わ
せることでボタンの数を必要最小限に止めて、操作性を
損なうことなく、広い衣類投入口を実現している。
【0034】更に、この実施の形態では、ソフトキー2
12をタッチパネルにせず、機械的なスイッチ構造とす
ることで、誤動作を軽減して操作性を向上させている。
【0035】また、前記LCD表示画面210は、前記
ソフトキー212に対応して左右方向に分割された表示
を行うことを基本とし、この分割された各表示部分と前
記ソフトキー212が対応するようになっている。例え
ば、この実施の形態では、前記ソフトキー212を4個
備えており、このソフトキー212に対応して図3に示
す基本画面では、左右に4分割された表示を行う。即
ち、左端のキーを主に画面遷移キーに使用する表示ボタ
ンとし、その他のキーを前記表示ボタンで選択された機
能における設定ボタンが割り当てられるとともに、この
割り当てられた機能の状態表示をも行うようにしてい
る。
【0036】図3の画面210は、LCD表示部203
のセットアップ時の基本画面の例を示している。この場
合、ソフトキー212の一部は、後の図8などで説明す
るように、セットアップ時の表示事項との関係で、説明
事項について購入者の理解、確認を得たことについて了
解あるいは同意を得るための了解スイッチとしての機能
を有する。そして、LCD表示部203の表示画面は、
左右の分割表示を行うことなく横幅一杯の表示エリアを
使うことにより、使用者が認識しやすいガイダンス表示
を可能にしている。もちろん、ソフトキー212との関
係で、ガイダンスにともなう複数の操作が必要な場合
は、分割表示を行うようにする。
【0037】もし、図3の画面210として、後の図1
3などで説明する洗濯スタート前の基本画面(メニュー
画面)が表示された場合には、左端の表示ボタン(ソフ
トキー212の左端ボタン)を押下することで、行程へ
移行させることができ、その右側の設定ボタン(ソフト
キー212の右側3個)はコース選択キー、予約選択キ
ー、風呂水給水選択キーが設定される。この設定ボタン
がどのような機能を備えているかを明確にするために、
この実施の形態では、分割された部分の下辺に機能を表
すタグを表示し、隣接する設定ボタンの機能が分かるよ
うにしている。
【0038】また、この実施の形態では、前記タグの上
部に現在の設定状態を関連付けて表示している。例え
ば、図13の洗濯スタート前の基本画面では、コースが
「標準」、予約が「なし」、風呂水が「すすぎ2まで」
であることを示している。なお、場合によっては、前記
設定ボタンを使用しないケースもあるので、前記設定ボ
タンが設定されていない場合は、タグを表示させないよ
うにしている。
【0039】図4に示すように、洗濯機本体100の制
御装置500は、操作部502、LCD表示部504
(=LCD画面210)、制御部506、アプリケーシ
ョンや音声データ等を記録保持するRAMやROM等の
記憶部508、および送受信部510を備えている。ま
た、音声出力部512(=スピーカー208)、モータ
ー等の駆動部514、各種センサー516、タイマー5
18及び電源520がある。
【0040】記憶装置(記憶部508)のデータベース
は、少なくとも、前記固有情報記録エリア、前記固定デ
モデータ記録エリア、前記追加デモデータ記録エリア、
前記機器設定データベース、及び前記注意事項データベ
ースを備えており、更に、各種運転操作に関するガイド
情報を提供する前記操作ガイドデータベース、及び運転
操作時のエラーに関する情報を提供する前記エラーガイ
ドデータベースを備えているものとする。記憶装置(記
憶部508)の固有情報記録エリアには、製造メーカー
が出荷時に、機器の型式、製造NO.等の情報を機器の
記憶装置に書き込む。これにより、末端の販売店や購入
者は、製品固有の情報の入手が容易になる。固定デモデ
ータ記録エリアには、製造メーカーや上位の販売店が、
製品に適したコマーシャルやデモの情報を入力する。ま
た、販売店では、外部から追加デモデータ記録エリアに
追加デモモードを入力する。これには、販売店固有の割
引価格等の情報も含まれる。販売店では、固定デモデー
タ記録エリアや追加デモデータ記録エリアの情報を取り
出し、これを表示部に表示させ、または音声出力させ
る。また、機器設定データベースには、機器の初期設定
に関する事項のデータが記録される。さらに、注意事項
データベースは、機器の取り扱いに関する注意事項のデ
ータが複数の項目に分かれたデータベースとして構成さ
れている。さらに、前記注意事項データベースに対応し
た音声データベースを備えている。この注意事項データ
は、製造メーカーが出荷時に記憶装置に書き込む。
【0041】データ書き込み装置400には、操作部4
02、LCD表示部404、制御部406、アプリケー
ションやデータを記録保持する記憶部408、および送
受信部410を備えている。
【0042】このデータ書き込み装置400は、洗濯機
本体100の制御装置500の記憶部508にアプリケ
ーションや音声データ等を書き込むための手段である。
データ書き込み装置400は、洗濯機の製造過程で、あ
るいは販売店で、洗濯機本体100のRAMやROM等
の記憶部に必要な情報を書き込むのに用いられる。
【0043】また、顧客納入時に、販売員が洗濯機の初
期設定を行う時やサービス、メンテナンス時のデータ更
新に使用してもよい。例えば、洗濯機本体100の制御
装置500の記憶容量や表示能力には限りがあるので、
顧客の使用形態等を考慮して、データ書き込み装置40
0にあらかじめ用意された複数のガイド、報知モードの
中から適切なものを選んで、洗濯機本体100の制御装
置500に入力するようにしてもよい。
【0044】図5は,故障とエラーの報知システムを示
す図である。この報知システムは、故障とエラーに関し
てROMまたはRAM等の記憶部508上に、信号n1,
n2−−に対応するエラーコード、エラー表示データ、
エラー音声データ等のデーターベース530を持ってい
る。センサーn1〜nからの信号の組み合わせに応じ
て、CPUで実行される報知プログラムはエラー内容を
判断し、表示部404や音声出力部としてのスピーカー
208に出力する。音声データとして重複するものは共
通化を図ることにより、メモリーを効率よく利用するこ
とができる。
【0045】これによると、音声ガイダンスボタン20
6を押すと、LCD画面210に表示されている内容に
ついて音声で発話する。
【0046】さらに、各センサーから得られる異常信号
は、緊急異常信号とその他の異常信号に分けて設定さ
れ、緊急異常信号の場合は、表示と音声を同時に出力す
るようにする。
【0047】このように、本発明によれば、画面状態の
遷移概念ツリーで各種のガイダンスがツリー構造で出力
される画像データと、この画像データにリンクして抽出
可能な音声データとを記録装置に備えている。そして、
所定の画像データが表示部に表示された状態で、音声ボ
タン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の
画像データにリンクした音声データを発声するように構
成されている。
【0048】また、各画像データにリンクした音声デー
タがあれば、この画像データの所定の位置に音声データ
がある旨のマークを表示するように構成されている。
【0049】コースの選択、設定、予約、注意事項に関
しても、各画面ごとのコード番号と共に、ガイド表示デ
ータ、ガイド音声データ等の関係をガイドデータとして
データーベース化し、記憶装置に保持しておくことによ
り、適切なガイド手段を構成することができる。
【0050】次に図6〜図8により、販売店や製品の購
入者が、新しい洗濯機を所定位置に配置し電源を入れた
後に行うデモ表示や初期設定等の処理操作について、説
明する。
【0051】図6において、この実施の形態では、購入
者がセットアップを行ってこれらの内容について確認
(同意)し、ステップ1122の確認(「同意」)され
たことが保存されないと、通常は図7[3]に示す選択画
面を表示する。この選択画面では、固定デモデータ記録
エリア及び追加デモデータ記録エリアに予め設定された
デモモードを選択することができる。例えば、この実施
の形態では、店頭デモ1と店頭デモ2と販売店デモ1の
3つのデモモードがタグ形式で表示され、このデモモー
ドに対応するソフトキーを操作選択することにより、こ
れらのデモモードを実行することができる。
【0052】図6に戻り、この実施の形態では、新たな
情報の追加を受付けるために、洗濯機の電源がいれられ
るとデータの書き込み要求があるか否かを監視し、書き
込み要求があれば、この更新データを受付ける。例え
ば、洗濯機の電源を入れた(S1100)後に、販売店
で、店頭におけるデモのために追加デモデータを洗濯機
の記憶装置に書き込む必要がある場合(S1102)、
データ書き込み装置により外部から店頭広告に適した新
たな情報(追加デモモード)を、追加デモデータ記録エ
リアに入力する。これには、販売店の名前、広告情報等
が含まれる。また、表示方法の設定、例えば表示時間や
順序等の情報も含まれる。
【0053】洗濯機は前記更新データが転送されたかを
確認し(S1126)、確認されれば、保持データの表
示を行って(S1134)、一定時間経過すると電源を
OFFする(S1136)。更新された保持データは、
図8(5)の画面のように表示され、確認できる(S1
134、S1136)。例えば、図8(5)の画面では
店頭デモ1が2000年2月1日に更新され、次に販売
店デモ1、更に店頭デモ2が最新に更新されたことを示
している。これらのデモの内容は「次へ」の操作で確認
することができる。これにより、販売店では、洗濯機の
販売計画に沿って、これらの固定デモデータ記録エリア
及び追加デモデータ記録エリアの広告情報を、適宜編集
することができる。
【0054】また、ステップ1102において、転送要
求があったものの、ステップ1126において、更新デ
ータの転送が確認されず、この状態が一定時間経過する
と、洗濯機は再度のセットアップの指示があったとし
て、ステップ114のセットアップの操作を再度実行す
る。これにより、使用者が再度セットアップしたい場合
に対応することができる。
【0055】次に、この実施の形態では、洗濯機の電源
が入れた後、書き込み要求がないとセットアップが行わ
れたかを判断する(1104)セットアップが行われて
いれば以後のステップを省略して、前記したように、使
用時のメニュー画面を表示し、セットアップが行われて
いなければ前記図7(3)の選択画面を表示する。この
選択画面では、デモモードの指示かあるか否か(S11
08)、固有情報の表示要求があるか否か(S111
0)を監視し、電源が投入されてからの一定時間が経過
(S1112)すると、セットアップの一連の作業に移
行する。これにより、購入者または販売員は、電源を投
入して所定時間経過することにより、セットアップ作業
に移行することができるので、面倒な切り替え作業を行
うことがいらない。なお、前記図7(3)の選択画面な
どにセットアップタグを表示させて、これを選択するこ
とによりセットアップに移行するようにしてもよい。
【0056】また、この実施の形態では、図7(3)の
選択画面でデモモードの指示を行うと(図6の110
8)、デモ内容選択・実行(4)(S1130)で選択
されたデモの実行あるいは更なる下位階層での選択画面
に移行してその選択により当該デモを実行して、一定の
時間、例えば、販売店の営業時間などの設定された一定
時間経過後電源OFFされる。
【0057】図7(4)は、店頭デモ開始画面例の1つ
を示したものであり、この例では、製造メーカーが予め
格納する製品紹介デモであり、最初に「全自動洗濯機
(型式)のご紹介」のガイダンスを表示させて、その
後、この製品の特徴をテキスト文字や静止画、あるいは
動画などを順次表示させるようにしている。もちろん、
音声やバックミュージックを表示に合わせて流すことも
できる。更に、この説明に合わせて、所定の運転や表示
を行うようにしてもよい。
【0058】また、図8(4’)は販売店で入力したデ
モ画面例を示している。この例では、販売店の名前を製
品の表示画面に表示させることができる。同様に、この
製品の価格や販売店のお勧め情報などを表示または音声
を含めて行うことができる。ここで、この画面例では、
表示画面に文字を固定表示させているが、文字数が多く
て表示しきれない場合や、店頭効果を得るために、文字
を左右、あるいは上下に流れるように設定することがで
きる。
【0059】また、この実施の形態では、図7(3)の
選択画面で「他は次ぎへ」を選択して図示しない次画面
を選択して、その次画面で固有情報の表示要求を指示す
ることができる(S1110)。洗濯機は、前記選択が
なされると、例えば、図8(6)に示す固有情報表示画
面を表示する(S1138)。この固有情報表示では、
型式と製造番号と製造年月日が表示される。そして、こ
の表示画面は一定時間後電源OFFされる。
【0060】次に、セットアップについて説明する。洗
濯機の購入者がその洗濯機を所定の位置に設置し、セッ
トアップの処理を行う場合、洗濯機の電源を投入して一
定時間待つことで、洗濯機の表示画面には、図7の
(1)に示したように、「ご使用になる前の準備を始め
ます」などの使用時セットアップ画面が表示される(S
1114)。
【0061】次に、図8の(7)に示したような使用上
の注意事項が同意事項表示画面として、順次表示される
(S1116、S1118)。重要な事項については、
画面への表示と同時に音声出力を行っても良い。そし
て、図8の(8)に示したような各注意事項面の内容に
同意を求める同意事項表示画が、表示される(S112
0)。これらの表示は、洗濯機の購入者が注意事項を理
解し、同意するまで繰り返される(S1114〜S11
24)。同意が得られ、了解スイッチすなわち「同意す
る」に対応するソフトキー212が押された場合、その
ことを洗濯機の記憶装置に保持し、次の設定モードに移
ることができる(S1122)。
【0062】例えば、この実施の形態では、図7の
(1)の画面例の後に、この製品を使用するにあたり是
非とも確認してもらう必要のある情報を順次表示する。
図8の(7)では、使用者が「絶対に分解したり修理・
改造しない」、あるいは、「交流100Vのコンセント
に接続ください」「電源プラグを手で引き抜かないでく
ださい」、「アース線に取りつけてください」「湿気の
多い場所に置かないでください」「回転中の槽に手を入
れないでください」「引火物の取り扱い」等の「設置つ
いて」「安全に使っていただくために」「修理につい
て」に関する情報が表示される。そして、この図8の
(7)では、戻るを操作することにより、1つ前の画面
に戻り、次ぎへの操作により次ぎの画面に遷移させるこ
とができる。
【0063】また、この実施の形態では、前記幾つかの
注意事項の表示が完了すると最後に図8の(8)の同意
事項最終画面が表示される。この画面では、「上記内容
を読んだ上で同意しますか?」との注意事項の確認要求
が出される。これに対し、同意する操作をすれば、次ぎ
の初期設定や概略構造の説明のステップを表示させるこ
とができる。また、同意しないを選択することにより図
6の注意表示再表示選択(S1124)のステップに移
り、図示しない前の画面へ戻るための表示画面を表示さ
せることができる。これにより、使用者は、見忘れた、
見逃した情報を再表示して重要な情報を確実に把握する
ことができる。
【0064】このように、この実施の形態では、使用す
る前に理解する必要のある情報を表示させて、これを確
認しないと、通常の操作ができないので、製造メーカー
から使用者への情報伝達がスムーズとなる。また、この
表示方式によれば、1個、1個の情報を、表示画面に表
示して、それぞれを、順次確認する方式としているの
で、情報伝達が確実となる。更に、この洗濯機では、通
常、販売店(設置業者)が製品を届けて、これを設置す
る。この際に、購入者がセットアップする際に説明を求
められた際に、この順次表示される内容に基づいて販売
店の人が説明できるので、説明の抜けなどを軽減するこ
とができる。
【0065】また、この実施の形態では、特に重要な注
意事項について、最後に同意を求めてセットアップを完
了し、その後の初期設定や概略構造の説明については、
同様な表示方法で順次表示するものの、同意を求めない
こととしているが、これに限定するものではない。安全
性の向上のために是非とも認識している必要のある情報
や各種の設定を、前記セットアップ内に設けることによ
り、更なる安全性の向上が図られる。
【0066】次に、図9〜図14により、初期設定後の
通常の洗濯機使用状態に関する、構成及び動作を説明す
る。
【0067】まず、図9は、洗濯機のLCD表示部50
4(=LCD画面210)における画面状態の遷移概念
ツリーである。通常の使用状態で、洗濯機の電源を入れ
ることにより最初に表示される基本画面600は、コー
スの選択、予約、お湯取に関するものであり、その下位
の画面として、前記左端の表示ボタンを押下すること
で、次の洗い、すすぎ、脱水の画面610が表示され
る。さらに、その下に、オプション画面620として、
ガイド、設定、ご注意の各画面がある。オプション画面
のガイド画面622では、コースの説明、上手なお洗
濯、お手入れの各画面を選択できる。設定画面630で
は、モード、音量、終了音を設定できる。ご注意の画面
632では、取扱説明書に記載の注意事項を表示する。
運転開始に伴い表示される運転画面602は、コース、
行程に関するものである。エラーが発生した場合、エラ
ー表示画面604にエラー内容が表示され、ボタンを押
すとエラー復旧方法の画面608となり、エラーの復旧
方法が表示される。洗濯などのコースが終了すると、終
了表示の画面606となり、使用時間や消費電力量が表
示される。
【0068】次に、図10〜図14により、この実施の
形態における洗濯操作を説明する。図10は、洗濯行程
のスタート前における処理を示すフローチャートであ
る。この実施の形態では、洗濯機の電源ボタン207を
押下すると(S1000)、図13の(1)に示す基本
画面が表示される(S1002)。基本画面では、ソフ
トキーにより「行程」、「コース」、「予約」、「お湯
取」の処理操作を行うことができる。基本画面には、前
回実行した洗濯コースを参照した内容が表示され、特に
指示しなければ、マイコンに記録されている前回実行し
た洗濯コースが設定される。ここで、「行程」ボタンに
関しては、その上部分に、「音声ガイダンス」を示すプ
ロンプタが点灯するので、使用者は、必要に応じてガイ
ドボタン206を押すことにより、「行程」に関してよ
り詳細な「音声ガイダンス」を得ることができる。
【0069】すなわち、音声ガイダンスボタンン206
を押すと、画面に表示されている内容に関して音声で発
話するので、表示仕切れない内容を音声で聞くことがで
きる。したがって、家電製品のように大きな表示装置を
配置することが困難な製品においては有効である。更
に、操作がなれた人には、詳細な表示が煩わしい場合が
あるが、この実施の形態では、操作に馴れた人は表示の
みで、馴れていない人は音声で補足的な内容を知ること
ができる。また、ガイダンスを聞ける場合は、表示に音
声ガイダンスが聞けることを示すプロンプタを点滅させ
るので、操作に対する不満を解消することができる。音
声ガイダンス発声の際、ガイダンスの内容の前に、音声
の始まりを表す音が挿入されているので、聞き逃すのを
軽減できる。
【0070】音声ガイダンスは、長すぎると聞き取りに
くいため、内容の示す意味の区切りを考慮して複数回に
分けて聞けるようにする。例えば、長いものは分割し、
一発話を15秒以下にする。音声ガイダンスに続きがあ
る場合には、その存在を表すために音声により案内する
とともに、表示においてプロンプタが点滅し、続きがあ
ることを知らせる。一つの項目に関して音声ガイダンス
が終了した場合には、音声によりその旨を伝え、かつ、
表示におけるプロンプテタも点灯に変わる。音声ガイダ
ンスが終了した後にもう一度聞きたい場合は、「教えて
ボタン」をもう一度押す。音声補助モードでは、選択押
し下げされたボタン内容を復唱する。
【0071】図13、図14は、各種の表示内容を示し
ている。図13中、(3)図は、オプション画面、
(4)は各種ガイド画面、(5)図から(8)図及び図
14(16)は詳細なガイドまたはオプション画面であ
り、(5)図が節水ガイド、(6)図は洗剤ガイド、
(7)メンテナンスガイド、(8)図は音声設定画面、
図14(16)図は累計時間設定画面である。
【0072】ここで「行程」ボタンに関しては、その上
部分に「音声ガイダンス」を示すプロンプタがある。使
用者は、このプロンプタの有無により、その処理に関し
てより詳細な「音声ガイダンス」があることを知ること
ができる。
【0073】このように、この実施の形態では、小さな
LCD表示画面210と、少ないソフトキー212を組
合せることにより、多様な操作の設定と、多様な情報を
表すことができる。
【0074】そして、スタートボタン(SPボタン20
5)が押されると(S1004)、図14の(10)の
運転開始画面が表示される(S1006)。そして、前
回設定されていた内容で運転が開始される。例えば、図
14(10)の画面では、前回行った「お湯取すすぎ
1」「洗い12分」「すすぎ注水2」「脱水5分」の標
準コースが水量68Lで実行されることを示している。
【0075】もし、設定を変更する場合は、設定ボタン
(ソフトキー212の右側3個)の押し下げがある場
合、設定値の保存処理がなされる(S1008、S10
10)。そして、設定に伴う画面表示として、図13の
(1)(2)がなされるとともに、音声によるフィード
バックがなされる(S1012)。また、表示ボタン
(ソフトキー212の左端個)の押し下げがあった場合
(S1014)、画面表示の更新と、音声によるフィー
ドバックがなされる(S1016)。以下、同様の処理
を繰り返し、スタートボタン(SPボタン205)が押
し下げられることで更新された設定内容で運転を開始す
る。
【0076】なお、スタートボタン(SPボタン20
5)によりの押し下げが一定時間ないときは、電源をオ
フにする(S1018、S1020)。更に、この実施
の形態では、スタートボタン(SPボタン205)が押
し下げられて運転を行っている最中でも、一時停止ボタ
ン(SPボタン205)が押されることで、運転内容を
更新することができる。そして、この更新された設定内
容はスタートボタン(SPボタン205)を再度押し下
げられることで実行される。
【0077】次に、図11により、洗濯行程スタート後
における処理のフローチャートを示す。スタート一時停
止ボタン(以下SPボタン)が押し下げられると(S1
046)、布量、布質のセンシング処理がなされる(S
1042)。次に、音声補助モードの設定を行うと(S
1046)、設定されたコース内容が音声により復唱さ
れる(S1048)。次に、洗濯内容(図14の(1
0))が表示される(S1050)。SPボタン押し下
げ後、一定時間経過すると(S1052)、図14の
(11)の洗剤量画面が3秒間表示される(S105
4、56)。その後SPボタンの押し下げが無かった
(S1058)、設定変更画面を表示し、蓋閉画面を表
示する(S1060、S1062)。蓋が閉じていれ
ば、洗い蓋閉画面(図14の(12))が表示される。
以下、洗い行程が終了するまで、同様の処理を繰り返す
(S1064、S1066)。蓋が開いていれば、洗い
蓋開画面を表示し(S1068)、洗剤量表示の指示が
あれば、洗剤量表示画面の処理に戻る(S1070)。
もし、する。洗剤量表示の指示がなければ、SPボタン
の押し下げの有無を確認する(S1072)。SPボタ
ンの押し下げが無ければ、SPボタンの押し下げの処理
(S1058)に戻る。有れば、一時停止し、エラー表
示を行う(S1074)。ステップ1058でSPボタ
ンの押し下げがあれば、設定変更画面を表示し(S10
76)、設定入力処理を行い(S1078)、SPボタ
ンが押されたことを検知して終了と判断し、一定時間経
過後運転を停止する(S1080〜S1084)。
【0078】次に、エラー発生時における処理のフロー
を図12で説明する。図4に示す各種センサ516を介
してエラーが発生すると、制御部506は、各種センサ
516から発信される信号からエラーコードと表示デー
タを呼び出し、図14の(14)(15)に示すような
エラー画面を表示する(S1200,S1202)。例
えば、(14)図は風呂水についてのエラー表示を示し
ている。(14)図では、エラがエラーコード「E6」
で、その内容が「風呂水を正しく給水しません」である
ことを示している。そして、エラーコード「E6」の下
部に次ぎへのタグが表示され、表示ボタン(ソフトキー
212の左端ボタン)を押下することで、次のガイダン
スがあることを示している。この表示ボタンを押下する
と、(15)図のようなガイダンスが表示される。この
(15)図もまたタグが表示されるので、更にガイダン
スがあることを示している。
【0079】もし、画面に音声マークがあり、音声ガイ
ダンスボタンの押し下げがあれば、音声ガイダンスの発
声処理を行う(S1204,S1206)。さらに、表
示ボタン(ソフトキーの左端ボタン)の押し下げがあれ
ば(S1208)、表示内容の更新処理(図14の(1
5))を行う(S1210)。一定時間経過するまで、
この処理を繰り返し、一定時間経過前にSPボタンの押
し下げがあれば、運転を再開し、無ければ、電源をオフ
にする(S1208〜S1218)。
【0080】本発明によれば、各種のガイダンス情報や
センサーで検知した異常情報を液晶表示部に表示し、こ
の表示内容に関連して記録される音声データから、必要
により音声データを出力させて良好な操作環境を得るよ
うにしている。すなわち、各種のガイダンスが、図9に
示したようなツリー構造で出力される画像データと、こ
の画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記
録装置に備えている。そして、所定の画像データが表示
部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン
(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像
データにリンクした音声データを発声するようにする。
洗濯機の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に
応じて使い分けることができる。従って、使用者にとっ
て良好な操作性を提供することができる。
【0081】次に、本発明を家庭用の掃除機に適用した
例について、説明する。図15は、本発明を掃除機に適
用した実施例である。700は掃除機本体、720は置
き台兼充電台、740はデータ書き込み装置である。掃
除機本体700は、本体部702と、吸い込み口703
と、延長管704と、ホース705を備えている。本体
702は、操作表示部706、送受信部707、スピー
カー708を備えている。また、吸い込み口703の上
端に設けられた手元ハンドル部710には、操作表示部
711、送受信部712、スピーカー713が設けられ
ている。置き台兼充電台720には、掃除機本体700
の本体部702を保持する凹部721、操作表示部72
2、送受信部723が設けられている。また、この実施
の形態では、置き台兼充電台720は、データ変換装置
を有する送受信部725とケーブル724を介してテレ
ビなどの表示装置726を接続されている。データ書き
込み装置740は、例えばノートパソコンやより小型の
モバイルコンピュータなどの本体部741と、送受信部
742によって構成される。
【0082】図16に示すように、掃除機本体700
は、制御部750、ROM751やRAM752などの
記憶部、各種センサー753、ファンモーター駆動部7
54、アンプ付スピーカー755、LCD等の表示部7
56、タイマー757、送受信部758、電源部759
を備えている。制御部750はマイクロコンピュータの
CPUとOSやアプリケーションなどのプログラムによ
り実現される。
【0083】掃除機の記憶部のデータベースは、少なく
とも、固有情報記録エリア、固定デモデータ記録エリ
ア、追加デモデータ記録エリア、掃除機設定データベー
ス、及び注意事項データベースを備えており、各種運転
操作に関するガイド情報を提供する操作ガイドデータベ
ース、及び運転操作時のエラーに関する情報を提供する
エラーガイドデータベースを備えている。記憶部の固有
情報記録エリアには、製造メーカーが出荷時に、掃除機
の型式、製造NO.等の情報を掃除機の記憶部に書き込
む。これにより、末端の販売店や購入者は、その掃除機
固有の情報の入手が容易になる。
【0084】次に、固定デモデータ記録エリアには、製
造メーカーや上位の販売店が、製品に適したコマーシャ
ルやデモの情報を入力する。また、販売店では、外部か
ら追加デモデータ記録エリアに追加デモモードを入力す
る。これには、販売店固有の割引価格等の情報も含まれ
る。販売店では、固定デモデータ記録エリアや追加デモ
データ記録エリアの情報を取り出し、これを表示部に表
示させ、または音声出力させる。また、機器設定データ
ベースには、掃除機の初期設定に関する事項のデータが
記録される。さらに、注意事項データベースは、掃除機
の取り扱いに関する注意事項のデータが複数の項目に分
かれたデータベースとして構成されている。さらに、前
記注意事項データベースに対応した音声データベースを
備えている。この注意事項データは、製造メーカーが出
荷時に記憶部に書き込む。
【0085】手元ハンドル7部710,置き台兼充電台
720及びデータ書き込み装置740も同様の構成を備
えている。送受信部725のデータ変換装置727は、
マイクロコンピュータのCPUとメモリーやOS、アプ
リケーションなどのプログラムにより実現される。
【0086】掃除機本体700は、手元ハンドル7部7
10,置き台兼充電台720、送受信部725のデータ
変換装置727、及びデータ書き込み装置740と、そ
れぞれ非接触の通信が可能に構成されている。
【0087】この実施の形態の掃除機は、前記掃除機本
体700と吸い込み口703に電源(電池)759を備
えることで、家庭内配線から電源コードを介して接続す
ることなくコードレスで動作させることができる。この
ため、この実施の形態では、前記掃除機本体700に充
電を行うために置き台兼充電台720を設けている。こ
の置き台兼充電台720にセットする場合は、掃除機本
体700を背面を床面に設置する姿勢とし、この掃除機
本体700に延長管704を背負うように取り付けて、
前記置き台兼充電台720にセットする。即ち、掃除機
は、置き台兼充電台720の後方に掃除機本体700の
上面を手前にする縦姿勢で設置し、その前部に吸い込み
口703が設置される姿勢でセットさせる。
【0088】そして、この実施の形態では、手元ハンド
ル部710と掃除機本体700と置き台兼充電台720
に操作表示部711、706,722が設けられる。こ
こで、前記手元ハンドル部710の操作表示部711に
は通常の運転で確認が必要な情報やエラーの表示や音声
を行い、各種のガイダンスやメンテナンス情報を他の操
作表示部706,722で表示または音声で行うように
している。この実施の形態では、充電式を採用している
ため、大きな表示が設けられる置き台兼充電台720に
操作表示部722を設け、この操作表示部722に各種
のガイダンスやメンテナンス情報を表示するようにす
る。更に、この実施の形態では、掃除機本体700に操
作表示部706を設けることで、置き台兼充電台720
から離れた位置でも各種のメンテナンスやガイダンス情
報を知ることができる。更に加えて、この実施の形態で
は、前記置き台兼充電台720を介して、テレビ726
と接続することで、各種の設定やガイダンスを大きな画
面を介して設定したり知ることができる。
【0089】なお、この実施の形態では充電式を採用し
ているために置き台兼充電台720を採用しているが、
通常の家庭内配線を介して電源供給を受ける掃除機にお
いては、前記掃除機本体700の操作表示部756を介
して各種のメンテナンスや設定を行えばよい。更にテレ
ビ726と接続する場合は、この掃除機本体700とデ
ータ変換装置727と接続すればよい。
【0090】図17に示すように、手元ハンドル部71
0の表示部711は、タッチパネル機能を備えた液晶表
示装置であり、メッセージ表示部714.強、中、弱や
切/チェックボタン等のソフトキー716、おしえてボ
タン718を有している。この構造を備えることによ
り、この実施の形態では、前記表示部711を反転させ
ることができる。図15に示すように清掃している状態
では使用者からみてソフトキー716が手前(上方位
置)となるように表示し、前記置き台兼充電台720に
設置したスタンバイ状態では、前記ソフトキー716が
下方となるように画面を反転させることができる。この
反転する方法としては、前記手元ハンドル部710に図
示しない画面反転スイッチを設けたりすることでもよう
いが、この実施の形態では掃除機本体700と置き台兼
充電台720の接続部に接続した状態で反転するスイッ
チを設けることで、前記清掃状態とスタンバイ状態での
画面を反転させることができる。
【0091】また、この実施の形態では、表示部711
全体を反転表示させる構造としているが、メッセージ表
示部714以外を機械的なスイッチとし、メッセージ表
示部714のみを液晶表示部として反転表示させるよう
にしてもよい。
【0092】掃除機の実施例においても、図5で説明し
たような故障とエラーの報知システムを有している。ま
た、LCD表示部は、図9で説明したような画面状態の
遷移ツリー構造を有する。
【0093】次に図18〜図19により、販売店や製品
の購入者が、新しい掃除機を所定位置に配置し電源を入
れた後に行うデモ表示や初期設定等の処理操作につい
て、説明する。ここで、図18のフローにおいて、セッ
トアップ表示(1)の前に、図6のステップ1102及
びステップ1104を省略して示している。
【0094】図18において、掃除機の電源を入れた
(S1400)後に、販売店で、店頭におけるデモのた
めに追加デモデータを掃除機の記憶装置に書き込む必要
がある場合には、データ書き込み装置により外部から店
頭広告に適した新たな情報(追加デモモード)を、追加
デモデータ記録エリアに入力する。これには、販売店の
名前、広告情報等が含まれる。また、表示方法の設定、
例えば表示時間や順序等の情報も含まれる。販売店で
は、掃除機の販売計画に沿って、これらの固定デモデー
タ記録エリア及び追加デモデータ記録エリアの広告情報
を、適宜編集する。
【0095】セットアップ時、すなわち最初の使用時に
掃除機の電源を入れた後、通常(データ書き込み装置を
接続しない)は図17の(a)の使用時セットアップ画
面711が表示装置に表示される。この状態から、次ぎ
への操作により図示しないデモモード指示と固有情報の
要求の選択画面が表示される。この選択画面でモードの
指示(S1404)または固有情報の要求(S141
0)を選定できる。
【0096】例えば、デモモードの指示を行えば、図1
9(3)の上段の表示がなされて、「OK」操作の確認
のもとに、その下段のデモモードの内容を選択画面が表
示される。この実施例では、デモ1、2の2つのモード
を選択できる(S1406)。この1つのモードが選択
されると、その内容が表示画面に表示される(S140
8)。例えば、図19の(4)に1つのデモモードであ
る製品紹介モードの最初の画面を示している。このデモ
モ―ドは一定時間行われ、その後電OFFする。なお、
デモモードを途中で中止する場合は前記ソフトキー71
6の切を2度押しすることで中止することができる。
【0097】また、例えば、前記選択画面で固有情報の
提示が求められた場合には(S1410)、その掃除機
固有の情報の画面が表示装置に一定時間表示される(S
1412、S1414)。
【0098】さて、このようなデモデータを備えた掃除
機であっても、広い店頭では、その小さな操作表示部で
は効果のあるデモ表示が望めないケースがある。このよ
うな場合は、前記充電台721または掃除機本体702
と大きな表示装置726とを表示装置側送受信部725
を介して接続することで、前記大きな表示装置626の
表示画面部に効果のあるデモ表示が可能となる。これに
より、デモ効果を大きく向上することができる。
【0099】次ぎに、購入者のセットアップについて説
明する。この実施の形態では、前記した図示しないデモ
モード指示と固有情報の要求の選択画面を表示した後、
電源投入から一定時間経過する(S1416)と、掃除
機の表示画面には、図19の(7)に示したような使用
上の注意事項が同意事項表示画面として、順次表示され
る(S1418、S1420)。この際、電源投入から
一定時間をカウントする変わりに、前記選択画面に購入
者セットアップボタンを設けてステップ1418に進む
ようにしてもよい。前記重要な事項については、画面へ
の表示と同時に音声出力を行っても良い。そして、図1
9の(8)に示したような各注意事項面の内容に同意を
求める同意事項表示画が、表示される(S1422)。
これらの表示は、掃除機の購入者が注意事項を理解し、
同意するまで繰り返される(S1404〜S142
2)。同意が得られ、了解スイッチすなわち「同意す
る」に対応するソフトキー212が押された場合、その
ことを掃除機の記憶部に保持し(S1424)、次の設
定モードに移る(S1426)。この実施の形態もま
た、掃除機の記憶部に同意の内容が保持されると、以後
の操作で電源が投入されると、この図18で省略された
図6のステップ1104のステップにおいて、セットア
ップ済みと判断され、電源投入されるとステップ142
6からフローが実行される。
【0100】また、使用上の注意事項として、図19
(7)に「分解・修理・改造しない」などの前記洗濯機
と同様な注意事項が順次表示される。しかし、家電製品
においては、共通する注意事項、例えば、先の「分解・
修理・改造しない」や「電源プラグの取り扱い」「設置
保管場所(湿気)」「引火物」などがあるが、製品特有
のものもある。例えば、この掃除機においては「引火物
の吸引禁止」などが盛り込まれている。更に、この実施
の形態も前記洗濯機と同様に、戻ると次ぎへの操作で表
示画面を進めたり戻したりすることができ、更に、同意
しない場合は、所定の表示画面から見なおすことができ
る。
【0101】次に、図20〜図24により、初期設定後
の通常の掃除機使用状態に関する、構成及び動作を説明
する。
【0102】図20で、掃除行程のスタート前のチェッ
ク表示の処理のフローを説明する。ソフトキー716の
切/チェックボタンが押し下げられ(S1600)、ス
タンバイ状態であれば液晶表示を上下反転させて表示す
る(S1604)。スタンバイ状態で無い、たとえば使
用中であれば、液晶表示を正立位置で表示する(S16
06)。すなわち、スタンバイ状態か否かによって、ス
タンバイ状態では表示を上下反転し、動作状態では液晶
の表示方向を正立位置とする。
【0103】次に、図21で掃除行程のスタート後の処
理のフローを説明する。運転ボタンが押し下げられたと
き(S1700)、設定されたコースを表示し(S17
02)、運転時間のカウントを開始する(S170
4)。さらに、センサーによりパワー制御を行う(S1
706)。電池容量が十分に無いときは、モーターのパ
ワーを低下させ、充電促進メッセージ及び残り時間を表
示し(図23)、かつ、それらの内容についての音声に
よる発声も行う(S1708〜S1712)。この表示
に従って運転停止の指示がされた時は運転を停止させる
(S1708〜S1716)。運転停止の指示がされな
い場合は、電池容量のある限り運転後、運転を停止する
(S1718)。
【0104】一方、電池容量が十分にある時は電池容量
を表示し(S1720)、センサーにより検知したフィ
ルターの容量を表示する(S1722)。次に、フィル
ター交換が必要か判断し(S1724)、必要な場合に
は、モーターのパワーを低下させ(S1726)、フィ
ルター交換の促進メッセージを表示し(図24)、経過
日数表示を行い、かつ、それらの内容についての音声に
よる発声も行う(S1728)。この表示に従って運転
停止の指示がされた時は運転を停止させる(S173
2)。運転停止の指示がされない場合は、前記表示を続
ける。フィルター交換が必要で無い場合には、おしえて
ボタンが押し下げられたか判断し、押し下げられている
場合にはモーターのパワーを低下させ(S1736)、
運転状態を音声で発声し(S1738)、モーターパワ
ーを復帰させる(S1740)。そして、運転停止した
かを判断し、停止でない場合には、最初の処理に戻る。
運転停止の指示が出ている場合には、運転を停止し、ス
タンバイ状態の表示を行う(S1746)。
【0105】このように、この実施の形態では、センサ
ーを介してメンテナンス情報を表示したり発声したりす
る場合や、おしえてボタンが押下された場合には、モー
タパワーを一時的に低くするようにしている。これによ
り、利用者にエラーが発生したことを認識させることが
できるとともに、運転音を下げることで発声音を聞き取
りやすくしている。
【0106】次に、図22で,掃除機行程スタート後に
エラーメッセージを表示する処理のフローを説明する。
運転ボタンが押し下げられると(S1800)、内部に
異常があるかチェックし(S1802)、異常ありの場
合、運転を停止するとともに、エラー表示を行い、か
つ、ブザー音を発声する。これにより、利用者はいち早
く異常を確認することができる。そして、このフローを
運転の再開まで続ける(S1804、S1810)。こ
こで、この実施の形態では、掃除機は、稼動中の騒音が
他の家電品に比べて大きいため、この実施の形態では、
運転を停止することにより、ブザー音を聞き取り易くし
てエラーの発生をいち早く知らせるようにしている。
【0107】運転の再開後は、再度、内部に異常あるか
のチェックに戻る。内部異常の無い場合、通常運転を行
う(S1812)。この処理を運転停止まで繰り返し、
運転停止指示に伴って、切/チェックボタンを押し下げ
られると、運転を停止する(S1818)。
【0108】図23、図24に、フィルターの汚れ状態
や、充電促進メッセージ、及び異常加熱のエラーメッセ
ージの表示例を示す。例えば、図23の上段はスタンバ
イ状態でのメッセージ表示部714の表示例を示してい
る。この実施の形態では、メッセージ表示部714の上
段に充電池の残量を表示する充電池充電状態表示エリ
ア、その下方に集塵フイルターの容量を表示するフイル
ター汚れ状態表示エリア、その下方に停止時には各種の
情報を表示し、運転時には集塵状態表示を行う数値表示
/集塵状態エリア、最下部には強、中、弱等の運転モー
ドを表示する運転モード表示エリアを備えている。
【0109】そして、図23の上段に示すスタンバイ状
態では、何かのスイッチが押下されると消灯状態から一
定時間左側の画面を表示して、更に右側の画面を表示し
て消灯する表示例を示している。この画面から、充電容
量が十分であり紙パック(集塵フイルタ)は残量がある
ことがわかる。また、この実施の形態では、タイマによ
り停止してから日時や紙パック交換日時をカウントして
おり、この内容が「前回掃除してから3日」と表示さ
れ、そろそろ掃除をするが必要、あるいは、交換からの
日時を表示することで利用者に利用に際してのガイダン
スが表示される。
【0110】更に、図23の左側は充電を促すガイダン
ス表示をしめしている。この画面によれば、充電が必要
であり、残り時間3分しか運転できないことが分かる。
また、右側の画面は、エラーメッセージの表示画面であ
る。
【0111】また、図24は通常の運転状態の表示画面
を示している。例えば、運転状態では、前記数値表示/
集塵状態エリアに集塵フイルタの状態を表すアニメーシ
ョンが表示される。即ち、通常は、左側の画面例のよう
に、ゴミを表す点が吸われるアニメーションが表示さ
れ、視覚的にゴミが正常に吸われる状態を知ることがで
きる。一方、ある程度ゴミがいっぱいになると真ん中の
画面例に変化し、更に紙パックの交換が必要になると右
側の表示画面に変わり紙パックの交換を促すガイダンス
が表示される。
【0112】この実施例でも、各種のガイダンスが、ツ
リー構造で出力される画像データと、この画像データに
リンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えて
いる。そして、所定の画像データが表示部に表示された
状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえてボタ
ン)を押下することで、この所定の画像データにリンク
した音声データを発声するようにする。掃除機の操作に
関して、使用者は視覚的と音声を必要に応じて使い分け
ることができる。従って、使用者にとって良好な操作性
を提供することができる。
【0113】次に、本発明を家庭用空調機に適用した実
施例について、図25〜図35で説明する。空調機(エ
アコン)は、図25の装置外観図に示すように、室内機
810、室外機820、リモコン830、及びデータ書
込装置400を備えている。リモコン830には、「お
しえて」ボタン860が設けられている。
【0114】図26に示すように、室内機810は、制
御部としてのCPU811、アプリケーションや音声デ
ータ等を記録保持するROM812及びRAM813、
操作部814、センサー815、および送受信部816
を備えている。また、室外機820は、この空調機の主
たる制御を行うエンジンCPU821、圧縮機等の駆動
部822、RAM823及びROM824、各種センサ
ー825、及び電源826がある。さらに、リモコン8
30には、リモコンCPU831、LCD表示部83
2、電源833、操作部834、RAM 835及びR
OM 836、スピーカー837、信号入力端子83
8、及び送受信部839がある。
【0115】記憶装置のデータベースは、少なくとも、
固有情報記録エリア、固定デモデータ記録エリア、追加
デモデータ記録エリア、機器設定データベース、及び注
意事項データベースを備えており、各種運転操作に関す
るガイド情報を提供する操作ガイドデータベース、及び
運転操作時のエラーに関する情報を提供するエラーガイ
ドデータベースを備えている。
【0116】記憶装置の固有情報記録エリアには、製造
メーカーが出荷時に、機器の型式、製造NO.等の情報
を機器の記憶装置に書き込む。これにより、末端の販売
店や購入者は、製品固有の情報の入手が容易になる。
【0117】次に、固定デモデータ記録エリアには、製
造メーカーや上位の販売店が、製品に適したコマーシャ
ルやデモの情報を入力する。また、販売店では、外部か
ら追加デモデータ記録エリアに追加デモモードを入力す
る。これには、販売店固有の割引価格等の情報も含まれ
る。販売店では、固定デモデータ記録エリアや追加デモ
データ記録エリアの情報を取り出し、これを表示部に表
示させ、または音声出力させる。また、機器設定データ
ベースには、機器の初期設定に関する事項のデータが記
録される。さらに、注意事項データベースは、機器の取
り扱いに関する注意事項のデータが複数の項目に分かれ
たデータベースとして構成されており、音声データも含
んでいる。この注意事項データは、製造メーカーが出荷
時に記憶装置に書き込む。
【0118】リモコン830は、前記信号入力端子83
8を介してデータ書込装置840(図1のデータ書込装
置400)と接続することで、このデータ書き込み装置
840から各種の情報や詳細な設定データを取り込ん
で、送受信部839を介して室内機810に入力するこ
とができる。(この逆に室内機810のデータをデータ
書込装置840に取り込むこともができる)これによ
り、各種の情報をリモコン830を介して入出力するこ
とができるので、接続が容易となる。
【0119】なお、この実施の形態では、室内機810
と直接双方向の送受信が可能な送受信付きデータ書込装
置850に備えている。これによりリモコン830を使
わないでデータの書き込み/読み込みが可能である。
【0120】また、前記リモコン830は、操作部83
4におしえてボタン860を備えており、このおしえて
ボタン860を押下することで、このリモコン830と
室内機810との双方向の送受信が可能となる。
【0121】図27において、この実施の形態では、リ
モコン830は、縦長の大きな表示画面832を備え、
その下方に横長の運転/停止ボタン、その下方に横列に
配置された暖房ボタン、除湿ボタン、冷房ボタンからな
る運転モードボタン群、その下方に左右振り分けられて
配置された室温ボタンと湿度ボタン、その下方に配置さ
れるおしえてボタンと設定ボタン、最下部にスピーカ8
37を配置している。リモコン830の表示画面832
は、空調機本体からの入力エリア832Aと操作設定エ
リア832Bとを有している。837Aは音量のボリュ
ーム調整ダイヤルである。
【0122】更に、この実施の形態では、図27(b)
に示したように、リモコン8300の下部1/2が開閉
蓋830Aになっており、この開閉蓋830Aを開閉す
ることで、その蓋内に設けられた各種の詳細設定操作ス
イッチ834Aを操作することができる。
【0123】次に、図28〜図29により、リモコンを
介して空調機のデモ、初期設定を行う方法に関する実施
例を説明する。この実施の形態においても前記図18と
同様なフローでデモモード及びセットアップを行うこと
ができるので、個々では、概略的な説明にとどめ、表示
画面などの説明は省略する。また、この実施の形態で
は、使用者によって操作されるリモコン830の表示画
面832にデモやセットアップにおける各種の情報表示
を行い、前記室内機810の表示部817には、例え
ば、デモモードにおける効果的な演出や説明に必要な動
作表示を行うようにする。
【0124】即ち、図28において、空調機の電源を入
れた(S2200)後に、販売店で、店頭におけるデモ
のために追加デモデータを空調機の記憶装置に書き込む
必要がある場合には、データ書き込み装置により外部か
ら店頭広告に適した新たな情報(追加デモモード)を、
追加デモデータ記録エリアに入力する。これには、販売
店の名前、広告情報等が含まれる。また、表示方法の設
定、例えば表示時間や順序等の情報も含まれる。販売店
では、空調機の販売計画に沿って、これらの固定デモデ
ータ記録エリア及び追加デモデータ記録エリアの広告情
報を、適宜編集する。
【0125】セットアップ時、すなわち最初の使用時に
空調機の電源を入れた後、通常(データ書き込み装置を
接続しない)は図17の(1)の使用時セットアップ画
面711と同様な表示画面が表示装置に表示される(S
2202)。この状態から、次ぎへの操作により図示し
ないデモモード指示と固有情報の要求の選択画面が表示
される。この選択画面でモードの指示(S2204)ま
たは固有情報の要求(S2210)を選定できる。
【0126】もし、デモなどの処理を行いたい場合は
(S2204)、デモ選択画面により、デモ内容を選択
し(S2206)、実行する(S2208)。店頭での
デモを行う場合には、図29に示したようなデモ開始画
面832が空調機のリモコン830に一定時間表示され
る。もし、固有情報の提示が求められた場合には(S2
210)、その空調機固有の情報の画面が表示装置に一
定時間表示される(S2212、S2214)。
【0127】ここで、本来、空調機は、図25に示す室
外機820と室内機810を冷媒配管や信号配線で連結
することで運転が可能なものであるが、店頭において、
このような結線を行うことは困難である。そこで、この
実施の形態では、図29に示すように、室内機810に
コンバータ818を連結してデモ可能な構成を実現して
いる。そして、前記リモコン830にデータ書込装置8
40を連結することで、各種の情報を入力したり、ある
いは設定を行うことができる。そして、通常のデモモー
ドでは、前記データ書込装置840の連結を外し、前記
室内機810に近接してリモコン830を設置すれば、
このリモコン830のの表示画面を介してデモモードの
説明や音声ガイダンスを提供することができる。更に
は、このデモモードのフローにともなって、室内機81
0を説明に連動して動作させることも示している。例え
ば、図29では、デモモードに連動して室内機810の
表示部が多様に点灯する状態を示している。また、リモ
コンの表示画面は、上下に2分割され、上部の表示部に
デモモードを示す店頭モードが表示され、下部の表示部
に各種の情報が表示されるので、現在の動作状態が分か
りやすい。
【0128】次ぎに、購入者のセットアップについて説
明する。この実施の形態では、前記した図示しないデモ
モード指示と固有情報の要求の選択画面を表示した後、
一定時間経過後(S2216)、空調機の表示画面に
は、使用上の注意事項が同意事項表示画面として、順次
表示される(S2218、S2220)。重要な事項に
ついては、画面への表示と同時に音声出力を行っても良
い。そして、各注意事項面の内容に同意を求める同意事
項表示画が、表示される(S2222)。これらの表示
は、空調機の購入者が注意事項を理解し、同意するまで
繰り返される(S2204〜S2222)。同意が得ら
れ、了解スイッチすなわち「同意する」に対応するキー
が押された場合、そのことを空調機の記憶部に保持し
(S2224)、次の設定モードに移る(S222
6)。この実施の形態もまた、記憶部に同意の内容が保
持されると、以後の操作で電源が投入されると、この図
28で省略された図6のステップ1104のステップに
おいて、セットアップ済みと判断され、電源投入される
とステップ2226からフローが実行される。
【0129】また、使用上の注意事項として、「分解・
修理・改造しない」や「電源プラグの取り扱い」「設置
保管場所(室外機)」「引火物」などがあるが、製品特
有のものもある。例えば、このこの空調機においては
「吸込口や吹出口を塞がない」などが盛り込まれてい
る。
【0130】次に、図30〜図35により、初期設定後
の通常の空調機使用状態に関する、構成及び動作を説明
する。
【0131】図30は、空調機のスタート後における処
理のフローチャートを示す。この実施の形態では、リモ
コンからの操作で電源をオンにすると(S2400)、
基本画面が表示される(S2402)。以下、ボタン操
作に応じた表示と、それに伴う操作、処理がなされる。
【0132】更に、表示画面は、図31から図34に示
すような表示画面を表示可能な上下に2分割された表示
部を備えている。この表示部は、上部の帯状表示エリア
と下部の主表示エリアから構成される。そして、前記帯
状表示エリアには、運転状態表示状態に置いては、室内
機810から得られた状態情報を表示し、ガイダンスや
エラー表示の場合は、主表示エリアの表示内容のタイト
ル項目を表示する。また、前記主表示エリアには、運転
状態表示状態に置いては、リモコンから設定した設定値
が表示され、ガイダンスやエラー表示の場合は、詳細ガ
イダンスやエラーの詳細情報が表示される。
【0133】この実施例でも、図5で説明したような、
各種のガイダンスがツリー構造で出力される画像データ
と、この画像データにリンクして抽出可能な音声データ
とを記録装置に備えている。
【0134】そして、所定の画像データが表示部に表示
された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえ
てボタン)を押下することで、この所定の画像データに
リンクした音声データを発声するようにする。リモコン
830の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に
応じて使い分けることができる。従って、使用者にとっ
て良好な操作性を提供することができる。
【0135】例えば、図31は、リモコン830の基本
操作画面を示している。リモコン830の運転/停止ボ
タンが押下されると、リモコン830は(1)の画面を
表示するとともに、その運転モードを開始するように室
内機810に開始信号を送信する。
【0136】例えば、この(1)の画面例では運転状態
設定が空気清浄であることを示している。この状態で、
所定時間経過すると(2)のガイダンスが表示され、お
しえてボタン860を押すことで詳細なガイダンス情報
を入手することができる旨のガイダンスを促す。そし
て、この状態からおしえてボタン860を押下すると
(3)の詳細画面を表示し、更に(2)または(3)の
画面から所定時間経過したり、あるいはおしえてボタン
860を押下して設定ボタンを押下すると、(4)通常
の設定表示画面が表示され、前記した操作ボタンの操作
による多様な操作が可能となる。
【0137】また、この温度設定モードにおいて、おし
えてボタン860を押下すると図31の(5)のように
現在の温度湿度表示される。この状態では、帯状表示エ
リアに現在の温度と湿度が表示され、主表示エリアには
温度設定を促すガイダンスが表示される。この状態で温
度と湿度ボタンを介して入力すると、その入力結果が主
表示エリアに表示されて(6)のようになる。この状態
から、所定時間経過したり、あるいはおしえてボタン8
60を押下して設定ボタンを押下すると、(7)の通常
の設定表示画面に表示され、前記した操作ボタンの操作
に多様な操作が可能となる。
【0138】また、図32は、タイマー設定モードにお
ける表示画面例をしめしている。この実施の形態では、
設定ボタンを押下すると(8)のタイマの設定画面を表
示することができる。ここで、再度設定ボタンを押下す
ると「入り」「切り」「通常画面」に移行させることが
できる。(8)の画面で所定時間経過すると(9)の時
刻設定のガイダンスが表示され、このガイダンスに沿っ
て時刻を入力すると(10)の確認画面から更に操作を
進めることで、室内機810に送信されたことを確認す
る画面(11)となり、更に所定時間が経過したり、前
記のように終了の操作がなされることで(12)の通常
画面に戻る。
【0139】次に、図33により、エラー発生時におけ
る処理のフローを説明する。エラー発生時には、図34
の(14)に示すようなエラー画面を表示する(S28
02)。もし、おしえてボタンの押し下げがあれば、音
声ガイダンスの発声処理を行う(S2804、S280
6)。一定時間経過するまで、この処理を繰り返し、一
定時間経過前にSPボタンの押し下げがあれば、運転を
再開し、無ければ、電源をオフにする(S2818)。
【0140】図34、図35は、エラー発生時の状態を
示した概念図と表示画面例である。図において、この実
施の形態では、室内機810や室外機820に設けたセ
ンサ815、825からエラー信号が発信されると、室
内機810の表示部817を点滅させてエラー表示がな
される。そして、初期設定により、警報音を室内機81
0から発声させることができる。これにより、利用者は
エラーを視覚的に、あるいは視覚と聴覚を介して知るこ
とができる。この状態で、リモコン830のおしえてボ
タン860を押下することにより、室内機810からエ
ラー内容が送信されて図34の(14)から(15)の
ように表示が変化して、エラーの表示内容を知ることが
できる。この(15)の画面例は、室内機810のフイ
ルタがメズマリした例を示している。
【0141】また、この実施例では、使用者が改善する
ことで解決できるものをエラーと扱い、使用者では解決
できないものを故障として取扱い、この違いを室内機8
10の表示の違い、例えば、点滅の早さや色の違いで表
している。
【0142】更に、リモコン830のスピーカから発声
する音声は、図示しないボリュームツマミで調節するよ
うにしているので、この実施の形態では、表示画面に音
声マークを表示させず、常に発声するようにしている。
もちろん、初期設定などで前記実施例のように音声マッ
クを表示させる方法に変更することができる。
【0143】本実施例でも、各種のガイダンスが、図9
に示したようなツリー構造で出力される画像データと、
この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを
記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表
示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタ
ン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画
像データにリンクした音声データを発声するようにす
る。空調機の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必
要に応じて使い分けることができる。従って、使用者に
とって良好な操作性を提供することができる。
【0144】次に、本発明を家庭用冷蔵庫に適用した実
施例について、図36〜図43で説明する。この実施の
形態に係る冷蔵庫900は、図36の装置外観図に示す
ように、開閉扉902にLCD表示部904及びスピー
カー908を備えている。LCD表示部904は、矢印
で拡大表示して示した表示画面906と、その下部に前
記表示画面906の下辺に沿って横配列されたスイッチ
を有する。
【0145】この実施の形態の冷蔵庫900は5ドアの
開閉扉または引出扉を備えている。即ち、最上部には開
閉扉902を備えた冷蔵室、その下方に引出扉を備えた
野菜室、その下方に引出扉を備えた製氷室と切替室、最
下部に引出扉を備えた冷凍室が配置される。そして、こ
の冷蔵庫900は、使用者の目線に近い前記冷蔵室の開
閉扉902のほぼ中央に、表示画面906を備えたLC
D表示部904が配置されている。
【0146】図37に示すように、冷蔵庫900の本体
910は、既に述べた実施例と同様な、制御部、記憶
部、各種センサー、駆動部、アンプ付スピーカー90
8、LCD等の表示部904、タイマー、送受信部91
2を備えている。制御部はマイクロコンピュータのCP
UとOSやアプリケーションなどのプログラムにより実
現される。また、データ書込装置400も、既に述べた
実施例と同様な、操作部、表示部、記憶部、送受信部4
10を備えている。
【0147】冷蔵庫本体910の記憶部のデータベース
は、少なくとも、固有情報記録エリア、固定デモデータ
記録エリア、追加デモデータ記録エリア、冷蔵庫設定デ
ータベース、及び注意事項データベースを備えており、
各種運転操作に関するガイド情報を提供する操作ガイド
データベース、及び運転操作時のエラーに関する情報を
提供するエラーガイドデータベースを備えている。
【0148】記憶部の固有情報記録エリアには、製造メ
ーカーが出荷時に、冷蔵庫の型式、製造NO.等の情報
を冷蔵庫の記憶部に書き込む。これにより、末端の販売
店や購入者は、製品固有の情報の入手が容易になる。
【0149】次に、固定デモデータ記録エリアには、製
造メーカーや上位の販売店が、製品に適したコマーシャ
ルやデモの情報を入力する。また、販売店では、外部か
ら追加デモデータ記録エリアに追加デモモードを入力す
る。これには、販売店固有の割引価格等の情報も含まれ
る。販売店では、固定デモデータ記録エリアや追加デモ
データ記録エリアの情報を取り出し、これを表示部に表
示させ、または音声出力させる。また、機器設定データ
ベースには、冷蔵庫の初期設定に関する事項のデータが
記録される。さらに、注意事項データベースは、冷蔵庫
の取り扱いに関する注意事項のデータが複数の項目に分
かれたデータベースとして構成されており、音声データ
も含んでいる。この注意事項データは、製造メーカーが
出荷時に記憶装置に書き込む。
【0150】次に、図38〜図39により、冷蔵庫のデ
モ、初期設定を行う方法に関する実施例を説明する。こ
の実施の形態においても前記図18と同様なフローでデ
モモード及びセットアップを行うことができるので、個
々では、概略的な説明にとどめ、表示画面などの説明は
省略する。
【0151】図38において、冷蔵庫の電源を入れた
(S3000)後に、販売店で、店頭におけるデモのた
めに追加デモデータを冷蔵庫の記憶装置に書き込む必要
がある場合には、データ書き込み装置により外部から店
頭広告に適した新たな情報(追加デモモード)を、追加
デモデータ記録エリアに入力する。これには、販売店の
名前、広告情報等が含まれる。また、表示方法の設定、
例えば表示時間や順序等の情報も含まれる。販売店で
は、冷蔵庫機の販売計画に沿って、これらの固定デモデ
ータ記録エリア及び追加デモデータ記録エリアの広告情
報を、適宜編集する。
【0152】セットアップ時、すなわち最初の使用時に
冷蔵庫の電源を入れた後、通常は図39(1)の使用時
セットアップ画面711が表示装置に表示される(S3
002)。もし、デモなどの処理を行いたい場合は(S
3004)、図39の(3)のデモ選択画面により、デ
モ内容を選択し(S3010)、実行する(S301
2)。店頭でのデモを行う場合には、図39の(4)、
(4’)に示したようなデモ開始画面が冷蔵庫の表示装
置に一定時間表示される。
【0153】もし、固有情報の提示が求められた場合に
は(S3006)、図39の(6)に示したようなその
冷蔵庫固有の情報の画面が表示装置に一定時間表示され
る(S3014、S3016)。
【0154】次に、一定時間経過後(S3020)、冷
蔵庫の表示画面には、図39の(7)に示したような使
用上の注意事項が同意事項表示画面として、順次表示さ
れる(S3020、S3022)。重要な事項について
は、画面への表示と同時に音声出力を行っても良い。そ
して、図39の(8)に示したような各注意事項面の内
容に同意を求める同意事項表示画が、表示される(S3
024)。これらの表示は、冷蔵庫の購入者が注意事項
を理解し、同意するまで繰り返される(S3004〜S
3024)。同意が得られ、了解スイッチすなわち「同
意する」に対応するキーが押された場合、そのことを冷
蔵庫の記憶部に保持し(S3026)、図39の(8)
に示したような初期画面に移る(S3028)。
【0155】また、使用上の注意事項として、「分解・
修理・改造しない」や「電源プラグの取り扱い」「設置
保管場所(室外機)」「引火物」などがあるが、製品特
有のものもある。例えば、このこの空調機においては
「引火しやすいものや医薬品は入れない」「ドアにぶら
下がらない」などが盛り込まれている。
【0156】次に、図40〜図43により、初期設定後
の通常の空調機使用状態に関する、構成及び動作を説明
する。
【0157】まず、図40に、この冷蔵庫900の初期
設定のフローチャートを示す。この冷蔵庫900は電源
コードが家庭内電気配線のコンセントに接続され、一定
時間が経過すると、図41に示すような初期画面906
が表示される(S3500)。そして、この初期画面9
06からこの冷蔵庫900の運転モードや変更を行うこ
とができる。通常は、標準的な運転モードが設定されて
いるため、電源コードをコンセントに差し込むことで、
所定時間経過すると、予め初期設定された運転を実行す
る。
【0158】さて、この実施の形態では、図40に示す
ように、温湿度調節、省エネモード設定、切替室設定、
製氷モード設定、その他の設定を行うことができる。
(S2502、S2510)これらの設定は、前記表示
画面906の下辺に沿って横配列されたスイッチを操作
することにより予め設定された表示内容を更新し(S3
512)、前記スイッチにより所定の内容の入力が行わ
れれば(S3514)これを記憶部のデータに更新(S
3516)するとともに表示内容を更新(S3518)
し、所定時間(例えば10秒)が経過すると(S352
0)操作が終了したものとして、これを設定し、セット
アップ表示である基本画面表示に戻し(S3522)、
即ち最初のステップ3500に表示内容を戻す。
【0159】例えば、図41、図42は、前記フローに
おける表示画面例を示したものである。前記表示画面9
06は、横長矩形状の大きさを備え、その表示内容は左
右に大きく3分割されている。即ち、中央に各貯蔵室の
設定とタイマ設定及びおしえての選択エリアが設けら
れ、その右側に前記選択エリアで設定された内容の詳細
情報が表示される詳細表示エリアが設けられ、左側に
は、この冷蔵庫900の運転モードが表示される状態表
示選択エリアが設けられている。
【0160】例えば、表示画面906では、現在、選択
エリアにおいて、冷蔵室が設定され、この冷蔵室が温度
3度で湿度が60%に設定されており、状態表示選択エ
リアにおいては、冷蔵室に設けられたスイングフローが
動作する急冷却が設定されていること示している。これ
らの操作は、各エリアの下方に配置されるスイッチを操
作することで選択設定や数値を変更することができる。
例えば、選択エリアの場合は、その下方のスイッチを押
下するたびに冷蔵室から野菜室、切替室のようにサイク
リックに変更することができる。状態表示選択エリアも
また同様に急冷却、省エネなどのように変更することが
できる。
【0161】更に、前記初期画面906では、選択エリ
アから特定の貯蔵室や機能を選択することにより、
(a)から(d)の設定を行うことができる。
【0162】例えば、図41(a)は冷蔵室が選択され
た表示画面906A1を示している。この表示画面90
6A1では冷蔵室の温度や湿度並びに子供のいたずら操
作を防止するチャイルドロックの設定を行うことができ
る。即ち、前記スイッチ操作により、ロックや温度や湿
度のエリアを選択して設定や数値を変更することにより
これらを設定することができる。例えば、図42(a)
ではチャイルドロックが設定された状態を示し、この設
定確認表示906A2の後、一定時間経過すると新たに
更新された初期画面906A3の画面に戻る。
【0163】また、図41(b)では、冷凍室が設定さ
れた表示画面906B1を示している。この例では、チ
ャイルドロックと製氷が設定され、冷凍室の温度がー1
8度、湿度が80%にそれぞれ設定されていることがわ
かる。この状態から製氷が更に選択されると、図42
(a)の更に詳細な設定画面906B2が表示され、こ
の画面から更に通常製氷、製氷停止、一時停止、おそう
じの設定を行うことができる。そして、例えば、この状
態から例えば一時停止が選択されると一時停止が設定さ
れたことを示す確認画面906B3が所定時間表示さ
れ、この設定内容が更新された初期設定画面に戻され
る。
【0164】更に、図41(c)はタイマーが選択され
た表示画面906C1を示している。この表示画面90
6C1では、更にキッチンタイマーや累計時間表示や使
用電気代表示や日程表等の貯蔵室以外の各種の設定を行
うことができる。この状態から、例えば、キッチンタイ
マーが選択されると、図42の(c)の左側に示すよう
なタイマ画面906C2が表示され前記スイッチの操作
によりタイマー時間を設定してタイマー機能を活用する
ことができる。同様に図42(c)の右側は累計時間表
示が選択された表示画面906C3を示している。これ
らは、前記スイッチの操作により時間やリセットを行う
ことができ、また元の初期画面に戻すことができる。
【0165】更に図41(d)はおしえてが選択された
表示画面906D1を示している。表示画面906D1
では各種のガイダンスを表示させることができる。例え
ば、この画面例では、取扱い説明やチャイルドロックの
説明や上手な活用の仕方やメンテナンス情報などを選択
して更に詳細な情報を表示させることができる。例え
ば、図42(d)には取扱い説明が選択された取扱いメ
ニュー画面906D2を示している。そしてこのメニュ
ー画面906D2から更に温度設定を選択して更に階層
を深くした詳細説明画面906D3を表示させて詳しい
情報を表示させることができる。
【0166】また、前記表示画面例では、音声マークを
図示していないが、この実施の形態に係る冷蔵庫でも、
ツリー構造で構成された各種表示画面にリンクした音声
データが格納されており、この音声データがリンクされ
ている表示画面には音声マークを表示させて前記スイッ
チ内に設けたおしえてボタンを押下することで対応する
音声ガイダンスを発音させることができる。これらの音
声ガイダンスは初期設定により発音させたりさせなくす
ることができる。
【0167】また、この実施の形態では各種センサーを
介して入手した信号によりエラー表示や音声表示を行う
ことができる。図43にエラー発生時の処理のフローチ
ャートである。エラーが発生すると(S3900)、エ
ラー画面が表示される(S3902)。エラーとして、
扉の開放、水タンク渇水、センサー異常、制御異常等の
原因が表示され、それぞれに対応した音声ガイダンスが
出力され、対策が完了したらまたエラー原因表示の画面
にもどる。例えば、扉が解放されたらその旨の音声ガイ
ダンスを発声する。これを対策が完了するまで繰り返
し。対策が完了したら機器の有無をチェックし、損傷が
あれば運転を停止する。扉が解放されていなければ、次
に、水タンクの渇水をチェックし、あれば音声ガイダン
スを発声し、扉開放の場有と同様な処理を行う。同様
に、センサーの異常、制御異常のチェックを行い、なに
も問題がなれば通常運転を継続する。エラーが機器の損
傷を伴う場合には、運転を停止する。エラー原因がなく
なれば、通常運転に復帰する(S3904、S392
0)。
【0168】本実施例でも、各種のガイダンスが、図9
に示したようなツリー構造で出力される画像データと、
この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを
記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表
示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタ
ン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画
像データにリンクした音声データを発声するようにす
る。冷蔵庫の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必
要に応じて使い分けることができる。従って、使用者に
とって良好な操作性を提供することができる。
【0169】
【発明の効果】本発明によれば、家電製品が備えている
大きな表示部や音声装置を有効に利用して、購入者が使
用前に確実に注意事項などの情報を認識できる、家電製
品を提供することができる。
【0170】また、本発明によれば、家電製品が備えて
いる大きな表示部や音声装置を有効に利用して、販売店
が任意のCMを用いて効果的な店頭デモを行うことので
きる家電製品を提供することができる。家庭用機器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る家電製品の初期設定に関する実施
形態の概要を説明する図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る家庭用の洗濯機を上
部前方より見た外観斜視図である。
【図3】図2の洗濯機のLCD表示部における洗濯スタ
ート前の基本画面の例を示す図である。
【図4】図2の洗濯機本体及び入力装置における制御装
置の構成例を示す図である。
【図5】故障とエラーの報知システムの構成を示す図で
ある。
【図6】洗濯機のデモ表示や初期設定等の処理フローを
示す図である。
【図7】図6の処理における代表的な表示画面の例を示
す図である。
【図8】図6の処理における代表的な表示画面の例を示
す図である。
【図9】図2の洗濯機のLCD表示部(=LCD画面)
における画面状態の遷移概念ツリーである。
【図10】図2の洗濯機における洗濯行程のスタート前
における処理を示すフローチャートである。
【図11】洗濯行程スタート後における処理のフローチ
ャートである。
【図12】エラー発生時における処理のフローを説明す
る図である。
【図13】洗濯機のLCD表示部における基本画面を示
す図である。
【図14】洗濯機のLCD表示部における運転開始以降
の表示画面を示す図である。
【図15】本発明の一実施例になる掃除機の外観斜視図
である。
【図16】図15の掃除機本体の制御装置の構成を示す
図である。
【図17】図15の掃除機の手元ハンドル部の表示部の
構成を示す図である。
【図18】掃除機のデモ表示や初期設定等の処理フロー
を示す図である。
【図19】図18の処理における代表的な表示画面の例
を示す図である。
【図20】掃除行程のスタート前のチェック表示の処理
のフローを説明する図である。
【図21】掃除行程のスタート後の処理のフローを説明
する図である。
【図22】掃除機行程スタート後にエラーメッセージを
表示する処理のフローを説明する図である。
【図23】掃除機の表示部における充電促進メッセージ
及び残り時間の表示例を示す図である。
【図24】掃除機の表示部におけるフィルター交換の促
進メッセージの表示例を示す図である。
【図25】本発明の一実施例になる空調機の外観斜視図
である。
【図26】図25の空調機における制御部の構成例を示
す図である。
【図27】図25の空調機におけるリモコンの構成例を
示す図である。
【図28】空調機のデモ表示や初期設定等の処理フロー
を示す図である。
【図29】図28の処理に伴うデモの例を示す図であ
る。
【図30】空調機のスタート後における処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図31】リモコン操作により室温を設定する場合の例
を示す図である。
【図32】タイマーの設定例を示す図である。
【図33】エラー発生時における処理のフローを説明す
る図である。
【図34】エラー画面の例を示す図である。
【図35】エラー発生時における室内機の状態を示す図
である。
【図36】本発明を適用した他の実施例になる冷蔵庫の
装置外観図である。
【図37】図36の冷蔵庫の制御装置の構成例を示す図
である。
【図38】冷蔵庫のデモ表示や初期設定等の処理フロー
を示す図である。
【図39】図38の処理に伴うデモの例を示す図であ
る。
【図40】冷蔵庫の通常運転のフローチャートを示す図
である。
【図41】冷蔵庫の通常運転時の画面例を示す図であ
る。
【図42】冷蔵庫の通常運転時の画面例を示す図であ
る。
【図43】エラー発生時の処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100…洗濯機、101…筐体、102…フロントパネ
ル、203…LCD表示部、205…SPボタン、20
6….ガイドボタン、207…電源ボタン、208…ス
ピーカー、210…LCD画面、400…データ書き込
み装置、402…操作部、404…LCD表示部、40
6…制御部、408…記憶部、410…送受信部、50
0…制御装置、502…操作部、504…LCD表示
部、506…制御部、508…記憶部、510…送受信
部、512…音声出力部、514…モーター等の駆動
部、516…各種センサー、518…タイマー、520
…電源、700…掃除機本体、702…本体部、703
…吸い込み口、704…延長管、706…操作表示部、
707…送受信部、708…スピーカー、710…手元
ハンドル部、711…操作表示部、720…置き台兼充
電台、722…操作表示部、740…データ書き込み装
置、810…室内機、820…室外機、830…リモコ
ン、900…冷蔵庫、904…表示部、908…アンプ
付スピーカー、910…冷蔵庫本体、送受信部…91
2。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 23/00 301 G10L 3/00 Q (72)発明者 田中 博文 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 藤森 俊司 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 鴨下 教夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 梅澤 功一 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 渡辺 敏治 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 Fターム(参考) 3B155 BB02 JB02 JB03 JB06 JB25 JB27 3L060 AA02 AA04 CC02 CC08 DD06 EE01 3L061 BB01 BC01 BC03 BC05 BD03 5D045 AB15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置と、注意事項データベースを備え
    た記憶装置と、制御装置と、電源スイッチ及び了解スイ
    ッチを有する操作部とを備えた家庭用電気機器におい
    て、 初期表示部と初期設定部を含む初期設定手段を備え、 前記初期表示部は、前記注意事項データベースを複数の
    項目データで構成し、前記電源スイッチの押下後におけ
    る前記了解スイッチの操作によって前記表示部に前記項
    目データを順次表示し、前記初期設定部は、前記項目デ
    ータの最終表示に対応する前記了解スイッチの操作にと
    もなって、前記電源スイッチの以後の操作時に前記注意
    事項の表示を行わないようにすることを特徴とする、表
    示装置を備えた家電製品。
  2. 【請求項2】請求項1記載の表示装置を備えた家電製品
    において、前記初期表示部は、前記注意事項データベー
    スに対応した音声データベースとスピーカ部を備え、前
    記表示部に表示された前記項目データに関連する音声を
    出力することを特徴とする表示装置を備えた家電製品。
  3. 【請求項3】表示部と、注意事項データベースを備えた
    記憶装置と、制御装置と、電源スイッチ及び了解スイッ
    チを有する操作部とを備えた家庭用電気機器において、 初期表示部と初期設定部を含む初期設定手段とを備え、 前記初期表示部は、前記注意事項データベースを複数の
    項目データで構成し、前記注意事項データベースに対応
    した音声データベースとスピーカ部を有し、前記電源ス
    イッチの押下後における前記了解スイッチの操作によっ
    て前記項目データを順次音声で前記スピーカ部から出力
    し、 初期設定部は、前記項目データの最終音声出力に対応す
    る前記了解スイッチの操作にともなって、前記電源スイ
    ッチの以後の操作時に前記注意事項の音声出力を行わな
    いようにすることを特徴とする表示装置を備えた家電製
    品。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の表示
    装置を備えた家電製品において、 前記記憶装置に固有情報記録エリアを備え、外部からこ
    の記録情報エリアに機器固有情報を入力可能とし、これ
    を前記表示部に出力させることを特徴とする初期設定手
    段を備えた家電製品。
  5. 【請求項5】請求項1ないし3のいずれかに記載の表示
    装置を備えた家電製品において、 前記記憶装置に追加デモデータ記録エリアを備え、外部
    からこの記録エリアにデモモードを入力可能とし、これ
    を前記表示部に表示させ、または音声出力させることを
    特徴とする初期設定手段を備えた家電製品。
  6. 【請求項6】表示装置と、注意事項データベースを備え
    た記憶装置と、制御装置と、電源スイッチ及び了解スイ
    ッチを有する操作部とを備えた家庭用電気機器におい
    て、 前記記憶装置に固定デモデータ記録エリアと追加デモデ
    ータ記録エリアを備えたデモモード記録エリアを備え、
    外部からこの記録エリアにデモモードを入力可能とし、
    前記デモデータの選択により、この選択されたデモデー
    タを前記表示部に表示させ、または前記スピーカ部から
    音声出力させることを特徴とする表示装置を備えた家電
    製品。
  7. 【請求項7】請求項1ないし5のいずれかに記載の家庭
    用電気機器において、機器本体との間で非接触通信可能
    なデータ書き込み装置を備えていることを特徴とする表
    示装置を備えた家庭用電気機器。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の前記家電製品が洗濯機で
    あり、該洗濯機のトップカバーの前部に、LCD表示部
    と、電源スイッチ及び了解スイッチを有する操作部とを
    備えていることを特徴とする初期設定手段を備えた洗濯
    機。
  9. 【請求項9】請求項6に記載の家庭用電気機器が掃除機
    であり、該掃除機の本体及び手元操作部にそれぞれ、L
    CD表示部及び電源スイッチ及び了解スイッチを有し、
    前記本体にスピーカーを備えていることを特徴とする初
    期設定手段を備えた掃除機。
  10. 【請求項10】請求項6に記載の家庭用電気機器が空調
    機であり、該空調機のリモコンにLCD表示部、電源ス
    イッチ、了解スイッチ及びスピーカーを備えていること
    を特徴とする初期設定手段を備えた空調機。
  11. 【請求項11】請求項6に記載の家庭用電気機器が冷蔵
    庫であり、該冷蔵庫の本体全面扉に、LCD表示部、電
    源スイッチ、了解スイッチ及びスピーカーを備えている
    ことを特徴とする初期設定手段を備えた冷蔵庫。
  12. 【請求項12】表示部と、注意事項データベースを備え
    た記憶装置と、制御装置と、操作部とを備え、前記記憶
    装置に固定デモデータ記録エリアと追加デモデータ記録
    エリアを備えたデモモード記録エリアを備え、外部から
    この記録エリアにデモモードを入力可能とし、スピーカ
    部を有する家庭用電気機器のデモ方法であって、 前記デモデータの選択により、この選択されたデモデー
    タを前記表示部に表示させ、または前記スピーカ部から
    音声出力させることを特徴とする家庭用電気機器のデモ
    方法。
  13. 【請求項13】表示装置と、注意事項データベースを備
    えた記憶装置と、制御装置と、電源スイッチ及び了解ス
    イッチを有する操作部、及び初期表示部と初期設定部を
    含む初期設定手段とを備えた家電製品の初期設定方法で
    あって、 前記初期表示部は、前記電源スイッチの押下後における
    前記了解スイッチの操作によって前記表示部に、複数の
    項目で構成される注意事項目データを順次表示し初期設
    定を行い、前記初期設定部は、前記注意事項データの最
    終項目の表示に対応する前記了解スイッチの操作にとも
    なって、前記電源スイッチの以後の操作時に前記注意事
    項の表示を行わないようにすることを特徴とする家電製
    品の初期設定方法。
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