JP2014033790A - 内視鏡用予備洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮空気を吐出するエアポンプ31と、前記内視鏡50と前記洗浄槽21との間において洗浄液を循環させる循環ポンプ32と、前記エアポンプ31及び前記循環ポンプ32の運転を制御するPLC(制御装置)34Aと、前記エアポンプ31と前記循環ポンプ32と前記PLC(制御装置)34Aとを内装する筐体35と、を有する制御ユニット3を備える。
【選択図】図3
Description
前記内視鏡においては、通常、該内視鏡を介した院内感染を防止するために、使用後の徹底した洗浄及び消毒を行うことが義務付けられている。
具体的には、使用された内視鏡は、臨床医の手によって直ちに予備洗浄を施され、その後、既知の内視鏡洗浄消毒装置(例えば、「特許文献1」を参照)によって、洗浄・消毒・すすぎ・乾燥などの各種処理が施される。そして、このような徹底した洗浄及び消毒が施された内視鏡は、その後、再び医療現場に投入されて用いられるのである。
ここで、前記リークチェックは通常、洗浄槽内に貯溜される水に沈水した内視鏡に対して、エアポンプより吐出される圧縮空気を送り込み、発生する気泡の状態を目視にて確認することによって行われる。
また、浸漬洗浄は通常、洗浄槽内に貯溜される洗浄液やすすぎ水を、循環ポンプによって内視鏡の内部(管路)に循環させることによって行われる。
即ち、本発明における内視鏡用予備洗浄装置によれば、予備洗浄に関する作業性の向上を図ることができる。
先ず、本実施形態における内視鏡用予備洗浄装置1(以下、「予備洗浄装置1」と記載する)の全体構成について説明する。
予備洗浄装置1は、既知の内視鏡50の予備洗浄を行うための装置である。
予備洗浄装置1は、例えば図5に示すように、主に洗浄ユニット2や制御ユニット3などにより構成される。
洗浄ユニット2には、後述するように、前記洗浄スペースを具体的に形成するための洗浄槽21が備えられる。
制御ユニット3には、後述するように、圧縮空気を吐出するエアポンプ31や、液体を循環させる循環ポンプ32などが備えられる。
また、前記内視鏡50は、例えば図7や図9に示すように、循環ポンプ32と連通されて、予備洗浄の作業内容の一つである浸漬洗浄やすすぎを施される。
そして、後述するように、洗浄槽21内に投入された内視鏡50は、作業手順に従って、順次エアポンプ31、及び循環ポンプ32との連通関係を切替えられ、予備洗浄を施されるのである。
次に、洗浄ユニット2の具体的構成について、図1を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1の上下方向を洗浄ユニット2の上下方向と規定して記述する。
また、図1においては、矢印Aの方向、及び該矢印Aの対向方向を、それぞれ前面側及び背面側と規定して記述する。さらに、図1においては、正面視にて向かって右方を右側と規定するとともに、正面視にて向かって左方を左側と規定して記述する。
なお、以下に示す洗浄ユニット2の構成は、その一例を示すものであって、特に限定されるものではない。
即ち、洗浄ユニット2の構成については、少なくとも、内視鏡50の予備洗浄を行うための洗浄スペースを、具体的に形成し得る洗浄槽を備えるものであれば、何れのような構成であってもよい。
前記下側槽211は、上側槽212を容易に嵌合可能な十分な内容積を有しつつ、該上側槽212の外観形状に基づいて形成される。
具体的には、例えば本実施形態において、下側槽211は、上方に開口される直方体形状の箱形状に形成される。
前記本体部212Aは、例えば本実施形態においては、上方に開口される略直方体形状の箱状に形成される。
また、本体部212Aの底面は、第一底面部212aと、該第一底面部212aの右側において前記第一底面部212aに比べて低い位置に配設される第二底面部212bとにより一体的に形成される。
そして、第一底面部212aには、円筒状の第一凸設部位212cなどが形成される。
そして、底面212dには、排水用の複数の貫通孔が穿孔される。
そして、前記開口部212eには通常、栓24が嵌設されており、例えば、洗浄槽21内の汚水を外部に排水するなどのような特別な場合においてのみ、栓24を脱着させて、開口部212eを開放するようになっている。
そして、吸引用ホース26の他端部は、後述する制御ユニット3のサクション用コネクター35B(図2を参照)と連結されている。
そして、上側槽212は、下側槽211の内側に上方より嵌装されるが、この際、鍔部212Bの底面と、下側槽211の上端部とが当接され、下側槽211に対する上側槽212の配置姿勢が保持されるのである。
つまり、洗浄槽21には、下側槽211の内周面及び底面と、上側槽212の底面とによって囲まれた空間部が形成されることとなり、該空間部内に、後述する洗浄ブラシ23が収納されることとなる。
そして、前記空間部内に収納された洗浄ブラシ23は、前記開口部212fを介して、上側槽212の内側へと引き出されるのである。
スタンド22は、洗浄槽21の外部において、内視鏡50の一部分(例えば、図5に示すコネクター部52など)を着脱可能に保持するためのものである。
スタンド22は、上側槽212の鍔部212Bに立設される棒状のガイドロッド221や、該ガイドロッド221に摺動可能に嵌挿される保持部材222などにより構成される。
こうして、内視鏡50のコネクター部52は、スタンド22によって、洗浄槽21の外部にて容易、且つ堅固に保持される。
洗浄ブラシ23は、内視鏡50に予め付属されている既知の部品であって、該内視鏡50の内部に形成される複数の管路内に付着した汚物を取り除くためのものである。
洗浄ブラシ23は、ワイヤー部23aや、該ワイヤー部23aの一端に設けられるブラシ部23bや、該ワイヤー部23aの他端に設けられる取手部(図示せず)などにより構成される。
より具体的には、洗浄ブラシ23は、ワイヤー部23aの大部分、及び取手部が前記空間部内に収納されるとともに、ブラシ部23bが、上側槽212の開口部212fを貫通し、本体部212Aの内側に突出した状態によって保持されている。
次に、制御ユニット3の具体的構成について、図2、及び図3を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図2、及び図3の上下方向を制御ユニット3の上下方向と規定して記述する。
また、図2、及び図3においては、矢印Aの方向、及び該矢印Aの対向方向を、それぞれ前面側及び背面側と規定して記述する。さらに、図2、及び図3においては、正面視にて向かって右方を右側と規定するとともに、正面視にて向かって左方を左側と規定して記述する。
エアポンプ31は、圧縮空気を吐出する既知の小型コンプレッサーなどによって構成される。
循環ポンプ32は、洗浄ユニット2の洗浄槽21内に投入された内視鏡50に対して、予備洗浄の作業内容の一つである浸漬洗浄やすすぎを行う際に用いられる機器である。
循環ポンプ32は、液体の吸・排水を行う既知の小型の水ポンプなどによって構成される。
この際、循環ポンプ32の吸入口32aは、複数の配管部材36・36・・・を介して、筐体35の前側面の上部に貫設されるサクション用コネクター35B(図2を参照)と連結される。
また、循環ポンプ32の吐出口32bは、後述するオリフィスブロック33Aに嵌設され、該オリフィスブロック33Aを介して、筐体35の前側面の上部に貫設される第一吐出用コネクター35Cや第二吐出用コネクター35Dや第三吐出用コネクター35E(図2を参照)などと連結される。
配管機器群33は、オリフィスブロック33Aやバルブ33Bなどにより構成される。
前記オリフィスブロック33Aは、循環ポンプ32より吐出される液体の流量を制御するための配管機器である。
前記連通経路は、上流側において一経路(一本の経路)を有するものの、中途部にて分岐され、下流側において、四経路(四本の経路)を有して構成される。また、分岐された三経路(三本の経路)の中途部には、オリフィスが各々配設されている。
なお、後述するように、分岐された一本の経路の中途部には、バルブ33Bが配設される。
この際、前記三本の経路の下流側には、第一吐出用コネクター35Cや第二吐出用コネクター35Dや第三吐出用コネクター35Eが各々連結されている。
つまり、循環ポンプ32の吐出口32bは、オリフィスブロック33Aを介して、第一吐出用コネクター35Cや第二吐出用コネクター35Dや第三吐出用コネクター35Eと各々連結されるのである。
バルブ33Bは、例えば、既知のソレノイドバルブによって構成される。
これにより、バルブ33Bは、オリフィスブロック33A内部の連通経路において、分岐された一本の経路、即ち、オリフィスが設けられていない経路の中途部に配設されることとなる。
つまり、循環ポンプ32の吐出口32bは、バルブ33Bを介在しつつオリフィスブロック33Aを介して、第四吐出用コネクター35Fと連結されるのである。
前記シリンジ用コネクター35G及び洗剤用コネクター35Hは、筐体35の内部において、バルブ33Bと第四吐出用コネクター35Fとを繋ぐ連通経路の中途部より分岐する経路によって、各々連通される(例えば、図6を参照)。
また、前記逆止弁38・38によって、洗剤用コネクター35Hよりシリンジ用コネクター35Gへと一旦送られた液体が、再び該洗剤用コネクター35Hへと逆流することを防止するようになっている。
電気機器群34は、図3に示すように、制御ユニット3の運転手順を具体的に制御するPLC(Programmable Logic Controller)34Aや、複数の電子部品による電気回路が構築されたドライブ基板34Bや、制御ユニット3全体の電源装置として設けられるスイッチング電源34Cや、該スイッチング電源34CのON/OFFを制御するスイッチ34Dなどにより構成される。
さらに、スイッチング電源34C及びスイッチ34Dは、筐体35の内部において、該筐体35の上部、即ちPLC34A及びドライブ基板34Bの上方に配設される。
また、図2に示すように、本実施形態における制御ユニット3においては、エアポンプ31の吐出口と連結するリークチェック用コネクター35Aや、循環ポンプ32の吸入口32aと連結するサクション用コネクター35Bや、循環ポンプ32の吐出口32bと連結する第一、第二、第三、及び第四吐出用コネクター35C・35D・35E・35Fや、シリンジ用コネクター35G及び洗剤用コネクター35Hなどが、全て前記制御ユニット3の前側面に纏めて配設される構成となっている。
そして、後述するように、前記操作スイッチ37を操作することによって、PLC34Aに電気信号が送信され、該電気信号を受信したPLC34Aは、該電気信号の内容に基づき、制御ユニット3(より具体的には、エアポンプ31、及び循環ポンプ32)の運転を制御するようになっている。
次に、本実施形態における予備洗浄装置1によって、内視鏡50の予備洗浄を行う際の作業手順について、図4を用いて説明する。
前記準備工程S101は、予備洗浄装置1の洗浄ユニット2及び制御ユニット3の状態を、いつでも予備洗浄を開始できる状態にするための工程である。
リークチェック工程S102は、前記準備工程S101の終了後に行われる。
浸漬洗浄工程S103は、前記リークチェック工程S102の終了後に行われる。
すすぎ工程S104は、前記浸漬洗浄工程S103の終了後に行われる。
次に、準備工程S101の作業手順について詳述する。
この際、洗浄ユニット2において、洗浄ブラシ23(図1を参照)は、洗浄槽21の空間部内、即ち、下側槽211の内周面及び底面と、上側槽212の底面とによって囲まれた空間部内に収納されるとともに、上側槽212の開口部212eは、栓24によって閉塞された状態となっている。
また、制御ユニット3において、スイッチング電源34C(図3を参照)はOFF状態となっている。
なお、リークチェック用ホース28の他端は、後述するリークチェック工程S102において、内視鏡50のコネクター部52と連結されることとなる。
なお、シリンジ用ホース29及び洗剤用ホース30の他端は、後述する浸漬洗浄工程S103において、シリンジ61及び洗剤容器62と各々連結されることとなる。
次に、リークチェック工程S102の作業手順について、図5を用いて詳述する。
そして、前述したリークチェック用ホース28の他端が、内視鏡50のコネクター部52に設けられる接続口(図示せず)と連結される。
これにより、内視鏡50内の管路と、制御ユニット3のエアポンプ31とが連通されることとなる。
そして、洗浄槽21内の水の状態がオーバーフロー状態(満了状態)に到達すると、前記蛇口は閉じられ、給水が停止する。
運転を開始したエアポンプ31からは、圧縮空気が連続的に吐出される。前記圧縮空気は、図5中の矢印B(破線によって記載)によって示されるように、リークチェック用コネクター35Aを介してリークチェック用ホース28内を通過し、内視鏡50のコネクター部52へと送られる。
この際、内視鏡50の大部分は、洗浄槽21内に貯溜された水に沈水された状態となっており、操作部51を操作しながら内視鏡50の可動部位を可動させて、前記貯溜された水に発生する気泡の状態を、目視によって確認することで、前記内視鏡50に対するリークチェックが行われるのである。
その後、前記接続口よりリークチェック用ホース28の他端が取り外され、リークチェック工程S102は終了するのである。
次に、浸漬洗浄工程S103の作業手順について、図6、図7、及び図8を用いて詳述する。
具体的には、図6に示すように、前述したシリンジ用ホース29の他端が、シリンジ61の外筒の先端部と連結される。また、前述した洗剤用ホース30の他端が、洗剤容器62の内部に挿入される。
換言すると、洗剤が貯溜された洗剤容器62と、該洗剤容器62内の洗剤を計量するシリンジ61とが、循環ポンプ32の吐出口32bと連通される第一、第二、第三、第四吐出用コネクター35C・35D・35E・35Fに、各々連通しつつ備えられる。
これにより、所定量の洗剤が、洗剤容器62内より吸引され、図6中の矢印C1(破線によって記載)によって示されるように、洗剤用ホース30、洗剤用コネクター35H、逆止弁38、シリンジ用コネクター35G、シリンジ用ホース29と順に通過して、前記外筒の内部に一旦貯溜される。
これにより、前記外筒の内部に貯溜されていた洗剤は、全てシリンジ61の外部に押し出されることとなり、図6中の矢印C2(破線によって記載)によって示されるように、シリンジ用ホース29、シリンジ用コネクター35G、逆止弁38と順に通過した後、二経路に分岐される。
また、前記洗剤は、他方の経路を介して、バルブ33B、オリフィスブロック33Aと順に通過した後、第一、第二、第三吐出用コネクター35C・35D・35Eへと各々送られ、第一、第二、第三吐出用ホース27A・27B・27Cを通過して、洗浄槽21内へ放出されるのである。
循環ポンプ32が運転を開始すると、図6中の矢印D1(一点鎖線によって記載)によって示されるように、洗浄槽21内に貯溜される水が、サクションフィルター25、吸引用ホース26、サクション用コネクター35Bと順に通過し、前記循環ポンプ32内に吸入される。
そして、前記四経路の内の三経路によって導かれた水は、中途部に設けられるオリフィスを各々通過した後、第一、第二、第三吐出用コネクター35C・35D・35Eを各々通過し、さらに、第一、第二、第三吐出用ホース27A・27B・27Cを各々通過して、再び洗浄槽21内へと放出される。
また、前記四経路の内の一経路によって導かれた水は、バルブ33Bを通過した後、第四吐出用コネクター35Fを通過し、さらに、第四吐出用ホース27Dを通過して、再び洗浄槽21内へと放出されるのである。
この際、洗浄槽21内に保持される内視鏡50の操作部51やコネクター部52は、前記洗浄槽21内に満たされた洗浄液に完全に沈水した状態となっている。
そして、前記清拭作業が終了すると、洗浄ブラシ23が洗浄槽21の空間部内、即ち、下側槽211の内周面及び底面と、上側槽212の底面とによって囲まれた空間部内より引き出され、内視鏡50内部のブラッシング作業が行われる。
そして、前記ブラシ部23bが、内視鏡50の管路内を通過して該内視鏡50の外部へと抜け出ると、洗浄ブラシ23は、該内視鏡50の管路内より引き抜かれる。
このようにして、内視鏡50の管路は、洗浄ブラシ23によってブラッシングされるのである。
そして、先端部のブラシ部23bが、内視鏡50の外部へと抜け出ると、洗浄ブラシ23は、再び内視鏡50の管路内より引き抜かれる。
こうして、内視鏡50の管路に対するブラッシング作業は、連続的に数回繰返される。
これにより、図7中の矢印E1(破線によって記載)によって示されるように、洗浄槽21内に貯溜される洗浄液が、サクションフィルター25、吸引用ホース26、サクション用コネクター35Bと順に通過し、前記循環ポンプ32内に吸入される。
そして、前記四経路の内の三経路によって導かれた洗浄液は、中途部に設けられるオリフィスを各々通過した後、第一、第二、第三吐出用コネクター35C・35D・35Eを各々通過し、さらに、第一、第二、第三吐出用ホース27A・27B・27Cを各々通過して、内視鏡50の操作部51及びコネクター部52へと送られる。
通電状態のバルブ33Bは、逆止弁としての機能を発揮することとなる。
従って、前記四経路の内の一経路によって導かれた洗浄液は、バルブ33Bによって流れを封鎖され、第四吐出用コネクター35Fへと送られることはない。
つまり、洗浄槽21内に貯溜される洗浄液は、内視鏡50と該洗浄槽21との間において、循環ポンプ32によって循環されるのである。
その結果、図8中の矢印F(破線によって記載)によって示されるように、オリフィスブロック33A内に形成される、四経路に分岐された連通経路において、該四経路の内の一経路によって導かれた洗浄液は、バルブ33Bを通過した後、第四吐出用コネクター35Fを通過し、さらに、第四吐出用ホース27Dを通過して、再び洗浄槽21内へと放出される。
次に、すすぎ工程S104の作業手順について、図8、及び図9を用いて詳述する。
ここで、洗浄槽21の上側槽212に嵌設される栓24を開口部212eより脱着させると、洗浄槽21内に貯溜された汚水は、該開口部212eを介して、下側槽211の内部へと導かれ、その後、該下側槽211の開口部を介してシンクへと排水される。
或いは、図8に示す状態において、すすぎ専用の水(すすぎ水)が貯溜されたすすぎ水容器63(図9を参照)内に、吸引用ホース26の先端部が、サクションフィルター25を介して投入され、第一、第二、第三吐出用ホース27A・27B・27Cより放出されるすすぎ水によって、内視鏡50の管路内がすすがれるとともに、第四吐出用ホース27Dより放出されるすすぎ水によって、該内視鏡50の外表面全体がすすがれる。
これにより、図9に示すように、バルブ33Bは再び通電状態となり、逆止弁としての機能を発揮することとなる。
このように、循環ポンプ32によって循環されるすすぎ水によって、内視鏡50内の管路のすすぎは、十分に行われるのである。
その後、栓24が、洗浄槽21の上側槽212の開口部212eに再び嵌設され、すすぎ工程S104は終了するのである。
2 洗浄ユニット
3 制御ユニット
21 洗浄槽
31 エアポンプ
32 循環ポンプ
32a 吸入口
32b 吐出口
34A PLC(制御装置)
35 筐体
35A リークチェック用コネクター
35B サクション用コネクター
35C 第一吐出用コネクター
35D 第二吐出用コネクター
35E 第三吐出用コネクター
35F 第四吐出用コネクター
50 内視鏡
61 シリンジ
62 洗剤容器
63 すすぎ水容器
Claims (4)
- 洗浄槽を備え、該洗浄槽内において内視鏡の予備洗浄を行う内視鏡用予備洗浄装置であって、
圧縮空気を吐出するエアポンプと、
前記内視鏡と前記洗浄槽との間において洗浄液を循環させる循環ポンプと、
前記エアポンプ及び前記循環ポンプの運転を制御する制御装置と、
前記エアポンプと前記循環ポンプと前記制御装置とを内装する筐体と、
を有する制御ユニットを備える、
ことを特徴とする内視鏡用予備洗浄装置。 - 前記エアポンプの排気口、及び前記循環ポンプの給水口と排水口は、前記筐体の一側面に設けられる、
ことを特徴とする、請求項1に記載の内視鏡用予備洗浄装置。 - 前記循環ポンプの給水口は、すすぎ水が貯溜されたすすぎ水容器の内部と連通される、
ことを特徴とする、請求項1、又は2に記載の内視鏡用予備洗浄装置。 - 前記循環ポンプの排水口には、
洗剤が貯溜された洗剤容器と、
該洗剤容器内の洗剤を計量するシリンジと、
が備えられる、
ことを特徴とする、請求項1、2、又は3に記載の内視鏡用予備洗浄装置。
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