JPH09253029A - 内視鏡洗滌消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗滌消毒装置

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JPH09253029A
JPH09253029A JP8061509A JP6150996A JPH09253029A JP H09253029 A JPH09253029 A JP H09253029A JP 8061509 A JP8061509 A JP 8061509A JP 6150996 A JP6150996 A JP 6150996A JP H09253029 A JPH09253029 A JP H09253029A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単かつ短時間で内視鏡の内部管路内の除水お
よび除菌を行なえる内視鏡洗滌消毒装置の提供を目的と
している。 【解決手段】本発明は、内視鏡1,1´を自動的に洗滌
消毒する工程を有する内視鏡洗滌消毒装置40におい
て、殺菌能を有する揮発性の液体を自動的に内視鏡1,
1´の内部管路内に送り込む工程を有することを特徴と
する内視鏡洗滌消毒装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡を洗滌・消
毒するための内視鏡洗滌消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内視鏡は体腔内の検査および
治療に広く利用されており、その内部には送気、送水、
吸引等を行なうための各種の管路が組み込まれている。
そして、感染等を防止するため、内視鏡は、使用する毎
に、その外表面および内部管路が洗滌消毒される。こう
した内視鏡の洗滌消毒では一般に内視鏡洗滌消毒装置が
使用される。内視鏡洗滌消毒装置を用いた洗滌消毒で
は、通常、洗滌水による洗滌工程と消毒液による消毒工
程とが順次行なわれた後、水道水によるすすぎ工程が行
なわれる。
【0003】ところで、水道水によるすすぎ工程では、
消毒工程において消毒された内視鏡が水道水中に存在す
る僅かな雑菌によって再度汚染されないようにすること
が重要である。そのためには、例えば、すすぎ工程の後
にすすぎ水を気体によって吹き飛ばして除去する送気工
程を行なって、すすぎ水で濡れた内視鏡の内部管路内を
細菌繁殖が極めて少なくなるような乾燥状態にまで変化
させることが必要である。
【0004】しかし、このような送気工程によって内視
鏡の内部管路内を細菌繁殖が極めて少なくなるような乾
燥状態にまで変化させるには、相当長い時間が必要であ
る。そこで、最近では、短時間で内視鏡の内部管路内の
除水および除菌を行なうために、内視鏡洗滌消毒装置を
用いたすすぎ工程後に、内視鏡の内部管路内にアルコー
ルを押し流すいわゆるアルコールフラッシュも行なわれ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記アルコー
ルフラッシュでは、内視鏡洗滌消毒装置とは別個に用意
されたシリンジを使用して手動でアルコールを内視鏡の
内部管路内に押し流すようにしているため、その操作が
非常に煩わしいという問題があった。また、その後、別
作業で、送気工程を行なって内視鏡管路中のアルコール
を除去する必要があった。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、簡単かつ短時間で内
視鏡の内部管路内の除水および除菌を行なえる内視鏡洗
滌消毒装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、内視鏡を自動的に洗滌消毒する工程を有
する内視鏡洗滌消毒装置において、殺菌能を有する揮発
性の液体を自動的に内視鏡の内部管路内に送り込む工程
を有することを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る
内視鏡洗滌消毒装置40の概略構成を示している。図示
のように、この内視鏡洗滌消毒装置40は、洗滌室を形
成する洗滌槽32を有しており、洗滌槽32の内部に所
定数(本実施形態の場合には2つ)の内視鏡1,1´を
セットして洗滌消毒することができるようになってい
る。洗滌槽32には洗滌室の天井面を形成する蓋体(図
示せず)が開閉可能に取り付けられており、この蓋体を
開けて内視鏡1,1´を洗滌槽32内にセットすること
ができるようになっている。
【0009】洗滌槽32の底部には例えばドーナツ状に
形成された振動板2(本出願人による特開平6−729
0号参照)が設置されている。この振動板2は、例えば
ランジュバン型の超音波振動子をその底面に取り付けて
なり、洗滌槽32に溜められた洗滌液中に超音波振動を
発振することができるようになっている。
【0010】洗滌槽32の底部中央には、洗滌槽32内
の液量を削減する目的で塔3が設けられている。この塔
3の内部には洗滌槽32内の液体を加保温するためのヒ
ータ(図示せず)が設けられている。
【0011】また、洗滌槽32には洗滌水注入口5が設
けられている。この洗滌水注入口5には水道蛇口29に
接続された給水管路38が接続されており、この給水管
路38を通じて水道水を洗滌槽32内に供給することが
できるようになっている。なお、給水管路38の途中に
は給水弁37が介装されている。
【0012】洗滌槽32の側壁には内視鏡1,1´に対
して高圧水を噴射するための洗滌液噴出口4が設けられ
ており、洗滌槽32の底部には第1の排液口9が設けら
れている。洗滌液噴出口4には第1の送液ポンプ21の
吐出側に接続された第1の送液管路8bが接続され、第
1の排液口9には第1の送液ポンプ21の吸引側に接続
された第1の吸引側管路8aが接続されており、送液管
路8bと吸引側管路8aは、洗滌槽32内の液体を回収
してこれを再び洗滌槽32へと圧送する第1の循環路8
を形成している。
【0013】また、第1の排液口9にはフィルタ体10
がセットされている。このフィルタ体10は、図3に示
すように、外部フィルタ10cと、外部フィルタ10c
内に着脱自在に装着(もしくは載置)される内部フィル
タ10bとからなる。また、外部フィルタ10cには、
内部フィルタ10bとともに外部フィルタ10cを第1
の排液口9から容易に引き抜けるように、取手部10a
が着脱自在に設けられている。また、内部フィルタ10
bによって大きな汚物粒子を付着させて外部フィルタ1
0cでの粒子の蓄積量を少なくするとともに、少なくと
も内視鏡1,1´の先端部に設けられ内視鏡1,1´の
内部管路(チャンネル)と連通するノズル(図示せず)
が汚物粒子によって詰まらないように、外部フィルタ1
0cと内部フィルタ10bは互いにそのメッシュ径が異
なっている。すなわち、内部フィルタ10bの目を荒
く、外部フィルタ10cの目を細かく設定してある。し
たがって、このようなフィルタ体10によれば、各フィ
ルタ部10b,10cを容易に分解できるためフィルタ
体10の清掃作業がきわめて簡単になるとともに、循環
する液体中から汚物粒子を確実に除去することができ
る。
【0014】図1に示すように、洗滌槽32の側壁には
接続チューブ28が接続される複数のチャンネル接続口
13が設けられている。この場合、接続チューブ28
は、内視鏡1,1´の操作部に設けられ内視鏡1,1´
の内部管路と連通する接続口部14に着脱自在に接続さ
れるようになっている。具体的に説明すると、図2に示
すように、内視鏡1,1´は、その内部管路である送気
送水用管路と連通する第1の接続口部14a,14a´
と、その内部管路である鉗子起上用管路および副送水用
管路と連通する第2の接続口部14b,14b´と、そ
の内部管路である吸引用管路と連通する第3の接続口部
14c,14c´とを有している。一方、洗滌槽32の
側壁には、第1の接続口部14a,14a´に接続され
る接続チューブ28a,28a´が取り付けられる送気
送水用のチャンネル接続口13a,13a´と、第2の
接続口部14b,14b´に接続される接続チューブ2
8b,28b´が取り付けられる鉗子起上/副送水用の
チャンネル接続口13b,13b´と、第3の接続口部
14c,14c´に接続される接続チューブ28c,2
8c´が取り付けられる吸引用のチャンネル接続口13
c,13c´とがそれぞれ設けられている。
【0015】図1に示すように、第1の吸引側管路8a
の途中からは第2の吸引側管路7aが分岐しており、こ
の吸引側管路7aは自吸式の第2の送液ポンプ12の吸
引側に接続されている。また、第2の送液ポンプ12に
は第2の送液管路7bが接続されている。この第2の送
液管路7bは第1の分岐管路7cと第2の分岐管路7d
と第3の分岐管路7eとに分岐しており、第1の分岐管
路7cはチャンネル接続口13a,13a´に接続さ
れ、第2の分岐管路7dはチャンネル接続口13b,1
3b´に接続され、第3の分岐管路7eはチャンネル接
続口13c,13c´に接続されている。そして、これ
らの管路7a〜7eは、洗滌槽32内の液体を回収して
これを内視鏡1,1´の内部管路(送気送水用管路、鉗
子起上用管路および副送水用管路、吸引用管路)を通じ
て再び洗滌槽32へと圧送する第2の循環路7を形成し
ている。
【0016】なお、第2の送液管路7bにはチャンネル
接続口13に向けて開の逆止弁15aが介装されてい
る。また、第1および第3の分岐管路7c,7eにはそ
れぞれ電磁開閉弁26a,26bが介装されており、第
2の分岐管路7dには電磁開閉弁が介装されていない。
これは、内視鏡1,1´の鉗子起上用管路と副送水用管
路は管路抵抗が大きく送液や送気時の流量が少ないため
送液や送気を絶えず行っても問題がないが、他の2つの
内部管路すなわち送気送水用管路と吸引用管路はこれら
に同時に送気や送液を行なうと流量が不足してしまうた
めである。したがって、送気送水用管路と吸引用管路と
に関しては電磁弁26a,26bによって流体の流れを
時間的に切り換えて、流量不足による洗滌消毒不良や除
水不良等が生じないようにしている(後述する)。
【0017】また、第2の送液管路7bの途中(逆止弁
15aの下流側)には、チャンネル接続口13に向けて
開の逆止弁15bを介して、エアー供給管路35が接続
されている。このエアー供給管路35にはコンプレッサ
ー17が接続されており、エアー供給管路35の途中に
は除菌フィルター16が介装されている。すなわち、コ
ンプレッサー17からの無菌化された圧縮空気をエアー
供給管路35を介して第2の送液管路7bに送り込むこ
とができるようになっている。
【0018】また、消毒液注入口33が洗滌槽32の側
壁に設けられており、洗滌槽32の底部には第2の排液
口30が設けられている。第2の排液口30には、図3
で示した構成とほぼ同一のフィルタ体10´がセットし
てある。ただし、この場合、第1の排液口9にセットさ
れるべきフィルタ体10を第2の排液口30に誤ってセ
ットしてしまうといった誤セットを防止するために、フ
ィルタ体10´はその形状がフィルタ体10と異なって
いる。
【0019】また、消毒液注入口33には、消毒液タン
ク22に接続され且つ消毒液タンク22からの消毒液を
ポンプ23の吸引作用によって洗滌槽32内に供給する
消毒液送液管路27aが接続されている。また、第2の
排液口30から延びる管路には管路切換弁20を介して
消毒液戻し管路27bと排液管路25とがそれぞれ接続
されている。消毒液戻し管路27bは、消毒液タンク2
2に接続されており、洗滌槽32内の消毒液を消毒液タ
ンク22に回収する。また、排液管路25には排液ポン
プ24が介装されている。
【0020】また、第2の送液管路7bの途中(逆止弁
15aの下流側)には、リリーフ弁18を有し且つ第2
の排液口30から管路切換弁20に向けて延びる管路の
途中に接続されたリリーフ管路19が接続されている。
このリリーフ管路19は、洗滌槽32にセットされた内
視鏡1,1´の本数が少ない場合や内視鏡1,1´の内
部管路の径が小さい場合に、内部管路の洗滌時等の圧力
が異常に上昇することがあるため、リリーフ弁18によ
り内視鏡1,1´の耐圧を超えないようにする目的で設
けられているものである。なお、リリーフ弁18は、長
期間にわたって開閉動作がなされないと、弁内部のシー
ル材と本体部とが固着してしまうことが起こり得るた
め、本装置40では、工程の開始時に、洗滌管路系の弁
26a,26bを閉じた状態でコンプレッサ17を作動
させてリリーフ弁18に高圧をかけてリリーフ弁18を
一旦開放してから、後述する通常の工程を行なうように
することが望ましい。
【0021】次に、上記構成の内視鏡洗滌消毒装置40
の動作について説明する。まず、使用済みの内視鏡1,
1´を洗滌槽32内にセットし、内視鏡1,1´の接続
口部14とチャンネル接続口13とを接続チューブ 2
8によって接続する。その後、図7の(a)に示す操作
パネル上の始動スイッチ50をONすることによって、
洗滌、消毒、すすぎ、送気の各工程が自動的に行なわれ
る。
【0022】洗滌工程では、初めに給水弁37が開き、
例えば水道水等の給水源29からの洗滌水が給水管路3
8を介して洗滌水注入口5から洗滌槽32内に供給され
る。なお、この洗滌工程の前には、ユーザーが予め設定
された液量の洗剤を洗滌槽32内に注入しておく。
【0023】一定量の水が洗滌槽32内に供給される
と、給水弁37が閉じられ、第1および第2の送液ポン
プ12,21が駆動される。また、この時、管路切換弁
20が閉じられ、電磁開閉弁26a,26bが開かれ
る。これによって、洗滌槽32内の洗滌液の一部は、第
1の循環路8を循環して洗滌液噴出口4から内視鏡1,
1´の外面に高圧で吹き付けられるとともに、第2の循
環路7を通じて循環して内視鏡1,1´の内部管路へと
送られる。すなわち、洗滌槽32内の洗滌液は、第1の
排液口9から第1の送液ポンプ21の吸引作用によって
第1の吸引側管路8aに吸引され、第1の送液管路8b
を介して洗滌液噴出口4から噴射される。また、第1の
吸引側管路8aへ吸引された洗滌液の一部は第2の送液
ポンプ12の吸引作用によって第2の吸引側管路7aに
吸引されるとともに第2の送液管路7bと分岐管路7c
〜7eとを通じてチャンネル接続口13から内視鏡1,
1´の内部管路へと送られる。なお、内視鏡1,1´の
内部管路へ送られた洗滌液は内視鏡1,1´の各開口部
を通じて洗滌槽32内に戻され再び第1の循環路8また
は第2の循環路7を循環することになる。また、洗滌液
中の汚物粒子はフィルタ体10によって除去され、常に
クリーンな洗浄液の流れが確保される。
【0024】このような洗滌液の流れによって、内視鏡
1,1´に付着した大きな汚れ、柔らかい汚れ、軽い汚
れ等が洗い落とされる。特に、こうした汚れは、洗滌液
噴出口4から噴出される洗滌液の衝撃力や、これによっ
て形成される洗滌槽32内の渦流によって内視鏡1,1
´の外面から欠き落とされる。
【0025】なお、このような洗滌工程においては、電
磁開閉弁26a,26bを所定の時間間隔で交互に切り
換えらるようにしても良い。すなわち、まず、一方の電
磁弁26a(26b)のみを開いて他方の電磁弁26b
(26a)を閉じ、所定時間経過後に一方の電磁弁26
a(26b)を閉じて他方の電磁弁26b(26a)を
開くことにより、送気送水管路と吸引管路の洗滌を交互
に行なうようにして、流量不足による洗滌不良を防止す
るようにしても良い。
【0026】洗滌液のこのような循環作用による洗滌が
所定時間行なわれると、続いて、振動板2が動作され超
音波洗滌が行なわれる。この超音波洗滌では、振動板2
から発せられる超音波振動によって内視鏡1,1´に付
着した堅い汚れや内視鏡1,1´の複雑な形状部分に付
着した汚れ等が強力に落とされる。
【0027】超音波洗滌が終了すると、再び前述した洗
滌液の循環作用による洗滌が行なわれる。この段階で
は、超音波洗滌によってふやけて内視鏡1,1´から剥
がれかかった汚れが落とされる。
【0028】以上の洗滌工程が終了すると、続いてすす
ぎ工程が行なわれる。このすすぎ工程では、まず初め
に、送液ポンプ12,21の駆動が停止されるととも
に、管路切換弁20が排液管路25側に切換えられて、
排液ポンプ24が駆動される。これによって、洗滌槽3
2内の洗滌液が第2の排液口30から排液管路25を通
じて外部に排出される。
【0029】洗滌槽32内の洗滌液が完全に排出される
と、続いて、給水弁37が開かれ、新しい水が洗滌槽3
2内に供給される。そして、第1および第2の送液ポン
プ12,21が再び駆動され、前述した循環作用によっ
て内視鏡1,1´の内部管路と外面のすすぎが行なわれ
る。
【0030】すすぎ水によるすすぎが終了すると、すす
ぎ水を洗滌槽32から完全に排出した状態で水切りが行
なわれる。この水切りでは、送液ポンプ12,21の駆
動が停止されるとともにコンプレッサー17が駆動さ
れ、コンプレッサー31からのエアーがエアー供給管路
35を通じて第2の送液管路7bに送られる。第2の送
液管路7bに送られるエアーは、分岐管路7c〜7eを
介して、内視鏡1,1´の内部管路に送られて、内視鏡
1,1´の内部管路の水切りを行なう。なお、この場合
も、前述したように、電磁弁26aの開動作と電磁弁2
6bの開動作とを交互に行なうようにしても良い。
【0031】以上のすすぎ工程が終了すると、続いて消
毒工程が行なわれる。この消毒工程では、まず初めに、
管路切換弁20が閉じられ、ポンプ23が駆動される。
これによって、消毒液タンク22内の消毒液が消毒液送
液管路27aを介して消毒液注入口33から洗滌槽32
内に注入される。洗滌槽32内に所定量の消毒液が注入
されて内視鏡1,1´が消毒液に完全に浸漬されると、
ポンプ23の駆動が停止され、続いて第2の送液ポンプ
12が駆動される。これにより、洗滌槽32内の消毒液
は、分岐管路7c〜7eを介して内視鏡1,1´の内部
管路に送られて、内視鏡1,1´の内部管路の消毒を行
なう。
【0032】このような消毒が所定時間行なわれた後、
管路切換弁20が消毒液戻し管路27b側に切換えられ
て、洗滌槽32内の消毒液が消毒液戻し管路27bを通
じて消毒液タンク22内に回収される。また、コンプレ
ッサ17および電磁弁26a,26bにより、内視鏡
1,1´の内部管路中の消毒液も消毒液タンク22内に
回収される。なお、消毒液中の汚物粒子はフィルタ体1
0´によって除去され、常にクリーンな消毒液が消毒液
タンクに回収される。その後、前述したすすぎ工程によ
って消毒液のすすぎ行なわれる。
【0033】すすぎ工程によって消毒液を完全にすすい
だ後、送気(除水)工程が行なわれる。この工程は前述
したすすぎ工程の後半に行なわれる水切りと同じ手順で
行なわれる。
【0034】具体的には、図4に示すように、コンプレ
ッサ17を駆動させ、内視鏡1,1´の吸引管路と送気
送水管路との除水を電磁弁26a,26bの切り換えに
より選択的に行なう。すなわち、まず、吸引用管路側の
電磁弁26bを開け、吸引用管路と鉗子起上/副送水用
管路の除水を指定時間行なう。その後、吸引用管路の電
磁弁26bを閉じるとともに送気送水用管路側の電磁弁
26aを開けて、送気送水用管路と鉗子起上/副送水用
管路の除水を指定時間行なう。
【0035】また、この場合、一般的には送気送水用管
路の方が吸引用管路よりも除水が困難であるため、少な
くとも送気送水用管路の除水時間を長くして、除水を効
果的に行なえるようにする。
【0036】また、送気(除水)開始直後には、装置4
0の管路内にも残水があり、それらの残水が内視鏡1,
1´の内部管路内にも送られてしまう。したがって、本
実施形態では、まず、先に比較的除水の行ない易い吸引
用管路について除水を行ない、その後に、送気送水用管
路の除水を行なっている。また、洗滌力を高めるという
観点から、洗滌工程時にこのような切り換えを行なって
も良い。
【0037】なお、図4中、区間aは吸引用管路および
鉗子起上/副送水用管路の除水時間を、区間bは送気送
水用管路および鉗子起上/副送水用管路の除水時間を、
区間cは鉗子起上/副送水用管路のみの除水時間をそれ
ぞれ示している。また、コンプレッサ17の駆動もしく
は弁26a,26bの開動作を斜線で示してある。
【0038】以上のような各工程が終了した後、一旦、
洗滌室の天井面を形成する蓋体(洗滌カバー)を開け、
洗滌槽32内の第1の排液口9に一定量の消毒用アルコ
ールを注入する。その後、前記洗滌カバーを閉じ、図7
の(a)に示す操作パネル上のアルコールフラッシュボ
タン51を押す。これにより、第2の送液ポンプ12が
動作し、第1の排液口9に注入されたアルコールが内視
鏡1,1´の内部管路内に送液される。この場合、第2
の送液ポンプ12は自吸式であるため、第1の排液口9
に注入されたアルコールが少量であっても、第2の送液
ポンプ12によって積極的に吸引されるとともに積極的
に吐き出されて、循環路7を通じて内視鏡1,1´の内
部管路内に確実に送られる。
【0039】仮に、この送液ポンプ12が自吸式でない
送液ポンプであると、ポンプ内でのエアーの巻き込み防
止のために大量のアルコールが必要となり、また、ポン
プや管路内にアルコールが残ってしまうことが考えられ
る。したがって、望ましい形態でアルコールフラッシュ
の自動化を達成できない。しかし、本実施形態のように
積極的にアルコールを吸引して積極的に吐き出す自吸式
ポンプ12によればこのような問題が生じない。
【0040】この操作から一定時間経過後、コンプレッ
サ17が作動し、内視鏡1,1´の内部管路内に溜まっ
たアルコールを排出し、引き続いた運転により内視鏡
1,1´の内部管路内を乾燥させる。
【0041】また、このようなアルコール送液の僅か後
に、給水弁37を開けて一定量の洗滌水を洗滌槽32内
に注入して内視鏡1,1´の内部管路から排出されたア
ルコールと混合させた後、これを洗滌槽32から排出す
る。これは、アルコールを排液管路25およびこれを経
由して病院内の排水管路にそのまま流すことは安全性の
面から問題があるためである。そのため、本実施形態で
は、アルコールを洗滌水と混合して希釈した安全な状態
で排出するようにしている。
【0042】なお、このような一連のアルコールフラッ
シュ時における駆動要素の動作状態の一例が図5に示さ
れている。この場合、コンプレッサ17およびポンプ1
2,24の駆動もしくは弁37,26a,26bの開動
作を斜線で示してある。また、アルコールを洗滌水と混
合して希釈する場合には、図5中に点線で示すように、
予め洗滌槽32内に洗滌水を所定量溜めておくことも可
能である。アルコールは水よりも揮発性が高いため、内
視鏡1,1´の内部管路内の乾燥を短時間で行なうこと
ができることが出願人の実験によって確かめられてい
る。
【0043】なお、本実施形態では、アルコールを使用
して内視鏡1,1´の内部管路内を短時間で乾燥させる
ようにしているが、すすぎ水中に混入している雑菌を殺
菌する能力を持ち且つ内視鏡1,1´の表面に残ってい
て問題がないものであれば、他の揮発性液体等、様々な
ものを使用することが可能である。さらに、乾燥促進の
みを目的とする場合でも、内視鏡1,1´の表面に残っ
ていて問題がないものであれば、勿論、使用可能であ
る。
【0044】また、本実施形態では、アルコールを予め
第1の排液口9に注入するとともにこのアルコールを第
2の循環路7を利用して自吸式ポンプ12の作用で内視
鏡1,1´の内部管路内に送り込むようにしているが、
図6に示すように、アルコールが入れられたボトル28
等を介して内視鏡1,1´の内部管路内に送り込むよう
にしても良い。すなわち、コンプレッサ17からの圧縮
空気を管路43を介してボトル28内に送り、これによ
ってボトル28内のアルコールを管路44(逆止弁15
cを有する),35,7bを介して内視鏡1,1´の内
部管路内に送るようにしても良い。この場合、コンプレ
ッサ17による管路43を通じた送気は、ボトル28内
のアルコールがなくなって内視鏡1,1´の内部管路内
が除水されて更に乾燥されるまで継続して行なわれる。
この構成および動作によれば、ポンプの内部にアルコー
ルを流すことがないため安全面での対応が簡易になると
ともに、ボトル28内に注入されたアルコールの量に関
わらずアルコールフラッシュを円滑に行なうことが可能
となる。
【0045】なお、本実施形態の内視鏡洗滌消毒装置4
0の操作部の一例について簡単に説明すると、操作部
は、図7の(a)に示す操作パネルと、この操作パネル
と別体である図7の(b)に示す工程設定パネルとを有
している。
【0046】図7の(a)に示す操作パネルは、予め設
定された洗滌消毒工程を含む3つの自動洗滌消毒工程プ
ログラム選択スイッチ52,53,54を有している。
選択スイッチ52によって選択されるプログラム1に
は、例えばメーカーが推奨するプログラムが予め入力さ
れている。また、選択スイッチ53,54によってそれ
ぞれ選択されるプログラム2およびプログラム3は、装
置40の使用者が独自のプログラムを図7の(b)に示
す工程設定パネルの各スイッチで作成して入力するもの
である。この場合、一般的には、ユーザー(病院等)独
自が洗滌消毒効果の確認をしながらそのプロトコルに従
って、推奨プログラムであるプログラム1よりも工程を
短縮したプログラムを入力するものである。ここで、プ
ロトコルとは、例えば洗滌消毒装置40にかける前の処
理や使用消毒液の条件等である。
【0047】なお、本実施形態の装置40では、プログ
ラム2,3が選択された際に、警告を発生して使用者に
洗滌消毒の独自のプロトコルによる処理を再確認させる
ようにしており、これによって、処理の安全性を確保す
るようにしている。
【0048】また、図7の(a)中、55は消毒液温度
表示窓である。この消毒液温度表示窓55には消毒液の
加温設定温度とリアルタイム温度とが交互に表示され
る。また、設定温度到達時には、消毒液温度表示窓55
に設定温度のみが表示される。なお、消毒液加温工程の
詳細な説明は省略する(例えば、特開平7−31588
号公報を参照)。
【0049】以上説明したように、本実施形態の洗滌消
毒装置40は、洗滌消毒装置40とは別個に用意された
シリンジを使用して手動でアルコールフラッシュするの
ではなく、内視鏡洗滌消毒装置40それ自身を利用して
自動でアルコールフラッシュすることができるため、内
視鏡洗滌消毒装置40を有効活用でき、簡単かつ短時間
で内視鏡の内部管路内の除水および除菌を行なうことが
できる。特に、自吸式ポンプ12によってその自動化を
好適に実現するようにしたため、ポンプや管路内にアル
コールが残ってしまうこともなく、発火や爆発等を防止
するために装置を複雑にしてしまうこともない。アルコ
ールは、それが少量であっても、第2の送液ポンプ12
によって積極的に吸引されるとともに積極的に吐き出さ
れて、循環路7を通じて内視鏡1,1´の内部管路内に
確実に送られる。
【0050】なお、以上説明した実施例により以下のよ
うな各構成が得られる。 1.内視鏡を自動的に洗滌消毒する内視鏡洗滌消毒装置
において、内視鏡管路内に指定の液体を送液する工程を
設けたことを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
【0051】2.指定の液体送液後に、圧縮空気の送気
により指定の液体を内視鏡管路から除去する工程を引き
続き行なうことを特徴とする第1項に記載の内視鏡洗滌
消毒装置。
【0052】3.指定の液体がアルコールをはじめとし
た消毒液であることを特徴とする第1項に記載の内視鏡
洗滌消毒装置。 4.指定の液体がアルコールをはじめとした少なくとも
水よりも揮発性の性質を持つ液体であることを特徴とす
る第1項に記載の内視鏡洗滌消毒装置。
【0053】5.指定の液体の送液が内視鏡管路洗滌用
のポンプの運転によって行なわれることを特徴とする第
1項に記載の内視鏡洗滌消毒装置。 6.内視鏡管路洗滌用ポンプは、自吸式であり、その吸
い込み口が洗滌槽内に開口していることを特徴とする第
5項に記載の内視鏡洗滌消毒装置。
【0054】7.指定の液体の送液後に、指定の液体を
水で希釈してから排出することを特徴とする第1項に記
載の内視鏡洗滌消毒装置。 8.指定の液体の希釈は、洗滌槽内で指定の液体および
水を自動的に混合させることにより行なうことを特徴と
する第7項に記載の内視鏡洗滌消毒装置。
【0055】9.内視鏡洗滌消毒装置内に、内視鏡の少
なくとも吸引管路と送気送水管路とに電磁弁を介して個
別に送液・送気することを特徴とする第1項に記載の内
視鏡洗滌消毒装置。 10.少なくとも送気工程において、前記吸引管路およ
び送気送水管路への送気を選択的に行なうことを特徴と
する第9項に記載の内視鏡洗滌消毒装置。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡洗
滌消毒装置によれば、簡単かつ短時間で内視鏡の内部管
路内の除水および除菌を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る内視鏡洗滌消毒装置の
管路構成図である。
【図2】内視鏡側管路と装置側管路との接続状態を示す
概略図である。
【図3】図1の内視鏡洗滌消毒装置の排液口に設けられ
るフィルタ体の斜視図である。
【図4】送気工程時における電磁開閉弁およびコンプレ
ッサの動作状態図である。
【図5】アルコールフラッシュ時における各種駆動要素
の動作状態図である。
【図6】アルコールフラッシュの別の構成を示す管路構
成図である。
【図7】図1の内視鏡洗滌消毒装置の操作部の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1,1´…内視鏡、12…送液ポンプ、40…内視鏡洗
滌消毒装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を自動的に洗滌消毒する工程を有
    する内視鏡洗滌消毒装置において、殺菌能を有する揮発
    性の液体を自動的に内視鏡の内部管路内に送り込む工程
    を有することを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
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