JP2014033594A - 監視制御方法および監視制御装置 - Google Patents

監視制御方法および監視制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014033594A
JP2014033594A JP2012174471A JP2012174471A JP2014033594A JP 2014033594 A JP2014033594 A JP 2014033594A JP 2012174471 A JP2012174471 A JP 2012174471A JP 2012174471 A JP2012174471 A JP 2012174471A JP 2014033594 A JP2014033594 A JP 2014033594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request amount
total
group
incentive information
monitoring control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012174471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5951399B2 (ja
Inventor
Koji Toba
廣次 鳥羽
Hideki Noda
英樹 野田
Kazuhiko Miyazaki
一彦 宮崎
Noriko Nishimura
典子 西村
Takahiro Yamada
孝裕 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012174471A priority Critical patent/JP5951399B2/ja
Publication of JP2014033594A publication Critical patent/JP2014033594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5951399B2 publication Critical patent/JP5951399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】需要家側との特別な交渉や契約をすることなく、運用側が求める電力調整量を達成しやすい監視制御方法を提供することである。
【解決手段】実施形態の監視制御方法は、外部との通信を行う通信部と、演算処理を行う演算処理部とを備え、電力系統の需給バランスを維持する監視制御装置に、対象地域に対するデマンドレスポンスの合計要求量を取得する合計要求量取得処理と、前記合計要求量取得処理により前記合計要求量が取得された場合に、需要家が過去に反応した反応実績の合計値が前記合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報データベースより抽出し、前記対象地域内の各グループへの要求量を前記データから決定する要求量決定処理と、前記通信部を介して前記要求量を前記各グループに出力する要求量出力処理と、前記通信部を介して前記要求量に対する前記各グループの反応実績を取得する反応実績取得処理とを前記演算処理部に実現させる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力系統の需給バランスを維持する監視制御方法および監視制御装置に関する。
電力系統内の需給調整においては、電力系統内の消費電力量が変化したり、自然エネルギーによる発電装置の供給電力量が変化したりすると、電力系統内の制御可能な発電供給装置による供給電力量の調整のみでは対応しきれない場合がある。
そこで、そのような対策として、需要家側の消費電力量の調整や、需要家の蓄電装置を用いた電力系統内の需給調整が行われている。
しかし、需要家所有の負荷設備や発電設備を外部の監視制御装置から直接制御するには、系統監視制御装置の運用側と需要家側との間で予め特別な契約を行ったり、交渉を行ったりする必要がある。
また、対象の需要家が多くなると確実性が損なわれる可能性もある。
特開2012−65407号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、需要家側との特別な交渉や契約をすることなく、運用側が求める電力調整量を達成しやすい監視制御方法を提供することである。
実施形態の監視制御方法は、外部との通信を行う通信部と、演算処理を行う演算処理部とを備え、電力系統の需給バランスを維持する監視制御装置に、対象地域に対するデマンドレスポンスの合計要求量を取得する合計要求量取得処理と、前記合計要求量取得処理により前記合計要求量が取得された場合に、需要家が過去に反応した反応実績の合計値が前記合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報データベースより抽出し、前記対象地域内の各グループへの要求量を前記データから決定する要求量決定処理と、前記通信部を介して前記要求量を前記各グループに出力する要求量出力処理と、前記通信部を介して前記要求量に対する前記各グループの反応実績を取得する反応実績取得処理とを前記演算処理部に実現させる。
第1の実施形態に係る監視制御装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る監視制御装置の記憶部の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る監視制御装置のデマンドレスポンス情報DBに格納されたテーブルの一例を示す説明図。 第1の実施形態に係る監視制御装置の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る監視制御装置の記憶部の構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係る監視制御装置のインセンティブ情報DBに格納されたテーブルの一例を示す説明図。 第2の実施形態に係る監視制御装置の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る監視制御装置のDBの変形例を示す説明図。
以下、実施形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る監視制御装置の構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る監視制御装置1は、図1に示すように通信部2、演算処理部3、記憶部4を有する。
通信部2は、電力会社や系統運用者、需要家のHEMS(Home Energy Management System)やBEMS(Building and Energy Management System)とのデータの授受を行うインターフェース(Interface)などの通信装置、通信手段である。
演算処理部3は、記憶部4に格納された各プログラムを読み出し、演算処理を行う。具体的には、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサであり、機能に応じて複数備えていてもよい。
記憶部4は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリ及び、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)などの記憶装置、記憶手段である。HDDなどの磁気ディスク以外にも光磁気ディスクやCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu−ray Disc)などの光ディスクを利用してもよい。
記憶部4には、図2に示すように、演算処理部3での処理に利用されるデマンドレスポンス(Demand Response)情報DB(Data Base:データベース)401、合計要求量取得プログラム402、要求量決定プログラム403、要求量出力プログラム404、反応実績取得プログラム405、DB更新プログラム406が格納される。
デマンドレスポンス情報DB401には、例えば図3に示すように、過去に監視制御装置1から需要家に発信されたデマンドレスポンスの要求量と、その要求量に対して需要家がどのように反応したかを示す実績(以下、反応実績と呼ぶ)が、グループごとに保存、蓄積されている。ここでグループとは、対象地域内にある需要家を事前に需要特性ごとにグルーピングしたものであり、例えば、ビル、工場、飲食店、一般家庭、公共施設など需要家の特性、特徴ごとに分類したものである。また、図3における合計値は、各グループの反応実績を足し合わせたものである。
ただし、上記のデマンドレスポンス情報DB401に格納される情報は一例であり、これらに限定されるものではない。例えば、季節や時間帯ごとの需要家の反応実績が保存、蓄積されていてもよい。
また、グループについても同様の特性や特徴を有していればよく、上記で例示したものに限られない。
合計要求量取得プログラム402は、対象となる地域全体に対するデマンドレスポンスの要求量の合計値(以下、合計要求量と呼ぶ)を取得する機能を演算処理部3に実現させる合計要求量取得手段である。この合計要求量は、電力会社や系統運用者から通信部2を介して取得してもよいし、監視制御装置1内において予め算出されていてもよい。
要求量決定プログラム403は、需要家による過去の反応実績の合計値が合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報DB401より抽出する機能と、抽出したデータから各グループへの要求量を決定する機能を演算処理部3に実現させる要求量決定手段である。
要求量出力プログラム404は、通信部2を介して、要求量決定プログラム403により決定されたデマンドレスポンスの要求量を各グループのHEMSやBEMSに出力する機能を演算処理部3に実現させる要求量出力手段である。
反応実績取得プログラム405は、通信部2を介して、要求量出力プログラム404により出力された各グループの要求量に対する反応実績をHEMSやBEMSから取得する機能を演算処理部3に実現させる反応実績取得手段である。
DB更新プログラム406は、要求量決定プログラム403により決定された各グループへの要求量と、反応実績取得プログラム405により取得された各グループの反応実績をデマンドレスポンス情報DB401に書き込む機能を演算処理部3に実現させるDB更新手段である。
次に動作について図4を用いて説明する。図4は第1の実施形態に係る監視制御装置の動作を示すフローチャートである。
演算処理部3は、合計要求量取得プログラム402を実行し、合計要求量を取得する(ステップS101)。
演算処理部3は、合計要求量を取得した場合に、要求量決定プログラム403を実行する。演算処理部3は、要求量決定プログラム403を実行することで、需要家による過去の反応実績の合計値が合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報DB401より抽出する。そして、抽出したデータから各グループへの要求量を決定する(ステップS102)。
具体的な一例として、デマンドレスポンス情報DB401に図3に示すようなデータが格納されている場合を考える。ここで、合計要求量取得プログラム402により取得された合計要求量が25kWhであった場合、デマンドレスポンス情報DB401中の2番目のデータが抽出される。2番目のデータは、過去にグループAに対して5kWh、グループBに対して10kWh、グループCに対して8kWhのデマンドレスポンスの要求を行った場合に、それぞれグループAから8kWh、グループBから11kWh、グループCから6kWhの反応実績が得られ、全体として25kWhの反応実績が得られたことを意味している。すなわち、過去の実績を考慮し、グループAに対して5kWh、グループBに対して10kWh、グループCに対して8kWhのデマンドレスポンスの要求を行えば、結果として地域合計で25kWhほどのデマンドレスポンスの達成が見込めるということになる。
同様に、合計要求量取得プログラム402により取得された合計DR要求量が43kWhであった場合、デマンドレスポンス情報DB401中の3番目のデータが抽出される。3番目のデータは、過去にグループAに対して6kWh、グループBに対して15kWh、グループCに対して20kWhのデマンドレスポンスの要求を行った場合に、それぞれグループAから10kWh、グループBから13kWh、グループCから22kWhの反応実績が得られ、全体として45kWhの反応実績が得られたことを意味している。すなわち、過去の実績を考慮し、グループAに対して6kWh、グループBに対して15kWh、グループCに対して20kWhのデマンドレスポンスの要求を行えば、合計要求量の43kWhを満たす、地域合計で45kWhほどのデマンドレスポンスの達成を見込むことができる。
演算処理部3は、要求量出力プログラム404を実行し、要求量決定プログラム403により決定された要求量を、通信部2を介して各グループのHEMSやBEMSに出力する(ステップS103)。
演算処理部3は、反応実績取得プログラム405を実行し、要求量出力プログラム404により出力された要求量に対する反応実績を、通信部2を介して各グループのHEMSやBEMSから取得する(ステップS104)。
演算処理部3は、DB更新プログラム406を実行し、要求量決定プログラム403により決定された各グループへの要求量と、反応実績取得プログラム405により取得された各グループの反応実績をデマンドレスポンス情報DB401に書き込む。このことにより、データが蓄積され、デマンドレスポンス情報DB401が更新される(ステップS105)。
以上説明したように、この第1の実施形態に係る監視制御装置では、デマンドレスポンス情報DB401に蓄積された需要家の過去の反応実績をもとに、各グループへのデマンドレスポンスの要求量を決定するため、需要家が反応する確率の高い要求量を策定することができる。そのため、需要家側との特別な交渉や契約をすることなく、目標とする地域全体の電力調整量を達成しやすくなる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の構成について、図5を用いて説明する。なお、第1の実施形態の監視制御装置の各部と同一部分は同一符号で示し、説明は省略する。図5は第2の実施形態に係る監視制御装置の記憶部の構成を示すブロック図である。
この第2の実施形態が、第1の実施形態と異なる点は記憶部4にある。以下に第1の実施形態と異なる点について説明する。
記憶部4には、演算処理部3での処理に利用されるデマンドレスポンス情報DB401、合計要求量取得プログラム402、要求量決定プログラム403、反応実績取得プログラム405、インセンティブ情報DB407、インセンティブ情報決定プログラム408、インセンティブ情報出力プログラム409、DB更新プログラム410が格納される。
例えばインセンティブ情報DB407には、図6に示すように、過去のデマンドレスポンスの要求量と、その要求量に対して監視制御装置から発信されたインセンティブ情報がグループごとに保存、蓄積されている。
ここで、インセンティブ情報とは、需要家に対する単位Whもしくは単位kWhあたりの報奨(インセンティブ)を表した情報である。
ただし、上記のインセンティブ情報DB407に格納される情報は一例であり、これらに限定されるものではない。例えば、インセンティブ情報における報奨は、金額でなくポイントなどでもよい。
インセンティブ情報決定プログラム408は、インセンティブ情報DB407を参照することにより、要求量決定プログラム403によって決定された各グループへの要求量に対応するインセンティブ情報を決定する機能を演算処理部3に実現させるインセンティブ情報決定手段である。
インセンティブ情報出力プログラム409は、通信部2を介して、インセンティブ情報決定プログラム408により決定されたインセンティブ情報を各グループのHEMSやBEMSに出力する機能を演算処理部3に実現させるインセンティブ情報出力手段である。
DB更新プログラム410は、要求量決定プログラム403により決定された各グループへの要求量と、反応実績取得プログラム405により取得された各グループの反応実績をデマンドレスポンス情報DB401に書き込む機能と、前記要求量と、インセンティブ情報決定プログラム408により決定された各グループに対するインセンティブ情報をインセンティブ情報DB407に書き込む機能とを演算処理部3に実現させるDB更新手段である。
次に動作について図7を用いて説明する。図7は第2の実施形態に係る監視制御装置の動作を示すフローチャートである。
(ステップS101)、(ステップS102)は第1の実施形態と同様であるので省略する。
演算処理部3は、インセンティブ情報決定プログラム408を実行し、インセンティブ情報DB407を参照することにより、要求量決定プログラム403によって決定された各グループへの要求量に対応するインセンティブ情報を決定する(ステップS106)。
具体的な一例として、インセンティブ情報DB407に図6に示すようなデータが格納されている場合を考える。ここで、合計要求量取得プログラム402により取得された合計要求量が32kWhであり、要求量決定プログラム403により決定された各グループへの要求量が、グループAに対して13kWh、グループBに対して7kWh、グループCに対して18kWhであったとする。
この場合、インセンティブ情報決定プログラム408により、インセンティブ情報DB407中の1番目のデータが抽出される。そしてこのデータから、各グループに与えられるインセンティブ情報は、グループAに対して15円/kWh、グループBに対して7円/kWh、グループCに対して18円/kWhと決定される。
インセンティブ情報DB407中の1番目のデータは、過去にグループAに対して13kWh、グループBに対して7kWh、グループCに対して18kWhのデマンドレスポンスの要求を行った場合に、それぞれグループAには15円/kWh、グループBには7円/kWh、グループCには18円/kWhのインセンティブ情報を発信したことを示している。
すなわち、デマンドレスポンス情報DB401とインセンティブ情報DB407を結び付けて考えると、過去の実績として、グループAに15円/kWh、グループBに7円/kWh、グループCに18円/kWhのインセンティブ情報を発信した場合に、それぞれグループAから10kWh、グループBから7kWh、グループCから15kWhの反応実績が得られ、全体として32kWhの反応実績が得られたことを意味している。
そのため、過去の実績を考慮し、グループAに対して15円/kWh、グループBに対して7円/kWh、グループCに対して18円/kWhのインセンティブ情報を発信すれば、結果として地域合計で32kWhほどのデマンドレスポンスの達成が見込めるということになる。
演算処理部3は、インセンティブ情報出力プログラム409を実行し、インセンティブ情報決定プログラム408により決定されたインセンティブ情報を、通信部2を介して各グループのHEMSやBEMSに出力する(ステップS107)。
演算処理部3は、反応実績取得プログラム405を実行し、インセンティブ情報出力プログラム409により出力されたインセンティブ情報に対する反応実績を、通信部2を介して各グループのHEMSやBEMSから取得する(ステップS108)。
演算処理部3は、DB更新プログラム410を実行し、要求量決定プログラム403により決定された各グループへの要求量と、反応実績取得プログラム405により取得された各グループの反応実績をデマンドレスポンス情報DB401に書き込む。
また、演算処理部3は、DB更新プログラム410を実行し、前記要求量と、インセンティブ情報決定プログラム408により決定されたインセンティブ情報をインセンティブ情報DB407に書き込む。
このことにより、データが蓄積され、デマンドレスポンス情報DB401およびインセンティブ情報DB407が更新される(ステップS109)。
以上説明したように、この第2の実施形態に係る監視制御装置では、インセンティブ情報DB407に蓄積された、過去に発信したインセンティブ情報の実績をもとに、各グループへのインセンティブ情報を決定するため、需要家が反応する確率の高いインセンティブ情報を策定することができる。そのため、需要家側との特別な交渉や契約をすることなく、目標とする地域全体の電力調整量を達成しやすくなる。
なお、デマンドレスポンス情報DB401の作成方法の一例としては、要求量として複数のデフォルト値を用いて需要家の反応実績を取得し、統計的に確からしい数のサンプルをとる。そして要求量に対して反応実績が収束したときの値をDBとして用いる方法が挙げられる。
同様に、インセンティブ情報DB407の作成方法の一例としては、要求量に対するインセンティブ情報として複数のデフォルト値を用いて需要家の反応実績を取得し、統計的に確からしい数のサンプルをとる。そして反応実績が収束したときの要求量とインセンティブ情報をDBとして用いる方法が挙げられる。
また、記憶部4にインセンティブの種類を選択するためのDBが格納されており、運用者によってインセンティブの種類を選択可能な構成にしてもよい。
インセンティブの種類の一例としては、予め基準値を決めておき、電力削減量と基準値との差分に対してインセンティブを与えるといったものや、ピーク時などのある時間帯に実施した電力削減量に対してインセンティブを与えるといったものが挙げられる。
また、第1の実施形態および第2の実施形態において、デマンドレスポンス情報DB401に季節や時間帯ごとの需要家の反応実績を格納しておいてもよい。そして各グループへの要求量を決定する際に、季節や時間帯が一致する条件のもとで、反応実績の合計値が、合計要求量と最も近いデータを抽出するようにしてもよい。
さらに、第2の実施形態において、デマンドレスポンス情報DB401とインセンティブ情報DB407の2つのDBを用いているが、図8に示すように、要求量、インセンティブ情報、反応実績が1つのDBに格納されていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…監視制御装置
2…通信部
3…演算処理部
4…記憶部
401…デマンドレスポンス情報DB(Data Base:データベース)
402…合計要求量取得プログラム
403…要求量決定プログラム
404…要求量出力プログラム
405…反応実績取得プログラム
406,410…DB更新プログラム
407…インセンティブ情報DB
408…インセンティブ情報決定プログラム
409…インセンティブ情報出力プログラム

Claims (9)

  1. 外部との通信を行う通信部と、演算処理を行う演算処理部とを備え、電力系統の需給バランスを維持する監視制御装置に、
    対象地域に対するデマンドレスポンスの合計要求量を取得する合計要求量取得処理と、
    前記合計要求量取得処理により前記合計要求量が取得された場合に、需要家が過去に反応した反応実績の合計値が前記合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報データベースより抽出し、前記対象地域内の各グループへの要求量を前記データから決定する要求量決定処理と、
    前記通信部を介して前記要求量を前記各グループに出力する要求量出力処理と、
    前記通信部を介して前記要求量に対する前記各グループの反応実績を取得する反応実績取得処理と
    を前記演算処理部に実現させる監視制御方法。
  2. 前記要求量決定処理により決定された前記要求量および前記反応実績取得処理により取得された前記反応実績を前記デマンドレスポンスデータベースに書き込むデータベース更新処理をさらに前記演算処理部に実現させる請求項1に記載の監視制御方法。
  3. 外部との通信を行う通信部と、演算処理を行う演算処理部とを備え、電力系統の需給バランスを維持する監視制御装置に、
    対象地域に対するデマンドレスポンスの合計要求量を取得する合計要求量取得処理と、
    前記合計要求量取得処理により前記合計要求量が取得された場合に、需要家が過去に反応した実績の合計値が前記合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報データベースより抽出し、前記対象地域内の各グループへの要求量を前記データから決定する要求量決定処理と、
    インセンティブ情報データベースを参照することにより前記要求量に対応したインセンティブ情報を決定するインセンティブ情報決定処理と、
    前記通信部を介して前記インセンティブ情報を前記各グループに出力するインセンティブ情報出力処理と、
    前記通信部を介して前記インセンティブ情報に対する前記各グループの反応実績を取得する反応実績取得処理と
    を前記演算処理部によって実現させる監視制御方法。
  4. 前記要求量決定処理により決定された前記要求量および前記反応実績取得処理により取得された前記反応実績を前記デマンドレスポンスデータベースに書き込み、前記要求量および前記インセンティブ情報を前記インセンティブ情報データベースに書き込むデータベース更新処理をさらに前記演算処理部に実現させる請求項3に記載の監視制御方法。
  5. 対象地域に対するデマンドレスポンスの合計要求量を取得する合計要求量取得手段と、
    前記合計要求量取得処理により前記合計要求量が取得された場合に、需要家が過去に反応した反応実績の合計値が前記合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報データベースより抽出し、前記対象地域内の各グループへの要求量を前記データから決定する要求量決定手段と、
    前記通信部を介して前記要求量を前記各グループに出力する要求量出力手段と、
    前記通信部を介して前記要求量に対する前記各グループの反応実績を取得する反応実績取得手段と
    を備える監視制御装置。
  6. 前記要求量決定処理により決定された前記要求量および前記反応実績取得処理により取得された前記反応実績を前記デマンドレスポンスデータベースに書き込むデータベース更新手段をさらに備える請求項5に記載の監視制御装置。
  7. 対象地域に対するデマンドレスポンスの合計要求量を取得する合計要求量取得手段と、
    前記合計要求量取得処理により前記合計要求量が取得された場合に、需要家が過去に反応した実績の合計値が前記合計要求量と最も近いデータをデマンドレスポンス情報データベースより抽出し、前記対象地域内の各グループへの要求量を前記データから決定する要求量決定手段と、
    インセンティブ情報データベースを参照することにより前記要求量に対応したインセンティブ情報を決定するインセンティブ情報決定手段と、
    前記通信部を介して前記インセンティブ情報を前記各グループに出力するインセンティブ情報出力手段と、
    前記通信部を介して前記インセンティブ情報に対する前記各グループの反応実績を取得する反応実績取得手段と
    を備える監視制御装置。
  8. 前記要求量決定処理により決定された前記要求量および前記反応実績取得処理により取得された前記反応実績を前記デマンドレスポンスデータベースに書き込み、前記要求量および前記インセンティブ情報を前記インセンティブ情報データベースに書き込むデータベース更新手段をさらに備える請求項7に記載の監視制御装置。
  9. 前記グループは、対象地域内の需要家を事前に特性や特徴ごとに分類したものである請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の監視制御装置。
JP2012174471A 2012-08-06 2012-08-06 監視制御方法および監視制御装置 Active JP5951399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012174471A JP5951399B2 (ja) 2012-08-06 2012-08-06 監視制御方法および監視制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012174471A JP5951399B2 (ja) 2012-08-06 2012-08-06 監視制御方法および監視制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014033594A true JP2014033594A (ja) 2014-02-20
JP5951399B2 JP5951399B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=50283007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012174471A Active JP5951399B2 (ja) 2012-08-06 2012-08-06 監視制御方法および監視制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5951399B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105356604A (zh) * 2015-11-18 2016-02-24 四川慧盈科技有限责任公司 用户侧需求响应方法
JP2016136795A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド デマンド制御装置
WO2016203714A1 (ja) * 2015-06-17 2016-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 管理装置、管理方法、及び管理用プログラム
JP2017135825A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 住友電気工業株式会社 電力消費管理装置および電力消費管理プログラム
JP2017146921A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 住友電気工業株式会社 電力管理装置および電力管理プログラム
JP2020173725A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 三菱電機株式会社 需給調整システム
JP2020188646A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 アズビル株式会社 デマンドレスポンスシステムおよび方法
JP7051017B1 (ja) * 2020-12-22 2022-04-08 三菱電機株式会社 通信システム、通信管理装置、集約装置、ソフトウェア配布方法およびソフトウェア配布プログラム
JP7417072B2 (ja) 2020-02-12 2024-01-18 日新電機株式会社 需給制御システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176729A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Hitachi Ltd インセンティブ電力負荷制御方法およびシステム
JP2007510968A (ja) * 2003-09-16 2007-04-26 イーティージー インターナショナル エルエルシー 広域電力需要と電力供給の管理
JP2011059939A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Toshiba Corp エネルギー管理システムおよびエネルギー管理方法
JP2011234558A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Toshiba Corp 消費電力管理システム、およびこれに利用される消費電力管理装置、消費電力管理方法、供給電力管理装置、供給電力管理方法
JP2012511301A (ja) * 2008-12-04 2012-05-17 アメリカン パワー コンバージョン コーポレイション エネルギーの削減

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176729A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Hitachi Ltd インセンティブ電力負荷制御方法およびシステム
JP2007510968A (ja) * 2003-09-16 2007-04-26 イーティージー インターナショナル エルエルシー 広域電力需要と電力供給の管理
JP2012511301A (ja) * 2008-12-04 2012-05-17 アメリカン パワー コンバージョン コーポレイション エネルギーの削減
JP2011059939A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Toshiba Corp エネルギー管理システムおよびエネルギー管理方法
JP2011234558A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Toshiba Corp 消費電力管理システム、およびこれに利用される消費電力管理装置、消費電力管理方法、供給電力管理装置、供給電力管理方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016136795A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド デマンド制御装置
US20180175620A1 (en) * 2015-06-17 2018-06-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Management apparatus, management method, and management program
WO2016203714A1 (ja) * 2015-06-17 2016-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 管理装置、管理方法、及び管理用プログラム
JP2017011793A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 管理装置、管理方法、及び管理用プログラム
EP3312962A4 (en) * 2015-06-17 2018-07-11 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Management apparatus, management method, and management program
US10644507B2 (en) 2015-06-17 2020-05-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Management apparatus, management method, and management program
CN105356604A (zh) * 2015-11-18 2016-02-24 四川慧盈科技有限责任公司 用户侧需求响应方法
JP2017135825A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 住友電気工業株式会社 電力消費管理装置および電力消費管理プログラム
JP2017146921A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 住友電気工業株式会社 電力管理装置および電力管理プログラム
JP2020173725A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 三菱電機株式会社 需給調整システム
JP7178945B2 (ja) 2019-04-12 2022-11-28 三菱電機株式会社 需給調整システム
JP2020188646A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 アズビル株式会社 デマンドレスポンスシステムおよび方法
JP7417072B2 (ja) 2020-02-12 2024-01-18 日新電機株式会社 需給制御システム
JP7051017B1 (ja) * 2020-12-22 2022-04-08 三菱電機株式会社 通信システム、通信管理装置、集約装置、ソフトウェア配布方法およびソフトウェア配布プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5951399B2 (ja) 2016-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5951399B2 (ja) 監視制御方法および監視制御装置
JP7065231B2 (ja) エネルギー顧客の予測的セグメント化
JP6610059B2 (ja) 電力需要誘導装置
JP2011257792A (ja) ネットワークシステム,管理サーバおよび仮想マシンの配置方法
WO2019098372A1 (ja) 系統運用者側コンピュータ、発電事業者側コンピュータ、電力システム、制御方法及びプログラム
WO2013094156A1 (ja) タスク配置最適化システム、タスク配置最適化方法、及びタスク配置最適化プログラム
JP2017228148A (ja) デマンドレスポンス計画装置、方法及びプログラム
US20200380093A1 (en) Computer system, license management method and program
Che et al. Two‐stage minimax stochastic unit commitment
JP2014006612A (ja) 水道情報管理システム,及び管理方法
EP2743877A1 (en) Method and apparatus to provide advertisement data based on device information and operational information of apparatuses
CN102067136A (zh) 基于评估的可靠性的基础设施系统管理
US11277327B2 (en) Predictive analytics of device performance
JP5323113B2 (ja) 電力利用調整装置、システムおよびプログラム
TW201519552A (zh) 建立一用電模型之裝置、方法及其電腦程式產品
Kamarulzaman et al. A review on factors for Big Data adoption towards industry 4.0
JP2012029389A (ja) 電力需給制御システムおよび電力需給制御方法
WO2019113263A1 (en) Method and system for tracking application activity data from remote devices and generating a corrective action data structure for the remote devices
JP2023063152A (ja) 変圧器負荷予測システム、及び変圧器負荷予測方法
US20130211874A1 (en) System and Method for Mass Production and Sale of Configurable and Personalized Tablet Computers
US20150227875A1 (en) Systems and Methods to Determine Competitiveness of a Long Term Service Agreement
US20150206076A1 (en) Cloud based energy portfolio builder to build and manage energy and utilities for geographically distributed buildings
JP2018013934A (ja) 電力価格予測装置
KR20150103787A (ko) 네트워크 마케팅 관리 방법
JP6522487B2 (ja) パワーコンディショナの運転制御装置、運転制御方法、および運転制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20140812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140902

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150216

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160608

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5951399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151