JP2014033514A - ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びホットプレス用成形型装置 - Google Patents

ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びホットプレス用成形型装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤーハーネス本体を、ホットプレスした不織部材によって形成された保護部で覆った構成において、固定部を位置精度よく設けることができ、かつ、固定後のがたつき、固定の緩み等の発生を抑制することを目的とする。
【解決手段】ワイヤーハーネス10は、ワイヤーハーネス本体12と、保護部材20とを備える。保護部材20は、不織部材がホットプレスされることにより形成された部材であり、ワイヤーハーネス本体12を覆う保護本体部22と、保護本体部22から突出する固定部30とを含む。固定部30には、リング部材40が埋込まれており、このリング部材40の孔42に対応する位置に固定孔32が形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、ワイヤーハーネスを車体に固定するための技術に関する。
特許文献1は、電線を不織布で覆ってホットプレスすることにより保護部材を形成する構成を開示している。ホットプレスされた不織布は、硬くなり、電線を保護する役割、電線を所定の経路に沿った形状に維持する役割等を果す。
特開2012−115019号公報
上記の保護部材を車体に取付ける構成としては、結束バンドを用いて車体固定用のクランプを保護部材に取付ける構成、或は、保護部材に、ネジ固定用の孔が形成された部分を一体形成する構成等が挙げられる。
しかしながら、ホットプレスされた不織部材表面は、硬くかつ滑り易い。このため、結束バンドを用いてクランプを保護部材に取付ける構成では、結束バンドが保護部材周りで回転したり、保護部材の長手方向に沿って移動したりする。これにより、保護部材に対するクランプの取付位置精度が劣るという問題がある。
また、保護部材に、ネジ固定用の孔が形成された部分を一体形成した構成では、ネジ固定後に、ネジ固定用の孔の周辺部が変形し、がたつき、固定の緩み等が発生する恐れがある。
そこで、本発明は、ワイヤーハーネス本体を、ホットプレスした不織部材によって形成された保護部で覆った構成において、固定部を位置精度よく設けることができ、かつ、固定後のがたつき、固定の緩み等の発生を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るワイヤーハーネスは、ワイヤーハーネス本体と、不織部材がホットプレスされることにより形成され、前記ワイヤーハーネス本体を覆う保護本体部と、前記保護本体部から突出するように形成され、リング部材が埋込まれると共に前記リング部材の孔に対応する位置に固定孔が形成された固定部とを含む保護部材と、を備える。
第2の態様は、第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記リング部材は、金属製リング部材とされている。
第3の態様は、第1又は第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記固定部は、前記リング部材の両端面外側でホットプレスされた部分を含む。
第4の態様は、第1〜第3のいずれか1つの態様に係るワイヤーハーネスであって、前記固定部は、前記リング部材の内周側でホットプレスされた部分を含む。
第5の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、(a)不織部材の一部でリング部材を挟込み、前記不織部材のうちの前記リング部材を挟込んだ部分をワイヤーハーネス本体の外方に延出させた状態で、前記不織部材で前記ワイヤーハーネス本体を覆う工程と、(b)前記不織部材をホットプレスして、前記ワイヤーハーネス本体を覆う保護本体部と、前記保護本体部から突出するように形成され、前記リング部材が埋込まれると共に前記リング部材の孔に対応する位置に固定孔が形成された固定部とを含む保護部材を形成する工程と、を備える。
第6の態様は、第5の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記不織部材をホットプレスするためのホットプレス用成形型のうち前記固定部を形成する部分に位置決め棒状部材が設けられており、前記工程(a)のうち、前記不織部材の一部で前記リング部材を挟込む作業が、前記ホットプレス用成形型上において、前記位置決め棒状部材を前記不織部材の一部に突刺して突出させる作業と、前記位置決め棒状部材を前記リング部材内に挿通させて前記リング部材を位置決めする作業とを含む。
第7の態様は、第6の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記ホットプレス用成形型のうち前記固定部を形成する部分であって前記位置決め棒状部材に対向する部分に、前記リング部材の内径よりも小さい外径の内周形成用型部が突設されており、前記内周形成用型部が前記不織部材の一部に挟込まれた前記リング部材内に挿通されることで、前記位置決め棒状部材が前記リング部材内から退避すると共に、前記内周形成用型部と前記リング部材との間に不織部材が介在した状態で、前記不織部材のホットプレスが行われる。
第8の態様に係るホットプレス用成形型装置は、複数の型部材を含み,一部を前記ワイヤーハーネス本体から突出させるようにして前記ワイヤーハーネス本体に装着された不織部材のうち、前記ワイヤーハーネス本体を覆う部分をホットプレス可能な保護本体部形成面と、前記不織部材のうち前記ワイヤーハーネス本体から突出する部分をホットプレス可能な固定部形成面とが形成された成形型と,前記成形型のうち前記固定部形成面に突設された位置決め棒状部材と、を備える。
第9の態様に係るホットプレス用成形型装置は、第8の態様に係るホットプレス用成形型装置であって,前記位置決め棒状部材が前記固定部形成面に対して出退可能に設けられ,前記固定部形成面のうち前記位置決め棒状部材に対向する部分に,内周形成用型部が突設されている。
第1の態様に係るワイヤーハーネスによると、不織部材がホットプレスされることにより保護本体部及び固定部が形成されているため、保護本体部に対して固定部を位置精度よく設けることができる。また、固定部にはリング部材が埋込まれており、このリング部材の孔に対応する位置に固定孔が形成されているため、固定孔の周辺部が変形し難くなる。これにより、前記固定孔を利用して保護部材を車体に固定した後のがたつき、固定の緩み等を抑制できる。
第2の態様によると、固定孔の周辺部よりが変形し難くなり、固定後のがたつき、固定の緩み等をより確実に抑制できる。
第3の態様によると、前記固定部は、前記リング部材の両端面外側でホットプレスされた部分を含むため、固定部に対してリング部材をその軸方向により確実に位置決めできる。
第4の態様によると、前記固定部は、前記リング部材の内周側でホットプレスされた部分を含むため、固定部に対してリング部材をその軸方向に対して直交する方向により確実に位置決めできる。
第5の態様によると、不織部材の一部でリング部材を挟込んだ状態で、不織部材をホットプレスして、保護本体部及び固定部を含む保護部材を形成するため、固定部においてリング部材をしっかりと保持できる。
第6の態様によると、前記不織部材の一部で前記リング部材を挟込む作業が、前記ホットプレス用成形型上において、前記位置決め棒状部材を前記不織部材の一部に突刺して突出させる作業と、前記位置決め棒状部材を前記リング部材内に挿通させて前記リング部材を位置決めする作業とを含むため、リング部材を精度よく所定位置に設けることができる。
第7の態様によると、前記内周形成用型部が前記不織部材の一部に挟込まれた前記リング部材内に挿通されることで、前記位置決め棒状部材が前記リング部材内から退避するため、内周形成用型部をリング部材内で精度よい位置に挿通することができる。また、内周形成用型部がリング部材内に挿通され、内周形成用型部とリング部材との間に不織部材が介在した状態で、前記不織部材のホットプレスが行われるため、リング部材の内周側で不織部材がホットプレスされた部分を含むことになり、固定部に対してリング部材をその軸方向に対して直交する方向により確実に位置決めできる。
第8の態様によると,位置決め棒状部材によってリング部材を位置決めした状態で,固定部形成面により,前記不織部材のうち前記ワイヤーハーネス本体から突出する部分をホットプレスすることができるため,リング部材を固定部に対して精度よく所定位置に設けることができる。
第9の態様によると,内周成形用型部をリング部材内に挿通させると,位置決め棒状部材が前記リング部材内から退避する.このため,内周形成用型部をリング部材内で精度よい位置に挿通することができる。
実施形態に係るワイヤーハーネスを示す斜視図である。 ワイヤーハーネスを示す平面図である。 図2のIII−III線部分断面図である。 ホットプレス用成形型装置を示す概略斜視図である。 図5は図4の部分断面図である。 ワイヤーハーネスの一製造工程を示す説明図である。 ワイヤーハーネスの他の製造工程を示す図である。 ワイヤーハーネスのさらに他の製造工程を示す図である。 ワイヤーハーネスのさらに他の製造工程を示す図である。 ワイヤーハーネスのさらに他の製造工程を示す図である。 ワイヤーハーネスのさらに他の製造工程を示す図である。 図11の部分拡大図である。
以下、実施形態に係るワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びホットプレス用成形型装置について説明する。
まず、ワイヤーハーネス10について説明する。
図1はワイヤーハーネス10を示す斜視図であり、図2はワイヤーハーネス10を示す平面図であり、図3は図2のIII−III線部分断面図である。
ワイヤーハーネス10は、ワイヤーハーネス本体12と、保護部材20とを備える。
ワイヤーハーネス本体12は、少なくとも1本の電線12aを含む。ここでは、ワイヤーハーネス本体12は、複数の電線12aが束ねられることにより構成されている。複数の電線12aは車両における配線形態に応じて分岐していてもよく、この場合の分岐箇所は、本保護部材20による保護箇所内であってもよいし、保護部材20による保護箇所外であってもよい。各電線12aの端部には、コネクタが取付けられている。そして、本ワイヤーハーネス本体12が車両における所定の配線形態に沿って配設された状態で、コネクタが車両における各種電気部品に接続されることで、各電気部品が本ワイヤーハーネス本体12を介して相互に電気的に接続される。なお、上記ワイヤーハーネス本体12には、光ケーブル等が含まれていてもよい。
保護部材20は、不織部材(例えば、不織布)がワイヤーハーネス本体12の長手方向の少なくとも一部を覆った状態でホットプレスされることにより形成される。なお、保護部材20は、ワイヤーハーネス本体12の長手方向略全体を覆っていてもよいし、ワイヤーハーネス本体12の一部を覆っていてもよい。
不織部材としては、加熱工程を経ることにより硬くなることが可能なものを用いることができる。このような不織部材として、基本繊維と、これと絡み合う接着樹脂(バインダとも呼ばれる)とを含むものを用いることができる。接着樹脂は、基本繊維の融点よりも低い融点(例えば、110℃〜115℃)を有する樹脂である。不織部材を基本繊維の融点よりも低くかつ接着樹脂の融点よりも高い加工温度に加熱すると、接着樹脂が溶融して基本繊維間に染込む。その後、不織部材が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化する。これより、不織部材が加熱前の状態よりも硬くなり、加熱時の成形形状に維持される。また、不織部材同士が接触している部分では、当該接触部分にも溶融した接着樹脂が染込んで固化する。これにより、不織部材同士の接触部分が接合される。
ただし、基本繊維は、接着樹脂の融点で繊維状態を保ち得る繊維であればよく、樹脂繊維の他、各種繊維を用いることができる。また、接着樹脂としては、基本繊維の融点よりも低い融点を持つ熱可塑性樹脂繊維を用いることができる。接着樹脂は、粒状であっても繊維状であってもよい。また、芯繊維の外周に接着樹脂層を形成してバインダ繊維を構成し、これを基本繊維と絡み合わせるようにしてもよい。この場合の芯繊維としては、上記基本繊維と同材料のものを用いることができる。
基本繊維と接着樹脂の組み合わせとしては、基本繊維をPET(ポリエチレンテレフタレート)の樹脂繊維とし、接着樹脂をPETとPEI(ポリエチレンイソフタレート)の共重合樹脂とした例が挙げられる。この場合、基本繊維の融点はおよそ250℃であり、接着樹脂の融点は110℃〜150℃である。このため、不織部材を110℃〜250℃の温度に加熱すると、接着樹脂が溶融し、溶融せずに繊維状を保つ基本繊維間に染込む。そして、不織部材が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化し、上記成形形状の維持及び不織部材同士の接合を行う。
また、ホットプレスとは、不織部材に対する加熱処理及び不織部材を型に押付けて所定形状に形成する処理を施すことをいう。加熱処理と所定形状への形成処理とは、同時に行われてもよいし、或は、連続的に別々に行われてもよい。この実施形態に係る保護部材20を製造するのに適したホットプレス加工の例については後にさらに詳述する。
保護部材20は、保護本体部22と、固定部30とを含む。なお、保護部材20は、全体として1つの不織部材によって形成されている必要はなく、複数の不織部材の重ね合せ等の接合構造等によって形成されていてもよい。
保護本体部22は、ワイヤーハーネス本体12を覆う部分である。ここでは、保護本体部22は、ワイヤーハーネス本体12の長手方向の一部を覆う筒形状に形成されている。ここでは、保護本体部22は直線状に延びる形状に形成されているが、途中で曲っていてもよい。また、ワイヤーハーネス本体のうち分岐している部分を覆う場合には保護本体部も途中で分岐していてもよい。保護本体部22の形状は、ワイヤーハーネス本体12のうち本保護本体部22による保護対象となる部分の配索経路等に応じて決定されるとよい。
固定部30は、上記保護本体部22から突出するように当該保護本体部22と一体形成された部分である。この固定部30に、リング部材40が埋込まれると共に、当該リング部材40の孔42に対応する位置に固定孔32が形成されている。
より具体的には、固定部30は、細長板形状に形成されている。ここでは、固定部30は、保護本体部22の長手方向に沿って延在するように形成されている。ここでは、固定部30は、保護本体部22の長手方向全体に亘って形成されているが、当該保護本体部22の長手方向において部分的に形成されていてもよい。また、固定部30は、保護本体部22の長手方向に対して斜めの姿勢又は直交する姿勢であってもよい。
また、固定部30には、少なくとも1つの固定孔32が形成されている。ここでは、固定部30の長手方向両端部に固定孔32が形成されている。固定孔32は、車体80への固定に用いられるボルト82を挿通可能な内径の孔形状に形成されている(図3参照)。そして、本固定部30が車体80の取付対象部位上に配設され、ボルト82が固定孔32に挿通されると、ボルト82が固定孔32から突出する。ボルト82の当該突出部分にナット84を螺合締結することで、車体80とナット84との間に固定部30が挟込み固定される。
固定部30のうち固定孔32が形成された部分にリング部材40が埋込まれている。リング部材40は、不織部材をホットプレスした部分よりも硬い材料、例えば、鋼材等の金属により形成されている。ここでは、リング部材40は、円筒状に形成されているが、その他、多角形筒形状等であってもよい。
上記リング部材40の軸方向長さ寸法は、固定部30の厚み寸法よりも小さく、そのリング部材40の両端面外側に不織部材がホットプレスされて硬化した部分31aが存在している(図3参照)。このため、この両部分31aによって、リング部材40がその軸方向両端外側から位置規制され、当該リング部材40のより確実な抜止めが図られている。
また、リング部材40の内径は、上記固定孔32の内径よりも大きく、そのリング部材40の内周側に、不織部材がホットプレスされて硬化した部分31bが存在している(図3参照)。この部分31bは、リング部材40の一方の端面上に存在する部分31aの内周部分よりリング部材40の内周に向けて突出するように延在している。この部分31bによって、リング部材40の軸方向と直交する方向においてリング部材のより正確な位置決めが図られる。
このように構成されたワイヤーハーネス10によると、不織部材がホットプレスされることによって保護本体部22及び固定部30を含む保護部材20が一体形成されているため、保護本体部22に対して固定部30を位置精度よく設けることができる。このため、ワイヤーハーネス本体12を車体における所定の布設対象箇所に配設すると、固定部30が固定用のボルト82に対して位置精度よく配設され、その固定作業を容易に行える。また、固定部30を車体80に固定した後は、固定部30に対して保護本体部22及びワイヤーハーネス本体12が位置ずれし難く、従って、ワイヤーハーネス本体12を安定して一定位置に保持できる。
また、固定部30には、リング部材40が埋込まれており、このリング部材40の孔42に対応する位置に固定孔32が形成されているため、固定孔32の周辺部が変形し難くなる。このため、固定孔32を利用して保護部材20を車体に固定した状態、即ち、ナット84を締付け固定した状態で、固定孔32がその軸方向に潰れたり、或は、固定孔32が拡径するように変形する等し難くなる。これにより、保護部材20を車体80に固定した後において、固定部30のがたつき、または、固定の緩み等を有効に抑制できる。
特に、リング部材40として金属製のリング部材を用いることで、固定孔32の周辺部の変形をより有効に抑制できる。
また、保護部材20に固定孔32が形成されているため、ボルト82を当該固定孔32に挿通させて当該ボルト82にナット84を螺合締結することで、固定部30の固定を行うことができる。これにより、ナット84を緩めて取外すことで、固定部30の取外し、また、再取付することができ、取付作業のやり直し、メンテナンス等に便利である。
しかも、固定部30は、リング部材40の両端面外側でホットプレスにより硬化した部分31aを含んでいるため、固定部30に対してリング部材40をその軸方向により確実に位置決めできる。これにより、リング部材40のより確実な抜止め、固定部30の厚み方向の正確な位置決め等を図ることができる。
もっとも、上記ホットプレスされた部分31aは必須ではない。例えば、リング部材40の長手方向中間部につば部が形成され、当該つば部が固定部30に挟込まれている構成等によって、リング部材40の軸方向の位置決め等が図られる構成であってもよい。
また、固定部30は、リング部材40の内周側でホットプレスされた部分31bを含むため、当該部分31bによってリング部材40の軸方向に対して直交する方向において当該リング部材40の位置決めを図ることができる。これにより、固定孔32を利用した固定部30を車体80に固定した状態において、車体80に対して固定部30をより確実に位置決めすることができる。
もっとも、リング部材40の内周側でホットプレスされた部分31bが存在することは必須ではなく、固定孔32の内周にリング部材40の孔42が直接露出していてもよい。
上記ワイヤーハーネス10を製造する方法について説明する。
まず、保護部材20をホットプレスするのに適したホットプレス用成形型装置の構成例について説明する。図4はホットプレス用成形型装置50を示す概略斜視図であり、図5は図4の部分断面図である。
ホットプレス用成形型装置50は、複数の型部材の組合わせによって、上記保護部材20をホットプレス可能に構成されている。ここでは、ホットプレス用成形型装置50は、下型60と、上型70とを備える。ホットプレス用成形型装置は、3以上等、より多数の型部材の組合わせによって構成されていてもよい。
下型60は、熱伝導性に優れた金属等により形成された部材であり、その一主面(上面)に下型面62が形成されている。下型面62は、上記保護本体部22を形成するための保護本体部形成下型面62aと、固定部30を形成するための固定部形成下型面62bとを含む。保護本体部形成下型面62aは、上方および両端側に開口する半円溝形状に形成されている。保護本体部形成下型面62aの長手方向の長さは、ワイヤーハーネス本体12における保護対象部分(保護部材20で覆うべき部分)の長さと略同一に形成されている。固定部形成下型面62bは、保護本体部形成下型面62aの一側から外方向に延出する底面部分と当該底面の一側部に立上がるように設けられた側面部分とを含む。
固定部形成下型面62bのうち固定部30の各固定孔32に対応する各部分には、位置決め棒状部材68が突設されている。ここでは、位置決め棒状部材68は、次の構成によって、固定部形成下型面62bに対して出退可能に設けられている。
すなわち、下型60のうち固定部30の各固定孔32に対応する各位置に、支持凹部63が形成されている。支持凹部63は、位置決め棒状部材68の外径よりも大きな(僅かに大きな)内径の有底円形穴に形成されており、位置決め棒状部材68を固定部形成下型面62bに対して垂直姿勢にした状態で、当該固定部形成下型面62bに対して出退可能に支持できるようになっている。また、支持凹部63の深さ寸法は、位置決め棒状部材68の長さ寸法よりも大きく、従って、位置決め棒状部材68の全体を当該支持凹部63内に収容できるようになっている。
また、位置決め棒状部材68と支持凹部63の底面との間には、付勢部材としてのバネ64が介在配置されている。バネ64は、位置決め棒状部材68を、固定部形成下型面62bから突出させる方向に付勢するように構成されている。かかる付勢部材としては、その他、板バネ、ゴム等を用いてもよい。
また、下型60には、位置決め棒状部材68の退避方向への移動を規制及び規制解除可能なストッパ65が設けられている。ここでは、下型60に、その外周面から支持凹部63に至るストッパ用孔65hが形成され、前記ストッパ65が当該ストッパ用孔65hに進退可能に挿入されている。そして、ストッパ65をストッパ用孔65hに挿入して、ストッパ65の先端部を支持凹部63内に突出させることで、位置決め棒状部材68の底部がストッパ65の先端部にその上方から当接可能な状態となる。位置決め棒状部材68の底部がストッパ65の先端部に当接した状態で、当該位置決め棒状部材68の退避移動が抑制されている。この状態で、後述するように、下型60に対する不織部材のセット及びリング部材40のセットが行われるため、固定部形成下型面62bに対する位置決め棒状部材68の突出寸法は、固定部30を形成するための不織部材の厚み寸法にリング部材40の軸方向長さ寸法を加算した寸法よりも大きいことが好ましい。
また、上記ストッパ65をストッパ用孔65hから外方に引抜くと、上記位置決め棒状部材68の退避方向への移動規制は解除され、位置決め棒状部材68は支持凹部63内に退避移動できるようになる。
なお、上記位置決め棒状部材68の先端部は、不織部材90に突刺し易いように、また、リング部材40内に挿通させ易いように、先細り形状に形成されていることが好ましいが、これは必須ではない。
位置決め棒状部材68の退避方向への移動を規制及び規制解除可能なストッパとしては、上記構成以外に種々構成を採用することができる。例えば、位置決め棒状部材68及び支持凹部63に部分的なネジ山及びネジ溝が形成されており、位置決め棒状部材68が突出した状態で両者が螺合し合い、位置決め棒状部材68を回転させて退避移動させると、当該螺合が解除され、位置決め棒状部材68が支持凹部63内に退避移動できる構成であってもよい。また、位置決め棒状部材68及び支持凹部63に、位置決め棒状部材68が固定部形成下型面62bから突出しかつ支持凹部63に対して所定の回転角度姿勢である状態でのみ当接し合って位置決め棒状部材68の退避移動を規制し、位置決め棒状部材68が支持凹部63に対して所定の回転角度姿勢からずれた状態になると、位置決め棒状部材68の退避移動の規制を解除する、突起又は溝が形成されていてもよい。
なお、ここでは、下型60のうち保護本体部形成下型面62aの他側部には側面が立上がっているが、これは必須ではない。
上型70は、熱伝導性に優れた金属等により形成された部材であり、その一主面(下面)に、上型面72が形成されている。上型面72は、上記保護本体部22を形成するための保護本体部形成上型面72aと、固定部30を形成するための固定部形成上型面72bとを含む。保護本体部形成上型面72aは、下方および両端側に開口する半円溝形状に形成されており、保護本体部形成上型面72aと一体となって保護本体部22を形成する円柱状空間を形成する。固定部形成上型面72bは、保護本体部形成上型面72aの一側から外方向に延出する天井面部分を含み、上記保護本体部形成下型面62aと一体となって、固定部30を形成するための、薄い直方体状空間を形成する。
また、固定部形成上型面72bのうち位置決め棒状部材68に対向する部分に、内周形成用突部78が突設されている。内周形成用突部78の外径は、リング部材40の内径よりも小さく設定されており、内周形成用突部78をリング部材40内に配設できる共に、リング部材40と内周形成用突部78との間に不織部材を配設できるようになっている。
また、固定部形成上型面72bに対する内周形成用突部78の突出寸法は、固定部30の厚み寸法と同じ程度に設定されており、当該固定部30に対してこれを貫通する固定孔32を形成できるようになっている。
上記ホットプレス用成形型装置50を用いて、ワイヤーハーネス10を製造する方法について説明する。
まず、複数の電線を結束する等してワイヤーハーネス本体12を製造する。そして、図6に示すように、ワイヤーハーネス本体12のうち保護対象となる部分を不織部材90で覆う。この際の不織部材90としては、シート状の不織部材(不織布)を方形状に形成したものを用いることが好ましい。かかる不織部材90の一端部をワイヤーハーネス本体12に少なくとも1回巻付け、不織部材90の他端部をワイヤーハーネス本体12の側方に引出しておく。
ここでは、不織部材90を一枚用いた例で説明するが、不織部材90を複数枚用いてもよい。
次に、図7に示すように、ワイヤーハーネス本体12の保護対象部分及びここを覆う不織部材90を下型60の下型面62上に配設する。この際、不織部材90のうちワイヤーハーネス本体12を覆う部分については、保護本体部形成上型面72a内に配設する。また、不織部材90の他端部については、固定部形成上型面72b上に配設する。そして、位置決め棒状部材68の周りで不織部材90の他端部を固定部形成上型面72bに押付けるようにして、位置決め棒状部材68を不織部材90の他端部に突刺して突出させる。なお、この際、ストッパ65によって位置決め棒状部材68が退避移動しないように規制しておく。
すると、図8に示すように、位置決め棒状部材68の先端部が不織部材90の他端部から突出るので、位置決め棒状部材68の先端部をリング部材40内に挿通させて、リング部材40を固定部形成上型面72b上で位置決めする。
次に、図9に示すように、不織部材90の他側部を、固定部形成上型面72bの外側縁部で二つ折りし、固定部形成上型面72b上で、不織部材90を二重に重ね合せると共に、不織部材90の他端部の先端部を、ワイヤーハーネス本体12巻付けられた不織部材90の一端部上に重ね合せる。この際、不織部材90のうち位置決め棒状部材68上に重ね合された部分を、当該位置決め棒状部材68に向けて押付けることで、位置決め棒状部材68を不織部材90に突刺して突出させることが好ましい。
これにより、図10に示すように、固定部形成上型面72b上で不織部材90の間でリング部材40が挟込まれ、かつ、不織部材90のうちの当該挟込み部分がワイヤーハーネス本体12の外方に延出した状態で、不織部材90がワイヤーハーネス本体12を覆う状態となる。
この後、上型70と下型60とを相対的に接近移動させて、不織部材をホットプレスして、保護部材20を形成する。
すなわち、上型70と下型60とを相対的に接近移動させると、保護本体部形成下型面62aと保護本体部形成上型面72aとの間に、不織部材90のうちワイヤーハーネス本体12を覆う部分が加圧及び加熱され、この後、冷却(自然冷却を含む)されると、ワイヤーハーネス本体12を覆う保護本体部22が形成される。
また、固定部形成下型面62bと固定部形成上型面72bとの間で、不織部材90のうちワイヤーハーネス本体12の側方に突出する部分が加圧及び加熱され、この後、冷却(自然冷却を含む)されると、固定部30が形成される。
固定部30の形成作業についてより具体的に説明すると、すなわち、上型70と下型60とを相対的に接近移動させると、図11及び図12に示すように、内周形成用突部78が不織部材90を貫通して、不織部材90の間に挟みまれたリング部材40内に挿通される。これにより、不織部材90のうちリング部材40の孔42に相当する余剰部分が当該孔42内に押込まれ、リング部材40の孔42の内周面と内周形成用突部78の外周面との間に介在するようになる。
また、上型70と下型60とを相対的に接近移動させる際に、ストッパ65を操作して位置決め棒状部材68が退避移動可能な状態にしておく。すると、内周形成用突部78がリング部材40内に挿通される際に、内周形成用突部78が位置決め棒状部材68を退避方向に押す。これにより、位置決め棒状部材68がリング部材40内から退避移動される。
上記状態でホットプレスが行われると、固定部形成下型面62bと固定部形成上型面72bとの間で、固定部30の外形状が形作られる。また、内周形成用突部78によって固定孔32が形成される。この際、不織部材90のうちリング部材40の両端面と固定部形成下型面62b又は固定部形成上型面72bとの間に介在する部分が加熱及び加圧され、その後冷却(自然冷却を含む)によって、硬化した上記部分31aが形成される。また、不織部材90のうちリング部材40の内周面と内周形成用突部78の外周面との間に介在する部分も、それらの間で圧縮された状態で、内周形成用突部78を介して伝達される熱により加熱され、その後冷却(自然冷却を含む)によって、硬化した上記部分31bが形成される。
これにより、ワイヤーハーネス本体12が保護部材20によって覆われたワイヤーハーネス10を製造することができる。
上記したワイヤーハーネス10の製造方法及びホットプレス用成形型装置50によると、不織部材90の一部でリング部材40を挟込んだ状態で、不織部材90をホットプレスして保護本体部22及び固定部30を含む保護部材20を形成するため、固定部30においてリング部材40をしっかりと保持した上記ワイヤーハーネス10を製造することができる。
特に、不織部材90でリング部材40を挟込む際に、位置決め棒状部材68を不織部材90の一部に突刺して突出させ、位置決め棒状部材68のうちの当該突出部分をリング部材40に挿通させてリング部材40を位置決めするため、リング部材40を精度よく一定位置に位置決めすることができる。
また、不織部材90の一部を内周形成用突部78とリング部材40との間に圧縮状に介在させた状態で、不織部材90の一部のホットプレスを行うため、リング部材40の内周側で不織部材90がホットプレスされて硬化した部分31bを含むことになり、固定部30に対してリング部材40をその軸方向に対して直交する方向により確実に位置決めできる。
また、位置決め棒状部材68が固定部形成下型面62bに対して出退可能に設けられ,固定部形成上型面72bには、当該位置決め棒状部材68に対向する内周形成用突部78が突設されている。そして内周形成用突部78をリング部材40内に挿入すると、位置決め棒状部材68が退避移動する。このため、位置決め棒状部材68によって位置決めされたリング部材40に対して、位置精度よく内周形成用突部78を挿入することができ、結果、内周形成用突部78をリング部材40内で精度よい位置に挿通することができる。これにより、リング部材40の内周部においてホットプレスされる不織部材90の厚みの均一化等を図ることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 ワイヤーハーネス
12 ワイヤーハーネス本体
20 保護部材
22 保護本体部
22 保護本体部
30 固定部
32 固定孔
40 リング部材
50 ホットプレス用成形型装置
60 下型
62 下型面
62a 保護本体部形成下型面
62b 固定部形成下型面
63 支持凹部
68 位置決め棒状部材
70 上型
72 上型面
72a 保護本体部形成上型面
72b 固定部形成上型面
78 内周形成用突部
90 不織部材

Claims (9)

  1. ワイヤーハーネス本体と、
    不織部材がホットプレスされることにより形成され、前記ワイヤーハーネス本体を覆う保護本体部と、前記保護本体部から突出するように形成され、リング部材が埋込まれると共に前記リング部材の孔に対応する位置に固定孔が形成された固定部とを含む保護部材と、
    を備えるワイヤーハーネス。
  2. 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
    前記リング部材は、金属製リング部材である、ワイヤーハーネス。
  3. 請求項1又は請求項2記載のワイヤーハーネスであって、
    前記固定部は、前記リング部材の両端面外側でホットプレスされた部分を含む、ワイヤーハーネス。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のワイヤーハーネスであって、
    前記固定部は、前記リング部材の内周側でホットプレスされた部分を含む、ワイヤーハーネス。
  5. (a)不織部材の一部でリング部材を挟込み、前記不織部材のうちの前記リング部材を挟込んだ部分をワイヤーハーネス本体の外方に延出させた状態で、前記不織部材で前記ワイヤーハーネス本体を覆う工程と、
    (b)前記不織部材をホットプレスして、前記ワイヤーハーネス本体を覆う保護本体部と、前記保護本体部から突出するように形成され、前記リング部材が埋込まれると共に前記リング部材の孔に対応する位置に固定孔が形成された固定部とを含む保護部材を形成する工程と、
    を備えるワイヤーハーネスの製造方法。
  6. 請求項5記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記不織部材をホットプレスするためのホットプレス用成形型のうち前記固定部を形成する部分に位置決め棒状部材が設けられており、
    前記工程(a)のうち、前記不織部材の一部で前記リング部材を挟込む作業が、前記ホットプレス用成形型上において、前記位置決め棒状部材を前記不織部材の一部に突刺して突出させる作業と、前記位置決め棒状部材を前記リング部材内に挿通させて前記リング部材を位置決めする作業とを含む、ワイヤーハーネスの製造方法。
  7. 請求項6記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記ホットプレス用成形型のうち前記固定部を形成する部分であって前記位置決め棒状部材に対向する部分に、前記リング部材の内径よりも小さい外径の内周形成用型部が突設されており、
    前記内周形成用型部が前記不織部材の一部に挟込まれた前記リング部材内に挿通されることで、前記位置決め棒状部材が前記リング部材内から退避すると共に、前記内周形成用型部と前記リング部材との間に不織部材が介在した状態で、前記不織部材のホットプレスが行われる、ワイヤーハーネスの製造方法。
  8. 複数の型部材を含み,一部を前記ワイヤーハーネス本体から突出させるようにして前記ワイヤーハーネス本体に装着された不織部材のうち、前記ワイヤーハーネス本体を覆う部分をホットプレス可能な保護本体部形成面と、前記不織部材のうち前記ワイヤーハーネス本体から突出する部分をホットプレス可能な固定部形成面とが形成された成形型と,
    前記成形型のうち前記固定部形成面に突設された位置決め棒状部材と,
    を備えるホットプレス用成形型装置。
  9. 請求項8記載のホットプレス用成形型装置であって,
    前記位置決め棒状部材が前記固定部形成面に対して出退可能に設けられ,
    前記固定部形成面のうち前記位置決め棒状部材に対向する部分に,内周形成用型部が突設されている,ホットプレス用成形型装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103971836A (zh) * 2014-05-26 2014-08-06 戴丽芬 一种易安装的自承式电缆
JP2015082908A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 矢崎総業株式会社 ハーネス外装保護材の製造方法
JP2015186284A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 固定具、ワイヤーハーネスユニット、およびワイヤーハーネスユニットの製造方法
JP2017177551A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 ローランドディー.ジー.株式会社 印刷装置

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