JP2014033394A - 出力回路及び半導体集積回路 - Google Patents

出力回路及び半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】出力回路の破損を回避する。
【解決手段】第1pチャネル型MOSトランジスタ(24)、第2pチャネル型MOSトランジスタ(25)、nチャネル型MOSトランジスタ(31)、PMOS過電流検出器(26)、NMOS過電流検出器(27)、PMOSゲート制御回路(21)、NMOSゲート制御回路(33)を設ける。第1pチャネル型MOSトランジスタのゲート電極には、そのときのソース電極の電圧レベルを基準とするローレベル又はハイレベルの電位を印加することができる。出力端子がローレベルの場合に、この出力端子にバッテリの正極側端子が接触した場合も、第2pチャネル型MOSトランジスタのオフ状態を維持することができ、出力端子から第1pチャネル型MOSトランジスタを介して電源端子側に流れる電流を阻止することができる。またPMOS過電流検出器、NMOS過電流検出器の検出結果に基づいて、過電流を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は出力回路及び半導体集積回路に関し、特にエンジン制御用ICに好適に利用できるものである。
特許文献1には、高レベルの電圧耐圧及び伸展性双方を有し、電源ピンが2本で済む入出力ドライバ回路が記載されている。この入出力ドライバ回路は、回路の出力ラインと出力電源端子との間に、一つのみの代わりに、二つのPMOSスイッチング・トランジスタを用いることによって、機能性デジタル回路と他のデジタル回路のための共通バスとの間に、バッファインタフェースを備え、高いレベルの電圧耐圧性および伸展性を達成しつつ、必要な電源ピンを二つのみに抑えている。上記二つのPMOSスイッチング・トランジスタは、共通ウェルに形成されている。
特許文献2には、CMOS集積回路上に形成され、オフチップ・バス線を駆動する出力駆動回路が記載されている。
特許文献3には、バッファ(101)の電源電圧よりも高い電源電圧で動作するモジュール(31)との協働に適したトライステートI/Oバッファが記載されている。
特許文献4には、ヒステリシス遮断とラッチ遮断とを併せ持つ保護機能を有し、安全性、利便性が向上し、利用環境およびアプリケーションの応用範囲を拡大することができるパワーMOSFETなどのような半導体装置が記載されている。
特許文献5には、高耐圧の用途に適用可能な交流スイッチ(半導体リレー)が記載されている。
特許文献6には、 電流監視回路、 特に蓄電池の充電や放電を制御する電流監視回路の双方向性スイッチ用の制御システムおよび制御方法が記載されている。
特開2002−141793号公報 特開平7−86910号公報 特表2002−533971号公報 特開2003−332446号公報 特開2011−254387号公報 特開2001−111403号公報
自動車向け電子制御系の安全規格(「機能安全」という)として、「ISO26262」が知られている。機能安全は、機能的工夫を導入して、許容できるレベルの安全を確保することである。そしてこの機能安全には、製品が持つ機能が壊れないことは勿論のこと、万が一故障しても安全が確保できるような設計をすることも含まれる。
自動車に搭載されるエンジンコントロールユニットは、メインコントロールユニット、エンジン制御IC、エンジン制御部を含む。メインコントロールユニットと、エンジン制御IC(Integrated Circuit)との間で、SPI(Serial Peripheral Interface)バスによるシリアル通信が行われる。エンジン制御ICには、上記SPI通信のための出力バッファが搭載される。エンジン制御ICの電源電圧は、自動車に搭載されたバッテリから供給される電圧(例えば12V)を降圧したものであり、通常は、5Vとされる。SPIバスによるシリアル通信のためのシリアル出力端子を駆動するための回路はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)構造である。シリアル出力端子に、上記バッテリの正極側端子が接触すると、CMOS構造におけるpチャネル型MOSトランジスタのボディダイオード(寄生ダイオード)を介して電源側に電流が流れて素子が破壊される虞がある。また、上記シリアル出力端子が上記バッテリの負極側端子やグラウンドラインに接触すると、上記シリアル出力端子に過電流が流れることで、素子の破壊を招く虞がある。出力バッファを構成する素子が破損した場合、メインコントロールユニットと、エンジン制御ICとの間でエンジン制御に関するSPI通信ができなくなるので、電子制御系の機能安全の面から改善する必要がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
課題を解決するための手段のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、出力端子、第1pチャネル型MOSトランジスタ、第2pチャネル型MOSトランジスタ、nチャネル型MOSトランジスタ、PMOS過電流検出器、NMOS過電流検出器、PMOSゲート制御回路、NMOSゲート制御回路を設ける。上記第1pチャネル型MOSトランジスタは、上記出力端子から信号を出力する。上記第2pチャネル型MOSトランジスタは、上記第1pチャネル型MOSトランジスタに直列接続され、上記第1pチャネル型MOSトランジスタを介して出力される信号とは逆方向の電流が上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れるのを阻止する。上記nチャネル型MOSトランジスタは、上記出力端子から信号を出力する。上記PMOS過電流検出器は、上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出する。上記NMOS過電流検出器は、上記nチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出する。上記PMOSゲート制御回路は、上記PMOS過電流検出器による過電流検出結果に基づいて、上記第1pチャネル型MOSトランジスタ及び上記第2pチャネル型MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧を制御する。上記NMOSゲート制御回路は、上記NMOS過電流検出器による過電流検出結果に基づいて、上記nチャネル型MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧を制御する。
課題を解決するための手段のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、出力回路の破損を回避することによって信頼性の向上を図ることができる。
出力回路の構成例回路図である。 エンジンコントロールユニットの構成例ブロック図である。 PMOSゲート制御回路の構成例回路図である。 NMOSゲート制御回路の構成例回路図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕代表的な実施の形態に係る出力回路(14)は、出力端子(SDO)、第1pチャネル型MOSトランジスタ(24)、第2pチャネル型MOSトランジスタ(25)、nチャネル型MOSトランジスタ(31)、PMOS過電流検出器(26)、NMOS過電流検出器(27)、PMOSゲート制御回路(21)、NMOSゲート制御回路(33)を含む。
上記第1pチャネル型MOSトランジスタは、上記出力端子から信号を出力する。上記第2pチャネル型MOSトランジスタは、上記第1pチャネル型MOSトランジスタに直列接続され、上記第1pチャネル型MOSトランジスタを介して出力される信号とは逆方向の電流が上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れるのを阻止する。上記nチャネル型MOSトランジスタは、上記出力端子から信号を出力する。上記PMOS過電流検出器は、上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出する。上記NMOS過電流検出器は、上記nチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出する。上記PMOSゲート制御回路は、上記PMOS過電流検出器による過電流検出結果に基づいて、上記第1pチャネル型MOSトランジスタ及び上記第2pチャネル型MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧を制御する。上記NMOSゲート制御回路は、上記NMOS過電流検出器による過電流検出結果に基づいて、上記nチャネル型MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧を制御する。
上記第1pチャネル型MOSトランジスタのゲート電極には、そのときのソース電極の電圧レベルを基準とするローレベル又はハイレベルの電位を印加することができる。このため、出力端子がローレベルの場合に、この出力端子にバッテリの正極側端子が接触した場合においても、第2pチャネル型MOSトランジスタのオフ状態を維持することができ、出力端子から第1pチャネル型MOSトランジスタを介して電源端子(VIO)側に流れる電流を阻止することができる。これにより、第1pチャネル型MOSトランジスタのボディダイオードを介して電源側に電流が流れて素子が破壊されるのを防止することができる。
出力端子にバッテリの正極側端子又は負極側端子が接触されることで、出力端子を介して過電流が流れた場合には、PMOS過電流検出器又はNMOS過電流検出器での検出結果に基づいて、MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧が制御される。すなわち、PMOS過電流検出器又はNMOS過電流検出器によって過電流が検出された場合には、PMOSゲート制御回路のイネーブル入力端子EN及びNMOSゲート制御回路のイネーブル入力端子(EN)がローレベル(ディスエーブル状態)にされる。すると、PMOSゲート制御回路によって第1,第2pチャネル型MOSトランジスタのゲートソース間電圧が0Vにされて、第1,第2pチャネル型MOSトランジスタがオフされる。また、NMOSゲート制御回路によってnチャネル型MOSトランジスタのゲートソース間電圧が0Vにされて、nチャネル型MOSトランジスタがオフされる。このようにして過電流が遮断されるので、pチャネル型MOSトランジスタやnチャネル型MOSトランジスタが過電流によって破壊されるのを防止することができる。
〔2〕上記出力回路は、上記第1pチャネル型MOSトランジスタのソース電極と、上記第2pチャネル型MOSトランジスタのソース電極とが互いに接続された第1ノードと、上記第1pチャネル型MOSトランジスタのゲート電極と、上記第2pチャネル型MOSトランジスタのゲート電極とが互いに接続された第2ノードとを含む。上記PMOSゲート制御回路は、出力すべき信号に応じて、上記第1ノードと上記第2ノードとの間の電位を制御する。これによって、上記第1,第2pチャネル型MOSトランジスタの動作制御を適切に行うことができる。
〔3〕上記PMOSゲート制御回路は、入力信号の基準レベルを上記第1ノードの電圧レベルにまでシフト可能なレベルシフト回路(222)を含んで構成することができる。出力端子に、例えばバッテリの正極側端子が接続されるなどして、第1,第2pチャネル型MOSトランジスタのソース電極の電位が上昇される場合があるが、上記レベルシフト回路が設けられることにより、第1,第2pチャネル型MOSトランジスタの動作制御を適切に行うことができる。
〔4〕上記PMOS過電流検出器は、上記出力端子の電圧レベルとPMOS側基準電圧とを比較することで、上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を容易に検出することができる。上記NMOS過電流検出器は、上記出力端子の電圧レベルとNMOS側基準電圧とを比較することで、上記nチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を容易に検出することができる。
〔5〕上記出力回路は、上記PMOS過電流検出器による過電流検出結果と、上記NMOS過電流検出器による過電流検出結果とを合成する論理回路を含んで構成することができる。
上記PMOSゲート制御回路は、上記論理回路の出力に基づいて上記第1pチャネル型MOSトランジスタ及び上記第2pチャネル型MOSトランジスタをオフ状態に制御する。上記NMOSゲート制御回路は、上記論理回路の出力に基づいて上記nチャネル型MOSトランジスタをオフ状態に制御する。このような制御により、過電流に起因して、第1,第2pチャネル型MOSトランジスタやnチャネル型MOSトランジスタが破壊されるのを防止することができる。
〔6〕上記第1ノードと上記第2ノードとを結合するための抵抗を設けることができる。このような抵抗を設けることにより、例えばレベルシフト回路が動作不能に陥った場合でも、第1,第2pチャネル型MOSトランジスタをオフさせるために、ゲート・ソース間電圧を0Vに安定化させることができる。
〔7〕上記第1ノードと上記第2ノードとの間に印加される電圧の上限を規制するためのツェナーダイオードを設けることができる。このようなツェナーダイオードが設けられることにより、第1,第2pチャネル型MOSトランジスタのゲート・ソース間に不所望な電圧が印加されて素子が破損するのを防止することができる。
〔8〕エンジンコントロールユニットにおける通信路にシリアル信号を出力するための回路として、上記構成の出力回路を設けることができ、それにより、エンジン制御ICの信頼性の向上を図ることができる。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
《実施の形態1》
図2には、自動車に搭載されるエンジンコントロールユニットの構成例が示される。
図2に示されるエンジンコントロールユニット1は、エンジンの動作を総合的に制御するもので、メインコントロールユニット11、エンジン制御IC(半導体集積回路)12、エンジン制御部13を含む。エンジン制御部13は、点火機構、燃料系統、吸排気系統、動弁機構、始動制御等の制御を行う。エンジン制御IC12は、メインコントロールユニット11とエンジン制御部13との間に介在され、メインコントロールユニット11の制御下で上記エンジン制御部13の動作を制御する。メインコントロールユニット11とエンジン制御IC12との間でSPIバス(シリアル通信バス)によるシリアル通信が行われる。エンジン制御IC12は、出力回路14を備え、この出力回路14を介して、送信データがメインコントロールユニット11に伝達されるようになっている。エンジンコントロールユニット1の動作用電源は、自動車に搭載されたバッテリから供給される電圧(例えば12V)を、図示されない降圧回路で降圧したものであり、通常は5Vとされる。
図1には、上記出力回路14の構成例が示される。
出力回路14は、シリアル出力端子SDO、電源端子(第1参照電圧端子)VIO、グラウンド端子(第2参照電圧端子)GNDを有する。シリアル出力端子SDOは、シリアル信号の外部出力を可能とする。電源端子VIOには、自動車に搭載されたバッテリから供給される第1参照電圧である正極側電圧(例えば12V)を、図示されない降圧回路で降圧したもの(5V)が供給される。グラウンド端子GNDは、第2参照電圧であり、上記バッテリの負極側電圧レベル(例えば0V)に等しくされる。この出力回路14には、MOSトランジスタを相補形に配置したゲート構造(CMOS構造)が採用される。シリアル出力端子SDOには、信号出力のためのPMOS回路22とNMOS回路30とが結合されている。
PMOS回路22は、pチャネル型MOSトランジスタ24,25を含む。pチャネル型MOSトランジスタ25のドレイン電極に、電源端子VIOを介して電源電圧(5V)が供給される。pチャネル型MOSトランジスタ24,25は共通ウェルに形成され、pチャネル型MOSトランジスタ24のソース電極とpチャネル型MOSトランジスタ25のソース電極とが互いに接合される。pチャネル型MOSトランジスタ24,25のゲート電極は、PMOSゲート制御回路21の出力端子Gに共通接続される。pチャネル型MOSトランジスタ24,25のソース電極は、PMOSゲート制御回路21の出力端子Sに共通接続される。PMOSゲート制御回路21は、pチャネル型MOSトランジスタ24,25のゲート・ソース間電圧を制御する。
pチャネル型MOSトランジスタ24に過電流が流れた状態を検出するためのPMOS過電流検出器26が設けられている。pチャネル型MOSトランジスタ24の過電流は、シリアル出力端子SDOの電圧レベルを、基準電圧Vrefpと比較することで検出することができる。つまり、PMOS回路22によってシリアル出力端子SDOがハイレベル(論理値‘1’)に駆動されているにもかかわらず、シリアル出力端子SDOの電位が所定の基準電圧Vrefpよりも低い場合には、シリアル出力端子SDOを介して過電流が流れていることが考えられる。この場合、シリアル出力端子SDOの電圧レベルを、基準電圧Vrefpと比較することで過電流を検出することができる。基準電圧Vrefpは、pチャネル型MOSトランジスタ23と、それに直列接続された定電流源Irefpとによって形成される。pチャネル型MOSトランジスタ23のソース電極及びゲート電極は、pチャネル型MOSトランジスタ24のソース電極及びゲート電極にそれぞれ接続される。これにより、pチャネル型MOSトランジスタ23,24のオン・オフ動作は、PMOSゲート制御回路21の制御下で連動される。pチャネル型MOSトランジスタ23,24のゲート幅のサイズ比は、「1:m」に設定することができる。換言すれば、pチャネル型MOSトランジスタ23のゲート幅を、pチャネル型MOSトランジスタ24の「1/m」に設定するこができる。例えば、m=110の場合において、pチャネル型MOSトランジスタ24のゲート幅を880μmとするとき、pチャネル型MOSトランジスタ23のゲート幅は8μmとされる。
NMOS回路30は、nチャネル型MOSトランジスタ31を含む。nチャネル型MOSトランジスタ31のドレイン電極は、シリアル出力端子SDOに結合される。nチャネル型MOSトランジスタ31のソース電極は、グラウンド端子GNDに結合される。nチャネル型MOSトランジスタ31のゲート電極は、NMOSゲート制御回路33の出力端子Gに結合される。NMOSゲート制御回路33は、nチャネル型MOSトランジスタ31のゲート・ソース間電圧を制御する。
nチャネル型MOSトランジスタ31に過電流が流れた状態を検出するためのNMOS過電流検出器27が設けられている。nチャネル型MOSトランジスタ31の過電流は、シリアル出力端子SDOの電圧レベルを、基準電圧Vrefnと比較することで検出することができる。つまり、NMOS回路30によってシリアル出力端子SDOがローレベル(論理値‘0’)に駆動されているにもかかわらず、シリアル出力端子SDOの電位が所定の基準電圧Vrefnよりも高い場合には、シリアル出力端子SDOを介して過電流が流れていることが考えられる。この場合、シリアル出力端子SDOの電圧レベルを、基準電圧Vrefnと比較することで過電流を検出することができる。基準電圧Vrefnは、nチャネル型MOSトランジスタ32と、それに直列接続された定電流源Irefnとによって形成される。nチャネル型MOSトランジスタ32のソース電極及びゲート電極は、nチャネル型MOSトランジスタ31のソース電極及びゲート電極にそれぞれ接続される。これにより、nチャネル型MOSトランジスタ32,31のオン・オフ動作は、NMOSゲート制御回路33の制御下で連動される。nチャネル型MOSトランジスタ32,31のゲート幅のサイズ比を、「1:n」に設定することができる。換言すれば、nチャネル型MOSトランジスタ32のゲート幅を、nチャネル型MOSトランジスタ31の「1/n」に設定するこができる。例えば、n=50の場合において、nチャネル型MOSトランジスタ31のゲート幅を400μmとするとき、nチャネル型MOSトランジスタ32のゲート幅は8μmとされる。
ノアゲート28が設けられ、PMOS過電流検出器26の出力とNMOS過電流検出器27の出力とのノア論理が得られる。ノアゲート28の出力は、アンドゲート29の一方の入力端子に伝達される。このアンドゲート29の他方の入力端子には、イネーブル信号ENSが伝達される。アンドゲート29の出力信号は、PMOSゲート制御回路21のイネーブル入力端子EN及びNMOSゲート制御回路33のイネーブル入力端子ENに伝達される。PMOSゲート制御回路21は、出力すべき信号PMOS_ONが伝達されるデータ入力端子ONを有し、アンドゲート29の出力がハイレベルのとき、出力すべき信号PMOS_ONの論理レベルに従って、pチャネル型MOSトランジスタ22,23,24のゲート・ソース間電圧を制御する。NMOSゲート制御回路33は、出力すべき信号NMOS_ONが伝達されるデータ入力端子ONを有し、アンドゲート29の出力がハイレベルのとき、出力すべき信号NMOS_ONの論理レベルに従って、nチャネル型MOSトランジスタ31,32のゲート・ソース間電圧を制御する。PMOS過電流検出器26又はNMOS過電流検出器27によって過電流が検出された場合、アンドゲート29の出力がローレベルとなる。これにより、PMOSゲート制御回路21及びNMOSゲート制御回路33のイネーブル端子ENがローレベル(ディスエーブル状態)にされる。すると、PMOSゲート制御回路21によってpチャネル型MOSトランジスタ23,24のゲートソース間電圧が0Vにされて、pチャネル型MOSトランジスタ23,24がオフされる。また、NMOSゲート制御回路33によってnチャネル型MOSトランジスタ31,32のゲートソース間電圧が0Vにされて、nチャネル型MOSトランジスタ31,32がオフされる。
図3には、PMOSゲート制御回路21の構成例が示される。
PMOSゲート制御回路21は、インバータ211、アンドゲート212,213、バッファ214,215、pチャネル型MOSトランジスタ216,217、nチャネル型MOSトランジスタ218,219、ツェナーダイオード220、抵抗221を含む。
イネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号(図1に示されるアンドゲート29の出力)は、アンドゲート212,213の一方の入力端子に伝達される。また、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号はアンドゲート213の他方の入力端子に伝達されるとともに、インバータ211を介してアンドゲート212の他方の入力端子に伝達される。これにより、イネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号がハイレベルの場合にのみ、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号が後段回路に伝達される。アンドゲート212の出力は、後段のバッファ214を介してnチャネル型MOSトランジスタ218のゲート電極に伝達され、アンドゲート213の出力は、後段のバッファ215を介してnチャネル型MOSトランジスタ219のゲート電極に伝達される。nチャネル型MOSトランジスタ218にpチャネル型MOSトランジスタ216が直列接続され、nチャネル型MOSトランジスタ219にpチャネル型MOSトランジスタ217が直列接続される。pチャネル型MOSトランジスタ217は、pチャネル型MOSトランジスタ216にカレントミラー接続されている。pチャネル型MOSトランジスタ216,217のソース電極は、このPMOSゲート制御回路21の出力端子Sを介して、図1におけるpチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のソース電極に接続される。また、pチャネル型MOSトランジスタ217とnチャネル型MOSトランジスタ219との接続ノードは、このPMOSゲート制御回路21の出力端子Gを介して、図1におけるpチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート電極に共通接続される。nチャネル型MOSトランジスタ218,219、及びpチャネル型MOSトランジスタ216,217によってレベルシフト回路222が形成される。このレベルシフト回路222は、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号の基準レベルを、そのときのpチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のソース電極の電圧レベルにまでシフトする機能を有する。このようなレベルシフト回路222が設けられるのは、図1におけるシリアル出力端子SDOがローレベルの場合に、当該シリアル出力端子SDOにバッテリの正極側端子が接触した場合を考慮したものである。すなわち、pチャネル型MOSトランジスタ24のボディダイオードを介して、バッテリの正極側端子電圧のレベルにほぼ等しい電圧が、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のソース電極に印加される虞があり、かかる場合においても、pチャネル型MOSトランジスタ25の動作制御を可能にするためである。例えばイネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号がハイレベルの場合において、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号がローレベルの場合、レベルシフト回路222により、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート・ソース間電圧は、そのときのソース電極の電圧レベルを基準としたローレベル(0V)にされる。また、イネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号がハイレベルの場合において、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号がハイレベルの場合、レベルシフト回路222により、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート・ソース間電圧は、そのときのソース電極の電圧レベルを基準としたハイレベルとされる。このハイレベルは、PMOSゲート制御回路21の電源電圧レベルであり、例えば5Vとされる。
このようにレベルシフト回路222が設けられることにより、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート電極には、そのときのソース電極の電圧レベルを基準とするローレベル又はハイレベルの電位を印加することができる。このため、シリアル出力端子SDOがローレベルの場合に、このシリアル出力端子SDOにバッテリの正極側端子が接触した場合においても、pチャネル型MOSトランジスタ25のオフ状態を維持することができ、シリアル出力端子SDOからpチャネル型MOSトランジスタ24を介して電源端子VIO側に流れる電流を阻止することができる。
また、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート・ソース間に不所望な電圧が印加されて素子が破損するのを防止するため、pチャネル型MOSトランジスタ217には、ツェナーダイオード220が並列接続されている。pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート・ソース間の耐圧を7Vとすると、ツェナーダイオード220としては、ツェナー降伏電圧が5Vのものを適用するのが望ましい。
さらに、レベルシフト回路222が何らかの原因により動作不能に陥った場合に、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート・ソース間電圧を0Vに安定化するために、pチャネル型MOSトランジスタ217には、抵抗221が並列接続されている。
尚、イネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号(図1に示されるアンドゲート29の出力)がローレベルの場合、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号の論理にかかわらず、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート・ソース間電圧は0Vに固定される。この場合、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25は非活性状態となる。
図4には、NMOSゲート制御回路33の構成例が示される。
NMOSゲート制御回路33は、図4に示されるように、アンドゲート331とバッファ332とを含んで構成することができる。イネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号(図1に示されるアンドゲート29の出力)は、アンドゲート331の一方の入力端子に伝達される。また、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号はアンドゲート331の他方の入力端子に伝達される。アンドゲート331の出力は後段のバッファ332に伝達される。イネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号がハイレベルの場合に、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号がバッファ332を介して、図1におけるnチャネル型MOSトランジスタ31,32のゲート電極に伝達される。
尚、イネーブル入力端子ENを介して取り込まれた信号(図1に示されるアンドゲート29の出力)がローレベルの場合、データ入力端子ONを介して取り込まれた信号の論理にかかわらず、nチャネル型MOSトランジスタ31,32のゲート・ソース間電圧は0Vに固定される。この場合、nチャネル型MOSトランジスタ31,32は非活性状態となる。
上記構成の出力回路14によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)pチャネル型MOSトランジスタ24,25は共通ウェルに形成され、pチャネル型MOSトランジスタ24のソース電極とpチャネル型MOSトランジスタ25のソース電極とが互いに接合される。pチャネル型MOSトランジスタ24,25のゲート電極は、PMOSゲート制御回路21の出力端子Gに共通接続される。pチャネル型MOSトランジスタ24,25のソース電極は、PMOSゲート制御回路21の出力端子Sに共通接続される。PMOSゲート制御回路21には、レベルシフト回路222が設けられる。
かかる構成により、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート電極には、そのときのソース電極の電圧レベルを基準とするローレベル又はハイレベルの電位を印加することができる。このため、シリアル出力端子SDOがローレベルの場合に、このシリアル出力端子SDOにバッテリの正極側端子が接触した場合においても、pチャネル型MOSトランジスタ25のオフ状態を維持することができ、シリアル出力端子SDOからpチャネル型MOSトランジスタ24を介して電源端子VIO側に流れる電流を阻止することができる。これにより、pチャネル型MOSトランジスタ24のボディダイオードを介して電源側に電流が流れて素子が破壊されるのを防止することができる。
また、シリアル出力端子SDOにバッテリの正極側端子又は負極側端子が接触されることで、シリアル出力端子SDOを介して過電流が流れた場合には、PMOS過電流検出器26又はNMOS過電流検出器27での検出結果に基づいて、MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧が制御される。すなわち、PMOS過電流検出器26又はNMOS過電流検出器27によって過電流が検出された場合には、PMOSゲート制御回路21のイネーブル入力端子EN及びNMOSゲート制御回路33のイネーブル入力端子ENがローレベル(ディスエーブル状態)にされる。すると、PMOSゲート制御回路21によってpチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲートソース間電圧が0Vにされて、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25がオフされる。また、NMOSゲート制御回路33によってnチャネル型MOSトランジスタ31,32のゲートソース間電圧が0Vにされて、nチャネル型MOSトランジスタ31,32がオフされる。このようにして過電流が遮断されるので、pチャネル型MOSトランジスタ24,25やnチャネル型MOSトランジスタ31が過電流によって破壊されるのを防止することができる。
(2)pチャネル型MOSトランジスタ24,25のソース電極が互いに接続された第1ノードと、pチャネル型MOSトランジスタ24,25のゲート電極が互いに接続された第2ノードとの間の電圧レベルが、PMOSゲート制御回路21によって制御される。これにより、pチャネル型MOSトランジスタ24,25の動作制御を適切に行うことができる。
(3)シリアル出力端子SDOに、例えばバッテリの正極側端子が接続されるなどして、pチャネル型MOSトランジスタ24,25のソース電極の電位が上昇される場合がある。しかし、入力信号の基準レベルをpチャネル型MOSトランジスタ24,25のソース電極の電圧レベルにまでシフト可能なレベルシフト回路を上記PMOSゲート制御回路21内に設けることにより、pチャネル型MOSトランジスタ25の動作制御を適切に行うことができる。
(4)PMOS過電流検出器26は、シリアル出力端子SDOの電圧レベルとPMOS側基準電圧Vrefpとを比較することで、pチャネル型MOSトランジスタ24に流れる過電流を容易に検出することができる。上記NMOS過電流検出器27は、シリアル出力端子SDOの電圧レベルとNMOS側基準電圧Vrefnとを比較することで、nチャネル型MOSトランジスタ31に流れる過電流を容易に検出することができる。
(5)PMOS過電流検出器26による過電流検出結果と、NMOS過電流検出器27による過電流検出結果とを合成するノアゲート28が設けられる。そして、PMOSゲート制御回路21は、ノアゲート28の出力に基づいてpチャネル型MOSトランジスタ24,25をオフ状態に制御し、NMOSゲート制御回路33は、ノアゲート28の出力に基づいてnチャネル型MOSトランジスタ31をオフ状態に制御する。このような制御が行われることにより、過電流に起因して、pチャネル型MOSトランジスタ24やnチャネル型MOSトランジスタ31が破壊されるのを防止することができる。
(6)pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のソース電極と、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート電極とを結合するための抵抗221が、PMOSゲート制御回路21内に設けられている。このため、レベルシフト回路222が何らかの原因により動作不能に陥った場合でも、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25をオフさせるために、ゲート・ソース間電圧を0Vに安定化させることができる。
(7)pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のソース電極と、pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート電極との間に印加される電圧の上限を規制するためのツェナーダイオード220が、PMOSゲート制御回路21内に設けられている。pチャネル型MOSトランジスタ23,24,25のゲート・ソース間に不所望な電圧が印加されて素子が破損するのを防止することができる。
(8)pチャネル型MOSトランジスタ23のゲート幅を、pチャネル型MOSトランジスタ24の「1/m」に設定し、nチャネル型MOSトランジスタ32,31のゲート幅のサイズ比を、「1:n」に設定することができる。ゲート幅のサイズを小さくすることは、出力回路14のチップ占有面積の増大を抑える上で有利となる。
(9)エンジン制御IC12内に上記出力回路14が設けられているため、エンジン制御IC12の信頼性、さらにはそれを含むエンジンコントロールユニット1の信頼性の向上を図ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 エンジンコントロールユニット
11 メインコントロールユニット
12 エンジン制御IC
13 エンジン制御部
14 出力回路
21 PMOSゲート制御回路
22 PMOS回路
23,24,25 pチャネル型MOSトランジスタ
26 PMOS過電流検出器
27 NMOS過電流検出器
28 ノアゲート
29 アンドゲート
30 NMOS回路
31,32 nチャンネル型MOSトランジスタ
33 NMOSゲート制御回路
220 ツェナーダイオード
221 抵抗
222 レベルシフト回路

Claims (8)

  1. 信号を出力可能な出力端子と、
    上記出力端子から信号を出力するための第1pチャネル型MOSトランジスタと、
    上記第1pチャネル型MOSトランジスタに直列接続され、上記第1pチャネル型MOSトランジスタを介して出力される信号とは逆方向の電流が上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れるのを阻止するための第2pチャネル型MOSトランジスタと、
    上記出力端子から信号を出力するためのnチャネル型MOSトランジスタと、
    上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出するPMOS過電流検出器と、
    上記nチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出するNMOS過電流検出器と、
    上記PMOS過電流検出器による過電流検出結果に基づいて、上記第1pチャネル型MOSトランジスタ及び上記第2pチャネル型MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧を制御可能なPMOSゲート制御回路と、
    上記NMOS過電流検出器による過電流検出結果に基づいて、上記nチャネル型MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧を制御可能なNMOSゲート制御回路と、を含む出力回路。
  2. 上記出力回路は、上記第1pチャネル型MOSトランジスタのソース電極と、上記第2pチャネル型MOSトランジスタのソース電極とが互いに接続された第1ノードと、
    上記第1pチャネル型MOSトランジスタのゲート電極と、上記第2pチャネル型MOSトランジスタのゲート電極とが互いに接続された第2ノードと、を有し、
    上記PMOSゲート制御回路は、出力すべき信号に応じて、上記第1ノードと上記第2ノードとの間の電位を制御する請求項1記載の出力回路。
  3. 上記PMOSゲート制御回路は、入力信号の基準レベルを上記第1ノードの電圧レベルにまでシフト可能なレベルシフト回路を含む、請求項2記載の出力回路。
  4. 上記PMOS過電流検出器は、上記出力端子の電圧レベルとPMOS側基準電圧とを比較することで、上記第1pチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出し、
    上記NMOS過電流検出器は、上記出力端子の電圧レベルとNMOS側基準電圧とを比較することで、上記nチャネル型MOSトランジスタに流れる過電流を検出する、請求項3記載の出力回路。
  5. 上記出力回路は、上記PMOS過電流検出器による過電流検出結果と、上記NMOS過電流検出器による過電流検出結果とを合成する論理回路を含み、
    上記PMOSゲート制御回路は、上記論理回路の出力に基づいて上記第1pチャネル型MOSトランジスタ及び上記第2pチャネル型MOSトランジスタをオフ状態に制御し、上記NMOSゲート制御回路は、上記論理回路の出力に基づいて上記nチャネル型MOSトランジスタをオフ状態に制御する、請求項4記載の出力回路。
  6. 上記第1ノードと上記第2ノードとを結合するための抵抗が設けられた、請求項5記載の出力回路。
  7. 上記第1ノードと上記第2ノードとの間に印加される電圧の上限を規制するためのツェナーダイオードが設けられた、請求項6記載の出力回路。
  8. エンジンコントロールユニットにおける通信路にシリアル信号を出力するための回路として、請求項1記載の出力回路を備えた半導体集積回路。
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