JP2014032858A - セラミックメタルハライドランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】ランプ寿命を犠牲にすることなく2500K程度の相関色温度を達成することができるセラミックメタルハライドランプを提供する。
【解決手段】添加物はヨウ化タリウムTlI、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2、ヨウ化リチウムLiI、及び、希土類金属ヨウ化物を含み、更に、相関色温度が2250〜2750K、管壁負荷が20〜30W/cm2、定格出力が35〜400W、となるように構成され、添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率をM(NaI)[mol%]、希土類金属ヨウ化物ReI3のモル比率とヨウ化タリウムTlIのモル比率の和をM(ReI3 +TlI)[mol%]とするとき、4<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<16、及び、2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol%である。
【選択図】図4A
【解決手段】添加物はヨウ化タリウムTlI、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2、ヨウ化リチウムLiI、及び、希土類金属ヨウ化物を含み、更に、相関色温度が2250〜2750K、管壁負荷が20〜30W/cm2、定格出力が35〜400W、となるように構成され、添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率をM(NaI)[mol%]、希土類金属ヨウ化物ReI3のモル比率とヨウ化タリウムTlIのモル比率の和をM(ReI3 +TlI)[mol%]とするとき、4<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<16、及び、2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol%である。
【選択図】図4A
Description
本発明は、高輝度放電ランプに関し、特に、セラミックメタルハライドランプに関する。
高輝度放電ランプ(以下、HIDランプという。)は、高効率であり経済性に優れているため広く用いられている。HIDランプは、発光管に封入する添加物の種類に応じて、水銀ランプ、メタルハライドランプ、及び、高圧ナトリウムランプの3種類に大きく分けられる。一般に高圧ナトリウムランプは長寿命且つ高発光効率であるが、高彩度高演色形高圧ナトリウムランプは、寿命及び発光効率が一般の高圧ナトリウムランプより劣るものの赤系統の色を鮮やかに見せるための光源として知られている。近年、石英ガラス製の発光管の代わりにセラミック(透光性アルミナ:PCA)製の発光管を用いるセラミックメタルハライドランプが広く使用されている。セラミックメタルハライドランプのランプ寿命及び発光効率は、高彩度高演色形高圧ナトリウムランプのランプ寿命及び発光効率よりも優れていると言われている。
しかしながら、生鮮食品の照明には、通常、高彩度高演色形高圧ナトリウムランプが用いられている。その理由として、相関色温度CCT、演色指数CRI、および波長スペクトル分布などの、様々な要因が考えられるが、先ず、相関色温度が挙げられる。その理由は、野菜、パン、肉等の生鮮食品の照明では、赤系統の色を鮮やかに見せたいとの要求があるからである。
高彩度高演色形高圧ナトリウムランプの場合、相関色温度は2500K程度であるが、セラミックメタルハライドランプの場合、相関色温度は比較的高く、2500K程度を達成することは困難である。
特開2004-288617号公報(特許4279122号公報)には、相関色温度が2000〜4500Kとなるセラミックメタルハライドランプ、特開2003-187744号公報及び特開2009-520323号公報には、色温度が2500〜4500Kとなるセラミックメタルハライドランプ、特開2007-53004号公報、及び、特開2011-154847号公報には、色温度が2800〜3700Kとなるセラミックメタルハライドランプが、それぞれ記載されている。しかしながら、これらの特許文献には、相関色温度を2500K程度まで下げるための具体的な技術は開示されていない。実際、現在市場に流通しているセラミックメタルハライドランプの色温度は、低色温度の品種でも2800K以上である。
一般に、相関色温度を低くするには、発光管に封入する添加物におけるナトリウムNaの含有量を増加させればよい。しかしながら、ナトリウムNaの含有量を増加させると、添加物総量が増加することとなる。それによって、発光管を構成する透光性アルミナ(PCA)への侵食量が増加し、ランプ寿命が短くなる。例えば、特開2010-3488号公報には、セラミックメタルハライドランプのランプ寿命を15000時間以上とすることが記載されているが、同時に2500K程度の相関色温度を達成することは記載されていない。
本発明の目的は、ランプ寿命を犠牲にすることなく2500K程度の相関色温度を達成することができるセラミックメタルハライドランプを提供することにある。
本発明によると、1対の電極を内包し透光性セラミックによって形成された発光管と、前記発光管を収納する透光性外管と、を有するセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記発光管は、始動用希ガス、水銀及び添加物を封入しており、該添加物はヨウ化タリウムTlI、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2、ヨウ化リチウムLiI、及び、希土類金属ヨウ化物ReI3を含み、更に、相関色温度が2250〜2750K、管壁負荷が20〜30W/cm2、定格出力が35〜400W、となるように構成され、
前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率をM(NaI)[mol%]、希土類金属ヨウ化物ReI3のモル比率とヨウ化タリウムTlIのモル比率の和をM(ReI3 +TlI)[mol%]とするとき、前記M(NaI)、及び、M(ReI3 +TlI)は、次の式を満たすことを特徴とする。
前記発光管は、始動用希ガス、水銀及び添加物を封入しており、該添加物はヨウ化タリウムTlI、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2、ヨウ化リチウムLiI、及び、希土類金属ヨウ化物ReI3を含み、更に、相関色温度が2250〜2750K、管壁負荷が20〜30W/cm2、定格出力が35〜400W、となるように構成され、
前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率をM(NaI)[mol%]、希土類金属ヨウ化物ReI3のモル比率とヨウ化タリウムTlIのモル比率の和をM(ReI3 +TlI)[mol%]とするとき、前記M(NaI)、及び、M(ReI3 +TlI)は、次の式を満たすことを特徴とする。
4<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<16
2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol%
本実施形態によると、前記添加物の発光管容積1cm3当たりの総量をG(total)[mg/cm3]、前記添加物に含まれる希土類金属のヨウ化物の発光管1cm3当たりの添加量をG(ReI3)[mg/cm3]とするとき、前記G(total)、及びG(ReI3)は、次の式を満たしてよい。
2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol%
本実施形態によると、前記添加物の発光管容積1cm3当たりの総量をG(total)[mg/cm3]、前記添加物に含まれる希土類金属のヨウ化物の発光管1cm3当たりの添加量をG(ReI3)[mg/cm3]とするとき、前記G(total)、及びG(ReI3)は、次の式を満たしてよい。
G(total)<44mg/cm3
G(ReI3)<11mg/cm3
本実施形態によると、セラミックメタルハライドランプにおいて、前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率M(NaI)、ヨウ化カルシウムのモル比率M(CaI2)及びヨウ化リチウムのモル比率M(LiI)の合計をM(NaI+ CaI2+ LiI)とするとき、該合計は、次の式を満たしてよい。
G(ReI3)<11mg/cm3
本実施形態によると、セラミックメタルハライドランプにおいて、前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率M(NaI)、ヨウ化カルシウムのモル比率M(CaI2)及びヨウ化リチウムのモル比率M(LiI)の合計をM(NaI+ CaI2+ LiI)とするとき、該合計は、次の式を満たしてよい。
50mol%<M(NaI+ CaI2+LiI)<96mol%
本実施形態によると、セラミックメタルハライドランプにおいて、前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率M(NaI)、ヨウ化カルシウムのモル比率M(CaI2)及びヨウ化リチウムのモル比率M(LiI)は、それぞれ次の式を満たしてよい。
本実施形態によると、セラミックメタルハライドランプにおいて、前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率M(NaI)、ヨウ化カルシウムのモル比率M(CaI2)及びヨウ化リチウムのモル比率M(LiI)は、それぞれ次の式を満たしてよい。
30mol%<M(NaI)<70mol%
10mol%<M(CaI2)<40mol%
10mol%<M(LiI)<30mol%
本実施形態によると、セラミックメタルハライドランプにおいて、
前記添加物は、希土類金属ヨウ化物として、ヨウ化ツリウムTmI3、ジスプロシウムDy、ホルミウムHo、及び、セリウムCeのヨウ化物のいずれか1つ以上(ただしヨウ化ツリウムTmI3は必須)を含んでよい。
10mol%<M(CaI2)<40mol%
10mol%<M(LiI)<30mol%
本実施形態によると、セラミックメタルハライドランプにおいて、
前記添加物は、希土類金属ヨウ化物として、ヨウ化ツリウムTmI3、ジスプロシウムDy、ホルミウムHo、及び、セリウムCeのヨウ化物のいずれか1つ以上(ただしヨウ化ツリウムTmI3は必須)を含んでよい。
本実施形態によると、セラミックメタルハライドランプにおいて、
前記発光管の相関色温度は2400〜2600Kであり、前記M(NaI)及びM(ReI3 +TlI)は次の式を満たしてよい。
前記発光管の相関色温度は2400〜2600Kであり、前記M(NaI)及びM(ReI3 +TlI)は次の式を満たしてよい。
7<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<13
本発明によれば、ランプ寿命を犠牲にすることなく2500K程度の相関色温度を達成することができるセラミックメタルハライドランプを提供することができる。
以下、本発明に係るセラミックメタルハライドランプの実施形態に関して、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中、同一の要素に対しては同一の参照符号を付して、重複した説明を省略する。
図1を参照して本発明に係るセラミックメタルハライドランプの発光管の例を説明する。発光管2は、発光部3と、その両端に延びるキャピラリ4A、4Bを有する。発光部3とキャピラリ4A、4Bは、アルミナなど透光性セラミックの粉末を圧縮して一体成形することにより形成される。キャピラリ4A、4Bの両端には、電極アセンブリ6A、6Bが、それぞれ挿通されている。キャピラリ4A、4Bの両端は、電気絶縁性を有するフリットガラスによって気密にシールされる。それによって、電極アセンブリ6A、6Bは、キャピラリ4A、4B内の定位置に固定される。電極アセンブリ6A、6Bの内端に設けられた電極5A、5Bは、発光部3内の定位置に配置される。キャピラリ4A、4Bの両端から、電力供給リード7A、7Bが突出している。
発光部3の内部には、アルゴン及び水銀に加えて、添加物が封入されている。添加物には、アルカリ金属のヨウ化物、アルカリ土類金属のヨウ化物、希土類金属のヨウ化物、等の発光物質が含まれる。発光部3に封入される添加物については後に詳細に説明する。
発光管2の内側寸法として、有効長さLと有効内径Dを定義する。有効長さLは、円筒形発光管においては両端面間の距離であり、図1のように発光部とキャピラリが連続的に成形されている発光管においては直管状のキャピラリ4A、4Bと発光管3の間の遷移曲面L1、L1の外端間の距離で定義される。有効内径Dは、円筒形以外の発光管にあっては、電極5A、5B間中央部の最大内径で定義される。発光管2の有効長さをL、有効内径をDとし、両者の比L/Dをアスペクト比と称することとする。
発光部3の各部の温度は、発光管の壁面負荷、透光性外管内のガス圧力、発光管材質及び発光管のアスペクト比(L/D)によって決まり、特に壁面負荷に大きく依存する。壁面負荷は、ランプ電力を発光部3の全内面積で除した値で定義される。本実施形態では、発光部3は、壁面負荷が20〜30W/cm2(定格出力35〜400W)となるように設計されている。こうして本実施形態では、発光部の内壁面を構成する材料と希土類金属ヨウ化物の化学反応速度を低く抑えることができ、ランプを長寿命化することができる。
図2を参照して本発明に係るセラミックメタルハライドランプの例を説明する。本例のセラミックメタルハライドランプ1は、発光管2と、発光部3を囲むように配置された円筒状の透光性スリーブ18と、片端に口金12が設けられた外球13とを有する。発光管2の構造は図1を参照して説明した。
口金12のステム14に、2本の支柱15、16が装着されている。支柱には、2つのサポートディスク17A、17Bが所定間隔にて装着されている。また、ディスク17A、17Bに円筒状の透光性スリーブ18が固定されている。ディスク17Bにゲッタ20が装着されている。キャピラリ4A、4Bの両端から、電力供給リード7A、7Bが突出している。電力供給リード7A、7Bの先端は、直接、又は、ニッケル線19A、19Bを介して、それぞれ、支柱15、16に溶接される。こうして、発光管2の電極5A、5Bは、電力供給リード7A、7B及び支柱15、16を介して、口金12に電気的に接続される。
図3を参照して本発明に係るセラミックメタルハライドランプの例を説明する。本例のセラミックメタルハライドランプ1は、発光管2と外球13を有する。発光管2の構造は図1を参照して説明した。外球13の一端に、外球チップオフ部13Aが形成され、他端に、ピンチシール部13Bが形成されている。ピンチシール部13Bの端部には口金12が装着されている。口金12には外部端子9A、9Bが装着されている。
ピンチシール部13Bには、2本の支柱15、16が固定されている。キャピラリ4A、4Bの両端から、電力供給リード7A、7Bが突出している。電力供給リード7A、7Bの先端は、それぞれ、支柱15、16に溶接される。支柱15にゲッタ20が装着されている。支柱15、16は、ピンチシール部13Bにて、金属箔8A、8Bを介して外部端子9A、9Bに電気的に接続されている。
こうして、発光管2の電極5A、5Bは、電力供給リード7A、7B、及び、支柱15、16、及び、金属箔8A、8Bを介して、外部端子9A、9Bに電気的に接続される。
本発明に係るセラミックメタルハライドランプは、図2及び図3に示す例のほか、凹面状の反射鏡を備えた反射型セラミックメタルハライドランプであってもよい。
本願の発明者は、生鮮食品の照明に、高彩度高演色形高圧ナトリウムランプが好んで用いられている理由を検討した。その理由として、相関色温度CCT、演色指数CRI、および波長スペクトル分布など、様々な要因が考えられるが、先ず、相関色温度CCTに着目した。その理由は、野菜、パン、肉等の生鮮食品の照明では、赤系統の色を鮮やかに見せたいとの要求があるからである。
高彩度高演色形高圧ナトリウムランプの相関色温度は、通常、2500K前後である。一方、従来のセラミックメタルハライドランプでは、同程度の相関色温度を得ることは困難であり、通常、それよりも高い相関色温度が得られる。本願の発明者は、高彩度高演色形高圧ナトリウムランプの相関色温度と同程度の相関色温度を得ることができるセラミックメタルハライドランプを作り出すことを考えた。但し、所望の相関色温度を達成することができても、ランプ寿命、色度偏差Duv、演色指数CRI、発光効率η等が劣化したのでは意味が無い。そこで、本願の発明者は次のような目標を設定した。
(1)相関色温度の目標:約2500K、即ち、2500K±10%(2250〜2750K)、好ましくは、2400〜2600Kである。
(2)ランプ寿命の目標:15000時間以上である。
(3)色度偏差Duvの目標:−2<Duv<+1である。演色指数CRI、及び、発光効率ηは所定値以上である。色度偏差Duvは、色度図上における黒体軌跡(BBL)からのずれを表す。色度図上における黒体軌跡(BBL)は、太陽光の自然な色味を表す。Duv=0は、色度が黒体軌跡(BBL)上にあることを表す。
本願の発明者は、このような目標を達成するために、セラミックメタルハライドランプの発光管に封入する添加物を鋭意検討し、様々な添加物の組み合わせを作成して、実験を行った。添加物として、希土類金属のヨウ化物、アルカリ金属のヨウ化物、及び、アルカリ土類金属のヨウ化物を用いた。
本願の発明者が行った実験において、希土類金属のヨウ化物には、ジスプロシウムDy、ホルミウムHo、ツリウムTm、セリウムCe等のヨウ化物が含まれる。アルカリ金属のヨウ化物には、ナトリウムNa、リチウムLi等のヨウ化物が含まれる。アルカリ土類金属ヨウ化物には、カルシウムCa等のヨウ化物が含まれる。更に、本願の発明者が行った実験において、添加物として、タリウムTlのヨウ化物が含まれる。尚、インジウム、バリウム等は用いていない。発明者の行った実験では、ハロゲン化物として、ヨウ化物を用いたが、他のハロゲン化物であってもよい。
一般に、ナトリウムNaを添加すると、相関色温度が下がることが知られているが、本実施形態では、更にリチウムLiを加えることにより、赤色のバランスを調整することとした。ヨウ化ジスプロシウムDyI3を添加すると、演色性が向上するが、発光効率が下がり、ヨウ化ホルミウムHoI3、及び、ヨウ化ツリウムTmI3を添加すると、それぞれ、発光効率が上がることが知られている。ヨウ化セリウムCeI3、及び、ヨウ化タリウムTlIを添加すると、それぞれ、発光効率が上がり、色度偏差Duvの数値が大きくなる方向にずれることが知られている。ヨウ化カルシウムCaI2を添加すると、色度偏差Duvの数値が小さくなる方向にずれるが、特殊演色評価数(赤系)R9が向上することが知られている。
一般に、高圧ナトリウムランプでは、添加物としてNa(例えばナトリウムと水銀のアマルガム)を用いるが、セラミックメタルハライドランプでは、ヨウ化ナトリウムNaIを用いる。液体ナトリウムと液体ヨウ化ナトリウムの飽和蒸気圧はそれぞれ次の式によって表される。
logP(Na)=-5269(1/T)+4.555 式1
logP(NaI)=-8046(1/T)+5.084 式2
P(Na)は液体ナトリウムの飽和蒸気圧[atm]、P(NaI)は液体ヨウ化ナトリウムの飽和蒸気圧[atm]である。logは常用対数、Tは絶対温度[K]である。
logP(NaI)=-8046(1/T)+5.084 式2
P(Na)は液体ナトリウムの飽和蒸気圧[atm]、P(NaI)は液体ヨウ化ナトリウムの飽和蒸気圧[atm]である。logは常用対数、Tは絶対温度[K]である。
これらの式を用いて、例えば、温度800℃における液体ナトリウムと液体ヨウ化ナトリウムの飽和蒸気圧P[atm]を求めることができる。T=800℃=1073Kを式1及び式2に代入すると、P(Na)=0.441atm、P(NaI)=0.00385atmとなる。800℃における液体ヨウ化ナトリウムの飽和蒸気圧P(NaI)は、液体ナトリウムの飽和蒸気圧P(Na)の1/100以下である。従って、セラミックメタルハライドランプの発光管内におけるヨウ化ナトリウムの気化量は、高圧ナトリウムランプの発光管内におけるナトリウムの気化量と比較すると、極めて少量である。
従って高彩度高演色高圧ナトリウムランプのように589nmのナトリウム輝線の吸収を過剰に大きくして赤系統の発色を強調し演色指数CRIを高める手法はセラミックメタルハライドランプでは使えない。また封入するヨウ化ナトリウムの絶対量を多くしても、ヨウ化タリウムや希土類のヨウ化物が多く封入されていれば青色〜緑色系統の発光が多くなりランプ全体の相関色温度CCTは低くならない場合もある。
そこで、本願の発明者は、添加物に占めるヨウ化ナトリウム量に着目して以下のようなパラメータを選択した。
希土類金属のヨウ化物の添加量をG(ReI3)、アルカリ金属のヨウ化物の添加量をG(AI)、アルカリ土類金属のヨウ化物の添加量をG(AeI2)と表すこととする。ヨウ化タリウムの添加量をG(TlI)、添加物の総量をG(total)と表すこととする。添加物の総量G(total)は次の式によって表される。
G(total)=G(ReI3)+G(AI)+G(AeI2)+G(TlI) 式3
ここで、G(total)、G(ReI3)、G(AI)、G(AeI2)、及び、G(TlI)は、発光管容積1cm3当たりの質量であり、単位は[mg/cm3]である。
ここで、G(total)、G(ReI3)、G(AI)、G(AeI2)、及び、G(TlI)は、発光管容積1cm3当たりの質量であり、単位は[mg/cm3]である。
添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率をM(NaI)[mol%]、希土類金属のヨウ化物のモル比率とヨウ化タリウムのモル比率の和をM(ReI3+TlI)[mol%]と表すこととする。このモル比率の和M(ReI3+TlI)に対するヨウ化ナトリウムのモル比率M(NaI)の比をαとする。αは次の式によって表される。
α= M(NaI)/M(ReI3 +TlI) 式4
図4Aは、本願の発明者が行った実験の結果を示す図である。縦軸は、相関色温度、横軸は、式4によって表される比αである。相関色温度の目標、即ち、約2500K±10%(2250〜2750K)となるのは、比αが4<α<16の場合である。更に、相関色温度が2400〜2600Kとなるのは、比αが7<α<13の場合である。
図4Aは、本願の発明者が行った実験の結果を示す図である。縦軸は、相関色温度、横軸は、式4によって表される比αである。相関色温度の目標、即ち、約2500K±10%(2250〜2750K)となるのは、比αが4<α<16の場合である。更に、相関色温度が2400〜2600Kとなるのは、比αが7<α<13の場合である。
図4Bは、本願の発明者が行った実験の結果を示す図である。縦軸は、色度偏差Duv、横軸は、添加物の全モル数に対する希土類金属ヨウ化物のモル比率とヨウ化タリウムのモル比率の和M(ReI3 +TlI)[mol%]である。色度偏差Duvの目標、即ち、Duv=−2〜1となるのは、2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol%の場合である。
こうして図4A及び図4Bより、相関色温度の目標、即ち、約2500K±10%(2250〜2750K)、及び、色度偏差Duvの目標、即ち、Duvが−2〜+1となる条件は、次の式によって表される。
4<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<16 式5
2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol% 式6
相関色温度の目標、2400〜2600K、及び、色度偏差Duvの目標、Duvが−2〜+1となる条件は、次の式によって表される。
2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol% 式6
相関色温度の目標、2400〜2600K、及び、色度偏差Duvの目標、Duvが−2〜+1となる条件は、次の式によって表される。
7<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<13 式7
2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol% 式8
表1は、本願の発明者が行った実験に使用したセラミックメタルハライドランプの発光管の添加物の組成を示す。ここでは、相関色温度の目標と色度偏差Duvの目標を達成することができた5種のセラミックメタルハライドランプの条件を示す。
表1において、M(TmI3)、M(HoI3)、M(TlI)、M(NaI)、M(CaI2)、及び、M(LiI)は、それぞれ、ヨウ化ツリウムTmI3、ヨウ化ホルミウムHoI3、ヨウ化タリウムTlI、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2及びヨウ化リチウムLiIのモル比率(百分率)を表す。本願の発明者が行った実験では、発光管の添加物は、ヨウ化タリウムTlI、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2及びヨウ化リチウムLiIを含む。ナトリウムNaは橙色系、カルシウムCaは赤色系、リチウムLiは真紅色系に寄与する。ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2及びヨウ化リチウムLiIをそれぞれ所定のモル比率にて添加することにより、所望の相関色温度が得られる。
2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol% 式8
表1は、本願の発明者が行った実験に使用したセラミックメタルハライドランプの発光管の添加物の組成を示す。ここでは、相関色温度の目標と色度偏差Duvの目標を達成することができた5種のセラミックメタルハライドランプの条件を示す。
ヨウ化タリウムTlIを添加することにより、発光効率が上がるが、色度偏差Duvが大きくなる方向にずれる。しかしながら、本実施形態では、ヨウ化カルシウムCaI2を添加することにより、色度偏差Duvの増加を抑えている。
更に、添加物は、希土類金属ヨウ化物ReI3として、ヨウ化ツリウムTmI3を含み、更に、ヨウ化ホルミウムHoI3を含んでもよい。ヨウ化ツリウムTmI3、及び、ヨウ化ホルミウムHoI3を添加することにより、それぞれ発光効率が向上する。
表1から次の知見が得られる。本実施形態によると、発光管の添加物は、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2及びヨウ化リチウムLiIを含み、これらのモル比率は次のように表される。
30mol%<M(NaI)<70mol% 式9
10mol%<M(CaI2)<40mol% 式10
10mol%<M(LiI)<30mol% 式11
更に、ヨウ化ナトリウムのモル比率、ヨウ化カルシウムのモル比率、及び、ヨウ化リチウムのモル比率の合計を、M(NaI+ CaI2+ LiI)とすると、この値は、次の式を満たす。
10mol%<M(CaI2)<40mol% 式10
10mol%<M(LiI)<30mol% 式11
更に、ヨウ化ナトリウムのモル比率、ヨウ化カルシウムのモル比率、及び、ヨウ化リチウムのモル比率の合計を、M(NaI+ CaI2+ LiI)とすると、この値は、次の式を満たす。
50mol%<M(NaI+ CaI2+ LiI)<96mol% 式12
表2の数値は、表1に示した添加物について、式4によって表されるαの値、希土類金属ヨウ化物のモル比率とヨウ化タリウムのモル比率の和M(ReI3 +TlI)、式3によって表される発光管容積1cm3当たりの添加物の総量G(total)、発光管容積1cm3当たりの希土類金属ヨウ化物の添加量G(ReI3)を計算した結果を示す。希土類金属ヨウ化物ReI3は、表1に示すように、ヨウ化ツリウムTmI3とヨウ化ホルミウムHoI3である。
表3はこれらの5種のセラミックメタルハライドランプについて、相関色温度CCT、色度偏差Duv、平均演色評価数Ra、及び、発光効率ηを測定した結果を示す。平均演色評価数Raはいずれも90より大きく、発光効率はいずれも75lm/Wより大きかった。
次に、本願の発明者は、セラミックメタルハライドランプの発光管に封入する添加物をパラメータとして、ランプ寿命L[h]が15000時間以上となる条件を見出した。表4は、出願人が今までに開発してきたうち一部のランプ仕様を整理したものである。ここでは、No.11〜20の10種のセラミックメタルハライドランプについてまとめた。
表4において、G(total)は、式3によって表される発光管容積1cm3当たりの添加物の総量である。G(ReI3)は、発光管容積1cm3当たりの希土類金属ヨウ化物の添加量である。いずれも、単位は[mg/cm3]である。この結果から、ランプ寿命を長くするためには添加物総量及び希土類ヨウ化物の添加量を制限する必要があることが判る。ランプ寿命L[h]が15000時間より長いのは、試験番号No.16〜20である。以上の結果から、式5〜式11の条件を有し、且つ、ランプ寿命L[h]が15000時間より長くなるためには、次の条件が必要である。
表2の数値は、表1に示した添加物について、式4によって表されるαの値、希土類金属ヨウ化物のモル比率とヨウ化タリウムのモル比率の和M(ReI3 +TlI)、式3によって表される発光管容積1cm3当たりの添加物の総量G(total)、発光管容積1cm3当たりの希土類金属ヨウ化物の添加量G(ReI3)を計算した結果を示す。希土類金属ヨウ化物ReI3は、表1に示すように、ヨウ化ツリウムTmI3とヨウ化ホルミウムHoI3である。
G(total)<44mg/cm3 式13
G(ReI3)<11mg/cm3 式14
以上、本実施形態に係るセラミックメタルハライドランプについて説明したが、これらは例示であって、本発明の範囲を制限するものではない。当業者が、本実施形態に対して容易になしえる追加・削除・変更・改良等は、本発明の範囲内である。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の記載によって定められる。
G(ReI3)<11mg/cm3 式14
以上、本実施形態に係るセラミックメタルハライドランプについて説明したが、これらは例示であって、本発明の範囲を制限するものではない。当業者が、本実施形態に対して容易になしえる追加・削除・変更・改良等は、本発明の範囲内である。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の記載によって定められる。
1…セラミックメタルハライドランプ、 2…発光管、 4A、4B…キャピラリ、 5A、5B…電極、 6A、6B…電極アセンブリ、 7A、7B…電力供給リード、 8A、8B…金属箔、 9A、9B…外部端子、 12…口金、 13…外球、 14…ステム、 15、16…支柱、 17A、17B…サポートディスク、 18…透光性スリーブ、 19A、19B…ニッケル線、 20…ゲッタ、 13A…外球チップオフ部、 13B…ピンチシール部
Claims (6)
- 1対の電極を内包し透光性セラミックによって形成された発光管と、前記発光管を収納する透光性外管と、を有するセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記発光管は、始動用希ガス、水銀及び添加物を封入しており、該添加物はヨウ化タリウムTlI、ヨウ化ナトリウムNaI、ヨウ化カルシウムCaI2、ヨウ化リチウムLiI、及び、希土類金属ヨウ化物ReI3を含み、更に、相関色温度が2250〜2750K、管壁負荷が20〜30W/cm2、定格出力が35〜400W、となるように構成され、
前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率をM(NaI)[mol%]、希土類金属ヨウ化物ReI3のモル比率とヨウ化タリウムTlIのモル比率の和をM(ReI3 +TlI)[mol%]とするとき、前記M(NaI)、及び、M(ReI3 +TlI)は、次の式を満たすことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
4<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<16
2mol%<M(ReI3 +TlI)<9mol% - 請求項1記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記添加物の発光管容積1cm3当たりの総量をG(total)[mg/cm3]、前記添加物に含まれる希土類金属のヨウ化物の発光管1cm3当たりの添加量をG(ReI3)[mg/cm3]とするとき、前記G(total)、及びG(ReI3)は、次の式を満たすことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
G(total)<44mg/cm3
G(ReI3)<11mg/cm3
- 請求項1又は2記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率M(NaI)、ヨウ化カルシウムのモル比率M(CaI2)及びヨウ化リチウムのモル比率M(LiI)の合計をM(NaI+ CaI2+ LiI)とするとき、該合計は、次の式を満たすことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
50mol%<M(NaI+ CaI2+LiI)<96mol% - 請求項1〜3のいずれか1項記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、前記添加物の全モル数に対するヨウ化ナトリウムのモル比率M(NaI)、ヨウ化カルシウムのモル比率M(CaI2)及びヨウ化リチウムのモル比率M(LiI)は、それぞれ次の式を満たすことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
30mol%<M(NaI)<70mol%
10mol%<M(CaI2)<40mol%
10mol%<M(LiI)<30mol% - 請求項1〜4のいずれか1項記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記添加物は、希土類金属ヨウ化物として、ヨウ化ツリウムTmI3、ジスプロシウムDy、ホルミウムHo、及び、セリウムCeのヨウ化物のいずれか1つ以上(ただしヨウ化ツリウムTmI3は必須)を含むことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。 - 請求項1〜5のいずれか1項記載のセラミックメタルハライドランプにおいて、
前記発光管の相関色温度は2400〜2600Kであり、前記M(NaI)及びM(ReI3 +TlI)は次の式を満たすことを特徴とするセラミックメタルハライドランプ。
7<M(NaI)/M(ReI3 +TlI)<13
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