JP2014031043A - 車両用サイドデフロスタ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントガラスの車両幅方向下部の曇り領域を素早く晴らすことができる車両用サイドデフロスタ構造を得る。
【解決手段】フロントピラーガーニッシュ28における車両幅方向内側に空気吹出口54が設けられており、当該空気吹出口54から吹き出される空気は、車両前後方向後方側へ向かって吹き出され、湾曲面後部58の曲面に沿って流れるようになっている(気流A)。このため、当該空気吹出口54から空気が吹き出されると、フロントガラス20側の空気が誘引されてフロントピラーガーニッシュ28側へ案内される(気流B)。これにより、フロントガラス20の車両幅方向下部の曇り領域を素早く晴らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用サイドデフロスタ構造に関する。
特許文献1では、車両用のサイドデフロスタ構造として、幕状のエアーを吹き出す吹出口がフロントピラーの後面部に設けられた技術が開示されている。このサイドデフロスタはサイドガラスの曇り除去用であり、既に備わっているフロントデフロスタはフロントガラスの曇り除去用である。このため、各々のガラスの曇り領域を素早く晴らすためには、各々の吹出口から吹き出される空気の風量を増加させる必要がある。
特開平11−91512号公報
本発明は上記事実を考慮し、フロントガラスの車両幅方向下部の曇り領域を素早く晴らすことができる車両用サイドデフロスタ構造を得ることを課題とする。
請求項1記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造は、フロントピラーガーニッシュにおける車両幅方向外側に設けられ、当該フロントピラーガーニッシュの長手方向に沿って形成された流路と、前記フロントピラーガーニッシュにおける前記流路の車両幅方向内側に設けられ、当該流路と連通し車両前後方向後方側へ空気が吹き出される空気吹出口と、を有している。
請求項1記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造では、フロントピラーガーニッシュにおける車両幅方向外側に流路が形成されている。この流路と連通して、フロントピラーガーニッシュにおける当該流路の車両幅方向内側には、空気吹出口が設けられており、当該空気吹出口からは車両前後方向後方側へ向かって空気が吹き出されるようになっている。
一方、一般的に、フロントピラーガーニッシュの車両前後方向前端部における車両幅方向内側には、フロントガラスが設けられている。このため、当該空気吹出口から空気が吹き出されると、フロントガラス側の空気が誘引されて車両前後方向後方側へ案内される。これにより、フロントデフロスタから吹き出された空気もフロントピラーガーニッシュ側(フロントガラスの車両幅方向端部側)へ誘引されて車両前後方向後方側へ案内される。
請求項2記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造は、請求項1記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造において、前記フロントピラーガーニッシュの意匠面は、車室内側へ向かって膨らむ湾曲面であり、前記空気吹出口から吹き出された空気が前記湾曲面に沿って流れるように前記湾曲面が形成されている。
請求項2記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造では、フロントピラーガーニッシュの意匠面が車室内側へ向かって膨らむ湾曲面となっている。一方、フロントピラーガーニッシュには空気吹出口が設けられているが、当該空気吹出口から吹き出された空気は、湾曲面に沿って流れるように当該湾曲面は形成されている。したがって、空気吹出口から吹き出された空気は、この湾曲面に沿って車両幅方向外側へ向かって案内されることになる。
請求項3記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造は、請求項2記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造において、前記フロントピラーガーニッシュの長手方向に対して直交する方向に沿って切断された状態の断面視において、前記空気吹出口は、前記湾曲面が車両前後方向に分断されて車両幅方向に重なる重なり部間の隙間として構成されている。
請求項3記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造では、フロントピラーガーニッシュの湾曲面に重なり部が設けられており、当該重なり部間によって設けられる隙間によって空気吹出口が構成されている。このため、空気吹出口から吹き出される空気は重なり部間を通過することになる。つまり、当該空気は整流された状態で吹き出される。
請求項4記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造は、請求項2又は請求項3に記載の車両用サイドデフロスタ構造において、前記フロントピラーガーニッシュにおける前記空気吹出口の車両前後方向後方側に設けられ、当該空気吹出口から吹き出された気流と交差して前記気流の向きを変える風向変更吹出口を有している。
請求項4記載の本発明に係る車両用サイドデフロスタ構造では、フロントピラーガーニッシュにおける空気吹出口の車両前後方向後方側に風向変更吹出口が設けられ、空気吹出口から吹き出された気流と交差して当該気流の向きを変えるようにしている。風向変更吹出口が設けられていない場合、空気吹出口から吹き出された気流は、湾曲面に沿って車両幅方向外側へ向かって案内される。しかし、風向変更吹出口から吹き出された気流を空気吹出口から吹き出された気流と交差させることで、空気吹出口から吹き出された気流の向きを車両幅方向内側へ変えることができる。
本発明は上記構成としたので、請求項1記載の本発明に係るサイドデフロスタ構造は、フロントガラスの車両幅方向下部の曇り領域を素早く晴らすことができる、という優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るサイドデフロスタ構造は、空気吹出口から吹き出された気流を車両幅方向外側へ案内することによって、サイドドアガラスの車両前後方向前部の曇り領域を素早く晴らすことができる、という優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係るサイドデフロスタ構造は、空気吹出口から吹き出される空気は、重なり部によって整流された状態で吹き出されるため、吹き出しによる騒音を抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係るサイドデフロスタ構造は、必要に応じて乗員側にも送風することができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用されたフロントピラーを車室内側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用されたフロントピラーにおいて長手方向に対して直交する方向に沿って切断された状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用されたフロントピラーの構造を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用されたフロントピラーの作用を説明するための説明図である。 (A)はフロントガラスにおける一般的な晴れ領域を示す模式図であり、(B)は本発明の第1実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用された場合のフロントガラスにおける晴れ領域を示す模式図である。 (A)〜(C)はサイドドアガラスにおける一般的な晴れ領域を時間の経過に合わせて順番に示した模式図である。 (A)〜(C)は本発明の第1実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用された場合のサイドドアガラスにおける晴れ領域を時間の経過に合わせて順番に示した模式図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用されたフロントピラーを車室内側から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用されたフロントピラーにおいて長手方向に対して直交する方向に沿って切断された状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドデフロスタ構造が適用されたフロントピラーの構造を示す説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態に係る車両用デフロスタ構造について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示し、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
<第1実施形態>
(車両用デフロスタ構造の構成)
まず、第1実施形態に係る車両用デフロスタ構造の構成について説明する。図1及び図2に示されるように、車両10における車室11側の前部には、フロントガラス20が設けられている。このフロントガラス20の車両幅方向両端部に配設されたフロントピラー12は、車両幅方向内側に配置されたピラーインナパネル14と、車両幅方向外側に配置されたピラーアウタパネル16と、を含んで構成されている。これらのピラーインナパネル14及びピラーアウタパネル16は、いずれも略長尺状に形成されている。なお、ここでは、車両右側のフロントピラー12のみが図示されているが、車両左側のフロントピラーについても当該フロントピラー12と同様の構成となっている。
図2に示す断面視において、ピラーインナパネル14の本体部14Aは、略車両前後方向に沿って配置されている。また、ピラーインナパネル14の長手方向に対して直交する方向の一端部(車両前後方向前部)には、当該本体部14Aに対して車両幅方向内側へ屈曲する接合フランジ14Bが設けられており、当該ピラーインナパネル14の長手方向に沿って延在されている。さらに、ピラーインナパネル14の長手方向に対して直交する方向の他端部(車両前後方向後部)には、本体部14Aに対して車両前後方向後方側へ延びる接合フランジ14Cが設けられおり、当該ピラーインナパネル14の長手方向に沿って延在されている。
また、ピラーアウタパネル16の本体部16Aは、車両幅方向外側へ向かって膨らんだ状態となるように形成されている。また、ピラーアウタパネル16の長手方向に対して直交する方向の一端部(車両前後方向前部)には、当該本体部16Aに対して車両幅方向内側へ屈曲する接合フランジ16Bが設けられており、当該ピラーアウタパネル16の長手方向に沿って延在されている。さらに、ピラーアウタパネル16の長手方向に対して直交する方向の他端部(車両前後方向後部)には、本体部16Aに対して車両前後方向後方側へ屈曲する接合フランジ16Cが設けられており、当該ピラーアウタパネル16の長手方向に沿って延在されている。
これらの接合フランジ14Bと接合フランジ16B、及び接合フランジ14Cと接合フランジ16Cはそれぞれ溶接等により接合されている。これによりフロントピラー12は、ピラーインナパネル14の本体部14Aとピラーアウタパネル16の本体部16Aとによって閉断面部15が構成されている。
一方、フロントピラー12には、フロントガラス20との間に配置されて、フロントピラー12とフロントガラス20との隙間を塞ぐモールディング22が取り付けられている。さらに、フロントドア24には、車体の出入口を閉塞した状態で、フロントピラー12とフロントドア24との隙間を塞ぐウエザストリップ26が取り付けられている。また、ピラーインナパネル14の車室内側には、樹脂製のフロントピラーガーニッシュ28が配設されている。このフロントピラーガーニッシュ28は、フロントピラー12を車室内側から覆っており、車室11の内装の一部を構成している。
ここで、フロントピラーガーニッシュ28の表面(意匠面)は、車両内側へ向かって膨らむ湾曲面30とされている。また、フロントピラーガーニッシュ28とピラーインナパネル14との間には、空間32が設けられており、この空間32内には、ワイヤーハーネス34、ドレンホース36、カーテンエアバッグ装置38等が収容されている。さらに、フロントピラーガーニッシュ28における車両幅方向外側には、ピラーインナパネル14側へ向かって突出し当該フロントピラーガーニッシュ28の長手方向沿って延びる流路40が設けられている。なお、この流路40は、カーテンエアバッグ装置38等の部材と干渉しないように形成されている。
一方、図1に示されるように、インストルメントパネル42の裏側には、空調装置44が配設されている。当該空調装置44にはダクト46が複数接続されており(なお、ここではフロントデフロスタ48に接続されるダクト46のみを示す。)、当該ダクト46を通じて、空調装置44によって温度調整された空気がセンターレジスタ(図示省略)やフロントデフロスタ48等へ案内されるようになっている。
本実施形態では、空調装置44にさらにダクト50が接続されている。ダクト50の先端部には、ファン及びモータ等による加圧装置52が接続されている。この加圧装置52には、フロントピラーガーニッシュ28内の流路40の一端部(車両上下方向下部側)に接続されたダクト51が接続されている。このため、当該加圧装置52によって加圧された空気は、ダクト51を通じて流路40内へ送出される。なお、ここでは一例として、ダクト51からはダクト53が分岐されており、車両左側のフロントピラーへ送出されるようになっている。
また、図2に示されるように、フロントピラーガーニッシュ28における流路40の車両幅方向内側には、当該流路40と連通する空気吹出口54が、当該フロントピラーガーニッシュ28の長手方向に沿って形成されている。この空気吹出口54によって、フロントピラーガーニッシュ28の長手方向に対して直交する方向に沿って切断された状態の断面視において、当該湾曲面30は車両前後方向に分断されている。これにより、当該湾曲部30は、車両前後方向前部側に位置する湾曲面前部56と車両前後方向後部側に位置する湾曲面後部58とに分けられる。
湾曲面前部56は、車両後方側へ向かうにつれて車両幅方向内側へ向かう曲面を成しており、湾曲面後部58は、車両後方側へ向かうにつれて車両幅方向外側へ向かう曲面を成している。湾曲面前部56における車両前後方向の後端部56Aと、湾曲面後部58における車両前後方向の前端部58Aとは車両幅方向に重なっており(重なり部60)、湾曲面前部56の後端部56Aの車両幅方向外側に、湾曲面後部58の前端部58Aが配置されている。
このように互いに重なる湾曲面前部56の後端部56Aと湾曲面後部58の前端部58Aとの間に設けられた隙間62によって、空気吹出口54が構成されている。なお、湾曲面後部58の前端側では、湾曲面前部56の後端部56Aとの曲面の流れを維持するため、湾曲面後部58の後端側へ向かう他の部分よりも曲率半径が小さくなっており、フロントピラーガーニッシュ28の湾曲面30の頂部30Aが設けられている。
(車両用デフロスタ構造の作用・効果)
次に、第1実施形態に係る車両用デフロスタ構造の作用・効果について説明する。図2に示されるように、本実施形態では、フロントピラーガーニッシュ28における車両幅方向外側に当該フロントピラーガーニッシュ28の長手方向に沿って流路40が形成されている。さらに、フロントピラーガーニッシュ28における流路40の車両幅方向内側(フロントガラス20側)に空気吹出口54が設けられている。
このため、図1で示す空調装置44を作動させ、加圧装置52によってフロントピラーガーニッシュ28における流路40内へ空気を送出させると、当該流路40内へ送出された空気が空気吹出口54から吹き出されるようになっている。そして、当該空気吹出口54から吹き出された空気は、図2に示されるように、車両前後方向後方側へ向かって湾曲面後部58の曲面に沿って流れる(気流A)。
ここで、フロントピラーガーニッシュ28の車両前後方向前端部における車両幅方向内側には、フロントガラス20が設けられている。このため、当該空気吹出口54から空気が吹き出されると、フロントガラス20側の空気が誘引されてフロントピラーガーニッシュ28側へ案内される(気流B)。したがって、図1に示されるように、フロントデフロスタ48から吹き出された空気(気流F)は、車両幅方向外側へ向かってフロントピラーガーニッシュ28側へ誘引(気流B)され、当該フロントピラーガーニッシュ28の湾曲面30に沿って案内される。このため、図5(B)に示されるように、フロントガラス20の車両幅方向両側下部の曇り領域Aを素早く晴らすことができる(晴れ領域B>晴れ領域B’)。
本実施形態が適用されていない場合、図5(A)に示されるように、フロントガラス20はフロントデフロスタ48から吹き出された気流によって、車両幅方向中央部を中心に徐々に曇り領域A’が晴れていく(晴れ領域B’)。つまり、フロントガラス20の車両幅方向両側下部の曇り領域A’が晴れるまでには時間がかかってしまう。
しかし、本実施形態では、図1に示されるように、フロントデフロスタ48から吹き出された空気(気流F)は、フロントピラーガーニッシュ28側(フロントガラス20の車両幅方向両端側)へ誘引(気流B)されるため、フロントガラス20の車両幅方向両側下部の曇り領域A(図5(B)参照)を素早く晴らすことができる。
以上の説明では、フロントガラス20側の気流について説明したが、次に、サイドドアガラス64側の気流について説明する。図2に示されるように、フロントピラーガーニッシュ28の湾曲面30における湾曲面後部58は、車両後方側へ向かうにつれて車両幅方向外側へ向かう曲面を成しているため、この気流(気流A+気流B)は、フロントドア24に設けられたサイドドアガラス64側へ案内される(気流C)。
本実施形態が適用されていない場合、フロントデフロスタから吹き出された気流によって、図6(A)〜(C)に示されるように、サイドドアガラス64は当該サイドドアガラス64の下部において、車両前後方向前部から徐々に曇り領域(ドットで示される領域)が晴れていく(晴れ領域C1→C2→C3)。
しかし、本実施形態によれば、図1に示されるように、フロントピラーガーニッシュ28に設けられた空気吹出口54によって吹き出された空気(気流A)は、湾曲面後部58(湾曲面30)に沿ってサイドドアガラス64側へ案内される(気流C)。また、フロントデフロスタ48から吹き出された後フロントピラーガーニッシュ28側へ誘引された空気(気流B)も湾曲面後部58に沿ってサイドドアガラス64側へ案内される(気流C)。このため、図7(A)〜(C)に示されるように、サイドドアガラス64の車両前後方向前部から後部へ向かって曇り領域が晴れていく(晴れ領域D1→D2→D3)。つまり、サイドドアガラス64の曇り領域(ドットで示される領域)を素早く晴らすことができる。
以下、本実施形態に係る車両用デフロスタ構造の作用・効果について補足説明する。本実施形態では、図1に示されるように、フロントピラーガーニッシュ28における流路40の車両幅方向内側に空気吹出口54を設けている。これにより、当該空気吹出口54から吹き出された気流を利用して、フロントガラス20の曇り領域やサイドドアガラス64の曇り領域を素早く晴らすことができる。このため、当該曇り領域を素早く晴らすことを目的として、例えば、インストルメントパネルの車両幅方向両側の上面にサイドデフロスタを配設する場合と比較して、意匠上好ましい。
また、図2に示されるように、本実施形態では、空気吹出口54は互いに重なる湾曲面前部56の後端部56Aと湾曲面後部58の前端部58Aとの間に設けられた隙間62によって構成されている。このため、当該空気吹出口54から吹き出された空気は、湾曲面前部56の後端部56A及び湾曲面後部58の前端部58Aによる重なり部60によって整流され、フロントピラーガーニッシュ28の表面に設けられた湾曲面後部58に沿って流れる(気流A)。このように、空気吹出口54から吹き出される空気は、重なり部60によって整流された状態で吹き出されるため、吹き出しによる騒音を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、図4に示されるように、フロントピラーガーニッシュ28における車両幅方向内側に空気吹出口54が設けられている。さらに、当該空気吹出口54の一部を形成する湾曲面後部58の前端側には、フロントピラーガーニッシュ28の湾曲面30の頂部30Aが設けられている。このため、乗員Pからフロントピラーガーニッシュ28を見た場合、空気吹出口54は頂部30Aによって隠れ、乗員Pの視界には入らない。したがって、意匠上好ましい。
また、図2に示されるように、フロントピラーガーニッシュ28とピラーインナパネル14との間には、空間32が設けられているが、この空間32内には、ワイヤーハーネス34、ドレンホース36、カーテンエアバッグ装置38等が収容されるようになっている。このため、これらの部材を除いた空間は小さいが、本実施形態では、この空間内に流路40を形成するだけなので他の部材の大きさ等に影響を及ぼさなくて済む。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る車両用デフロスタ構造について説明する。なお、第1実施形態と同等の部位には同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は省略する。
図8に示されるように、本実施形態では、フロントピラーガーニッシュ70における空気吹出口54の車両前後方向後方側に、フロントピラーガーニッシュ70の長手方向に沿って風向変更吹出口72が設けられている。つまり、フロントピラーガーニッシュ70には、空気吹出口54及び風向変更吹出口72と連通する流路74が設けられている。
ここで、図10に示されるように、流路74は車両上下方向下部側に開口した略U字状に形成されており、第1流路74A、第2流路74B及び第3流路74Cを含んで構成されている。第1流路74Aは、空気吹出口54と連通しフロントピラーガーニッシュ70の長手方向に沿って延出されている。また、第2流路74Bは、第1流路74Aと繋がり当該フロントピラーガーニッシュ28の長手方向に対して直交する方向に沿って延出されている。さらに、第3流路74Cは、第2流路74Bと繋がると共に風向変更吹出口72と連通し当該フロントピラーガーニッシュ70の長手方向に沿って延出されている。なお、ダクト51は第1流路74Aの車両上下方向下部に接続されており、第1流路74A、第2流路74B、第3流路74Cの順番でダクト51内の空気が案内される(矢印で示す)。
図9に示されるように、風向変更吹出口72が設けられることによって、フロントピラーガーニッシュ70における湾曲面30の一部を構成する湾曲面後部76は車両前後方向に、車両前後方向前部側に位置する第1湾曲面76Aと車両前後方向後部側に位置する第2湾曲面76Bとに分断される。つまり、第1湾曲面76Aと第2湾曲面76Bの間に設けられた隙間78によって風向変更吹出口72が構成されている。
また、第1湾曲面76Aの車両前後方向後端部には、流路74を構成すると共に第3流路74Cを構成する壁面74C1と略平行になるように延出するガイド片80が設けられている。第3流路74C内へ案内された空気は、ガイド片80と壁面74C1との間で整流された状態で風向変更吹出口72から吹き出される。
ここで、空気吹出口54から吹き出された空気(気流A)は、フロントピラーガーニッシュ70の湾曲面後部76の曲面に沿って流れるようになっているが、風向変更吹出口72から吹き出された空気(気流D)は、当該気流Aに対して交差する方向へ吹き出されるようになっている。
一方、第2流路74Bには図示はしないがダンパが設けられており、第3流路74Cへ案内される空気の流量を調整可能としている。具体的には、ダンパが全開の状態では、流路40における第1流路74Aへ流入された空気の一部は、空気吹出口54から吹出され、当該空気の他の一部は、2流路74Bを通じて第3流路74Cへ流入される。次に、当該第3流路74Cへ流入された空気は、風向変更吹出口72から吹出される。このため、風向変更吹出口72から吹出された空気(気流D)は車両幅方向内側へ向かい、空気吹出口54から吹出された気流A及び当該気流Aによって生じる誘引現象による気流Bの側方から合流する。その結果、空気吹出口54から吹出された気流A及び誘引現象による気流Bの向きが変更される(気流E)。つまり、ダンパが全開の状態とされた際には、乗員P(図4参照) へ向けて当該気流Eが生じるようになっている。
また、ダンパが全閉の状態では、第1流路64Aへ流入した空気は、第3流路64Cへ流入しないため、空気吹出口54から吹出される空気の風量は増加する。この状態で、当該空気吹出口54から吹出された気流A及び当該気流Aによって誘引された気流Bは、フロントピラーガーニッシュ70の湾曲面30に沿って案内され、サイドドアガラス64側へ向かって流れる(気流C)。なお、空気吹出口54から吹出される空気の風量が増加すると、気流Aによって誘引される空気の流量が増える。つまり、気流A+気流Bの流量を変えることができる。
このように、本実施形態によれば、風向変更吹出口72から吹き出される空気の風量を調整して、気流Eの向きを変えることができる。したがって、必要に応じて乗員P側にも送風することができる。
(実施形態の補足)
以上の実施形態では、図2に示されるように、湾曲面前部56の後端部56Aと、湾曲面後部58の前端部58Aとで互いに重なる重なり部60が設けられている。しかし、空気吹出口54から吹出された空気を湾曲面30に沿って流すことができれば良いため、当該重なり部60は必ずしも必要ではない。
さらに、本実施形態では、空気吹出口54から吹き出された空気が、フロントピラーガーニッシュ28の意匠面を形成する湾曲面30に沿って流れるように当該湾曲面30が形成されている。しかし、フロントガラス20周りの空気をフロントピラーガーニッシュ28側へ誘引させることができれば良いため、空気吹出口54から吹き出された空気が、必ずしも湾曲面30に沿って流れるように当該湾曲面30を形成する必要はない。
また、本実施形態では、フロントデフロスタ48から吹き出された気流Fをフロントピラーガーニッシュ28側へ誘引し(気流B)、当該気流Bを利用して、フロントガラス20やサイドドアガラス64の曇り領域を素早く晴らすことができるようにしたが、空気吹出口54から吹き出された気流のみを活用しても良い。
さらに、以上の実施形態では、本発明における車両用デフロスタ構造が車両右側及び車両左側のフロントピラー12に適用された場合について説明したが、車両右側又は車両左側のフロントピラー12に当該車両用デフロスタ構造が適用された場合も含まれる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両
11 車室
12 フロントピラー
20 フロントガラス
28 フロントピラーガーニッシュ
30 湾曲面
40 流路
54 空気吹出口
60 重なり部
62 隙間
64 サイドドアガラス
70 フロントピラーガーニッシュ
72 風向変更吹出口

Claims (4)

  1. フロントピラーガーニッシュにおける車両幅方向外側に設けられ、当該フロントピラーガーニッシュの長手方向に沿って形成された流路と、
    前記フロントピラーガーニッシュにおける前記流路の車両幅方向内側に設けられ、当該流路と連通し車両前後方向後方側へ空気が吹き出される空気吹出口と、
    を有する車両用サイドデフロスタ構造。
  2. 前記フロントピラーガーニッシュの意匠面は、車室内側へ向かって膨らむ湾曲面であり、前記空気吹出口から吹き出された空気が前記湾曲面に沿って流れるように前記湾曲面が形成されている請求項1に記載の車両用サイドデフロスタ構造。
  3. 前記フロントピラーガーニッシュの長手方向に対して直交する方向に沿って切断された状態の断面視において、前記空気吹出口は、前記湾曲面が車両前後方向に分断されて車両幅方向に重なる重なり部間の隙間として構成されている請求項2に記載の車両用サイドデフロスタ構造。
  4. 前記フロントピラーガーニッシュにおける前記空気吹出口の車両前後方向後方側に設けられ、当該空気吹出口から吹き出された気流と交差して前記気流の向きを変える風向変更吹出口を有する請求項2又は請求項3に記載の車両用サイドデフロスタ構造。
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