JP2014029748A - ガイド層分離型光記録媒体および光記録装置 - Google Patents

ガイド層分離型光記録媒体および光記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トラッキングサーボの極性の切り替えを挟んだ安定したトラッキング制御を可能とする。
【解決手段】1以上の記録層と、ランド部およびグルーブ部が螺旋状に連続するガイドトラックとして設けられたガイド層とを有し、ガイドトラックには記録方向においてランド部とグルーブ部との切り替わり点の直前に切り替わり点のタイミングを生成するためのフラグ信号が記録されたフラグ領域が設けられた光記録媒体に記録を行う光記録装置であって、光ピックアップは、ガイド層のガイドトラックにガイド光を照射し、戻り光を受光する。トラッキング制御部は受光信号をもとにトラッキングエラー信号を生成してトラッキング制御を行う。フラグ処理部は受光信号をもとにフラグ信号を検出して切り替わり点のタイミングを生成し、このタイミングでトラッキング制御の極性を反転させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ランド・グルーブ構造のガイド層を有するガイド層分離型光記録媒体および、このガイド層分離型光記録媒体に記録を行う光記録装置に関する。
DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)などの光ディスクの大容量化を目的として、記録層を多層化することが行われる。記録層の多層化に伴い、記録層へのデータの記録または再生時のトラックキング制御を、記録層とは別の層に設けられたガイドトラックを用いて行う方式も知られている。
例えば、溝構造によるガイドトラックが設けられたガイドトラック層に390nm〜420nmの波長(青色)の光を使用してトラッキング制御を行うとともに、複数の記録層の中の一つの記録層に650nm〜680nmの波長(赤色)の光を使用して記録を行う光ドライブ装置などがある(例えば、特許文献1等)。
また、記録層一枚当たりの記録容量を増やす方式として、ランドとグルーブの両方にマークを記録するランド・グルーブ記録方式がある。このランド・グルーブ記録方式では、グルーブ部のみに記録を行う方式で採用されるトラッキング制御方式をそのまま用いて狭ピッチ化を実現できる。
一般的にDVD、ブルーレイなどの光記録媒体のトラックは螺旋状に設けられる。したがって、トラッキング制御方式では、光ピックアップからのレーザスポットをトラックに追従させるトラッキングの対象がランド部とグルーブ部との間で周期的に切り替わる。この際、ランド部とグルーブ部とではトラッキングサーボ極性が逆になる。
図14は、トラッキング制御方式としてPP(プッシュプル)法またはDPP(差動プッシュプル)法を採用した場合において、レーザスポットがグルーブ部の上にあるとき(グルーブオントラック時)およびランド部の上にあるとき(ランドオントラック時)のオフトラック量とトラッキングエラー信号との関係を示す図である。
ここで、トラッキングサーボとは、トラッキングエラー信号が零となるようにレーザスポットをトラックに沿った方向に対して直交方向へ移動させる制御である。グルーブオントラック時は、レーザスポットがグルーブの中心よりも左側にずれているときトラッキングエラー信号の極性は正となる。したがって、レーザスポットを右側に移動させてグルーブの中心に位置付けて行くことで、トラッキングエラー信号の値は正の値から次第に0に近づいて行く。
一方、ランドオントラック時は、レーザスポットがランドの中心よりも右側にずれているときトラッキングエラー信号の極性は正となる。したがって、レーザスポットを左側に移動させてランドの中心に位置付けて行くことで、トラッキングエラー信号の値は正の値から次第に0に近づいて行く。
上記の事情によりランド・グルーブ記録方式では、レーザスポットがグルーブ部の上にあるときとランド部の上にあるときとでトラッキングサーボの極性を切り替える必要がある。特にトラックが螺旋状に連続するなかでランドとグルーブが切り替わる構造の場合には、トラッキングサーボの極性を切り替えるタイミングにずれがあるとトラッキングが不安定になる。
特許文献2には、トラック毎にランド領域とグルーブ領域とが交互に設けられた光ディスク媒体において、ランド領域およびグルーブ領域それぞれのヘッダ領域の先頭にヘッダ領域の存在を示す固有信号パターンを記録し、この固有信号パターンを検出してトラッキングサーボの極性の切り替えを行う技術が開示されている。
特開2007−200427号公報 特開平10−154355号公報
しかしながら、特許文献2に記載のものにおいては、ヘッダ領域においてランド・グループ構造が途切れた物理フォーマットが想定されている。したがって、トラッキングサーボの極性の切り替えはヘッダ領域内で完了していればよい。
これに対し、ランド・グループ構造が螺旋状に途切れることなく連続した物理フォーマットが採用された光記録媒体の場合、トラッキングサーボの極性の切り替えは、ランド部とグルーブ部との切り替わり点で可及的に高精度に行われない限り安定したトラッキングは期待できない。したがって、単に固有信号パターンを検出してトラッキングサーボの極性の切り替えを行う方式では、必ずしも高精度に期待するタイミングでトラッキングサーボの極性を切り替えることができず、トラッキングサーボの極性の切り替えを挟んだ安定したトラッキングが保証されない。
また、ガイド層分離型の多層光ディスクは、ガイド層のガイドトラックにウォブルなどにより物理アドレス情報が記録されたものとして提供されることが想定される。このガイド層分離型の多層光ディスクに記録を行う光記録装置は、記録層へのユーザデータの記録に先立ち、ウォブル信号から物理アドレス情報を復調し、この物理アドレス情報と記録層を特定する情報とから、当該記録層に記録されるデータ単位に付与される論理アドレスを計算することが想定されている。
このような想定において、ガイド層のガイドトラックにトラッキングサーボの極性を切り替えるタイミングを与えるためのフラグ信号をウォブルなどによって記録するようにした場合、ガイドトラックの物理アドレス情報が、そのフラグ信号が挿入される期間欠落する。このため、その欠落期間は記録層に記録されるデータ単位に与える論理アドレスを生成することができず、記録層のデータに連続した論理アドレスを正しく与えられないという不具合が生じる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、トラッキングサーボの極性の切り替えを挟んだ安定したトラッキング制御を可能とするとともに、記録層に記録されるデータに論理アドレスを連続して与えることのできるガイド層分離型光記録媒体および光記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るガイド層分離型光記録媒体は、1以上の記録層と、ランド部およびグルーブ部が螺旋状に連続するガイドトラックとして設けられたガイド層とを有し、前記ガイドトラックには、記録方向において前記ランド部と前記グルーブ部との切り替わり点の直前に当該切り替わり点のタイミングを光記録装置にて生成させるためのフラグ信号が記録されたフラグ領域が設けられていることを特徴とするものである。
前記フラグ信号は、前記ガイドトラックのウォブリングによって記録されたものであってよい。
あるいは、前記フラグ信号は、ピット列により記録されたものであってよい。
本発明の別の形態に係る光記録装置は、情報を記録可能な1以上の記録層と、ランド部およびグルーブ部が螺旋状に連続するガイドトラックとして設けられたガイド層とを有し、前記ガイドトラックには、記録方向において前記ランド部と前記グルーブ部との切り替わり点の直前に当該切り替わり点のタイミングを光記録装置にて生成させるためのフラグ信号が記録されたフラグ領域が設けられたガイド層分離型光記録媒体に記録を行う光記録装置であって、前記ガイド層分離型光記録媒体を駆動する駆動部と、前記駆動された光記録媒体の前記ガイド層の前記ガイドトラックにレーザ光をガイド光として照射し、当該ガイド光の反射光を受光して受光信号に変換するガイド用光学系を有する光ピックアップと、前記受光信号をもとにトラッキングエラー信号を生成し、トラッキング制御を行うトラッキング制御部と、前記受光信号をもとに前記フラグ信号を検出して前記切り替わり点のタイミングを生成し、前記生成されたタイミングで前記トラッキング制御の極性を順次反転させるフラグ処理部とを具備する。
この光記録装置によれば、ランド部とグルーブ部との切り替え点でトラッキングサーボの極性を精度良く切り替えることができ、トラッキングサーボの極性の切り替えを挟んだ安定したトラッキング制御が可能になる。
この光記録装置は、前記受光信号をもとに基準のクロックを生成するクロック生成部をさらに具備し、前記フラグ処理部は、前記受光信号をもとに前記フラグ信号を検出してから前記クロックの数を計数し、この計数値が所定の値に達したときを前記切り替わり点のタイミングとして生成するものであってよい。
前記フラグ信号は前記ガイドトラックの所定のウォブルとして記録され、前記フラグ処理部は、前記受光信号をもとに前記所定のウォブルとして記録された前記フラグ信号を検出するものであってよい。
前記フラグ信号は前記ガイドトラックに所定のピット列として記録され、前記フラグ処理部は、前記受光信号をもとに前記所定のピット列として記録された前記フラグ信号を検出するものであってよい。
さらにこの光記録装置は、前記フラグ処理部にて前記フラグ信号が検出されてから前記切り替わり点のタイミングが生成されるまでの間、前記記録層への記録を停止するように制御を行う制御部をさらに具備するものであってよい。
これにより、記録層に記録されるデータに与える論理アドレスの生成に必要な物理アドレス情報の取得が保証され、記録層に記録されるデータに論理アドレスを連続して与えることができる。
あるいは、光記録装置は、前記フラグ処理部にて前記フラグ信号が検出されてから前記切り替わり点のタイミングが生成されるまでの間、前記記録層にダミーデータを記録するように制御を行う制御部をさらに具備するものであってよい。
以上のように、本発明によれば、トラッキングサーボの極性の切り替えを挟んだ安定したトラッキング制御が可能になるとともに、記録層に記録されるデータに論理アドレスを連続して与えることができる。
本発明の一実施形態に係る光記録システムを示す図である。 図1の光記録システムにおけるストレージユニット、光ディスク、およびドライブユニットの関係を示す図である。 ガイド層分離型光記録媒体である光ディスクの構成を示す断面図である。 図3の光ディスクのガイド層のガイドトラックを示す平面図である。 図4のガイドトラックにおけるランド部とグルーブ部との切り替え点周辺の構造を示す図である。 極性反転フラグ領域の構造を示す図である。 図1の光記録システムにおけるディスクドライブの構成を示す図である。 図7のディスクドライブにおけるウォブル再生部とフラグ処理部の具体的な構成を示すブロック図である。 図4のガイドトラックにおけるランド部とグルーブ部との切り替え点周辺の構造の変形例を示す図である。 変形例であるディスクドライブの構成を示す図である。 図10の変形例のディスクドライブにおけるウォブル再生部とピット列フラグ処理部の具体的な構成を示すブロック図である。 ガイド層のデータ領域の物理アドレスと各記録層のデータ領域に割り当てられる論理アドレスとの関係を示す図である。 論理アドレスの割り当ての具体的を示す図である。 PP法またはDPP法において、グルーブオントラック時およびランドオントラック時のオフトラック量とトラッキングエラー信号との関係を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光記録システムを示す図である。
図1は光記録システムの全体の構成を示す図である。
この光記録システム1は、ストレージユニット10と、ディスク搬送機構20と、ドライブユニット30と、RAIDコントローラ40と、ホスト装置50とを備える。以下、それぞれの詳細について説明する。
[ストレージユニット10]
ストレージユニット10は、複数の光ディスク11(ガイド層分離型光記録媒体)が個別に着脱自在に収容されるユニットである。
ストレージユニット10内での複数の光ディスク11の収容形態としては平積み、縦並びなどが想定される。いずれの場合も、ストレージユニット10に対して光ディスク11の出し入れが円滑に行われるように、隣り合う光ディスク11間には一定の隙間が設けられることが好ましい。ストレージユニット10の形状は、ユーザによるハンドリング性、光ディスク11の収納効率などの点から、例えば直方体形状、円筒形状などが想定される。図1の例では、複数の光ディスク11を平積みで収容した直方体形状のストレージユニット10が用いられる。
図2は、ストレージユニット10、光ディスク11およびドライブユニット30の構成を示す図である。
ストレージユニット10の少なくとも一つの側面には光ディスク11の出し入れのための開口部101と、この開口部101を開閉する扉(図示せず)とが設けられている。扉はディスク搬送機構20によるストレージユニット10からの光ディスク11の出し入れの動作と連動して開閉され、その他のときは閉状態とされる。
なお、本発明において、ストレージユニット10の構成は図2のものに限定されない。ストレージユニット10の形状、開口部の数や位置、扉の有無、複数の光ディスク11の収容形態など、様々な変形が可能である。
[光ディスク11]
ストレージユニット10に収容される光ディスク11は、ガイド層と記録層とが別々の層に分離して形成された、いわゆる「ガイド層分離型光記録媒体」である。
(光ディスク11の断面構造)
図3は光ディスク11の構造を示す断面図である。
光ディスク11は、ガイド層112と1以上の記録層113とを有する。同図の光ディスク11の例では記録層113の層数は"4"である。ガイド層112とこれに最も近い記録層113との間、隣り合う記録層113の間との間には光透過性を有する中間層114がそれぞれ介層されている。これらの層は、光ピックアップ32からの記録再生光R1およびガイド光R2が入射される側から、保護層115、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、ガイド層112の順に積層配置される。
ガイド層112において記録層113に対向する側の面には、ランド・グルーブ構造によるガイドトラック121が螺旋状に設けられている。ガイドトラック121の側壁面にはウォブルによって、ディスク全周にわたる位置情報を示す物理アドレス情報が記録されている。ガイドトラック121は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)の記録再生に用いられる赤色レーザ光に対応するトラックピッチ(0.64μm)で形成される。ランドとグルーブ間のピッチの平均は0.32μmである。以後、赤色レーザ光のレーザ光を「ガイド光」と呼ぶ。
本実施形態では、ランド・グルーブ記録を想定しているため、ランド部とグルーブ部が螺旋状に連続するガイドトラック121として用いられる。したがって、ガイドトラック121のピッチは0.32μmとなる。
ガイド層112のガイドトラック121のトラッキングには、DVD(Digital Versatile Disk)の記録再生に用いられる赤色波長(第2の波長)のレーザ光が用いられる。以降において第2の波長のレーザ光を「ガイド光」と呼ぶ場合がある。
本実施形態の光記録システム1では、ガイドトラック121のランド部とグルーブ部のそれぞれにおいて、例えば、差動プッシュプル法(DPP:Differential Push-Pull)などによるトラッキング制御が行われる。ガイドトラック121のランド部とグルーブ部のそれぞれにおいてトラッキング制御が行われることで、記録層113に対する情報の記録は0.32μmのトラックピッチで行うことが可能である。
ガイドトラック121は螺旋状に設けているため、光ピックアップからのガイド光のスポットをガイドトラック121に追従させるトラッキングの対象がランド部とグルーブ部との間で周期的に交互に切り替わる。ランド部とグルーブ部とではトラッキングサーボの極性が逆になるので、ランド部とグルーブ部との切り替え点を可及的に精度良く検出してトラッキングサーボの極性を反転させなければ、安定したトラッキング制御を期待できない。
本実施形態では、このような課題を解決するために、ガイドトラック121に次のような物理フォーマットを採用している。
(ガイドトラック121の構造)
図4は光ディスク11のガイド層112のガイドトラック121を示す平面図、図5は図4のガイドトラック121におけるランド部とグルーブ部との切り替え点周辺の構造を拡大した図である。
例えば、光ディスク11の1回転の周期でランド部とグルーブ部とが切り替わる場合を想定する。この場合、ランド部とグルーブ部との切り替え点は光ディスク11の中心点からの一本の放射線上に並ぶ。図5に示すように、記録方向について、ランド部とグルーブ部との切り替え点の直前には極性反転フラグ領域122が設けられている。
図6は極性反転フラグ領域122の構造を示す図である。
同図に示すように、極性反転フラグ領域122には、ランド部とグルーブ部との切り替わり点のタイミングをディスクドライブ31にて生成させるためのフラグ信号が、例えばガイドトラック121のウォブルとして記録されている。以下、フラグ信号として記録されたウォブルを「フラグウォブル」と呼ぶ。
ガイドトラック121の極性反転フラグ領域122以外の領域は記録層113への記録時にトラッキング制御、物理アドレス情報の取得、記録クロック生成などのために用いられる領域であり、この領域を「データ領域123」と呼ぶこととする。データ領域123には物理アドレス情報がウォブルとして記録されている。以下、データ領域123のウォブルを「データウォブル」と呼ぶ。
データウォブルとフラグウォブルをディスクドライブ31が判別することができるように、データウォブルとフラグウォブルは互いに異なる周波数もしくは振幅で形成される。図6はデータウォブルとフラグウォブルの周波数に違いをもたせた場合を示している。この場合、データウォブルとフラグウォブルをディスクドライブ31が確実かつ迅速に判別することができるように、フラグウォブルの周期W1はデータウォブルの周期W0に対して十分小さい値に設定される。図6では、フラグウォブルの周期W1がデータウォブルの周期W0に対して数倍程度低く設定されているように描かれているが、数十倍程度低くてもよく、それ以上低くてもよい。フラグウォブルの周期W1がデータウォブルの周期W0に対して十分低い値に設定されていないと、フラグウォブルをデータウォブルに対して確実に弁別することが困難となり、切り替え点のタイミングを精度良く生成することも難しい。また、ディスクドライブ31によるフラグウォブルの検出の確定までに時間がかかり、それだけ極性反転フラグ領域122の長さが必要となるため、全体的な記録容量の低下を招く。したがって、フラグウォブルの周期W1はデータウォブルの周期W0に対して十分低い値に設定されていることが望ましい。
但し、本発明において、フラグウォブルの物理的条件は上記に限定されるものではない。
例えば、フラグウォブルの周期W1がデータウォブルの周期W0よりも大きくしても、ランド部とグルーブ部との切り替わり点のタイミングをディスクドライブ31にて生成させるためのフラグ信号の役割を満足するという意味では有効である。あるいは、極性反転フラグ領域122を敢えてウォブリングさせない、という構造も考えられる。
以上がガイド層112の説明である。
記録層113は、例えばブルーレイディスク(登録商標)の記録再生に用いられる青色波長(第1の波長)のレーザ光を用いて0.32μmのトラックピッチで情報の記録が行われる層である。以後、第1の波長のレーザ光を「記録再生光」または「記録光」と呼ぶ場合がある。
記録層113は、例えば光吸収層と反射層等とにより構成される。光吸収層としてはシアニン系色素やアゾ系色素等の有機色素や、Si、Cu、Sb、Te、Ge等の無機材料が用いられる。記録光が光ディスク11における目的の記録層113に照射されると、その記録光が照射された領域の反射率が変化し、反射率が変化した領域がピットとして形成されることで、記録層113に情報が記録される。
なお、記録層113への情報の記録時および再生時のトラッキング制御および物理アドレス情報、ならびに記録クロックなどの記録クロックの取得は、ガイド層112のガイドトラック121のウォブル信号を用いて行われるため、記録層113にはランド・グルーブ構造によるガイドトラック121は不要である。したがって、記録層113の表面は平坦でよい。
[ディスク搬送機構20]
ディスク搬送機構20は、ストレージユニット10から目的の光ディスク(ガイド層分離型光記録媒体)11を取り出してドライブユニット30内のディスクドライブ31に装填したり、逆にディスクドライブ31から排出された光ディスク11をストレージユニット10に戻したりするための機構である。
ディスク搬送機構20は、例えば、ストレージユニット10から同時に複数の光ディスク11を取り出して、ドライブユニット30内の複数のディスクドライブ31に別々に装填することができるように、独立して動作可能な複数の搬送機構を備えたものであることが望ましい。
[ドライブユニット30]
ドライブユニット30には複数のディスクドライブ31が搭載される。同図の例では、5機のディスクドライブ31が搭載される。ストレージユニット10に収容される光ディスク11の数とドライブユニット30内に搭載されるディスクドライブ31の数は必ずしも同じとする必要はない。
(ディスクドライブ31の構成)
図7はディスクドライブ31の構成を示す図である。
ディスクドライブ31は、光ピックアップ32を備える。
この光ピックアップ32は、記録再生光に対応する第1の光学系と、ガイド光に対応する第2の光学系とを備える。
第1の光学系は、第1の光源33、第1のコリメータレンズ34、第1の偏光ビームスプリッタ35、第1のリレーレンズ36、第2のコリメータレンズ37、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60、第1の受光レンズ61および第1の受光部62などで構成される。ここで、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60は、当該第1の光学系と後述する第2の光学系の両方に属する。
第1の光源33は第1の波長のレーザ光を記録再生光R1として出射するレーザダイオードを備える。第1の光源33から出射された記録再生光R1は第1のコリメータレンズ34によって平行光とされ、第1の偏光ビームスプリッタ35、第1のリレーレンズ36及び第2のコリメータレンズ37を介して合成プリズム38に入射する。合成プリズム38は、第2のコリメータレンズ37から入射される記録再生光R1と、後述する第2の光学系に属する第3のコリメータレンズから入射されるガイド光R2とを互いの光軸が一致するように合成し、1/4波長板39を介して対物レンズ60に入射させる。対物レンズ60にて、入射された記録再生光は、光ディスク11の目的の記録層113に合焦させるように集光される。
記録層113によって反射された記録再生光(戻り光)は、対物レンズ60、1/4波長板39を介して合成プリズム38に入射し、合成プリズム38を入射方向のまま透過して、第2のコリメータレンズ37及び第1のリレーレンズ36を介して第1の偏光ビームスプリッタ35に戻る。第1の偏光ビームスプリッタ35は、第1のリレーレンズ36からの第1の波長の戻り光を約90度の角度で反射して第1の受光レンズ61を介して第1の受光部62に入射させる。
第1の受光部62は、受光面がディスク半径方向とタンジェンシャル方向に4分割された受光素子で構成され、分割された受光面毎に受光強度に応じたレベルの電圧信号を出力し、これらを加算した信号を記録データの再生信号として等化器75に出力し、分割された受光面毎の電圧信号を図示しないフォーカスエラー生成部などに出力する。
第2の光学系は、第2の光源63、第3のコリメータレンズ64、第2の偏光ビームスプリッタ65、第2のリレーレンズ66、第4のコリメータレンズ67、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60、第2の受光レンズ68および第2の受光部69などで構成される。
第2の光源63は、第2の波長のガイド光R2を出射する。第2の光源63から出射されたガイド光R2は第3のコリメータレンズ64によって平行光とされ、第2の偏光ビームスプリッタ65、第2のリレーレンズ66及び第4のコリメータレンズ67を介して合成プリズム38に入射する。合成プリズム38に入射されたガイド光R2は、前述したように、合成プリズム38にて第1の光学系の第2のコリメータレンズ37から入射される第1の波長の記録再生光R1と光軸が一致するように合成され、1/4波長板39を介して対物レンズ60に入射される。対物レンズ60にて、入射されたガイド光R2は光ディスク11のガイド層112に合焦させるように集光される。
ガイド層112によって反射されたガイド光R2(戻り光)は、対物レンズ60、1/4波長板39を介して合成プリズム38に入射し、合成プリズム38にて約90度の角度で反射され、第4のコリメータレンズ67及び第2のリレーレンズ66を介して第2の偏光ビームスプリッタ65に戻る。第2の偏光ビームスプリッタ65は、第2のリレーレンズ66からのガイド光R2の戻り光を、約90度の角度で反射して第2の受光レンズ68を介して第2の受光部69に入射させる。
第2の受光部69は、例えば、受光面がトラックと直交するディスク半径方向に2分割された受光素子、あるいは、受光面がディスク半径方向とタンジェンシャル方向に4分割された受光素子、あるいは受光面が少なくとも2分割されたメインの受光素子とこのメインの受光素子のタンジェンシャル方向の両側にそれぞれ配置され、2分割された2つのサブの受光素子との組み合わせ、などで構成される。第2の受光部69は、分割された各受光面の受光強度に応じたレベルの電圧信号を選択的にトラッキング制御部71およびウォブル再生部78などに出力する。
また、光ピックアップ32には、トラッキングアクチュエータ70とフォーカシングアクチュエータ(図示せず)が設けられている。トラッキングアクチュエータ70はトラッキング制御部71からのトラッキング駆動信号をもとに対物レンズ60をディスク半径方向に移動させる。フォーカシングアクチュエータは、図示しないフォーカス制御部からのフォーカス駆動信号により対物レンズ60を光軸方向に移動させる。
さらに、図示は省略したが、光ピックアップ32には、記録再生光が照射される記録層113を切り替えるように第1のリレーレンズ36を光軸方向に移動させる第1のリレーレンズアクチュエータと、第2のリレーレンズ66を光軸方向に移動させる第2のリレーレンズアクチュエータが設けられている。
以上が、光ピックアップ32の説明である。
ディスクドライブ31は、上記の光ピックアップ32のほか、データ変調部72、第1の光源駆動部73、第2の光源駆動部74、等化器75、データ再生部76、トラッキング制御部71、ウォブル再生部78、ディスクモータ駆動部79、フィード機構80、ディスクモータ制御部81、コントローラ82、フラグ処理部83、さらには図示しないフォーカスエラー生成部、フォーカス制御部、リレーレンズ制御部などを有する。
データ変調部72は、コントローラ82より供給された記録用のデータを記録マークの形成に適したビット列信号に変調し、変調信号を第1の光源駆動部73に供給する。
第1の光源駆動部73は、データ変調部72からの変調信号をもとに第1の光源33を駆動するための駆動パルスを生成する。
等化器75は、第1の受光部62からの再生RF信号に対して、例えばPRML(Partial Response Maximum Likelihood)などの等化処理を行ってから所定のスライスレベルで二値化する。
データ再生部76は、等化器75より出力された二値信号からデータを復調し、復調されたデータから誤り訂正などの復号処理を行って再生データを生成し、コントローラ82に供給する。
トラッキング制御部71は、第2の受光部69の分割された各受光面の電圧信号をもとに、例えばPP(プッシュプル)法あるいはDPP(差動プッシュプル)法などによってトラッキングエラー信号を生成し、このトラッキングエラー信号をもとにトラッキングアクチュエータ70に供給するトラッキング駆動信号を生成する。また、トラッキング制御部71は、フラグ処理部83からのトラッキングサーボ極性の切り替え信号を受け、トラッキング駆動信号の極性つまり対物レンズ60を移動させる方向をディスク半径方向の+方向(ディスク外周に向かう方向)と−方向(ディスク内周に向かう方向)とで切り替える。
ウォブル再生部78は、第2の受光部69の出力をもとにウォブル信号を再生し、再生されたウォブル信号を周波数などによりデータウォブル信号とフラグウォブル信号とに弁別し、データウォブル信号から物理アドレス情報を復調してコントローラ82に供給する。また、ウォブル再生部78はデータウォブル信号から基準の記録クロックを生成する。さらに、ウォブル再生部78は、弁別したフラグウォブル信号をフラグ処理部83に供給する。
フラグ処理部83は、ウォブル再生部78より供給されたフラグウォブル信号をもとに極性反転フラグ領域122の検出、ランド部とグルーブ部との切り替わり点のタイミングの生成を行い、生成されたタイミングでトラッキングサーボ極性の切り替え信号をトラッキング制御部71およびコントローラ82に供給する。なお、このフラグ処理部83については、その具体的な構成および動作を後で説明する。
ディスクモータ駆動部79は、ディスクモータ制御部81による制御のもと光ディスク11を回転駆動させるディスクモータ85に駆動信号を供給する。
フィード機構80は、光ピックアップ32を光ディスク11の半径方向に搬送する機構である。
図示しないフォーカス制御部は、図示しないフォーカスエラー生成部からのフォーカスエラー信号をもとにフォーカシングアクチュエータにフォーカス駆動信号を供給して対物レンズ60を光軸方向に移動させる。
コントローラ82は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。コントローラ82は、RAMに割り当てられたメインメモリの領域にロードされたプログラムに基づいて、ディスクドライブ31の全体の制御を行う。
ドライブユニット30には、上記のディスクドライブ31が複数搭載され、それぞれ独立して制御可能とされ、装填された光ディスク11に対する情報の記録および再生をそれぞれ同時に行うことができる。
[RAIDコントローラ40]
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)コントローラ40は、ホスト装置50からの記録命令などに対して、ドライブユニット30内の1以上のディスクドライブ31にデータを多重に記録したり、ストライピングにより分散して記録したりするRAID制御を行う。
RAIDコントローラ40より記録または再生の指示が与えられたそれぞれのディスクドライブ31のコントローラ82は、光ディスク11に対してデータを記録したり再生したりするための制御を行う。
[ホスト装置50]
ホスト装置50は、本光記録システム1を制御する最上位の装置である。ホスト装置50はパーソナルコンピュータでもよい。ホスト装置50は、記録用のデータを作成または準備し、RAIDコントローラ40に対して当該記録用のデータの記録命令を供給する。また、ホスト装置50は、ユーザなどより指定されたファイル名を含む読出命令をRAIDコントローラ40に供給し、RAIDコントローラ40よりその応答として該当するファイル名のデータを取得する。
[光記録システム1の動作]
次に、この光記録システム1のドライブユニット30内の1以上のディスクドライブ31において光ディスク11に対して記録を行う場合の制御について説明する。
ホスト装置50からRAIDコントローラ40を通じて、ドライブユニット30内の1以上のディスクドライブ31のコントローラ82にデータの記録命令がそれぞれ与えられる。記録命令を受けたときの各ディスクドライブ31の動作は同様であるため、一つのディスクドライブ31の動作について説明する。
ディスクドライブ31のコントローラ82は、光ピックアップ32を光ディスク11の記録層113の記録領域においてデータが未記録の領域の最内周に対応する位置にそれぞれ移動させるようにフィード機構80を制御するとともに、ディスクモータ駆動部79を制御してディスク11をCLV方式またはCAV方式において適切な速度で回転駆動させる。
さらに、コントローラ82は、光ディスク11の目的の記録層113に光ピックアップ32の対物レンズ60からの記録光が焦点をむすぶように、光ピックアップ32の第1のリレーレンズ36の光軸方向の位置を制御するとともに、光ディスク11のガイド層112に光ピックアップ32の対物レンズ60からのガイド光が焦点をむすぶように光ピックアップ32の第2のリレーレンズ66の光軸方向の位置を制御する。
ディスクドライブ31のコントローラ82は、ホスト装置50からRAIDコントローラ40を通じて転送されてきた記録用のデータをデータ変調部72に供給する。データ変調部72では、記録用のデータの変調およびエラー訂正符号の付加などが行われることによって記録信号が生成され、第1の光源駆動部73に供給される。第1の光源駆動部73は、記録信号をもとに第1の光源33の駆動用パルスを生成して第1の光源33に供給する。同時にコントローラ82は、第2の光源63を駆動するように第2の光源駆動部74に制御信号を出力する。これにより光ピックアップ32からの記録光による記録層113へのデータの記録が開始される。すなわち、光ディスク11の目的の記録層113に対して内周から外周へ向けてCLV方式またはCAV方式でのデータ記録が開始される。
(トラッキング制御)
次に、データ記録時のトラッキング制御について説明する。
トラッキング制御は光ディスク11のガイド層112に0.32μmのトラックピッチで設けられたガイドトラック121を用いて行われる。
トラッキング制御部71は、第2の受光部69の出力をもとに例えばPP(プッシュプル)法あるいはDPP(差動プッシュプル)法などによってトラッキングエラー信号を生成し、このトラッキングエラー信号をもとにトラッキングアクチュエータ70にトラッキング駆動信号を供給して対物レンズ60を光軸に対して垂直な方向(ディスク半径方向)に移動させてトラッキング制御を行う。
次に、このトラッキング制御において、トラッキングサーボ極性をランド部とグルーブ部との切り替え点で反転させるタイミングを生成するウォブル再生部78とフラグ処理部83の動作について説明する。
ウォブル再生部78は、第2の受光部69の出力をもとにウォブル信号を再生する。ウォブル再生部78は、再生されたウォブル信号を周波数などによりデータウォブル信号とフラグウォブル信号とに弁別する機能を有することから、ガイド光のビームスポットがガイドトラック121のデータ領域123にあるときは、そのウォブル信号をデータウォブル信号として弁別し、このデータウォブル信号から物理アドレス情報を復調するとともに、そのデータウォブル信号から記録クロックを生成する。
また、ガイド光のビームスポットがガイドトラック121の極性反転フラグ領域122にあるときは、ウォブル再生部78はウォブル信号をフラグウォブル信号として弁別し、このフラグウォブル信号をフラグ処理部83に供給する。フラグ処理部83は、ウォブル再生部78より供給されたフラグウォブル信号をもとに極性反転フラグ領域122の検出、ランド部とグルーブ部との切り替わり点のタイミングを生成し、このタイミングでトラッキングサーボ極性の切り替え信号をトラッキング制御部71に供給する。次に、上記のウォブル再生部78およびフラグ処理部83のより具体的な構成及び動作を説明する。
[ウォブル再生部78およびフラグ処理部83の具体例1]
図8はウォブル再生部78とフラグ処理部83のより具体的な構成を示すブロック図である。
ウォブル再生部78は、ウォブル信号生成部90、ウォブル弁別器91、ウォブルPLL92、および記録クロックPLL93を有する。
フラグ処理部83はフラグウォブルカウンタ94およびクロックカウンタ95などで構成される。
ウォブル再生部78において、ウォブル信号生成部90は第2の受光部69からの信号を用いてウォブル信号を生成する。生成されたウォブル信号は、ウォブル弁別器91にて、例えばそのウォブル信号の周波数、振幅などを基準にデータウォブル信号とフラグウォブル信号とに弁別される。データウォブル信号はウォブルPLL(Phase-Locked Loop)92に供給され、ここでデータウォブルの周期に対応するクロックであるウォブルクロックが生成される。ウォブルクロックは記録クロックPLL93にて逓倍され、記録クロックが生成される。生成された記録クロックはデータ変調部72に供給されるほか、フラグ処理部83のクロックカウンタ95などに供給される。
一方、ウォブル弁別器91にて弁別されたフラグウォブル信号はフラグ処理部83内のフラグウォブルカウンタ94に供給される。フラグウォブルカウンタ94は、ウォブル弁別器91より供給されるフラグウォブル信号をカウントする。フラグウォブルカウンタ94は、例えば、連続してn個のフラグウォブル信号が入力されたことを判定すると、現在ガイド光のビームスポットが極性反転フラグ領域122にあることを確定してクロックカウンタ95にカウントスタート信号を出力する。
ここで、図6に示したように、記録方向において、極性反転フラグ領域122の開始点からn個以上のフラグウォブルが連続して設けられる。n個のフラグウォブルが終了した位置から、ランド部とグルーブ部との切り替わり点までの距離は記録クロック数xで表すことができる。そこで、クロックカウンタ95は、カウントをスタートさせてから記録クロックPLL93から供給される記録クロックの数がxに達したところで、トラッキングサーボ極性の切り替え信号をトラッキング制御部71に供給する。
トラッキング制御部71は、このトラッキングサーボ極性の切り替え信号に基づいて、トラッキング駆動信号の極性つまり対物レンズ60を移動させる方向をディスク半径方向の+方向(ディスク外周に向かう方向)と−方向(ディスク内周に向かう方向)とで切り替える。
(記録層の極性反転フラグ領域122に対応する領域へのデータ記録)
本実施形態のディスクドライブ31では、記録層113への有意なユーザデータの記録は、ガイド層112のデータ領域123に対応する領域においてのみ行われ、極性反転フラグ領域122に対応する領域ではユーザデータの記録が停止される。すなわち、ユーザデータは記録層113に、極性反転フラグ領域122に対応する領域の前後で論理アドレスが連続するように記録される。但し、極性反転フラグ領域122に対応する領域にピット列が存在しないと、再生信号に余計な直流成分が発生してデータの復調処理などに悪影響が生じる可能性がある。このような場合には、例えば9Tの長さのマークとスペースの繰り返しによるダミーデータのピット列を、記録層113の極性反転フラグ領域122に対応する領域に記録すればよい。
なお、論理アドレスの生成の方法については後で説明する。
より具体的には、フラグ処理部83内のフラグウォブルカウンタ94は、例えば、連続してn個のフラグウォブル信号が入力されたことを判定すると、現在ガイド光のビームスポットが極性反転フラグ領域122にあることを確定してクロックカウンタ95にカウントスタート信号を出力すると同時にコントローラ82に極性反転フラグ領域122の開始点検出信号を供給し、さらに、トラッキングサーボ極性の切り替え信号をトラッキング制御部71に供給するタイミングで極性反転フラグ領域122の終了点検出信号をコントローラ82に供給する。
コントローラ82は、極性反転フラグ領域122の開始点検出信号を受けてから終了点検出信号を受けるまでの間、データ変調部72に対し、例えば9Tの長さのマークとスペースの繰り返しによるダミーデータを出力させるように制御を行う。このように極性反転フラグ領域122の開始点検出信号を受けてから終了点検出信号を受けるまでの間にも継続して記録が行われるようにしたことによって、再生時のトラッキングを安定させることができる。
以上により、記録クロック周期のオーダで高精度に、ランド部とグルーブ部との切り替え点でのトラッキングサーボ極性の切り替えを行うことができる。また、本実施形態では、ガイドトラック121が全周回に連続して設けられているので、トラッキング制御が途切れることなく実行され、ランド部とグルーブ部との切り替え点を挟んでも安定したトラッキング制御が可能となる。
<変形例>
なお、上記の実施形態は、ランド部とグルーブ部との切り替わり点のタイミングをディスクドライブ31にて生成させるためのフラグ信号をガイドトラック121の極性反転フラグ領域122にウォブルによって記録した場合を想定したものであるが、本発明はこれに限定されない。
例えば、図9に示すように、ランド部とグルーブ部との切り替わり点のタイミングをディスクドライブ31にて生成させるためのフラグ信号を、ガイドトラック121の極性反転フラグ領域122にピット列で構成してもよい。
この場合、極性反転フラグ領域122に用いられるピット列を構成するマークとスペースのパターンは、ガイドトラック121に他のデータが例えば8−16変調方式などによるピット列でプリライトされない仕様の場合にはどのようなものが使用されてもよい。あるいは、ガイドトラック121に他のデータが例えば8−16変調方式などによるピット列でプリライトされている仕様の場合には、8−16変調方式に使用されないマーク長を用いたダミーデータを使用すればよい。
例として、この変形例では、極性反転フラグ領域122のみにピット列が記録されていることとする。この場合、当該ピット列を構成するマークとスペースのパターンは、ディスクドライブが確実かつ迅速に極性反転フラグ領域122を検出することができるようなパターンであればよい。図9の例では、例えば、mを任意の値として、mTの長さのスペースとmTの長さのマークが交互に少なくともn回連続するピット列パターンが極性反転フラグ領域122の先端からプリライトされている。
図10は、このようにピット列のパターンでフラグ信号が記録された極性反転フラグ領域122から、トラッキングサーボ極性をランド部とグルーブ部との切り替え点で反転させるタイミングを生成する方式を採用したディスクドライブ31Aの構成を示すブロック図である。
このディスクドライブ31Aにおいて、ピット列フラグ処理部83Aは、第2の受光部69からの分割された各受光面で得た電圧信号を全加算した信号を生成し、生成された信号の等化処理、二値化を経て、極性反転フラグ領域122の検出、ランド部とグルーブ部との切り替わり点のタイミングの生成を行い、生成されたタイミングでトラッキングサーボ極性の切り替え信号をトラッキング制御部71およびコントローラ82に供給する。
次に、このピット列フラグ処理部83Aの具体的な構成を説明する。
図11はウォブル再生部78Aとピット列フラグ処理部83Aのより具体的な構成を示すブロック図である。
ウォブル再生部78Aは、ウォブル信号生成部90A、ウォブルPLL92A、および記録クロックPLL93Aを有する。
ピット列フラグ処理部83Aは、等化器96A、ピット列フラグ検出部97Aおよびクロックカウンタ95Aなどで構成される。
ウォブル再生部78Aにおいて、ウォブル信号生成部90Aは第2の受光部69からの信号を用いてウォブル信号を生成する。生成されたウォブル信号はウォブルPLL92Aに供給され、ここでウォブルの周期に対応するクロックであるウォブルクロックが生成される。ウォブルクロックは記録クロックPLL93Aにて逓倍され、記録クロックが生成される。生成された記録クロックはデータ変調部72に供給されるとともに、ピット列フラグ処理部83A内のクロックカウンタ95Aなどに供給される。
一方、第2の受光部69からの信号(分割された各受光面で得た電圧信号を全加算した信号)はピット列フラグ処理部83A内の等化器96Aに供給され、ここで符号間の干渉成分が除去された後、ピット列フラグ検出部97Aに供給される。ピット列フラグ検出部97Aでは、等化器96Aより出力された二値信号をもとに、mTの長さのスペースとmTの長さのマークが交互にn回連続する所定のピット列パターンをフラグ信号として判定する。ピット列フラグ検出部97Aにより当該フラグ信号のピット列パターンが検出されると、現在ガイド光のビームスポットが極性反転フラグ領域122にあることを確定してクロックカウンタ95Aにカウントスタート信号を出力する。なお、mは予め決められた整数である。
ここで、図9に示すように、フラグ信号であるピット列パターンが終了した位置から、ランド部とグルーブ部との切り替わり点までの距離は記録クロック数xで表すことができる。そこで、クロックカウンタ95Aは、カウントをスタートさせてから記録クロックPLL93Aから供給される記録クロックの数がxに達したところで、トラッキングサーボ極性の切り替え信号をトラッキング制御部71に供給する。
トラッキング制御部71は、このトラッキングサーボ極性の切り替え信号に基づいて、トラッキング駆動信号の極性つまり対物レンズ60を移動させる方向をディスク半径方向の+方向(ディスク外周に向かう方向)と−方向(ディスク内周に向かう方向)とで切り替える。
以上により、この変形例によっても、記録クロック周期のオーダで高精度に、ランド部とグルーブ部との切り替え点でのトラッキングサーボ極性の切り替えを行うことができる。
<その他の変形例>
以上説明した実施形態および変形例では、ウォブリングされたランド・グルーブ構造のガイドトラックを場合について説明した。これらの例では、トラッキングサーボ極性の切り替えタイミングを生成するための記録クロックをデータウォブル信号から生成する点で一致している。
しかしながら、本発明はこれに限定されない。
例えば、ランド・グルーブ構造のガイドトラックに物理アドレス情報がピット列で記録されたものにおいては、そのピット列が同様の記録クロックを生成することが可能であるから、このピット列から得られるPLLを用いて生成される記録クロックを用いてトラッキングサーボ極性の切り替えタイミングを生成するものとしてもよい。
(記録層のユーザデータに与えられる論理アドレスについて)
図12はガイド層のデータ領域の物理アドレスと各記録層のデータ領域に割り当てられる論理アドレスとの関係を示す図である。
図12において、実線はガイド層のデータ領域の物理アドレス、点線は4つの記録層のデータ領域に割り当てられる論理アドレスを示している。4つの記録層はガイド層に近いものから順に記録層L0、記録層L1、記録層L2、記録層L3と表記される。なお、4つの記録層へのユーザデータの記録はL0、L1、L2、L3の順で行われ、個々の記録層においてユーザデータの記録は内周から外周へ向けて行われることとする。
ガイド層のデータ領域の物理アドレス空間は一つの記録層のデータ領域の容量分しかないため、そのままでは一つの記録層のデータ領域の論理アドレス空間だけにしか割り当てられない。そこで、本実施形態では、ガイド層の物理アドレスと記録層情報とから、点線で示される全ての記録層のデータ領域の論理アドレスを計算によって得るようにした。
この計算は具体的には、
ガイド層における物理アドレスの最大値(最終物理アドレス)をPSN_max、
記録層Lxの記録層情報をx(x=0,1,2,・・・)、
記録層Lxのデータ領域における記録先の位置に対応する物理アドレスをPSN、
記録層Lxのデータ領域における記録先の位置に記録されるデータ単位に与えられる論理アドレスをLSNとして、
LSN=(PSN_max×x)+PSN・・・(1)
の式により行われる。
図13は論理アドレスの割り当ての具体的を示す図である。
例えば、ガイド層には内周側より"1"から"100"までの物理アドレスが割り当てられているものとし、ガイド層のデータ領域の先頭物理アドレスを"10"、ガイド層のデータ領域の最終物理アドレスを"90"とする。なお、これら物理アドレスの値は説明の便宜上決められた値にすぎない。
(1)式に従って論理アドレスLSNを計算すると、
記録層L0(x=0)のデータ領域の場合には、(100×0)+PSNの計算結果が論理アドレスとなるため、ガイド層のデータ領域の物理アドレスである"10"から"90"がそのまま記録層L0のデータ領域の論理アドレスとして割り当てられる。
記録層L1(x=1)のデータ領域には、(100×1)+PSNの計算結果が論理アドレスとなるため、"110"から"190"が記録層L1のデータ領域の論理アドレスとして割り当てられる。
記録層L2(x=2)のデータ領域には、(100×2)+PSNの計算結果が論理アドレスとなるため、"210"から"290"が記録層L2のデータ領域の論理アドレスとして割り当てられる。
記録層L3(x=3)のデータ領域には、(100×3)+PSNの計算結果が論理アドレスとなるため、"310"から"390"が記録層L3のデータ領域の論理アドレスとして割り当てられる。
なお、記録層からユーザデータを読み出す場合には、ホスト装置50より指定された論理アドレス(LSN)をガイド層の物理アドレスの最大値(PSN_MAX)で割る。この計算による得られる商の値が記録層情報(x)、余りが物理アドレス(PSN)となる。
以上のようにして論理アドレスが作成された後、コントローラ82は、作成されたセクタ情報(Sector Information)と論理アドレスとをマージしてIDを作成する。続いてコントローラ82は、IDに当該IDのエラー検出コード、ユーザデータ、エラー検出コードを付加してデータフレームを作成する。さらに、コントローラ82は、データフレームに対するスクランブル処理、ECCブロックの作成、インターリーブを行い、その結果をデータ変調部72に記録用のデータとして供給する。
データ変調部72は、記録用のデータを8/16変換符号などの記録符号で変調して、変調信号を第1の光源駆動部73に供給する。第1の光源駆動部73は、データ変調部72からの変調信号をもとに第1の光源33に駆動パルスを供給する。これにより第1の光源33から記録再生光R1が出射され、光ディスク11の記録層のデータ領域にユーザデータが記録される。
1…光記録システム
10…ストレージユニット
11…光ディスク
31…ディスクドライブ
32…光ピックアップ
71…トラッキング制御部
78…ウォブル再生部
79…ディスクモータ駆動部
82…コントローラ
83…フラグ処理部
90…ウォブル信号生成部
91…ウォブル弁別器
92…ウォブルPLL
93…記録クロックPLL
94…フラグウォブルカウンタ
95…クロックカウンタ
112…ガイド層
113…記録層
121…ガイドトラック
122…極性反転フラグ領域
123…データ領域

Claims (9)

  1. 1以上の記録層と、ランド部およびグルーブ部が螺旋状に連続するガイドトラックとして設けられたガイド層とを有し、前記ガイドトラックには、記録方向において前記ランド部と前記グルーブ部との切り替わり点の直前に当該切り替わり点のタイミングを光記録装置にて生成させるためのフラグ信号が記録されたフラグ領域が設けられていることを特徴とする
    ガイド層分離型光記録媒体。
  2. 請求項1に記載のガイド層分離型光記録媒体であって、
    前記フラグ信号は、前記ガイドトラックのウォブリングによって記録されている
    ガイド層分離型光記録媒体。
  3. 請求項1に記載のガイド層分離型光記録媒体であって、
    前記フラグ信号は、ピット列により記録されている
    ガイド層分離型光記録媒体。
  4. 1以上の記録層と、ランド部およびグルーブ部が螺旋状に連続するガイドトラックとして設けられたガイド層とを有し、前記ガイドトラックには、記録方向において前記ランド部と前記グルーブ部との切り替わり点の直前に当該切り替わり点のタイミングを光記録装置にて生成させるためのフラグ信号が記録されたフラグ領域が設けられたガイド層分離型光記録媒体に記録を行う光記録装置であって、
    前記ガイド層分離型光記録媒体を駆動する駆動部と、
    前記駆動された光記録媒体の前記ガイド層の前記ガイドトラックにレーザ光をガイド光として照射し、当該ガイド光の戻り光を受光信号に変換するガイド用光学系を有する光ピックアップと、
    前記受光信号をもとにトラッキングエラー信号を生成し、トラッキング制御を行うトラッキング制御部と、
    前記受光信号をもとに前記フラグ信号を検出して前記切り替わり点のタイミングを生成し、前記生成されたタイミングで前記トラッキング制御の極性を順次反転させるフラグ処理部と
    を具備する光記録装置。
  5. 請求項4に記載の光記録装置であって、
    前記受光信号をもとに基準のクロックを生成するクロック生成部をさらに具備し、
    前記フラグ処理部は、前記受光信号をもとに前記フラグ信号を検出してから前記クロックの数を計数し、この計数値が所定の値に達したときを前記切り替わり点のタイミングとして生成する
    光記録装置。
  6. 請求項5に記載の光記録装置であって、
    前記フラグ信号は前記ガイドトラックの所定のウォブルとして記録され、
    前記フラグ処理部は、前記受光信号をもとに前記所定のウォブルとして記録された前記フラグ信号を検出する
    光記録装置。
  7. 請求項5に記載の光記録装置であって、
    前記フラグ信号は前記ガイドトラックに所定のピット列として記録され
    前記フラグ処理部は、前記受光信号をもとに前記所定のピット列として記録された前記フラグ信号を検出する
    光記録装置。
  8. 請求項4ないし7のいずれか1項に記載の光記録装置であって、
    前記フラグ処理部にて前記フラグ信号が検出されてから前記切り替わり点のタイミングが生成されるまでの間、前記記録層への記録を停止するように制御を行う制御部
    をさらに具備する光記録装置。
  9. 請求項4ないし7のいずれか1項に記載の光記録装置であって、
    前記フラグ処理部にて前記フラグ信号が検出されてから前記切り替わり点のタイミングが生成されるまでの間、前記記録層にダミーデータを記録するように制御を行う制御部
    をさらに具備する光記録装置。
JP2012170198A 2012-07-31 2012-07-31 ガイド層分離型光記録媒体および光記録装置 Pending JP2014029748A (ja)

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