JP2013239216A - 光記録装置、光記録方法及び多層ディスク - Google Patents
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Abstract
【課題】多層ディスクにおいて隣接する記録層からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を考慮しつつ追記時の記録用レーザ光強度の校正処理を良好に行う。
【解決手段】複数の記録層L0,L1,L2,・・・それぞれに、ユーザデータが記録されるデータ領域と、記録用のレーザ光の強度の校正処理に用いられるメイン校正領域と1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを複数の記録層間で同一のレイアウトで設定する。複数の記録層を光ピックアップの対物レンズ60から遠い記録層から順に、当該記録層毎に、データ領域への初回の記録を行うための第1の校正処理を、メイン校正領域を用いて行い、余ったメイン校正領域にダミーデータを記録し、データ領域への追記を行うための第2の校正処理を、サブ校正領域を用いて行う。
【選択図】図12
【解決手段】複数の記録層L0,L1,L2,・・・それぞれに、ユーザデータが記録されるデータ領域と、記録用のレーザ光の強度の校正処理に用いられるメイン校正領域と1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを複数の記録層間で同一のレイアウトで設定する。複数の記録層を光ピックアップの対物レンズ60から遠い記録層から順に、当該記録層毎に、データ領域への初回の記録を行うための第1の校正処理を、メイン校正領域を用いて行い、余ったメイン校正領域にダミーデータを記録し、データ領域への追記を行うための第2の校正処理を、サブ校正領域を用いて行う。
【選択図】図12
Description
本発明は、複数の記録層を有する多層ディスクに対して記録を行う光記録装置及び光記録方法、さらには多層ディスクに関する。
DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)などの光ディスクの大容量化を目的として、記録層を多層化することが行われる。記録層の多層化に伴い、記録層へのデータの記録または再生時のトラックキング制御を、記録層とは別の層に設けられたガイドトラックを用いて行う方式も知られている。例えば、溝構造によるガイドトラックが設けられたガイドトラック層に390nm〜420nmの波長(青色)の光を使用してトラッキング制御を行うとともに、複数の記録層のうちの一つの記録層に650nm〜680nmの波長(赤色)の光を使用して記録を行う光ドライブ装置などがある(例えば、特許文献1等)。
このような複数の記録層を有する多層ディスクに記録を行う光ドライブ装置においても、それぞれの記録層毎に、試し書きによる最適記録パワーの算出を行うことは重要である。
例えば、多層ディスクにおけるそれぞれの記録層の同一の領域に試し書きのためのPCA(Power Calibration Area)領域を設けておき、多層ディスクに対して光ピックアップの対物レンズに近い方の記録層から順にユーザデータを記録して埋めて行く場合を想定する。この場合、ある記録層での記録用のレーザ光の強度レベル(パワーレベル)を適正なものに調整する校正処理であるOPC(Optimized Power Control)処理後にPCA領域をダミーデータで埋めることによって、次の記録層でのOPC処理を、ユーザデータ領域と同一の条件下で行うことが、安定した記録を行う上で有効であるとされている(例えば、特許文献2等)。
ところで、光ディスクへの記録においては、既にデータが記録されている記録層へデータを後から追加して記録する追記の場合にもOPC処理が行われる必要がある。しかしながら、これまで多層ディスクに追記する場合のOPC処理については十分検討されてこなかった。ちなみに特許文献2では、既に記録が行われた記録層への記録を行う前にはPCA領域を消去し、そのPCA領域に対してOPC処理のための試し書きが行われることとされている。しかし、この方法は、書き換え型以外のディスク、例えば追記型ディスクに適用することができない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、多層ディスクにおいて隣接する記録層からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を考慮しつつ追記時の記録用レーザ光強度の校正処理を良好に行うことのできる光記録装置、光記録方法及び多層ディスクを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る光記録装置は、複数の記録層を有する多層ディスクに記録する光記録装置であって、前記記録層に対物レンズを介してレーザ光を選択的に照射する光ピックアップと、前記複数の記録層それぞれに、ユーザデータが記録されるデータ領域と、記録用の前記レーザ光の強度の校正処理に用いられるメイン校正領域と1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを、前記複数の記録層間で同一のレイアウトで設定し、前記複数の記録層を前記光ピックアップの前記対物レンズから遠い記録層または近い記録層から順に、当該記録層毎に、前記データ領域への初回の記録を行うための第1の校正処理を、前記メイン校正領域を用いて行い、余った前記メイン校正領域にダミーデータを記録し、前記データ領域への追記を行うための第2の校正処理を前記サブ校正領域を用いて行うように制御を行う制御部と、を具備する。
本発明に係る光記録装置では、データ領域への初回の記録を行うための第1の校正処理がメイン校正領域を用いて行われた後、制御部は、余ったメイン校正領域にダミーデータを記録するように制御することによって、メイン校正領域は第1の校正処理による試し書きとダミーデータによるピット列で埋められる。このため、次に記録が行われる記録層のデータ領域に対する記録用のレーザ光の強度を得るための第1の校正処理を当該データ領域と光透過特性上等価な条件で行うことが保証され、特に、隣接する記録層からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を加味したより最適な強度が得られる。加えて、本発明に係る光記録装置では、記録層毎に、データ領域への追記を行うための第2の校正処理をメイン校正領域とは別に設けられたサブ校正領域を用いて行うことができるので、追記用のレーザ光の強度を高精度に得ることができる。
本発明に係る光記録装置において、前記制御部は、これから記録する記録層を対象記録層、当該対象記録層の直前に記録が行われた記録層を隣接記録層として、前記対象記録層の前記データ領域に前記隣接記録層の前記データ領域に記録済みの第1のユーザデータより大きいサイズの第2のユーザデータを記録する場合、当該第2のユーザデータを前記第1のユーザデータのサイズ分の第1のブロックと、その他の第2のブロックとに分け、前記第1のブロックのための校正処理を前記第1の校正処理として前記メイン校正領域を用いて行い、前記第2のブロックのための校正処理を前記第2の校正処理として前記サブ校正領域を用いて行うように制御を行うものであってよい。
さらに、前記制御部は、前記対象記録層の前記データ領域への前記ユーザデータの追記を禁止状態に設定するためのクローズ処理の後、前記余ったメイン校正領域に前記ダミーデータを記録するように制御を行うものであってよい。
本発明に係る光記録方法は、前記複数の記録層それぞれに、ユーザデータが記録されるデータ領域と、記録用の前記レーザ光の強度の校正処理に用いられるメイン校正領域と1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを、前記複数の記録層間で同一のレイアウトで設定するステップと、前記複数の記録層を前記光ピックアップの前記対物レンズから遠い記録層または近い記録層から順に、当該記録層毎に、前記データ領域への初回の記録を行うための第1の校正処理を、前記メイン校正領域を用いて行うステップと、余った前記メイン校正領域にダミーデータを記録するステップと、前記データ領域への追記を行うための第2の校正処理を、前記サブ校正領域を用いて行うステップとを具備する。
本発明に係る多層ディスクは、複数の記録層を有する多層ディスクであって、前記記録層は、ユーザデータが記録されるデータ領域と、記録用のレーザ光の強度の校正処理に用いられる領域として、前記記録層毎に前記データ領域への初回のユーザデータの記録のための校正処理で用いられるメイン校正領域と、前記記録層毎に前記データ領域への追記のための校正処理で用いられる1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを有し、前記メイン校正領域および前記1以上のサブ校正領域は、前記複数の記録層間で同一のレイアウトで設定されている多層ディスク。
さらに、上記の多層ディスクは、前記複数の記録層への記録をガイドするガイドトラックを有するガイド層をさらに有するものであってよい。
さらに、上記の多層ディスクは、前記複数の記録層への記録をガイドするガイドトラックを有するガイド層をさらに有するものであってよい。
以上のように、本発明によれば、多層ディスクにおいて隣接する記録層からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を考慮しつつ追記時の記録用レーザ光強度の校正処理を良好に行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光記録システムを示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る光記録システムを示す図である。
図1は光記録システムの全体の構成を示す図である。
この光記録システム1は、ストレージユニット10と、ディスク搬送機構20と、ドライブユニット30と、RAIDコントローラ40と、ホスト装置50とを備える。以下、それぞれの詳細について説明する。
この光記録システム1は、ストレージユニット10と、ディスク搬送機構20と、ドライブユニット30と、RAIDコントローラ40と、ホスト装置50とを備える。以下、それぞれの詳細について説明する。
[ストレージユニット10]
ストレージユニット10は、複数の多層光記録媒体である光ディスク11が個別に着脱自在に収容されるユニットである。
ストレージユニット10は、複数の多層光記録媒体である光ディスク11が個別に着脱自在に収容されるユニットである。
ストレージユニット10内での複数の光ディスク11の収容形態としては平積み、縦並びなどが想定される。いずれの場合も、ストレージユニット10に対して光ディスク11の出し入れが円滑に行われるように、隣り合う光ディスク11間には一定の隙間が設けられることが好ましい。ストレージユニット10の形状は、ユーザによるハンドリング性、光ディスク11の収納効率などの点から、例えば直方体形状、円筒形状などが想定される。図1の例では、複数の光ディスク11を平積みで収容した直方体形状のストレージユニット10が用いられる。
図2は、ストレージユニット10、光ディスク11およびドライブユニット30の構成を示す図である。
ストレージユニット10の少なくとも一つの側面には光ディスク11の出し入れのための開口部101と、この開口部101を開閉する扉(図示せず)とが設けられている。扉はディスク搬送機構20によるストレージユニット10からの光ディスク11の出し入れの動作と連動して開閉され、その他のときは閉状態とされる。
ストレージユニット10の少なくとも一つの側面には光ディスク11の出し入れのための開口部101と、この開口部101を開閉する扉(図示せず)とが設けられている。扉はディスク搬送機構20によるストレージユニット10からの光ディスク11の出し入れの動作と連動して開閉され、その他のときは閉状態とされる。
なお、本発明において、ストレージユニット10の構成は図2のものに限定されない。ストレージユニット10の形状、開口部の数や位置、扉の有無、複数の光ディスク11の収容形態など、様々な変形が可能である。
[光ディスク11]
ストレージユニット10に収容される光ディスク11は、ガイド層と記録層とが別々の層に分離して形成された、いわゆる「ガイド層付き光ディスク」である。
ストレージユニット10に収容される光ディスク11は、ガイド層と記録層とが別々の層に分離して形成された、いわゆる「ガイド層付き光ディスク」である。
図3はガイド層付き光ディスク111の構成を示す断面図である。
ガイド層付き光ディスク111は、ガイド層112と複数の記録層113とを有する。同図のガイド層付き光ディスク111の例では記録層113の層数は"4"である。ガイド層112とこれに最も近い記録層113との間、隣り合う記録層113の間との間には光透過性を有する中間層114がそれぞれ介層されている。これらの層は、光ピックアップ32からの記録再生光R1およびガイド光R2が入射される側から、保護層115、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、ガイド層112の順に積層配置される。
ガイド層付き光ディスク111は、ガイド層112と複数の記録層113とを有する。同図のガイド層付き光ディスク111の例では記録層113の層数は"4"である。ガイド層112とこれに最も近い記録層113との間、隣り合う記録層113の間との間には光透過性を有する中間層114がそれぞれ介層されている。これらの層は、光ピックアップ32からの記録再生光R1およびガイド光R2が入射される側から、保護層115、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、ガイド層112の順に積層配置される。
ガイド層112において記録層113に対向する側の面には、トラッキング制御のためのランド・グルーブ構造によるガイドトラック121がスパイラル状あるいは同心円状に設けられている。ガイドトラック121の側壁面にはウォブルによる変調によって、ディスク全周にわたる位置情報を示す物理アドレス情報が形成されている。ガイドトラック121は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)の記録再生に用いられる赤色レーザ光に対応するトラックピッチ(0.64μm)で形成される。ランドとグルーブ間のピッチの平均は0.32μmである。以後、赤色レーザ光のレーザ光を「ガイド光」と呼ぶ。
本実施形態の光記録システム1では、ガイドトラック121のランドとグルーブのそれぞれにおいて、例えば、差動プッシュプル法(DPP:Differential Push-Pull)などによるトラッキング制御が行われる。ガイドトラック121のランドとグルーブのそれぞれにおいてトラッキング制御が行われることで、記録層113に対する情報の記録は0.32μmのトラックピッチで行うことが可能である。
記録層113は、例えばブルーレイディスク(登録商標)の記録再生に用いられる青色レーザ光に対応するトラックピッチ(0.32μm)で情報の記録が行われる層である。以後、この青色レーザ光を「記録再生光」または「記録光」と呼ぶ。記録層113は、例えば光吸収層と反射層等とにより構成される。光吸収層としてはシアニン系色素やアゾ系色素等の有機色素や、Si、Cu、Sb、Te、Ge等の無機材料が用いられる。記録光がガイド層付き光ディスク111における目的の記録層113に照射されると、その記録光が照射された領域の反射率が変化し、反射率が変化した領域がピットとして形成されることで、記録層113に情報が記録される。
なお、記録層113への情報の記録時および再生時のトラッキング制御および物理アドレスならびに基準クロックの取得は、ガイド層112のガイドトラック121を用いて行われるため、記録層113にはランド・グルーブ構造によるガイドトラック121は不要である。したがって、記録層113の表面は平坦でよい。
図4はガイド層付き光ディスク111におけるガイド層112および記録層113の半径方向の位置によって区分される領域の構成を示す図である。
ガイド層112および記録層113は、半径方向における位置によって内周側よりリードイン領域、データ領域、リードアウト領域に各層共通に区分される。
ガイド層112および記録層113は、半径方向における位置によって内周側よりリードイン領域、データ領域、リードアウト領域に各層共通に区分される。
ガイド層112のリードイン領域には、ガイド層付き光ディスク111に固有の管理情報がウォブル変調などによって予め記録されている。
ガイド層付き光ディスク111に固有の管理情報は、記録層の数、記録方式、記録線速度、記録再生時のレーザパワーおよびレーザ駆動パルス波形などの推奨情報、データ領域の位置情報、OPC領域の位置情報などを含む。
ガイド層付き光ディスク111に固有の管理情報は、記録層の数、記録方式、記録線速度、記録再生時のレーザパワーおよびレーザ駆動パルス波形などの推奨情報、データ領域の位置情報、OPC領域の位置情報などを含む。
ガイド層112のデータ領域には、当該データ領域に対して割り当てられた物理アドレス情報が、ガイドトラック121のグルーブのウォブル変調などによって予め記録されている。
なお、ガイド層112のリードアウト領域にも、リードイン領域に記録された情報と同一の情報がウォブル変調などによって予め記録されていてもよい。
記録層113のリードイン領域は、記録層113への記録再生に用いられる管理情報がピット列によって記録される領域である。記録層113への記録再生に用いられる管理情報は、当該記録層113に割り当てられた層番号などの層情報、欠陥領域の交替処理に関する交替管理情報、OPC処理(校正処理)によって決定された記録時の最適なレーザパワーなどの記録再生条件などを含む。
また、記録層113のリードイン領域には、記録再生条件を決定するためのOPC処理で用いられるOPC領域(校正領域)が各記録層共通の位置に設けられる。
なお、OPC処理については既に様々な方法が知られているが、本発明においては、OPC領域へのテストデータの記録と再生によって行われるOPC処理であればよく、具体的な方法などに本発明は依存するものではない。
通常、OPC領域のサイズは一回のOPC処理に消費されることが予想されるサイズに対して十分なマージンを付加した値に設定される。したがって、多くの場合、一回のOPC処理の完了後のOPC領域には未使用の領域が残る。このような場合、OPC領域の光透過特性が使用済みの領域(記録マーカが形成された領域)と未使用の領域とで異なる状況が生まれる。このため、当該OPC領域を有する記録層を介して光ピックアップからのレーザ光が照射される他の記録層でのOPC処理が均一な光透過特性の条件下で行われるという保証がなく、このことがOPC処理の精度向上を阻む要因となっている。特に、中間層114の厚さが薄いディスクの場合、OPC処理の対象の記録層に対して隣接する記録層からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークによって信号の劣化が顕著になる、という課題がある。
本実施形態では、上記のような課題を解決するための手段として、記録層毎のOPC領域(校正領域)をメインOPC領域と1以上のサブOPC領域とで構成することとする。これらメインOPC領域および1以上のサブOPC領域の利用方法の詳細については後で説明する。
[ディスク搬送機構20]
ディスク搬送機構20は、ストレージユニット10から目的の光ディスク11を取り出してドライブユニット30内のディスクドライブ31に装填したり、逆にディスクドライブ31から排出された光ディスク11をストレージユニット10に戻したりするための機構である。
ディスク搬送機構20は、ストレージユニット10から目的の光ディスク11を取り出してドライブユニット30内のディスクドライブ31に装填したり、逆にディスクドライブ31から排出された光ディスク11をストレージユニット10に戻したりするための機構である。
ディスク搬送機構20は、例えば、ストレージユニット10から同時に複数の光ディスク11を取り出して、ドライブユニット30内の複数のディスクドライブ31に別々に装填することができるように、独立して動作可能な複数の搬送機構を備えたものであることが望ましい。
[ドライブユニット30]
ドライブユニット30には複数のディスクドライブ31が搭載される。同図の例では、5機のディスクドライブ31が搭載される。ストレージユニット10に収容される光ディスク11の数とドライブユニット30内に搭載されるディスクドライブ31の数は必ずしも同じとする必要はない。
ドライブユニット30には複数のディスクドライブ31が搭載される。同図の例では、5機のディスクドライブ31が搭載される。ストレージユニット10に収容される光ディスク11の数とドライブユニット30内に搭載されるディスクドライブ31の数は必ずしも同じとする必要はない。
(ディスクドライブ31の構成)
図5は光記録装置であるディスクドライブ31の構成を示す図である。
このディスクドライブ31は、光ピックアップ32を備える。光ピックアップ32は、記録再生光に対応する記録再生光学系と、ガイド光に対応するガイド光学系とを備える。
図5は光記録装置であるディスクドライブ31の構成を示す図である。
このディスクドライブ31は、光ピックアップ32を備える。光ピックアップ32は、記録再生光に対応する記録再生光学系と、ガイド光に対応するガイド光学系とを備える。
記録再生光学系は、第1の光源33、第1のコリメータレンズ34、第1の偏光ビームスプリッタ35、第1のリレーレンズ36、第2のコリメータレンズ37、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60、第1の受光レンズ61および第1の受光部62などで構成される。ここで、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60は、当該記録再生光学系と後述するガイド光学系の両方に属する。
第1の光源33は第1の波長のレーザ光を記録再生光R1として出射するレーザダイオードを備える。第1の光源33から出射された記録再生光R1は第1のコリメータレンズ34によって平行光とされ、第1の偏光ビームスプリッタ35、第1のリレーレンズ36及び第2のコリメータレンズ37を介して合成プリズム38に入射する。合成プリズム38は、第2のコリメータレンズ37から入射される記録再生光R1と、後述するガイド光学系に属する第3のコリメータレンズから入射される第2の波長のガイド光R2とを互いの光軸が一致するように合成し、1/4波長板39を介して対物レンズ60に入射させる。対物レンズ60にて、入射された記録再生光は、両面ディスクである光ディスク11の一方のガイド層付き光ディスク111の目的の記録層113(図3)に合焦させるように集光される。
記録層113によって反射された記録再生光(戻り光)は、対物レンズ60、1/4波長板39を介して合成プリズム38に入射し、合成プリズム38を入射方向のまま透過して、第2のコリメータレンズ37及び第1のリレーレンズ36を介して第1の偏光ビームスプリッタ35に戻る。第1の偏光ビームスプリッタ35は、第1のリレーレンズ36からの第1の波長の戻り光を約90度の角度で反射して第1の受光レンズ61を介して第1の受光部62に入射させる。
第1の受光部62は、例えば受光面が縦横に計4分割された受光素子を有し、分割された受光面毎の受光強度に応じたレベルの電圧信号を再生信号として出力する。
ガイド光学系(第1のガイド光学系、第2のガイド光学系)は、第2の光源63、第3のコリメータレンズ64、第2の偏光ビームスプリッタ65、第2のリレーレンズ66、第4のコリメータレンズ67、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60、第2の受光レンズ68および第2の受光部69などで構成される。
第2の光源63は、赤色レーザ光であるガイド光R2を出射する。第2の光源63から出射されたガイド光R2は第3のコリメータレンズ64によって平行光とされ、第2の偏光ビームスプリッタ65、第2のリレーレンズ66及び第4のコリメータレンズ67を介して合成プリズム38に入射する。合成プリズム38に入射されたガイド光R2は、前述したように、合成プリズム38にて記録再生光学系の第2のコリメータレンズ37から入射される第1の波長の記録再生光R1と光軸が一致するように合成され、1/4波長板39を介して対物レンズ60に入射される。対物レンズ60にて、入射されたガイド光R2は、両面ディスクである光ディスク11の一方のガイド層付き光ディスク111のガイド層112(図3)に合焦させるように集光される。
ガイド層112によって反射されたガイド光R2(戻り光)は、対物レンズ60、1/4波長板39を介して合成プリズム38に入射し、合成プリズム38にて約90度の角度で反射され、第4のコリメータレンズ67及び第2のリレーレンズ66を介して第2の偏光ビームスプリッタ65に戻る。第2の偏光ビームスプリッタ65は、第2のリレーレンズ66からのガイド光R2の戻り光を、約90度の角度で反射して第2の受光レンズ68を介して第2の受光部69に入射させる。
第2の受光部69は、例えば受光面が縦横に計4分割された受光素子を有し、分割された受光面毎の受光強度に応じたレベルの電圧信号を再生信号として出力する。
また、光ピックアップ32には、トラッキングアクチュエータ70とフォーカシングアクチュエータ(図示せず)が設けられている。トラッキングアクチュエータ70はトラッキング制御部71による制御のもとで対物レンズ60を光軸に対して垂直な方向であるディスク半径方向に移動させる。フォーカシングアクチュエータは、図示しないフォーカス制御部による制御のもと対物レンズ60を光軸方向に移動させる。
さらに、図示は省略したが、光ピックアップ32には、記録再生光が照射される記録層113を切り替えるように第1のリレーレンズ36を光軸方向に移動させる第1のリレーレンズアクチュエータと、第2のリレーレンズ66を光軸方向に移動させる第2のリレーレンズアクチュエータが設けられている。
以上が、光ピックアップ32の説明である。
以上が、光ピックアップ32の説明である。
ディスクドライブ31は、上記の光ピックアップ32のほか、トラッキング制御部71、データ変調部72、第1の光源駆動部73、第2の光源駆動部74、等化器75、データ再生部76、トラッキングエラー生成部77、管理情報再生部78、ディスクモータ駆動部79、フィード機構80、コントローラ82、さらには図示しないフォーカス制御部、リレーレンズ制御部などを有する。
データ変調部72は、コントローラ82より供給された記録用のデータを変調し、変調信号を第1の光源駆動部73に供給する。
第1の光源駆動部73は、データ変調部72からの変調信号をもとに第1の光源33を駆動するための駆動パルスを生成する。
等化器75は、第1の受光部62からの再生RF信号に対して、例えばPRML(Partial Response Maximum Likelihood)などの等化処理を行って二値信号を生成する。
データ再生部76は、等化器75より出力された二値信号からデータを復調し、復調されたデータから誤り訂正などの復号処理を行って再生データを生成し、コントローラ82に供給する。
トラッキングエラー生成部77は、第2の受光部69の出力をもとに、例えば差動プッシュプル法などによってトラッキングエラー信号を生成し、トラッキング制御部71に供給する。
トラッキング制御部71は、トラッキングエラー生成部77からのトラッキングエラー信号をもとにトラッキングアクチュエータ70を制御して対物レンズ60を光軸に対して垂直な方向に移動させてトラッキング制御を行う。
管理情報再生部78は、第2の受光部69の出力をもとに、例えばガイド層のグルーブウォブルに変調された管理情報を再生してコントローラ82に供給する。
ディスクモータ駆動部79は、コントローラ82による制御のもと光ディスク11を回転駆動させるディスクモータ82に駆動信号を供給する。
フィード機構80は、光ピックアップ32を光ディスク11の半径方向に搬送する機構である。
特性値検出部81は、第1の受光部62から出力された電流信号を入力し、この電流値をもとに記録光(戻り光)の物理特性値を検出してコントローラ82(制御部)に供給する。記録光(戻り光)の物理特性値としては、最適記録パワーの値の算出に適した特性値であればよく、例えば、RF信号における最短記録マーク及び最短スペースと最長記録マーク及び最長スペースとの振幅の対称性を表す評価指標であるアシンメトリ値、同様にRF信号の対称性を評価する指標値であるβ値などが挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図示しないフォーカス制御部は、図示しないフォーカシングアクチュエータを駆動させることにより、対物レンズ60を光軸方向に移動させる。
コントローラ82(制御部)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。コントローラ82は、RAMに割り当てられたメインメモリの領域にロードされたプログラムに基づいて、ディスクドライブ31の全体の制御を行う。
コントローラ82(制御部)は、特性値検出部81より供給された記録光(戻り光)の物理特性値をもとに記録用のレーザ光の最適強度(以下「最適記録パワー」と呼ぶ。)を算出するOPC処理を実行し、第1の光源33から当該最適記録パワーの記録光が出射されるように第1の光源駆動部73に制御信号を供給する。
ドライブユニット30には、上記のディスクドライブ31が複数搭載され、それぞれ独立して制御可能とされ、装填された光ディスク11に対する情報の記録および再生をそれぞれ同時に行うことができる。
本実施形態の光記録システム1は、両面ディスクへの対応を想定しているため、それぞれのディスクドライブ31には、当該光ディスク11の一方の面(表面)と他方の面(裏面)のそれぞれに対応して光ピックアップ32が一機ずつ第1の光ピックアップ(第1のガイド光光学系を含む。)および第2の光ピックアップ(第2のガイド光光学系を含む。)として配置され、それぞれの光ピックアップ32に対応してデータ変調部72、第1の光源駆動部73、第2の光源駆動部74、等化器75、データ再生部76、トラッキングエラー生成部77、トラッキング制御部71、管理情報再生部78、フィード機構80、特性値検出部81、フォーカス制御部、リレーレンズ制御部などが設けられている。そしてコントローラ82は、上記2系統の制御を総括して行うものとされている。
なお、本発明は、このように両面ディスクを再生可能であることに限定されるものではない。
なお、本発明は、このように両面ディスクを再生可能であることに限定されるものではない。
[RAIDコントローラ40]
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)コントローラ40は、ホスト装置50からの記録命令などに対して、ドライブユニット30内の1以上のディスクドライブ31にデータを多重に記録したり、ストライピングにより分散して記録したりするRAID制御を行う。
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)コントローラ40は、ホスト装置50からの記録命令などに対して、ドライブユニット30内の1以上のディスクドライブ31にデータを多重に記録したり、ストライピングにより分散して記録したりするRAID制御を行う。
RAIDコントローラ40より記録または再生の指示が与えられたそれぞれのディスクドライブ31のコントローラ82は、光ディスク11の両側のガイド層付き光ディスク111に対してデータを記録したり再生したりするための制御を行う。
[ホスト装置50]
ホスト装置50は、本光記録システム1を制御する最上位の装置である。ホスト装置50はパーソナルコンピュータでもよい。ホスト装置50は、記録用のデータを作成または準備し、RAIDコントローラ40に対して当該記録用のデータの記録命令を供給する。また、ホスト装置50は、ユーザなどより指定されたファイル名を含む読出命令をRAIDコントローラ40に供給し、RAIDコントローラ40よりその応答として該当するファイル名のデータを取得する。
ホスト装置50は、本光記録システム1を制御する最上位の装置である。ホスト装置50はパーソナルコンピュータでもよい。ホスト装置50は、記録用のデータを作成または準備し、RAIDコントローラ40に対して当該記録用のデータの記録命令を供給する。また、ホスト装置50は、ユーザなどより指定されたファイル名を含む読出命令をRAIDコントローラ40に供給し、RAIDコントローラ40よりその応答として該当するファイル名のデータを取得する。
[ディスクドライブ31の動作]
次に、ガイド層付き光ディスク111の2つの記録層113に対するOPC処理を説明する。
次に、ガイド層付き光ディスク111の2つの記録層113に対するOPC処理を説明する。
はじめに、基本的な方針を説明する。
1.ユーザデータの記録には光ピックアップ32の対物レンズ60から遠い記録層113から順に用いられる。なお、これに限定されず、対物レンズ60に近い記録層113から順に用いられてもよい。
2.個々の記録層113におけるユーザデータの記録方向は内周から外周への一方向とする。なお、これに限定されず、外周から内周への一方向でもよい。OPC領域への記録も同様とする。
3.記録層113毎に初回のユーザデータの記録のためのOPC処理にはメインOPC領域が使用される。メインOPC領域においてOPC処理後に余った領域には、データ領域へのユーザデータの記録が完了した後(データ領域にそれ以上ユーザデータを記録しないことが確定した後)、OPC処理で得られた最適記録パワーでダミーデータが記録される。但し、各記録層113において最後に用いられる記録層113にはダミーデータは記録されない。
4.記録層113毎にデータ領域への追記を行うためのOPC処理はサブOPC領域を用いて行われる。
1.ユーザデータの記録には光ピックアップ32の対物レンズ60から遠い記録層113から順に用いられる。なお、これに限定されず、対物レンズ60に近い記録層113から順に用いられてもよい。
2.個々の記録層113におけるユーザデータの記録方向は内周から外周への一方向とする。なお、これに限定されず、外周から内周への一方向でもよい。OPC領域への記録も同様とする。
3.記録層113毎に初回のユーザデータの記録のためのOPC処理にはメインOPC領域が使用される。メインOPC領域においてOPC処理後に余った領域には、データ領域へのユーザデータの記録が完了した後(データ領域にそれ以上ユーザデータを記録しないことが確定した後)、OPC処理で得られた最適記録パワーでダミーデータが記録される。但し、各記録層113において最後に用いられる記録層113にはダミーデータは記録されない。
4.記録層113毎にデータ領域への追記を行うためのOPC処理はサブOPC領域を用いて行われる。
[動作例1]
図6はそれぞれの記録層113のデータ領域の略全体にユーザデータが一度に記録される場合のOPC処理の説明図である。なお、同図においてOPC領域およびデータ領域は実際のサイズ的な関係を示すものではない。
図6はそれぞれの記録層113のデータ領域の略全体にユーザデータが一度に記録される場合のOPC処理の説明図である。なお、同図においてOPC領域およびデータ領域は実際のサイズ的な関係を示すものではない。
光ピックアップ32の対物レンズ60から最も遠い記録層113から順に記録層L0、記録層L1、記録層L2、・・・と呼ぶこととする。
ディスクドライブ31のコントローラ82は、記録層L0のメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC0)を行い、この処理で得られた最適記録パワーで記録層L0のデータ領域の略全体にユーザデータ0を記録する。ユーザデータ0の記録後、コントローラ82は記録層L0のクローズ処理と、記録層L0のメインOPC領域の余った領域にダミーデータ0を記録するように制御を行う。
続いて、コントローラ82は、記録層L1のメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC1)を行う。このとき記録層L0のメインOPC領域はその全体がOPC処理(OPC0)による試し書きとダミーデータ0によるピット列で埋められているので、データ領域と光透過特性上等価な条件でOPC処理(OPC1)を行うことができ、特に、隣接する記録層L0からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を加味した最適記録パワーが得られる。
この後、コントローラ82は、OPC処理(OPC1)で得られた最適記録パワーで、記録層L1のデータ領域の略全体にユーザデータ1を記録する。ユーザデータ1の記録後、コントローラ82は記録層L1のクローズ処理と、記録層L1のメインOPC領域の余った領域にダミーデータ1を記録するように制御を行う。
続いて、コントローラ82は、記録層L2のメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC2)を行う。このときも記録層L1のメインOPC領域はその全体がOPC処理(OPC1)による試し書きとダミーデータ1によるピット列で埋められているので、データ領域と光透過特性上等価な条件でOPC処理(OPC2)を行うことができ、特に、隣接する記録層L1からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を加味した最適記録パワーが得られる。
この後、コントローラ82は、OPC処理(OPC2)で得られた最適記録パワーで、記録層L2のデータ領域にユーザデータ2を記録する。ユーザデータ2の記録後、コントローラ82は記録層L2のクローズ処理と、記録層L2のメインOPC領域の余った領域にダミーデータ2を記録するように制御を行う。
次の記録層L3(図示せず)についても同様である。但し、記録層L3(図示せず)は対物レンズ60に最も近い記録層であるため、メインOPC領域の余った領域にダミーデータを記録する動作は行われない。
[動作例2]
次に、3つの記録層L0、L1、L2のデータ領域にユーザデータが追記によって記録される場合の動作を説明する。
次に、3つの記録層L0、L1、L2のデータ領域にユーザデータが追記によって記録される場合の動作を説明する。
(記録層L0への記録)
まず、図7に示すように、ディスクドライブ31のコントローラ82は、記録層L0のメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC0−1)を行い、このOPC処理(OPC0−1)で得られた最適記録パワーで記録層L0のデータ領域の一部にユーザデータ0−1を記録する。ユーザデータ0−1の記録後、データ領域への追記を可能とするために、記録層L0のクローズ処理は行われない。
まず、図7に示すように、ディスクドライブ31のコントローラ82は、記録層L0のメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC0−1)を行い、このOPC処理(OPC0−1)で得られた最適記録パワーで記録層L0のデータ領域の一部にユーザデータ0−1を記録する。ユーザデータ0−1の記録後、データ領域への追記を可能とするために、記録層L0のクローズ処理は行われない。
次に、図8に示すように、記録層L0のデータ領域にユーザデータ0−2を追記する場合を想定する。この場合、ディスクドライブ31のコントローラ82は、このユーザデータ0−2の追記用の最適記録パワーを得るための第2の校正処理であるOPC処理(OPC0−2)をサブOPC領域を用いて行う。コントローラ82は、このOPC処理(OPC0−2)で得られた最適記録パワーで記録層L0のデータ領域にユーザデータ0−2を追記するように制御を行う。
この後、図9に示すように、例えば、記録層L0のデータ領域の空き容量よりも大きいサイズのユーザデータが次に記録されることが分かった場合に、コントローラ82は、記録層L0のクローズ処理を行い、記録層L0のメインOPC領域の余った領域に、例えばOPC処理(OPC0−1またはOPC0−2)で得られた最適記録パワーでダミーデータ0を記録するように制御を行う。
(記録層L1への記録)
次に、図10に示すように、記録層L1のデータ領域に、当該記録層L1に隣接する記録層L0に記録された2つのユーザデータ0−1、0−2の合計サイズよりも大きいサイズのユーザデータ1を記録する場合を想定する。
次に、図10に示すように、記録層L1のデータ領域に、当該記録層L1に隣接する記録層L0に記録された2つのユーザデータ0−1、0−2の合計サイズよりも大きいサイズのユーザデータ1を記録する場合を想定する。
なお、ここで「隣接する記録層」とは、直前に記録が行われた記録層つまり層間クロストークの影響を考慮しなければならない記録層のことを言う。
この場合、コントローラ82は、ユーザデータ1を、記録層L1に隣接する記録層L0に記録されたユーザデータ0−1,0−2の合計記録サイズ分に相当する第1のブロックであるユーザデータ1−1と、その他の第2のブロックであるユーザデータ1−2に分けて2回の記録を行うように制御を行う。
すなわち、コントローラ82は、ユーザデータ1−1の記録用の最適記録パワーを得るためにメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC1−1)を行う。ここで、記録層L1に隣接する記録層L0のメインOPC領域はその全体がOPC処理による試し書きとダミーデータ1によるピット列で埋められている。このため、ユーザデータ1−1が記録されようとしているデータ領域と光透過特性上等価な条件でOPC処理(OPC1−1)を行うことができ、特に、隣接する記録層L0からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を加味した最適記録パワーが得られる。この後、OPC処理(OPC1−1)により得られた最適記録パワーで記録層L1のデータ領域にユーザデータ1−1が記録される。
続いて、図11に示すように、コントローラ82は、ユーザデータ1−2の記録(追記)用の最適記録パワーを得るために、記録層L1のサブOPC領域のなかから記録層L0のサブOPC領域中の未使用領域に対応する領域を算出し、この領域を使って第2の校正処理であるOPC処理(OPC1−2)を行う。これにより、ユーザデータ1−2が記録(追記)されようとしているデータ領域と光透過特性上等価な条件でOPC処理(OPC1−2)を行うことができる。この後、コントローラ82は、このOPC処理(OPC1−2)により得られた最適記録パワーでユーザデータ1−2を記録層L1のデータ領域に記録(追記)するように制御を行う。
この後、図12に示すように、例えば、記録層L1のデータ領域の空き容量よりも大きいサイズのユーザデータが次に記録されることが分かった場合に、コントローラ82は、記録層L1のクローズ処理を行い、記録層L1のメインOPC領域の余った領域に、例えばOPC処理(OPC1−1またはOPC1−2)で得られた最適記録パワーでダミーデータ1を記録するように制御を行う。
(記録層L2への記録)
次に、図13に示すように、例えば、記録層L2のデータ領域に、記録層L1に記録されたユーザデータ1よりも大きいサイズのユーザデータ2を記録する場合を想定する。この場合も記録層L1の場合と同様である。すなわち、コントローラ82は、ユーザデータ2を、記録層L2に隣接する記録層L1に記録されたユーザデータ1の記録サイズ分のユーザデータ2−1と、その他の第2のブロックであるユーザデータ2−2に分けて2回の記録を行うように制御を行う。
次に、図13に示すように、例えば、記録層L2のデータ領域に、記録層L1に記録されたユーザデータ1よりも大きいサイズのユーザデータ2を記録する場合を想定する。この場合も記録層L1の場合と同様である。すなわち、コントローラ82は、ユーザデータ2を、記録層L2に隣接する記録層L1に記録されたユーザデータ1の記録サイズ分のユーザデータ2−1と、その他の第2のブロックであるユーザデータ2−2に分けて2回の記録を行うように制御を行う。
コントローラ82は、ユーザデータ2−1の記録用の最適記録パワーを得るためにメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC2−1)を行う。ここで、記録層L2に隣接する記録層L1のメインOPC領域はその全体がOPC処理による試し書きとダミーデータ1によるピット列で埋められている。このため、ユーザデータ2−1が記録されようとしているデータ領域と光透過特性上等価な条件でOPC処理(OPC2−1)を行うことができ、特に、隣接する記録層L1からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を加味した最適記録パワーが得られる。この後、OPC処理(OPC2−1)により得られた最適記録パワーで記録層L2のデータ領域にユーザデータ2−1が記録される。
続いて、図14に示すように、コントローラ82は、ユーザデータ2−2の記録(追記)用の最適記録パワーを得るために、記録層L2のサブOPC領域の中から記録層L1のサブOPC領域中の未使用領域に対応する領域を算出し、この領域を使って第2の校正処理であるOPC処理(OPC2−2)を行う。これにより、ユーザデータ1−2が記録(追記)されようとしているデータ領域と光透過特性上等価な条件でOPC処理(OPC2−2)を行うことができる。この後、コントローラ82は、このOPC処理(OPC2−2)により得られた最適記録パワーでユーザデータ2−2を記録層L2のデータ領域に記録(追記)するように制御を行う。
この後、図15に示すように、例えば、記録層L2のデータ領域の空き容量よりも大きいサイズのユーザデータが次に記録されることが分かった場合に、コントローラ82は、記録層L2のクローズ処理を行い、記録層L2のメインOPC領域の余った領域に、例えばOPC処理(OPC2−1またはOPC2−2)で得られた最適記録パワーでダミーデータ1を記録するように制御を行う。
(記録層L3への記録)
次に、光ピックアップ32の対物レンズ60に最も近い記録層L3に、この記録層L3に隣接するL2のデータ領域に記録層L2に記録されたユーザデータ2よりも小さいサイズのユーザデータ3を記録する場合を想定する。この場合の処理もその他の記録層の場合と基本的に同様である。すなわち、コントローラ82は、ユーザデータ3の記録用の最適記録パワーを得るためにメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC3−1)を行う。この後、例えば、記録層L3のデータ領域の空き容量よりも大きいサイズのユーザデータが次に記録されることが分かった場合、記録層L3のクローズ処理を行う。この場合は、記録層L3のメインOPC領域の余った領域にダミーデータは記録されない。
次に、光ピックアップ32の対物レンズ60に最も近い記録層L3に、この記録層L3に隣接するL2のデータ領域に記録層L2に記録されたユーザデータ2よりも小さいサイズのユーザデータ3を記録する場合を想定する。この場合の処理もその他の記録層の場合と基本的に同様である。すなわち、コントローラ82は、ユーザデータ3の記録用の最適記録パワーを得るためにメインOPC領域を用いて第1の校正処理であるOPC処理(OPC3−1)を行う。この後、例えば、記録層L3のデータ領域の空き容量よりも大きいサイズのユーザデータが次に記録されることが分かった場合、記録層L3のクローズ処理を行う。この場合は、記録層L3のメインOPC領域の余った領域にダミーデータは記録されない。
以上のように、本実施形態では、記録層毎に、データ領域への初回の記録を行うためのOPC処理がメインOPC領域を用いて行われた後、余ったメインOPC領域にはダミーデータが記録されることによって、メインOPC領域はOPC処理による試し書きとダミーデータによるピット列で埋められる。このため、次に記録が行われる記録層のデータ領域への記録用の最適記録パワーを得るためのOPC処理を当該データ領域と光透過特性上等価な条件で行うことが保証される。特に、隣接する記録層からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を加味した最適記録パワーが得られる。
また、本実施形態によれば、記録層毎に、データ領域への追記を行うための第2の校正処理をメインOPC領域とは別に設けられたサブOPC領域を用いて行うことができるので、追記用のレーザ光の強度を高精度に得ることができる。すなわち多層ディスクにおいて隣接する記録層からの迷光が光検出素子に混入して生じる層間クロストークの影響を考慮しつつ追記時の最適記録パワーの校正処理を良好に行うことができる。
<変形例>
以上、光ピックアップ32の対物レンズ60から最も遠い記録層113から順に記録を行う場合を想定して動作を説明したが、対物レンズ60に最も近い記録層113から順に記録を行う場合も同様である。この場合も、記録対象の記録層に隣接する記録層つまり層間クロストークの影響を考慮しなければならない記録層は、やはり直前に記録が行われた記録層のことを指す。
以上、光ピックアップ32の対物レンズ60から最も遠い記録層113から順に記録を行う場合を想定して動作を説明したが、対物レンズ60に最も近い記録層113から順に記録を行う場合も同様である。この場合も、記録対象の記録層に隣接する記録層つまり層間クロストークの影響を考慮しなければならない記録層は、やはり直前に記録が行われた記録層のことを指す。
<その他の変形例>
これまで、ガイド層と複数の記録層を有するガイド層付きディスクと、このガイド層付きディスクに対して記録を行う装置及び方法について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。ガイド層を持たない多層ディスク、例えば、記録層毎にランド・グルーブ構造によるガイドトラックが設けられた多層ディスクなどに対して記録を行う光記録装置においても、層間クロストークの影響を考慮したOPC処理を行うための手段として本発明は有効である。
これまで、ガイド層と複数の記録層を有するガイド層付きディスクと、このガイド層付きディスクに対して記録を行う装置及び方法について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。ガイド層を持たない多層ディスク、例えば、記録層毎にランド・グルーブ構造によるガイドトラックが設けられた多層ディスクなどに対して記録を行う光記録装置においても、層間クロストークの影響を考慮したOPC処理を行うための手段として本発明は有効である。
11…光ディスク
31…ディスクドライブ
32…光ピックアップ
33…第1の光源
60…対物レンズ
73…第1の光源駆動部
81…特性値検出部
82…コントローラ
113,L0,L1,L2…記録層
31…ディスクドライブ
32…光ピックアップ
33…第1の光源
60…対物レンズ
73…第1の光源駆動部
81…特性値検出部
82…コントローラ
113,L0,L1,L2…記録層
Claims (6)
- 複数の記録層を有する多層ディスクに記録する光記録装置であって、
前記記録層に対物レンズを介してレーザ光を選択的に照射する光ピックアップと、
前記複数の記録層それぞれに、ユーザデータが記録されるデータ領域と、記録用の前記レーザ光の強度の校正処理に用いられるメイン校正領域と1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを、前記複数の記録層間で同一のレイアウトで設定し、前記複数の記録層を前記光ピックアップの前記対物レンズから遠い記録層または近い記録層から順に、当該記録層毎に、前記データ領域への初回の記録を行うための第1の校正処理を前記メイン校正領域を用いて行い、余った前記メイン校正領域にダミーデータを記録し、前記データ領域への追記を行うための第2の校正処理を、前記サブ校正領域を用いて行うように制御を行う制御部と
を具備する光記録装置。 - 請求項1に記載の光記録装置であって、
前記制御部は、これから記録が行われる記録層を対象記録層、当該対象記録層の直前に記録が行われた記録層を隣接記録層として、前記対象記録層の前記データ領域に前記隣接記録層の前記データ領域に記録済みの第1のユーザデータより大きいサイズの第2のユーザデータを記録する場合、当該第2のユーザデータを前記第1のユーザデータのサイズ分の第1のブロックと、その他の第2のブロックとに分け、前記第1のブロックのための校正処理を前記第1の校正処理として前記メイン校正領域を用いて行い、前記第2のブロックのための校正処理を前記第2の校正処理として前記サブ校正領域を用いて行うように制御を行う
光記録装置。 - 請求項1または2に記載の光記録装置であって、
前記制御部は、前記対象記録層の前記データ領域への前記ユーザデータの追記を禁止状態に設定するためのクローズ処理の後、前記余ったメイン校正領域に前記ダミーデータを記録するように制御を行う
光記録装置。 - 複数の記録層を有する多層ディスクに記録する方法であって、
前記複数の記録層それぞれに、ユーザデータが記録されるデータ領域と、記録用の前記レーザ光の強度の校正処理に用いられるメイン校正領域と1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを、前記複数の記録層間で同一のレイアウトで設定するステップと、
前記複数の記録層を前記光ピックアップの前記対物レンズから遠い記録層または近い記録層から順に、当該記録層毎に、前記データ領域への初回の記録を行うための第1の校正処理を、前記メイン校正領域を用いて行うステップと、
余った前記メイン校正領域にダミーデータを記録するステップと、
前記データ領域への追記を行うための第2の校正処理を前記サブ校正領域を用いて行うステップと
を具備する光記録方法。 - 複数の記録層を有する多層ディスクであって、
前記記録層は、
ユーザデータが記録されるデータ領域と、
記録用のレーザ光の強度の校正処理に用いられる領域として、前記記録層毎に前記データ領域への初回のユーザデータの記録のための校正処理で用いられるメイン校正領域と、前記記録層毎に前記データ領域への追記のための校正処理で用いられる1以上のサブ校正領域を含む校正領域とを有し、
前記メイン校正領域および前記1以上のサブ校正領域は、前記複数の記録層間で同一のレイアウトで設定されている
多層ディスク。 - 請求項5に記載の多層ディスクであって、
前記複数の記録層への記録をガイドするガイドトラックを有するガイド層をさらに有する
多層ディスク。
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