JP2014029120A - ランキンサイクル - Google Patents

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雅夫 井口
Fuminobu Enoshima
史修 榎島
Hiroyuki Takei
裕之 武井
Kojiro Tamaru
耕二郎 田丸
Fumihiko Ishiguro
文彦 石黒
Kazuo Katayama
和雄 片山
Tomonori Sasaki
智則 佐々木
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Abstract

【課題】ポンプ機構を駆動する第1軸部と膨張機構を駆動する第2軸部とが連結される構成において、ポンプ機構がロックした場合であっても、膨張機により作動流体の循環を継続できるランキンサイクルを提供する。
【解決手段】本発明のランキンサイクルは、ポンプ1と膨張機5とがタンデム結合されている。ポンプ1の第1軸30と膨張機5の第2軸32とは同心であり、第1軸30が第2軸32に動力伝達可能である。第1軸30と主歯車41との間にはポンプトルクリミッタ43が設けられている。また、検知軸61と第2軸32との間には、ワンウェイクラッチ65が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明はランキンサイクルに関する。
特許文献1に従来のランキンサイクルが開示されている。このランキンサイクルは、ポンプと、ボイラと、膨張機と、凝縮器と、配管とを有している。配管は、ポンプからボイラ及び膨張機を経て凝縮器に作動流体を循環できるようになっている。
このランキンサイクルでは、ポンプと膨張機とがタンデム結合された流体機械を採用している。すなわち、この流体機械は、ハウジングと、ハウジングに回転可能に軸支された回転軸と、ハウジング内に構成されたポンプ機構及び膨張機構とを有している。ポンプ機構は、回転軸の回転によって、第1入口ポートから作動流体を吸入し、第1出口ポートから作動流体を吐出可能になっている。また、膨張機構は、膨張可能な作動流体を第2入口ポートから流入させ、膨張後の作動流体を第2出口ポートから流出させることによって、回転軸を回転可能になっている。なお、ハウジング内では、ポンプ機構と膨張機構との間に発電機構も設けられている。
また、この流体機械では、ハウジングから一部が突出された回転軸に電磁クラッチのプーリが固定され、プーリがエンジンによって駆動されるようになっている。また、回転軸は、ポンプ機構及び発電機構を駆動する第1軸部と、第1軸部と同心に設けられ、膨張機構によって駆動される第2軸部と、第1軸部と第2軸部との間に設けられたワンウェイクラッチとからなる。
このランキンサイクルでは、流体機械におけるポンプ機構の第1出口ポートがボイラに配管によって接続され、ボイラが配管によって膨張機構の第2入口ポートに接続されている。また、膨張機構の第2出口ポートは凝縮器に配管によって接続され、凝縮器が配管によってポンプ機構の第1入口ポートに接続されている。
このランキンサイクルでは、電磁クラッチをONし、エンジンによって流体機械のポンプ機構を駆動すれば、作動流体がポンプ機構からボイラ及び膨張機構を経て凝縮器に循環する。この間、ボイラではエンジンの廃熱によって作動流体が加熱され、加熱された作動流体が膨張機構を駆動する。また、膨張機構を経た作動流体は凝縮器によって放熱される。
このため、第1軸部と第2軸部とが同一方向で回転し、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも低ければ、ワンウェイクラッチが第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を遮断する。このため、エンジンの始動時等、ランキンサイクルの高低差圧が小さい時には、引き摺り損失が発生しないという長所がある。
そして、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも高くなろうとすると、ワンウェイクラッチが第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を許容し、第2軸部と第1軸部とが一体に回転する。このため、電磁クラッチをOFFし、第1軸部によって発電機構が駆動される。こうして、このランキンサイクルでは、廃熱を有効に利用することが可能である。
特開2008−274834号公報
しかし、上記従来のランキンサイクルでは、ポンプ機構が焼付き等によってロックした場合、ポンプ機構とともに第1軸部が停止するため、第2軸部を介してエンジンのトルクを膨張機構に伝えることができず、膨張機構も停止してしまう。この場合、エンジンで膨張機構を駆動して膨張機構を送風機として作動させることができず、作動流体の循環を継続することができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、ポンプ機構を駆動する第1軸部と膨張機構を駆動する第2軸部とが連結される構成において、ポンプ機構がロックした場合であっても、膨張機構により作動流体の循環を継続できるランキンサイクルを提供すること解決すべき課題としている。
本発明のランキンサイクルは、ポンプと、ボイラと、膨張機と、凝縮器と、該ポンプから該ボイラ及び該膨張機を経て該凝縮器に該作動流体を循環させる配管とを有するランキンサイクルにおいて、
前記ポンプは、駆動源と連結される第1軸部と、該第1軸部によって回転可能なポンプ機構とを有し、
前記膨張機は、該第1軸部と連結される第2軸部と、該第2軸部によって回転可能な膨張機構とを有し、
前記第1軸部と前記ポンプ機構との間には、ポンプトルクリミッタが設けられていることを特徴とする(請求項1)。
本発明のランキンサイクルでは、ポンプ機構が焼付き等によってロックした場合、ポンプトルクリミッタが第1軸部とポンプ機構との間における動力伝達を遮断する。このため、ポンプ機構は停止しても、第1軸部が回転を継続することができる。このため、第1軸部によって駆動源から第2軸部に動力が伝達され、膨張機構が継続して駆動される。このため、膨張機を送風機とし、作動流体の循環を継続することが可能となる。
したがって、本発明のランキンサイクルは、ポンプ機構を駆動する第1軸部と膨張機構を駆動する第2軸部とが連結される構成において、ポンプ機構がロックした場合であっても、膨張機により作動流体の循環を継続できる。
第1軸部と第2軸部とは同心であり得る。また、第1軸部と第2軸部との間には、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも低ければ、第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を遮断し、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも高くなろうとすると、第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を許容するワンウェイクラッチが設けられ得る。さらに、ポンプには、ポンプ機構の作動時に回転する検知軸が設けられ得る。そして、検知軸の回転が停止した際に、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも低くても、ワンウェイクラッチは、第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を許容することが好ましい(請求項2)。
この場合、ポンプ機構がロックしておらず、ポンプ機構及び検知軸が回転を継続している場合、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも低ければ、ワンウェイクラッチが第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を遮断する。このため、ランキンサイクルの高低差圧が小さい時には、膨張機構が回転せず、引き摺り損失が発生しないという長所がある。
ポンプ機構がロックしておらず、ポンプ機構及び検知軸が回転を継続し、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも高くなろうとすると、ワンウェイクラッチが第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を許容し、第2軸部と第1軸部とが直結されて一体に回転する。第1軸部の回転は、駆動源に回生されてもよく、発電機や発電機構の発電に供されてもよい。このため、このランキンサイクルでは、廃熱を有効に利用することが可能である。
そして、ポンプ機構が焼付き等によってロックした場合、ポンプトルクリミッタによって第1軸部が回転を継続し、検知軸が回転を停止する。この際、第2軸部の回転数が第1軸部の回転数よりも低くても、ワンウェイクラッチにおいて第2軸部と第1軸部との間の動力伝達を許容するため、第2軸部と第1軸部とが直結されて一体に回転する。このため、第1軸部によって駆動源から第2軸部に動力が伝達され、膨張機を送風機とし、作動流体の循環を継続することが可能となる。
検知軸は、第1軸部と同心をなす円筒状であり得る。また、ワンウェイクラッチは、第2軸部と一体に回転し、円筒状の内周転動面が形成された外輪と、第1軸部と一体に回転し、多角形の外周転動面が形成された内輪と、内周転動面と外周転動面との間に収納された複数のコロと、内輪に固定され、コロと同数のステータと、各ステータと各コロとの間に設けられ、各コロを第1軸部の回転方向の前方側に位置させる前方付勢力をもつ前方付勢ばねと、各コロを内周転動面と外周転動面との間に保持する保持器と、検知軸と保持器との間に設けられる検知ばねとを有し得る(請求項3)。この場合、ポンプ機構のロックを検知して外部信号で膨張機構を駆動するよりも、構成が容易になり、ランキンサイクルの低コスト化を実現できる。
また、ワンウェイクラッチは、各ステータと各コロとの間に設けられ、各コロを第1軸部の回転方向の後方側に位置させる後方付勢力をもつ後方付勢ばねを有し得る。そして、後方付勢力は前方付勢力より弱いことが好ましい(請求項4)。この場合、各コロが内輪と外輪との間で安定するため、良好な作動性を発揮する。
第1軸部と第2軸部とは同心であり得る。そして、第2軸部と第1軸部との間には膨張機トルクリミッタが設けられていることが好ましい(請求項5)。
このランキンサイクルにおいて、ポンプ機構が焼付き等によってロックした場合、ポンプトルクリミッタによって第1軸部が回転を継続し、検知軸が回転を停止する。この際、第1軸部に対する第2軸部のトルクが所定値を超えなければ、ポンプ機構は停止しても、第2軸部は回転を継続する。第1軸部に対する第2軸部のトルクが所定値を超えれば、膨張機トルクリミッタが第2軸部と第1軸部との間における動力伝達を遮断する。このため、膨張機構が焼付き等によってロックした場合でも、ポンプによる作動流体の循環を継続することが可能となる。
本発明のランキンサイクルは、ポンプ機構を駆動する第1軸部と膨張機構を駆動する第2軸部とが連結される構成において、ポンプ機構がロックした場合であっても、膨張機により作動流体の循環を継続できる。
実施例1〜4のランキンサイクルの模式構造図である。 実施例1のランキンサイクルに係り、流体機械の断面図である。 実施例2のランキンサイクルに係り、流体機械の断面図である。 実施例2のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大平面図である。 実施例2のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大断面図である。 実施例2のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大断面図である。 実施例2のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大断面図である。 実施例3のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大平面図である。 実施例3のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大断面図である。 実施例3のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大断面図である。 実施例3のランキンサイクルに係り、ワンウェイクラッチの一部の拡大断面図である。 実施例4のランキンサイクルに係り、流体機械の断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1〜4を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1のランキンサイクルは、図1に示すように、ポンプ1と、ボイラ3と、膨張機5と、凝縮器7と、配管9a〜9dとを有している。このランキンサイクルは、これらによって作動流体としての冷媒を循環できるようになっている。
このランキンサイクルでは、ポンプ1と膨張機5とがタンデム結合された流体機械11を採用している。すなわち、この流体機械11は、図2に示すように、フロントハウジング13、第1、2ブロック15、17、固定スクロール19、リヤハウジング21からなるハウジング23を有している。
フロントハウジング13には、ブロック室13aと、外部とブロック室13aとを連通する主軸孔13bとが形成されている。ブロック室13a内には、第1ブロック15及び第2ブロック17が固定されている。ブロック室13aは、フロントハウジング13と第1ブロック15とにより形成されたギヤポンプ室13cと、第2ブロック17内に形成された収容室13dと、フロントハウジング13と第2ブロック17とにより形成された軽量化のための中空室13eとに区画されている。
主軸孔13b内には軸受装置25及び軸封装置27が設けられ、軸受装置25及び軸封装置27によって回転軸29が回転可能に軸支されている。回転軸29が第1軸部及び第2軸部に相当する。回転軸29は、ギヤポンプ室13cと直交しつつ、収容室13d内に延びている。フロントハウジング13から突出する回転軸29には、プーリ33が固定されている。フロントハウジング13には軸受装置35が設けられており、プーリ33は軸受装置35によって主軸孔13b回りで回動可能になっている。プーリ33は図示しないベルトを介してエンジンによって駆動されるようになっている。このエンジンが駆動源に相当する。なお、このエンジンは過給器によって加圧空気が供給される。
また、フロントハウジング13と第1ブロック15とには、主軸孔13bと平行な副軸孔13fが形成されている。副軸孔13f内には軸受装置37が設けられ、軸受装置37によって副軸39が回転可能に軸支されている。副軸39はギヤポンプ室13cと直交している。
ギヤポンプ室13c内では、回転軸29に主歯車41が設けられている。主歯車41は回転軸29によって回転可能となっている。この主歯車41がポンプ機構に相当する。回転軸29と主歯車41との間には、ポンプトルクリミッタ43が設けられている。このポンプトルクリミッタ43は、主歯車41に対して回転軸29が所定値以上のトルクを生じた場合、回転軸29と主歯車41との間で動力伝達を行わないようになっている。また、ギヤポンプ室13c内では、副軸39に副歯車45が設けられている。副歯車45は副軸39に圧入されている。主歯車41と副歯車45とは噛み合っている。これらの回転軸29、主歯車41、副歯車45、フロントハウジング13、第1ブロック15でポンプ1が構成されている。
フロントハウジング13には、ギヤポンプ室13cと連通する第1入口ポート13g及び第1出口ポート13hが形成されている。
回転軸29はギヤポンプ室13cより後方に大径の円柱状に形成された大径部29aを一体に有している。第2ブロック17内には軸受装置47が設けられ、軸受装置47によって大径部29aが回転可能に軸支されている。大径部29aの後方には、回転軸29に対して偏心する偏心ピン29bが形成されている。これらの大径部29a及び偏心ピン29bは、回転軸29と共に第2軸部として機能する。
固定スクロール19は、回転軸29に対して直交する固定基板19aと、固定基板19aの周縁で軸方向に筒状に延び、フロントハウジング13に固定される固定周壁19bと、固定基板19aの内側で偏心ピン29bに向かって軸方向に渦巻状に延びる固定渦巻壁19cとからなる。
固定スクロール19と第2固定ブロック17との間には可動スクロール49が収納されている。可動スクロール49は、回転軸29に対して直交する可動基板49aと、可動基板49aの中央で偏心ピン29bに向かって軸方向に筒状に延びるボス部49bと、可動基板49aの内側で固定スクロール19に向かって軸方向に渦巻状に延びる固定渦巻壁49cとからなる。固定スクロール19と可動スクロール49とは噛み合うことにより、膨張室51を形成するようになっている。この可動スクロール49が膨張機構に相当する。
回転軸29の大径部29aと可動スクロール49との間にはブッシュバランサ53が設けられている。ブッシュバランサ53には軸方向に延びるピン穴53aが貫設されており、偏心ピン29bはピン穴53aに挿通されている。可動スクロール49のボス部49b内には軸受装置55が設けられ、軸受装置55によってブッシュバランサ53が回転可能に軸支されている。
第2固定ブロック17の後面には、可動スクロール49の可動基板49aに向かって延びる複数本の自転阻止ピン57aが固定されている。また、可動基板49aの前面には、自転阻止ピン51aの先端部を遊嵌状態で受ける自転阻止孔57bが凹設されている。自転阻止孔57bには円筒状のリング57cが遊嵌されている。回転軸29が回転する際、自転阻止ピン57aがリング57cの内周面を摺動及び転動することにより、可動スクロール49は自転を規制されて回転軸29周りで公転のみ可能となっている。
固定スクロール19の固定基板19aには、中央の膨張室51と連通する取入口19dが形成されている。固定スクロール19とリヤハウジング21とは取入口19dと連通する取入室59を形成している。リヤハウジング21には、取入室59と連通する第2入口ポート21aが形成されている。また、固定スクロール19には、外周側の膨張室51と連通する第2出口ポート19eが形成されている。これら固定スクロール19、リヤハウジング21、可動スクロール49、第2固定ブロック17、ブッシュバランサ53、大径部29a、偏心ピン29b、各自転阻止ピン51a及び各リング57c等によって膨張機5が構成されている。
このランキンサイクルでは、図1に示すように、流体機械11におけるポンプ1の第1出口ポート13hがボイラ3に配管9aによって接続され、ボイラ3が配管9bによって膨張機5の第2入口ポート21aに接続されている。また、膨張機5の第2出口ポート19eは凝縮器7に配管9cによって接続され、凝縮器7が配管9dによってポンプ1の第1入口ポート13gに接続されている。
このランキンサイクルでは、エンジンによって、図2に示す流体機械11のプーリ33を回転すれば、回転軸29が回転する。主歯車41に焼付き等が生じておらず、ポンプトルクリミッタ43が回転軸29から主歯車41に動力を伝達すれば、ポンプ1が駆動される。ポンプ1は、第1入口ポート13gから冷媒を吸入し、第1出口ポート13hから冷媒を吐出する。このため、冷媒がポンプ1からボイラ3に供給される。ボイラ3ではエンジンに供給される加圧空気の熱によって冷媒が加熱される。なお、ボイラ3では、例えばエンジンに還流される還流排気等を熱源として冷媒を加熱することもできる。
加熱されて膨張可能な冷媒が膨張機5の第2入口ポート21aから流入し、膨張後の冷媒が第2出口ポート19eから流出するため、回転軸29が回転される。回転軸29の回転は、エンジン等に回生されてもよく、発電機や発電機構の発電に供されてもよい。膨張機5を経た冷媒は凝縮器7によって放熱される。こうして、このランキンサイクルでは、加圧空気を冷却しつつ、廃熱を有効に利用することが可能である。
ポンプ1が焼付き等によってロックした場合、ポンプ1に対する回転軸29のトルクが所定値を超え、ポンプトルクリミッタ43が回転軸29と主歯車41との間における動力伝達を遮断する。このため、ポンプ1は停止しても、回転軸29は回転を継続することができる。このため、偏心ピン29bに動力が伝達され、膨張機5が継続してエンジンにより駆動される。このため、膨張機5を送風機とし、冷媒の循環を継続することが可能となる。
したがって、このランキンサイクルでは、ポンプ1がロックした場合であっても、膨張機5により冷媒の循環を継続することで、加圧空気を好適に冷却できる。
(実施例2)
実施例2のランキンサイクルは、図3に示す流体機械12を採用している。この流体機械12は、フロントハウジング13の主軸孔13b内に第1軸30が回転可能に軸支されている。この第1軸30が第1軸部に相当する。ポンプトルクリミッタ43と主歯車41との間には、第1軸30と同心をなす円筒状に形成された検知軸61が設けられている。
また、第2ブロック17内に設けられた軸受装置47は有底の円筒状の第2軸32を回転可能に軸支している。この第2軸32が第2軸部に相当する。第1軸30と第2軸32とは同心である。第2軸32には、第1軸30及び第2軸32に対して偏心する偏心ピン32bが形成されている。
第1軸30と第2軸32との径方向における間にワンウェイクラッチ65及び軸受装置67が設けられている。検知軸61の後端はフランジ状に径外方向に屈曲されており、この検知軸61の後端とワンウェイクラッチ65との軸方向における間には、検知ばねとしての皿ばね63が設けられている。
ワンウェイクラッチ65は、図4〜7に示すように、第2軸32と一体に回転する外輪71と、第1軸30と一体に回転する内輪72と、外輪71と内輪72との間に設けられた複数の円柱状のコロ73と、各コロ73を保持する保持器74とを有している。
外輪71の内周面は、円筒状の内周転動面71aとされている。内輪72の外周面は第1軸30と同心をなす多角形に形成されており、複数の平面部720と複数の角部721、722とを有している。以下、第1軸30の回転方向Rの前方側の角部を721とし、第1軸30の回転方向Rの後方側の角部を722とする。全ての平面部720及び角部721、722が外周転動面72aである。各コロ73は、内周転動面71aと各外周転動面72aとの間に収納されている。内輪72には、コロ73と同数のステータ75が固定されている。各ステータ75と各コロ73との間には、各コロ73を第1軸30の回転方向Rの前方側に位置させる前方付勢力をもつ前方付勢ばね77が設けられている。保持器74内には外周転動面71aと各内周転動面72aとの間に軸方向に延びるボス部74a、74bが形成されており、両ボス部74a、74bによって各コロ73の前端及び後端を回転可能に保持している。図3に示す皿ばね63は検知軸61と保持器74との間に設けられている。他の構成は実施例1と同様である。
このランキンサイクルでは、図3に示すように、エンジンによって流体機械12のプーリ33を回転すれば、第1軸30が回転する。ポンプ1に焼付き等が生じておらず、ポンプトルクリミッタ43が第1軸30から検知軸61及び主歯車41に動力を伝達すれば、ポンプ1が駆動される。ポンプ1は、第1入口ポート13gから冷媒を吸入し、第1出口ポート13hから冷媒を吐出する。このため、冷媒がポンプ1からボイラ3に供給される。ボイラ3では加圧空気によって冷媒が加熱される。
加熱されて膨張可能な冷媒が膨張機5の第2入口ポート21aから流入し、膨張後の冷媒が第2出口ポート19eから流出するため、第2軸32が第1軸30と同一方向に回転される。
ここで、第2軸32の回転数が第1軸30の回転数よりも低ければ、図6に示すように、第1軸30と保持器74との回転速度の相違により、保持器74に保持された各コロ73が各前方付勢ばね77を圧縮させつつ、回転方向Rと逆方向に相対移動する(同図では反時計回り方向に移動する。)。これにより、ワンウェイクラッチ65では、各コロ73が内輪72の各平面部720にそれぞれ位置することで、外周転動面71aと内周転動面72aとの噛み合いが解かれる。このため、ワンウェイクラッチ65は、第2軸32と第1軸30との間の動力伝達を遮断する。
そして、図5に示すように、第2軸32の回転数が第1軸30の回転数よりも高くなろうとすると、ワンウェイクラッチ65では、各コロ73が回転方向Rと同方向に相対移動する(同図では時計回り方向に移動する。)。これにより、ワンウェイクラッチ65では、各コロ73が内輪72の各角部721側にそれぞれ位置し、外輪71と内輪72との間に噛み合った状態となる。このため、外周転動面71aと内周転動面72aとが噛み合い、ワンウェイクラッチ65は、第2軸32と第1軸30との間の動力伝達を許容し、第2軸32と第1軸30とが直結されて一体に回転する。第1軸29の回転は、エンジン等に回生されてもよく、発電機や発電機構の発電に供されてもよい。膨張機5を経た冷媒は凝縮器7によって放熱される。こうして、このランキンサイクルでは、加圧空気を冷却しつつ、廃熱を有効に利用することが可能である。
ポンプ1が焼付き等によってロックした場合、ポンプトルクリミッタ43が第1軸30から検知軸61及び主歯車41への動力の伝達を行わない。このため、検知軸61が回転を停止し、ポンプ1は停止するが、第1軸30は回転を継続する。この際、検知軸61が皿ばね63を介してワンウェイクラッチ65の保持器74を回転方向Rの後方側に引張る。このため、ワンウェイクラッチ65では、図7に示すように、第2軸32の回転数が第1軸30の回転数よりも低くても、各コロ73が内輪72の後方側の各角部722にそれぞれ位置し、外輪71と内輪72との間に噛み合った状態となる。このため、外周転動面71aと内周転動面72aとが噛み合い、ワンウェイクラッチ65は、第2軸32と第1軸30との間の動力伝達を許容し、第2軸32と第1軸30とが直結されて一体に回転する。このため、第1軸30によってエンジンから第2軸32に動力が伝達され、膨張機5を送風機とし、作動流体の循環を継続することが可能となる。
したがって、このランキンサイクルも実施例1と同様の作用効果を奏することができる。しかも、このランキンサイクルでは、高低差圧が小さい時には、膨張機5の引き摺り損失が発生しないという長所がある。また、このランキンサイクルでは、ポンプ1のロックを検知して外部信号で膨張機5を駆動するよりも、構成が容易になり、低コストとなる。
(実施例3)
実施例3のランキンサイクルは、図8〜11に示すワンウェイクラッチ66を採用している。このワンウェイクラッチ65は、保持器78と、後方付勢ばね79とを有している。
内輪72には、コロ73と同数の対をなすステータ75、76が固定されている。各対のステータ75、76間に各コロ73が収納されている。各ステータ75と各コロ73との間に前方付勢ばね77が設けられ、各コロ73と各ステータ76との間に後方付勢ばね79が設けられている。後方付勢ばね79は、各コロ73を第1軸30の回転方向Rの後方側に位置させる後方付勢力をもっている。後方付勢力は前方付勢ばね77の前方付勢力より弱くされている。
保持器78内には軸方向に延びるコロ73と同数の隔壁78aが形成されており、両隔壁78a間にコロ73が収納されている。他の構成は実施例2と同様である。
このワンウェイクラッチ66では、第2軸32の回転数が第1軸30の回転数よりも低ければ、第1軸30と保持器78との回転速度の相違により、図10に示すように、各隔壁78aが回転方向Rと逆方向に相対移動し(同図では反時計回り方向に移動する。)、各前方付勢ばね77をそれぞれ圧縮させる。各コロ73が回転方向Rと逆方向に移動して、内輪72の各平面部720にそれぞれ位置する。このため、外周転動面71aと内周転動面72aとの噛み合いが解かれる。これにより、ワンウェイクラッチ66は、第2軸32と第1軸30との間の動力伝達を遮断する。
他方、図9に示すように、第2軸32の回転数が第1軸30の回転数よりも高くなろうとすると、ワンウェイクラッチ66では、各隔壁78aが回転方向と同方向に相対移動し(同図では時計回り方向に移動する。)、各コロ73を押圧する。この際、上記のように、後方付勢ばね79における後方付勢力は、前方付勢ばね77における前方付勢力より弱くされているため、各コロ73により各後方付勢ばね79が圧縮される。これにより、各コロ73が回転方向Rと同方向に移動し、内輪72の前方側の各角部721に位置することで、外輪71と内輪72との間に噛み合った状態となる。これにより、外周転動面71aと内周転動面72aとが噛み合い、ワンウェイクラッチ66は、第2軸32と第1軸30との間の動力伝達を許容する。
ポンプ1が焼付き等によってロックした場合、ポンプトルクリミッタ43が第1軸30から検知軸61及び主歯車41への動力の伝達を行わない。このため、検知軸61が回転を停止し、ポンプ1は停止するが、第1軸30は回転を継続する。この際、検知軸61が皿ばね63を介してワンウェイクラッチ66の保持器78を回転方向Rの後方側に引張る。このため、ワンウェイクラッチ66では、図11に示すように、第2軸32の回転数が第1軸30の回転数よりも低くても、各コロ73が内輪72の後方側の各角部722にそれぞれ位置し、外輪71と内輪72との間に噛み合った状態となる。このため、外周転動面71aと内周転動面72aとが噛み合い、ワンウェイクラッチ66は、第2軸32と第1軸30との間の動力伝達を許容し、第2軸32と第1軸30とが直結されて一体に回転する。このため、第1軸30によってエンジンから第2軸32に動力が伝達され、膨張機5を送風機とし、作動流体の循環を継続することが可能となる。
このランキンサイクルでは、ワンウェイクラッチ66において、各前方付勢ばね77、各隔壁78a及び各後方付勢ばね79によって各コロ73が内輪72と外輪71との間で安定するため、良好な作動性を発揮する。他の作用効果は実施例2と同様である。
(実施例4)
実施例4のランキンサイクルは、図12に示すように、第2軸32と第1軸30との間に膨張機トルクリミッタ69が設けられている。一方、検知軸61及び皿ばね63は設けられていない。他の構成は実施例2と同様である。
このランキンサイクルでは、ポンプ1が焼付き等によってロックした場合、ポンプトルクリミッタ43によって第1軸30が回転を継続する。この際、第1軸30に対する第2軸32のトルクが所定値を超えなければ、ポンプ1は停止しても、第2軸32は回転を継続する。このため、膨張機5を送風機とし、冷媒の循環を継続することが可能となる。第1軸30に対する第2軸32のトルクが所定値を超えれば、膨張機トルクリミッタ69が第2軸32と第1軸30との間における動力伝達を遮断する。
このランキンサイクルにおいて、膨張機5が焼付き等によってロックし、ポンプ1が正常に作動している場合、膨張機トルクリミッタ69によって第1軸30が回転を継続し、第2軸32が回転を停止する。この際、ポンプ1は正常に作動しているため、ポンプ1によって冷媒の循環を継続することが可能となる。他の作用効果は実施例2と同様である。
以上において、本発明を実施例1〜4に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜4に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、流体機械11、12のハウジング23内では、ポンプ1と膨張機5との間に発電機構を設けることも可能である。
本発明は車両用ランキンサイクル、廃熱利用装置等に利用可能である。
1…ポンプ
3…ボイラ
5…膨張機
7…凝縮器
9a〜9d…配管
13…フロントハウジング
13g…第1入口ポート
13h…第1出口ポート
15…第1ブロック
17…第2ブロック
19…固定スクロール
19e…第2出口ポート
21…リヤハウジング
21a…第2入口ポート
23…ハウジング
29…回転軸(第1軸部、第2軸部)
30…第1軸(第1軸部)
32…第2軸(第2軸部)
41…主歯車(ポンプ機構)
43…ポンプトルクリミッタ
49…可動スクロール(膨張機構)
61…検知軸
63…皿ばね(検知ばね)
65、66…ワンウェイクラッチ
69…膨張機トルクリミッタ
71…外輪
71a…内周転動面
72…内輪
72a…外周転動面
73…コロ
74、78…保持器
75…ステータ
77…前方付勢ばね
79…後方付勢ばね

Claims (5)

  1. ポンプと、ボイラと、膨張機と、凝縮器と、該ポンプから該ボイラ及び該膨張機を経て該凝縮器に該作動流体を循環させる配管とを有するランキンサイクルにおいて、
    前記ポンプは、駆動源と連結される第1軸部と、該第1軸部によって回転可能なポンプ機構とを有し、
    前記膨張機は、該第1軸部と連結される第2軸部と、該第2軸部によって回転可能な膨張機構とを有し、
    前記第1軸部と前記ポンプ機構との間には、ポンプトルクリミッタが設けられていることを特徴とするランキンサイクル。
  2. 前記第1軸部と前記第2軸部とは同心であり、
    該第1軸部と該第2軸部との間には、該第2軸部の回転数が該第1軸部の回転数よりも低ければ、該第2軸部と該第1軸部との間の動力伝達を遮断し、該第2軸部の回転数が該第1軸部の回転数よりも高くなろうとすると、該第2軸部と該第1軸部との間の動力伝達を許容するワンウェイクラッチが設けられ、
    前記ポンプには、前記ポンプ機構の作動時に回転する検知軸が設けられ、
    該検知軸の回転が停止した際に、該第2軸部の回転数が該第1軸部の回転数よりも低くても、該ワンウェイクラッチは、該第2軸部と該第1軸部との間の動力伝達を許容する請求項1記載のランキンサイクル。
  3. 前記検知軸は、前記第1軸部と同心をなす円筒状であり、
    前記ワンウェイクラッチは、前記第2軸部と一体に回転し、円筒状の内周転動面が形成された外輪と、該第1軸部と一体に回転し、多角形の外周転動面が形成された内輪と、該内周転動面と該外周転動面との間に収納された複数のコロと、該内輪に固定され、該コロと同数のステータと、各該ステータと各該コロとの間に設けられ、各該コロを該第1軸部の回転方向の前方側に位置させる前方付勢力をもつ前方付勢ばねと、各該コロを該内周転動面と該外周転動面との間に保持する保持器と、該検知軸と該保持器との間に設けられる検知ばねとを有する請求項2記載のランキンサイクル。
  4. 前記ワンウェイクラッチは、各前記ステータと各前記コロとの間に設けられ、各該コロを前記第1軸部の回転方向の後方側に位置させる後方付勢力をもつ後方付勢ばねを有し、
    該後方付勢力は前記前方付勢力より弱い請求項3記載のランキンサイクル。
  5. 前記第1軸部と前記第2軸部とは同心であり、
    該第2軸部と該第1軸部との間には膨張機トルクリミッタが設けられている請求項1記載のランキンサイクル。
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