JP2014028697A - 作業支援装置 - Google Patents

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【課題】取出口の開口縁よりも広い領域に映像を投影することができ、投影できる情報量も増やすことができる作業支援装置を提供すること。
【解決手段】作業支援装置は、取出口12を備える部品格納庫11を複数有する棚10と、部品格納庫11の取出口12に向けて取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する映像を投影する投影機15と、を有する。作業支援装置は取出口12を遮蔽する暖簾状スクリーン50を備える。暖簾状スクリーン50は、一側縁部に部品格納庫11における取出口12の周囲の位置に取付けられる取付部51を有するとともに、取付部51から延びて取出口12を遮蔽する遮蔽部52を有する。遮蔽部52は取付部51とは反対側が自由端とされ、遮蔽部52に映像が投影される。
【選択図】図1

Description

本発明は、取出口を備える部品格納庫を複数有する棚と、部品格納庫の取出口に向けて取り出すべき部品が格納された部品格納庫を指定する映像を投影する投影機と、を有する作業支援装置に関する。
一般に、製造現場における作業者による製品の組立や加工、検査等は、専用の作業スペースで行なわれる。作業スペースには、複数の部品格納庫を備える棚、及び複数の治具格納箱が収容された治具棚とが配備されている。そして、各作業者には、各作業工程で必要な部品や治具、部品の取付態様等が文章や図により示されている作業指示書が配布され、作業者は、この作業指示書を頼りに作業を進める。
しかし、作業初心者にも解りやすい作業指示書の作成は容易ではなく、また、作業指示書を見ながらの作業では、熟練度や各個人の能力の差が作業速度に顕著に反映されるため、作業速度にばらつきが生じて生産ラインを停滞させる等の種々の問題がある。
そこで、従来では、複数の部品格納庫を用意しておき、その都度の作業に必要な部品が格納されている部品格納庫を映像で示すようにした作業支援装置が提案されている。この種の作業支援装置としては、例えば特許文献1が挙げられる。
図8に示すように、作業支援装置80の部品棚81において、枠状をなす格納箱保持体82には、複数の部品格納箱83が収容されている。複数の部品格納箱83は、格納箱保持体82の上下方向に複数段収容され、左右方向に複数個収容されている。また、作業支援装置80において、格納箱保持体82の各段前面には、スクリーン84が取付けられている。また、作業支援装置80は、その上部にプロジェク(図示せず)を備えるとともに、プロジェクタに投影させる情報を指示するコンピュータを備える。
そして、作業支援装置80においては、コンピュータは、部品の取り出しなどの指定の対象となる部品格納箱83に対応したスクリーン84に対し、作業を指示する情報を投影させるようにプロジェクタを制御する。
特開2008−222386号公報
ところが、特許文献1の作業支援装置80において、スクリーン84が部品格納箱83からの部品の取り出し及び格納を妨げないようにするために、スクリーン84は、各部品格納箱83の開口を覆わないように各部品格納箱83の下端側(開口縁)に設けられている。このため、プロジェクタから投影される映像は、限られた狭い領域にしか投影できず、情報量も限られてしまっている。
本発明は、取出口の開口縁よりも広い領域に映像を投影することができ、投影できる情報量も増やすことができる作業支援装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、取出口を備える部品格納庫を複数有する棚と、前記部品格納庫の前記取出口に向けて取り出すべき部品が格納された部品格納庫を指定する映像を投影する投影機と、を有する作業支援装置であって、前記取出口の少なくとも一部を遮蔽する暖簾状スクリーンを備え、該暖簾状スクリーンは、一側縁部に前記部品格納庫における前記取出口の周囲の位置に取付けられる取付部を有するとともに、前記取付部から延びて前記取出口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部を有し、該遮蔽部は前記取付部とは反対側が自由端とされており、前記遮蔽部に前記映像が投影されることを要旨とする。
これによれば、暖簾状スクリーンは自由端側が変位可能に形成されており、部品格納庫に対する部品の取り出し及び格納や手の出し入れを妨げない。よって、暖簾状スクリーンの遮蔽部によって部品格納庫の取出口の少なくとも一部を遮蔽することが可能になり、部品格納庫の取出口側には遮蔽部によって映像を投影できる領域を広く確保することが可能になる。したがって、取出口の開口縁よりも広い領域に映像を投影することができ、しかも投影できる情報量も増やすことができる。
また、前記暖簾状スクリーンには、前記遮蔽部の前記自由端から前記取付部に向けて延びるスリットが、前記スリットが延びる方向に垂直な方向に複数並んで形成されていてもよい。
これによれば、複数のスリットによって遮蔽部がより一層変位しやすくなり、物品の取り出し及び格納や手の出し入れがより行いやすくなる。
また、前記暖簾状スクリーンは、可視光の透過性を有する材料で形成されていてもよい。
これによれば、暖簾状スクリーンの遮蔽部を介して部品格納庫内が視認できるため、部品の把持等を視認しながら行うことができる。
請求項4に記載の発明は、取出口を備える部品格納庫を複数有する棚と、前記部品格納庫の前記取出口に向けて取り出すべき部品が格納された部品格納庫を指定する映像を投影する投影機と、を有する作業支援装置であって、前記取出口の少なくとも一部を遮蔽するフォグスクリーンを形成するフォグスクリーン発生装置を備え、前記フォグスクリーンに前記映像が投影されることを要旨とする。
これによれば、フォグスクリーンは霧によって形成されるため、フォグスクリーンが部品の取り出し及び格納や手の出し入れを妨げない。よって、フォグスクリーンによって部品格納庫の取出口の少なくとも一部を遮蔽することが可能になり、部品格納庫の取出口側にはフォグスクリーンによって映像を投影できる領域を広く確保することが可能になる。したがって、取出口の開口縁よりも広い領域に映像を投影することができ、しかも投影できる情報量も増やすことができる。さらに、フォグスクリーンは、透明な霧状であるため、フォグスクリーンを透かして部品格納庫内を視認することができる。よって、作業員は、部品格納庫内を視認しながら作業を行うことができ、その作業性を良好なものにすることができる。
また、前記部品格納庫から取り出された前記部品を搬送する搬送機をさらに有し、前記投影機は前記搬送機に搭載されていてもよい。
これによれば、部品を部品格納庫から取り出して搬送するために、その部品格納庫を有する棚に向けて搬送機を移動させるのと同時に、棚の近くに投影機を搬送することができる。そして、搬送機が備える投影機から、暖簾状スクリーン又はフォグスクリーンに向けて映像を投影する。すると、搬送機を移動させた位置にある棚では、映像を参照して部品を部品格納庫から取り出すことができる。よって、搬送機に一台の投影機を搭載するだけで、棚が複数あっても1台の投影機だけで対応することができる。したがって、複数の棚それぞれに投影機を設置する場合と比べて、投影機の数を減らすことができる。
また、前記映像が、該映像の指定すべき前記部品格納庫に投影されるように、前記搬送機を位置合わせするための位置合わせ機構を備えているのが好ましい。
これによれば、位置合わせ機構で搬送機の位置合わせを行うことで、投影機から投影された映像が、本来投影される位置からずれることを防止できる。
また、前記搬送機は、該搬送機での前記投影機の位置を調節可能とする位置調節機構を備えていてもよい。
これによれば、位置調節機構により、搬送機での投影機の位置を調節することで、映像が暖簾状スクリーン又はフォグスクリーンからずれることを防止できる。また、映像の投影位置を微調節することも可能になる。
また、前記位置調節機構は、前記搬送機に設けられたレールと、該レールに沿って移動可能に支持され、かつ前記投影機が支持された支持テーブルとを含んでいてもよい。
これによれば、レールに沿って支持テーブルを移動させることで、投影機の位置を簡単に調節することができる。
本発明によれば、取出口の開口縁よりも広い領域に映像を投影することができ、投影できる情報量も増やすことができる作業支援装置を提供すること。
(a)は第1の実施形態の作業支援装置を示す斜視図、(b)は暖簾状スクリーンを示す平面図、(c)は作業者用端末を示す図。 作業支援装置を示す側面図。 複数の暖簾状スクリーンに跨って情報を投影した状態を示す正面図。 第2の実施形態の作業支援装置を示す斜視図。 第2の実施形態の作業支援装置を示す側面図。 (a)は第3の実施形態の作業支援装置を示す斜視図、(b)は搬送機を示す平面図、(c)は搬送機を示す側面図。 (a)は搬送機を併用した状態を示す平面図、(b)は搬送機を併用した状態を示す側面図。 背景技術を示す図。
(第1の実施形態)
以下、作業支援装置を具体化した第1の実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1及び図2に示すように、棚10は、四角箱状の部品格納庫11を上下方向及び左右方向に複数備える。本実施形態では、部品格納庫11は、上下方向に3段並設され、左右方向に3個並設されている。よって、棚10は、9個の部品格納庫11を備えている。各部品格納庫11には、それぞれ一面(前面)に部品の取り出し及び格納を行うための取出口12が開口されている。なお、棚10は、複数の部品格納庫11を備えていれば、その形態は適宜変更してもよいし、部品格納庫11も取出口12が開口されていれば、その形態は適宜変更してもよい。
棚10の上面には、支持台13が取付けられるとともに、支持台13にはアーム14が支持されている。アーム14の先端には投影機15が取付けられている。アーム14は、支持台13に一端が回動可能に支持された棒状の第1アーム部14aと、この第1アーム部14aの他端に回動可能に支持された棒状の第2アーム部14bと、から形成されている。また、投影機15は、第2アーム部14bの先端に回動可能に支持されている。そして、第1アーム部14aの支持台13に対する回動、第1アーム部14aに対する第2アーム部14bの回動、及び第2アーム部14bに対する投影機15の回動によって、投影機15の配置が変更できるようになっている。また、投影機15は、一点に固定された状態で、棚10の一面(前面)全体に亘って映像を投影できるようになっている。そして、第1アーム部14a、第2アーム部14b、及び投影機15の回動を併用することで、棚10の一面の様々な位置に映像を投影できるようになっている。
投影機15には、ケーブル16を介して制御コンピュータ17が接続されている。制御コンピュータ17は、インターネット20を介して上位コンピュータ21と接続されている。上位コンピュータ21からの指令信号がインターネット20を介して制御コンピュータ17に送信されるようになっている。そして、制御コンピュータ17は、上位コンピュータ21からの指令信号に基づいて投影機15に映像を投影させる制御を行う。
作業支援装置においては、作業者が携帯する作業者用端末30が使用され、図1(c)に示すように、この作業者用端末30は制御コンピュータ17と無線接続されている。作業者用端末30には、ピッキング完了ボタン31が設けられている。そして、作業者が、指定された部品を取り出し、ピッキング完了ボタン31を押下すると、作業者用端末30は、部品の取り出しが完了した旨の信号を制御コンピュータ17に無線送信する。制御コンピュータ17は、ピッキング完了ボタン31からの信号を受信すると、作業者が次に取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を示す映像を投影機15に投影させる。
図1(a)に示すように、棚10の取出口12側には、複数の暖簾状スクリーン集合体40が各部品格納庫11の取出口12を遮蔽する状態に取付けられている。暖簾状スクリーン集合体40は、帯状をなすとともに、可視光の透過性を有する材料(透明な合成樹脂材料)によって形成されている。暖簾状スクリーン集合体40の長辺方向への長さは、棚10の左右方向への長さとほぼ同じに設定されている。また、暖簾状スクリーン集合体40の短辺方向への長さは、各部品格納庫11の上下方向への開口幅より若干短くなっている。そして、暖簾状スクリーン集合体40は、長辺方向に3つの暖簾状スクリーン50が並設されて形成されている。
図1(b)に示すように、暖簾状スクリーン集合体40において、一対の長辺のうち一方の長辺(上端縁)側には、3つの取付部51が暖簾状スクリーン集合体40の長辺方向に並んで形成されている。各取付部51は細長帯状に形成されている。また、隣り合う取付部51の間には間隙Kが形成されている。そして、各取付部51の長辺方向への長さは、各部品格納庫11の左右方向への開口幅より若干短く設定されている。
また、暖簾状スクリーン集合体40は、長辺方向に3つの遮蔽部52が並んで設けられている。なお、長辺方向に隣り合う遮蔽部52同士の間には、各遮蔽部52を独立して変位可能にする分離スリット55が形成されている。各遮蔽部52は、暖簾状スクリーン集合体40の短辺方向へ取付部51に連続して形成されるとともに、暖簾状スクリーン集合体40の長辺方向に沿って横長矩形状に形成されている。各遮蔽部52の短辺方向(上下方向)に沿った長さは、部品格納庫11の上下方向の開口幅より若干短くなっている。各遮蔽部52は、各取付部51とは反対側が自由端とされ、遮蔽部52は取付部51を基点として自由端側を取出口12から部品格納庫11の内外に変位可能に形成されている。
各遮蔽部52には、該遮蔽部52の自由端から各取付部51に向けて直線状に延びるスリット53が、スリット53の延びる方向に垂直な方向に複数並んで形成されている。よって、遮蔽部52は、複数のスリット53によって遮蔽部52の変形が容易になっている。暖簾状スクリーン集合体40は、3つの暖簾状スクリーン50が遮蔽部52の一部で繋がって形成されている。
図1(a)に示すように、棚10の最上段に取付けられた暖簾状スクリーン集合体40は、棚10の上面に配置された各取付部51を、釘やボルト等の取付部材54で棚10に固定することで棚10に取付けられている。すなわち、棚10の最上段の暖簾状スクリーン50においては、各取付部51が各部品格納庫11の取出口12の周囲の位置に取付けられている。また、棚10の2段目及び3段目に取付けられた暖簾状スクリーン集合体40は、各段の各部品格納庫11の内下面に配置された各取付部51を釘やボルト等の取付部材54で棚10に固定することで棚10に取付けられている。すなわち、棚10の2段目及び3段目の暖簾状スクリーン50においては、各取付部51が各部品格納庫11の取出口12の周囲に取付けられている。
また、各部品格納庫11の取出口12は、各暖簾状スクリーン50の遮蔽部52によってほぼ全体が遮蔽されている。具体的には、取出口12の下側を除いた全てが遮蔽部52によって遮蔽されている。よって、遮蔽部52の下端(自由端)と部品格納庫11の内下面との間に隙間Sが形成され、この隙間Sから部品格納庫11内を視認可能になっている。さらに、暖簾状スクリーン集合体40(3つの遮蔽部52)によって、各段の3つの取出口12は左右方向に一括して遮蔽されている。そして、各遮蔽部52によって、部品格納庫11の一面側には投影機15からの映像を投影できる領域が形成されている。
制御コンピュータ17は、作業者が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する映像を投影機15によって暖簾状スクリーン50の遮蔽部52に投影させる。投影機15は、複数ある暖簾状スクリーン50に向けて円形状のマークM1〜M3を投影させる。なお、投影機15は、一度に複数のマークM1〜M3を投影させることができ、しかも、各マークM1〜M3毎に色を異ならせることができる。
図1(a)において、棚10の左右方向の左側及び上下方向下側に投影されたマークをM1とし、左右方向及び上下方向の中央に投影されたマークをM2とし、左右方向の右側及び上下方向の下側に投影されたマークをM3とする。マークM1は、例えば、赤色で表示され、マークM2は、青色で表示される。さらに、マークM3は、例えば、緑色で表示される。また、制御コンピュータ17は、複数の暖簾状スクリーン50に跨って映像を投影させる制御を行うことも可能である。図3に示すように、制御コンピュータ17は、2つの暖簾状スクリーン50に跨る矢印Yを投影機15に投影させる。
次に、作業支援装置を用いた部品の取出作業(ピッキング作業)について説明する。なお、この取出作業では同時に3名の作業員が取出作業を行うものとする。そして、第1の作業員は赤色のマークM1で指定された部品を取り出し、第2の作業員は青色のマークM2で指定された部品を取り出し、第3の作業員は緑色のマークM3で指定された部品を取り出すものとする。
さて、上位コンピュータ21から制御コンピュータ17に対し、取り出すべき部品に関する指令信号がインターネット20を介して送信される。すると、制御コンピュータ17は、投影機15を制御して、各作業員が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する映像を投影機15によって投影させる。具体的には、第1の作業員が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する場合には、その部品が格納された部品格納庫11の遮蔽部52に向けて赤色のマークM1を投影させる。また、第2の作業員が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する場合には、その部品が格納された部品格納庫11の遮蔽部52に向けて青色のマークをM2を投影させる。さらに、第3の作業員が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する場合には、その部品が格納された部品格納庫11の遮蔽部52に向けて緑色のマークをM3を投影させる。マークM1〜M3は同時に暖簾状スクリーン50の遮蔽部52に投影される。
第1〜第3の作業員は、遮蔽部52に投影されたマークM1〜M3を確認して、各自に予め決められたマークが投影された部品格納庫11から部品を取り出す(ピッキングする)。このとき、暖簾状スクリーン50の遮蔽部52は、部品格納庫11の取出口12を遮蔽してはいるが、スリット53が形成され、しかも自由端側は部品格納庫11の内外に向けて変位可能に形成されている。このため、遮蔽部52を変位させて、取出口12から部品格納庫11内に手を入れることができ、部品格納庫11内から部品を把持した手を引き抜くときも遮蔽部52を変位させることができる。
各作業員は、部品格納庫11から部品を取り出すと、作業者用端末30のピッキング完了ボタン31を操作する。すると、作業者用端末30は、部品の取出作業が完了した旨の信号を制御コンピュータ17に無線送信する。制御コンピュータ17は、ピッキング完了ボタン31からの信号を受信すると、作業者が次に取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を示す映像を投影機15に投影させる。
そして、作業員が取り出すべき部品が全て取り出されると、制御コンピュータ17は、複数の暖簾状スクリーン50の遮蔽部52に跨って矢印Yを投影させるように投影機15を制御する。すると、作業員は、棚10での取出作業が終了し、矢印Yの示す次の棚での取出作業に向かう。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)部品格納庫11の取出口12側に暖簾状スクリーン50を設けた。暖簾状スクリーン50の遮蔽部52は、取付部51とは反対側が自由端となっており、その自由端側が取出口12から部品格納庫11の内外に向けて変位可能になっている。よって、遮蔽部52によって部品格納庫11からの部品の取り出し及び格納が妨げられることはない。したがって、部品格納庫11の取出口12を遮蔽するように遮蔽部52が設けられていても問題ない。よって、投影機15からの映像を遮蔽部52に投影することができ、部品格納庫11の開口縁に映像を投影する場合と比べると、広い領域に映像を投影することができ、しかも情報量も増やすことができる。
(2)暖簾状スクリーン50の遮蔽部52は、取出口12の一部を残してほとんどを遮蔽している。よって、映像の投影先は取出口12の領域のほとんどとなり、映像の投影先を限られた位置に精度良く投影する必要もなくなる。
(3)部品格納庫11の取出口12側に映像を投影可能にする構成として、部品格納庫11に取出口12を開閉可能にする蓋が挙げられる。しかし、蓋は部品の取り出し及び格納の際に蓋を開閉させる必要がある。これに対し、暖簾状スクリーン50は、その遮蔽部52の自由端側が取出口12から部品格納庫11の内外に向けて変位可能になっており、遮蔽部52に対し手を出し入れするだけで部品の取り出し及び格納を行うことができ、蓋のような開閉動作が必要ない。よって、暖簾状スクリーン50を用いることで、映像を投影可能にしつつ、取出作業の時間短縮を図ることができる。
(4)複数の遮蔽部52に跨って映像を投影するようにした。このため、より大きな映像を投影することができ、作業員が情報等を視認しやすくなる。
(5)3つの暖簾状スクリーン50を繋げて暖簾状スクリーン集合体40を形成し、その暖簾状スクリーン集合体40を棚10に取り付けた。そして、暖簾状スクリーン集合体40において、隣り合う遮蔽部52同士の間には隙間がない。このため、複数の遮蔽部52に跨る映像を投影するとき、その映像が途中で分断されることを防止して、映像を見やすいものとすることができる。
(6)暖簾状スクリーン50の取付状態では、取出口12の下側を除いた全てが遮蔽部52によって遮蔽されている。よって、遮蔽部52の下端(自由端)と部品格納庫11の内下面との間に隙間Sが形成され、この隙間Sから部品格納庫11内を視認可能になっている。よって、暖簾状スクリーン50で取出口12を遮蔽して、映像の投影領域を広くしながらも、部品格納庫11内も視認することができる。
(7)暖簾状スクリーン50は遮蔽部52の自由端側に複数のスリット53が形成されている。このため、暖簾状スクリーン50は遮蔽部52の自由端側が変位可能であることに加えスリット53を設けることで遮蔽部52をより一層変位させやすくして、部品の取り出し及び格納が行いやすくなる。
(第2の実施形態)
次に、作業支援装置を具体化した第2の実施形態を図4及び図5にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の暖簾状スクリーン50を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図4に示すように、棚10の前方には、フォグスクリーン発生装置60が設置されている。フォグスクリーン発生装置60は、棚10の左右方向全体に亘って延びるように配置されている。フォグスクリーン発生装置60の上面には、吐出口60aがフォグスクリーン発生装置60の長さ方向全体に亘って形成されている。そして、フォグスクリーン発生装置60は、超音波で発生させた霧を整流板(図示せず)により吐出口60aから立ち上げる。そして、フォグスクリーン発生装置60で発生したフォグスクリーン61は、非常に細かい霧によって均一の厚みに形成される。また、フォグスクリーン61は、非常に細かい霧なので、触れたり、直接通り抜けたりしても濡れない。さらに、フォグスクリーン61は、ほぼ透明であり、フォグスクリーン61を透かして棚10を視認することができる。すなわち、フォグスクリーン61を透かして、取出口12から部品格納庫11内を視認することができる。そして、フォグスクリーン61には、第1の実施形態と同様に投影機15から映像を投影することができる。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(8)フォグスクリーン61は霧であるため、フォグスクリーン61によって部品格納庫11からの部品の取り出し及び格納が妨げられることはない。そして、フォグスクリーン61には投影機15からの映像を投影することができる。したがって、部品格納庫11の開口縁に映像を投影する場合と比べると、広い領域に映像を投影することができ、しかも情報量も増やすことができる。
(9)フォグスクリーン61は、取出口12の一面側に形成されてもフォグスクリーン61によって部品格納庫11からの部品の取り出し及び格納が妨げられることはない。したがって、フォグスクリーン61が取出口12の全てを遮蔽するように設けられても問題なく、映像の投影先は広くすることができる。
(10)フォグスクリーン61は棚10の取出口12側の全てを遮蔽するように一枚のシート状に形成される。したがって、フォグスクリーン61を用いることで、より大きな映像を投影することが可能になる。
(11)フォグスクリーン61は透明な霧状に形成される。このため、フォグスクリーン61を透かして部品格納庫11内を視認することができ、作業員は部品を視認しながら取出作業を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、作業支援装置を具体化した第3の実施形態を図6及び図7にしたがって説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態に搬送機を追加した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図6(a)に示すように、複数の棚10が搬送路62の長手方向に並設されている。各棚10において、左右方向の左端、かつ上下方向の上端、及び左右方向の右端、かつ上下方向の下端には、それぞれ位置合わせ機構としての位置合わせ用マーク10aが設けられている。一対の位置合わせ用マーク10aは、棚10の一対の対角線のうち一方の対角線の両端に配置されている。搬送路62には、各棚10の左右方向の中央より前方となる位置に、位置合わせ機構としての位置合わせ部62aが設けられている。位置合わせ部62aは、搬送路62の短手方向に延びる一直線状である。搬送路62上には搬送機63が移動する。搬送機63は、一人の作業者によって操作される。そして、本実施形態では、搬送機63を搬送する一人の作業者によって部品が棚10から取り出されるようになっている。
搬送機63は、基台64を備えるとともに、基台64の下部に車輪65を備える。基台64は、その内側に部品収納部64aを備え、部品格納庫11から取り出された部品が部品収納部64aに収納されるようになっている。
図6(b)及び図6(c)に示すように、基台64は、上面に搭載面64bを備える。基台64は、搭載面64bに、該搭載面64bの一軸方向に直線状に延びる一対のレール66を備える。レール66には、支持テーブル67が支持され、支持テーブル67はレール66の長手方向に移動可能になっている。支持テーブル67には、回転テーブル68が回転軸Lを回転中心として回転可能に支持されている。回転テーブル68には、支持アーム70が上下方向へ伸縮可能に設けられるとともに、支持アーム70には投影機69が支持されている。そして、レール66と支持テーブル67、回転テーブル68、及び支持アーム70は、搬送機63での投影機69の位置を調節可能とする位置調節機構を構成している。
図6(a)に示すように、投影機69には、ケーブル71を介して制御コンピュータ72が接続されている。制御コンピュータ72は、インターネット73を介して上位コンピュータ74と接続されている。上位コンピュータ74からの指令信号がインターネット73を介して制御コンピュータ72に送信されるようになっている。そして、制御コンピュータ72は、上位コンピュータ74からの指令信号に基づいて投影機69に映像を投影させる制御を行う。
なお、搬送路62の位置合わせ部62a、及び棚10の位置合わせ用マーク10aは、投影機69から投影される映像が、該映像の指定すべき部品格納庫11の遮蔽部52に投影されるように、搬送機63を位置合わせするために設けられている。
投影機69から投影される映像は、第1及び第2の実施形態と同様に、作業者が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する映像である。また、投影機69から投影される映像は、全ての暖簾状スクリーン50を使って棚10の前面の全体に亘って投影される。さらに、投影機69から投影される映像には、棚10の位置合わせ用マーク10aに向けて投影される位置合わせマークGが含まれる。
搬送機63には、カメラ75が搭載され、棚10に投影された映像を認識可能になっている。カメラ75は、制御コンピュータ72に信号接続されている。制御コンピュータ72は、カメラ75が認識した映像を所望する映像に補正して投影機69に投影させることができるようになっている。また、制御コンピュータ72には、各棚10毎に決められた取り出すべき部品に関する指令信号がインターネット73を介して送信される。制御コンピュータ72は、各棚10毎で取り出すべき部品が取り出された場合には、取出作業の完了を入力するための完了入力キーが設定されている。
次に、第3の実施形態における作業支援装置を用いた部品の取出作業(ピッキング作業)について説明する。
さて、上位コンピュータ74から制御コンピュータ72に対し、取出作業を行う棚10の順番と、各棚10毎に決められた取り出すべき部品に関する指令信号がインターネット73を介して送信される。次に、作業者は、棚10に向けて搬送機63を移動させ、位置合わせ部62aに搬送機63の先端を位置合わせして停止させる。そして、制御コンピュータ72は、投影機69を制御して、作業員が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11を指定する映像を投影機69によって投影させる。
搬送機63が位置合わせ部62aで位置合わせされた状態において、投影機69から投影された映像は、位置合わせマークGが棚10の位置合わせ用マーク10aに合致するように暖簾状スクリーン50に投影される。このとき、制御コンピュータ72は、カメラ75が認識した映像を解析し、位置合わせマークGが位置合わせ用マーク10aに合致していない場合は、映像を補正して投影機69から投影させる映像を補正する。すると、投影機69から投影された映像は、位置合わせマークGが棚10の位置合わせ用マーク10aに合致するように暖簾状スクリーン50に投影される。さらに、支持テーブル67をレール66に沿って移動させ、投影機69の位置を調節することで、投影される映像の位置を微調節してもよい。
そして、作業員が取り出すべき部品が格納された部品格納庫11の遮蔽部52に向けてマークMを投影させる。作業員は、棚10においてマークMが投影された部品格納庫11から部品を全て取り出すと、制御コンピュータ72の完了入力キーを操作して、制御コンピュータ72に取出作業の完了を入力する。そして、作業員は、次の棚10に向けて搬送機63を移動させる。すると、制御コンピュータ72は、次の棚10に向けて映像を投影する。
従って、第3の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(12)搬送機63に投影機69を搭載し、搬送機63と共に投影機69を移動可能にした。そして、各棚10の近くまで搬送機63を移動させることで、各棚10毎に投影機69から映像を投影することができる。したがって、複数の棚10を備えていても、搬送機63に投影機69を一台搭載するだけで、各棚10に映像を投影することができる。したがって、各棚10それぞれに投影機69を搭載する場合と比べて、作業支援装置における投影機69の数を減らすことができる。
(13)搬送路62には、搬送機63を位置合わせするための位置合わせ部62aが設けられている。よって、位置合わせ部62aに搬送機63を位置合わせすることで、投影機69から投影された映像を棚10の前面の範囲内に納めることができる。
(14)搬送機63は、レール66と、このレール66に沿って移動可能な支持テーブル67を備え、支持テーブル67に投影機69が支持されている。このため、レール66に沿って支持テーブル67を移動させ、投影機69の位置を微調節することで、棚10に投影される映像の位置を微調節もすることができる。
(15)制御コンピュータ72にはカメラ75が接続され、投影機69から投影された映像をカメラ75で認識できる。そして、制御コンピュータ72は、カメラ75が認識した映像を解析し、位置合わせマークGが位置合わせ用マーク10aに合致していない場合は、映像を補正して投影機69から投影させる映像を補正することができる。したがって、投影機69からの映像を正確に棚10に投影することができる。
(16)棚10には位置合わせ用マーク10aが設けられ、投影機69から投影される映像には、位置合わせ用マーク10aに向けて投影される位置合わせマークGが含まれる。そして、位置合わせマークGを位置合わせ用マーク10aと見比べることで、投影機69から投影された映像が、棚10の範囲内で正確に投影されているかを確認することができる。
(17)搬送機63は、支持テーブル67上に回転テーブル68を備える。よって、回転テーブル68を回転させることで、棚10の前面(暖簾状スクリーン50)に対する映像の投影角度も調節することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第1及び第3の実施形態では、暖簾状スクリーン50を3つ繋いだ暖簾状スクリーン集合体40を棚10に取付け、3つの取出口12を暖簾状スクリーン集合体40で一括して遮蔽するようにしたが、取出口12を1つの暖簾状スクリーン50の遮蔽部52で遮蔽するように各部品格納庫11に暖簾状スクリーン50を1つずつ取り付けてもよい。
○ 第1及び第3の実施形態では、全ての取出口12を暖簾状スクリーン50の遮蔽部52で遮蔽したが、全ての取出口12のうち一部の取出口12だけを暖簾状スクリーン50の遮蔽部52で遮蔽するようにしてもよい。この場合、遮蔽されていない部品格納庫11を指定する場合は、その隣りの遮蔽部52に、指定する部品格納庫11を示す映像を投影して作業員に知らせる。
○ 第1及び第2の実施形態では、投影機15から投影するマークM1〜M3の色を変えて作業員毎の情報を識別可能にしたが、投影する映像の形や大きさを変えて作業員毎の情報を識別可能にしてもよい。
○ 第1及び第3の実施形態では、取出口12の一部が視認できるように暖簾状スクリーン50の遮蔽部52で取出口12を遮蔽したが、各取出口12の全体を遮蔽部52で遮蔽してもよい。
○ 第1及び第3の実施形態では、暖簾状スクリーン50を透明な合成樹脂材料(可視光の透過性を有する材料)で形成したが、暖簾状スクリーン50の遮蔽部52を透かして部品格納庫11内を視認できるのであれば、暖簾状スクリーン50は半透明やその他の色合いの樹脂材料で形成されていてもよい。また、暖簾状スクリーン50において、取付部51は可視光の透過性を有さない材料で形成し、遮蔽部52のみを可視光の透過性を有する材料で形成してもよい。
○ 各実施形態では、棚10を複数の部品格納庫11が一体化されたものとしたが、1個の部品格納庫11を複数組み合わせて棚10を形成してもよい。
○ 部品格納庫11の数は、適宜変更してもよい。
○ 第1及び第3の実施形態では、遮蔽部52に複数のスリット53を形成したが、スリット53は無くてもよい。
○ 第1及び第3の実施形態では、暖簾状スクリーン50を合成樹脂材料で形成したが、暖簾状スクリーン50は不織布、織物、金属フィルム等に適宜変更してもよい。
○ 第3の実施形態において、図7(a)に示すように、搬送路62で2台の搬送機63を移動させてもよい。この場合、位置合わせ部62aを、搬送路62の短手方向に延長する。そして、搬送路62の短手方向に2台の搬送機63を並べて停止させ、各搬送機63の投影機69から棚10に向けて映像を投影させてもよい。
図7(b)に示すように、棚10から遠い搬送機63の投影機69から投影される映像が、棚10に近い搬送機63によって遮られる虞がある。このとき、棚10から遠い搬送機63の投影機69において、支持アーム70を伸長させ、棚10に近い搬送機63によって映像が遮られないようにする。
○ 第3の実施形態において、回転テーブル68は無くてもよい。
○ 第3の実施形態において、レール66及び支持テーブル67は無くてもよい。
○ 第3の実施形態において、支持アーム70は無くてもよい。
○ 第3の実施形態において、各棚10で取出作業が完了すると、完了入力キーを操作して、完了した旨を制御コンピュータ72に入力し、その入力を以て次の棚10での映像を投影するようにした。これに限らず、例えば、GPSやRFIDのような、位置認識システムにより搬送機63の位置を認識し、搬送機63が棚10の近くに移動すると、位置認識システムから上位コンピュータ74に搬送機63の位置に関する信号を送信する。そして、上位コンピュータ74から制御コンピュータ72に、位置認識された棚10に応じた指令信号を送信し、制御コンピュータ72によって投影機69から映像を投影させるようにしてもよい。
○ 第3の実施形態において、棚10の位置合わせ用マーク10aと、映像に含まれる位置合わせマークGは無くてもよい。
○ 第3の実施形態において、搬送機63を用いた取出作業は、フォグスクリーン61を備えた棚10で行ってもよい。
○ 第3の実施形態において、搬送機63は、一軸方向に延びるレール66の代わりに、一軸方向に直交する他軸方向に延びる一対のレールを備えていてもよいし、一軸方向及び他軸方向にレールを備えていてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記棚には、複数の暖簾状スクリーンを繋いだ暖簾状スクリーン集合体が取付けられている請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載の作業支援装置。
10…棚、10a…位置合わせ機構としての位置合わせ用マーク、11…部品格納庫、12…取出口、15,69…投影機、50…暖簾状スクリーン、51…取付部、52…遮蔽部、53…スリット、60…フォグスクリーン発生装置、61…フォグスクリーン、62a…位置合わせ機構としての位置合わせ部、63…搬送機、66…位置調節機構としてのレール、67…位置調節機構としての支持テーブル、68…位置調節機構としての回転テーブル、70…位置調節機構としての支持アーム。

Claims (8)

  1. 取出口を備える部品格納庫を複数有する棚と、
    前記部品格納庫の前記取出口に向けて取り出すべき部品が格納された部品格納庫を指定する映像を投影する投影機と、を有する作業支援装置であって、
    前記取出口の少なくとも一部を遮蔽する暖簾状スクリーンを備え、
    該暖簾状スクリーンは、一側縁部に前記部品格納庫における前記取出口の周囲の位置に取付けられる取付部を有するとともに、前記取付部から延びて前記取出口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部を有し、該遮蔽部は前記取付部とは反対側が自由端とされており、
    前記遮蔽部に前記映像が投影される作業支援装置。
  2. 前記暖簾状スクリーンには、前記遮蔽部の前記自由端から前記取付部に向けて延びるスリットが、前記スリットが延びる方向に垂直な方向に複数並んで形成されている請求項1に記載の作業支援装置。
  3. 前記暖簾状スクリーンは、可視光の透過性を有する材料で形成されている請求項1又は請求項2に記載の作業支援装置。
  4. 取出口を備える部品格納庫を複数有する棚と、
    前記部品格納庫の前記取出口に向けて取り出すべき部品が格納された部品格納庫を指定する映像を投影する投影機と、を有する作業支援装置であって、
    前記取出口の少なくとも一部を遮蔽するフォグスクリーンを形成するフォグスクリーン発生装置を備え、
    前記フォグスクリーンに前記映像が投影される作業支援装置。
  5. 前記部品格納庫から取り出された前記部品を搬送する搬送機をさらに有し、前記投影機は前記搬送機に搭載されている請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の作業支援装置。
  6. 前記映像が、該映像の指定すべき前記部品格納庫に投影されるように、前記搬送機を位置合わせするための位置合わせ機構を備える請求項5に記載の作業支援装置。
  7. 前記搬送機は、該搬送機での前記投影機の位置を調節可能とする位置調節機構を備える請求項5又は請求項6に記載の作業支援装置。
  8. 前記位置調節機構は、前記搬送機に設けられたレールと、該レールに沿って移動可能に支持され、かつ前記投影機が支持された支持テーブルとを含む請求項7に記載の作業支援装置。
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