JP2014028640A - 吐出器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気用ピストン22の外挿体45とステム12との間に、空気用シリンダ23内と気液混合室26とを連通する空気導入路65が形成され、押下ヘッド14とステム12の上端部24との間に、空気導入路65とノズル孔15とを連通する空気吸入路60が形成され、空気用シリンダ23は、空気導入路65及び空気吸入路60を通してノズル孔15に連通されており、ステム12には、外挿体45から上方に離間して、空気吸入路60と空気導入路65とを連通させ、かつ押下ヘッド14の押し下げに伴って下方移動することで、外挿体45にその上方から当接して、空気吸入路60と空気導入路65との連通を遮断するシール部72が備えられることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この吐出器は、押下ヘッドを押し下げてステムを下方に移動させ、ポンプを作動させることにより、容器本体内の液体を発泡させて泡体とし、ノズル孔から吐出する。
本発明は、液体が収容された容器本体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設された筒状のステムを有するポンプと、前記ステムの上端部に配設されノズル孔が形成された押下ヘッドと、を備え、前記ノズル孔から前記容器本体内の液体を発泡させて吐出する吐出器であって、前記ポンプには、前記ステムに連係する液用ピストンと、該液用ピストンが内部に上下摺動自在に収容された液用シリンダと、前記ステムに連係する空気用ピストンと、該空気用ピストンが内部に上下摺動自在に収容された空気用シリンダと、が備えられ、当該吐出器の内部には、前記液用シリンダからの液体と前記空気用シリンダからの空気とを混合する気液混合室と、該気液混合室と前記ノズル孔との間に配置され、前記気液混合室で混合された気液混合体を発泡する発泡部材と、が備えられ、前記空気用ピストンは、前記ステムに外挿された筒状の外挿体を備え、該外挿体とステムとの間に、前記空気用シリンダ内と前記気液混合室とを連通する空気導入路が形成され、前記押下ヘッドと前記ステムの上端部との間に、前記空気導入路と前記ノズル孔とを連通する空気吸入路が形成され、前記空気用シリンダは、前記空気導入路及び前記空気吸入路を通して前記ノズル孔に連通されており、前記ステムには、前記外挿体から上方に離間して、前記空気吸入路と前記空気導入路とを連通させ、かつ前記押下ヘッドの押し下げに伴って下方移動することで、前記外挿体に、該外挿体の上方から当接して、前記空気吸入路と前記空気導入路との連通を遮断するシール部が備えられることを特徴とする。
図1に示すように、吐出容器1は、液体が収容される容器本体2と、容器本体2に装着される吐出器10と、を備えている。
そして、吐出器10は、押下ヘッド14を押し下げてステム12を下方に移動させ、ポンプ13を作動させることにより、容器本体2内の液体を移送するとともに空気と混合させ、これらの混合体(気液混合体)が発泡されてなる泡体を、押下ヘッド14のノズル孔15から吐出するように構成されている。
上筒部18には、押下ヘッド14の下方への移動を規制する規制部材8が、着脱可能に装着されている。規制部材8は、当該吐出器10を上方から見た上面視においてC字状をなし、上筒部18に着脱可能に外嵌されており、該規制部材8には、径方向の外側に向けて把持部9が突設されている。
尚、液用ピストン20、空気用ピストン22、液用シリンダ21及び空気用シリンダ23は、いずれも前記軸線Oと同軸の筒状に形成されている。
また、この吐出器10の内部には、液用シリンダ21からの液体と空気用シリンダ23からの空気とを混合する気液混合室26と、気液混合室26とノズル孔15との間に配置され、気液混合室26で混合された気液混合体を発泡する発泡部材54と、が備えられている。本実施形態では、気液混合室26及び発泡部材54は、ステム12に配設されている。
連結部47は、内筒部45の下端部と外筒部46の上下方向の中央部とを全周にわたって連結する環状に形成され、空気用シリンダ23の内部のうち、当該連結部47よりも上方に画成される上室48内と、当該連結部47よりも下方に画成される下室49内とを区画(遮断)している。
また、内筒部45の下端縁には、下方に開口された半円状の切欠き部が周方向に間隔をあけて複数形成されており、該切欠き部は、第1連通路66と下室49とを連通させる連通隙間25となっている。第1連通路66は、フランジ部42に空気用ピストン22の内筒部45が着座した際において、連通隙間25を通して下室49と連通される。尚、連通隙間25の形状は、フランジ部42に対して内筒部45の下端縁が着座した状態で、第1連通路66と下室49とを連通可能であればよいことから、前述した半円状の切欠き部に限定されるものではない。
前述した第1連通路66、第2連通路67及び第3連通路68は、空気用シリンダ23内の前記下室49と前記気液混合室26とを連通させる空気導入路65を構成している。
空気用シリンダ23は、前記空気導入路65、前記連通隙間25及び後述する空気吸入路60を通して前記ノズル孔15に連通されている。この吐出器10では、空気用シリンダ23の下室49内への空気の吸入はすべて、空気導入路65、空気吸入路60及びノズル孔15を通して行われる。
装着筒部73の上側部分77の内径は、下側部分78の内径より小さくされており、図3に示される例では、前記上側部分77の内径は、支持筒24の拡径部57の内径と略同等とされている。また図3において、装着筒部73の下側部分78の内径は、下方に向かうに従い段階的に拡径されており、該下側部分78における上端部78aが、支持筒24の拡径部57に外嵌されている。また、装着筒部73において下側部分78の上端部78aより下方に位置する部位には、内筒部45の上端部が上下摺動可能に嵌合している。
図1及び図3において、囲繞筒部76の下端部内には、装着キャップ11の上筒部18の上端から径方向の外側に向けて環状に突出する突状部83に当接するリング状部84が嵌合されており、押下ヘッド14内への例えば液体などの浸入が規制されている。
そこで、当該吐出容器1の使用時には、規制部材8の把持部9を把持して、装着キャップ11の上筒部18から該規制部材8を径方向に相対的に移動させ、装着キャップ11から規制部材8を離脱させる。
またこのとき、弁部材37も下方に移動させられ、弁部材37の下部弁体40が液用シリンダ21のテーパ部31に着座して、液用シリンダ21の下端開口部が閉塞されるようになっている。
またこのとき、液用シリンダ21の下端開口部が閉塞された状態で、付勢部材36を圧縮変形させつつ、液用ピストン20を下方に移動させて、弁部材37の上部弁体39を液用ピストン20の弁座部38から離間させることにより、液用シリンダ21の内部とステム12の内部とが連通される。これにより、液用シリンダ21内の液体が、弁座部38の内側及び上部弁体39の外側を通過してステム12内の気液混合室26に移送される。
また、図6において、上昇する液用ピストン20とともに、ステム12及び押下ヘッド14が一体的に上昇し、ステム12のフランジ部42が空気用ピストン22の内筒部45の下端縁に当接する。尚、その後、付勢部材36の弾性復元力により、空気用ピストン22が押し上げられることで、前記下室49内が負圧状態となり、連通隙間25、空気導入路65及び空気吸入路60を通して、ノズル孔15から下室49内に外気が供給される。
また、規制部材8、突状部83及びリング状部84は、設けられていなくてもよい。
10 吐出器
12 ステム
13 ポンプ
14 押下ヘッド
15 ノズル孔
20 液用ピストン
21 液用シリンダ
22 空気用ピストン
23 空気用シリンダ
24 支持筒(ステムの上端部)
26 気液混合室
45 内筒部(筒状の外挿体)
52 泡体供給路
53 仕切り壁
54 発泡部材
55 被シール面(外挿体の上端部)
60 空気吸入路
65 空気導入路
72 シール部
Claims (2)
- 液体が収容された容器本体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設された筒状のステムを有するポンプと、
前記ステムの上端部に配設されノズル孔が形成された押下ヘッドと、を備え、
前記ノズル孔から前記容器本体内の液体を発泡させて吐出する吐出器であって、
前記ポンプには、
前記ステムに連係する液用ピストンと、
該液用ピストンが内部に上下摺動自在に収容された液用シリンダと、
前記ステムに連係する空気用ピストンと、
該空気用ピストンが内部に上下摺動自在に収容された空気用シリンダと、が備えられ、
当該吐出器の内部には、
前記液用シリンダからの液体と前記空気用シリンダからの空気とを混合する気液混合室と、
該気液混合室と前記ノズル孔との間に配置され、前記気液混合室で混合された気液混合体を発泡する発泡部材と、が備えられ、
前記空気用ピストンは、前記ステムに外挿された筒状の外挿体を備え、
該外挿体とステムとの間に、前記空気用シリンダ内と前記気液混合室とを連通する空気導入路が形成され、
前記押下ヘッドと前記ステムの上端部との間に、前記空気導入路と前記ノズル孔とを連通する空気吸入路が形成され、
前記空気用シリンダは、前記空気導入路及び前記空気吸入路を通して前記ノズル孔に連通されており、
前記ステムには、前記外挿体から上方に離間して、前記空気吸入路と前記空気導入路とを連通させ、かつ前記押下ヘッドの押し下げに伴って下方移動することで、前記外挿体に、該外挿体の上方から当接して、前記空気吸入路と前記空気導入路との連通を遮断するシール部が備えられることを特徴とする吐出器。 - 請求項1に記載の吐出器であって、
前記押下ヘッド内には、前記発泡部材と前記ノズル孔とを連通する泡体供給路と、前記空気吸入路とを区画する仕切り壁が備えられることを特徴とする吐出器。
Priority Applications (1)
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JP2012170523A JP5894882B2 (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 吐出器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017197265A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社吉野工業所 | 泡吐出容器 |
JP2019051952A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 花王株式会社 | エアゾール容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008207159A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | フォーマポンプ |
JP2011025144A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Kao Corp | 泡吐出器 |
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