JP2014028633A - 逆止弁を備えた包装体と、その製造装置並びにその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート製の逆止弁10が、包装体を構成する表包装シート22と裏包装シート23とに挟まれて、横断シール41で固定される。この横断シール41を含む位置で、表包装シート22と裏包装シート23と逆止弁10とに対して、打痕50が形成される。打痕50は、雄型67と受け型68とによって、表包装シート22と裏包装シート23と逆止弁10とを表裏少なくとも何れか一方に変形させたものである。
【選択図】図4
Description
特許文献1の逆止弁は、柔軟な樹脂製の基礎シートと、複数の弁体シートとを備えており、上記基礎シートは表裏方向に対向して設けられており、上記複数の弁体シートのうち、排出時の気流方向を基準として上流側に配置された上流側弁体シートと、同下流側に配置された下流側弁体シートの少なくとも2枚が1組とされている。
各弁体シートは、共に、一端側が一方側の基礎シートに対して接着され、先端側が同基礎シートに接近離反することで、弁の開閉がなされるものである。
本発明は、順流時に、弁通路を通過する流体が良好に弁を開いて通過することができる逆止弁付きの包装体を製造するのに適した製造装置の提供を課題とする。
本発明は、順流時に、弁通路を通過する流体が良好に弁を開いて通過することができる逆止弁付きの包装体を製造するのに適した製造方法の提供を課題とする。
また、前記横断シールは、その一部に飛び込み口を備え、前記飛び込み口においては、前記横断シールの上流側の部分を下流側に凹ませるか、或いは、前記横断シールの一部を設けないようにすることで、前記横断シールの上下流方向の幅が他の部分の前記横断シールの幅よりも小さいものであり、この飛び込み口によって、前記順流の流体が前記飛び込み口から前記弁通路内に導入されやすくできる。
前記打痕は、前記横断シールを第1第2の複数本を設けた場合、第1横断シールと前記第2横断シールとの間に形成された筋状の打痕であり、前記筋状の打痕が前記弁通路を横切る方向に形成されたものとして実施し得る。
その際、前記弁体シートのない位置と前記弁体シートのある位置とにまたがって、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記弁体シートとに対して、前記の打痕を形成するようにしてもよい。
また、本発明は、このような逆止弁付きの包装体を製造するのに適した製造装置と、同包装体の製造方法を提供することができたものである。
まず、図1〜10図を参照して、第1の実施の形態に係る包装体21とその製造工程並びに製造装置を説明する。
表基礎シート12と裏基礎シート13との下流側の端部同士間は、下流シール38によって接着されている。この下流シール38は左右の側部シール35同士(側部シール35の下流端同士)の間を結んでいる。
前記の打痕の形成は、背貼り部24を折り曲げて、表裏の包装シート22、23から立ち上げた後に行なったが、表裏の包装シート22、23から背貼り部24を折り曲げる前に行なうこともできる。
11 基礎シート
12 表基礎シート
13 裏基礎シート
14 弁シート
15 弁体シート
16 下流弁シート
21 包装体
22 表包装シート
23 裏包装シート
24 背貼り部
27 飛び込み口
36 弁シール
41 横断シール
50 打痕
51 第1打痕
52 第2打痕
Claims (8)
- 流体の制御をなすシート製の逆止弁と、前記逆止弁が取り付けられた包装体とを備え、
前記逆止弁は、上流口と下流口とを備え、前記上流口から逆止弁内の弁通路に流入して前記下流口から流出する順流の流れを許す開弁状態と、前記下流口から弁通路に流入して前記上流口から流出せんとする逆流を止める閉止状態とに切り替わるものであり、
前記包装体は、前記逆止弁の表側に配置される表包装シートと、前記逆止弁の裏側に配置される裏包装シートとを備え、
前記逆止弁の表裏を挟んで、前記表包装シートと前記裏包装シートとが接着されることにより、前記逆止弁が前記包装体に取り付けられたものであり、
前記上流口と前記下流口との何れか一方が前記包装体の内部に配置され、前記上流口と前記下流口との何れか他方が前記包装体の外部に配置され、
前記逆止弁は、前記上流口と前記下流口との間であって前記弁通路を横切る横断シールで、前記表包装シートと前記裏包装シートとに接着されている逆止弁付き包装体において、
少なくとも前記横断シールを含む位置で、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記逆止弁とに対して、打痕が形成され、
前記打痕は、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記逆止弁とを表裏少なくとも何れか一方に変形させたものであることを特徴とする包装体。 - 前記逆止弁は、表裏に対向して配置されることで前記弁通路を規定する基礎シートと、前記複数の基礎シートの間に配置された少なくとも1枚の弁体シートとを備えており、
前記弁体シートは、上流側が表裏何れか一方の基礎シートに対して接着された弁シールを備えており、下流側が厚み方向に動くことが可能であり、この動きによって前記開弁状体と前記閉弁状体とが切り替わるものであり、
前記横断シールと前記弁シールとは、同一の接着により形成されたものであるか、若しくは、少なくとも一部が重複した位置で接着されたものであることを特徴とする請求項1記載の包装体。 - 前記横断シールの接着はヒートシールによる接着であり、
前記打痕は、前記ヒートシールの接着がなされた後の横断シールに対して形成された少なくとも1つの打痕を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の包装体。 - 前記横断シールは、その一部に飛び込み口を備え、
前記飛び込み口においては、前記横断シールの上流側の部分を下流側に凹ませるか、或いは、前記横断シールの一部を設けないようにすることで、前記横断シールの上下流方向の幅が他の部分の前記横断シールの幅よりも小さいものであり、
前記順流の流体が前記飛び込み口から前記弁通路内に導入されやすくしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の包装体。 - 前記打痕は、筋状の打痕であり、前記筋状の打痕が前記弁通路を横切る方向に形成されたことを特徴とする請求項4記載の包装体。
- 請求項1記載の包装体を製造する装置において、
前記逆止弁の表裏を挟んで、前記表包装シートと前記裏包装シートとを接着して、前記横断シールを形成する横断接着装置と、
接着済の前記横断シールを含む位置で、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記逆止弁とに対して、打痕を形成する打痕形成装置とを備え、
前記打痕形成装置は、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記逆止弁とを挟んで対向する位置に、凸部を有する雄型と、前記雄型を受ける受け型とを有し、
前記雄型と受け型とを接近させることで、前記打痕を形成するようにしたことを特徴とする包装体の製造装置。 - 前記打痕形成装置は、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記逆止弁とを、表裏何れか一方側に凹ませて第1打痕を形成する先ステージと、前記第1打痕が形成された後に表裏何れか他方側に凹ませて第2打痕を形成する後ステージとを含むものであり、
前記先ステージと後ステージとは、それぞれ、雄型と受け型とを備え、
前記第1打痕と前記第2打痕との少なくとも一部同士が重複した位置にてなされるものであり、
前記後ステージの前記雄型及び前記受け型が、前記先ステージの前記雄型及び前記受け型とは、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記逆止弁とを挟んで、反対の位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載の包装体の製造装置。 - 請求項1記載の包装体を製造する方法において、
前記表包装シートと前記裏包装シートとの間に前記逆止弁を挟むと共に、前記逆止弁を前記表包装シートと前記裏包装シートとの少なくと何れか一方に仮止めする工程と、
前記逆止弁の表裏を挟んで、前記表包装シートと前記裏包装シートとを接着する横断シールの形成工程と、
前記横断シールを含む位置で、前記表包装シートと前記裏包装シートと前記弁体シートとに対して、凸部を有する雄型と前記雄型を受ける受け型とを用いて、凹部を形成する導入打痕の形成工程とを含むことを特徴とする包装体の製造方法。
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