JP3198816U - 圧縮袋 - Google Patents

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信幸 堂野
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Abstract

【課題】減容状態の維持と使い勝手の良さとを両立できる圧縮袋を提供する。【解決手段】被収納物50を密封状態で袋本体10に収納し、袋本体に設けられた逆止弁20から収納空間14の空気を排出することによって、減容するように構成された圧縮袋であり、袋本体10は、前面シート11と後面シートとの少なくとも2枚の合成樹脂製シートの間の収納空間に被収納物を収納するものであり、前面シートと後面シートとの少なくとも何れか一方のシートの内面に微細な凹凸13を形成する。前面シートと弁構成シートとが密着したり、後面シートと弁構成シートとが密着したりしてしまうことが抑制され、逆止弁の作用が適正に発揮される。【選択図】図1

Description

本考案は、袋本体内の空気を逆止弁から排出することにより減容することができる圧縮袋に関するものである。
従来、特許文献1〜3に示すような圧縮袋、とくに衣類用の圧縮袋が実用化されている。この種の圧縮袋は、繊維製品などの被収納物を密封状態で袋本体内に収納し、袋本体に設けられた逆止弁から空気を排出して脱気することによって減容するものであり、被収納物の保管や旅行などのパッキングに際して、効果を発揮する。
ところが、この種の圧縮袋にあっては、長期の減容状態の維持と、使い勝手の良さとが相反する課題となっている。
具体的には、長期の減容状態の維持のためには袋本体を構成する合成樹脂シートの厚みを大きくしたり比較的硬質なシートを用いたりすることが有利であるが、使い勝手の良さの観点からはスムーズに衣類などの被収納物を入れたり取り出したりできると共に減容作業を容易に行うことができるように、適度の柔軟性を備えて変形しやすくゴワゴワした感じの少ないシートが好ましい。
また、長期の減容状態の維持のためには逆止弁として特許文献1や2の成型弁を用いることが好ましいが、成型弁は硬質で使用時や非使用時に嵩張ってしまうという欠点がある。特許文献3のシート弁を用いる場合にあっては、逆止弁の弁流路を構成する弁シート同士の密着性の高い素材や厚みに設定することが、逆流防止の観点からは有利である。弁構成シート同士の密着性のみを優先しすぎると、圧縮袋から空気をスムーズに排出することが困難になってしまう場合がある。
特開2004−268990号公報 特開2011−152929号公報 特開2005−193976号公報
本考案は、圧縮袋における減容状態の維持と使い勝手の良さとの相反する課題の解決を図ることにある。
本考案は、被収納物を密封状態で袋本体内に収納し、前記袋本体に設けられた逆止弁から前記袋本体内の空気を排出することによって、減容するように構成された圧縮袋を改良する。本考案にあっては、前記袋本体は、前面シートと後面シートとの少なくとも2枚の合成樹脂製シートの間の収納空間に前記被収納物を収納する。そして、前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートの内面に微細な凹凸が形成されたことを特徴とする。
前記逆止弁は、複数の弁構成シート間に弁流路を備え、前記複数の弁構成シートの密着離反によって前記弁流路の開閉をなすシート弁として実施し得る。
本考案の実施に際しては、前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートの内面に形成された前記微細な凹凸が、前記複数の弁構成シートの少なくとも何れか一方に対して直接重ねられたものとすることが好ましい。
また本考案は、被収納物を密封状態で袋本体内に収納し、前記袋本体に設けられた逆止弁から前記袋本体内の空気を排出することによって、減容するように構成された圧縮袋において、前記袋本体は、前面シートと後面シートとの少なくとも2枚の合成樹脂製シートの間の収納空間に前記被収納物を収納するものであり、前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートの内面に微細な凹凸が形成され、前記前面シートと前記後面シートとの間における前記収納空間の下方にて、少なくとも1枚の弁構成シートが配置され、前記弁構成シートは、前記前面シートと前記後面シートとの全横幅に渡って配置され、縦方向に伸びる弁サイドシールが設けられることにより、前記弁サイドシールにより規定された前記逆止弁の弁流路を、前記弁構成シート同士の間、又は、前記前面シート及び前記後面シートと前記弁構成シートとの間に形成するものであり、前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートにおける内面であって、少なくとも前記逆止弁の位置に微細な凹凸が形成されたことを特徴とする圧縮袋を提供する。
前記微細な凹凸は、前記逆止弁の位置と前記収容空間の位置との双方に形成されることが好ましい。
本考案の圧縮袋は、衣類を被収納物とするもののほか、布団を収納するものであってもよく、さらに繊維製品以外の物を収納するものとして実施することもできる。
本考案は、減容状態の維持と使い勝手の良さとの相反する課題の解決を図ることができた圧縮袋を提供し得たものである。
本考案の第1の実施の形態に係る圧縮袋の正面図である。 同圧縮袋の断面構造を示すもので、(A)は図1の要部中央拡大断面図、(B)は図1のB−B線拡大断面図である。 第2の実施の形態に係る圧縮袋の断面構造を示すもので、(A)は図2(A)に相当する拡大断面図、(B)は図2(B)に相当する拡大断面図である。 第3の実施の形態に係る圧縮袋の断面構造を示すもので、(A)は図2(A)に相当する拡大断面図、(B)は図2(B)に相当する拡大断面図である。 第4の実施の形態に係る圧縮袋の正面図である。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態を説明する。なお本考案の説明に関して用いる上下左右前後の位置は絶対的な位置を特定するものではなく、相対的な位置関係を示すに止まる。
(第1の実施の形態)
図1及び図2を参照して、第1の実施の形態に係る圧縮袋を説明する。
この実施の形態に係る圧縮袋は、合成樹脂フィルム単体もしくは共押出し製法やラミネート製法などによる積層体から構成された前面シート11と後面シート12とからなる袋本体10に、逆止弁20を設けたものである。
袋本体10は、前面シート11と後面シート12とが、左右の袋サイドシール15及び下方の袋ボトムシール16で、貼り合わされることによって、有底筒状の袋が構成されたものある。袋本体10の上端開口には、凹凸嵌合のチャック17が前面シート11と後面シート12とに設けられることによって、開閉可能な袋の口が構成され、その内部が密封可能な収納空間14となる。収納空間14は、チャック17が閉じられることによって密封され、密封状態とした後に袋本体10を押さえたり丸めたりすることで内部の空気が逆止弁20から排出されて、減容される。
この前面シート11と後面シート12との少なくとも何れか一方(この例では双方)のシートの内面には、微細な凹凸13が全面に形成されている。この凹凸13はエンボス加工によって形成することができるが、絞り加工など他の加工方法にて形成されたものであってもよい。またシートの内面のみならず外面にも形成し得る。この微細な凹凸13が多数形成されることによって、前面シート11及び後面シート12に柔軟性が付与され、袋本体10の圧縮減容に有利に作用する。また滑りの悪い被収納物50であっても、凹凸13を形成することで滑りの悪さが改善され、被収納物50の出し入れに有利に作用すると共に、減容作業の時や、あるいは減容後にチャック17を開いて被収納物50を取り出す時に、空気の流通性が改善される。
なお、前面シート11と後面シート12とは別個のシート体で構成する他、1枚のシート体を折り返して前面シート11と後面シート12とを構成することもできる。その場合には左右いずれか一方にのみ袋サイドシール15を形成するだけで足る場合もあり、またピロー袋のように背貼りをするものであってもよい。前面シート11及び後面シート12に加えて襠シートのあるガゼット袋の形態で実施することもできる。シートの素材としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ナイロンなどのポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂を例示し得る。
(逆止弁20について)
逆止弁20は、2枚の弁構成シート21間に弁流路22を備え、弁構成シート21同士が密着離反することによって弁流路22の開閉をなすシート弁である。この例では、2枚の帯状の弁構成シート21が、袋本体10の下部に左右両側に渡って配置され、前面シート11と後面シート12との間に重ねられて、これらのシートと共に袋サイドシール15によって溶着され固定されている。
逆止弁20は、前面シート11と後面シート12と2枚の弁構成シート21とを溶着する2本の弁サイドシール23によって規定される。2本の弁サイドシール23は、上下方向に伸びるもので、弁サイドシール23によって規定された2枚の弁構成シート21の間の領域が、弁流路22となる。
この逆止弁20の領域では、図2(A)に示すように、2枚の弁構成シート21の上辺間はシールされずに開放され、この部分が弁流路22への流入口25となる。なお、一方の弁構成シート21の上辺と前面シート11との間、また、他方の弁構成シート21の上辺と後面シート12と間は、それぞれ弁体シール24によって溶着されている。従って、収納空間14内の空気は2枚の弁構成シート21の上辺間の流入口25を通って弁流路22へ流入する。
逆止弁20以外の箇所では、図2(B)に示すように、2枚の弁構成シート21の上辺は、前面シート11と後面シート12との間に重ねられて、これらの4枚のシートが、収納空間14の下端を規定する袋ボトムシール16によって、溶着され固定されている。
なお、図1に示すように、この例では、袋本体10の中央1箇所にのみ、逆止弁20が形成されているが、複数個所に設けることもでき、その左右の位置も中央に限定されるものではない。また袋サイドシール15の位置や、ピロー袋では背貼りシールの位置に、ガゼット袋では襠シートとの間に逆止弁20を形成することもできる。
弁流路22は、袋本体10の下端に開口しており、この開口部分が流出口26となる。従って、袋本体10をチャック17にて封鎖した密封状態で力を加えることで、収納空間14内の空気が流入口25から逆止弁20の弁流路22内に流入し、弁構成シート21同士の間を通過して、流出口26から袋本体10の外へ流出する。
他方、外部の空気が流出口26から流入しようとすると、弁流路22における袋本体10の下端ではいずれのシートもシールされていないため、弁構成シート21同士が密着する。これによって、逆流が防止され逆止弁20機能が発揮され、収納空間14は減容状態に保たれる。
より詳しくは、図2(A)に示すように、袋本体10の下端では4枚のシートが互いにシールされていない。そのため、当該下端では、弁構成シート21同士の間の開口(流出口26)と、前面シート11と弁構成シート21との間の開口と、後面シート12と弁構成シート21との間の開口との、3つの開口流路が存在する。ところが前面シート11と弁構成シート21との間の開口と、後面シート12と弁構成シート21との間の開口とは、その奥が弁体シール24によって閉ざされて、収納空間14内部には導通していない。その結果、下端から空気が流入した場合、前面シート11と弁構成シート21との間と、後面シート12と弁構成シート21との間とは、弁構成シート21同士の間の弁流路22よりも高圧となり、弁構成シート21同士が密着して逆止弁20として機能するものである。
(凹凸13について)
ここで重要なことは、減容作業時に、勢い良く袋本体10を押すなどして弁流路22が急に高圧になると、前面シート11と弁構成シート21とが密着したり、後面シート12と弁構成シート21とが密着したりしてしまうことである。その結果、逆流時にこれらのシート間に空気が流入せず、弁構成シート21同士の間の弁流路22にのみ外部の空気が流入してしまう場合がある。これに対して本考案にあっては、前面シート11及び後面シート12の内面には微細な凹凸13が形成されている。そのため、前面シート11と弁構成シート21とが密着したり、後面シート12と弁構成シート21とが密着したりしてしまうことが抑制される。これにより逆止弁20の作用が適正に発揮される。
さらに重要なことは、弁構成シート21に微細な凹凸を形成しておくことによっても同様の効果が発揮され得るが、弁構成シート21は、弁機能を果たすために前面シート11及び後面シート12よりも薄く軟質である必要がある。そのため、弁構成シート21に微細な凹凸を形成したとしても、それは極めて僅かな凹凸とならざるを得ない。当該凹凸の高さを大きくしすぎると、弁構成シート21の内面(即ち弁流路22を構成する面)にまで凹凸の影響が及び、逆止弁20の機能が損なわれる虞がある。これに対して本考案では、前面シート11及び後面シート12の内面に微細な凹凸を形成するため、当該凹凸の高さを、弁構成シート21に設ける場合よりも、大きくすることができる。これにより、逆流時に、前面シート11と弁構成シート21とが密着したり、後面シート12と弁構成シート21とが密着したりしてしまうことを、弁構成シート21に凹凸を形成する場合よりも有効に抑制することができる。なお、本考案の実施に際して、前面シート11や後面シート12への凹凸13の形成に加えて、弁構成シート21の凹凸を形成することを妨げるものではない。
さらに本考案では、前面シート11と後面シート12との何れか一方に、凹凸13を形成するものであり、この実施の形態ではその全面(収納空間14及び逆止弁20の双方)に凹凸13を形成するものであるため、逆止弁20の部分にのみ凹凸13を形成する場合に比して、廉価で確実に上述の作用を発揮する圧縮袋を製造することができる。逆止弁20の部分にのみ凹凸13を形成する場合には、凹凸13を形成した部分の位置合わせなどに精度が要求され、これを満たすためには、連続生産の速度を落としたり、精密な制御手段を講じたりする必要が生じるなどの、弊害が発生する虞がある。
(第2の実施の形態)
図3を参照して、第2の実施の形態に係る圧縮袋を説明する。
この実施の形態に係る圧縮袋は、第1の実施の形態に係る圧縮袋と実質的に同様であるため、第1の実施の形態と同様な点は先の実施の形態と同一の符号を用いてその説明を省略する。
相違する点は、逆流防止効果を高めるために、前面シート11と弁構成シート21との間、後面シート12と弁構成シート21との間の双方に介在物31を配置した点である。
介在物31としては、紐や線材などを用いることができ、これを弁サイドシール23にて固定する。なお介在物31は、袋本体10の左右方向の全長に渡って配置することもできる。
また弁流路22以外の区間では、端部シール18によって、前面シート11と弁構成シート21との間、後面シート12と弁構成シート21との間の下辺間がシールされている(図3(B)参照)。この端部シール18は、他の実施の形態においても適用することができる。
(第3の実施の形態)
図4を参照して、第3の実施の形態に係る圧縮袋を説明する。
この実施の形態に係る圧縮袋の説明にあっても、第1の実施の形態と同様な点は先の実施の形態と同一の符号を用いてその説明を省略する。
相違する点は、先の2つの実施の形態では、前面シート11及び後面シート12とは別個に2枚の弁構成シート21を用いたが、この実施の形態では、前面シート11と後面シート12との何れか一方のシート(図4の例では後面シート12)を、弁構成シート21と兼用したものである。その結果、前面シート11及び後面シート12とは別個の弁構成シート21は1枚のみを用いることになる。
この実施の形態では、弁構成シート21と兼用される後面シート12には、凹凸13が形成されていない。なお、図4の例では、後面シート12の全面に凹凸13が形成されていないものを示したが、逆止弁20のうち密着する部分にのみ凹凸13を形成しないものとすれば足りる。但し、後面シート12の全面に凹凸13を形成しない方が、製造コストの点では有利である。
(第4の実施の形態)
図5を参照して、第4の実施の形態に係る圧縮袋を説明する。
この実施の形態に係る圧縮袋の説明にあっても、第1の実施の形態と同様な点は先の実施の形態と同一の符号を用いてその説明を省略する。
相違する点は、先の各実施の形態では、袋本体10の左右全幅に渡る弁構成シート21を弁サイドシール23で区画して小さな幅の弁流路22を備えた逆止弁20を1つ又は複数形成した。これに対して本実施の形態では、袋本体10の左右全幅に渡る弁構成シート21の全体を1つの逆止弁20とするものであり、袋サイドシール15が弁サイドシール23を兼ねるものである。流入口25は、1つでもよいが、この例では複数(図では4つ)形成されている。具体的には、前面シート11、後面シート12及び弁構成シート21をシールする袋ボトムシール16を断続的に形成し、その間に流入口25を形成するものであり、流入口25にあっては、弁体シール24のみが形成される。この弁体シール24は先の実施の形態と同じく、前面シート11と一方の弁構成シート21とをシールし、後面シート12と他方の弁構成シート21とをシールするものである。
また、先の各実施の形態では、前面シート11及び後面シート12と、弁構成シート21との下端の位置を同じにしたが、この例では、弁構成シート21の下端を前面シート11及び後面シート12の下端よりも短くした。従って、逆止弁20の流出口26は、袋本体10の内部に位置することになる。なお、この流出口26は弁構成シート21の全横幅に渡って開口しているが、流入口25と同様に複数個に区画して設けることもできる。
前面シート11及び後面シート12の下端は、端部シール18が断続的に形成されることによって、その間に1又は複数の端部開口19が形成される。この端部開口19は流入口25の位置とは左右にずらして形成されており、これによって、逆流防止の効果を高めている。
(変更例)
本考案は、請求項に記載の要件を満たす範囲で適宜変更して実施することができるものである。例えば、弁構成シート21を袋本体10の横方向に連続した実施したが、弁構成シート21は逆止弁20を構成する部分にのみ設けることもできる。また逆止弁20を構成する3枚又は4枚のシートを、前面シート11及び後面シート12と別個に設けて、これを前面シート11及び後面シート12を備えた袋本体10に取り付けることもできる。
前記の各シールは、熱溶着や超音波溶着などの融着によって形成するほか、接着剤による接着などであってもよい。なお、融着を行う場合には、流入口25などの融着をさせない箇所などには、耐熱インキを塗布するなどしておくことも好ましい。
被収納物50としては、衣類を例示し得るが、衣類のほか布団であってもよく、さらに繊維製品以外の物を収納するものとして実施することもできる。
10 袋本体
11 前面シート
12 後面シート
13 凹凸
14 収納空間
15 袋サイドシール
16 袋ボトムシール
17 チャック
18 端部シール
19 端部開口
20 逆止弁
21 弁構成シート
22 弁流路
23 弁サイドシール
24 弁体シール
25 流入口
26 流出口
31 介在物
50 被収納物

Claims (6)

  1. 被収納物を密封状態で袋本体内に収納し、前記袋本体に設けられた逆止弁から前記袋本体内の空気を排出することによって、減容するように構成された圧縮袋において、
    前記袋本体は、前面シートと後面シートとの少なくとも2枚の合成樹脂製シートの間の収納空間に前記被収納物を収納するものであり、
    前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートの内面に微細な凹凸が形成されたことを特徴とする圧縮袋。
  2. 前記逆止弁は、複数の弁構成シート間に弁流路を備え、前記複数の弁構成シートの密着離反によって前記弁流路の開閉をなすシート弁であることを特徴とする請求項1記載の圧縮袋。
  3. 前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートの内面に形成された前記微細な凹凸が、前記複数の弁構成シートの少なくとも何れか一方に対して直接重ねられたことを特徴とする請求項2記載の圧縮袋。
  4. 前記被収納物が衣類であり、前記微細な凹凸がエンボス加工により形成されたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の圧縮袋。
  5. 被収納物を密封状態で袋本体内に収納し、前記袋本体に設けられた逆止弁から前記袋本体内の空気を排出することによって、減容するように構成された圧縮袋において、
    前記袋本体は、前面シートと後面シートとの少なくとも2枚の合成樹脂製シートの間に形成された収納空間に、前記被収納物を収納するものであり、
    前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートの内面に微細な凹凸が形成され、
    前記前面シートと前記後面シートとの間における前記収納空間の下方にて、少なくとも1枚の弁構成シートが配置され、
    前記弁構成シートは、前記前面シートと前記後面シートとの全横幅に渡って配置され、
    縦方向に伸びる弁サイドシールが設けられ、
    前記弁サイドシールにより規定された前記逆止弁の弁流路が、前記弁構成シート同士の間に、又は、前記前面シート及び前記後面シートと前記弁構成シートとの間に、形成され、
    前記前面シートと前記後面シートとの少なくとも何れか一方のシートにおける内面であって、少なくとも前記逆止弁の位置に微細な凹凸が形成されたことを特徴とする圧縮袋。
  6. 前記微細な凹凸は、前記前面シートと前記後面シートとの両シートの内面における前記逆止弁の位置と前記収納空間の位置との双方の位置に形成され、
    前記前面シートと前記後面シートとの間における前記収納空間の下方にて、2枚の前記弁構成シートが前記前面シートと前記後面シートとに挟まれて配置され、
    前記弁流路が、2枚の前記弁構成シート同士の間に形成され、
    2枚の前記弁構成シートは、前記弁流路と反対の面が、前記前面シートと前記後面シートとの両シートの内面における前記微細な凹凸に接していることを特徴とする請求項5記載の圧縮袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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