JP6701560B2 - 袋体 - Google Patents

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Description

本発明は、内容物を収容する収容部が形成された第1の袋を備える袋体に関する。
液体や粉体などの流動性を有する内容物を収容するための袋として、軟包装材から構成された袋が用いられている。流動性物質を収容するための袋は、例えば、内側の面が熱可塑性樹脂層で構成された表面フィルムおよび裏面フィルムを熱溶着して、側縁シール部や下縁シール部などのシール部を形成することによって得られる。側縁シール部や下縁シール部などによって囲まれた収容部には内容物が充填され、その後、再び熱溶着を実施することによって収容部が密封され、このようにして、内容物が収容された袋が得られる。
また、表面フィルムおよび裏面フィルムの底部に、折り込まれたフィルム(底面フィルム)を挟み、この状態で上述の熱溶着を実施することによって、いわゆる底ガセット式の自立袋を作製することも知られている。
しかしながら、軟包装材から構成された袋においては、プラスチック製の容器に比べて、その強度、例えば剛性が低い。このため、軟包装材から構成された上述の自立袋などは、陳列されている間に折れ曲がることがある。また自立袋から内容物を注出するときに袋が折れ曲がってしまい、これによって注出作業が困難になってしまうことも考えられる。このような折れ曲がりは一般に、袋に充填される内容物の体積が大きくなるほど生じやすくなる。またスパウトなどの注出用の器具が別個に袋に取り付けられる場合、スパウトの重量に起因して袋の折れ曲がりが生じやすくなることも考えられる。
このような課題を考慮して、例えば特許文献1,2などにおいて、上下方向に延びるとともに高圧気体が充填された気体充填部を袋に設けることが提案されている。このような袋においては、気体の圧力によって気体充填部の表面に張りを持たせることができるため、袋が折れ曲がってしまうことを抑制することができ、これによって、袋の自立性や保形性を高めることができる。
特開2006−123931号公報 特開2009−12800号公報
特許文献1,2に記載の袋においては、収容部に内容物を充填し、その後に収容部を密封する工程、及び、気体充填部に高圧気体を充填し、その後に気体充填部を密封する工程を、1つの袋に対して実施するので、製造工程が煩雑になる。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、保形性を有し、且つ製造適性に優れた袋体を提供することを目的とする。
本発明は、内容物を収容する収容部が形成された第1の袋と、前記第1の袋に固定され、保形用物質を充填する充填部が形成された第2の袋と、前記第2の袋を前記第1の袋に固定する固定部と、を備え、前記第1の袋は、内面及び外面を有する第1フィルムを含み、前記第1フィルムの対向する前記内面同士は、前記収容部を画成するよう部分的に接合されており、前記第2の袋は、内面及び外面を有する第2フィルムを含み、前記第2フィルムは、前記第2フィルムの対向する前記内面同士が接合されているシール部と、前記第2フィルムの対向する前記内面の間に前記充填部を画成する非シール部と、を含み、前記固定部は、前記第1の袋の前記第1フィルムの前記外面の一部と、前記第2の袋の前記第2フィルムの前記外面の一部とを結合させている、袋体である。
本発明による袋体において、前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、前記長手方向は、前記第1の袋の外縁が延びる方向に略平行であってもよい。若しくは、前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、前記長手方向は、前記第1の袋の外縁が延びる方向に対して傾いていてもよい。
本発明による袋体において、前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、前記第2の袋の前記シール部は、前記長手方向における前記第2の袋の一対の端部に位置する一対の端部シール部を含み、前記保形用物質が充填されている状態における、前記充填部のうち前記長手方向の中間に位置する部分の幅は、前記端部シール部の幅よりも小さくなっていてもよい。
本発明による袋体において、前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、前記第2の袋の前記シール部は、前記第2の袋の前記長手方向における一対の端部に位置する一対の端部シール部を含み、前記一対の端部シール部の前記外面が、前記固定部によって前記第1の袋の前記第1フィルムの前記外面に結合されていてもよい。
本発明による袋体において、前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、前記第2の袋の外縁は、前記長手方向に沿って延びる一対の側縁を含み、前記一対の側縁のうち前記第1の袋の前記収容部の中心寄りに位置する側縁は、前記第2フィルムの前記非シール部によって構成されていてもよい。
本発明による袋体は、内容物を収容する収容部が形成された第1の袋と、第1の袋に固定され、保形用物質を充填する充填部が形成された第2の袋と、を備える。このため、第2の袋を利用して、第1の袋の保形性を高めることができる。また、第1の袋とは別個に第2の袋を作製したり第2の袋に保形用物質を充填したりすることができるので、製造適性に優れる。
本発明の実施の形態における袋体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態における袋体を示す背面図である。 図2Aに示す袋体をIII−III線に沿って見た場合を示す断面図である。 袋体の第1の袋を構成する第1フィルムの層構成を示す断面図である。 袋体の第2の袋を構成する第2フィルムの層構成を示す断面図である。 保形用物質が充填される前の第2の袋を示す正面図である。 保形用物質が充填された後の第2の袋を示す正面図である。 袋体が手で把持されている様子を示す図である。 本発明の実施の形態の第1変形例における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第2変形例における袋体を示す背面図である。 本発明の実施の形態の第3変形例における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第4変形例における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第4変形例における袋体を示す背面図である。 図12Aに示す袋体をXIII−XIII線に沿って見た場合を示す断面図である。 第4変形例における袋体の固定部の一変形例を示す断面図である。 第4変形例における袋体の固定部の一変形例を示す正面図である。 第4変形例における袋体の固定部の一変形例を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第5変形例における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第6変形例における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第7変形例における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第8変形例における袋体を示す正面図である。 本発明の実施の形態の第8変形例における袋体を示す背面図である。 本発明の実施の形態の第9変形例における袋体を示す正面図である。
以下、図1乃至図8を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから適宜変更し誇張してある。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
袋体
図1は、本実施の形態による袋体10を示す斜視図である。袋体10は、内容物を収容する収容部22が形成された第1の袋20と、第1の袋20に固定された第2の袋40と、を備える。第2の袋40は、第1の袋20の保形性を向上させるために、後述する固定部60によって第1の袋20に固定されている。第2の袋40は、第1の袋20よりも小さな寸法を有する袋である。例えば、第2の袋40の面積は、第1の袋20の面積の30%以下である。
第2の袋40には、保形用物質を充填する充填部42が形成されている。保形用物質は、第2の袋40の保形性を高めるために第2の袋40に充填される物質であり、気体、紛体、粒体、液体などである。第2の袋40に充填される物質の例としては、空気、水等を挙げることができる。また、第2の袋40は、使用者が第1の袋20から内容物を注出する際に使用者が把持する把持部としても機能する。
流動性を有する限りにおいて、第1の袋20の収容部22に収容される内容物が特に限られることはない。例えば、収容部22に収容されている内容物として、酒、液体洗剤やシャンプー等の液体、豆類や菓子等の粒体や、粉末洗剤等の粉体を挙げることができる。
(第1の袋)
以下、第1の袋20及び第2の袋40について、図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図2Aは、袋体10を第1の袋20の表面側から見た場合を示す正面図であり、図2Bは、袋体10を第1の袋20の裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図3は、図2Aに示す袋体10をIII−III線に沿って見た場合を示す断面図である。
第1の袋20は、自立可能に構成された底ガセット式の袋である。第1の袋20は、内面及び外面を有する第1フィルムを含む。第1の袋20は、第1フィルムの対向する内面同士を、収容部22を画成するよう部分的に接合することによって構成されている。第1フィルムは、第1の袋20の表面を構成する表面第1フィルム31、第1の袋20の裏面を構成する裏面第1フィルム32、及び、第1の袋20の底面を構成する底面第1フィルム33を含む。底面第1フィルム33は、折り返し部33cで折り返された状態で、表面第1フィルム31と裏面第1フィルム32との間に配置されている。
なお、上述の「表面第1フィルム」、「裏面第1フィルム」及び「底面第1フィルム」という用語は、第1の袋20の外面の位置関係に応じて、第1の袋20を構成する第1フィルムを区画したものに過ぎず、第1の袋20を製造する際の第1フィルムの提供方法が、上述の用語によって限定されることはない。例えば、第1の袋20は、表面第1フィルム31と裏面第1フィルム32と底面第1フィルム33が連設された1枚のフィルムを用いて製造されてもよく、表面第1フィルム31と底面第1フィルム33が連設された1枚のフィルムと1枚の裏面第1フィルム32の計2枚のフィルムを用いて製造されてもよく、1枚の表面第1フィルム31と1枚の裏面第1フィルム32と1枚の底面第1フィルム33の計3枚のフィルムを用いて製造されてもよい。
第1の袋20の外縁は、上縁23と、上縁23に対向する下縁24と、互いに対向する第1側縁25及び第2側縁26と、を含む。第1側縁25及び第2側縁26は、下縁24から上縁23へ向かって延びている。上縁23と第1側縁25との間の角部には、スパウト28が設けられている。第1の袋20の高さW1は、幅W2よりも長くなっている。
以下の説明において、第1の袋20の外縁のうち第2の袋40に最も近接する外縁が延びる方向を、第1方向D1と称する。本実施の形態において、第1方向D1は、第2側縁26が延びる方向である。
スパウト28は、収容部22に収容されている内容物が注出される際に通る注出口部として機能する。スパウト28は、図1に示すように、例えば、中空状の筒部28aと、筒部28aに接続された接着部28bと、を含んでいる。接着部28bは、後述する角部シール部27によって、第1の袋20の表面第1フィルム31及び裏面第1フィルム32に対して固定される。筒部28aには、筒部28aの上端の開口を塞ぐためのキャップ28cが取り付けられていてもよい。このようなスパウト28を設けることにより、注出の際の流量を安定化させたり、再封したりすることが可能である。なお、内容物を注出するための構成要素がスパウト28に限られることはない。例えば、上縁23と第1側縁25との間の角部や上縁23に、第1フィルムによって構成される注出口を設けてもよい。
第1の袋20を構成する第1フィルムは、第1フィルムの対向する内面同士が接合されているシール部と、第1フィルムの対向する内面の間に収容部22を画成する非シール部と、に区画される。本願において、図2A、図2Bなどの正面図及び背面図においては、第1フィルムのシール部及び後述する第2フィルムのシール部にハッチングが施されている。
収容部22を外部から密封することができる限りにおいて、シール部を形成するための方法が特に限られることはない。例えば、加熱などによって第1フィルムの内面を構成する層を溶融させて、第1フィルムの内面同士を溶着させることによって、シール部を形成してもよい。若しくは、接着剤などを用いて第1フィルムの内面同士を接着することによって、シール部を形成してもよい。
図1乃至図2Bに示すように、第1フィルムのシール部は、上縁23に沿って延びる上縁シール部23a、下縁24に沿って延びる下縁シール部24a、第1側縁25に沿って延びる第1側縁シール部25a、第2側縁26に沿って延びる第2側縁シール部26a、及び、上縁シール部23aと第1側縁シール部25aとの間に位置し、スパウト28が設けられる角部シール部27を含む。上縁シール部23a、第1側縁シール部25a、第2側縁シール部26a、角部シール部27は、表面第1フィルム31の内面と裏面第1フィルム32の内面とを接合することによって構成されるシール部である。例えば図3には、第1の袋20の第2側縁26において表面第1フィルム31の内面31bと裏面第1フィルム32の内面32bとが接合されて第2側縁シール部26aが構成される様子が示されている。下縁シール部24aは、表面第1フィルム31の内面と底面第1フィルム33の内面とを接合し、且つ、裏面第1フィルム32の内面と底面第1フィルム33の内面とを接合することによって構成されるシール部である。
(第2の袋)
以下、第1の袋20及び第2の袋40について詳細に説明する。図1乃至図2Bに示すように、第2の袋40は、長手方向D2に延びる細長形状を有する。例えば、第2の袋40の外縁の形状は、矩形状である。本実施の形態において、長手方向D2は、第2の袋40に最も近接する第1の袋20の第2側縁26が延びる方向である第1方向D1に略平行である。なお、「略平行」とは、第1方向D1と長手方向D2とが成す角度の絶対値が10°未満であることを意味する。
なお、第2の袋40に最も近接する外縁が、上下方向に延びる第1側縁25又は第2側縁26である場合、第2の袋40が延びる長手方向D2と、第1側縁25又は第2側縁26が延びる第1方向D1とが成す角度の絶対値を10°以下にすることは、第1の袋20の自立性や保形性を高めやすくするという効果ももたらし得る。
第2の袋40は、内面及び外面を有する第2フィルムを含む。第2の袋40も、第1の袋20と同様に、第2フィルムの内面同士を、充填部42を画成するよう部分的に接合することによって構成されている。第2フィルムは、第2の袋40の表面を構成する表面第2フィルム51、及び、第2の袋40の裏面を構成する裏面第2フィルム52を含む。第2の袋40は、その裏面が第1の袋20の表面に対向するよう、第1の袋20に固定されている。
なお、第1の袋20の場合と同様に、上述の「表面第2フィルム」及び「裏面第2フィルム」という用語は、第2の袋40の外面の位置関係に応じて、第2の袋40を構成する第2フィルムを区画したものに過ぎず、第2の袋40を製造する際の第2フィルムの提供方法が、上述の用語によって限定されることはない。
第2の袋40の外縁は、長手方向D2における一対の端部である第1端部43及び第2端部44と、長手方向D2に沿って延びるとともに互いに対向する第1側縁45及び第2側縁46と、を含む。第2側縁46は、第1の袋20の外縁のうち第2の袋40に最も近接する外縁である第2側縁26に対向している。本実施の形態においては、第2側縁46が第1の袋20の第2側縁シール部26aに重なるように、第2の袋40が第1の袋20に固定されている。
第1側縁45は、第2側縁46よりも第1の袋20の第2側縁26から遠くに位置する。言い換えると、第1側縁45は、第2側縁46よりも第1の袋20の収容部22の中心寄りに位置する。「中心寄り」とは、第1側縁45から収容部22の中心までの距離が、第2側縁46から収容部22の中心までの距離よりも小さいことを意味する。
第2の袋40を構成する第2フィルムは、第2フィルムの対向する内面同士が接合されているシール部と、第2フィルムの対向する内面の間に充填部42を画成する非シール部と、に区画される。充填部42を外部から密封することができる限りにおいて、シール部を形成するための方法が特に限られることはない。例えば、加熱などによって第2フィルムの内面を構成する層を溶融させて、第2フィルムの内面同士を溶着させることによって、シール部を形成してもよい。若しくは、接着剤などを用いて第2フィルムの内面同士を接着することによって、シール部を形成してもよい。
図1乃至図2Bに示すように、第2フィルムのシール部は、第1端部43に沿って延びる第1端部シール部43a、第2端部44に沿って延びる第2端部シール部44a、及び、第2側縁46に沿って延びる第2側縁シール部46aを含む。第1端部シール部43a、第2端部シール部44a及び第2側縁シール部46aはいずれも、表面第2フィルム51の内面と裏面第2フィルム52の内面とを接合することによって構成されるシール部である。例えば図3には、第2の袋40の第2側縁46において表面第2フィルム51の内面51bと裏面第2フィルム52の内面52bとが接合されて第2側縁シール部46aが構成される様子が示されている。
第2の袋40の第1側縁45は、非シール部によって構成されている。第1側縁45は、後述するように、使用者が袋体10を把持する際に使用者の指が接触する部分である。第1側縁45を非シール部によって構成することにより、使用者の手に対する第2の袋40の接触感を良好なものとすることができる。また、第2の袋40の第1側縁45によって使用者の手が傷ついてしまうことを抑制することができる。
(固定部)
以下、第2の袋40を第1の袋20に固定する固定部60について、図1乃至図3を参照して詳細に説明する。
固定部60は、第1の袋20の第1フィルムの外面の一部と、第2の袋40の第2フィルムの外面の一部とを結合させている。固定部60は、例えば、図3に示すように、第1の袋20の表面第1フィルム31の外面31aと第2の袋40の裏面第2フィルム52の外面52aとの間に設けられたホットメルトなどの接着剤である。
図2Aに、固定部60が設けられた領域を点線で示す。固定部60は、好ましくは、第2の袋40の第1側縁45側においては第2の袋40を第1の袋20に固定しない。これによって、後述するように、使用者は、第1の袋20と第2の袋40との間に第1側縁45から指を挿入することができる。
好ましくは、図2Aに示すように、第2の袋40の一対の端部シール部43a,44aを構成する裏面第2フィルム52の外面52aを、第1の袋20の表面第1フィルム31の外面31aに固定している。すなわち固定部60は、第1端部43,第2端部44に沿って設けられている。この場合、使用者が第2の袋40の第1側縁45から第2の袋40と第1の袋20との間に指を差し入れたときに、第2の袋40が指を第1の袋20に向かって押圧するので、第1の袋20の保持性が向上する。なお、図2Aに示すように、固定部60は、第2の袋40の第2側縁シール部46aを構成する裏面第2フィルム52の外面52aを、第1の袋20の表面第1フィルム31の外面31aに更に固定してもよい。すなわち第1端部43,第2端部44,第2側縁46に沿って固定部60が設けられていてもよい。
(第1フィルムの層構成)
図4は、第1の袋20を構成する第1フィルムの表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33の層構成の一例を示す図である。図4に示すように、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33は、少なくとも基材層36、シーラント層37及び機能層38を含む。図4に示す例においては、基材層36が、表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33の外面31a、32a、33aを構成している。また、シーラント層37が、表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33の内面31b、32b、33bを構成している。機能層38は、基材層36とシーラント層37との間に設けられている。シーラント層37や機能層38を積層する方法としては、溶融押出法、ドライラミネート法などを挙げることができる。溶融押出法においては、基材層36や機能層38の上にシーラント層37を構成する材料を押し出す。ドライラミネート法においては、基材層36や予め成膜されたフィルムからなるシーラント層37や機能層38を、接着剤を用いて貼り合わせる。
基材層36には、製品情報を示したり美感を付与したりするための印刷表示が施されていてもよい。印刷表示としては、文字、数字、記号、図形、絵柄などを挙げることができる。基材層36を構成する材料としては、例えばポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンやナイロンを用いることができる。基材層36によって、外面31a、32a、33aにおける高い印刷適性を確保することができる。また、基材層36は、熱溶着時の高い耐熱性を有している。基材層36は、一軸または二軸に延伸されていることが好ましい。
シーラント層37を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンを用いることができる。
表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33の厚みは、例えば50μm以上且つ250μm以下になっている。
機能層38としては、水蒸気その他のガスバリア性、遮光性、各種の機械的強度など、必要とされる性能に応じて、適切なものが選択され得る。例えば、機能層38がガスバリア層の場合、酸化アルミニウムなどの金属酸化物や酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層などが設けられ得る。その他にも、ガスバリア層として、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6などの芳香族ポリアミドなどの、ガスバリア性を有する樹脂層を設けてもよい。このようなガスバリア層を設けることにより、酸素や水蒸気が第1の袋20の収容部22に浸入することを抑制することができる。また、機械的強度を付与するために、機能層38として、支持体を設けてもよい。支持体としては、基材層36と同じものを用いることができる。例えば、支持体として、延伸ナイロンフィルムを設けてもよい。この場合、第1の袋20の耐突き刺し性を高めることができる。
機能層38は、基材層36とシーラント層37の間ではなく、基材層36のシーラント層37とは反対側の面に設けられていてもよい。
なお、表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33の層構成は、上述したものに限定されないことは言うまでもない。例えば、表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33は、機能層38を含んでいなくてもよいまた、表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33の層構成は、同一であってもよく、異なっていてもよい。
(第2フィルムの層構成)
図5は、第2の袋40を構成する第2フィルムの表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52の層構成の一例を示す図である。図5に示すように、表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52は、基材層56及びシーラント層57を含む。図5に示す例においては、基材層56が、表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52の外面51a、52aを構成している。また、シーラント層57が、表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52の内面51b、52bを構成している。
基材層56を構成する材料としては、上述の第1フィルムの基材層36の場合と同様のものを用いることができる。また、シーラント層57を構成する材料としては、上述の第1フィルムのシーラント層37の場合と同様のものを用いることができる。シーラント層57を積層する方法としては、溶融押出法、ドライラミネート法などを挙げることができる。
表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52の厚みは、例えば20μm以上且つ250μm以下になっている。
なお、表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52の層構成は、上述したものに限定されないことは言うまでもない。例えば、表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52は、基材層56を含んでいなくてもよい。
なお、上述の第1の袋20に収容される内容物は、酒、液体洗剤など、消費者が袋体10を購入する際の目的物である。一方、第2の袋40に充填される保形用物質は、第2の袋40の保形性を高めるための物質であり、消費者の目的物ではない。このため、第2の袋40の表面第2フィルム51及び裏面第2フィルム52の構成は、第1の袋20の表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32及び底面第1フィルム33の構成に比べて簡易なものであってよい。
(第2の袋の寸法)
以下、図6及び図7を参照して、第2の袋40の寸法について説明する。図6は、保形用物質が充填される前(保形用物質が充填されていない状態)の第2の袋40を示す正面図である。また、図7は、保形用物質が充填された後(保形用物質が充填されている状態)の第2の袋40を示す正面図である。
なお、図6に示すように、保形用物質が充填される前の第2の袋40において、第2の袋40の第1端部43には、未だ第1端部シール部が形成されていない。第1端部43を充填口として充填部42に保形用物質を充填した後に、第1端部43に沿って第1端部シール部43aを形成して充填部42を密封する。図6においては、後に第1端部43に沿って形成される第1端部シール部43aの内縁が一点鎖線で示されている。以下の説明において、後に第1端部シール部43aとなる部分を第1端部シール予定部43bとも称する。この場合、収容部22の寸法は、既に形成されている第2端部シール部44a及び第2側縁シール部46aの内縁、及び、第1端部シール予定部43bの内縁に基づいて算出される。
図6において、長手方向D2における第2の袋40の外縁(ここでは第2側縁46)の寸法が符号L1Aで表され、長手方向D2に直交する幅方向D3における第2の袋40の外縁(ここでは第1端部43)の寸法が符号L2Aで表されている。L1A/L2Aは、2より大きくなっており、例えば2以上且つ3以下になっている。
図7において、長手方向D2における第2の袋40の外縁(ここでは第2側縁46)の寸法が符号L1Bで表され、幅方向D3における第2の袋40の外縁(ここでは第1端部43)の寸法が符号L2Bで表されている。保形用物質を充填した後の第2の袋40の寸法L1Bおよび寸法L2Bは、保形用物質を充填する前の第2の袋40の寸法L1Aおよび寸法L2Bと略同一である。すなわち、保形用物質の充填の前後で、袋第2の袋40の外縁の寸法はほとんど変化しない。
図6において、長手方向D2における充填部42の寸法が符号L3Aで表され、幅方向D3における充填部42の寸法が符号L4Aで表されている。寸法L1A,L2Aの場合と同様に、寸法L3Aは寸法L4Aよりも大きくなっている。例えば、L3A/L4Aは2より大きくなっており、例えば2以上且つ3以下になっている。なお、幅方向D3における充填部42の寸法L4Aは、図6に示すように、充填部42のうち長手方向D2の中間に位置する部分の、幅方向D3における寸法である。
図7において、長手方向D2における充填部42の寸法が符号L3Bで表され、幅方向D3における充填部42の寸法が符号L4Bで表されている。寸法L1B,L2Bの場合と同様に、寸法L3Bは寸法L4Bよりも大きくなっている。また、寸法L3Bは、5cm以上且つ15cm以下になっており、あるいは、第1の袋20の高さW1以下になっている。なお、寸法L4Aと同様に、幅方向D3における充填部42の寸法L4Bは、充填部42のうち長手方向D2の中間に位置する部分の、幅方向D3における寸法(幅)である。
本実施の形態において、第2の袋40の第1側縁45は、非シール部によって構成されている。このため、図6及び図7に示すように、幅方向D3において、充填後の充填部42の寸法L4Bは、充填前の充填部42の寸法L4Aよりも小さくなる。言い換えると、充填部42に保形用物質を充填すると、平面視における第2の袋40が、第1端部シール部43aと第2端部シール部44aとの中間において幅方向D3で括れた形状を有するようになる。
上述のとおり、幅方向D3における充填部42の寸法は、充填部42に充填用物質を充填することによって小さくなる。従って、充填後の第2の袋40の寸法L4Bは、充填部42に充填され得る充填用物質の最大体積に対する、充填部42に実際に充填された充填用物質の体積の比率(以下、充填部42の充填率とも称する)を反映していると言える。
充填部42の充填率が高くなるほど、第2の袋40の保形性も高くなる。従って、第2の袋40に十分な保形性を持たせ、これによって第1の袋20の保形性を十分に高めるためには、充填部42の充填率が好ましい範囲となるよう第2の袋40に保形用物質を充填することが求められる。本件発明者らが鋭意研究を重ねたところ、下記の条件(1)を満たすように第2の袋40に保形用物質を充填することが好ましいことを見出した。
条件(1):H/(L3B×L4B)0.5≧0.15
なお、符号Hは、充填後の第2の袋40における充填部42の厚みを表している(図3参照)。好ましくは、高さHや、上述の寸法L3B、L4Bは、第1の袋20から取り外した第2の袋40を水平な平面上に載置した状態で測定される。
また、充填後の充填部42の寸法(幅)L4Bは、第1端部シール部43a又は第2端部シール部44aのうち充填部42に接する部分の、幅方向D3における寸法(幅)L5よりも小さくなる。また、充填部42の充填率が高くなるほど、寸法L5に対する寸法L4Bの比率が小さくなる。すなわち、充填部42の充填率は、寸法L5に対する寸法L4Bの比率にも反映される。好ましくは、下記の条件(2)を満たすように第2の袋40に保形用物質が充填される。
条件(2):L4B/L5≦0.9
袋体の製造方法
次に、上述の袋体10を製造する方法の一例について説明する。
(第1の袋の製造工程)
まず、上述の表面第1フィルム31、裏面第1フィルム32、底面第1フィルム33などの、第1の袋20を構成するための第1フィルムを準備する。また、スパウト28を準備する。次に、第1フィルムの対向する内面同士を部分的に接合して上述の下縁シール部24a、第1側縁シール部25a、第2側縁シール部26a及び角部シール部27を形成することにより、収容部22が画成された第1の袋20を得る。このとき、上縁23には未だ上縁シール部23aを形成しない。
その後、上縁23を充填口として収容部22に内容物を充填する。次に、上縁シール部23aを形成して収容部22を密封する。このようにして、内容物が収容された第1の袋20を得ることができる。
(第2の袋の製造工程)
まず、上述の表面第2フィルム51、裏面第2フィルム52などの、第2の袋40を構成するための第2フィルムを準備する。次に、第2フィルムの対向する内面同士を部分的に接合して上述の第2端部シール部44a及び第2側縁シール部46aを形成することにより、充填部42が画成された第2の袋40を得る。このとき、第1端部43には未だ第1端部シール部43aを形成しない。
その後、第1端部43を充填口として充填部42に保形用物質を充填する。次に、第1端部シール部43aを形成して充填部42を密封する。このようにして、保形用物質が充填された第2の袋40を得ることができる。
(固定工程)
次に、第1の袋20の第1フィルムの外面の一部と、第2の袋40の第2フィルムの外面の一部とを結合させる固定工程を実施する。例えば、まず、第2の袋40の裏面第2フィルム52の外面52aのうち、第1端部シール部43a、第2端部シール部44a及び第2側縁シール部46aが形成されている部分に、ホットメルトを塗布する。次に、第2の袋40の裏面第2フィルム52の外面52aを、第1の袋20の表面第1フィルム31の外面31aに貼り合わせる。このとき、第2の袋40の第2側縁46が第1の袋20の第2側縁シール部26aに重なるように、第2の袋40の位置合わせを行う。このようにして、第1の袋20と、第1の袋20に固定された第2の袋40とを備える袋体10を製造することができる。
本実施の形態の効果
以下、本実施の形態による袋体10によって得られる効果について説明する。
(使用時の効果)
まず、袋体10を使用する際の効果について説明する。本実施の形態においては、内容物を収容する第1の袋20に、保形用物質が充填された第2の袋40が固定されている。このため、第2の袋40を利用して、第1の袋20の保形性を高めることができる。例えば、本実施の形態において、第2の袋40は、その長手方向D2が第1の袋20の第2側縁46が延びる方向(第1方向D1)に略平行となるよう、第1の袋20に固定されている。従って、第2の袋40の剛性の分だけ、第1方向D1における第1の袋20の剛性が高くなることが期待される。このため、第1方向D1における第1の袋20の保形性を高め、第1の袋20の自立性を高めることができる。
また、本実施の形態においては、第2の袋40を利用して第1の袋20の保形性を高めることにより、使用者が袋体10を把持する際、袋体10の形状が崩れにくくなる。このため、使用者が袋体10を把持し易くなる。
また、本実施の形態において、固定部60は、第2の袋40の第2側縁46を第1の袋20に固定していない。このため、図8に示すように、使用者が右手70で袋体10の第2の袋40を把持して袋体10を傾ける際、使用者は、第2の袋40の裏面第2フィルム52と第1の袋20の表面第1フィルム31との間の隙間に、第2の袋40の第1側縁45から右手70の指を挿入することができる。従って、使用者は、自身が第2の袋40や第1の袋20を把持する力だけでなく、第2の袋40が指に引っ掛かることや、第2の袋40及び第1の袋20から指に対して及ぼされる挟圧力を使用して、袋体10を安定に保持することができる。
また、本実施の形態によれば、第2の袋40は、その長手方向D2が第1の袋20の第2側縁46が延びる方向(第1方向D1)に略平行となるよう、第1の袋20に固定されている。この場合、使用者が第1の袋20の第2側縁46側から第1の袋20及び第2の袋40を把持する時、使用者は、手のひらを第2側縁46に接触させることができる。このため、袋体10をより安定に保持することができる。
また、本実施の形態によれば、使用者の手70に接触する第1側縁45を、非シール部によって構成している。このため、使用者の手に対する第2の袋40の接触感を良好なものとすることができる。また、第2の袋40の第1側縁45によって使用者の手が傷ついてしまうことを抑制することができる。
(製造時の効果)
以下、袋体10を製造する際の効果について説明する。本実施の形態による袋体10において、第2の袋40は、第1の袋20とは別個の袋である。このため、第1の袋20とは別個に第2の袋40を作製したり第2の袋40に保形用物質を充填したりすることができるので、製造適性に優れる。例えば、任意の充填率で第2の袋40の充填部42に保形用物質を充填することができる。このことは、第2の袋40の剛性を高めて第1の袋20の保形性を向上させる上でも役立つ。
また、本実施の形態によれば、第1の袋20とは別個に第2の袋40を作製するので、第2の袋40を構成する第2フィルムとして、第1の袋20を構成する第1フィルムとは異なる層構成を有するフィルムを用いることができる。例えば、第2の袋40を構成する第2フィルムとして、蒸着層などの機能層を含まない、第1フィルムに比べて簡易で安価な層構成のフィルムを用いることができる。このため、上述の特許文献1,2のように袋の一部に気体充填部を設ける場合に比べて、高価なフィルムの使用量を削減して製造コストを低減することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
(第1変形例)
上述の本実施の形態においては、第2の袋40の第2側縁46が第1の袋20の第2側縁シール部26aに重なるように、第2の袋40を第1の袋20に固定する例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図9に示すように、第2の袋40全体が第1の袋20の収容部22と重なるように、言い換えると第2の袋40が第1の袋20のシール部と重ならないように、第2の袋40を第1の袋20に固定してもよい。これによって、上述の本実施の形態に比べて、第1の袋20の第2側縁46から第2の袋40の第1側縁45までの距離を、より長く設定できるようになる。このため、使用者は、右手70により力が入る状態で袋体10を保持することができる。
(第2変形例)
上述の本実施の形態においては、第1の袋20の表面第1フィルム31側にのみ第2の袋40が設けられる例を示したが、これに限られることはない。例えば、図10に示すように、第1の袋20の裏面第1フィルム32側にも、第2の袋40を設けてもよい。なお、本変形例においては、第1の袋20の表面第1フィルム31側にも、図9に示す第1変形例の場合と同様に、第2の袋40が設けられている。
本変形例によれば、使用者は、図示はしないが、第1の袋20の裏面第1フィルム32側で第1の袋20と第2の袋40との間の隙間に左手の指を挿入して、袋体10を保持することができる。すなわち、使用者は、右手及び左手のいずれでも袋体10を保持することができる。また、一方の第2の袋40を右手の親指で把持し、他方の第2の袋40を右手の他の指で把持し、右手の手のひらに第1の袋20の第2側縁26を接触させて袋体10を保持することができるため、さらに袋体10を保持しやすくすることができる。
なお、本変形例においては、第2の袋40全体が第1の袋20の収容部22と重なるように、すなわち第2の袋40が第2側縁シール部26aと重ならないように配置される例を示したが、これに限られることはない。図示はしないが、第1の袋20の収容部22及び第2側縁シール部26aに跨るように配置される第2の袋40を、第1の袋20の表面第1フィルム31側及び裏面第1フィルム32側にそれぞれ設けてもよい。
(第3変形例)
上述の本実施の形態においては、第2の袋40の長手方向D2が、第2の袋40に最も近接する第1の袋20の第2側縁26が延びる方向である第1方向D1に略平行である例を示したが、これに限られることはない。図11に示すように、第2の袋40の長手方向D2が、第2の袋40に最も近接する第1の袋20の第2側縁26が延びる方向である第1方向D1に対して角度θだけ傾くよう、第2の袋40を第1の袋20に固定してもよい。角度θの絶対値は、例えば10°以上且つ70°以下である。角度θの絶対値を70°以下にすることにより、第1の袋20の自立性や保形性を高めやすくすることができる。
第2の袋40の長手方向D2を第1の袋20の第1方向D1に対して傾けることにより、第1の袋20を傾けて内容物を注出し易くなる。
(第4変形例)
上述の第2変形例においては、一の第2の袋40が第1の袋20の表面第1フィルム31に固定され、他の第2の袋40が第1の袋20の裏面第1フィルム32に固定される例を示した。本変形例においては、2個の充填部42が画成された一つの第2の袋40を用いて、第1の袋20の表面第1フィルム31側及び裏面第1フィルム32側のそれぞれに第2の袋40の充填部42を位置付ける例を説明する。
図12Aは、本変形例における袋体10を第1の袋20の表面側から見た場合を示す正面図であり、図12Bは、本変形例における袋体10を第1の袋20の裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図13は、図12Aに示す袋体10をXIII−XIII線に沿って見た場合を示す断面図である。本変形例において、第2の袋40は、第2側縁シール部46aによって分離された2つの充填部42を有する。なお、図12A、12B及び後述する図16、17、18、20A、20Bにおいては、第1の袋20の第2側縁26の内縁(収容部22側の縁)26eのうち第2の袋40に覆われている部分が、点線で描かれている。
第2の袋40は、一の充填部42が第1の袋20の表面第1フィルム31側に位置し、他の充填部42が第1の袋20の裏面第1フィルム32側に位置するよう、第1の袋20に固定されている。例えば、図12Aに示すように、一の充填部42を画成する第1端部シール部43a、第2端部シール部44a及び第2側縁シール部46aは、固定部60によって第1の袋20の表面第1フィルム31に固定されている。また、図12Bに示すように、他の充填部42を画成する第1端部シール部43a、第2端部シール部44a及び第2側縁シール部46aは、固定部60によって第1の袋20の裏面第1フィルム32に固定されている。
本変形例によれば、第1の袋20の第2側縁26を第2の袋40が覆うように第2の袋40を第1の袋20に取り付けるので、第2の袋40を第1の袋20に固定し易い。また充填部42に充填する保形用物質を空気などの気体とする場合、第2側縁シール部46aを設けることにより、充填部42における保形用物質の充填率を高めやすくすることができる。なお、本変形例では第2側縁シール部46aを設ける例について説明したが、第2側縁シール部46aは設けられていなくてもよい。すなわち、第2の袋40の第2側縁46が、非シール部として構成されていてもよい。この場合、袋体10を保持するときに、手のひらに非シール部が接触するため、使用者の手に対する第2の袋40の接触感を良好なものとすることができる。
なお、第2の袋40を第1の袋20に固定する方法が、第1の袋20と第2の袋40との間に固定部60を設けるという方法に限られることはない。例えば、図14に示すように、第1の袋20の第2側縁シール部26aに、表面第1フィルム31及び裏面第1フィルム32を貫通する貫通孔30cを形成し、この貫通孔30cを介して、第1の袋20の表面第1フィルム31側に位置する第2の袋40の一部と第1の袋20の裏面第1フィルム32側に位置する第2の袋40の一部とを連結することにより、第2の袋40を第1の袋20に固定してもよい。例えば、貫通孔30cにホットメルトなどの固定部60を設けることにより、第1の袋20の表面第1フィルム31側に位置する第2の袋40の一部と第1の袋20の裏面第1フィルム32側に位置する第2の袋40の一部とを連結することができる。あるいは、表面第1フィルム31側に位置する第2の袋40の、裏面第2フィルム52の第2側縁シール部46aが形成されている部分の外面52aと、裏面第1フィルム32側に位置する第2の袋40の、裏面第2フィルム52の第2側縁シール部46aが形成されている部分の外面52aとを、貫通孔30cにおいて溶着させることによって、連結することができる。
なお、図14においては、第1の袋20の第2側縁シール部26aのうち第2の袋40の第2側縁シール部46aと重なる領域に貫通孔30cを形成する例を示したが、貫通孔30cを形成する位置が特に限られることはない。例えば、図15に示すように、第1の袋20の第2側縁シール部26aのうち第2の袋40の第2側縁シール部46aと重なる領域に貫通孔30cを形成し、この貫通孔30cを介して、第1の袋20の表面第1フィルム31側に位置する第2の袋40と第1の袋20の裏面第1フィルム32側に位置する第2の袋40とを連結してもよい。また、図16に示すように、第1の袋20の第2側縁シール部26aのうち第2の袋40の第1端部シール部43aや第2端部シール部44aと重なる領域に貫通孔30cを形成し、この貫通孔30cを介して、第1の袋20の表面第1フィルム31側に位置する第2の袋40と第1の袋20の裏面第1フィルム32側に位置する第2の袋40とを連結してもよい。
(第5変形例)
上述の本実施の形態においては、第2の袋40が三方シール袋である例を示した。しかしながら、第2の袋40のタイプが特に限られることはない。例えば、図17に示すように、第2の袋40は、第1端部43に形成された第1端部シール部43a及び第2端部44に形成された第2端部シール部44aを含むシール部と、を含み、且つ、その第1側縁45及び第2側縁46が非シール部として構成されるタイプの袋であってもよい。このような第2の袋40は、例えば、チューブ状のフィルムの両端にシール部を形成することによって作製される。
本変形例において、固定部60は、一対の端部シール部43a,44aを構成する裏面第2フィルム52を、第1の袋20の表面第1フィルム31に固定する。また、固定部60は、第2の袋40の第1側縁45及び第2側縁46を第1の袋20に固定しない。この場合、使用者は、第1の袋20と第2の袋40との間に第1側縁45から指を挿入することができ、また、指を第2側縁46まで至らせることができる。このため、使用者はより強固に第2の袋40を把持することができる。また、第1側縁45及び第2側縁46がいずれも非シール部として構成されているので、良好な接触感を実現することができる。
(第6変形例)
また、図18に示すように、第2の袋40は、いわゆるピロー袋であってもよい。この場合、第2の袋40のシール部は、第1端部43に形成された第1端部シール部43aと、第2端部44に形成された第2端部シール部44aと、第1端部シール部43aから第2端部シール部44aに至るよう第2の袋40の長手方向D2に沿って延びる合掌シール部47aと、を有する。また、第2の袋40の第1側縁45及び第2側縁46は、非シール部として構成されている。
本変形例においても、上述の第5変形例と同様に、固定部60は、一対の端部シール部43a,44aを構成する裏面第2フィルム52を、第1の袋20の表面第1フィルム31に固定する。また、固定部60は、第2の袋40の第1側縁45及び第2側縁46を第1の袋20に固定しない。この場合、使用者は、第1の袋20と第2の袋40との間に第1側縁45から指を挿入することができ、また、指を第2側縁46まで至らせることができる。このため、使用者はより強固に第2の袋40を把持することができる。また、第1側縁45及び第2側縁46がいずれも非シール部として構成されているので、良好な接触感を実現することができる。
(第7変形例)
図19に示すように、第2の袋40は、いわゆる四方シール袋であってもよい。この場合、第2の袋40は、第1端部43に形成された第1端部シール部43a、第2端部44に形成された第2端部シール部44a、第1側縁45に形成された第1側縁シール部45a、及び、第2側縁46に形成された第2側縁シール部46aを有する。
本変形例において、固定部60は、一対の端部シール部43a,44a及び第2側縁シール部46aを構成する裏面第2フィルム52を、第1の袋20の表面第1フィルム31に固定する。また、固定部60は、第2の袋40の第1側縁45の第1側縁シール部45aを第1の袋20に固定しない。このため、本変形例においても、使用者は、第1の袋20と第2の袋40との間に第1側縁45から指を挿入することができる。
(第8変形例)
上述の第7変形例に示すタイプの第2の袋40を、第1の袋20の表面第1フィルム31側及び裏面第1フィルム32側の両方に設けてもよい。例えば、上述の第4変形例の場合と同様に、2個の充填部42が画成された第2の袋40を用いて、第1の袋20の表面第1フィルム31側及び裏面第1フィルム32側のそれぞれに第2の袋40の充填部42を位置付けてもよい。
図20Aは、本変形例における袋体10を第1の袋20の表面側から見た場合を示す正面図であり、図20Bは、本変形例における袋体10を第1の袋20の裏面側から見た場合を示す背面図である。第2の袋40は、一の充填部42が第1の袋20の表面第1フィルム31側に位置し、他の充填部42が第1の袋20の裏面第1フィルム32側に位置するよう、第1の袋20に固定されている。各充填部42は、上述の第7変形例の場合と同様に、第1端部シール部43a、第2端部シール部44a、第1側縁シール部45a、及び第2側縁シール部46aによって画成されている。
本変形例においても、固定部60は、一対の端部シール部43a,44a及び第2側縁シール部46aを構成する裏面第2フィルム52を、第1の袋20の表面第1フィルム31に固定する。また、固定部60は、第2の袋40の第1側縁45の第1側縁シール部45aを第1の袋20に固定しない。このため、本変形例においても、使用者は、第1の袋20と第2の袋40との間に第1側縁45から指を挿入することができる。
(第9変形例)
上述の第8変形例においては、2個の充填部42が形成され、且つ第1側縁シール部45aを有する第2の袋40を用いる場合に、固定部60が、第1側縁45の第1側縁シール部45aを固定しない例を示したが、これに限られることはない。本変形例においては、固定部60が、第1側縁45の第1側縁シール部45aを第1の袋20に固定するよう構成されている例について説明する。
図21は、本変形例における袋体10を第1の袋20の表面側から見た場合を示す正面図である。なお、本変形例による袋体10の第2の袋40には、2個の充填部42が形成されている。一の充填部42は、図21に示すように、第1の袋20の表面第1フィルム31側に配置されている。また、図示はしないが、他の充填部42は、第1の袋20の裏面第1フィルム32側に配置されている。
図21に示すように、第1の袋20のシール部は、第1方向D1に沿って間隔を空けて配置された複数(ここでは2個)の突出シール部26bを含む。突出シール部26bは、第2側縁シール部26aから収容部22の中心側へ突出している。また、第2側縁シール部26aには、表面第1フィルム31及び裏面第1フィルム32を貫通する貫通孔30cが形成されている。本変形例においては、この貫通孔30cを介して、第1の袋20の表面第1フィルム31側に位置する第2の袋40の第1側縁シール部45aの一部と第1の袋20の裏面第1フィルム32側に位置する第2の袋40の第1側縁シール部45aの一部とを連結することにより、第2の袋40を第1の袋20に固定している。
本変形例による袋体10において、使用者は、2個の貫通孔30cの間の領域において、第1の袋20と第2の袋40との間に第1側縁45から指を挿入することができる。
(その他の変形例)
上述の本実施の形態及び各変形例においては、固定部60が、ホットメルトなどの接着剤である例を示した。しかしながら、第2の袋40を第1の袋20に固定することができる限りにおいて、固定部60の具体的な形態が特に限られることはない。例えば、固定部60は、第2の袋40の外面を第1の袋20の外面に接触させた状態で第1の袋20及び第2の袋40に熱や超音波を加えることによって第2の袋40の外面と第1の袋20の外面とを溶着させることによって生じた部分であってもよい。
上述の本実施の形態及び各変形例においては、スパウト28が第1の袋20の上縁23と第1側縁25との間の角部に形成される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図示はしないが、スパウト28が第1の袋20の上縁23や第1側縁25に形成されていてもよい。
上述の本実施の形態および各変形例において、第1の袋20がガセット式の袋として構成されている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図示はしないが、第1の袋20は、三方シール袋、四方シール袋などの平パウチやピロー袋として構成されていてもよい。
上述の本実施の形態においては、内容物が充填され収容部22が密封された状態の第1の袋20に、保形用物質が充填され充填部42が密封された状態の第2の袋40を固定する例を示したが、これに限られることはない。例えば、内容物が充填されていない状態の第1の袋20に、保形用物質が充填され充填部42が密封された状態の第2の袋40を固定し、その後、第1の袋20に内容物を充填してもよい。また、内容物が充填され収容部22が密封された状態の第1の袋20に、保形用物質が充填されていない状態の第2の袋40を固定し、その後、第2の袋40に保形用物質を充填してもよい。また、内容物が充填されていない状態の第1の袋20に、保形用物質が充填されていない状態の第2の袋40を固定し、その後、第1の袋20への内容物の充填及び第2の袋40への保形用物質の充填を行ってもよい。
なお、袋体10、第1の袋20及び第2の袋40の流通形態としては、以下のような形態が考えられる。
形態1:内容物が充填されていない状態の第1の袋20に、保形用物質が充填されていない状態の第2の袋40が固定された袋体10が流通する形態。
形態2:内容物が充填されていない状態の第1の袋20に、保形用物質が充填され 充填部42が密封された状態の第2の袋40が固定された袋体10が流通する形態。
形態3:内容物が充填されていない状態の第1の袋20と、保形用物質が充填されていない状態の第2の袋40とがそれぞれ別個に流通する形態。
形態4:内容物が充填されていない状態の第1の袋20と、保形用物質が充填され充填部42が密封された状態の第2の袋40とがそれぞれ別個に流通する形態。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 袋体
20 第1の袋
22 収容部
23 上縁
23a 上縁シール部
24 下縁
24a 下縁シール部
25 第1側縁
25a 第1側縁シール部
26 第2側縁
26a 第2側縁シール部
27 角部シール部
28 スパウト
28a 筒部
28b 接着部
28c キャップ
30c 孔
31 表面第1フィルム
31a 外面
31b 内面
32 裏面第1フィルム
32a 外面
32b 内面
33 底面第1フィルム
33a 外面
33b 内面
33c 折り返し部
36 基材層
37 シーラント層
38 機能層
40 第2の袋
42 充填部
43 第1端部
43a 第1端部シール部
44 第2端部
44a 第2端部シール部
45 第1側縁
46 第2側縁
46a 第2側縁シール部
47a 合掌シール部
50 第2フィルム
51 表面第2フィルム
51a 外面
51b 内面
52 裏面第2フィルム
52a 外面
52b 内面
56 基材層
57 シーラント層
60 固定部

Claims (6)

  1. 内容物を収容する収容部が形成された第1の袋と、
    前記第1の袋に固定され、保形用物質を充填する充填部が形成された第2の袋と、
    前記第2の袋を前記第1の袋に固定する固定部と、を備え、
    前記第1の袋は、内面及び外面を有する第1フィルムを含み、前記第1フィルムの対向する前記内面同士は、前記収容部を画成するよう部分的に接合されており、
    前記第1フィルムは、前記第1の袋の表面を構成する表面第1フィルム、前記第1の袋の裏面を構成する裏面第1フィルム、及び、前記第1の袋の底面を構成する底面第1フィルムを含み、前記底面第1フィルムは、折り返し部で折り返された状態で、前記表面第1フィルムと前記裏面第1フィルムとの間に配置されており、
    前記第2の袋は、内面及び外面を有する第2フィルムを含み、
    前記第2フィルムは、前記第2フィルムの対向する前記内面同士が接合されているシール部と、前記第2フィルムの対向する前記内面の間に前記充填部を画成する非シール部と、を含み、
    前記第2の袋の前記シール部は、前記第2の袋の前記充填部を挟んで対向する一対の端部に位置する一対の端部シール部を含み、前記一対の端部シール部の一方は、前記第1の袋の底面側に位置しており、
    前記固定部は、前記第2の袋の前記一対の端部シール部のうち前記充填部を挟んで対向する部分の前記外面を、前記第1の袋の前記表面第1フィルムの前記外面に結合させている、袋体。
  2. 前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、
    前記長手方向は、前記第1の袋の外縁が延びる方向に略平行である、請求項1に記載の袋体。
  3. 前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、
    前記長手方向は、前記第1の袋の外縁が延びる方向に対して傾いている、請求項1に記載の袋体。
  4. 前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し
    記保形用物質が充填されている状態における、前記充填部のうち前記長手方向の中間に位置する部分の幅は、前記端部シール部の幅よりも小さい、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の袋体。
  5. 前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有する、請求項に記載の袋体。
  6. 前記第2の袋の前記充填部は、長手方向に延びる細長形状を有し、
    前記第2の袋の外縁は、前記長手方向に沿って延びる一対の側縁を含み、
    前記一対の側縁のうち前記第1の袋の前記収容部の中心寄りに位置する側縁は、前記第2フィルムの前記非シール部によって構成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の袋体。
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