JP2014027156A - Ledパッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDチップを分散させて配置した場合にはレンズを通して集光した光に面輝度ムラが生じ、レンズを通して面輝度ムラを有する光がそのまま結像してしまうという問題があった。
【解決手段】本発明のLEDパッケージは、パッケージ基板と、パッケージ基板上に実装され、半導体積層構造を有する複数のLEDチップと、複数のLEDチップを封止する樹脂と、を有し、複数のLEDチップは互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成している、ことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、LEDパッケージに関し、特に発光面の面輝度ムラを改善したLEDパッケージに関する。
近年、LEDは従来のハロゲン電球等を代替する発光装置として用いられるようになってきている。また均一で高輝度の光を出力するために複数のLEDチップを実装した発光装置が報告されている(例えば特許文献1)。
図1は従来の発光装置のLEDパッケージの平面図である。従来のLEDパッケージ100は、パッケージ基板1上に複数のLEDチップ2が配置され、LEDチップ同士は、一方のLEDチップの正極側端子26と隣接する他のLEDチップの負極側端子27とが配線32により電気的に接続されている。パッケージ基板1上にはLEDチップ2に電流を供給するための正極側プレート201と負極側プレート202とが設けられており、それぞれLEDチップ2の正極側端子26及び負極側端子27とプレート側配線31を介して接続されている。
LEDチップ2は略円形状となるように分散させて複数配置されており、LEDチップ2は封止樹脂3により封止されている。
一方、LEDをハロゲン電球の代替品としてスポットライトの光源として用いる場合、LEDチップを実装したLEDパッケージにレンズを配置して集光する。
特開2012−79855号公報
しかしながら、従来のようにLEDチップを分散させて配置した場合にはレンズを通して集光した光に不均一性(面輝度ムラ)が生じ、レンズを通して面輝度ムラを有する光がそのまま結像してしまうという問題があった。即ち、それぞれのLEDチップが発光した際に、LEDチップ間に隙間があることによって、光の明暗が交互に繰り返されることから、照明装置に組み込んだ際に光の明暗がくっきり浮かび上がってしまうという問題があった。
さらに、上記のような面輝度ムラを抑制するためにレンズに散乱剤を含ませることも考えられる。しかしながら、この場合はLEDチップから出射した光の一部は散乱剤に反射されてLEDチップ側に戻されてしまうため光取り出し効率が低下するという問題が生じていた。
そこで、本発明は、複数のLEDチップを配置しながらも面輝度ムラを低減した均一な光を照射することができるLEDパッケージを提供することを目的とする。
本発明のLEDパッケージは、パッケージ基板と、パッケージ基板上に実装され、半導体積層構造を有する複数のLEDチップと、複数のLEDチップを封止する樹脂と、を有し、複数のLEDチップは互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成している、ことを特徴とする。
本発明のLEDパッケージは、集合体の周辺部に光散乱剤を含む光散乱樹脂をさらに設けることが好ましい。
本発明のLEDパッケージは、隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に光散乱剤を含む光散乱樹脂をさらに設けることが好ましい。
本発明のLEDパッケージは、LEDチップを構成するLED基板の外周部に凹凸が形成されていることが好ましい。
本発明のLEDパッケージは、集合体の周辺部及び隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に設けられ、集合体の表面に平坦な面を形成する平坦化層と、平坦化層上に形成された蛍光体層と、をさらに有することが好ましい。
本発明のLEDパッケージを用いることにより複数のLEDチップを配置しながらも均一な光を照射することができる。
従来のLEDパッケージの平面図である。 本発明の実施例1に係るLEDパッケージの平面図である。 本発明の実施例1に係るLEDパッケージに実装されるLEDチップの平面図及び断面図である。 本発明の実施例1に係るLEDパッケージの平面図及び断面図である。 本発明の実施例2に係るLEDパッケージの平面図及び断面図である。 本発明の実施例2の変形例に係るLEDパッケージの平面図及び断面図である。 本発明の実施例3に係るLEDパッケージの平面図及び断面図である。 本発明の実施例4に係るLEDパッケージの平面図及び断面図である。 本発明の実施例5に係るLEDパッケージの平面図及び断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るLEDパッケージについて説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
〔実施例1〕
まず、本発明の実施例1に係るLEDパッケージについて説明する。図2に本発明の実施例1に係るLEDパッケージの平面図を示す。実施例1に係るLEDパッケージ101は、パッケージ基板1と、パッケージ基板1上に実装され、半導体積層構造を有する複数のLEDチップ2と、複数のLEDチップ2を封止する樹脂3と、を有し、複数のLEDチップ2は互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成している点を特徴としている。
パッケージ基板1上にはLEDチップ2に電流を供給するための正極側プレート201と負極側プレート202とが設けられており、それぞれLEDチップ2の正極側端子26及び負極側端子27とプレート側配線31を介して接続されている。
図2に示した実施例1に係るLEDパッケージ101はLEDチップ2を18個実装した例を示している。これらのLEDチップは直列接続されており、LEDチップ同士は、一方のLEDチップの正極側端子26と隣接する他のLEDチップの負極側端子27とが配線32により電気的に接続されている。
なお、後述するように図2においてLEDチップ2上には半導体積層構造が形成されているが、半導体積層構造を構成する半導体層のうち最外部に位置するのが、LEDチップを構成するLED基板の端部よりも内側に形成されているn型半導体層22であるので、隣接するLEDチップ間の半導体積層構造が互いに接していないことを明確にするために最外部に存在するn型半導体層22を代表して示している。
次に、LEDチップの構成について説明する。図3は実施例1に係るLEDパッケージに実装されるLEDチップの平面図及び断面図である。図3(a)はLEDチップ2の平面図を示しており、図3(b)は図3(a)のA−Aでの断面図を示す。図3(b)に示すように、LEDチップ2はサファイアからなるLED基板21上に発光層を含む半導体積層構造20を備えている。半導体積層構造20は、n型半導体層22、発光層23、及びp型半導体層24からなる。n型半導体層22には負極側端子27が設けられており、p型半導体層24にはITOからなる透明導電層25を介して正極側端子26が設けられている。
図3(b)の断面図から明らかなように、実施例1に係るLEDパッケージ101に実装されるLEDチップ2において、半導体積層構造20を構成するn型半導体層22の端部はLED基板21の端面から所定の距離dだけ内側に形成されている。このような構成とすることにより、複数のLEDチップ同士を密着させても半導体積層構造20は隣接する他のLEDチップの半導体積層構造とは接触しないため正常に動作することができる。
また、LEDチップ2の正極側端子26及び負極側端子27に電圧を印加すると、発光層23から光が放出されるが、光はLEDチップ2の垂直方向LVだけでなく水平方向LHにも放出される。なお、後述する他の実施例においても図3に示した構造を有するLEDチップ2を実装した場合を例にとって説明している。
本発明の実施例1に係るLEDパッケージの平面図及び断面図を図4に示す。図4(a)に示した実施例1に係るLEDパッケージの構成は図2と同様であるが説明を簡単化するために正極側プレート201及び負極側プレート202を省略し、パッケージ基板1の境界線も省略している。
図4(b)は図4(a)のB−Bでの断面図を示している。LEDチップ2を構成する半導体積層構造20及びパッケージ基板1上には蛍光体層4が形成されている。蛍光体層4は、蛍光体が均一に練り込まれた樹脂からなり、LEDチップとして青色光を発光する窒化物系化合物半導体を用いる場合には、蛍光体としてセリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系蛍光体を用いることにより擬似白色光が得られる。YAG蛍光体の濃度は約4.5wt%とすることが好ましい。LEDチップの発光色と蛍光体の組み合わせは上記のものに限定されるものではない。
次に、密着させたLEDチップの詳細な構成について説明する。図4(a)に示すようにB−B線上に5個のLEDチップ2a〜2eが配置されているとする。このときのLEDチップ2a〜2eを構成するLED基板21a〜21e及び半導体積層構造20a〜20eの配置に着目すると、図4(b)に示すようにLED基板21a〜21eは互いに隙間なく密着しているのに対して、半導体積層構造20a〜20eは互いに密着しておらず間隙を有している。このような構成とすることにより、LEDチップ2a〜2eを密着させても隣接する半導体積層構造20a〜20eは接していないので、隣接する半導体積層構造同士は電気的に絶縁されており正常に動作することができる。
本発明の実施例1に係るLEDパッケージによれば、複数のLEDチップを隙間なく密着させて実装することにより、1つの集合体(LEDチップグループ)を構成しているので、面輝度ムラが少ない均一な輝度を有する光を照射することができる。
さらに、複数のLEDチップを互いに隙間なく密着させているため、LEDチップの配置を変更することにより光源の形状を所望の形状することができる。例えば、LEDチップの集合体の形状を円または楕円とすることにより、光源の形状を円または楕円とすることができる。
また、本発明によればLEDチップを隙間なく密着させて集合体とすることにより、LEDチップから出射される光の面輝度ムラが少なくなるため、レンズに光散乱剤を含有させる必要がなく、クリアなレンズを用いることができる。その結果、散乱剤をレンズに含有させていた従来のLED照射装置に比べて光取り出し効率を高めることができる。
〔実施例2〕
次に本発明の実施例2に係るLEDパッケージについて説明する。図5に、本発明の実施例2に係るLEDパッケージの平面図及び断面図を示す。図5(a)に示すように実施例2に係るLEDパッケージ102は、パッケージ基板1と、パッケージ基板1上に実装され、半導体積層構造20を有する複数のLEDチップ2と、複数のLEDチップ2を封止する樹脂3と、を有し、複数のLEDチップ2は互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成しており、集合体の周辺部に光散乱剤51を含む光散乱樹脂5をさらに設けている点を特徴としている。
光散乱樹脂5を設けない場合には、LEDチップ2の形状が長方形であるために、集合体の周辺部の形状が凹凸を有したものとなる。その結果、集合体から発光されレンズを通して結像した光の周辺部の形状も凹凸を有したものとなる。これに対して、集合体の周辺部に光散乱剤51を含む光散乱樹脂5を設けることにより、光散乱樹脂からの散乱光とLEDチップの集合体からの光を合わせた光がレンズを通して結像されることになり、得られる光の形状を周辺部に凹凸がない円または楕円等とすることができるようになる。
図5(b)に図5(a)のC−Cでの断面図を示す。図5(a)に示すようにC−C上に3つのLEDチップ2f〜2hが配置されているとすると、LED基板21f〜21hは互いに隙間なく密着しているのに対して半導体積層構造20f〜20hは互いに接していない点は実施例1と同様である。
実施例2に係るLEDパッケージにおいては集合体の周辺部に光散乱剤51を含む光散乱樹脂5を設けているためにLEDチップから放出される横方向の光の一部を垂直方向に反射することができる。具体的には、図5(b)に示すように、LEDチップ2hを構成する半導体積層構造20hから放出された水平方向の光LHが光散乱樹脂5に含まれる光散乱剤51によって反射されて垂直方向の光LV1となってパッケージ基板1の垂直方向に反射される。その結果、LEDチップの水平方向に放出された光を有効に利用することができるため、光の取り出し効率を向上させることができ、さらに光源の形状を円または楕円等の所望の形状に近づけることができる。
次に、実施例2に係るLEDパッケージの変形例について説明する。図6に実施例2に係るLEDパッケージの変形例を示す。図6(a)は実施例2の変形例に係るLEDパッケージ102´の平面図であり、図6(b)は図6(a)のD−Dにおける断面図である。実施例2の変形例に係るLEDパッケージ102´が上記の実施例2に係るLEDパッケージ102と異なる点は、光散乱剤61を含有する光散乱樹脂6の外周の形状を円または楕円とした点である。
実施例2の変形例に係るLEDパッケージによれば光散乱剤を含んだ光散乱樹脂をLEDチップの集合体の周辺に配置し光散乱樹脂の外周部の形状を円または楕円とすることにより、実施例2に係るLEDパッケージと同様に光源の形状を円または楕円に近づけることができる。
〔実施例3〕
次に本発明の実施例3に係るLEDパッケージについて説明する。図7に、本発明の実施例3に係るLEDパッケージの平面図及び断面図を示す。図7(a)に示すように実施例3に係るLEDパッケージ103は、パッケージ基板1と、パッケージ基板1上に実装され、半導体積層構造20を有する複数のLEDチップ2と、複数のLEDチップ2を封止する樹脂3と、を有し、複数のLEDチップ2は互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成しており、隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に光散乱剤を含む光散乱樹脂7をさらに設けている点を特徴としている。
図7(b)に図7(a)のD−Dでの断面図を示す。図7(a)に示すようにD−D上に5つのLEDチップ2a〜2eが配置されているとすると、LED基板21a〜21eは互いに隙間なく密着しているのに対して半導体積層構造20a〜20eは互いに接していない点は実施例1と同様である。実施例3に係るLEDパッケージ103においては、半導体積層構造20aと20bとの間等、隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に光散乱剤71を含む光散乱樹脂7が配置されている点を特徴としている。
LEDチップ2は垂直方向LVに光を放出するだけでなく、水平方向LHにも光を放出する。水平方向LHに放出された光は光散乱樹脂7内に含まれる光散乱剤71によって散乱され、水平方向LHに放出された光の一部が垂直方向LV2に向かって放出される。光散乱剤を含む光散乱樹脂7を設けない場合には、半導体積層構造20cから水平方向LHに放出された光は隣接する半導体積層構造20dに入射した後吸収されてしまい外部に取り出すことができなかったが、実施例3に係るLEDパッケージ103によれば、これまでは利用できなかった水平方向に放出された光を取り出すことができるため、従来に比べて光取り出し効率を高めることができる。
〔実施例4〕
次に本発明の実施例4に係るLEDパッケージについて説明する。図8に、本発明の実施例4に係るLEDパッケージの平面図及び断面図を示す。図8(a)に示すように実施例4に係るLEDパッケージ104は、パッケージ基板1と、パッケージ基板1上に実装され、半導体積層構造20を有する複数のLEDチップ2と、複数のLEDチップ2を封止する樹脂3と、を有し、複数のLEDチップ2は互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成しており、さらに、LEDチップ2を構成するLED基板の外周部に凹凸28が形成されている点を特徴としている。凹凸28は例えばドライエッチング法により形成することができる。
図8(b)に図8(a)のE−Eでの断面図を示す。図8(a)に示すようにE−E上に2つのLEDチップ2i、2jが配置されているとすると、LED基板21i、21jは互いに隙間なく密着しているのに対して半導体積層構造20i、20jは互いに接していない点は実施例1と同様である。実施例4に係るLEDパッケージ104においては、LEDチップ2i、2jを構成するLED基板21i、21jの外周部に凹凸28i、28jが形成されている点で実施例1に係るLEDパッケージ101と相違している。
図8(b)に示すように、半導体積層構造20iからは垂直方向LVだけでなく、LED基板21iの方向L1にも光が放出される。L1方向に放出された光はLED基板21iとパッケージ基板1との界面で反射されて一部はLED基板21iに形成された凹凸28iに入射する。凹凸28iでは光が散乱されやすいため、凹凸28iを設けることにより垂直方向LV3に放出される光を増加させることができる。
以上のように、実施例4に係るLEDパッケージによれば、LEDチップを構成するLED基板21の外周部に設けられた凹凸28により、半導体積層構造20からLED基板に入射した光の一部を外部に取り出すことができるため、光の取り出し効率を増加させることができる。
〔実施例5〕
次に本発明の実施例5に係るLEDパッケージについて説明する。図9に、本発明の実施例5に係るLEDパッケージの平面図及び断面図を示す。図9(a)に示すように実施例5に係るLEDパッケージ105は、パッケージ基板1と、パッケージ基板1上に実装され、半導体積層構造20を有する複数のLEDチップ2と、複数のLEDチップ2を封止する樹脂3と、を有し、複数のLEDチップ2は互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成しており、集合体の周辺部及び隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に設けられ、集合体の表面に平坦な面を形成する平坦化層8と、平坦化層上に形成された蛍光体層4と、をさらに有する点を特徴としている。
図9(b)に図9(a)のF−Fでの断面図を示す。図9(a)に示すようにF−F上に5つのLEDチップ2a〜2eが配置されているとすると、LED基板21a〜21eは互いに隙間なく密着しているのに対して半導体積層構造20a〜20eは互いに接していない点は実施例1と同様である。実施例5に係るLEDパッケージ105においては、集合体の周辺部及び隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に設けられ、集合体の表面に平坦な面を形成する平坦化層8と、平坦化層8上に形成された蛍光体層4と、をさらに有する点で実施例1に係るLEDパッケージ101と相違している。
LEDチップ2から放出された光の波長を変換して利用するために蛍光体材料を用いる場合がある。例えばLEDチップから放出される光が青色である場合、黄色の蛍光体層をLEDチップに設けることにより白色光を得ることができる。ここで、蛍光体層は樹脂中に蛍光体材料を添加して形成するが、蛍光体材料は沈降しやすいという問題がある。従って、LEDチップの集合体に凹凸が存在すると、蛍光体材料は凹部に沈降してしまい蛍光体材料の発光層表面での密度を所望の密度とすることが難しくなり、光の色ムラが生じてしまう場合がある。そこで、実施例5に係るLEDパッケージにおいては、図9(b)に示すように、まず、集合体の周辺部及び隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に、集合体の表面に平坦な面を形成する平坦化層8を形成し、その後平坦な平坦化層8の上に蛍光体材料42を含有する蛍光体層4を形成するようにしている。なお、図9(b)に示すように、本実施例では蛍光体層4を形成する前に側壁41を形成した例を示しているが、側壁がなくても蛍光体層を平坦化できる場合には側壁は必ずしも必要ではない。
実施例5に係るLEDパッケージによれば、LEDチップの集合体の表面を平坦化し、その上に蛍光体層を配置しているため、蛍光体層の中で蛍光体材料が沈降する場合であってもLEDチップの発光層表面での蛍光体材料の濃度を所望の濃度とすることができる。
以上の実施例においては、LEDチップにおいてLED基板の端部よりも半導体積層構造の端部が内側に形成され、LEDチップ同士を密着させても半導体積層構造は接触しない構造を例に挙げて説明したが、このような構造には限られない。即ち、複数のLEDチップを互いに密着させても隣接する半導体積層構造と電気的に接触しないようにできればよい。例えば、半導体積層構造の周辺に絶縁層を設けるようにしてもよい。
また、上記の実施例においてはフェイスアップ型のLEDチップを例に挙げて説明したがフェイスダウン型のLEDチップを用いてもよい。
また、上記の実施例においてはLEDチップを18個密着させた例を示したがこれには限られず、光源の仕様に合わせて密着させるLEDチップの数を増減させることができる。
1 パッケージ基板
2 LEDチップ
3 封止樹脂
4 蛍光体層
5 光散乱樹脂
6 光散乱樹脂
7 光散乱樹脂
8 平坦化層
101〜105 LEDパッケージ
20 半導体積層構造
21 LED基板

Claims (5)

  1. パッケージ基板と、
    前記パッケージ基板上に実装され、半導体積層構造を有する複数のLEDチップと、
    前記複数のLEDチップを封止する樹脂と、を有し、
    前記複数のLEDチップは互いに隙間なく密着し1つの集合体を形成している、
    ことを特徴とするLEDパッケージ。
  2. 前記集合体の周辺部に光散乱剤を含む光散乱樹脂をさらに設けた、請求項1に記載のLEDパッケージ。
  3. 隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に光散乱剤を含む光散乱樹脂をさらに設けた、請求項1または2に記載のLEDパッケージ。
  4. 前記LEDチップを構成するLED基板の外周部に凹凸が形成されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  5. 前記集合体の周辺部及び隣接する半導体積層構造間に形成された間隙に設けられ、前記集合体の表面に平坦な面を形成する平坦化層と、
    前記平坦化層上に形成された蛍光体層と、
    をさらに有する、請求項1に記載のLEDパッケージ。
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