JP2014026753A - 照明構造およびこれを用いる電子機器または映像音響機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作部の周囲を照明する照明構造に関し、特に、ハーフミラーのクリアプレートに設けられる発光部が、照度が均一になるように環状に発光し、発光しない場合にはほぼ不可視になる照明構造を提供する。
【解決手段】 照明構造は、背面側全面のハーフミラー処理層の背面側に、それらの間に環状形の透光スリットを規定する環状形の第1および第2黒色シルク印刷層を有するクリアプレートと、その背面側に取り付けられる透光部材と、基板に取り付けられて照明光を透光部材に放射する複数の発光素子と、これらを取り付ける筐体と、を含み、透光部材が、クリアプレートの透光スリットに背面側から接する端面および略円錐台状の外側曲面を規定する椀状部を有し、透光スリットを正面視する場合に、透光スリットの背面側に透光部材の椀状部の外側曲面が配置されるように、椀状部の外側曲面の傾斜角度が規定されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 照明構造は、背面側全面のハーフミラー処理層の背面側に、それらの間に環状形の透光スリットを規定する環状形の第1および第2黒色シルク印刷層を有するクリアプレートと、その背面側に取り付けられる透光部材と、基板に取り付けられて照明光を透光部材に放射する複数の発光素子と、これらを取り付ける筐体と、を含み、透光部材が、クリアプレートの透光スリットに背面側から接する端面および略円錐台状の外側曲面を規定する椀状部を有し、透光スリットを正面視する場合に、透光スリットの背面側に透光部材の椀状部の外側曲面が配置されるように、椀状部の外側曲面の傾斜角度が規定されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子機器または映像音響機器等の操作部において、操作部の周囲を照明する照明構造に関し、特に、ハーフミラーのクリアプレートに設けられる発光部が、照度が均一になるように環状に発光し、発光しない場合にはほぼ不可視になる照明構造およびこれを用いる電子機器または映像音響機器に関する。
電子機器または映像音響機器等の操作部では、例えば、オーディオ機器におけるボリューム操作などに用いられる回転式の操作部品に取り付けられる円形の操作ノブの周囲を、発光ダイオード(
以下、LEDとする)等を用いて照明する構造が採用されている場合がある。複数のLEDによって操作ノブの外周を均一に照明するにも、LEDの数が少ない場合には照度が不均一になる場合があり、これを解決するために様々な照明構造が提案されている。
以下、LEDとする)等を用いて照明する構造が採用されている場合がある。複数のLEDによって操作ノブの外周を均一に照明するにも、LEDの数が少ない場合には照度が不均一になる場合があり、これを解決するために様々な照明構造が提案されている。
例えば、従来には、操作部の外周を照明する照明構造であって、照明するための光を放射する複数の発光手段と、該発光手段から放射された光を内部に透過させ、外周に光を放出する透過手段とを備え、該透過手段が、該操作部の直径よりも直径が大きくその外周から光を該操作部の外周に向かって放出する椀状部と、該椀状部に延設され、該発光手段が内部に配置されることにより、該発光手段から放射される光を該椀状部へと導く筒部とを有し、該発光手段と対向する位置であり、かつ、該操作部に対向する位置に該筒部の開口部が規定されることにより、該発光手段から放射された光のうち、該発光手段の正面から放射された光を該操作部へと通過させる通過孔が規定されており、該通過孔を通過した光が該操作部によって遮断される、照明構造がある(特許文献1)。
また、電子機器または映像音響機器等の操作部では、LEDが消灯しているときは照明構造の発光部がほぼ目視できないように不可視にするデザインを実現するように、ハーフミラーを採用する照明構造がある。照明構造が発光していない場合に発光する部分が不可視であれば、発光する場合との対比が際立つので、電子機器または映像音響機器等を操作するユーザーにとって、デザイン上の印象が深くなるという利点がある。
例えば、従来には、外部に露出して目視可能な前端面を有するとともに、後端面に鋸歯状の凹凸からなるセレーションを有する導光体と、スイッチ操作体を操作することによってスイッチング動作可能なスイッチと、前記導光体の前記後端面と対向して設置され、前記スイッチのスイッチング動作に従って点灯・消灯する光源と、を備える照光装置において、前記導光体は、前記前端面側から入射する外部光を前記セレーションによって反射し、この反射光を外部に放射可能であることを特徴とする照光装置がある(特許文献2)。前記導光体は、セレーションの代わりにハーフミラーを採用したものとしても良く、また、セレーション面をハーフミラーとしたり、導光体の前端面を透過率の高いハーフミラーとしたりする場合がある。
ただし、特許文献1または2のような従来の照明構造では、操作ノブの外周を照度が均一になるように環状に発光させ、発光しない場合にはほぼ不可視とする課題を解決するには十分でない。特許文献1または2を含む従来の照明構造では、LEDからの光を導く導光体を操作ノブの周囲に設けるものの、導光体自体が不可視ではないからである。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、照明構造およびこれを用いる電子機器または映像音響機器に関し、特に、ハーフミラーのクリアプレートに設けられる発光部が、照度が均一になるように環状に発光し、発光しない場合にはほぼ不可視になる照明構造を提供することにある。
本発明の照明構造は、背面側全面にハーフミラー処理層を有し、ハーフミラー処理層の背面側に、それらの間に環状形の透光スリットを規定する環状形の第1黒色シルク印刷層および第2黒色シルク印刷層と、を有するクリアプレートと、略透明な樹脂で形成されてクリアプレートの背面側に取り付けられる透光部材と、基板に取り付けられて照明光を透光部材に放射する複数の発光素子と、基板およびクリアプレートおよび透光部材を取り付ける筐体と、を含み、透光部材が、クリアプレートの透光スリットに背面側から接する端面および略円錐台状の外側曲面を規定する椀状部を有し、クリアプレートの透光スリットを正面視する場合に、透光スリットの背面側に透光部材の椀状部の外側曲面が配置されるように、椀状部の外側曲面の傾斜角度が規定されている。
また、本発明の照明構造は、略円筒形状の操作ノブと、操作ノブを回転可能に軸支して基板に固定される操作部品と、をさらに含み、クリアプレートが、操作部品の軸が通過する中心孔を有し、かつ、操作ノブの背面側であって操作部品の基板への取付部分の前面側を覆うように配置され、透光スリットが、操作ノブの外周側の可視範囲に位置して操作ノブの外周を照明する。
また、本発明の照明構造は、クリアプレートの第1黒色シルク印刷層が、さらにその背面側に白色シルク印刷層をさらに有し、透光部材の椀状部の外側曲面が、さらにその白色シルク印刷層または白色樹脂層を有する。
好ましくは、本発明の照明構造は、透光部材が、椀状部の内部側に、一端側が椀状部に連結して、他端側がクリアプレートの第1黒色シルク印刷層が設けられる中心部に当接するクリアプレート支持部をさらに有する。
また、本発明の電子機器または映像音響機器は、上記の照明構造を含む。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明の照明構造は、背面側全面にハーフミラー処理層を有し、ハーフミラー処理層の背面側に、それらの間に環状形の透光スリットを規定する環状形の第1黒色シルク印刷層および第2黒色シルク印刷層と、を有するクリアプレートと、略透明な樹脂で形成されてクリアプレートの背面側に取り付けられる透光部材と、基板に取り付けられて照明光を透光部材に放射する複数の発光素子と、基板およびクリアプレートおよび透光部材を取り付ける筐体と、を含む。したがって、ハーフミラー処理されたクリアプレートは、ほぼ全体が反射面に見えるので、LED等の発光素子が発光して透光スリットからの照明光が照射される場合を除いて、発光素子が発光しない場合にはほぼ不可視になる。
ここで、透光部材は、クリアプレートの透光スリットに背面側から接する端面および略円錐台状の外側曲面を規定する椀状部を有し、クリアプレートの透光スリットを正面視する場合に、透光スリットの背面側に透光部材の椀状部の外側曲面が配置されるように、椀状部の外側曲面の傾斜角度が規定されている。したがって、クリアプレートの透光スリットの直ぐ背面に、発光素子からの照明光を導く透光部材の椀状部が配置されていても、狭い透光スリットを正面視する場合には、クリアプレートから透光部材の椀状部の外側曲面までの距離が比較的に遠くなり、発光素子が発光しない場合に透光スリットを認識しにくくすることができる。クリアプレートの前面側から入射する光が存在する場合にも、椀状部の外側曲面が傾斜するように規定されているので、入射光が反射して透光スリットに返って来にくくなるので、発光素子が発光しない場合に透光スリットを認識しにくくすることができる。
また、本発明の照明構造は、略円筒形状の操作ノブと、操作ノブを回転可能に軸支して基板に固定される操作部品と、をさらに含む。クリアプレートが、操作部品の軸が通過する中心孔を有し、かつ、操作ノブの背面側であって操作部品の基板への取付部分の前面側を覆うように配置されていれば、透光スリットが、操作ノブの外周側の可視範囲に位置することになり、発光素子を発光させると、透光スリットが操作ノブの外周を照明する。したがって、回転する操作部品を含む電子機器または映像音響機器において、操作ノブの周囲を照明する場合に、発光する部分である透光スリットを、発光素子が発光しない場合にほぼ不可視にすることができる。照明構造が発光していない場合に発光する部分が不可視であれば、発光する場合との対比が際立つので、電子機器または映像音響機器等を操作するユーザーにとってのデザイン上の印象を強くすることができる。
本発明の照明構造では、クリアプレートの第1黒色シルク印刷層が、さらにその背面側に白色シルク印刷層をさらに有し、透光部材の椀状部の外側曲面が、さらにその背面側に白色シルク印刷層または白色樹脂層を有するようにしてもよい。また、透光部材は、椀状部の内部側に、一端側が椀状部に連結して、他端側がクリアプレートの第1黒色シルク印刷層が設けられる中心部に当接するクリアプレート支持部をさらに有するようにしてもよい。クリアプレートの背面側に配置された透光部材の内部で、発光素子からの放射された光が散乱しやすくなるので、環状の透光スリットからの発光が、照度が均一になるようにすることができる。
本発明の照明構造およびこれを用いる電子機器または映像音響機器操作部の周囲を照明する照明構造は、ハーフミラーのクリアプレートに設けられる発光部が、照度が均一になるように環状に発光し、発光しない場合にはほぼ不可視になる照明構造を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態による電子機器または映像音響機器操作部の周囲を照明する照明構造について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1〜図5は、本発明の好ましい実施形態による映像音響機器1の照明構造10を説明する図である。具体的には、図1は、照明構造10を含む映像音響機器1の全体像を示す斜視図であり、また、図2は、照明構造10を構成する部品を展開した展開図である。さらに、図3は、照明構造10の断面図であり、図4は、図3の一部をさらに拡大した断面図である。また、図5は、映像音響機器1の照明構造10における点灯時および消灯時の見え方を説明する図であり、具体的には、映像音響機器1の実施例であるAVレシーバー(チューナー付き増幅器)製品のボリュームの操作ノブ6の付近を正面側から撮影した写真である。なお、図を分かりやすくするために、映像音響機器1の全体構成と、照明構造10の説明に不要な一部の構成の図示を省略している。
本実施例の映像音響機器1の映像音響機器1の筐体は、金属製のシャーシ2と、シャーシ2の天面および側面(場合によっては平面も)を覆うカバー3と、シャーシ2に連結する操作部ならびに表示部を含むフロントパネル4と、シャーシ2に連結する(図示しない)リアパネルと、を含んで構成される。樹脂または金属で形成されるフロントパネル4の右側には、中心に貫通孔を含んで大型の操作ノブ6の大きさに対応する凹部4aが設けられている。操作ノブ6は、映像音響機器1の音声出力レベルを調整するボリュームの操作ノブであって、円筒状の基体を時計回り方向または反時計回り方向に回転させることで、出力する音声信号の音量レベルを調整することができる。
本実施例で説明する映像音響機器1の照明構造10は、フロントパネル4の右側に設けられるボリュームの操作ノブ6の周囲を照明するように設けられる。図2〜図4に図示するように、照明構造10は、ハーフミラー処理されたクリアプレート5を含む。クリアプレート5は、フロントパネル4の凹部4aに嵌る位置であって操作ノブ6の背面側に透光部材8を介して固定される。透光部材8は、ナット7によってボリュームの操作部品であるロータリーエンコーダ9に取り付けられる。
ロータリーエンコーダ9の回路部分は、シャーシ2またはフロントパネル4に固定されている基板11に連結されている。基板11には、照明光を透光部材8に放射するLED12が複数個取り付けられる。本実施例のLED12は、映像音響機器1の電源がONの状態でLEDが点灯して、一方で、映像音響機器1の電源がOFFの状態でLEDが消灯する。操作ノブ6は、ボリュームの操作部品であるロータリーエンコーダ9の軸部に圧入されて軸支される。クリアプレート5は、ロータリーエンコーダ9の軸部が通過する中心孔5aを有する。したがって、クリアプレート5および透光部材8が、操作ノブ6の背面側であってロータリーエンコーダ9の基板11への取付部分の前面側を覆うように配置される。
照明構造10を構成するクリアプレート5は、略透明な基体50の背面側全面にハーフミラー処理層51を有する。クリアプレート5は、ポリカーボネート樹脂で形成されて、他のアクリル樹脂等の透明な樹脂、あるいは、ほぼ透明なガラス、等で形成されていてもよい。また、ハーフミラー処理層51は、アルミまたは銀といった反射物質を薄く積層させた層構造であって、入射光を全部反射させずに、一部の光を通過させる。クリアプレート5は、その背面側からハーフミラー処理層51の背面側に、それらの間に環状形の透光スリット5sを規定する環状形の第1黒色シルク印刷層52および第2黒色シルク印刷層53と、を有する。つまり、透光スリット5sは、ハーフミラー処理層51のみの部分であって、第1黒色シルク印刷層52と第2黒色シルク印刷層53との間に規定される。
したがって、クリアプレート5を前面視すると、ハーフミラー処理層51によって全体的に反射面が形成される一方で、ハーフミラー処理層51の反射率を高めるように調整すると、透光スリット5sは、LED12が消灯している場合にはほぼ見えなくなる。図5(a)に図示するように、照明構造10は、映像音響機器1の電源がONの状態でLEDが点灯して、操作ノブ6の周囲に幅が狭くて均一に光るリング状の帯がハーフミラーのクリアプレート5上に目視できるように発光する。一方で、図5(b)に図示するように、映像音響機器1の電源がOFFの状態でLEDが消灯すると、クリアプレート5の発光部分がほぼ見えないようになっている。なお、図5(b)に図示する場合では、クリアプレート5における透光スリット5sの位置が分かりやすいように、ハーフミラー処理層51の反射率を低くするように調整して図示している。また、後述するように、クリアプレート50の第1黒色シルク印刷層52は、さらにその背面側に白色シルク印刷層54をさらに有する。
本実施例の透光部材8は、略透明な樹脂で形成されて、LED12から放射される光を拡散させて、クリアプレート5の透光スリット5sへ導く部材である。透光部材8は、クリアプレート5の透光スリット5sに背面側から接する端面8aおよび略円錐台状の外側曲面8bを規定する椀状部8cを有する。椀状部8cの外側曲面8bは、さらにその背面側に白色シルク印刷層8eを有している。また、透光部材8は、椀状部8cの内部側に、クリアプレート支持部8dをさらに有する。クリアプレート支持部8dは、一端側が椀状部8cに連結して、他端側がクリアプレート5の第1黒色シルク印刷層52が設けられる中心部に当接し、クリアプレート5を支持する。
したがって、フロントパネル4の凹部4aのクリアプレート5の背面側であって、透光部材8クリアプレート5の白色シルク印刷層54と、透光部材8の外側曲面8bの白色シルク印刷層8eと、によって囲われる空間に、LED12から光が放射される。LED12から放射された光は、白色シルク印刷層によって拡散するように反射するので、LED12が例えば、2個あるいは3個と限られている場合であっても、円環状の透光スリット5sをほぼ均一に光らせることができる。
透光部材8は、映像音響機器1のユーザーが照明構造10の操作ノブ6をほぼ正面視する場合に、クリアプレート5の透光スリット5sのちょうど背面側に、透光部材8の椀状部8cの外側曲面8bが配置されるように、椀状部8cの外側曲面8bの傾斜角度θ(中心軸に平行な直線に対する角度であり、本実施例では15度。)が規定されている。例えば、椀状部8cの外側曲面8bは、図示する断面において中心軸に対して約5〜約60度の傾斜角度によって規定される略円錐面状の曲面である。この傾斜角度は、好ましくは、約10度〜約45度、さらに好ましくは、約10度〜約30度である。クリアプレート5の透光スリット5sの背面直後に配置される透光部材8の端面8aはほぼ透明であるので、ハーフミラー処理層51が形成された透光スリット5sの背面側に目視できない。また、光部材8の椀状部8cの外側曲面8bが傾斜するように規定されているので、クリアプレート5の透光スリット5sから外側曲面8bまでの距離が比較的に遠くなり、透光スリット5sから入射する光が存在する場合にも、傾斜していることで透入射光が反射して透光スリットに返って来にくくなる。
その結果、LED12が発光しない場合に、クリアプレート5の透光スリット5sを認識しにくくすることができる。つまり、ハーフミラー処理されたクリアプレート5は、ほぼ全体が反射面に見えるので、LED12が発光して透光スリット5sからの照明光が照射される場合を除いて、LED12が発光しない場合には透光スリット5sはほぼ不可視になる。照明構造10が発光していない場合に発光する部分である透光スリット5sが不可視であれば、LED12が発光する場合との対比が際立つので、映像音響機器1を操作するユーザーにとってのデザイン上の印象を強くすることができる。
具体的には、ボリュームの操作ノブ6の表面が、光沢のある金属調に仕上げられている場合には、操作ノブ6の背面側に配置されたハーフミラー処理されたクリアプレート5は、LED12が発光しない場合には操作ノブ6の側面部分を反射して映すことになる。ところが、LED12を発光させる場合には、透光スリット5sから光が放射されて操作ノブ6を照らすので、操作ノブ6の周囲を含めてデザイン的に際立たせる効果を発揮することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されない。照明構造10が照らす対象は、上記実施例のようなボリュームの操作ノブに限定されず、他の操作部を構成する他の略環状のボタン、あるいは、ツマミであってもよい。また、クリアプレート5の透光スリット5sは、円環状に限られず、四角形等の他の形状であってもよい。また、クリアプレート5の透光スリット5sは、操作部品を伴わない表示部を構成するクリアプレート5の周囲に設けるものであっても良い。
本発明の照明構造は、音声信号を増幅する増幅器等の映像音響機器のみならず、他の映像音響機器又は電子機器等の機器の照明構造にも適用が可能である。
1 映像音響機器
2 シャーシ
3 カバー
4 フロントパネル
5 クリアプレート
6 操作ノブ
7 ナット
8 透光部材
9 ロータリーエンコーダ
10 照明構造
11 基板
12 LED
2 シャーシ
3 カバー
4 フロントパネル
5 クリアプレート
6 操作ノブ
7 ナット
8 透光部材
9 ロータリーエンコーダ
10 照明構造
11 基板
12 LED
Claims (5)
- 背面側全面にハーフミラー処理層を有し、該ハーフミラー処理層の背面側に、それらの間に環状形の透光スリットを規定する環状形の第1黒色シルク印刷層および第2黒色シルク印刷層と、を有するクリアプレートと、略透明な樹脂で形成されて該クリアプレートの背面側に取り付けられる透光部材と、基板に取り付けられて照明光を該透光部材に放射する複数の発光素子と、該基板および該クリアプレートおよび該透光部材を取り付ける筐体と、を含み、
該透光部材が、該クリアプレートの該透光スリットに背面側から接する端面および略円錐台状の外側曲面を規定する椀状部を有し、該クリアプレートの該透光スリットを正面視する場合に、該透光スリットの背面側に該透光部材の該椀状部の該外側曲面が配置されるように、該椀状部の該外側曲面の傾斜角度が規定されている、
照明構造。 - 略円筒形状の操作ノブと、該操作ノブを回転可能に軸支して前記基板に固定される操作部品と、をさらに含み、
前記クリアプレートが、該操作部品の軸が通過する中心孔を有し、かつ、該操作ノブの背面側であって該操作部品の該基板への取付部分の前面側を覆うように配置され、前記透光スリットが、該操作ノブの外周側の可視範囲に位置して該操作ノブの外周を照明する、
請求項1に記載の照明構造。 - 前記クリアプレートの前記第1黒色シルク印刷層が、さらにその背面側に白色シルク印刷層をさらに有し、
前記透光部材の前記椀状部の前記外側曲面が、さらにその背面側に白色シルク印刷層または白色樹脂層を有する、
請求項1または2に記載の照明構造。 - 前記透光部材が、前記椀状部の内部側に、一端側が該椀状部に連結して、他端側が前記クリアプレートの前記第1黒色シルク印刷層が設けられる中心部に当接するクリアプレート支持部をさらに有する、
請求項1から3のいずれかに記載の照明構造。 - 請求項1から4のいずれかに記載の照明構造を含む、電子機器または映像音響機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012164361A JP2014026753A (ja) | 2012-07-25 | 2012-07-25 | 照明構造およびこれを用いる電子機器または映像音響機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012164361A JP2014026753A (ja) | 2012-07-25 | 2012-07-25 | 照明構造およびこれを用いる電子機器または映像音響機器 |
Publications (1)
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JP2014026753A true JP2014026753A (ja) | 2014-02-06 |
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JP (1) | JP2014026753A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021144379A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 操作装置、車載装置 |
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2012
- 2012-07-25 JP JP2012164361A patent/JP2014026753A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021144379A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 操作装置、車載装置 |
JP7320735B2 (ja) | 2020-03-11 | 2023-08-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 操作装置、車載装置 |
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